柔軟性の意味をしっかり理解して企業に刺さる自己PRを作成しよう
「柔軟性をアピールしたいけど、アピールになるのだろうか」
「そもそも柔軟性って何だろう」
上記のように、柔軟性をアピールしたくても、自己PRを作成する中で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、柔軟性を使った自己PRの書き方と、実際に選考突破した先輩の自己PRを紹介します。
柔軟性を言語化して自分の強みとしてアピールしたい人は、ぜひこの記事を読んで参考にしてくださいね。
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選考を突破した先輩の「柔軟性をアピールした自己PR」を公開!
まずは、柔軟性をアピールした自己PRを2つ紹介します。どちらも、書類選考を突破したリアル自己PRです。
「どのようなエピソードを用いて柔軟性を証明しているのか」「入社後の活かし方としてどのようにまとめているのか」といった部分に注目して読んでみてくださいね。
私は柔軟性の自己PRとして以下のような内容を伝えていました。
「私は学生時代に、さまざまな役割を果たす中で柔軟性を身に付けました。大学のサークル活動では部長として運営を担当しており、急なイベント変更やメンバー間のトラブルに対して迅速に対応しました。特に、文化祭の準備中に発生した予期せぬ問題を解決するために、ほかの部員と協力して新たなプランを即座に立案し、成功に導きました。この経験を通じて、変化に対して柔軟に適応し、チームをまとめる力を養いました」
具体例の提示と問題解決能力の強調がポイント
この回答を作るうえで、特に意識したポイントは3つあります。まず1つ目に具体例の提示をすることです。柔軟性を発揮した状況をイメージしてもらいやすいように、具体的なエピソードを紹介しました。
2つ目に、問題解決能力の強調を心掛けていました。急な変化や問題に対する対応力があることを示し、実践的なスキルを持ち合わせていることをアピールしようと考えからです。3つ目にほかの部員との協力を通じて柔軟に対応した点を強調し、協調性もアピールしました。
柔軟性という自分の強みを一言で表すときに、伝え方が分からず悩みますよね。次の記事では、新卒向け、既卒向けで「柔軟性」を一言で表す回答例文を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
「自分を一言で表すと」のベストアンサーを紹介|内定者の実回答付き
そもそも柔軟性とはどんな意味? 柔軟性を構成する3つの要素
柔軟性の自己PRで注意したいのが、言葉の意味です。一口に柔軟性といっても、前後の文章や受け手によっても意味が変わってしまうからです。
あなたが伝えたい柔軟性という強みを、採用面接官に正確に受け取ってもらえるよう、まずは柔軟性の意味をきちんと理解しましょう。ここからは、柔軟性を構成する3つの要素について詳しく解説していきます。
他者受容:相手の意見を受け入れられる
柔軟性には、相手の意見に耳を傾け、意見を受け入れる「他者受容」という意味が含まれます。柔軟性のある人は、異なる考え方を完全否定するのではなく、素直に受け入れることができるのです。
また、さまざまな考え方や価値観を持つメンバーが集結して動くことが多い企業では、この柔軟性が必要とされます。柔軟性を持つ人がチーム内にいれば、人間関係を円滑に回すことができます。
特に右も左もわからない新入社員は、先輩の話を素直に聞き、自分で応用できるか否かが、今後の成長に大きく影響します。
多角的な視点:自分を客観視できる
自分を客観視し、多角的な視点で物事を考えられる人は、柔軟性のある人です。
既存の型にはまっていないので、視野が広く、さまざまな人の立場になって物事を考えることができます。行き詰まりを打開したり、新たな可能性を見出せたりできるのです。
近年は、変化の激しい時代です。自分の価値観に囚われずにさまざまな視点で物事を見ることができれば、時代に合った商品やサービスの企画や開発、販売に大きく貢献できるでしょう。
適応力:すぐに行動に移すことができる
適応力とは、環境にあわせて自身の行動や考え方を変え、以前と同様、またはそれ以上のパフォーマンスを発揮できる能力のことです。
適応力のある人は、臨機応変に対応して課題をスムーズに解決できるので、特に突発的なトラブルが発生しやすい職種に対してアピールするのが効果的です。
普段の生活の中で、臨機応変に対応する力を発揮する場面が分からず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。次の記事では、柔軟性を、長所と自己PRのそれぞれで聞かれたときの回答例を紹介しています。悩んでいる人はぜひ、参考にしてみてください。
柔軟性の自己PRに関する気になる疑問をパネリストに聞いてみた!
自己PRで柔軟性をアピールしようかなと考えている学生にとって、「柔軟性を証明するためのエピソードはどのようなものが良いのか」「そもそも柔軟性をアピールするのはありなのか」「柔軟性を会社で活かせるのか」は気になる点ではないでしょうか。
今回は、「柔軟性を証明するためにどのようなエピソードを伝えたのか」を現役就活生に、「柔軟性をアピールするのはありなのか」を採用担当経験者に、「柔軟性を会社で活かせるのか」を社会人の先輩に答えてもらいました。
あなたのそのモヤモヤを、先輩たちの回答でスッキリさせましょう。
「本当に柔軟性が自分の強みなのか」と悩んでいる人は、自己分析などを用いて、自信を持って強みをアピールできるようにしましょう。納得してアピールすることで、自己PRの評価も格段に変わりますよ。
自己PRがない人必見! 内定者が語る強みの見つけ方|例文7選
現役就活生に聞く|ほかでもない柔軟性を自己PRに選んだ理由は?
自己PRは、強みとその強みを証明するエピソードを使ってまとめる必要があります。ただ、そのエピソードが柔軟性を証明するうえで適切なのかどうか、判断がつきにくいところ。
柔軟性を自己PRに選んだ現役就活生に「ほかでもない柔軟性を自己PRに選んだ理由」を聞いてみましょう。先輩たちの「自分の強みが柔軟性だと気付いた経験」が、あなたの自己PRに役立つはずです。
また、さまざまな強みがあるなかで柔軟性を選んだその過程も、参考にしてみましょう。
大きな課題にチームで取り組んだ際、強みの一つである柔軟性が役に立った経験があり、自己PRとして柔軟性をアピールしました。
チーム課題の解決は、一人でおこなうのではなく、メンバーとの共同作業になります。ゆえに、何でも好き勝手な判断で推し進めるわけにはいきません。Aという目標が、急にBという目標への変更を余儀なくされることもありえます。
一人で課題解決に取り組む場合は問題ありませんが、メンバーで同じ目標に向かうのであれば、価値観さえも変革できる柔軟性が求められると考えています。そのため、柔軟性は社会に出ても必要なスキルだと感じ、自分の強みとして打ち出しました。
柔軟性は、社会で働くうえで重要なスキルの一つであると感じているからです。実際に社会に出たら、縦横問わず幅広い年齢層の人々とかかわっていく必要があり、どんな人とも円滑にコミュニケーションを取る力は非常に大切だと感じています。
また、会社内では自分自身のやりたいことに取り組めるとは限りませんし、部署なども必ずしも希望が通るとは言い切れません。その時々のポジションで自分の強みをどのように発揮すべきか考え行動する際に、柔軟性は非常に有効的であると思います。
採用担当経験者に聞く|柔軟性をアピールする学生に対してどんな印象を持った?
自分の強みが柔軟性でも、「そもそも柔軟性をアピールするのはありなのか」と考えてしまうこともあるでしょう。実際、柔軟性のインパクトの強さや、ほかの強みと差別化できるのか、なども気になるところ。
人事や採用担当、キャリアアドバイザーなどを経験したことのある人に、柔軟性をアピールする学生に対してどんな印象を持ったかを聞いてみました。応募する側ではなく、応募を受ける側、または第三者目線の意見は、自分のアピールに説得力を持たせるうえでも重要な情報ですよ。
柔軟性をアピールする学生に対してどのような印象を持ちましたか?
柔軟性をアピールするのは好印象でした。やはり入社後しばらくは、学ぶ機会が非常に多いです。自分のやり方や意見だけを主張するのではなく、まずやってみるといった柔軟な考えや行動は好ましいですし、いち早く社風にも慣れていけるというイメージが持てます。
社会人の先輩に聞く|柔軟性が仕事で活きた経験はある?
社会人の先輩に、柔軟性が仕事で活きた経験はあるかを聞いてみました。
入社して、自分の強みである柔軟性を活かせるのかどうか気になる人は、必見です。入社後のイメージも付きやすくなりますよ。
また、自己PRの締めの一文で「入社後の柔軟性の活かし方」を述べることで、強みをアピールできます。先輩のリアル体験談をヒントにすることで、この一文が作成しやすくなるでしょう。
今までにいくつかの職種を経験してきましたが、いずれのポジションでも柔軟性を活かすことができました。たとえば、現在は人材業界にて営業社員のサポートをおこなっていますが、サポート対象である複数の営業社員それぞれの特徴や得意不得意に合わせ、業務のかかわり方を変えています。
簡単な例でいうと、ある人に対しては対面もしくは電話などで密に連携をとり、ある人に対してはテキストベースの情報を共有し連携します。相手が仕事を進めやすいよう、どのようなかかわり・サポートが必要か常に考え、柔軟に対応ができるよう心掛けています。
また、柔軟な対応には、状況に応じた臨機応変な判断力と、考えたことを実行・調整する力も必要になります。これらのスキルが合わさることで、仕事の場でも困難を乗り越えられると考えています。
結論、柔軟性があれば、仕事をもらえるようになります。自分の主張とは異なることを言われたり聞いたりすると、拒否反応を示す人が最近は増えているように感じます。すべてに当てはまるわけではないですが、柔軟性のない人に対しては会社としても指示が出しにくくなるのだと思います。
私は、柔軟性を持って仕事に取り組み、頼まれたことはとりあえずやってみたり、相手に合わせてみたりするようにしています。その結果、以前よりも物事がスムーズにいくようになりました。自分の軸を持っておくことも大切ですが、「仕事の報酬は仕事」だと思って柔軟性を心掛けることも重要です。
何度も同じような嫌なめに遭うとだんだん慣れてきて柔軟な対応ができるようになったという先輩もいます。どんなふうに対処してきたかを次の記事で紹介しています。気になる人はぜひ、チェックしてみてください。
理不尽に怒られる……同じ経験をした社会人が語る対処法とは
先輩が応募した職種を教えて! 柔軟性が求められる5つの職種を紹介
柔軟性が求められる主な5つの職種、営業職、接客、販売職・企画職、エンジニア職、アシスタント職を紹介します。
応募したい職種は決まっていないけれど強みは確定している人や、希望職種で柔軟性が必要とされるのか気になる人は、要チェックです。
どのような職種や業界に柔軟性をアピールしましたか?
柔軟性をアピールした業界は情報通信業界のシステムエンジニア職です。ただ、通過率があまり良くなかったため、ほかの強みに切り替えるなどもしました。
IT業界で柔軟性をアピールしました。お客様とかかわるシーンも多いので、そういった場面で役立つ能力だと考えています。
サービス業での応募で、柔軟性を強みにして自己PRを作成しました。幅広い年代の方とかかわる仕事だったので、柔軟性をアピールしました。
研究開発職で柔軟性をアピールしました。新しい技術に触れ、さまざまな観点から試行錯誤を繰り返す必要がある仕事だったので、柔軟性をアピールしました。
柔軟性をアピールしたのは、商社業界です。商社ではさまざまな利害関係者とかかわる仕事なので、柔軟に人をまとめられるスキルをアピールしました。
柔軟性をアピールする仕事の中には、クリエイティブな仕事も含まれます。顧客からのニーズを満たす作品を制作するという意味では、柔軟性がとても大切になってきます。次の記事では、クリエイティブな仕事に向いている人の特徴を紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
営業職
営業職は、柔軟性のある人にもってこいの職種です。
さまざまな顧客を相手にし、営業方法や提案内容がある程度個人に委ねられている営業職は、頭が固く、一度成功したやり方を押し通す人では、務まりません。
社内で営業成績の良い社員のスキルを盗み、自分なりにアレンジできる他社受容のある人が、しっかりと成績を残すことができます。
接客・販売職
接客・販売職は、販売するものや提供方法が決まっていることが多い職種です。しかし、顧客の年齢や性別、ライフスタイルなどは異なり、一人ひとりに合わせた接客が求められます。
多角的な視点で接客できる柔軟性のある人が、接客・販売職では重宝されるのです。
企画職
課題解決を目的として、戦略を立案するのが企画職の業務内容です。
しかし、企画の仕事は必ずしも予定通りに進むとは限りません。予算やターゲット、販売方法が途中で変われば、その都度、企画内容を見直さねばなりません。
その際、柔軟性のある人が企画職にいれば、臨機応変に対応して課題をスムーズに解決に導いてくれるでしょう。行動に移すスピードが早いほど、その後の販売業務などで良いスタートが切れるのです。
エンジニア職
エンジニア職は、パソコンの前で黙々と作業する職種と思っている人は多いでしょう。しかし、システム開発はチームでおこなう必要があり、スケジュール設定や情報伝達など、コミュニケーションスキルが必須の職種です。
チーム一丸となってプロジェクトを成功させるためには、チームの考えを尊重し、受け入れられる柔軟性のある人が必要になります。
また、目まぐるしく変化を続けるIT業界では、日々のアップデートが欠かせません。 常に学び、吸収しようとする姿勢も大切です。
アシスタント職
営業アシスタントや事務アシスタントなど、サポートに回ることが多いアシスタント職は、幅広い業務への対応が求められます。
「これお願い」とさまざまな業務を振られても、柔軟性のある人であれば、優先順位をつけ、次に取るべき行動を瞬時に判断できます。
突発的なトラブルでも対応できることをアピールできれば、物事を冷静にとらえ、客観的な視点で対処できる人だと評価してくれますよ。
内容によってはマイナス評価につながる? 柔軟性が与えるネガティブな印象とは
ここまで、柔軟性がどのような強みなのか、柔軟性を活かせる職種などを紹介してきました。しかし一方で伝え方によっては、柔軟性がマイナス評価につながるおそれもあります。本来とは異なる意味でとらえられてしまわないよう、自己PRを作成する際は何度も推敲して、仕上げましょう。
今回紹介する柔軟性に含まれるネガティブ要素を把握しておくことで、そのネガティブ要素が払拭され、あなたの強みだけがしっかり光る自己PRに仕上がります。
まずは、誤解のないよう伝えるために文章作成で注意した点を、経験者に聞いてみましょう。
私は、チームリーダーとして課題に取り組む際、柔軟的かつ主体的な行動を心掛けていたことをアピールする文章構成を考えました。リーダーは、大事な節目で意思決定を下す主体性が必要不可欠です。ただし、それだけでは利己主義で傲慢な印象を与えかねません。
そのため、メンバーの意見をしっかりと傾聴し、進捗状況によって柔軟に対応することがリーダーに求められます。柔軟性と主体性ともに必要不可欠であることを主張する文章構成にしました。
私は、部活の話し合いで柔軟性が活きたというエピソードを伝えました。相手の意見に対し、自分の意見も交えながら返答することで、自分の軸や主張をアピールしていました。
また、私の場合、相手の意見にすべてを合わせるといった柔軟性ではなく、全員が納得できるような解決策を柔軟に導き出すことを得意としていました。他人だけでなく、自分の意見も尊重した結果を出したという経験を、自己PRで前面に押し出しました。
①流されやすい
「相手の話を素直に聞き入れます」だけでは、流されやすい人だと判断される恐れがあります。
柔軟性を強みにする場合は、主体性を持って行動できることも一緒にアピールすることをおすすめします。なぜ相手の話に耳を傾け、何を根拠に受け入れたのか、その背景や理由も一緒に説明できると好印象につながるでしょう。
②優柔不断
柔軟性があるがゆえに周囲の意見をすべて取り入れようとした結果、あれこれ悩む時間が増え、最終的な決断を下せないのではれば意味がありません。仕事においても、スピードは重要視される要素の一つです。
優柔不断というイメージを与えないためにも、柔軟性を裏付けるエピソードには、「協力しながら期日までに終わらせた」「時間との戦いのなかで成果を出せた」など、限られた時間の中で結果を残せていることがわかるような内容を含めると良いでしょう。
③継続力が低い
柔軟性をアピールする場合、自己PRの内容によっては継続力が低い人だと判断される場合があります。
というのも、問題や課題によってはすぐに結果が出ないものもあり、対策を変えずに辛抱強く待つ、または同じ対応を続ける必要性があるからです。柔軟に動くことよりも、同じ努力を積み重ねる継続力が必要なタイミングもあるので、試行錯誤したなどのエピソードを盛り込む際には、それが効果的に働いたことを示せるようにしましょう。
柔軟性の証拠となるあなたの行動や取り組みも、詳細に書くと良いですよ。
自己PRで継続力について、自分の魅力を最大限にアピールしたい人は、次の記事を参考にしてみてください。継続力を伝えるときの組み立て方について解説しています。
ネガティブな印象にならないために! 柔軟性を自己PRでアピールする際のポイント
柔軟性は伝え方を間違えてしまうとネガティブな印象につながってしまうリスクがあることを解説してきました。そうならないためにも、ここからは柔軟性を好印象につなげるためのポイントを解説します。
紹介する2つのポイントをおさえて、柔軟性を効果的にアピールしましょう。
柔軟であっても自分の意思や考えがあることを伝える
相手の意見を尊重するあまり、自分の意思とは反する決断や行動をする人を、柔軟性があるとは言えません。流されやすい人だと判断されないためにも、自分の考えを持ったうえで柔軟に対応したことだと、しっかり説明しましょう。
自分の軸が定まったきっかけや背景をメモしておくことで、面接の深掘り質問に対応できますよ。
また、自分の考えが独りよがりにならないよう、注意するのもポイントです。「自分はこれがしたいから」「絶対にこれが良いから」といった、根拠のない自信ともとらえられかねない言葉は避けてくださいね。
再現性のある柔軟性をアピールする
再現性のある柔軟性であることをしっかりアピールできれば、採用面接官からネガティブな印象を持たれてしまうのを回避できます。
再現性のある柔軟性であることを伝えられると、自分の強みをアピールできるだけではなく、「柔軟性を発揮して企業に貢献したい」という入社意欲を存分にアピールすることができます。
再現性の有無は、自己PRの最後にまとめる「入社後の強みの活かし方」だけでなく、柔軟性を証明するエピソードでも判断されます。あなたの強みを活かすエピソードとしてふさわしいかどうか、先輩の自己PRや後ほど紹介する例文を参考に、チェックしてみてくださいね。
柔軟性の自己PRの伝え方を4ステップで解説
採用担当者は多くの学生の自己PRに触れます。そのため、特に書類選考の場面では、理解しにくい自己PRだと最後まで読み進めてもらえない可能性があります。また、相手が納得できなかったからといって、あとから情報を足すこともできません。
「最後まで読んでもらえるか」「伝えたいメッセージをそのまま受け取ってもらえるか」が重要なポイントなのです。ここからは柔軟性に特化して、高評価につながる自己PRの作成方法を紹介します。
自己PRのアピールポイントとして柔軟性を選んだ人は、構成のどこに重点を置いていましたか?
エピソードに力を入れてました。柔軟性が発揮されたのはどのような現状で何が課題だったのかを、詳しく伝えるようにしました。
書類選考での自己PRの書き方についてより詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。エントリーシート(ES)ならではの作成方法について解説しています。
内定者が教える! エントリーシートの自己PRの書き方3ステップ
自己PRを書く際の構成のポイントについてもっと知りたい人は、次の記事をチェックしてみてください。強み別の構成を紹介しています。
自己PRの構成はこれで完璧! 内定者の自己PR構成も大公開
自分の強みは柔軟性だと伝える
まず1つ目のステップ、冒頭の「私の強みは〇〇です」の文章を作っていきましょう。最初に結論を述べることで、あなたがこれから何を伝えたいのかがハッキリします。
ここでのポイントは、「柔軟性です」とだけ答えるのをなるべく避けることです。自己PRは、いかに興味を持ってもらうかが重要です。採用担当者が「先が気になる!」と思うような冒頭に仕上げましょう。
イメージとしては、柔軟性にプラスの要素を足したり、柔軟性をほかの言葉に置き換えたりすると良いですよ。たとえば、以下のような書き出しがおすすめです。
柔軟性の自己PRの書き出し例
「私の強みは、主体性を持って行動できる柔軟性です」
「私の強みは、状況に応じて正しく判断できる柔軟性です」
「私は新しい環境にもすぐに適応できます」
「私は周りの人や環境、状況に応じて臨機応変に対応できます」
「私は組織を俯瞰してとらえ、そのときに必要な行動をできます」
就活を経験した先輩たちにも柔軟性の自己PRで採用した冒頭の言葉を聞いてみましょう。
柔軟性をほかの言葉に言い換えて自己PRを作成していた人は、どのような言葉に言い換えていたのか教えてください。
人の意見をまとめ、柔軟に折衷案を出す力と言い換えていました。人と人の間に入って柔軟に場を回すことができることをアピールしました。
こちらの記事では、選考突破した先輩の自己PRの書き出しを多数紹介しています。書き出しをより魅力的にしたい人はあわせて確認してみてくださいね。
自己PRの書き出し方とは|内定者が考えた傑作書き出しを紹介
柔軟性を活かして解決した課題や達成した目標を伝える
柔軟性を活かして解決した課題や達成した目標を、エピソードを交えながら伝えましょう。
たとえば、テストで100点を取ることが目標だった場合、以下の要素を入れ込むことで、柔軟性というあなたの強みがよりいっそう際立ちます。
・テストで100点を目指した背景
・100点取るために柔軟に取り組んだこと
・目標達成までに苦労したこと
自己PRを読んでいる採用担当者にも経験した当時の状況が伝わるよう、5W1Hを意識して作成し、当時の自分の考えや感情を入れ込みましょう。
得られた気付きや学びを伝える
3ステップ目は、経験から得た気付きや学びについてまとめましょう。端的にまとめるのがベストです。
実績や輝かしい成果があることはもちろんアピールにつながりますが、最も大切なのは、そこから何を学んだかです。数字として結果が表れなかった場合にも、何を学んで次にどのように活かそうとしているのかが伝われば問題ありませんよ。
入社後の柔軟性の活かし方を伝える
自己PRの最後は、入社後の柔軟性の活かし方を伝えましょう。たとえば、以下のような一文でまとめるのがおすすめです。
柔軟性の自己PRの締めくくり例
「柔軟性を活かして、顧客の細かいニーズに応えられる人になりたいと考えています」
「柔軟性を活かして、顧客一人ひとりに合った提案をしたいと考えています」
「柔軟性を活かして、1つのやり方に固執することなく成長したいと考えています」
再現性のある柔軟性であることをしっかりアピールできれば、良い評価につながります。締めの言葉を作るのに苦戦したら、職種や業界をイメージしながら作ると良いですよ。
柔軟性の自己PR例文14選|OK例文とNG例文を比較してみよう
最後に柔軟性をアピールする自己PR例文をエピソードごとに14選紹介します。OK例文とNG例文の両方を紹介していくので、比較することで魅力的な自己PRを作成するコツをつかんでいってくださいね。
学業
NG例文
私は、英語の勉強に力をいれていました。理由は、将来英語が使える仕事に就きたいと思っていたからです。
まず私が取り組んだことは、1日で英単語を20個暗記することと、例文問題を解くことです。夜はバイトで勉強時間を確保できなかったため、朝6時に起きて約1時間勉強しました。
その結果、英語の成績が伸び、英検1級に受かることができました。入社後は、英語力を使って交流の輪を広げ、さまざまな事業に携わりたいです。
OK例文
私の強みは、先輩や先生のアドバイスを瞬時に吸収して応用できる柔軟性です。
私は、英検1級を目指して、大学1年生から英語の勉強に力をいれていました。環境問題に関心があり、世界が直面するこの問題を解決するうえで英語は必須だと感じたからです。まず私は、英単語20個の暗記と、例文問題10題に毎日取り組みました。思うように成績が上がらなかったため、先生や同じゼミの先輩に相談しました。
そこで、集中しやすい朝に勉強したらいいよとアドバイスをもらいました。私はさっそく朝6時から約1時間の勉強をスタートしました。それに加え、朝覚えた単語20個の再テストを夜におこないました。
その結果、英語の成績が伸び、英検1級に受かることができました。この経験から、アドバイスを受け入れるだけでなく、自分に合わせて応用する必要性を学びました。
入社後は、英語力を使って交流の輪を広げ、社内だけでなく社外のさまざま意見を取り入れながら御社に貢献したいです。
NG例文では強みが何なのかが明記されておらず、そもそも柔軟性をアピールしたいのかがわからない回答になっています。一方でOK例文ではどんな柔軟性を持っているのか具体的に明記されていて、根拠となるエピソードも述べられているので一貫性があり、伝わりやすい自己PRとなっています。
アルバイト
のNG例文
私の強みは、柔軟性です。
私は、大学4年間イタリアンレストランでバイトをしていました。4年生のときアルバイトスタッフの新人教育にも力を入れていたのですが、なかなか新人が長続きしないという問題が生じていました。
そこで私は店長に相談し、新人教育のやり方について再度学びました。その結果、大学4年生の夏以降に入ってきたアルバイトスタッフは、今でも辞めることなく働いています。この経験から、臨機応変に対応しながら何事も諦めないことの大切さを学びました。
入社後は、環境の変化に対応しながらそのときどきで自分にできることを探し、達成するまで全力で取り組みたいと考えています。
OK例文
私の強みは、問題が起きた際に瞬時に対応できる柔軟性です。
私は、大学4年間イタリアンレストランで働き、4年生のときアルバイトリーダーに任命されました。新人教育も任されたのですが、長続きしないことに悩んでいました。
そこで私は、まず新人教育に関する本を読み、解決できなかった点を店長に相談しました。私の問題点は、なるべく早く仕事内容を覚えてもらおうとした結果、相手に負担をかけてしまっていたことでした。店長のアドバイス通り、仕事内容の優先順位をつけ、段階を踏んで覚えてもらうようにしました。
その結果、教育法の変更後に入ったアルバイトは、辞めることなく今も働いています。この経験から、一つのやり方に固執することなく、臨機応変に対応することの大切さを学びました。
入社後は、環境の変化に対応しながらそのときどきで自分にできることを探し、達成するまで全力で取り組みたいと考えています。
NG例文では強みを端的に表しつつも、その根拠となるエピソードに具体性が欠けるため、本当に柔軟性があるのかを疑問に思われる可能性があります。一方でOK例文では、他責思考にならず、自分の中に課題を見つけ改善できている様子が柔軟性をよく表せているので好印象ですね。
こちらの記事では、飲食店やアパレル、塾講師などのさまざまなアルバイト経験を題材にした自己PRを紹介しています。アルバイトでの経験を題材に自己PRを作ろうと考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
アルバイトの自己PRの作り方4ステップ|選考突破したリアル回答付き
サークル活動
NG例文
私は、大学のボランティアサークルに所属しています。大学3年生のときに副部長に任命され、スケジュール管理や、ボランティア活動のなかでの業務振り分けを担当しました。
大学4年生のときに、大学から近い浜辺のゴミの多さが問題になりました。実際にゴミを食べたことによって死んだ海洋生物も見つかり、早急に対応する必要があるとメンバーは感じました。
しかし、私たちは継続して活動しているボランティアもあり、浜辺のゴミ拾いというボランティアを追加することで、メンバーの負担が増えるのではと懸念しました。
そこで、浜辺のゴミ問題で私たちにできることを見極めるために、週交代で2人ずつ現地に足を運んだり地域の人と話したりしました。メンバーの意見をもとに私はスケジュール調整とボランティア活動の内容を整理しました。
その結果、ボランティア活動の輪が広がり、私たちサークルメンバーがリーダーとなって今でも活動しています。
この経験から、新しいことに挑戦する際は、今抱えている活動との兼ね合いを見て、すべてのことに全力で挑める環境を自ら整えることの必要性を学びました。
OK例文
私の強みは、状況に応じて柔軟に対応できることです。
私は、大学のボランティアサークルに所属しています。3年生のときに副部長に任命され、スケジュール管理や業務振り分けを担当しました。4年生のときに、大学から近い浜辺のゴミの多さが問題になり、サークル活動としてゴミ拾いをすることに決めました。
しかし、私たちはほかにもボランティア活動を抱えており、ゴミ拾いを追加することでメンバーの負担が増えるのではと懸念しました。そこで、地域住民を巻き込んで活動できるよう、私はスケジュールを調整しました。その結果、参加者が増え、私たちはほかのボランティア活動と並行しながらゴミ拾い活動ができるようになりました。
この経験から、新しいことに挑戦する際は、今抱えている活動との兼ね合いを見て、すべてのことに全力で挑める環境を自ら整えることの必要性を学びました。入社後は柔軟性という強みを活かして、御社に貢献したいです。
NG例文ではエピソードが詳しく語られているものの、結論や入社後にどのように活かしていきたいのかが述べられていないため、何を伝えているのかわかりづらい自己PRとなっています。
OK例文では、自分がどんなアクションを起こし、その結果どうなったのかが明確にわかることに加え、入社後の活かし方についても言及されているので、活躍イメージがわきやすい例文になっています。
部活動
NG例文
私の強みは、必要な行動を柔軟に、かつ瞬時に判断できることです。
私は水泳部に所属しており、過去5年達成できていない県大会突破を目指して日々取り組んでいました。水泳はモチベーション維持が難しいため、なるべく声を掛け合うよう意識していました。
ただ、すぐに記録が更新されることはなく、目標を見失うこともありました。そこで私は部長に部活開始前と後の各10分ミーティングを提案しました。試合では県大会出場はかないませんできませんでしたが、部員の1人が自己新記録を出し、みんなで喜び合いました。
御社の企画職として、トラブルが生じても瞬時に対応しながら目標に向かって突き進んでいきたいと思っています。
OK例文
私の強みは、必要な行動を柔軟に、かつ瞬時に判断できることです。
私は大学時代に水泳部に所属しており、4年生のときに過去5年達成できていない県大会突破を目指して日々取り組んでいました。水泳はモチベーション維持が難しいため、なるべく声を掛け合うよう意識していました。
ただ、すぐに記録が更新されることはなく、目標を見失うこともありました。そこで私は部長に部活開始前と後の各10分ミーティングを提案しました。個人ではなく団体で戦っている意識を持つことで、モチベーションの低下を防げると思ったからです。
試合では県大会出場はかないませんできませんでしたが、今自分たちに必要なことを見極め、それに向かって行動することの大切さを学びました。
入社後は、御社の企画職として、トラブルに瞬時に対応しながら、目標に向かって突き進んでいきたいと思っています。
NG例文では、課題に対して起こしたアクションの意図が不明瞭でしたが、OK例文ではなぜそのアクションを起こしたのかがわかり、経験から得た学びが端的にまとまっている点が良いですね。
留学経験
のNG例文
私の強みは、固定概念に囚われない柔軟性です。
私は大学2年生のときに半年間アメリカへ留学しました。現地では言葉の壁に何度もぶち当たりましたが、なんとか乗り越えることができました。
その結果、3年生のときに交換留学生のサポート係として任命されました。学校の案内だけでなく、私生活での困りごとをフォローするなど、自分の英語力を実際に活かすことができました。
入社後は、この経験から得た御社に貢献したいです。
OK例文
私の強みは、固定概念に囚われない柔軟性です。
私は大学2年生のときに、広い視野を持てるようになりたいと思い、半年間アメリカへ留学しました。現地では新しい発見を何度もすることができ、固定概念を壊すことができました。
その結果、自分のやり方に囚われず、さまざまな情報を自ら得て、その情報を自分なりに活用していくことの重要性を学ぶことができました。帰国してからは、ボランティア活動や地域イベントに参加するなどして、インプットとアウトプットの両方を心掛けて自分の成長につなげました。
入社後は、何かに執着するのではなく、状況や環境に応じて自分を変化させながら、御社で成長していきたいと考えています。
NG例文では、課題に対してどのように乗り越えたのかが明記されていなかったので、頑張りや柔軟性があることがなかなか伝わってきません。一方でOK例文では、留学をしたきっかけや行動から得た学びが明記されているので聞き手も理解しやすいでしょう。
インターンシップ
のNG例文
私の強みは、相手の立場に立って物事を考えられる柔軟性です。
大学生のときに、Webマーケティングのインターンに参加しました。失敗もありましたが、仲間と協力して取り組みました。半年間のインターンでマーケティングの基礎知識を身に付けることができました。
私はこの経験から、チームと協力して策を練ることの大切さを学びました。御社のWebマーケターとして、この経験を活かし、ビジネスの拡大に貢献できるよう尽力いたします。
OK例文
私の強みは、相手の立場に立って物事を考えられる柔軟性です。
大学3年生のときに、企業というものの解像度を上げて就活に挑みたいという思いから、Webマーケティングのインターンに参加しました。リピート購入率を前年比よりも1.2倍上げるという目標のもと、半年間取り組みました。
もちろん失敗はありましたが、そのたびにチームで話し合って原因を分析し、改善することで、成果を出すことに成功しました。
私はこの経験から、チームメンバーの話に耳を傾けて、それぞれの意見を取り入れながら策を練ることの大切さを学びました。御社のWebマーケターとして、この経験を活かし、ビジネスの拡大に貢献できるよう尽力いたします。
NG例文では、インターンの具体的な目標がわからず、どんなことに取り組んだのかが伝わりにくくなっています。OK例文では、インターンに挑戦した背景やどんな目標を目指して取り組んでいたことがわかるので、より人柄が伝わりやすくなっていますね。
ボランティア活動
NG例文
私の強みは、主体性を持って行動できる柔軟性です。
私は大学在学中の夏休み4回を、すべて長期ボランティア活動にあてました。中学生のときに地震の被害にあいました。多くの方々に助けられた経験があります。次は自分が誰かの助けになりたいと思うようになりました。
計4回のボランティアでは、日本だけでなく海外のボランティア活動にも参加しました。最初は指示待ちの状態で1日が過ぎてしまうことがありました。困っている方々の様子を観察するなかで、自ら動くことでサポートできることもあるのだと気付きました。
私はこの経験から、自主的に動くことの大切さを学びました。
ボランティア活動の経験で柔軟性を自己PRするときのOK例文
私の強みは、主体性を持って行動できる柔軟性です。
私は大学在学中の夏休み4回を、すべて長期ボランティア活動にあてました。中学生のときに地震の被害にあい、多くの方々に助けられた経験から、次は自分が誰かを助けたいと思うようになりました。
計4回のボランティアでは、日本だけでなく海外のボランティア活動にも参加しました。最初は指示待ち状態で1日が過ぎてしまうことがあったのですが、困っている方々の様子を観察するなかで、自ら動くことでサポートできることもあるのだと気付きました。
その後私は、困っている人々の状況説明と自分の考えをセットで運営スタッフに伝え、許可をもらうように意識して取り組みました。
この経験から、臨機応変に対応しながら自主的に動くことの大切さを学びました。入社後は、待ちの姿勢ではなく、常に責任感を持って自主的に動きながら、顧客の悩みに寄り添える営業スタッフを目指して精進します。
NG例文は、一文一文が短く、接続詞がないため、状況を淡々と述べているような印象を受けます。また、過去の経験から入社後の展望までを伝えられるとベストです。OK例文では接続詞などを用いてエピソードをわかりやすく伝え、入社後に目指したい姿にも言及できている点が良いですね。
面接では自己PR以外にもさまざまな質問をされます。こちらの記事では、面接で実際に聞かれた質問から難易度の高い質問まで幅広く紹介しているので、事前に回答を準備しておきましょう。
面接で聞かれた質問&回答大公開|実際にあった難易度高めな質問とは
再現性のある自己PRを作成して効果的に柔軟性をアピールしよう!
自己PRで柔軟性をアピールする際は、再現性のある強みであることをしっかり伝えましょう。柔軟性が活きたエピソードや企業で強みを活かす方法はもちろんのこと、ネガティブ印象を持たれないよう注意することも大事なポイントです。
今回紹介した先輩の自己PRや例文をもとに、あなたの強みが活きる自己PRを完成させましょう。作成しながら不安な点が出てきた場合は、納得できる状態で応募するためにも、この記事を読み返してみてくださいね。
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私は柔軟性をアピールしたいと思い、以下のような自己PRを伝えていました。
「私の強みは柔軟性があることです。私は、アルバイトでパソコンインストラクターをしていた経験があります。新人の頃、生徒が大勢いるのにもかかわらず、インストラクターの人数が足りないというトラブルがありました。そこで私は、授業の最初にグループでおこなうタイピング練習の開始時間をずらすことで、質問に対応する時間をできるだけ確保するようにしました。
この取り組みの結果、生徒の質問を段階的に分けることができ、素早く回答することができました。そして、教室長からは『臨機応変な対応をしてくれてありがとう。ほんとうに助かった』とおっしゃっていただきました。
この経験をもとにどんなインシデントが起きても、自身の強みである柔軟性を活かし、ピンチをチャンスに変えていけるような人材に成長したいと考えてます」