インターンシップの感想は内定者の体験談も参考に心を込めて伝えよう
インターンへ参加したあとに感想を記載した手紙やメールを送りたいと思っているけれど、感じたことを言葉にするのは難しいと悩む人も多いのではないでしょうか。
また、「インターンの感想はインターン最終日に直接伝えたので、改めて送る必要はないのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、インターンの感想を通じてお世話になったお礼を伝えること、自身の印象を残してもらうことは大切です。この記事では内定者から聞いたインターンの感想の必要性を含めて、5ステップで感想文を書く方法や例文を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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内定者からのアドバイス! インターンシップの感想を企業へ伝えるうえで大切なこと
インターンでは、インターン先が考えたさまざまなプログラムで幅広い経験ができることが多いでしょう。
一言に感想を伝えるといっても、それぞれのインターンでどんなことを感じ取ったり学んだりすると良いのか疑問に思う人もいるかもしれません。
企業に感想を伝えるうえで大切なことについて先輩たちから意見をもらいました。
インターンではどんなことを感じ取って感想を送ったら良いの?
インターンでは、社内の雰囲気や参加している学生の雰囲気と自分自身がマッチするかどうかを感じ取ると良いと思います。
また、予め企業に対する情報を収集しておいたうえで、インターネットで調べるだけではわからなかった企業の情報をメモしておいたり、自分の心が動いた瞬間(「この案件面白い」「すごいな」「ワクワクした!」など)をそのときどきにメモしておいて、なぜそう思ったかを深掘りしておくと良いと思います。
企業に感想を伝える時はタイミングと言葉遣いが大切
上記のような発見や学びを企業に対して伝える際に大切なのは、タイミングと言葉遣いです。伝え方によってはゴマをすっているように感じてしまうこともあるかもしれないので、自分が思ったことを素直にそのまま伝えることも大切だと思います。
また、企業によってはメールなどで送るとかえって仕事や負担が増えてしまい、迷惑になることもあるかもしれないので、タイミングを伺ったり、「メールを送らないで」と言われたら送らない配慮するようにしましょう。どうしても送りたい場合は、返信不要ということをきちんと記載しておく気遣いが大事だと思います。
インターンの種類によって、どんなことを吸収したいかをわけて考えることが必要だと思います。
短期間のインターンでは、その企業についての情報収集の場として考えると良いと思います。特に、その企業が競合と比較してどのような点に力を入れていてプライドを持っているのか。また、その強みを活かしてどのような方向に成長していこうとしているのか、というビジョンについてアンテナを張っておくと良いと思います。そうすることで、面接の際に自分の強みやキャリアビジョンを話す際に役立ちます。
中長期インターンでは短期インターン+αの学びを
5日以上の中長期インターンでは、何かしらの課題を取り組むことが多いと思いますが、その課題を取り組む中で短期インターンでアンテナを張っていた情報などは自動的に吸収できます。
そのため、自分ならではの成長できる点を得ると良いと思います。たとえば自分の場合は、グループワークの方法論やその企業独自のフレームワークの実践など、期間が長い分、たくさんのことを学べるように意識しました。インターンでは感想を送る際に、それぞれ上記に挙げたポイントを記載して自分の考えなどを添えつつ送ると良いと思います。
そもそも感想は必要? 気になる疑問を内定者に直撃!
インターンの感想で悩む人の中には「そもそもインターン生からの感想をインターン先が求めているのかわからない」「もし感想文を送る必要がある場合は感想を送ってほしいと指示をもらえたらいいのに」と思う人もいるのではないでしょうか。
内定者にインターン先から感想を求められた経験があったのかを聞いてみましょう。先輩たちはインターンの感想の提出が必要なかった場合でも自ら感想を送ったのか、感想を伝えて好印象を持ってもらえた経験はあるのかを聞いてみました。
Q:インターンシップに参加した際に感想を求められた?
まず、インターン先から感想を求められた経験があるかを内定者に聞いてみました。感想を送る必要があるかで悩むより「インターン先が直接感想が必要だと教えてくれたら楽なのに」と思う人もいますよね。
インターン先によっては感想を求める場合もあるかもしれません。先輩の話を見てみましょう。
インターンで感想を求められたことはありましたか?
インターンで感想を求めらました。面談の際に、インターンに参加して何か学びはあったかと聞かれました。
求められることがありました。インターン参加している人事の方が、実際にインターン後の懇親会で聞いてきたりすることがあります。
感想を求められることがありました。インターンの中で何を学んだか、どこに楽しさを感じたのかを答えるようにしていました。
Q:求められなかった場合、感想を自ら送った?
インターンの感想についてインターン先から特に何も言われず、求められていない場合はどのように判断していいか迷いますよね。
「自ら感想をメールや手紙で送ったほうがいいのかな?」と考える人もいるかもしれません。先輩たちはどうしていたのか、聞いてみました。
自分からメールなどで感想を送ったことはありますか?
感想を求められなかった企業もありましたが、その場合はそのままで特に何か行動した、ということはありませんでした。しかし少人数の参加者しかいない企業では感想を送るようにはしていました。
特に送ったことはありません。理由としては、人事は選考関連の仕事で忙しいと思い、わざわざメールを送っても見てくれないと思ったからです。
第一志望の企業には、直接的にではありませんがOB・OG訪問などを通して感想を伝えることはありました。
Q:感想を伝えたことで好印象につながったと感じたエピソードはある?
「正直に言うと、感想を伝えて好印象につながるなら感想を送りたいな」と感じている人もいるのではないでしょうか。
感想を伝えたことでインターン先に名前を覚えてもらえたり、自分の印象を残せたりといった効果があるのかは気になるポイントですよね。
インターン先に感想を伝えたことで好印象を残せたと感じたエピソードがあるか、先輩たちに聞いてみましょう。
インターンの感想を伝えたことで、何か効果を感じたエピソードがあれば教えてください!
感想を伝えたことで、社員の方に認知していただいた、ということはあります。しかし特に選考で有利になるということはありませんでした。
あります。生命保険の企業を受けた際に、インターンの後、人事に感想を伝えにいきました。本選考の際に、電話がかかってきてインターンのときに印象的だったと言われました。
選考に有利になったかはわかりませんが、インターンで感想を伝えたときに感触が良かったり、好印象を与えられたなと実感したりしたことはあります。
企業が知りたいことを踏まえてインターンシップの感想を書こう
インターン先も、インターンを終えて学生がどのように感じたかを知りたいと思っています。
「インターンのプログラムは適切であったか」「どのような感受性を持つ人が参加してくれたのか」など、今後の選考や採用活動にインターンの感想を取り入れたいためです。
ここで解説する3つのポイントを踏まえて感想を考えると意図を汲み取った感想が書けるでしょう。
①インターンシップのプログラムは有意義だったか
インターン先として、自分たちで考えたインターンのプログラムが参加者にとって有意義だったのかは、一番気になるといっても過言ではないでしょう。
設計したインターンのプログラムの感想を参加者がどのように受け止めてくれたのか、どのような学びや気付きを得てくれたのかを聞くことで、今回のインターンプログラムの評価を知りたいと思っています。また、今後のインターンプログラムを考える際にも意見が反映されるでしょう。
②就活生本人の人柄
インターンの感想から学生がどのように物事をとらえる人なのかを把握したいという意図もあります。
たとえば、インターンのプログラムでの感想からどのような気持ちが芽生えたのか、どんな視点に興味を持ったかなど、参加者一人ひとりの人柄を汲み取っているのです。
感想に正解はないため、自分が感じたことを素直に伝えることを意識できると良いでしょう。
③就活生の能力や仕事への意欲
インターン先として、参加者が自分たちの仕事内容にどのくらい興味を持ってくれたのか、感想から熱意や意欲を図りたいという意図もあるでしょう。
また、インターンの経験をどのように振り返り、自身が得た学びを今後にどうつなげていきたいと考えているかを知ることで、参加者の学習能力や理解力も知りたいと思っています。
企業は自社のインターンの内容に、良い印象がない学生がいることも理解しています。そのため必ずしも、良い感想だけを伝えないといけないわけではありませんが、本音で感じた感想を批判にならないように伝えましょう。
インターンシップの感想を書く5つのステップ
インターンの感想を書こうと思っても、何からどのように書いていいのかわからないと考える人も多いかもしれません。
ここからはインターンの感想について、最初の一文から終わりの言葉までを5ステップにわけて解説します。一つずつ順を追って作成してみてくださいね。
①インターンシップのお礼
まず、最初の一文はインターンでお世話になったお礼を書きましょう。
インターンで貴重な体験をさせてもらったこと、インターン生のために説明などの時間を作ってくれたことに対して素直な感謝を書けると良いですね。
書きはじめの例として、以下のように長すぎず簡潔に書くと良いでしょう。
書きはじめの例
・先日は貴社のインターンシップに参加させていただき、ありがとうございました。
・この度はインターンシップの機会をいただき、ありがとうございました。
②インターンシップへ参加した目的
次に、インターンへ参加した目的を記載しましょう。
どのような思いでインターンへ参加したのか、何を学びたくて参加したのかを書くことで、目的意識や熱意をもってインターンに参加したことが伝わります。
インターンの参加目的を伝える例
私は大学で〇〇学を専攻していたことから、貴社のメイン事業である「〇〇サービス」に興味を持ち、インターンシップに応募しました。
インターン先から参加した目的を質問された場合など、すでにインターン中に言葉で伝えた人もいるかもしれません。しかし、改めてどのような思いでインターンへ参加したか言葉で示して、目的を持ち参加した印象が残るようにしましょう。
インターンに参加する目的を明確にしておくことはとても重要です。うまく言語化できていない人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
③インターンシップで学んだことや感じたこと
②の目的を踏まえ、どのようなことが学べてどのようなことを感じたのか、できるだけ具体的に伝えましょう。
インターンの感想を通じてインターン先が知りたいことのメインとなる大切な部分です。インターンの内容や「勉強になった」という結論だけを書くのではなく、参加したあなただからこそ書ける内容にしましょう。
インターンの感想に含めると良い内容の例
- お世話になった社員の方の名前
- 他社のインターンとの違いや良さ
- いつどのような場面で何を学んだか
- 新しい視点や驚き
- 参加前後でのギャップや感想
- 今後取り入れたい学び
④改善点や今後の目標
インターンを通じた学びや感じたことを振り返ったあとは、「得られた気付きを今後どのように活かしていきたいか」という目標を伝えましょう。
また、以下のように自分が改善していきたいと思ったことがあった場合には、それらも踏まえて伝えられると良いでしょう。
改善点や今後の目標の例
- 質問が思うようにできなかったため、自主的に動けるようになりたい
- グループワークで積極的に発言できなかったため、自分の意見を伝えられるようになりたい
- スキルが足りないと思ったため、今後勉強していきたい
改善点や今後の目標を伝えることで、インターン経験の中で起こった変化を客観的に分析し、成長に必要な改善点や目標を立てられる力もアピールできます。
⑤結びの言葉
今後の目標を述べた後は、最後の締めとして改めてお礼を伝えましょう。「学びを得られて良い経験ができたこと」に対してお礼を伝えることで、丁寧な印象や誠実な印象につながります。
結びの言葉の例
・この度は貴重な機会をいただき、大変ありがとうございました。
・貴重な体験をさせていただきありがとうございました。改めてお礼申し上げます。
インターンの感想も伝えつつ、次に参加するインターンを検討している人もいるでしょう。こちらの記事では、インターン開催が活発になる夏の時期のインターンについて詳しく解説しています。参加を検討している人はぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
キャリア形成支援の4類型|感想のポイントをそれぞれ解説
就活生の多くは「インターン」と聞くと、数日間〜数週間にわたって企業で就業体験することと思っているかもしれませんね。
一方で、就業体験がない企業説明会などでも、1dayインターンと記載されている場合があります。そのため単なる企業説明会に対しても、インターンのイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
これまでさまざまなタイプのインターンがあり、定義は明確化されていませんでしたが、2022年6月に文部科学省・厚生労働省・経済産業省の三省が「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」の内容を一部改正し、学生のキャリア形成にかかわる取り組みを4種類に分類しました。
ここからは、それぞれについて、感想を書く際のポイントとあわせて解説していきます。なお、厳密にはインターンに該当するのはタイプ3とタイプ4になりますが、タイプ1やタイプ2でも感想を求められるタイミングがあるかもしれないため、一緒にチェックしていきましょう。
以下の記事では、自分にあったインターンプログラムを見つけるポイントと具体的な探し方を解説しています。先輩たちの体験談もたくさん紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
タイプ1:オープン・カンパニー
オープン・カンパニーとは、主に企業や就職情報サイト、大学のキャリアセンターなどが実施するイベントや説明会を指します。
企業や業界について理解を深めるための情報提供をおこなう内容となっています。そのため、オープン・カンパニーの感想を書く際は、イベントや説明会の内容で新しく学べたことや実際に企業の雰囲気を見て感じたことを書くと良いでしょう。
たとえば、イベントや説明会へ参加する前後で以下の内容について整理してみることをおすすめします。
イベントや説明会へ参加する前
- プログラムに対する期待(どんな知識を得ることができそうかなど)
イベントや説明会へ参加した後
- 参加前に整理した期待に対する結果
- 新たに学べたこと
- 参加して良かったと思ったことと理由
タイプ2:キャリア教育
キャリア教育は、学生が自身の仕事に対する価値観を考えるための教育プログラムです。大学や企業が実施しています。
企業の仕事内容や業界の動向などの情報を提供するオープン・カンパニーと比較すると、キャリア教育は自己理解を促すような内容になっています。
キャリア教育の例
- 過去から現在までの自分を振り返る
- 業界研究や企業研究を通じてやってみたい仕事を考える
キャリア教育を受けたときの感想を考える際は、今まで認識していなかった自分の考え方や、やってみたい仕事についての解像度の変化など、「自己理解」や「プログラム前後の自分の心境の変化」を整理すると良いでしょう。
オープン・カンパニーとキャリア教育は、対象者の制限がありません。たとえば、就活が本格的に始まらない大学1年生や2年生も参加可能です。「自分はいつからキャリア形成支援を活用すると良いのかな」と迷った人は、以下の記事を参考にベストな時期を考えてみてくださいね。
タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ
汎用的能力・専門活用型インターンは職場における実務体験を指します。対象者は学士3年または4年、修士1年または2年の学生です。
汎用的能力インターンは、学生の専攻分野を問わずあらゆる学生が参加可能な就業体験プログラムで、実施期間は5日以上とされています。一方、専門活用型インターンは特定の分野を専攻する学生が対象で、実施期間は2週間以上と汎用的能力インターンより長めです。
汎用的能力インターンの感想は、以下のように成長できたと思った点や業界理解が深まった点を書くと良いでしょう。
汎用的能力インターンの感想に含めると良い内容の例
- チームワークや課題解決力など、学べたと実感したスキル
- 業界について理解できたこと
- 就業体験で学べたこと
専門活用型インターンシップの感想では、以下のように学んだ専門知識がどのように社会で活用できるかなどを記載すると良いでしょう。
専門活用型インターンの感想に含めると良い内容の例
- インターンで得た専門知識の活かし方
- プロジェクト成果
- 将来の目標
タイプ4:高度専門型インターンシップ
高度専門型インターンは、専門活用型インターンよりもさらに高度な専門性が必要な職場での実務体験です。
高度な専門性が求められるため、対象者も修士と博士の学生としています。また、期間も2ヵ月以上と長期にわたるプログラムです。
高度専門型インターンの感想は、長期にわたるためインターンを経験した前後での自分の変化をベースに整理すると良いでしょう。
たとえば、以下について書くことをおすすめします。
高度専門型インターンの感想に含めると良い内容の例
- インターンを経て必要だと感じた専攻分野の理解を深めるための勉強
- これまでの勉強だけでは得られなかった新しい知識
- 実践の場を経験できて良かったこと
- インターンで得た学びや経験の今後の活かし方
参加したインターンの内容と参加して感じたことを教えて!
参加したインターンの職種は、システムエンジニアで、期間は2週間でした。
参加してみて感じたことは、とにかく覚えることが多いというのと、常に何かを考えていたということです。具体的にはまず、どのようなタスクをこなしていくのかや、要件定義で何を意識すれば良いのかというような学びなどを必死にメモする必要がありました。
また、作業時間がかなり長かったことから、次に取るべき行動と今の作業の時間管理を脳内でおこなうのが忙しく大変に感じました。
広告業界のインターンシップは2〜5daysでおこなわれるものが多く、特に夏の期間に多く開催されていました。
内容としては広告業界の仕事を体験するものが多く、ほとんどの企業で課題が出されてそれに対して消費者行動といったインサイトの深掘りや、どのような広告を使うことで解決できるかをチームで話し合って発表するものが多かったです。
また、企業によっては実際のクライアントさんも来て、発表を聞いてもらう機会もありました。
私はIT系のインターンと人材派遣のインターンを中心に参加していました。職種はエンジニア職と総合職です。期間は1dayを中心にまわっていました。
インターンでは、普段自分が知らない業界を回ろうと思い、その中で興味があったところを応募していました。参加してみて、人材派遣会社は取引相手の採用目標のために努力している反面、常に自社の商品を使って人材獲得を努力する点が、私には難しいと思い、選考には進みませんでした。
自分の向き不向きが、説明会などよりわかりやすいため、参加してみる価値はあると思います。
インターンにはさまざまな種類のものに10社以上参加しましたが、5Daysのコンサルのインターンは非常に勉強になりました。
初めて参加したインターンでしたが、ものの考え方やグループワークの進め方など、その後の就活で活きる能力を養うことができたと思います。
インターンはその企業のことをよく知ることができる機会の一つであり、情報でほかの就活生に対して優位に立てます。しかし、いくつか参加してみて情報を得るだけであれば1~3daysで十分だと思いました。
5daysでは、その他の一般的に役立つような能力を養えたり、就活仲間を得ることができるという利点もありますが、効率が良くないというデメリットもあるなと感じています。
実際に内定者が送った感想付き! インターンシップの種類別例文8選
先ほどお伝えしたインターンを含むキャリア形成支援の4類型について、プログラムを終えた感想の例文を紹介します。
また、内定者が実際にインターン先へ送った内容も教えてもらいました。感じたことを言葉にする際の表現方法について、参考にしてみてくださいね。
参加したインターンの内容と送った感想を教えて!
ライフライン・公共分野の企業の夏期インターンに参加しました。期間は2日間と非常に短い日数でしたが、物凄く印象に残る2日でした。
このインターンは、企業の魅力を肌で感じることができました。理由は、和気あいあいとした環境でインターンを実施されていたところです。公共に関係する業界なので、正直、堅苦しいイメージだったのですが、全然違いました。ここまで親身に質問に回答してくれた社員の皆さまの姿勢に感動しました。
感想については、「先日は、インターンに参加させていただき誠にありがとうございました。自身のキャリアプランを考える絶好の機会になり、改めて貴社で活躍したいとの熱意に溢れています。短期間ながら中身の濃い貴重な学びをいただけたことに、心から感謝申し上げます」といった内容を送りました。
私は広告業界を受けており、その中でも第1志望としていた企業のインターンでは、参加後に人事の方宛にご連絡をしたことがあります。
インターンは5daysあり、早期選考につながるものでした。私としては広告業界の面白さを一番感じた企業だったため、感想としてそのことを素直に伝えました。
また、インターンの中でも社員の方々が密に学生とコミュニケーションを取ってくれて素敵な方ばっかりだったことへの感想や感謝の言葉をお送りしました。
コンサルティング業界の企業の5daysインターンへ参加しました。
感想は「この度は、5daysのインターンシップに参加させていただき誠にありがとうございました。自分の中で漠然としていた問題解決の方法がしっかりと言語化でき、優秀な就活生の皆様と取り組んだ課題は非常に貴重な経験になりました。引き続き貴社の選考でお世話になります。よろしくお願いいたします」と伝えました。
ほかにも具体的にお世話になった人の名前を出したりもして、どのような点が勉強になったかなどを書いていました。
タイプ1:オープン・カンパニー
オープン・カンパニーは企業や業界に関する情報提供やPRイベントです。たとえば、企業説明会やワークショップなどが挙げられます。
ここでは、企業説明会とワークショップ、それぞれの感想例を紹介します。
オープン・カンパニーの感想例①|金融機関A社の企業説明会
プログラム名「金融機関A社の企業紹介」
- 実施方法:オンライン
内容
- A社の紹介動画
- 金融業界の現状と課題
- 具体的な事業内容と職種について
- 福利厚生制度について
- チャットによる質疑応答
金融機関A社の企業説明会 感想例
先日は、貴社の企業説明会に参加させていただき、誠にありがとうございました。
私は人々の暮らしに不可欠なお金にまつわるサービスを提供することに大変興味を持っています。貴社がおこなう顧客支援や社員インタビューをホームページで拝見し、貴社についてより詳しく知りたいと思い、今回の説明会へ応募いたしました。
説明会を通じて、貴社の具体的な業務内容を学ぶことができました。また、金融業界の歴史と課題を教えていただき、貴社の経営理念が業界の将来にどのように貢献するか、理解することができました。
今回の企業説明会を踏まえて、貴社で働きたい思いがより強くなりました。貴社に貢献できる人材になれるよう、学業と金融に関する勉強の両立に努めてまいります。
貴重な機会を提供していただき、心から感謝申し上げます。この度は本当にありがとうございました。
例文のポイントは、今回の説明会に参加しようと思った理由や、企業へ関心を持った理由を具体的に説明できている点です。また「働きたい思いが強くなった」という前向きな姿勢を伝えられているため、好印象を得られるでしょう。
上記のプログラム例のように、インターンはオンラインで実施されるケースもあります。オンラインであれば通勤の時間などがかからず、効率的にインターンへ参加することができますよね。オンラインインターンについて詳しく知りたい人はこちらの記事で確認してみてくださいね。
オープン・カンパニーの感想例②|家電メーカーB社のグループワーク
プログラム名「家電メーカーB社紹介と業務体験」
- 実施方法:対面
内容
- B社の経営理念と企業ミッションの説明
- 現場社員によるB社の業務内容と働き方の紹介
- ワークショップ「新しい家電を考案しよう」
- 各チームのプレゼン&フィードバック
- 全体総括(質疑応答)
家電メーカーB社のグループワーク 感想例
この度は、貴社紹介と業務体験プログラムに参加させていただき、ありがとうございました。
私は将来家電の商品開発の現場に携わりたいと考えており、今回のプログラムに参加いたしました。現場社員の皆様から実務における課題感を教えていただき、実際に働くうえで必要な視点について学ぶことができました。
また、グループワークでは新商品を考えるうえで必要なターゲット設定や開発スケジュール感について具体的にイメージできるようになりました。今までは漠然と「商品開発をやってみたい」と感じていた思いが、実際に業務内容を経験させていただけたことでより強くなりました。
今回の学びをもとに、貴社で商品開発の仕事をする夢を実現できるよう勉強に励みます。このたびは貴重な機会をいただきありがとうございました。
例文のポイントは、インターンで学んだことを具体的に説明している点です。また、インターン経験が今後自分の目標にどのように影響を与えたかを伝え、仕事に対する真剣な姿勢を示していることもポイントです。
タイプ2:キャリア教育
キャリア教育は、自分が働くことについて、どのような価値観を持っているか理解を深めるプログラムです。
プログラム例として、自己理解を深めるための性格診断や自己分析手法の紹介、実際に自己分析を実施し仕事の選択肢を考えるためのワークショップなどが一例として挙げられます。
キャリア教育の感想例として、大学が主催した自己分析ワークショップと商社Cが主催した業界紹介と働き方の2つを紹介します。
キャリア教育の感想例①|大学主催の自己分析ワークショップ
プログラム名「自己分析を通じて将来の目標設計をしよう」
- 実施方法:対面
内容
- アイスブレイク(簡単な心理テスト)
- 自己分析手法の紹介
- ワークショップ「実際に自己分析をやってみよう」
- チームで分析結果を共有しよう
- 自分の仕事観について理解しよう
- 具体的なキャリアプランの考え方
大学主催の自己分析ワークショップ 感想例
この度は大変有意義なワークショップへ参加させていただき、ありがとうございました。
自分のことは自分で理解していたつもりではあったものの、プログラム内容を拝見して自分の仕事観ってなんだろうとすぐに思い付かず、ぜひ学びたいと思い参加いたしました。
今回のプログラムを通じて、自分の将来を具体的に考えられるようになりました。特に、自己分析のワークショップでは、自分では認識していなかった興味関心について発見がありました。また、自分の価値観を深く掘り下げることで、これまで見逃していた仕事の選択肢にも気付けました。
引き続き自己理解を丁寧に実施していき、キャリアプランの見直しを随時おこなっていきたいと思います。そして、描いたキャリアプランを実現できるように努めます。
改めて、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
例文のポイントは、ワークショップでどのような変化があったかを具体的に伝えている点です。プログラムの趣旨を理解していると伝わり、大学側も今後のプログラムを考える参考となるでしょう。
キャリア教育の感想例②|商社C主催の業界説明会
プログラム例「商社業界での働き方」
- ・実施方法:対面
内容
- 商社業界の概要について
- 商社の具体的な仕事内容について
- 性格診断テスト(グループワーク)
- 商社C社員の性格診断結果
- 社員との座談会
商社C主催の業界説明会 感想例
この度は貴社主催の商社の業界説明会に参加させていただきありがとうございます。
私は漠然と商社に入ってみたいと考えておりました。しかし、自分がどのような働き方をしたいのかのイメージが持てておらず、業界について学びたいと思い参加いたしました。
今回の業界説明会では、先輩方の話を聞くことで業界の概要や仕事内容のリアルな現場感覚を学びました。特に、社員の皆さんの性格診断結果についてお話を聞けたのが大変参考になりました。組織はさまざまな価値観を持つ人で成り立っていると実感でき、自分は何を大切に仕事をしたいかを考えるきっかけになりました。
今回の説明会で学んだことを活かし、今後のキャリアプランの策定をより意識的におこなっていきたいと思います。
この度は大変貴重な機会を頂き本当にありがとうございました。
例文のポイントは、参加した以外にも、新たな気付きを得たことを伝えている点です。また、プログラム内容を吸収できたアピールは、キャリア教育の仕事の理解を深める目的に沿っているため評価につながるでしょう。
タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ
汎用的能力インターンシップは特定のスキルではなく、どの業界や職種でも役立つ「汎用的な能力」を身に付けることが目的です。コミュニケーション能力、課題解決能力、実行力などが挙げられます。
専門活用型インターンシップでは大学で学んだ専攻に関する分野について、実際に社会で応用することが目的です。プログラミングやデータ分析などが該当します。
ここでは汎用的能力インターンシップとして、機械メーカーD社を、専門活用型インターンシップとして土木・建設コンサルティング会社Eでのインターンの感想例を紹介します。
汎用的能力インターンシップの感想例|機械メーカーD社
プログラム例
- 業界の説明とD社紹介
- 商品企画力を鍛えるワークショップ
- ロールプレイングで学ぶ交渉力
- 工場見学ツアー
- 実務体験(製造部品の組み立てチェック)
機械メーカーD社 インターン感想例
先日は貴社のインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。
私は就職活動を控えて、社会人として通用するようなスキルを磨きたいと思い、貴社のプログラムへ参加いたしました。
今回のインターンシップを通じて、今まであまりイメージがついていなかったメーカー業界全体のビジネスモデルを学ぶことができました。また、商品企画のワークショップでは、顧客ニーズの分析など膨大な時間と多くの人の知識によって商品が生み出されていると感銘を受けました。
仕事ではたくさんのスキルが必要だと痛感し、社会人になってからも勉強し続ける姿勢を持ちたいと思います。この度は本当にありがとうございました。
参加目的を伝えたうえで、専門的なプログラム内容のおかげで目的を達成できたと伝えられている例文です。目的を持ち、プログラムに参加した熱意を伝えられるでしょう。また、社会人としてどのように学びを活かすか伝えられている点も、熱意のアピールとなります。
専門活用型インターンシップの感想例|土木・建設コンサルティング会社E
プログラム例
- 企業紹介
- 下水道設計図を読み解く
- 将来の人口を推計するプログラミング実践
- 下水道場の見学
- 打ち合わせ資料の作成補助
土木コンサルティング会社E インターン感想例
この度は貴社のインターンシップへ参加する機会をいただきありがとうございました。
私は大学で環境工学を専攻しており、水質汚染に関する研究をおこなっています。学んだことを活かせる職業選択をしたいと思い、下水道設計を学べる貴社のインターンシッププログラムへ参加させていただきました。
実際の図面を拝見できたり、打ち合わせ資料に必要な内容が学べたことで、研究成果がどのように使えるのか、勉強のイメージを持てるようになりました。また、下水道を設計するうえで将来の人口を推計する必要があるとは知らず、実践的な内容を学ぶことができました。
今後は、私がおこなっている水質の研究成果が活用されるために必要なことを日々考えながら、研究に取り組んでいきたいと思います。
改めてインターンシップの機会をいただき、心からお礼申し上げます。
例文のポイントは、自分の研究が社会でどのように活用されているか、具体的にイメージできるようになった点を伝えていることです。また、現在の研究にも良い影響を与えられるようになったと伝えている点も、学びの深さをアピールできるでしょう。
タイプ4:高度専門型インターンシップ
高度専門型インターンは、特定の分野における専門知識や技術を持つ学生が実務経験を積むためのプログラムです。
ここでは、ヘルスケアアプリの開発と再生医療研究に関するインターンシップの感想例を紹介します。
高度専門型インターンシップの感想例①|ヘルスケアアプリの開発
プログラム例「ヘルスケアアプリ(歩数記録、食事管理)の設計」
- ユーザーニーズ分析
- 健康管理データの分析
- データの可視化プログラムの構築
ヘルスケアアプリの開発 インターン感想例
この度は、大変貴重なインターンシップへの参加機会をいただき誠にありがとうございました。
私は大学院でIT分野を専攻しており、医療系アプリ開発に興味を持っていたため今回参加させていただきました。
プログラムを通じて、医療とIT技術を掛け合わせた実践的な経験を積むことができました。特に、ユーザーニーズの分析では多岐にわたる視点からのニーズに基づいたアプリのデザイン設計を考える過程を経験でき、大変参考になりました。また、設計したアプリデザインに対してユーザーのフィードバックを基に改善していくプロセスも学べて非常に勉強になりました。
改めて、今後日本が高齢化社会を迎えるうえで公的保険適用外のヘルスケアサービスは非常に重要だと実感しました。引き続きIT技術と医療の融合を学び、実践の場で活かせる力を身に付けていきます。
この度は本当にありがとうございました。
例文のポイントは、実務を通じて専門知識を社会でどのように活用するか、実践的な学びを得られたと伝えている点です。プログラムに真剣に取り組んだ背景や、熱意のアピールにつながるでしょう。
高度専門型インターンシップの感想例②|AI(人口知能)開発
プログラム例「AI(人工知能)開発」
- 売り上げデータを分析して来年度以降の販売計画予測モデルを構築
AI開発 インターン感想例
この度はインターンシップへ参加させていただきありがとうございました。
私は大学院で情報工学を学んでいます。AIの進化に興味を持ち、将来はAIに関する仕事に就きたいと考えて今回のインターンシップへ応募いたしました。
今回のインターンシップでは、大学院で学んでいる機械学習の知識を社会で活用できる経験をさせていただき、ビジネスへAI技術を応用する方法の基礎を学ぶことができました。数十年分にわたる大規模な売り上げデータを処理することでAI技術の応用力を肌で感じることができ、今後のキャリアに対する視野が広がりました。
引き続き研究を深めて、より多くの知識を身に付けていきたいと思います。この度は有意義な時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。
例文のポイントは、自分が学ぶ専門知識の応用について具体的に学べた点を伝えていることです。また、今後のキャリアに対する視野の広がりについても伝えており、将来に向けた前向きな姿勢も伝わります。
インターンシップの感想文で避けるべき3つのこと
インターンの感想文では、インターンでお世話になったお礼を心をこめて伝えることが大切です。「お礼を伝えたい」という趣旨であることを踏まえると、この後に紹介する3つのことは避けるようにしましょう。
インターンの感想を作成する際に重要なのは「自分の言葉でお礼を伝える」ということを忘れないようにしてくださいね。
①全文AIを使用するなど自分の言葉で書かない
AIは自分の質問を投げかけると瞬時に回答をしてくれて、とても便利ですよね。手紙の例文なども検索することができます。
しかし、インターンの感想文では、体験を自分の言葉で伝えるのがおすすめです。なぜなら、AIが生成した文章だと参加者が持つ個人の視点が欠けてしまう可能性があるためです。また、実際のプログラムと異なる内容が反映されるなど、誤った情報が伝わる恐れもあります。
どんな状況でもあてはまる綺麗な文章を丸写しするよりも、参加したあなただから書ける感想を自分の言葉で伝えた方が、企業からしても印象に残るでしょう。
②インターンシップ中に感じたネガティブな気持ちを書く
インターンを振り返ると「もっと時間をかけて教えてほしかったな」といったネガティブな気持ちを思い出す人もいるかもしれません。
インターンに真剣に向き合っていたからこそ、不満に思うこともあったのではないでしょうか。しかし、以下のような伝え方は避けましょう。
NG例
社員の方とコミュニケーションが全然取れず、理解が進みませんでした。
もしネガティブに思うこともあったとしても、相手の責任ではなく自分に改善点があったと伝わる自責思考で書けると良いでしょう。お礼やポジティブな感想の割合が多くなるよう意識してみてくださいね。
③自己PRを書きすぎる
お世話になったお礼を伝えるインターンの感想文で、自分をアピールをしすぎること避けましょう。たとえば、以下のように自己PRは書きすぎないように意識してみてくださいね。
NG例
この度は貴社のインターンへ参加する機会をいただきありがとうございました。インターンの中で私は自身の強みであるリーダーシップを発揮し、社員のみなさんに劣らない成績で課題をクリアすることができました。この強みを活かし、貴社に貢献したいと考えております。選考ではよろしくお願いいたします。
自分をアピールすることはもちろん大切ですが、インターンを通して自分ができるようになったことや学んだことをメインに伝えられると良いでしょう。
インターンシップの感想は選考突破に近づくための第一歩! 丁寧に送って好印象を残そう
インターンの感想を伝えたいと思っていても、感想や学びをうまく言語化できないと悩む人は多いですよね。現時点ではまだ納得できる感想が完成していない人もいるかもしれません。
しかしそのような不安を抱えているのは先輩たちも同じです。今回の記事で解説した感想の作成方法や、先輩たちに聞いたポイントなどを参考にして、少しずつブラッシュアップしてみましょう。また、自分が感じたことを言語化する習慣は就活本番でもきっと役に立つはずです。
インターン先へ好印象を残して内定へ近付くためにも、自信を持って感想を提出してくださいね。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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まずインターンで印象に残ったことは、必ず書き残しました。インターンに参加する前に、必ずしておいてほしいのは、その企業についての深掘りです。
特に、企業理念はしっかり認識しておくと、自己分析との照らし合わせがスムーズにいきます。たとえば、「この分野に力を入れているということは、自分のこの強みを活かせるな……」など予測することができます。
企業には自分がどのように活躍していきたいか熱意を伝えよう
インターン中は企業の文化や考え・力を入れていること・スタンスをしっかり学ぶことが大切です。そのうえで、「自分の強みや経験をどう活かせるか」を感じ取るのが重要だと思います。 そうした照らし合わせをスムーズにして感じた内容を感想として企業に伝えましょう。
「どう成長していきたいか」「どんな人材になりたいか」。そこを企業に伝えると、熱意やチャレンジ精神が評価されやすくなりますよ。