クリエイティブな仕事=絶対楽しいは要注意! やりがいと実態を知って適性を判断しよう
絵を描くことや鑑賞することが好き、何かのデザインを考えることが好きなど、アートやデザインが好きな人であれば、クリエイティブな仕事に就きたいと思うこともあるでしょう。ただし、クリエイティブな仕事と一言で言っても、職種や仕事内容は多岐にわたっていることを知っていますか。
この記事では、実際にクリエイティブな仕事に就く人にインタビューをしながら、クリエイティブな仕事23選、それぞれの職種でのやりがい、正直仕事でつらいと感じる瞬間などを紹介していきます。クリエイティブな仕事の実態も知ったうえで、理想のキャリアを築いていきましょう。
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クリエイティブな仕事に就く社会人に聞く! どんな仕事をしているの?
クリエイティブな仕事に就きたいけど、一体どんな仕事があるのか明確にはわからないという人もいますよね。
そんな人向けに、クリエイティブな仕事に就く社会人たちが、実際にどんな仕事をしているのか聞いてみました。クリエイティブな仕事に対する知識を増やすために、一緒に確認していきましょう。

副業で、Webライターとして活動をしております。Webライターという仕事は、インターネット上で記事を書いて、さまざまなコンテンツやサービスを紹介する仕事です。
Webライターは初期投資がほとんどない副業として人気があり、フルリモートで働くこともできるため、文章を書くことへの意欲があれば、どのような人でも活躍できる可能性があると思います。自分で情報をリサーチして取捨選択し、自分の手でニーズに合った記事を作成できるのがとてもやりがいに感じています。
自分にもできる? クリエイティブな仕事に関する4つの不安
社会人の体験談を見ていると、「仕事内容も複雑そうで、本当に自分にできるかな」と不安に思う人もいるかもしれません。実は、今クリエイティブな仕事で活躍している先輩たちも、仕事に就く前は不安があったようです。
ここからは、クリエイティブな仕事に就く人からよく聞く、4つの不安を紹介していきます。不安を解消する方法が見つかるかもしれません。
①そもそもどんな仕事があるの?
アートやデザインが好きという気持ちがあっても、好きという気持ちを活かせる仕事の種類がわからないと、仕事探しに歯止めがかかってしまうでしょう。名前を聞いただけでは仕事内容が想像しづらい職種も多く、いざ転職をするのに戸惑ってしまうことも無理はありません。
そんな人は、クリエイティブな仕事ってどんな種類がある? を確認して、仕事に対する知識を増やしていきましょう。
②どんな働き方をするの?
クリエイティブな仕事では、そのアイデアを思いついて形にするまでに多くの時間を要することがあります。そのため、「残業が多いのではないか」「休みがないのではないか」と心配な人もいますよね。
働き方に対する不安は、仕事のやりがいインタビュー付き|クリエイティブな仕事23選を大公開! を確認することで解消できるかもしれません。普段どのように働いているのか知ることができるため、クリエイティブな仕事のリアルを知ることができますよ。
③未経験でもできるの?
クリエイティブな仕事は専門性の高い仕事であるため、未経験からできるのかどうか不安という人もいますよね。憧れの仕事であったとしても、なかなか一歩が踏み出せない人も多いです。
ただし、未経験からクリエイティブな仕事に就いた人も多くいます。未経験から挑戦することが不安という人は、仕事の壁も乗り越えられる! クリエイティブな仕事に向いている人の特徴5選を確認して、自分がクリエイティブな仕事に向いているかどうかを判断してみてくださいね。
未経験からクリエイティブ職に就いた先輩に聞いた! 当時不安だったこと

私は、動画クリエイター、編集者やデザイナー、イラストレーターなど、自身の「創作性」を活かしていく仕事がクリエイティブな仕事だと考えていて、昔からその方面に興味がありました。しかし、未経験ということもあり、Webライターに挑戦することに踏み切れなかった時期もありました。
フリーランスの場合はクライアントが募集している案件に応募して仕事の契約をし、クライアントと相談をしつつ納品物を作成していきます。正直に言うと、未経験の自分が仕事をもらえるのかが不安でした。しかし、未経験の方も多い業界です。だからこそ簡単な案件もあるため、最低限のインプットを終えたら案件に応募し、挑戦と失敗をとおして力をつけることが必要だと学びました。
さらに、未経験から始めて、将来性があるのかと不安に思う人もいるでしょう。ほかのライターさんの話ですが、記事を作成する側から記事の作成を依頼するディレクター側としてキャリアステップを踏む人もいました。たとえライターを続けなくとも、クリエイティブ能力は自身のスキルとして活かせるので、キャリアチェンジをしたいと思ったときにもアピールポイントとして活用できるのではないでしょうか。
④どんなキャリアステップがあるの?
クリエイティブな仕事に就くと、どんなキャリアを描けるのだろうかと気になる人もいますよね。仕事の実態がわからないと将来像を想像しにくいため、転職に一歩踏み出せないというケースも多いです。
そんな人は、未経験でクリエイティブ職に就いた先輩たちのキャリア遍歴を大公開を確認して、転職後のキャリアを想像してみましょう。転職時には、長期的な目線を持っておくことが必要です。
クリエイティブな仕事ってどんな種類がある?
クリエイティブな仕事に就くのに不安があるという人は、それぞれの不安に応じて解決策を投じることが必要です。
ここからはクリエイティブな仕事の種類を4つのカテゴリーに分けて解説していきます。どの分野で仕事をしていきたいか考えてみてくださいね。
表現をする仕事
クリエイティブな仕事のカテゴリーとして、自分の感情や感性を形にして表す「表現をする仕事」があります。絵や陶器、音楽や舞台、映像作品などをとおして、自分の感じたものを相手に届けていく仕事です。
「自分」をいかに魅力的に見せられるかが求められるといえるでしょう。
表現系のクリエイティブな仕事6選では、「表現をする仕事」の職種や業務内容を解説していきますね。
デザインをする仕事
デザインをする仕事とは、視覚的な要素を通じて、相手に商品やサービスなどの魅力を感じてもらうためにデザインを工夫する仕事です。顧客からの要望に合わせてデザインをすることも多いため、相手の考えを正確に読む力も必要になってきます。
デザイン系のクリエイティブな仕事5選で、実際にどんな仕事があり、どのように一日を過ごしているのか解説していくので、ぜひ確認してくださいね。
ライティングをする仕事
文章で物や人の魅力を伝える仕事も、クリエイティブな仕事の一つです。実際に、モノを手に取ったことがない人にも、自分の文章で魅力を伝えることが必要なため、ライティングスキルが求められるでしょう。
ライティング系のクリエイティブな仕事6選は、文章を書く仕事ならではのやりがいや実態を解説していきます。
下記の記事でも文章を書く仕事15選を解説しています。ライティングに強い興味があるという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
映像作品を作る仕事
映像作品を作る仕事の役目は、作られた作品などを、自分の映像編集スキルによってより魅力的なモノにしていくことです。CGなどの特殊効果を使いながら、目の前にある作品を一段階上のクオリティにすることが求められるため、確かな技術が求められるでしょう。
映像系のクリエイティブな仕事5選では、その仕事内容を解説していきます。映像を作ることに興味はあるものの、なかなか実態がつかめないという人は、必ずチェックしてくださいね。
仕事のやりがいインタビュー付き|クリエイティブな仕事23選を大公開!
クリエイティブな仕事には大きく分けて4つのカテゴリーが存在しています。ここからは自分の興味のある仕事の分野に就く人たちに、その仕事のリアルを聞いてみましょう。
23種類のクリエイティブな仕事について詳しく知ると、自分が目指したい職種が見つかるかもしれません。
表現系のクリエイティブな仕事6選

まずは、表現系のクリエイティブな仕事6選を、仕事内容からやりがい、社会人の体験談まで解説していきます。自分の手で表現をして、舞台や作品を作っていくことに興味がある人はぜひ確認してくださいね。
①イラストレーター
イラストレーターは、顧客や発注者の要望を受けて、手描きはもちろん、デジタル技術を活用してイラストや図を制作していく仕事です。本や雑誌、Webサイト、パッケージなど、自分のイラストが掲載される媒体もさまざまなため、街中や日常で自分の作品を目にすることができるのも魅力でしょう。
画力だけでなく、依頼主と円滑なコミュニケーションを取れるスキルや、納期を守るスケジュール管理力なども求められるため、一般的なビジネススキルも必要な仕事だといえます。
②作曲家
音楽プロデューサーなどの依頼を受けて、自身の音楽の知識を駆使しながら曲を作りあげていくのが作曲家の仕事です。資格は必須ではないものの、音楽理論や楽器を使いこなすスキルなどは必要で、音楽プロデューサーの理想を形にできるような作曲力が求められます。
アーティストが演奏する曲から、CMなどで流れるバックミュージックなど、手掛ける音楽もさまざまです。それぞれの依頼者から求められる音楽を作り上げられる確かなスキルがあれば多くの仕事を受け持つことができ、やりがいを感じられるでしょう。
③ダンサー
自身が舞台のうえで主役となってダンスをする、アーティストのバックダンサーとしてダンスをする、振付家として曲の振り付けを作って表現の指導をするなど、ダンサーの活躍の場面は多岐にわたっています。
ダンスを仕事にするには、自分のやりたいダンスだけをしていれば良いというわけではありません。舞台演出家が望むスタイルのダンスや、アーティストを引き立てる踊り方をしたりと、「求められているスタイルは何なのか」を汲んで表現する力も求められるでしょう。
④俳優や女優
自分に与えられたキャラクターを演技を通じて表現していくのが、俳優や女優の仕事です。一つの作品に出演するためには、事務所に所属してオファーを待つことや、オーディションを勝ち抜くことが必要なため、自分をプロデュースする力が求められるでしょう。
「台本上で描かれたキャラクターのイメージを、世間にどう伝えるか」は自分の手にかかっているため、自身の演技力が評価されたときにはやりがいを感じられるはずです。
⑤写真家
写真を通じて、第三者に伝えたいストーリーや思いを届けるのが写真家の仕事です。依頼主からの依頼を受けて、撮影場所から撮影の構図、使用するカメラの種類やレンズを決め、撮影後のレタッチまでおこなうこともあります。
依頼主の希望に沿った写真が撮れたとき、感謝の言葉をもらえることもあるでしょう。継続して仕事を受けるためには、自分のポートフォリオなどを発信し、自身のスキルをアピールしていく必要があります。
⑥工芸作家
ガラスや陶器を素材に用いて、芸術作品や食器などの実用雑貨を作成するのが、工芸作家の仕事です。インテリア業界の企業や、美術展の開催者などから依頼を受け、求められているデザインを形にし、自分の手で触れることもできるため、できあがったときの達成感も味わえるでしょう。
自分自身で個展を開いて活動をする作家もいるため、集客数を担保できるように広報や宣伝活動、知人への声かけなども必要になりますよ。
デザイン系のクリエイティブな仕事6選

次に、サービスや空間などの配置や形、色をデザインして、そのものの魅力をアピールしていく、デザイン系の仕事を5つ紹介していきます。それぞれ何をデザインする仕事なのか、その仕事内容を知って、仕事への知識を増やしましょう。
①Webデザイナー
Webデザイナーは、そのサイトを訪れた人のために、魅力的かつ見やすいサイト作りをするのが仕事です。サイト内の画像配置位置などを決める「レイアウト設計」、サイト全体調色などをする「デザイン作成」、実際にプログラミングをする「Webページの実装」までを担当します。
顧客からWebサイト作成依頼を受けて作成し、リリース後もユーザーの動向を注視しながら、より良いサイト作りのために改善を続けていくことが必要でしょう。
②商品企画職
商品企画職は、市場の動向を読みながら企業の新商品や新サービスを企画し、世の中に新たな価値を生み出す仕事です。市場調査から消費者のニーズを探して企画書を作り試作を重ね、商品の完成後は営業活動の戦略決定までサポートしていきます。
商品企画職は、市場の動向に詳しいマーケティングの部署、営業先の意見を熟知している営業職、実際にサービスや商品を作る研究職や工場職の社員など、多くの部署の人とかかわるでしょう。コミュニケーションスキルや、計画性なども求められると覚えておいてくださいね。
③インテリアデザイナー
インテリアデザイナーとは、住宅や商業施設の店舗などで、室内の家具や雑貨、照明の配置をデザインし、過ごしやすく魅力的な空間を作るのが仕事です。顧客との商談では、パソコンソフトを用いて3Dのデザイン案を制作していくため、ソフトを使用できるスキルも求められます。
ほかにも、インテリアや空間のトレンドを把握する力、顧客が望む家具を手配できる営業力なども必要です。自身のスキルを駆使して、顧客の期待に叶う空間を作ることができれば、クリエイティブ職のやりがいを感じることができるでしょう。
④ファッションデザイナー
ファッションデザイナーとは、企業のスタイルに合わせた洋服をパターンメーカーとともに作成し、洋服のデザインをする仕事です。実際には、市場調査から使用する生地の質感や柄の選定、試作後のフィッティングや工場での縫製指導までをおこないます。
パターンメーカーから工場での作業員まで多方面との円滑なコミュニケーションが求められるため、制作まで一筋縄ではいかないこともあるでしょう。だからこそ、街中で自分の作った洋服を着ている人を見た瞬間は、ファッションデザイナーとしての達成感を感じられるはずです。
⑤グラフィックデザイナー
商品のポスターやパンフレット、広告など、グラフィックデザイナーがデザインを手掛ける場面は幅広く用意されています。媒体をとおして、顧客の商品やサービスの魅力を伝えるために、視覚的なアプローチを設計するのが仕事です。
グラフィックデザイナーはデザインソフトを使用してデザインを作るため、基礎的な色彩感覚やデザイン力はもちろんのこと、ソフトの使用スキルも求められるでしょう。自身が作成したデザインを見て、顧客企業の知名度を上げることができれば、デザイナーとしてのやりがいを感じられるはずです。
⑥プロダクトデザイナー
プロダクトデザイナーとは、商品企画職やマーケティング職などが作り上げたデザイン案や企画案を実際に形にしていくのが仕事です。たとえば電気製品や家具などのデザイン案が実際に製作可能なのか、類似商品はないかを判断します。元のデザインでは制作が難しいと判断した場合は、新たなデザイン案を作成する必要があるでしょう。
技術職の社員などとも連携を取って進めていくため、実際にデザインが形になっていく場面を見ることができます。ただし、デザイン力の高さだけでなく、製作可能かどうかを判断する力も求められるため、芸術性と思考力が必要な仕事です。
ライティング系のクリエイティブな仕事6選

次に、文章を書く仕事5選と求められるスキル、社会人の体験談まで解説していきます。それぞれ、どんな場面で執筆活動をしている仕事なのかを把握しましょう。文章を書くことに興味があるという人は、目指したい職業が見つかるかもしれません。
①Webライター
読者が知りたい情報をリサーチしたうえで、Webページ上で掲載される記事を書くのがWebライターの仕事です。基礎的な文章力はもちろんのこと、他社のWebページや各種SNSからユーザーのニーズを読み取る力も求められます。
自分の書いた記事が検索上位に入るかどうかは、読者を惹きつける文章を書けるか、興味を引くページタイトルを付けられるかにも影響されます。上位に入ることができれば、閲覧数が増え、自分のライティングで多くの人に影響を与えられる可能性もあるため、やりがいを感じられるでしょう。
Webライターになりたいという場合は、通販サイトや求人広告などを手がける企業で募集がないか探してみてください。未経験からでもWebライターとして働けるチャンスがあるかもしれませんよ。
②コピーライター
コピーライターは、広告やCM、企業のWebサイトなどの媒体上で、消費者の目を惹く文章や文言を作成するのが仕事です。企業が広報・営業活動をするうえでは欠かせない存在だといえます。ただ、独自性のある文言を作るというだけでなく、企業のブランドイメージも守れるようなライティングスキルが必要です。
「あのお菓子といえば、〇〇って言うキャッチコピーだよね」と誰かの記憶に残ることができれば、コピーライター冥利に尽きるでしょう。
③記者
記者は取材内容や調査内容をもとに記事を作成し、世間にニュースを発信していく存在です。取材した内容をどのように編集し表現するかは記者にかかっているため、自身のクリエイティブな力が活かせる仕事でしょう。
一方で、いくら自分の書きたい内容であっても、世間から求められる情報でなければ、多くの人に届かないことがあります。信ぴょう性のある情報を届けながらも、読者の興味を惹けるかどうかで、自分の記事の閲覧数が左右されることもあると覚えておきましょう。
④求人広告ライター
求人広告ライターは、求人広告に書かれる応募条件や募集要項などを作成する職業です。企業で求められている人物像や、必要なスキルなどを確認し、求職者を惹きつけるような文章を作成することが必要なため、自身のライティングスキルが試されます。
顧客である企業とともに、応募人数の実績について追っていくこともあるため、募集状況が芳しくなければ文章に修正を加えることが必要です。顧客企業と奔走しながら、自分の求人広告を通じて応募者が増えれば達成感を感じられるでしょう。
⑤小説家
小説家は、独創性のあるストーリーやエッセイなどを執筆していく仕事です。小説家として本を出版するには、ストーリーの構成や作品の方向性などを整理し、読者が読みやすい小説を作る力が求められます。
出版に至るまでは、オーディションを勝ち抜く、出版社に出向いて出版のチャンスを得る、スカウトを受けるなどが必要です。簡単に本を出せるわけではないからこそ、自分の作品が世に出回ったときの達成感は計り知れないものでしょう。
⑥編集者
編集者は、書籍や雑誌などの文章の内容や画像の配置位置などを編集し、読者がより見やすい媒体を作ることが仕事です。媒体に掲載する原稿内容やイラストのデザインなどを作家、デザイナーに依頼するのも編集者の仕事内容の一つだといえます。
魅せ方一つで読者に手に取ってもらえるかが決まることもあるため、自身の編集スキルが試されるでしょう。編集だけでなくプロモーション方法までサポートすることもあり、自分が携わった作品が多くの人の手に渡った瞬間、編集者としてのやりがいを感じられるはずです。
ライティングの仕事に就く人に聞いた! ライターの仕事とやりがい

業務は、自身が作成する記事の方向性をクライアントとすり合わせることから始まります。「誰に何を伝えるのか」を軸として、読者が抱える疑問を解消できるような記事の作成をおこなえるよう意識しています。
記事の方向性が確定したら、インターネットや書籍、取材・実体験をもとにリサーチをおこない執筆をするのですが、できるだけ一次情報に近づけることで記事の信ぴょう性が上がりGoogleの上位検索に載りやすく閲覧数の向上が見込めるため、リサーチには気を遣うと良いです。
好奇心旺盛な性格だからこそライターのやりがいを感じる
このようにWebライティングでは執筆作業よりも、それ以前のリサーチの質によって記事の質も大きく変わっていきます。そのため、書く力だけでなく調べる力が必須であり、新たな情報を楽しみながら学べる人には向いているでしょう。私自身も、新しい知識を知ることが好きなので、知識が増えて閲覧数も上がれば、とてもやりがいを感じます。
また、業務が納期に間に合いさえすれば自由な時間に取り組むことができます。ですが、自由にしすぎると生活リズムが崩れるなどの弊害が起きるので、ある程度決まった時間に業務に取り組む方がおすすめです。
映像系のクリエイティブな仕事5選

最後に、映像制作にかかわる仕事5選と、その仕事に就くために必要なスキルや要素を解説していきます。
独自の機材を使うことも多く、より専門性が高い職業であるため、興味が少しでもある場合は、どんな知識が必要なのかを確認しておきましょう。
①映像クリエイター
映像クリエイターとは、映画やドラマ、Web広告やアーティストなどのプロモーションビデオなど、さまざまな場面で顧客の要望に合わせた映像を作るのが仕事です。撮影地の手配やキャスティング、使用する機材の選定から映像編集までを担当します。
撮影後も編集ソフトを用いて、映像に特殊効果や音声などを加えるため、ソフトを扱うスキルも求められるでしょう。顧客の要望に沿った映像を作るために最善の方法を選択し、その期待に応える映像ができたときはやりがいを感じられるはずです。
②映画監督
映画監督は映画全体の指揮を取る役目で、撮影中はカメラアングルの指導、撮影後も映像編集に携わっていきます。編集者は別にいることが多いものの、高品質な映像にするために映画監督として編集指示をすることが役目です。
ただし、映画監督という仕事はすぐになれるものではありません。映像系のスキルを学べる大学や専門学校で基礎的な知識を付け、映画制作の現場で下積みを重ねることが必要です。映画業界で働きたいという人は、長期的に学ぶ姿勢を持っておくことが求められると覚えておきましょう。
③カメラマン
カメラマンは、顧客や映画監督などの映像イメージを受けて、実際にその構図に合わせた撮影をしていく役割です。映画監督と同様、カメラの専門技術を学べる学校や専門学校、それと同等の知識を付けられる通信教育などを受けて、スキルを身に付けておくことが求められます。
発注者のなかにはカメラの知識があまりない人も多いです。その代わりに自分のスキルで相手の希望をかなえることができれば、カメラマンとしてのやりがいがあるでしょう。理想を形にできるかはカメラマンの腕にかかっているといえるのです。
④アニメーター
アニメーターとは、ラフ画に合わせてキャラクターを実際に動かして、アニメを形にしていく仕事です。アニメーター自身にもイラスト力が必要で、同時にラフ画をデジタルツールを用いて動かす、アニメーションソフトの操作スキルも求められます。
アニメーターには画力と高度なソフトスキルが必要だからこそ、紙面上で描いたキャラクターが実際に動く瞬間には、えも言われぬ感動があるでしょう。アニメーターに興味がある人は、通信教育の受講やAdobe After Effectsの勉強を始めてみることがおすすめです。
⑤CGデザイナー
CGデザイナーとは、パソコン上で専門ソフトを用いてCGデザインを作成する仕事で、映像作品やゲーム、建築物のラフ画の作成時などさまざまな場面で活躍しています。CGデザインを作る3Dソフトを用いて、キャラクターやデザインのアニメーションを付けるスキルが必要です。
3Dソフトのスキルやアニメーション技術、3Dイラスト力なども求められるため、CGデザイナーになるには多くの知識量が求められます。それらの知識が実り、ラフ画に描かれたものがCGとして動き出せば、CGデザイナーとしての達成感を感じられるはずです。
CGデザイナーは、ゲーム会社や映像制作会社などに所属しているケースが多いため、自分の好きな作品を手がけている企業で募集がないかを探してみるのも良いですね。
クリエイティブな仕事に就く人に聞いた! 仕事でつらいと感じるときは?
クリエイティブな仕事23選からもわかるように、クリエイティブな仕事では達成感を感じられるものの、そこに至るまでは多くの努力をしなくてはなりません。ここからは、実際にクリエイティブな仕事に就く人たちに、クリエイティブな仕事のつらさを聞いてみました。
クリエイティブな仕事を目指すなら、実態も覚悟したうえで挑戦するようにしましょう。
メンタル面:自分の感性を否定されたとき
クリエイティブな仕事に就く人たちは、元々絵や音楽などが好きで、自分のスタイルが確立されていることも多いです。しかし、仕事としてクリエイティブな仕事をすると、自分のスタイルが顧客から否定されることもあります。
自分の気持ちを押さえて相手の要望に合わせることが必要なとき、どのようにメンタルを保っていけば良いのか聞いてみましょう。
クリエイティブな仕事でメンタルを病む瞬間……

自身がプライベートで作成する創作物と、仕事の上で作成する物を切り分けて考えることが非常に重要です。何かを作成する時点で、私たちは自然とその作成物に対して「愛着」を持ってしまうと考えています。より良いものにするためにフィードバックをいただくことは至極当然のことですが、愛着を持って育てたものに指摘が入ると、どこか苦しくなることは誰にでもある感情だと理解しましょう。これを理解したうえで、愛着はプライベートの創作物だけに持ち、「仕事上の創作物はクライアントが喜んでいただけることが肝心なことである」と分けて考えることで、「つらい」という感情を冷静に見れるようになると思います。
また、場合にもよりますが、クリエイターに求められるものは「100点の作品を提出すること」ではありません。与えられたパーツをもとに自分で1から70くらいまで持っていき、さらにクライアントのフィードバックをもとに自分の技術や感性で100に近づけていく作業をしていくのが求められていることです。フィードバックは感性の否定ではなく、技術と感性を信じたうえでの要望であると捉えましょう。
働き方面:不規則な働き方をしているとき
クリエイティブな仕事では、作り上げた作品や内容自体が評価の対象になります。そのため、「クライアントとの間で取り決めた期限を何としても守りたい」「睡眠時間を削ってでも良いアウトプットをし作りたい」という気持ちから、無謀な働き方をしてしまうことも少なくないでしょう。
また、映画やテレビ業界であれば変則的な時間で働くため、まとまった休みも取りづらいです。いくら好きな仕事でも、健康的な生活ができないと体調を崩すこともあります。実際にクリエイティブな仕事で働く人たちは、どんな生活をしているのか聞いてみました。
クリエイティブ職の先輩たちが感じた……働き方の不規則性

私はまだまだ駆け出しのフリーランスですので、安定した収益を得られているわけではありません。収益を得るための仕事をおこなうことはもちろんですが、仕事外での文章の勉強や案件に応募する際に提示するポートフォリオの作成もしなければならない状況です。
仕事に対しての情熱と収入が伴わないこともある……
そのうえで、必ず案件をいただけるとも限らないので、初めてすぐは安定した収入がないことへのストレスを感じることも多いでしょう。自身の成長や実績作りのためにいくらでも働くことができますが、その行動と実績が伴う補償はないため、好きなクリエイティブに対して向き合い続けるのが難しくなることもあります。
「際限なく働いて、力をつけなければ」という衝動に駆られてしまうこともありますが、焦って心を病んでは未来がありません。好きなことならばいくらでもやれると錯覚しそうになりますが、現実はさまざまな要素が絡んでくるため思ったようにはいかないことも多いです。これらに毅然と立ち向かうためにも、休むときは心の中で「休みます!」と高らかに宣言することでリラックスするように心掛けています。
スキル面:クリエイティブ力の乏しさを感じるとき
クリエイティブな仕事では、相手の要望に応えられるスキルが必要です。しかし、顧客の求める内容が高度であれば、自分のスキルが及ばないこともあります。そんなときに、クリエイティブ職としての限界を感じることもあるかもしれません。
そもそもクリエイティブな仕事で求められるものは、市場のニーズや業界の動向に応じて変化していくものです。>新たな技術が登場してついていけないと感じたとしても、新たな知識習得のチャンスだと捉えて前向きに取り組むことが必要だと覚えておきましょう。
キャリアステップ面:クリエイティブ職としてのキャリアに自信が持てないとき
クリエイティブ職として働く場合、フリーランスとして活動していくケースもあります。その場合、クライアントから仕事をもらえるという確証があるわけではないため、「自分はクリエイティブ職としてやっていけるだろうか」と不安になるのも無理はありません。
クリエイティブ職に就いた先輩たちは、どんなときにキャリアに不安を抱いたのかを確認して、自分のキャリアを想像してみましょう。
クリエイティブな仕事に就く先輩に聞く! クリエイティブ職のキャリアの築き方

私は、就職するまでの挑戦としてWebライターに取り組んでいるので少々異質かもしれません。本業はITエンジニアを目指していますが、副業可能な会社であればライター職も続けようと考えています。なぜ「ライティングを仕事にする」とを決めたのかというと、文章作成が好きで、「自分だけで稼げるスキルと経験をつかみたいと思っていたから」でした。
人が不安を覚える対象には、「自分でコントロールができないもの」があると考えています。そこで、キャリアへの不安を解消するには、自分でどうにかできるスキルを持つことが必要だと考えたのです。将来、キャリアへの不安をできるだけ抱えないために、今の私が文章作成とクライアントワークに関する明確なスキルと経験を積み上げることで、将来にある程度幅広いキャリアアップの提案をできたらと考えています。
自身のスキルを活かせる職種を考えると次なる道も見つかる
一方で、クリエイティブ職をとおして身に着けたスキルは専門的なものも多いため、キャリアを狭めて考えずに身に着けたスキルを武器として他業種、他職種への挑戦も視野に入れて活動するようにすることがおすすめです。視野を狭めない限り身に着けたものが完全に腐ることはないので、キャリアへの柔軟な視野をなくさない限りは思い詰める必要はないのかなと思います。
仕事の壁も乗り越えられる! クリエイティブな仕事に向いている人の特徴5選

クリエイティブ職は、高度な業務内容かつ専門性のある働き方をするからこそ、その職種に特有な悩みが付き物です。しかし、その壁を乗り越えるスキルや考え方を知っていれば、クリエイティブ職の壁は乗り越えられるかもしれません。
ここからは、苦労の分大きな達成感が味わえるクリエイティブな仕事に向いている人の特徴5選を解説していきます。今この特徴に当てはまらなくても、向いている人になるために勉強やマインドチェンジをしてみることで、クリエイティブ職として活躍できる人材に近づくこともあるでしょう。
①継続的に学習ができる人
自分のスキルを常に高めるために行動できる人は、クリエイティブ職に向いています。たとえば、イラストレーターであれば、ラフな絵から細かな調整が必要な絵まで、顧客の要望に合わせた画力がなければ、そもそも仕事を受けることができません。
イラストレーターのほかにも、動画系の仕事であれば編集ソフトの操作スキルを学ぶ、ライティング系の仕事であれば読みやすい文章にするために本を読むなど、常に勉強が必要です。自分の目指す職種でどんなスキルが求められるのかを調べ、今から行動に移しましょう。
②柔軟性がある人
クリエイティブな仕事の多くは、顧客からの要望を受けて制作に取り掛かかるため、自分のやりたいことだけを優先していては、顧客のニーズを満たすことができません。
だからこそ、自分のスキルを活かしながらも、クライアントが満足する作品を臨機応変に作れるような能力のある人がクリエイティブ職に向いているといえますよ。自己PRで柔軟性をアピールしたいという人は下記の記事も確認してみましょう。柔軟性がテーマの自己PRを作る方法が4ステップでわかりますよ。
③忍耐力がある人
クリエイティブな仕事では、試作の繰り返し、自分にしか作れない制作物にするための思考錯誤など、精神的にも体力的にも忍耐力が求められることが多いです。そのため、制作物を作り上げることに対して、努力し続けられる人が向いています。
顧客や消費者から、作品に対してときに心ない言葉をいわれることもあるでしょう。そんなときに、その指摘を真摯に受け止め、違った意見もあるんだと気持ちを切り替えられないと、クリエイティブ職を続けるのは難しいです。
忍耐力をつけるには、今からでも自分の作品を誰かに評価してもらうということに慣れておくと良いでしょう。
④独自性がある人
クリエイティブな仕事においては、誰かの作品の模倣をすることはご法度です。盗作にあたる可能性もあるため、企業も被害を被ることがあります。それだけでなく、ほかの人と同じ作品を作ったところで、世間からの評価は受けづらい可能性が高いです。そのため、常にオリジナリティのある作品を世に出していかなければなりません。
だからこそ、既存の作品やサービスの足りない部分を見つけて、その部分を独自性として落とし込める人はクリエイティブ職に向いています。普段から、目の前にある製品の改良点などを見つけると独自性を考える力を鍛えることができますよ。
⑤トレンドを察知する力がある人
クリエイティブ職で求められる技術は刻一刻と変わります。たとえば、映画業界で言えば1900年代前半に登場した音声と映像が合体したトーキー映画も、当時の技術なら称賛をされていたでしょう。しかし、今は映像において音声と映像が合体するのは当たり前です。
現代では映像が立体化する3D映画、匂いを感じられる4D映画など、新たな技術が求められていますよね。そのため、市場の変化などを常に把握して、トレンドをつかんでそのスキルを取得していく意欲のある人はクリエイティブな仕事に向いているでしょう。
社会人が教える! クリエイティブな仕事に向いている人の特徴

自分の軸がぶれず、「どのような人のどんな悩みをどう解決したいか」が明確な人は、クリエイティブな仕事に向いていると感じます。特に、Webライターや動画クリエイターなど、人の悩みをコンテンツで解決する仕事に就きたいには必要なスキルだと思います。
たとえば、お金、人間関係、将来、健康などの誰もが抱える悩みを扱う場合、自分の経験を踏まえて、そのジャンルの悩みに共感し、実際にどのように解決したかを示すことが重要です。これができれば、クライアントから信頼を得て成功できる可能性が高いでしょう。

向上心と素直さが不可欠だと感じます。どのような業界にいても大切なことだと思いますが、特にクリエイティブ職においては、技術を高め続ける気持ちと、作成したものに対するフィードバックを柔軟に受け止める素直さは欠かせません。
ある程度の技術力を有していても、フィードバックに対して「自身の作成物をけなされた」と感じてしまうようでは、需要を満たせる物は作れないでしょう。また、技術力の向上も見込めなくなってきます。向上心は大切である一方で、身に着けた技術を過信せず、クライアントの希望する作品を共に目指す素直さを同時に持つべきと思います。
未経験でもクリエイティブな仕事に就ける! 5ステップで転職準備を進めよう
クリエイティブな仕事で求められるのは高いスキルを持つ人だけでなく、状況や時代に応じてそのスタイルを変化させられる人でもあります。言い換えればその意識さえあれば、未経験でもクリエイティブな仕事に就く可能性があるということです。
ここからは、未経験からでもクリエイティブ職の就活を成功させる方法を解説していきます。5ステップに倣って転職活動を進め、理想のキャリアをつかみにいきましょう。
ステップ①自己分析でやりたい分野を決める
まずは、この記事のクリエイティブな仕事23選も確認しながら、どんな分野の仕事がしたいのかを決めましょう。この分野が好きだと感じた瞬間を自己分析で振り返りながら、志望する分野を決めてみましょう。
時代 | クリエイティブさにまつわる印象的な出来事 | 感じたこと |
---|---|---|
中学校 | 全国の中学生が参加する、読書感想文大会で最優秀賞を受賞 | 文章を書くことが楽しく、もっと語彙を増やしたいと感じた |
大学 | 卒業論文において、文章の構成力の高さ、内容の読みやすさを教授から評価された | 自分の考えや研究内容をまとめ過不足なくまとめ上げたことで、読みやすい文章を書けて良かったと感じた |
就職後 | 上司から企画書内の文言がわかりやすいだけでなく、魅力的で目を惹く文章だと言われた | これまでに得た語彙で魅力的な企画書を作ることができ、相手の心を動かせたことがうれしかった |
上記の例であれば、文章にかかわる仕事がやりたい仕事であるといえるでしょう。自分の書いた文章で誰かの行動を後押しできるような仕事であれば、やりがいを感じられる可能性が高いです。基礎的な自己分析のやり方を知りたいという人は下記の記事を読みましょう。内定者が効果を感じた自己分析のやり方を知ることができますよ。
ステップ②どんなスキルが必要かを知る
目指す分野が決まったら、その職種ではどんな知識やスキルが求められるのかを知っておくことが必要です。クリエイティブ職といっても、ただ制作物を作っていれば良いわけではありません。
顧客とのコミュニケーションスキル、スケジュール管理能力、自己アピール力などビジネススキルも必要です。そのため、業界研究やOB・OG訪問などをとおして、求められるスキルを知っておきましょう。
下記の記事では、OB・OG訪問の手順から質問する内容まで、一気に知ることができます。OB・OG訪問を依頼する前に確認して、当日までのやりとりをスムーズに進めましょう。当日も実りある時間になるはずですよ。
ステップ③実際に作品や制作物を作ってみる
目指す業界が決まったら、現段階で自分にどの程度のスキルがあるか確認しましょう。たとえ絵を書くことが趣味という人であっても、現状、イラストレーターとしてお金をもらうことが妥当なレベルかどうかはわかりません。
気になる企業の選考体験記などを確認すると、過去の面接内容が見れることがあります。そこから過去に提出したポートフォリオを実際に作ってみるなどして、何が難しいと感じたか、逆に自分の力が活かせる箇所はあるかを把握しましょう。
そうすることで、現段階における強みと弱みを知れるはずです。ただし、クリエイティブ職におけるスキル不足は勉強量次第で補うことができるため、現時点で落ち込む必要はありませんよ。
ステップ④業界研究や企業研究でエントリーする企業を決める
制作をすることの楽しさを再確認できたら、実際にエントリーをする企業を決めましょう。
まずは自分が進みたい分野にどんな企業があるのか、四季報などを使って調べてみてください。そのうえで、それぞれの企業の特色を公式ホームページや自社製品から見出しましょう。自分がクリエイティブな成果物に対して抱いている考えや、提供したい内容と近しいものを持っている企業に出会えるはずです。
クリエイティブな仕事においても、企業との価値観の一致は志望動機の説得力を高めることにつながります。単に企業の知名度や印象だけで選ばないよう心掛けましょう。
企業分析のやり方がわからないというときは、下記の記事を参考にしましょう。企業研究では、ただホームページだけを見るだけでは足りません。どうすれば、ほかの応募者と差が付く情報を手に入れられるかがわかりますよ。
ステップ⑤企業の価値観にあわせて面接対策を進める
目指す企業が決まったら、その企業が求める人物像を知ったうえで面接対策を進めましょう。クリエイティブな仕事では、選考でポートフォリオの作成が必須なケースもあります。その際、企業が目指している世界観などを知らないと、企業との価値観の一致をアピールしづらいでしょう。
OB・OG訪問や、口コミサイトを利用して、過去の面接の傾向を調べることがおすすめです。一般的な面接質問に合わせて、自分の目指す分野に対しての思いも語れるように準備しておきましょう。未経験だからこそ、その仕事に対するモチベーションの高さが見られていますよ。
面接において不安があるという人は、下記の記事を読んで一般的な面接からレアケースの面接まで、面接の流れを確認しておきましょう。特に自信のない部分があれば、集中的に模擬面接などをおこなえると良いですね。
未経験からクリエイティブ職に就いた人の転職体験記

私はフリーランスから始めたので、クリエイティブ職に就くための就活をせず、いきなり未経験で始めました。ライターという、幼少期から身に付けてきた「文章力」を活かす職だったことが挑戦のハードルを下げてくれたと考えています。
一方で仕事として求められるものはただの文章ではなく技術を必要とするものです。そういった技術を習得するには、座学と「案件に挑戦し、仕事をする中で身に着けていく」というアウトプットが必要だという心構えをしておくことが大切だなと思っています。
未経験だからといって挑戦しないのはもったいない
ほかのクリエイティブ職でも同様、最低限の知識を得たあとは、実体験をとおして実務的能力を養っていくことが大切なので、「未経験だから」と委縮せずどんどん挑戦するバイタリティも必要不可欠です。
また、クリエイティブ職の就活では、大抵ポートフォリオという自身の作成物の提出を求められるので、完全未経験で「自分で何もしていない人」には門戸が開かれていないことが多いです。だからこそ、未経験でも自分で学んで行動して、その成果をポートフォリオとして作成し、クリエイティブ職への就職活動を始めることをおすすめします。
未経験でクリエイティブ職に就いた先輩たちのキャリア遍歴を大公開
未経験でクリエイティブな仕事に就くには、過去の面接傾向をしておくこと、クリエイティブ職に対するやる気を見せることが必要です。
最後に、未経験からクリエイティブな仕事に就いた先輩たちがどのようなキャリア遍歴を辿ったのかも確認しましょう。転職活動をする際は、3年後、5年後のキャリアまで描いておくことが必要ですよ。
クリエイティブ業界で働く人に聞く! キャリア形成の手引き

私は、大学卒業後に就職ができない空白期間があり、一年間スーパーでのアルバイトを経験した後にWebライターとして働いています。大学時代から、論理的な文章を書くことに関して自信があり、物事をまとめて伝える能力が人より長けているかもしれないと感じていました。そこで、自身の能力を活かして今から始められる仕事を探したところ、Webライターという職種を見つけるに至ったのです。
記述したとおり、キャリアとしてはボロボロな状態かもしれません。ですが、初めて数カ月でもアルバイト期間に多数の資格を取得し、ブログにてコツコツと作品を作り続け、案件応募時に提出することで、少しずつ仕事をいただけるようになってきました。未経験から始めたとしても、作品の提出→資格取得→実績作りという流れを踏めれば、将来性も見えてくるでしょう。私もこの業界で長く働いていきたいと思っています。
迷ったときは行動してみることが成功のカギ
「未経験だからできない」と思い込んでしまうこともあるかもしれませんが、皆さんの過去がどうであれ挑戦することは誰にでもできます。「踏み出した者の勝ち」のような面があると思っているので、企業のクリエイティブ職に中途採用からつきたい場合は、フリーランスでの挑戦からでも始めてみることがおすすめです。
クリエイティブな仕事では柔軟性が必須! 望むキャリアを自由に描く転職にしよう
ここまで、クリエイティブな仕事23選と、向いている人の特徴、未経験転職のやり方まで解説しました。クリエイティブ職に就く人の体験談から、自分の望む分野に進んだ将来を想像することはできましたか。
一方で、「クライアントからの期待に応えようとするプレッシャー」「締め切りを気にして不規則になる生活リズム」など、クリエイティブ職には精神的負担を負う場面もあります。だからこそ、良い面も悪い面も加味して、自分の進路を決めましょう。
実際に、クリエイティブな仕事で活躍するには、常に柔軟な考えを持って、新しいことに挑戦することが必要です。日々の生活に退屈さを感じているなら、少しずつ新しいキャリアを描く準備をしてみましょう。

ここまで記事を読み進めた皆さんのなかには、「クリエイティブな仕事をしたい!」という思いがある人もいるかもしれません。私がキャリア支援を担当した方の中にも、企業で実績を作って独立された方や、未経験から職業訓練などで専門スキルを高めてクリエイティブ職への転職を果たした方など、クリエイティブな仕事への就職を成功させた人がいます。
そんな皆さんの共通点は、人間力、営業力、行動力、ポートフォリオなどから見えるスキルや実績の高さにあると思います。ここで言う「人間力」とは、謙虚さや前向きさなどのことを指し、そういった前向きさも光っていましたね。
だからこそ、クリエイティブ職に興味がある方は、上記のなかで今の自分に足りないことを考えてみてください「10年後、自分はどうありたいのか」「そのために、今できること、やるべきことは何か」などについて、じっくりと考えて新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
とはいえ、本文にもあったとおり、ジャンルによってはAI(人工知能)に代わられやすい仕事もあります。また、フリーでやっていきたいとお考えの方は、収入の保障もないため、安易に行動に移すことはリスクが高いともいえるのです。情報収集をしっかりおこない、ご自身のライフプラン、マネープランを踏まえて慎重にご判断くださいね。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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私の仕事はWebライターです。フリーランスなので、クライアントへの営業やプロフィールの作りこみをおこない、案件を獲得するところから仕事は始まり、案件獲得後はクライアントの指示に従いながら、記事を作成しています。
Webライターの性質上SEOの知識は必要ですが、基本は私たちが日々養ってきた文章力を活かして業務を遂行します。そのなかで、「誰に何を伝えたいのか」をクライアントとしっかり共有し、読者の抱える問題を解決できる記事を作れるか求められていると、日々感じています。