インターンの探し方問題は下準備で解決! 体験談をヒントに焦らず進めよう
「インターンの探し方がわからない」
「自分に合ったインターンを見つけるにはどうすれば良い?」
企業への就業体験ができるインターンは、就活の情報収集や自己分析などを目的に参加を考える学生は少なくありません。しかし、いざ探そうとすると、自分に合ったインターンをどのように見つければ良いかわからず立ち止まってしまうこともあるでしょう。
実は、自分とマッチしたインターンを探すためには「動き出す前の段階」が大切なことをご存じでしょうか。この記事では、これから就活を勝ち抜いていきたい人へ向け、効率の良いインターンの探し方と選ぶポイントを紹介します。
インターンの経験者が実践した探し方や体験談も踏まえて解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
就活生の5大不安を解決!オススメのツール5選
① 周りの皆がどれくらい就活準備をしているのか気になる…
→「就活力診断テスト」がオススメ
自分のレベルを知ると周りとの差が見えてくる!
② どの業界が自分に合っているかわからない…
→「適職診断」がオススメ
30秒で避けるべき仕事がわかる!
③ ほかの学生に勝てる自己PRが見つからない…
→「自己PR作成ツール」がオススメ
4つの質問であなたの自己PRをより魅力的に!
④ 面接で上手く答えられるか不安…
→「面接力診断テスト」がオススメ
模擬面接で苦手に徹底対処!
⑤ WEBテストで合格点が取れそうにない…
→「WEBテスト対策問題集」がオススメ
玉手箱・SPI-WEBの頻出問題を網羅!
先輩たちはどうやって見つけたの? インターンの探し方に迷った経験者の解決法
インターンを探すときの悩みは、「自分に合ったプログラムを探したい」「何から手をつけて良いかわからない」など、解決したい内容が人それぞれです。同じ経験をした先輩たちも同様に、それぞれの悩みを乗り越えて就活を突破してきました。
成功者たちの経験談に耳を傾け、自分と似た境遇の話を知ることで「自分の悩みも解決できる」と前向きな気持ちを持つきっかけになるのではないでしょうか。
まずはインターンの探し方にまつわる経験者のエピソードを聞いてみましょう。
インターン先を探す際には、とても苦労したことを覚えています。自分が行きたい業界がまったく定まっていなかったからです。
自己分析がうまくできていないと、「なんとなく興味があるな」と漠然とした状態でインターン先を見つけるしかなくなってしまいます。よって、あらかじめ自己分析をしておいてからインターン先を選定していく必要があると考えます。
業界の違いを見つけるにはOB・OG訪問が効果的
実際に、同業界のなかでどこのインターンを選べば良いかなり迷いました。希望がA社とB社とあって、その2社の違いがまったくわかりませんでした。
その際にエントリー先を絞るために有効だったことは、実際にその業界を受けた先輩方にOB・OG訪問をすることです。それによって、各企業への理解度を深めることができたと感じています。
志望企業にOB・OGがいない場合は、Matcher(マッチャー)などの媒体から探すことがおすすめです。
インターンを探す際は、まず性格診断などで自己分析をおこなうことがおすすめです。絶対に自分が向いていないとわかる業界があれば、たとえ大手企業であっても参加する対象から除外していました。
インターンシップは、説明会よりも会社の魅力を感じやすいのが特徴です。そのため、自分が向いていない業界でも「向いている」と錯覚し、ミスマッチがあるにもかかわらず選考に進んでしまう可能性もあると思います。その場合、無駄な労力をかけてしまうため、インターンに参加するときは客観的な目線も持っておくべきだと思います。
興味を広げるため参加企業は幅広い視野で選んでいた
私の場合は、そこまで興味が湧いていない業界のインターンにも、最低一社は参加するように意識していました。インターンの時期はまだ本選考まで時間があり、自分のなんとなくのイメージで受ける業界を狭めてしまってはもったいないからです。
インターンに参加するまではなかった視点が、インターン参加後には身に付き、それに対しての興味が芽生えることも多いので、複数の業界を一社ずつ参加してみるのをおすすめします。
方向性を決めよう! 自分に合ったインターンの探し方を見つける5ステップ
インターン先をうまく見つけるには、事前に自分の中で、探し方の方向軸を決めることが重要です。いきなり探し始めると「この内容で良いのかな」「ほかのインターンの方が合っているかも」と悩んでしまうことも。
途中で振り出しにもどらないように、段階的に探す準備を整えて、迷子にならずにインターンを探せるようになりましょう。
ここからは、ぶれない軸を持ってインターンを探す方法を5つのステップで紹介していきます。
ステップ①インターンの内容を知る
自分に合った内容を探し出すには、まずインターンそのものについて理解を深めましょう。
インターンの意味・種類・企業の意図を知ることで「インターンで〇〇を学びたい」「自分には〇〇の種類があっているかも」などの選択肢を作れるようになります。
基本を知らずに探し始めてしまうと、情報不足でやり直しになるなど時間のロスにつながるので、初めの一歩は堅実・着実におこなうことがうまく進めるポイントです。自分だけで調べることに不安がある人は、キャリアセンターや経験者にも頼りながら、インターンの基礎を学んでいきましょう。
ステップ②業界や仕事内容を絞り込む
インターンは数多くの企業が実施しているため、「一体どれを選べばいいの?」と悩んでしまうことも珍しくありません。そのような不安を解消するためにも、業界と仕事内容から絞り込んでいくことが大切です。
業界と仕事内容を決めるためには、自己分析を実施したうえで、希望する参加条件を整理していく必要があります。
記事の後半では、どのようにして業界や仕事内容を絞っていけばいいのか、具体的な方法をもとに解説していくので参考にしてくださいね。
ステップ③参加目的を明確にする
インターンを探す前、多くの人は「社会人体験をしたい」「やりたいことを見つけたい」など、ある程度の目的をもっているのではないでしょうか。
いざインターンを選ぶときは、いま考えている目的をより明確にすることが大切です。目的があいまいな状態で探しはじめると「このインターンを経験してどうなりたいんだろう?」「就活とどうつながるのかな?」と、探しながら疑問が生まれてしまい、振り出しに戻ってしまうことも。
「やりたいことを見つけたい」よりも「やりたいことを見つけて、就職先を絞り込みたい」など、具体性が伴った目的になっているかを意識してみましょう。
インターンの目的は選考時にも聞かれる項目なので、応募後のためにもしっかりと整理しておいてくださいね。
インターンの目的を明確にしたその後はどう行動したら良いか、不安になりますよね? 次の記事では、インターンの目的達成に必要な行動について紹介しています! ぜひ、チェックしてみてください。
インターンの目的とは|経験者に聞くリアルな参加理由と目的の定め方
ステップ④インターンを探す手段を知る
詳細の希望まで絞り込むことができれば、あとはどのように探していくのかを決めましょう。インターンは探す手段が複数あるため、今の自分に適した方法を選ぶためのポイントを記事後半で紹介します。
効率よく探すために、どのような手段があるか全体像を把握しましょう。
ステップ⑤自分の状況に合った探し方を考える
インターンに参加すると、期間はさまざまではあるものの、その企業への就業が自分の生活の一部となります。そのため、自分の状況に合ったインターンを選ばなければ、いまの生活に支障が出てしまう可能性があるでしょう。
自分の状況に合ったインターン先を選ぶためには、自分の学年・学校や自宅の場所・アルバイトなど、実際に通うことを考慮して、どのような条件なら可能であるかを整理しておきます。
未経験の環境を想像することはむずかしい人もいるので、経験者の選び方も参考にすると、迷わず進めることができますよ。
ステップ①インターンの内容を知る|選択肢を作るには土台が重要!
自分にとって良いインターンを探すためには、まずは基本的な内容の理解が大切です。インターンの意味・種類だけでなく、企業が実施する目的まで把握して、インターンを探すための土台作りをしていきましょう。
インターンの意味
インターンとは、学生が企業での就業体験を通し、キャリア形成をおこなうための取り組みです。おもに2~4年までの大学生・1~2年までの大学院生が参加でき、企業の中で社会人としての経験を積める機会として活用されています。
ほか、インターンを利用する理由には、「企業との適性や就職の進路を決める」「就活前の情報収集」などが挙げられ、多くの学生がそれぞれの目的を達成するために参加しています。実際にマイナビキャリアサーチLabによる「2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」では、インターンシップの参加率は89.5%と過去最高数値となりました。
インターンを探すときは、なぜ実施されるのか本質を捉え、自分なりの参加意図を見つけることで、方向性を定めた選び方ができるでしょう。
インターンの種類
インターンは大きく分けて4種類あり、2025年卒の学生を対象に内容や期間が明確に定められるようになったのでしっかり把握しておきましょう。
タイプ | 対象 | 就業体験の有無 | 学生情報活用の有無 |
---|---|---|---|
タイプ1 (オープンカンパニー) |
・学士/修士/博士課程 何年でも可 |
無 | 無 |
タイプ2 (キャリア教育) |
・企業主催 学士・修士課程 (何年でも可) ・大学主催 学士/修士/博士課程 (何年でも可) |
任意 | × |
タイプ3 (汎用的能力・専門活用型) |
・学士3年・4年 ・修士1年・2年 |
〇 | 〇 ※採用活動開始以降に限り |
タイプ4 (高度専門型インターンシップ) |
・博士/修士 | 〇 | 〇 ※採用活動開始以降に限り |
タイプについて補足すると、「インターン」と正式に呼称できるのはタイプ3・4のみとなっており、大きな違いとしては企業内での就業体験があるかどうかです。(タイプ3は5日以上、タイプ4は2週間以上の期間を設け、半分の日程で就業体験を実施する)
また、インターンの内容も企業によっては「実務に参加する」「グループディスカッションをおこなう」「セミナーを受ける」などそれぞれ異なります。どのような内容があるのか調べてみて、候補を絞り込んだ状態で探し始められるとスムーズでしょう。
どんなタイプのインターンに参加しましたか?
業務体験型のインターンシップや、1日で職場を見学するようなインターンシップに参加していました。
Webで参加できるワンデータイプを中心に参加していました。時間も3〜8時間と短く、業界研究ができるため便利でした。
1~2週間でおこなわれる業務体験型のインターンに参加していました。短い期間のインターンよりも企業のことを深く知れました。
「自分はいつからインターンに参加すれば良いんだろう?」と迷う場合は、こちらの記事を参考にしてベストな時期を見極めてみてくださいね。
インターンはいつから行くのがベスト? 学生のリアルな声から解明
企業の意図
学生には多数のメリットがあるインターンですが、企業はなぜわざわざ時間と予算をかけて実施するのでしょうか。
企業がインターンを開催する理由には、採用のミスマッチの防止が挙げられます。学生の想像している働き方と、実際の業務にギャップがないかを確認してもらうことで、早期の離職防止に努めています。
ほか、就業体験を通して、将来も長く活躍してくれそうな人材を見極めるのも目的の一つです。参加した学生情報は採用時に活用できるため、前情報を持って選考を実施し、優秀な人材の確保をしようとしています。
社員と直接コミュニケーションをとることで、疑問や不安を解消できるかもしれません。ミスマッチを減らすことのできる座談会の体験談や対処法などについて次の記事で紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
座談会とは? 現役就活生に聞く選考への役立て方|94の質問例付き
実際に働く人たちの話を聞くことで、入社後の業務に対するギャップを減らすことができますよね。また、それは企業の社風を知ることにもつながりますよね! 次の記事では、社風を知ることのメリットについて紹介しています。参考にしてみてください。
若手社会人に社風の実態を徹底調査! マッチ度の見極め方も解説
ステップ②業界や仕事内容を絞り込む|自己分析にも活用しよう
インターンの基礎がわかれば、選択肢を作るために業界と仕事内容における条件決めをおこないます。
条件を決めるときは、自分の興味のある分野や適性を理解するため、綿密に自己分析をおこなっておきましょう。同時に自分の強みや弱みも理解できるので、インターン選考・採用選考と今後の就活にも役立つ対策としても活用できますよ。
業界・仕事内容を決める順番はどちらが先でも問題ありません。自分自身が取り掛かりやすい方からチャレンジしてみてくださいね。
当時志望したインターンの業界・職種はどのような経緯で決めましたか?
私自身、それまでに1dayのインターンにしか参加したことがない状況でした。そのため、何か長期のインターンにも参加してみたいという思いがありました。
さらに、せっかく長期のインターンに参加するならば、選考につながり、かつ自分のプログラミングスキルを向上させられるところが良いと思っていました。
その条件で調べていくと何社か該当し、面接1回で参加できる情報通信系の企業のシステムエンジニア職に応募するところまで絞り込めました。
まずは、インターンシップの内容が自分自身の興味に刺さるものであるかという観点から探していました。
特に就活初期は、興味のあった人材業界とIT業界のインターンを重点的にみていました。この両方の業界は、それぞれ異なった業務内容やスタイルがあるのが特徴です。そのため、どのような点が異なっているかについて、しっかりと理解してから応募するようにしていました。
インターン先の企業には、これからの時代に伸びていくような業界を選ぶようにしていました。業界研究の結果、人材業界、SaaS、コンサル業界に応募することにしました。
そもそも、なぜこれから伸びていく業界に絞ったかというと、廃れていく業界よりも成長業界の方がスキルアップできそうだなと感じたからです。また、業界の成長に伴って、自分自身の市場価値も上げていける点も魅力的でした。
業界の絞り方
参加するインターンの業界を絞るには、次の3つの視点を意識しましょう。
・業界の将来性
・自分の適性
・自分の興味関心
業界は、主に市場ごとのトレンドや需要から将来性を予想できます。幅広い情報からいきなり予想を立てるのは難しいので、四季報などの業界雑誌を見て分析していくことがおすすめです。
判断するポイントは将来性が高い・低いだけでなく、「高いからこそ競争が激しいので挑戦しがいがある」「低いからこそ伸び代があってやりがいがありそう」など、情報から興味を持つ段階まで進められると良いですよ。
加えて、業界を絞るには自分との適性も重要です。「ジョハリの窓」や「モチベーショングラフ」など、いくつかの自己分析をおこない、自分の強みや弱みを理解することで、活躍できる業界の判断が可能です。
インターンは体験して自分の適性を判断する機会でもあるので、選んだ業界に必ずしも就職する必要はありません。その後の就職先を迷わず選ぶためにも、「やってみたい」「知りたい」といった興味や関心を大事にしながら条件をしぼってみてくださいね。
基本的な自己分析の方法だけでなく、就活に活かすコツまで知りたい場合は、こちらの記事も併せて参考にしてくださいね。
王道の自己分析法と就活に活かすコツ|「やってよかった」体験談付き
仕事内容の絞り方
仕事内容を絞り込むには、次のような方法があります。
①希望の業界から絞り込む
②仕事の適性で判断する
③仕事に求められる能力やスキルで判断する
先に希望の業界が決まった場合は、その業界で活躍する職種を調べ、自分の興味と照らし合わせて絞り込んでいくとスムーズでしょう。職種が多すぎて悩む場合は、働き方・条件・将来性など条件を並べて比較してみると判断しやすくなります。
仕事の適性で判断する場合、自己分析で知った自分の強みからその仕事内容に適しているものを導き出します。「コツコツした作業が得意」「人のサポートにやりがいを感じる」などであれば、事務職やサービス職のインターンに挑戦するのもいいかもしれません。
ほか、仕事に求められる能力やスキルは、その職種の仕事内容を深掘りすると明確になります。たとえば、相手が欲しい商品を販売する営業職であれば、ニーズの把握力や提案力が必要と想像できますね。
インターンに参加する企業のことをもっと知りたいと思う場合は、こちらの記事で分析方法について詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
企業分析の4つの極意|内定者に聞く効果的なやり方と活用方法
ステップ③参加目的を明確にする|経験者の解決法も参考にしてみよう
ステップ②でどんな内容のインターンに参加したいかが決まれば、インターンへ参加する目的を考えましょう。
インターンへ参加する目的を明確にしておくことで、プログラムを通して達成したいゴールが明確になり、自分に合ったインターンを探しやすくなります。「職業理解を深めたい」「在籍社員から生の声を聞きたい」など、自分なりの目的を探してみましょう。
目的を持つメリット
冒頭では、目的を持っていることでインターンが探しやすくなるとお伝えしました。その理由としては、目的が明確だと参加中に達成したいことがわかり、達成のために必要なインターンのプログラムを段階的に考えることができるからです。
<目的からインターンの内容を逆算する例>
目的
・職業理解(広報担当)を深めたい
↓
達成すべきこと
・広報の実際の仕事を体験する
↓
達成できるインターンの内容
・広報担当の仕事体験ができるインターンプログラムがある企業
目的があることで、インターン参加中もゴールに向けた一貫性のある行動ができるので、充実した時間を過ごすことができますよ。全体を通して良い結果を残すためにも、やりたいことを見つけた状態でインターンを探しはじめましょう。
インターンの目的一覧
インターンのよくある目的には、下記のようなものが挙げられます。
<インターンのよくある目的一覧>
・職業との適性をはかりたい
・企業理解を深めたい
・社員からリアルな声を聞きたい
・就活の予行練習をしたい
・学生と情報交換したい
・やりたいことを見つけたい
インターンの目的は「周りがこうだから」に流されず、自身の興味や関心を大切にして、自分にあったプログラムを選びましょう。
「目的が見つからない」「なんのために参加するのかわからない」と悩む人は、インターンの意味や、自分がそのインターンを通してどんな状態になりたいかの視点で考えることがおすすめです。
経験者がどんな目的で参加したのかにも耳を傾けて、探す前の状況を整理しながら考えてみましょう。
座談会で社員の意見を聞くことで、企業がどのような価値観を大切にしているのかが明確になります。また、その社員が携わっている業務について知ることで、企業についての興味を持つきっかけになると考えました。
このように自分の発見を増やし、企業の良いところも悪いところも知る目的で、インターンに参加するようになりました。
業界研究には公式ホームページを見たり、本を読んだりするなど、さまざまな手段があると思いますが、私は実際に働くイメージも持ちたいと思いインターンに参加していました。
企業研究がメインだったので、1day開催のインターンに参加することが多かったです。本選考が開始した際、説明会のみ参加の企業と、1dayでもインターンに参加した企業とでは、企業理解の深さや志望度の高さが異なっていました。
短期は無意味と決めつけるのではなく、気になったものがあれば早期選考につながらなくても、参加してみると良いと思います。
これから就職活動が始まるという時期だったにもかかわらず、働くことに対しての実感がなく、自分が将来何をしたいのかもまったくわかっていない状況が続いていました。
そのため、これからの就活の指針を決める目的でインターンへ参加しました。結果、実際に現場社員が業務に打ち込む姿を見て、自分も働くイメージを付けることに成功しました。
目的の見つけ方
インターンの目的は、プログラム内容やメリットから自分の興味関心を導き出すことで発見できます。
期間・内容・条件などの実際のインターン情報を調べれば、参加している自分のイメージがつき、「これならやってみたい」「ほかにこんな内容はあるのかな?」と感じるものが見つかるはずです。
ほか、インターンのメリットを知ると、参加後に得られる状況を考えることができます。「早期選考の参加が可能になる」がメリットであれば、参加後には周りより早く就活がスタートできているかもしれません。得たい状況が明確になれば、それを叶えることがインターンでの目的となります。
目的はいきなり考えず、段階的に思考を整理していくと答えが見つかります。自分の行動を一つずつ振り返り、根本的な部分から考えるように意識してみましょう。
目的が見つからないときの対処法
目的が見つからなくて迷ってしまったときは、次のいずれか3つの対処法を試してみましょう。
<インターンの目的が見つからない対処法>
・周りの目的を自分に置き換えてみる
・インターンとはそもそもなにかに立ち返る
・実際にインターンに参加する想定をしてみる
すでに参加を決めた同級生や先輩など、インターンを実際に選んだ経験のある人の目的を参考に、自分に置き換えてみます。自分と似た状況である方が考えやすいので、業界や仕事内容などを確認してからがおすすめです。
他人と目的を比較することで「自分には同じ目的が合っているかも」「仕事の適性よりも業界についてもっと知る方が重要な気がする」と、内容に対する感想や考えが生まれるはずです。生まれた感覚をもとに、自分なりの目的を考えてみましょう。
インターンの目的迷子になっているときは、そもそもの参加意義やメリットが理解できていない可能性もあります。ここまでで解説した内容をあらためて振り返り、土台作りをおこなったうえでインターンの興味関心を整理してみるのもいいかもしれません。
または、インターンのイメージが明確にできていないケースも考えられるので、体験談を聞く・企業のインターン紹介動画を見るなどして、参加している自分を想像してみるのもおすすめです。紹介動画は企業が公式HPやYouTubeで公開しているケースがあるので、一度探してみてくださいね。
ステップ④インターンを探す手段を知る|選択肢は無限大!
近年では、インターンシップ紹介専門サイトやスカウトサイトなどを簡単に利用できるようになっていることから、学生がインターンに関する情報を入手しやすくなりました。
一方で、選択肢が増えすぎた影響で、自分が欲しい情報が選び取れずに悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。ステップ④では、情報の取捨選択ができるようになるために、インターンを探す手段について紹介します。
インターンの情報を調べる際にどんなツールを使った?
インターンの情報を調べ始めた時期は大学3年の5月後半ごろです。サマーインターンに参加することでほかの就活生より一歩リードしたいと思っていたため、初めは就活支援サイトを使って調べていました。
自分自身は広告やメディア、スポーツに興味があり、それに関連する仕事がしたいと思っていたため、業界を絞りながら調べていました。気になったプログラムのあるインターンには片っ端から応募することで、インターンの応募範囲を狭めないようにしていました。
私がインターンを探し始めたのは、大学3年生4月からです。その際、インターンの情報を調べるときに利用したツールは、就活支援サイトです。複数のサイトを併用して使うことで、できるだけ多くの情報をキャッチアップできるようにしていました。
応募した業界としてはさまざまで、情報通信業界であったり、コンサルティング業界、医療業界、飲食店業界、食品業界など幅広く受けました。システム管理という業務はどの業界においても必要であるため、業界で絞るといったことはしませんでした。
インターンについて調べ始めたのは大学3年生の5〜6月辺りです。サマーインターンに参加したかったのでそれに間に合うよう調べていました。調べる際には就活支援サイトや、大学のキャリアセンターに掲示されているチラシで情報収集していました。
就活を始めた当初はさまざまな業界を見て回りたいと考えていました。そのため、業界は絞らず楽しそうだなと思ったインターンに目をつけて応募していました。ほかにも先輩や友人・知人から聞いた情報を元に、条件の良さそうなインターンシップにも応募していました。
企業のホームページ
インターンの情報収集先として、一番信憑性が高いものが企業のHPです。応募方法・実施期間・条件が一括で確認できるため、情報収集から応募までスムーズに進めることができます。
ほか、どのような業務を展開しているのかも詳しく掲載されているので、選考に向けた企業研究に活用できます。さらに、社長メッセージや企業理念を確認すれば、自分との適性を見極めることもできるでしょう。
気になる企業がある場合はブックマークしておき、インターン関連の情報が更新されていないかを定期的にチェックしてみてくださいね。
企業説明会
企業説明会のなかで、インターンの開催情報を入手できるケースがあります。
企業説明会は、複数の企業が開催する「合同説明会」と会社内で実施する「個別説明会」があるので、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
<説明会の種類>
・合同説明会:複数社の説明会に参加が可能、広範囲のインターン情報が手に入る
・個別説明会:1社についてじっくり情報収集ができる
注意点として、企業説明会では就業体験の案内をおこなわない場合もあります。とはいえ、説明会に登壇している先輩や人事担当者に直接質問ができる機会があるため、インターネットだけでは手に入らない貴重な情報を聞けるのはメリットといえるでしょう。
インターンの最新情報を入手するだけでなく、今後の選考でライバルと差を付けたい人は、積極的に企業説明会へ参加をしてみてくださいね。
インターンシップ紹介専門サイト
インターンを探すには、企業の情報が集結した紹介専門サイトを使うのも一つの手段です。
<インターンシップ紹介専門サイトの例>
・インターンシップガイド
・ユアターン
・ゼロワンインターン
・Wantedly
インターン専門サイトでは、大量の情報を一度に確認したい人や、条件を比較しながら決めたい人に合った探し方ができます。あらかじめやりたい内容が決まっているとスムーズに決められるため、条件の絞り込みや自己分析をしたうえで利用するのがおすすめです。
インターンシップスカウトサイト
スカウトサイトとは、経歴や自己PRを登録しておくことで企業からインターン参加のオファーが届くサイトです。
<インターンシップのスカウトサイト>
・キミスカ
・dodaキャンパス
登録すれば待っているだけで連絡がくる仕組みのため、効率的にインターンを探すことができます。個人では応募できない企業からオファーが届く場合もあるので、新しい選択肢が広がる可能性もあるでしょう。
スカウトサイトからオファーのあるインターンは、1カ月以上の期間を設定しておこなわれる「長期インターン」が多い傾向があります。長期インターンは、給料をもらいながら実務に携われる貴重なプログラムのため、早めにスカウトサイトに登録して情報を入手しておくことをおすすめします。
また、スカウトサイトの中には、インターンだけでなく選考のオファーが届くものもあります。一度登録すると就活開始まで利用できるので、試してみる価値はありますよ。
大学のキャリアセンター
就活の相談機関として大学内に設置されているキャリアセンターでは、インターンを探すサポートを受けることも可能です。企業と直接やり取りをして就活情報を集めている場所なので、自分だけでは探せない情報を入手できるでしょう。
また、キャリアセンターには就職活動に詳しいスタッフが在籍していることから、インターンの方向性の悩み相談も可能です。
インターンの探し方に迷っている人や、専門的な意見を取り入れたい人は、キャリアセンターに足を運んでみましょう。
周囲からの紹介
インターンを探すときは、周囲から情報を得ることも検討してみてください。たとえば、先輩からインターンの情報を教えてもらうのは有効な手段の一つです。
自分が気になっている企業のインターンを経験した先輩から、開催時期やプログラム内容などを聞いておくだけで、効率よく準備ができるようになるでしょう。また、実際に受けてよかったインターン情報などを教えてもらえれば、自分のなかの選択肢が広がります。
インターンの探し方に迷うときは、周囲を頼ってみると新しい発見があるかもしれません。
企業の公式SNS
近年では、採用活動にSNSを使用する企業が多くあります。
企業の公式SNSは、インターンの情報についても発信するケースがあるため、気になる企業のアカウントはチェックしておくことをおすすめします。また、SNSは企業の担当者が直接運用しているので、発信内容から会社全体の雰囲気を感じとれることもあるでしょう。
手軽にインターンの情報を入手できる方法のため、ほかの探し方と並行して利用すると効率的です。
ステップ⑤自分の状況に合った探し方を考える|客観視が重要
インターンの探し方がわかれば、次はいよいよ自分に合った選び方を見つけましょう。ここからは、学年・就業場所・生活環境ごとから考えるインターンの探し方を紹介します。
これから紹介する項目を一つだけ分析するのではなく、トータルして自分の条件に合ったものから考えることで、適性の高いインターンが見つけられます。経験者の情報も参考にしながら、自分の今を想像してチェックしてくださいね。
春から夏にかけて、定期テスト・普段の授業や研究があったため、長期インターンの応募時は、オンラインとフレックスでの参加が可能かという条件を重要視していました。
たとえば、午前中は授業の関係上参加できない場合は、午後から何時間といったように、自分の好きな時間を設定できるインターンもたまにありました。また秋からは授業も減るため、そこでは積極的に長期インターンを探すようにしていました。
学年別|知ると得する「今の自分に合った」探し方
インターンでは、年次ごとに参加する意味・応募意図が異なります。下記の表を参考にして、今の自分にはなにが合っているのかよく理解しておきましょう。
学年 | 特徴 | 探し方 |
---|---|---|
1・2年生 | ・社会人スキルやインターンそのものを知るために参加 ・長期インターンや短期の複数参加が可能 ・条件によって希望のインターンに参加できない場合も有 ・社員の補助など基礎スキルを身に付けるプログラムが多い |
・紹介サイト ・SNS ・キャリアセンター |
3年生 | ・本格的な情報収集として参加 ・短期〜中期のインターン参加が多い ・早期選考を視野に入れた動きをするケースもある |
・スカウトサイト ・周囲からの紹介 ・キャリアセンター ・企業HP |
4年生 | ・より実務に近い経験をするために参加 ・参加できる時間が少ないため、厳選する必要がある ・インターン参加から選考につながる場合もあり |
・スカウトサイト ・SNS ・企業HP |
インターンに参加できる時間が一番長い1・2年生は、本格的な就職活動まではまだ期間があるため、実務よりも補助に近いプログラムが多い傾向があります。紹介サイトで総合的に情報を集めたり、キャリアセンターで自分に合ったインターンを探してみると良いでしょう。
就活本番となる3年生では、企業を絞り込むための情報収集として、インターンを通してより深い内容を知る必要があります。企業HPやスカウトサイトなどを定期的にチェックし、志望企業や業界をより明確にできるインターンを探すように意識しましょう。
4年生でインターンへ参加する場合、ある程度企業を絞り込んだ状態で、SNSや企業HPからピンポイントに情報を集めることがスムーズです。より実務に近い内容が体験できるプログラムを選ぶためにも、事前に目的や条件を明確にしておくことがおすすめです。
大学何年生のいつ頃インターンに参加していましたか?
大学3年生の夏ごろからインターンに参加していました。夏でも始めるのが遅く感じたため、早い方が良かったと今になっては思います。
大学3年の夏ごろから参加していました。夏に参加したインターン先から、早期選考の機会がもらえるケースも多かったです。
大学3年生の6月ごろにインターンに参加しました。日系大手の選考募集が始まるタイミングにあわせて動くようにしていました。
就業場所別|通う自分を想像しながら探そう
インターンを探す場合、実施する場所についても調べておく必要があります。
たとえば、本社から離れた場所でインターンをおこなうプログラムだった場合、情報を見落としたまま参加を決めてしまうと、そもそも通勤ができないケースがあるでしょう。
応募の際には、「場所はどこでおこなわれるのか」「通勤可能かどうか」「交通費の支給はあるのか」などの基本的なところをチェックしておくことも、マッチしたインターンを探すコツの一つです。広い視野を持ってインターンを選んでくださいね。
生活環境別|継続できるインターンを見つけよう
インターンは自分の生活とのバランスを考えて探すことも大切です。
たとえば、大学1〜2年生であれば、まだまだ履修科目も多く、部活動やアルバイトに力を入れている人も珍しくはありません。
そのような状態でインターンのスケジュールを無理に加えてしまうと、生活のバランスをうまく保てなくなり、体力や精神面に問題が出てしまうことも。
社会人になるには、公私ともにスケジュール調整がうまくできることも必要です。学業や生活がおろそかにならないように、自分に合った参加期間を意識して探すようにしておきましょう。
インターンにはどのくらいの期間参加しましたか?
週3日で2週間の長期のインターン経験があります。参加期間が長いインターンは、倍率が高く、数人しか選ばれないことがあるため選考を突破することが難しかったです。
参加期間は最短で1日、最長で2週間でした。2週間以上になってしまうとほかのインターンとかぶってしまったり、大学生活に支障が出てしまうと考えていたので参加しませんでした。
1日や1週間以内のインターンに参加することが多かったです。どうしても志望度が高い企業なら期間が長いものも応募していました。
悩み解決までスムーズに! インターンの探し方の注意点を知ろう
ここまで紹介したように、自己分析や積極的な情報収集など、自分にあったインターンを見つけるにはやるべきことが多くあります。まだ目の前の学生生活に精一杯な状況のなかで、うまくインターンを探せるか不安になることもあるでしょう。
忙しいなかでも自分に合ったインターンを見つけたいのであれば、探し方の注意点について知っておく必要があります。注意点を知らないままインターンを探してしまうと、効率の悪さから学業との両立が難しくなってしまうことが考えられます。
経験者がインターンを探すときに後悔したエピソードも踏まえて、何に注意をはらうべきか理解して行動にうつしてくださいね。
業界を絞らずにインターンを探したため、応募までの時間がとてもかかってしまいました。候補が莫大な数となり、絞り込みまでにかなりの時間を要しました。
気になっていた全業界のインターンそれぞれ1社ずつ参加し、ある程度の業務内容であったり、求められるスキルをしっかり理解してから、長期のインターン先を探す方が良かったのではないかと考えます。
「企業情報の何をみれば良いか」という判断基準をある程度確立することで、効率的にインターンを探せるのではないでしょうか。
必要のないインターンに何度も参加してしまったことが後悔です。もちろん、インターンシップに参加する目的として業界理解・企業研究を進めるという目的もありました。しかし、参加後の優遇があることが一番の利点だと思っていたので、優遇のあるインターンにのみ参加すべきだったと反省しています。
また、参加したい企業のインターンシップに優遇があったものの、ESの量や内容が重かったため見送ってしまったこともありました。そこで諦めずに挑戦しておけば、本選考のときに楽になったのかなと考えました。
どうしても入社したい企業があり、その企業を中心に同じ業界でインターンを探していました。運良くその志望企業のインターンが開催されており、ESも完璧に書き上げて応募しました。
しかし志望企業のなかでも興味のある職種に関係するインターンだと思っていたのですが、あとから調べるとまったく関係の無い内容でした。
ESにも、インターン内容とまったく関係のないことを書いてしまったため、選考にも落ちてしまいました。
焦って決めようとしない
自分に合ったインターンを探すためには、自己分析や情報収集など、念入りな準備が必要です。
「周りがすでにインターンに参加している」「インターン先がなくなってしまう」などという思いであわてて探しはじめると、準備がおろそかになり、希望の条件と異なるインターン先を選んでしまうことも。
自分に合ったインターンを探すには、焦って決めようとしないことが大切です。早く探したいときほど、念入りな準備と情報収集で、迷わない土台作りをおこないましょう。
ネームバリューに惑わされない
インターンには長時間の拘束やパワハラ環境の職場へ参加させられるなど、「ブラックインターン」と呼ばれる、悪条件のプログラムが実施されている場合があります。
ブラックインターンに参加しないためにも、プログラム内容やその企業自体の評判をよくリサーチしておき、怪しい内容がある企業は避けるように意識しておきましょう。
「大手企業だから」「毎年インターンが出されているから」など、ネームバリューや表面的な情報で判断せず、複数の情報を調べて内容を精査することがポイントです。
探し方を一つに絞らない
インターンの探し方を一つに絞ってしまうと、本来得られる情報を入手できないケースがあるため注意しましょう。
たとえば、「公式HPではなかったがSNSだとインターンの情報が掲載されていた」「紹介サイトを使ったら今まで知らない企業のインターン開催情報を知れた」など、複数の方法でインターンを探すだけで、チャンスを獲得する幅が広がります。
時間がなく探す手段をなかなか広げられない場合は、手間のかからない探し方を併用しながらの情報収集がおすすめです。
<方法別の探し方>
・少ない時間や労力で情報を集める方法:SNSや紹介サイト
・直に動いて情報を集める方法:公式HP、キャリアセンター、説明会
探し方の特徴をよく理解したうえで、時間を効率よく使い多方面からの情報を集めましょう。
探し方がわかれば早速行動! インターンの応募に必要な準備も知っておこう
いくら自分にあったインターンが見つかったとしても、選考に突破しなければ参加はできません。チャレンジしたいインターンが見つかったあと、スムーズに応募まで進むために、ここからは選考に必要な準備について紹介します。
インターンを探しはじめてから決定するまで、どれくらいの期間がかかりましたか?
2週間くらいの期間がかかっていました。インターンの募集を見つければすぐに応募できるというわけではなく、テストなどもあるため対策に時間がかかりました。
3週間ほどかかりました。私が志望していた企業の多くは、応募するのにESの作成やテストを受ける必要がありました。ESを書いてみると自分の納得いくものができるまで意外と時間がかかりますし、テストの準備にも時間がかかりました。
1カ月くらいだと思います。インターンを探すために、インターンの締め切りをピックアップしている人のSNSをフォローしていました。私の場合は、その情報に沿って応募をしていました。
応募先の情報収集
インターンの選考では、企業へ応募した理由や興味のある事業について聞かれるケースが多くあります。企業への志望動機を深めるために、取り組みや強みを調べて自分なりの理由を考えておきましょう。
また、インターンに求める人物像や詳しいプログラムを把握しておけば、その内容に合わせた自己PRを作成できるようになるため、高評価を掴みやすくなります。
自分に合ったインターンを探して選考通過を叶えるためにも、念入りな情報収集をおこないましょう。
選考に必要な物をそろえる
インターン選考に応募するには、就活と同様に書類や服装などの準備が必要です。
<インターン選考に必要なもの>
・エントリーシートと履歴書
・スーツや革靴
・筆記用具やメモ帳
ESでは、インターンで実現したいことや自己PRなど、企業から指定された項目について書く必要があります。記載内容は面接のときに参考にされることがほとんどのため、時間をかけて作成することをおすすめします。
ほか、インターンの選考で使うスーツや革靴などは、そのまま就活の面接でも使用できるので、この機会に自分に合ったものを選んでおくと良いでしょう。
応募書類の作成
前述で紹介したように、インターンの応募にはESと履歴書が必要です。
応募が決まれば作成に取りかかる必要がありますが、いきなり自己PRや志望動機を考えることは難しいため、自己理解を深めておかなくてはいけません。自己分析で自分を客観視して情報を整理し、その後に作成に入るとなると、ある程度の期間が必要となるでしょう。
インターンの応募には期限が設けられているため、タイミングによっては応募書類をゆっくり書く時間がないこともあります。参加のチャンスを逃さないためにも、応募書類の作成を念頭にいれて自己分析をするなど、長い目で見た行動ができるとスムーズでしょう。
インターン選考の履歴書の書き方はこちらの記事で詳しく解説しています。先輩が実践したテクニックも紹介しているので、併せて参考にしてみてくださいね。
インターン選考の履歴書|選考突破した先輩が実践したテクニックとは
インターンシップ選考に効果的な自己PRは、こちらの記事で詳しく解説しています。経験者が実際に伝えた自己PRと併せてチェックしてみてくださいね。
インターンシップ選考の自己PR|経験者が実際に伝えた内容を大公開
インターンの選考に参加する際には、志望動機を考える機会も避けられません。「どのように志望動機を書けば良いか悩むな……」という人はこちらの記事もご覧ください。
例文26選|インターンシップの志望動機どう書いた? 内定者に調査
インターンの探し方迷子には情報整理が効果的! 周りも頼って進むべき道を見つけよう
インターンの選び方に悩む人へ、基本の探し方と自分に合った内容を見つけるコツを紹介しました。
インターンを実施している企業は多数あるため、闇雲に探しても自分に合ったインターンは見つけられません。段階的に準備を整えて、ぶれない軸を持った状態でインターンを探すことが大切です。
迷ったときは、経験者の歩き方を見本にしながら、焦らず頑丈な土台作りをしていくことで、自分にとってメリットのあるインターンを探すことができますよ。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
\今すぐ!無料で就活力を診断しよう!/
診断スタート(無料)
インターンを募集している企業が多すぎて、探し方に苦労しました。
インターンは、早期選考や本選考と同じく、SPIや玉手箱などの試験が設けられているケースがあり、特に長期になればなるほどその場合が多いです。試験の勉強をする余裕があるかを踏まえたうえで、自分に合ったインターン先を見つけることが重要だと思います。
大手企業を選択して安定性を求めた
私の場合、ある程度風通しが良く、労働環境が整っているであろう大手企業のインターンに参加したいと考えました。安心感があり、就職していくうえでの懸念点も少ないと思われるため、インターンの参加先に迷ったときは大手を選ぶことをおすすめします。