模擬面接は必須? 内定者に聞いた実施方法と就活に活かすコツ

模擬面接をすべき人の特徴 絶対就活に活かすコツ 模擬面接の受け方

模擬面接は意味がない? 経験者のリアルな声を参考に模擬面接の重要性を知ろう

就活生の中には、「模擬面接をしたほうが良いと聞いたことがあるけど、本当に必要なのかな?」と迷っている人もいるでしょう。

内定を獲得した先輩たちに聞いてみると、「模擬面接は必須」と口をそろえて言います。就活は人生の大きな分岐点。その成功のカギを握る面接に、十分な準備なしに臨むのはもったいないですよね。

また、模擬面接には、面接の雰囲気に慣れることができるだけでなく、よくある質問にスムーズに対応できるなどのさまざまなメリットがあります。そのため模擬面接は、面接を成功させるための事前準備として最適な対策だといえるでしょう。

この記事では、就活経験者の意見を参考に、模擬面接のやり方や上手に活かすコツ、実際の成功談などを紹介しています。万全の状態で本番に挑めるように、参考にしてみてくださいね。

就活生の5大不安を解決!オススメのツール5選

① 周りの皆がどれくらい就活準備をしているのか気になる…
→「就活力診断テスト」がオススメ
自分のレベルを知ると周りとの差が見えてくる!

② どの業界が自分に合っているかわからない…
→「適職診断」がオススメ
30秒で避けるべき仕事がわかる!

③ ほかの学生に勝てる自己PRが見つからない…
→「自己PR作成ツール」がオススメ
4つの質問であなたの自己PRをより魅力的に!

④ 面接で上手く答えられるか不安…
→「面接力診断テスト」がオススメ
模擬面接で苦手に徹底対処!

⑤ WEBテストで合格点が取れそうにない…
→「WEBテスト対策問題集」がオススメ
玉手箱・SPI-WEBの頻出問題を網羅!

模擬面接ってどんなもの? みんなが抱く印象は? 

模擬面接とは、実際の面接を想定し、第三者に面接官役をお願いするなどして本番さながらの環境でおこなう面接練習のことです。

大学のキャリアセンターや、就活セミナーを通じておこなったり、友達や先輩に面接官役をお願いしたりと、やり方はさまざま。

学生の皆さんにとって、日々の生活の中で面接をおこなう機会は少なく、急に本番を迎えてしまうと、実力を発揮することができないかもしれません。

本番に自信を持って臨むことができるようになるという点で、模擬面接には単なる練習以上の価値があることを押さえておきましょう

面接の準備方法がそもそもわからないという人はこの記事を読みましょう。回答の作成方法や押さえておくべきマナーを、内定者たちの体験談をもとに解説しています。
面接の準備はこれでOK! 回答例や持ち物を体験談から徹底ガイド

内定者に聞いた! 模擬面接の存在を知っていた?

キャリアステージ編集部

就活を始める前から模擬面接という言葉を知っていましたか?

M・N 4年制大学

面接の準備をするために本番に近い形で一度やってみるという、面接対策の一つとして知っていました。

N・U 4年制大学

大学のキャリアセンターで毎年模擬面接をおこなっていたので、存在は知っていました。実際に利用したのは就活を始めてからです。

N・T 4年制大学

就職活動だけにかかわらず、語学の検定試験を受ける際の面接対策などでも模擬面接という言葉を使ったことがあり、知っていました。

詳しく聞かせて! 経験したことのある模擬面接や重要性についてのエピソード

R・N
R・N
4年制大学/理系学部
高校や中学で受験対策として経験したことがある!

高校や中学校で先生と模擬面接をおこなう機会があったため、模擬面接がどのようにおこなわれるものなのかは就活前からなんとなく知っていました。

就活前までは、模擬面接は質問と回答のラリー形式で、一問一答のように進行していくものだと思っていたのですが、実際に模擬面接を経験した際、想像以上に緊張し、瞬時の頭の回転が必要なんだということを再認識しました。

M・N
M・N
4年制大学/情報科学部
推薦入試で模擬面接を経験して重要性を感じていた

大学のキャリアセンターで予約をすれば模擬面接をしてくれるという話を聞いていたため、就活対策における模擬面接の存在はもともと知っていました。

また、自分自身大学の推薦入試を受けようと考えていた頃があり、当時学校の先生や塾の先生にお願いして模擬面接をおこなっていました。その経験から、模擬面接は、本番とほとんど同じ環境で練習ができるので、面接対策をする上で重要なものだと考えています。

当時は第三者からの目線でアドバイスをもらうと、自分ひとりでは思いつかなかった質問や回答が出てくるので、いろんな先生に模擬面接をお願いしていました。

S・K
S・K
4年制大学/文系学部
実際に就活を始めてから模擬面接を知った

「模擬面接」という言葉は知らなかったものの、ロールプレイをすることが多い学科にいたので、同じような形で面接も練習したら良いのでは、と漠然としたイメージだけ持っていました。

本格的に就活を始めて、情報収集をする中で模擬面接という対策方法があることを知り、大学3年生の後半に取り入れたいと考えるようになりました。

実際に、就活をしている同級生とお互いに面接官役をして、フィードバックをし合うような対策もおこなったことがあります。

デキる就活生は就活力が80点以上だった!

就活を始める際に、就活マナーや受け答えのコツなどを覚えたという人も多いでしょう。気づかないうちに間違ったマナーを覚えていたら、意図せず面接官を不快にさせることも...

自分の対策が正しいかは、「就活力診断テスト」の点数からわかります。たった30秒で対策が不十分な箇所を見つけて、バランス良く就活準備を進めましょう。

合格点の80点が取れるか、自分の就活力を試してみてください。

\今すぐ!無料で就活力を診断しよう!/
診断スタート(無料)

模擬面接はなぜ必要? 現役就活生に聞いた5つのメリット

模擬面接はなぜ必要? 現役就活生に聞いた5つのメリット

模擬面接は、就活成功の鍵となる重要な準備で、大学のキャリアセンター主催で模擬面接を受けられるセミナーが開催されるほど。では、どうしてそんなに重要視されているのでしょうか。 現役就活生に聞いてみると、さまざまなメリットが見えてきました。

キャリアステージ編集部

模擬面接のメリットはどのような点だと感じますか?

M・N 4年制大学

面接そのものに慣れた状態で本番に臨めるのは大きなメリットだと思います。初めての面接でも話せないほどの緊張を感じることなく、落ち着いて受け答えができました。

N・U 4年制大学

本番で緊張するのを軽減できる点です。また、自分で用意した回答に対しての追加質問を事前に予想するために、とても役立ちました。

N・T 4年制大学

本番の面接に自信をもって挑むことができる点だと思います。模擬面接をおこなうことで、想定問答の作成ができるだけでなく、模擬面接官からアドバイスを頂くこともできます。

多くの人が、模擬面接を経験して良かったと感じているようです。

就活生の中には、最初は面倒に感じる人もいるかもしれません。しかし、実際に経験した人の多くが、模擬面接に肯定的な感想を持っていることを把握しておきましょう。

ここから、模擬面接の具体的なメリットについて5つ紹介します。

落ち着いて最終面接できるかな? と不安になる人もいるのではないでしょうか?次の記事では、最終面接で自信がつくコツを紹介しています! ぜひチェックしてみてください。
就活生に聞く最終面接の落ちるフラグ集|合否とぶっちゃけトーク付き

①面接の流れを把握できる

模擬面接の大きなメリットの一つは、実際の面接の流れを事前に体験できることです。

多くの就活生は、面接を受けるまで具体的な進め方がわからず不安を感じているはず。しかし、模擬面接をおこなうことで、入室から退室までの一連の流れを把握できるようになります

たとえば、入室した後の面接官との挨拶の仕方、自己紹介の順序、質疑応答の進め方などを実践的に学ぶことができるでしょう。

また、面接にかかる時間感覚もつかめるため、回答の長さや内容の調整もしやすくなりますね。

こういった模擬面接の経験は、本番での余計な緊張を軽減してくれます。面接の全体像を把握することで、自信を持って本番に臨めるようになるのです。

面接でおこなう自己紹介についてはこの記事もぜひ読んでみてください。内定を獲得した人がどう自己紹介したのかチェックして、自らの面接にも活かしましょう。
面接の自己紹介で何を話した? リアル回答例付きで伝え方を徹底解説

②自分の印象を客観的に確認できる

模擬面接では、自分が他人にどのように映るかを知る貴重な機会になります。

普段、自分の話し方や態度を客観的に見ることは難しいものです。しかし、模擬面接では、フィードバックを通じて自分の印象を第三者の目線で確認できます

自分では気づかなかったくせや表情、姿勢なども指摘してもらえるため、「一緒に働きたい」「安心して仕事を任せられそうだ」と思われやすい印象づくりが可能になります。

自分の印象を知ることで、どこをどう改善すべきかがはっきりするでしょう。

③自然な回答ができるようになる

模擬面接を重ねることで、質問に対して自然に回答できる力が身につきます。

面接に慣れていないと、緊張して言葉が詰まったり、不自然な話し方になったりしがちです。しかし、模擬面接を通じて繰り返し練習することで、徐々に自然な受け答えができるようになっていきます

とくに、「志望動機」や「自己PR」など、よく聞かれる質問に対しては、練習を重ねるほど流暢に答えられるようになります。

ただし、単に暗記した内容を話すのではなく、本心で話していることがわかるような、自分の言葉で自然に伝える力が重要であることを押さえておきましょう。

また、模擬面接を通してさまざまな質問パターンに触れることで、臨機応変な対応力も養えます。練習を重ねるうちに、どのような質問がきても、自分の考えを整理して話せるようになるはずですよ。

④回答に詰まるところを事前に確認できる

模擬面接のメリットの一つは、自分が答えに詰まる質問を事前に把握できることです。

本番で初めて難しい質問に直面すると、焦ってしまい適切な回答ができないことがあります。しかし、模擬面接でそういった場面を経験しておくことで、本番での対策を立てることができます

たとえば、「学生時代に力を入れたこと」や「自分の長所・短所」など、一見基本的な質問のように思えても、深く掘り下げられると答えに詰まりやすい質問があります。

模擬面接でこれらの質問に対する自分の弱点を知ることで、事前に回答を準備したり、関連する経験を整理したりできるでしょう。模擬面接で詰まった質問があっても、焦らなくて大丈夫です。苦手な質問を把握し、克服することで、本番での自信につながりますよ。

⑤追加質問を想定できる

模擬面接では、「志望動機」や「学生時代に頑張ったこと」などの基本的な質問だけでなく、それに関連する追加質問の回答練習もできます。

実際の面接では、面接官があなたの回答に基づいて掘り下げた質問をすることが多々あります。この追加質問に対する対応は、自己アピールに一貫性があるかどうかや、説得力の高さに大きな影響を与えるでしょう。

模擬面接を通して追加質問への対応を意識するようになると、自分の経験や考えをより深く掘り下げることができ、面接本番でさらに説得力のある回答ができるようになるでしょう

実際に先輩たちが自然な受け答えができるようになったエピソードとは

R・N
R・N
4年制大学/理系学部
本番への対応力や一連の流れをマスターした

模擬面接は友人とキャリアセンターの方、両方とおこないました。

双方の模擬面接を通じて、入室時のマナーから、他の就活生も苦戦しているような深掘りの質問の対策、自己分析の内容に対する指摘など幅広く対策できたと感じています。

どちらも面接本番で臨機応変に対応する力を成長させることにつながり、本番でも、質問に対して頭が真っ白になるということも少なくなりました。

K・G
K・G
名古屋市立大学/経済学部
メンターと先輩の二刀流で本番慣れした

企業のメンターや、多くの先輩に模擬面接をしていただきました。

実際の企業の方と練習を重ねていくことで、本番の面接で聞かれる内容について理解を深めることができましたし、先輩方は、これまでの経験を踏まえた質問をしてくださるので、すごく良い経験になったと感じています。

これらを通じて、面接本番では自然な受け答えができるようになったと感じています。

面接の練習方法については、この記事を読んで学びましょう。選考突破につながる練習方法を、体験談をもとに紹介しています。
面接練習みんなは何をした? 経験者から学ぶ効果的な練習法13選

就活力39点以下は、選考通過に黄色信号...

面接官は、就活マナーを覚えていない学生を簡単に見抜いてしまいます。面接での立ち振る舞いや言葉遣いに自信はありますか。

就活力診断テスト」なら、自分の就活が点数でわかります。自信がないまま面接に臨むと、選考通過に歯止めがかかってしまうことも…。

対策不足をカバーするなら、今がチャンス!

\今すぐ!無料で就活力を診断しよう!/
診断スタート(無料)

学生に直撃! 模擬面接をやるべき人の特徴5選

模擬面接をやるべき人の特徴5選

自分に模擬面接が必要かどうか、迷っている人も多いはず。では、どんな人が模擬面接をするべきなのでしょうか。

学生の声をもとに、模擬面接が特に効果的な人の特徴をまとめてみました。中には意外な特徴もあるかもしれません。

自分に当てはまるかどうか、以下の5つの特徴をチェックしてみてくださいね。

模擬面接をやってみようと思ったきっかけは?

キャリアステージ編集部

模擬面接をしようと思った人は、面接にどんな不安を抱いていて、どうして模擬面接を受けようと思ったのか教えてください!

M・N 4年制大学

シミュレーションしていても、実際に本番を迎えると頭が真っ白になってしまうタイプなので、一度本番に近い形を体験しておきたいと考え模擬面接をしました。

N・U 4年制大学

緊張しやすい性格なので、準備不足な部分を突かれて本番で焦ることがないよう、一度面接を体験しておきたいと考えて模擬面接をしました。

N・T 4年制大学

初めての面接が決まった際に、面接のイメージがまったく湧いていなかったため模擬面接を受けることに決めました。面接での立ち振る舞いや、どのような深掘り質問がされるのかわからず不安に感じていたからです。

S・K 4年制大学

緊張しやすい性格なので、入念に準備をしても、面接の場となるとうまく話せないのではないかと思っていました。そのため、本番に近い雰囲気を体感するために模擬面接をすることにしました。

面接を受けたことがない人

面接未経験の人にとって、模擬面接はとくに重要になってきます。

実際の面接の流れを体験せずに本番を迎えるのは、かなりハードルが高いもの。不安や緊張で萎縮してしまい、実力を発揮できないかもしれません。

しかし、模擬面接で雰囲気を事前に体験しておけば、本番での不安や緊張を軽減できます。

模擬面接を通じて自信をつけることで、本番では落ち着いて自分の魅力を伝えられるようになるのです

面接未経験の人こそ、模擬面接で基本的な流れを押さえる必要があることを頭に入れておいてくださいね。

面接で不合格になりやすい人

「エントリーシート(ES)やグループディスカッションなどの選考は通過するものの、面接の選考に移った途端に不合格が続いてしまう」。このような人には、自分では気付かない問題点がある可能性があります。

模擬面接では、第三者の視点から客観的なフィードバックを得られることが大きな特徴です。

話し方や態度、表情などの非言語コミュニケーションの改善点や、回答内容の具体性や説得力を高める方法などのアドバイスを受けられるのです

また、回答を都度見直すことで自分の強みや弱みを再認識し、効果的なアピール方法を見出すこともできます。

模擬面接を通じて問題点を把握し、改善することで、面接本番で合格する確率を高めることが可能です。継続的な練習と振り返りが、選考突破への近道となるでしょう。

人前で緊張しやすい人

人前で緊張しやすい人にとって、模擬面接は緊張を和らげる絶好の場となります。

模擬面接を繰り返すことで、徐々に人前で話すことに慣れていくでしょう。また、「早口になる」「声が小さくなる」などの緊張しているときの自分のくせを認識し、それを制御する方法を学ぶこともできます。面接前に、深呼吸や瞑想などの、自分なりのリラックスできる方法を試すこともできるでしょう。

模擬面接で緊張と向き合い、それを乗り越える経験を積むことで、本番での過度な緊張を抑え、自分らしさを発揮できるようになりますよ。

コミュニケーションが苦手な人

模擬面接は、コミュニケーション能力を磨くチャンスでもあります。

面接官との対話を通じて、適切な言葉遣いや話の構成方法、相手の質問意図を理解して的確に答える力を養えます。それだけでなく、アイコンタクトや表情、姿勢などの非言語コミュニケーションも改善できるのです。

さらに、自分の考えを簡潔に伝える練習や、質問の意図を確認する方法なども学べます。模擬面接を重ねてこれらの学びを得ることで、コミュニケーションに対する苦手意識を克服できるようになるでしょう。

イレギュラーなことに対応するのが苦手な人

イレギュラーな状況への対応が苦手な人には、さまざまなシチュエーションを想定した模擬面接が効果的です。

模擬面接をすることで、複数の面接官による面接、グループディスカッションなど、多様な状況を事前に経験しておくことができます。

また、自分の視点では想定できなかった質問を受けることによって、臨機応変な対応力を身につけることができるでしょう

模擬面接を通じてイレギュラーな状況にも動じない心構えと対応力を身につけることで、本番での不測の事態にも冷静に対処できるようになりますよ。

実際に先輩たちが予想外の状況に対応できるようになったエピソードを教えて!

R・N
R・N
4年制大学/理系学部
臨機応変な対応が苦手でも模擬面接で克服

私は、臨機応変な対応が苦手なうえ、面接ではマニュアル通りに話すことさえも苦手なタイプでした。そのため、予想外の質問なんて、もってのほかという状態になっていました。

しかし、キャリアセンターでの模擬面接によって面接に対する恐怖心が低下し、徐々に質問に対する回答を考える時間に余裕を持てるようになっていきました! それにつれて、ある程度予想外の質問をされても答えられるようになったと実感しています。

D・T
D・T
千葉大学/法政経学部
予想外の質問にはじっくり考えて回答するくせがついた

私は、面接に慣れてきても、予想外の質問をされた時に考えがまとまらないまま回答をしてしまうことがよくありました。これを克服できたのは模擬面接を繰り返したからだと思います。

模擬面接では、予想外の質問が来たら、すぐに思い浮かばなければ少し考える時間をもらうようにして、自分の考えをしっかりと伝えることを意識していました。

それを繰り返すことで、面接の最中でも時間をもらって焦らずに考えをまとめて伝えることができるようになったと思います。最初は面接で考え込むという事に抵抗がありましたが、模擬面接で払拭することができました。

最終面接に向けて模擬面接をしたいと考えている人は、次の記事も読んでみてくださいね。実際に先輩たちが最終面接でされた質問とともに、合格する秘訣を紹介しています。
最終面接で合格する秘訣を解説|経験者が答えた質問14個も大公開!

就活ストレスに押しつぶされていませんか?

就活では、自分の弱みと向き合ったり、ほかの学生と比較してしまったり、ストレスを感じる場面が多いです。就活のストレスを、抱え込んだままにしていませんか?

就活力診断テスト」では、あなたがストレスを感じやすい瞬間がわかります。ストレスを察知しておくと、上手に就活と向き合うことができるでしょう。

ストレスチェックで、あなたにあった就活の進め方を見つけよう!

\今すぐ!無料で就活力を診断しよう!/
診断スタート(無料)

模擬面接の前に準備しておくべきこと3選|先輩たちは実際何をした?

模擬面接の前に準備しておくべきこと3選

模擬面接は本番の面接を成功させるための重要なステップです。しかし、ただ参加するだけでは十分な効果が得られません。

効果的な模擬面接をおこなうためには、事前の準備が欠かせないのです。具体的にどんな準備が必要なのかを紹介していくので、参考にしてみてください。

また、内定を獲得した先輩たちは、模擬面接の前にどんな準備をしていたのでしょうか。経験者に実際おこなった準備について聞いているので、併せてチェックしておいてくださいね。

内定者たちに模擬面接前の準備を聞いてみた!

キャリアステージ編集部

模擬面接を受ける前にどのような準備をして臨みましたか?

M・N 4年制大学

志望理由とその業界を選んだ理由、キャリアプランなど最低限のことだけ準備していきました。そのほかの予想外の質問などはその場で考えて答えて、アドバイスをもらうようにしていました。

N・U 4年制大学

ガクチカや自己PR、志望動機、長所と短所など、どこの会社でも絶対に聞かれそうなことに対しては事前に回答を作成して模擬面接に臨みました。

R・N 4年制大学

業界の志望理由と自己PR、ガクチカを話せるようにしてから挑みました。また、面接の際の立ち振る舞い、マナーについても事前に調べておきました。

面接官役に聞いてほしい質問を用意する

模擬面接をより効果的にするには、面接官役に聞いてほしい質問を事前に準備しておくことが大切です。

自分が不安に感じている点や、うまく答えられない質問を中心にリストアップしましょう。

「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」「自己PR」などの定番質問はもちろん、業界や企業に特化した質問も用意すると良いですね。

また、自分の経歴や志望動機に関連して、掘り下げられそうな質問も考えておくと、より効果的に模擬面接をおこなうことができます

準備した質問を面接官役に伝え、実践的な模擬面接をおこないましょう。

模擬面接でよく聞かれる質問一覧

以下は、模擬面接で聞かれる可能性の高い質問になります。どの企業の選考においても質問されうるので、ぜひしっかり回答を用意して模擬面接に臨み、回答内容に対するフィードバックをもらいましょう。

・自己紹介をお願いします
・志望理由を教えてください
・自己PRをしてください
・学生時代に力を入れたことを教えてください
・長所・短所を教えてください
・挫折した経験を教えてください
・仕事で大切にしたい価値観はなんですか
・就職活動の軸を教えてください
・あなたは周囲の人からどのような人だと言われますか
・あなたの専攻分野や研究内容を教えてください
・最近気になっているニュースはありますか

面接では時事問題に関する質問をされる場合もあります。最近の気になるニュースが思いつかない、どのようなニュースを選べば良いかわからない、という人は、次の記事で「気になるニュース」の選び方を説明しているので参考にしてみてくださいね。
皆が面接で答えた「気になる最近のニュース」とは|業界別例文付き

模擬面接を振り返るためのチェックポイントを考える

模擬面接の効果を最大限に引き出すには、終了後の振り返りが重要です。

そのために、事前にチェックポイントを用意しておきましょう。たとえば、次のような項目についてチェックできると良いですね。

・入退室までの一連の流れをスムーズにおこなえたか
・声の大きさは適切か
・アイコンタクトは十分か
・質問の意図を正確に理解できたか
・回答には一貫性があり、具体的で説得力があったか
・追加の質問にもよどみなく回答できていたか

また、自分の経歴や志望動機に関連して、掘り下げられそうな質問も考えておくと、より効果的に模擬面接をおこなうことができます

効率よく改善していくためにも、チェックリストを作成して、模擬面接に臨んでみてくださいね。

撮影用のビデオやスマートフォンを用意する

模擬面接を撮影することで、自分では気づきにくい癖や表情、姿勢などを客観的に確認することができます。

そのため、事前にビデオカメラやスマートフォンなどの撮影機器を用意しておきましょう。

機器の設置場所や角度も考えておき、全身が映るようにセッティングすることをおすすめします。また、音声もしっかりと録音できるか確認しておくことが大切です。

撮影した動画を模擬面接直後に見返すだけでなく、時間を置いて再度チェックすることで、新たな気付きが得られ、より効果的な面接練習につながります

準備した機器で、自分の模擬面接の様子をしっかりと記録してみましょう。

意識しながら取り組もう! 模擬面接を確実に就活に役立てるためのコツ9選

模擬面接を確実に就活に役立てるためのコツ9選

模擬面接を確実に就活で役立てたいなら、ただ単に「受ければいいや」という気持ちで模擬面接を受けるのはおすすめしません。ここでは、模擬面接を最大限に活用するための9つのコツを紹介します。

これらのポイントを意識しながら取り組むことで、模擬面接の効果を何倍にも高めることができるはずですよ。

また、経験者にも模擬面接で意識したことを聞いているので、参考にしてみてくださいね。

模擬面接で意識したポイントとは?

キャリアステージ編集部

模擬面接では、どのようなことを意識して取り組んでいましたか?

M・N 4年制大学

答える内容というよりは、入退室のマナーや姿勢、言葉遣いを意識していました。練習で意識していれば本番では無意識にできるようになると思ったからです。

N・U 4年制大学

Web上の模擬面接の場合、インターネットがしっかりつながるかを確認し、目線の位置や笑顔などの表情を意識していました。あとは、できるだけ作った文を読み上げるのではなく、自然な会話を意識して話しました。

R・N 4年制大学

模擬面接は、対面、オンラインどちらのパターンもおこなうようにしました。また、対面では、入退室や着席時のマナーまで含めて確認するようにしました。

①面接の一連の流れをすべておこなう

模擬面接では、入室から退室まで本番と同じ流れを再現しましょう。

挨拶、自己紹介、質疑応答、そして最後の質問まで、すべてのステップを実践することが大切です。これにより、面接の全体像を把握し、各段階での適切な対応を学べます

時間配分にも注意を払い、本番さながらの緊張感を味わうことで、実際の面接でも余裕を持って臨めるようになるでしょう。

面接の流れを知りたい人は、この記事をぜひ読んでおきましょう。基本の流れだけでなく、イレギュラーなケースも頭に入れることで、本番で焦ることを防げますよ。
面接の流れ|基本の流れからレアケースまで体験談付きでマナーを解説

②本番と同じ環境を意識する

模擬面接の効果を最大限に引き出すには、本番と同じ環境を再現することが重要です。スーツなど、面接に適切な服装を着用し、面接会場を想定した部屋でおこないましょう。

オンライン面接を控えている場合は、使用するオンライン会議ツールや実際に面接を受けるときの背景も再現するよう意識してください。

また、必要な書類や筆記用具も用意し、本番さながらの雰囲気を作ることで、実際の面接での緊張感や心構えを事前に体験できますよ

③さまざまなシチュエーションの模擬面接を経験する

一対一の面接だけでなく、グループ面接や集団討論など、さまざまな形式の模擬面接を経験しましょう。

また、対面とオンラインの両方の面接を試すことで、それぞれの特性に応じた対応力を養えます。たとえば、対面面接では、相手の表情や身振り手振りを直接観察しながら適切に反応する能力を磨くことができます。

一方、オンライン面接では、カメラの前での適切な姿勢や表情、明瞭な声などの維持といった、デジタル環境での自己表現力を高めることができるでしょう。

さまざまな形式を経験することで、どのような面接環境でも自信を持って対応できる柔軟性と適応力を身に付けることができますよ

予期せぬ質問や状況にも柔軟に対応できるよう、多様なシナリオを想定した練習を重ねてくださいね。

④頻出質問は一通り確認する

「自己紹介」「志望動機」「長所・短所」など、よく聞かれる質問には必ず答えられるよう準備しましょう。

頻出質問は練習を繰り返し、言葉に詰まることのないよう話せるように準備しましょう。聞かれることが想定できる質問にうまく答えられなかった場合、「準備不足だな」とマイナスの印象に映る可能性もあります

模擬面接で実際に話してみることで、自然な受け答えができるようになりますよ。

面接で聞かれる質問について、これらの記事を読んで押さえておいてくださいね。内定者たちが実際に聞かれた質問や、実際にした逆質問を紹介しています。
面接で聞かれた質問&回答大公開|実際にあった難易度高めな質問とは
面接の「質問はありますか」どう答える? 内定者に聞く逆質問対策

⑤自分の回答に対して深掘りしてもらう

模擬面接では、単に質問に答えるだけでなく、面接官役の人に、自分の回答に対してさらに掘り下げた質問をしてもらいましょう。

これにより、自分の経験や価値観を深く分析することができるだけでなく、具体的なエピソードを交えて説明する力が身につきます

また、予想外の質問にも臨機応変に対応する能力が養われ、本番での余裕につながりますよ。

⑥面接官役から率直なフィードバックをもらう

模擬面接後は、面接官役から具体的かつ率直なフィードバックをもらうことも重要な役割を持ちます。

話し方、態度、回答内容など、多角的な視点からの評価を受けることで、自分では気付きにくい改善点が明確になります

このフィードバックを真摯に受け止め、次回の模擬面接や本番に活かすことで、着実なスキルアップにつながるでしょう。

⑦圧迫面接対策をする

面接官が意図的に威圧的な態度をとったり、厳しい質問をしたりする、圧迫面接を想定した模擬面接も経験しておくと良いでしょう。

厳しい質問や態度に対しても冷静に対応する練習をすることで、本番での心理的プレッシャーに備えることができます

ただし、単に耐えるだけでなく、自分の考えを論理的に説明する力を養うことが大切です。この経験を通じて、困難な状況下でも自信を持って対応できる力が身につきますよ。

しかし、もし本番で圧迫面接を受けたとしても、あまりにも理不尽な内容であれば無理に耐える必要はないことに留意しておいてくださいね。

圧迫面接の対策をするときはこの記事も参考にしましょう。就活生の体験談から、面接官の発言や対応が厳しかった場合に堂々と受け答えをするための対処法を学んでくださいね。
圧迫面接に遭遇したら? 経験者から学ぶ面接官への対処法

⑧面接官側の役割も体験する

模擬面接では、面接を受ける側だけでなく、面接官役も経験してみましょう。

面接官の視点に立つことで、面接において学生に何が求められているのか、どのような回答が好印象につながるのかを理解しやすくなります。また、質問の意図や評価のポイントも把握しやすくなるはずです。

この経験を通じて、自分の回答をよりブラッシュアップさせ、企業にマッチ度をアピールできるような回答の準備ができるでしょう。

⑨守るべき身だしなみやマナーをチェックする

模擬面接では、服装や髪型、メイクなどの身だしなみも本番と同様に整えましょう。

また、挨拶の仕方、お辞儀の角度、座り方、相手との視線の合わせ方など、基本的なビジネスマナーも確認します。

これらの細かな点に気を配ることで、面接官に好印象を与え、自信を持って面接に臨むことができます

身だしなみとマナーは、あなたの熱意と真剣さを表す重要な要素であることを押さえておきましょう。

この記事では、面接の服装や身だしなみについて解説しています。「私服可」など、予想外のことが案内に書かれていた場合にどう対応したのか、内定者の経験談も参考にしましょう。
面接の服装は実際何を着た? 失敗しない服装と状況別のポイント解説

模擬面接を経て「もっと早く対策すれば良かった」と思ったこととは?

R・N
R・N
4年制大学/理系学部
実際に模擬面接を体験して振り返りをする重要性に気づいた

「回答速度をあげる」「相手の目線をしっかり見る」「口角を上げる」の3つに意識して取り組みました。

そして、模擬面接が終わった後の振り返りとしては、「ノートに反省点を書き留める」「改善点を反映してみる」「もう一度面接を一人で録画しておこなう」の3つをおこなうようにしていました。

この流れを最初からできていたわけではないので、もっと早くから取り組んでおけば良かったと、少し後悔しています。

Y・A
Y・A
4年制大学/文理融合学部
面接官視点を持つことを意識

一度模擬面接を体験してから、それ以降は面接官の視点に立つことと、振り返りをきちんとおこなうことを意識して取り組みました。

具体的には、学生役だけでなく、自分自身が面接官として模擬面接を体験することで、「面接官だったらどう思うか」という視点を蓄え、相手に響くような表現や伝え方を意識できるようになったと感じます。

また、模擬面接をしているときは録音をして、終わった後に録音を聴きながら振り返ることで、自分の話し方の癖を見つけたり、面接官にあまり伝わっていなかった表現を把握し、修正していました。

内定者に聞いた! 模擬面接が実際の面接で活きた場面とは? 

ここまで、模擬面接が持つ役割や効果的におこなうコツを紹介しました。しかし、まだ「模擬面接って本当に効果があるの?」と疑問を持っている人もいますよね。

確かに、わざわざ時間をかけて練習する価値があるのか迷う人もいるでしょう。しかし、実際に就活を経験した多くの内定者が、模擬面接の効果を実感しています

では、具体的にどのような場面で模擬面接の経験が活きたのでしょうか? 実際に内定を獲得した先輩たちの生の声を聞いてみましょう。

「模擬面接をやって良かった!」と感じたエピソードを教えて!

R・N
R・N
4年制大学/理系学部
模擬面接の経験は、すべての面接に通ずる

模擬面接の経験は、受けた企業の面接すべてで活きました。

理由はいたってシンプルで、模擬面接の形式と企業の面接の流れは非常に似ているからです。たとえば、受験でも、事前に模試の評価が良ければ、ある程度入試でも結果を残せるようなものだと思います。

第三者視点でエピソードの深掘り対策ができた
また、とくに深掘り質問への対応において模擬面接は有効だと思います。なぜなら、自分の回答への違和感には、自分一人では気づきにくいからです。第三者ならではの視点があって初めて、自分のエピソードの矛盾に気付くといったケースもありました。

さらに、キャリアセンターなどでは、実際に人事を経験したことがある方もいらっしゃるため、深掘り質問の質も高かったと思います。

そのため、キャリアセンターの模擬面接で深掘り質問された内容が、そのまま企業の面接でも聞かれたということは何度もありました。

D・T
D・T
千葉大学/法政経学部
模擬面接の最大の利点は面接官視点を持てること

模擬面接で一番の利点は、面接官役をやったり、すぐにフィードバックをもらったりすることで、面接官の立場になって考えることができるようになることだと思います。

特に、実際の面接での、各質問の深掘りに対する受け答えで模擬面接が活きたと思います。面接で深掘りをされた際、あまり伝えたいことが伝わっていないのではないかと、不安になり回答が長くなってしまう癖がありました。

しかし、模擬面接で「その質問に対しては詳しくわかったけれど、限られた時間で他の質問ができない」と指摘されたことに加え、自分が面接官役をやった際にも、友人に対して確かに同じことを感じたことで、その癖に気づくことができました。

最低限必要なことだけを伝えることで、自分をよりアピールできた
面接官は限られた時間でその就活生が会社に合っているのかを見極めなければいけません。したがって、就活生を知るためにできるだけさまざまな角度から質問をしたいはずです。

それに気づいてからは、深堀りされた際も相手が何を知りたいのかを考え、回答には必要なことだけを伝えるようにしました。

そうすることで、面接ではより自分の事を多く伝えることができるようになり、苦し紛れに何かを伝えるということもなくなりました。

K・G
K・G
名古屋市立大学/経済学部
伝えたい内容を整理して重要なポイントを伝えられるようになった

模擬面接を重ねることによって、就職活動で一番聞かれるガクチカや就職活動の軸の部分をより深く考えをまとめて、相手に伝えられるようになったと感じています。

たとえば、ガクチカでは「どこまで詳しく話せばいいか」や「強調した方が良いところ」を整理でき、説得力を上げることができたと感じています。面接官からの質問を自分の中でパターン化することで、面接に自信を持って臨めるようにもなりました。

模擬面接を通じて自己分析もできた
模擬練習で「なぜそう思ったのか?」といった自己分析を繰り返すことで、自分自身への理解度を深める事ができると思います。

そのため、模擬練習を繰り返しおこなうことで、面接慣れができるだけではなく、自分の考えもまとめることができました。

「模擬面接をしておけば良かった」と後悔した人のエピソードもチェックしよう! 

模擬面接の重要性は多くの学生が認識していますが、実際には「面倒だから」「時間がない」などの理由で省略してしまう人もいます。

しかし、面接では、想定外の質問に戸惑ったり、緊張のあまり準備していた内容を忘れてしまったりすることがあります。

また、面接官とのコミュニケーションがうまくとれず、一方的な会話になってしまうケースもあるでしょう。

これらの経験から、模擬面接の重要性を痛感した人も多いようです。事前の準備不足が、貴重な選考の機会を逃す結果になることもあります

ここでは、模擬面接をせずに就活を迎え、後悔した経験を持つ先輩の声を紹介するので、チェックしておきましょう。

「模擬面接をやっておけばよかった……」リアルな体験談をチェック!

H・T
H・T
4年制大学/文系学部
他者からのフィードバックなしでは改善ポイントが明確にならない……

私は、学内などで開催されている模擬面接の練習は一切おこないませんでした。

なぜなら、合否の出ない練習をおこなうよりも、合否の出る実際の面接で経験を積むほうが効率的だと考えていたからです。

しかし、就活を終えてみて、私の面接は人にフィードバックをもらった経験がないため、どこが良くてどこが悪かったかがわからないと感じ、それを知るためにも模擬面接を経験しておけばよかったと思いました。

自分が想定した改善点は正しかったのか?
そう感じた理由は、自分が憶測でおこなっていた改善は、本当に正しかったのかわからないからです。

また、模擬面接を通じてメンタル面の成長もできたのでは、と思いました。模擬面接を経験しておくことで、入社後に他人からの指摘された際には、その内容を素直に受け入れ、自分ができないことも認められるようになるのではないかと思います。

先輩たちはどうやった? 模擬面接を受ける方法6選

ここまでの説明で、模擬面接の重要性は理解しても、具体的にどうやって始めればいいか悩んでいませんか。

では、実際に内定を獲得した先輩たちは、どのような方法で模擬面接をおこなっていたのでしょうか。

ここでは、効果的な模擬面接の受け方を6つ紹介します。これらの方法を参考に、自分に合った模擬面接の方法を見つけてみてくださいね。

先輩たちはどうやって模擬面接を受けた?

キャリアステージ編集部

模擬面接をするために、どのような方法でおこないましたか?

M・N 4年制大学

主にキャリアセンターを活用していました。普段から面識のない方に面接をしてもらった方が、より本番に近い形になると考えたからです。

N・U 4年制大学

私はキャリアセンターを利用しました。キャリアセンターは毎回相手になる方が変わっていくので、いろんな人から意見をもらえて練習になると考えました。

N・T 4年制大学

キャリアセンターがおこなう模擬面接イベントに参加したり、キャリア面談の際に相談員にお願いして模擬面接をおこなってもらっていました。また、OB・OG訪問をした先輩方にお願いした経験もあります。

①大学のキャリアセンターを活用する

大学のキャリアセンターは、学生にとって心強い味方です。

多くの大学では、専門のキャリアカウンセラーが、企業の面接を再現し、本番さながらの環境を提供してくれます

企業の採用担当者経験者も多く、実践的なアドバイスが得られるはず。模擬面接後のフィードバックを通じて、自分の強みや弱みを具体的に知ることができるでしょう。

また、模擬面接だけでなく、履歴書の添削やキャリア相談など、総合的な支援もおこなっているので、就職活動を全体的にサポートしてもらいたい人はぜひ一度訪ねてみてください。

②ハローワークを活用する

ハローワークは就職支援の一環として、無料の模擬面接サービスを提供しています。経験豊富な職員が面接官役を務め、業界や職種を問わず幅広いアドバイスが得られるのが特徴です。

特に面接での立ち振る舞いや言葉遣いなど、基本的なマナーについて丁寧に指導を受けたい人にはおすすめと言えます。

ハローワークは基本的に予約不要なので、気軽に利用できるのも魅力的です。しかし、職業相談や面接対策には予約が必要な場合もあるので注意してください

就活に迷ったら、ハローワークに立ち寄って、面接スキルを磨いてみましょう。

③OB・OG訪問を活用する

OB・OG訪問を活用して、模擬面接をお願いするのも有効です。

先輩たちは業界や企業の内部事情をよく知っているため、実際の面接でどんな質問がされるか、どのような回答が好まれるかといった具体的なアドバイスをくれるはず

また、業界の最新トレンドやもとめられる人材像についても、リアルな情報を得られますよ。

ただし、相手の時間を拝借することになるので、聞いてほしい質問を用意するなどの事前準備と、礼儀正しい対応を心掛けましょう。

OB・OG訪問の方法
・知り合いの先輩に直接連絡をとる
・大学のキャリアセンター経由で紹介してもらう
・採用担当者に尋ねてみる
・OB・OG訪問専用のマッチングサービスを利用する

OB・OG訪問の手順はこの記事を参考にして学んでおきましょう。内定者が実際にOB・OG訪問をどう実施したのか、リアルな体験談も参考にしてくださいね。
OB・OG訪問とは|就活経験者が教えるおすすめ質問一覧付き

④就活セミナーに参加する

就活セミナーの中には、模擬面接を含むものがあるのでぜひチェックしてみてください。

多くの場合、人事のプロや就活のエキスパートが講師を務めるため、質の高い指導が受けられます。

また、ほかの学生と一緒に参加することが多いため、グループ面接の練習ができるのも大きなメリットです。自分に対するアドバイスだけでなく、ほかの参加者の回答やその評価も参考にすることができるでしょう。

セミナー後に個別フィードバックの時間が設けられていることも多いので、積極的に質問して理解を深めてくださいね。

⑤就職エージェントを利用する

徹底的に模擬面接対策をしたいなら、就職エージェントの利用もおすすめです。

就職エージェントを利用することで、専門家による模擬面接が受けられ、個人に合わせた具体的なアドバイスやフィードバックがもらえます。

また、エージェントは最新の採用トレンドに詳しいので、時代に合った対策を立てられるでしょう。

⑥身近な人に面接官役をしてもらう

家族や友人、仲の良い先輩など身近な人に面接官役を頼んで模擬面接をおこなうのも非常に有効な方法です。

身近な人だからこそ、緊張せずに練習を重ねられるでしょう。また、普段の自分をよく知る人からのフィードバックは、あなたに新たな気付きをもたらすかもしれません

ただし、身近な人相手だからといって気を抜かないよう、本番を想定した真剣な態度で臨むことが大切です。

セミナーなどの場所でスマートフォンやカメラを使用することに少し抵抗がある人もいるかもしれません。身近な人だからこそ、録音や録画もしやすいでしょう。録画して、自分の様子を客観的に確認するのもおすすめですよ。

先輩たちが使って良かったサービスとは?

Y・A
Y・A
4年制大学/文理融合学部
ゲーム感覚で模擬面接を体験

模擬面接の際には、「ソクミー」というサービスを活用していました。このサービスは、学生がWEB上で模擬面接の相手を募ってURLを発行し、参加した方に模擬面接をしてもらうものです。

このサービスの良い点は、模擬面接の中で面接官役もするため、面接官の気持ちを理解できるようになることです。

また、参加者の面接練習回数が見れるため、同じレベルの人と面接をしたり、ときには上級者と面接することができるのが面白かったです。

R・N
R・N
4年制大学/理系学部
就活エージェントで質の高い指摘をもらった

模擬面接ができるサービスとして、就活エージェントを利用しました。

良かった点としては、人事を経験されている方の指摘が非常にためになったことです。また、有名企業から就活アドバイザーに転職されている方もいらっしゃったため、自分の目指している大手企業ではどのような人物が好印象なのかまで教えていただけることがありました。

しかし、確保できる面接時間は長くないため、その点は注意が必要です。

模擬面接をしなかった先輩は就活をこう乗り切った! 模擬面接以外でおすすめの対策

模擬面接は効果的な就活対策として知られていますが、時間や機会の制約で実施できない場合もあります。

しかし、さまざまな創意工夫を凝らすことで、模擬面接の代わりとなる対策をとることができます。

では、具体的にどのような対策が効果的だったのでしょうか? ここからは、模擬面接をせずに就活を乗り切った先輩たちが実践した方法を、いくつか紹介します。

これらの対策を参考に、自分に合った準備方法を見つけてみてください。

教えて! みんなが模擬面接の代わりにした対策とは?

キャリアステージ編集部

模擬面接の代わりに、なにか別の面接対策をおこないましたか?

M・N 4年制大学

志望度の高い企業の面接を受ける前に、いくつもの別の企業の面接を受けていました。その中で、自分なりに反省と対策を繰り返してアップデートしていました。

H・Y 4年制大学

Zoomを使って1人で面接の練習をしていました。質問を想定して、声に出しながら回答する練習をして、本番でもかなり落ち着いて回答できたと感じます。

M・W 学習院大学

私は脳内面接を繰り返してました。通学中などマスクの下で志望動機やガクチカを繰り返し喋って、本番でもスムーズに答えられるようにしてました。

模擬面接シミュレーション・アプリを利用する

スマートフォンやタブレットで利用できる模擬面接シミュレーション・アプリを使うのも一つの手段です。

たとえば、就職情報サイトが運営するシミュレーターでは、約10,000通りの面接が体験できる「模擬面接」や、面接官の立場で学生の採点ができる「面接官体験」をすることができます。このようなサービスやアプリを利用することで、隙間時間を有効活用して面接対策をおこなえるでしょう

自分のペースで着実にスキルアップできるので、「模擬面接前にある程度練習を積みたい」という人にもおすすめですよ。

模擬面接シミュレーションの例
J.I.トレーナ
模擬面接シミュレーター

面接練習を録画してチェックする

だれかに面接官をやってもらうことが苦手な人には、自分が面接の練習をしている様子を録画することも、非常に効果的な対策方法の一つです。

スマートフォンやビデオカメラを使って面接練習を録画し、後で見返すことで、自分では気づきにくい癖や表情、姿勢などを発見できます

また、録画を確認し見ながら、回答内容の論理性や説得力をあらためて確認できるでしょう。

ただし、自分のチェックのみで完結してしまうため、客観的なフィードバックを得られない点には注意が必要ですよ。

この記事では、内定者の体験談を交えて面接の練習方法について解説しています。課題別におすすめの練習法を紹介しているので、より効率的な模擬面接をするためにも、ぜひ読んでみてください。
面接練習みんなは何をした? 経験者から学ぶ効果的な練習法13選

AIツールを活用する

AI(人工知能)は、業務効率化を図るうえで、昨今必須となりつつあるツールです。

OPENAI社のChat-GPTやGoogleが提供するGeminiなど、最新の技術を活用した生成AIがどんどん登場し、注目を集めています。

これらのツールは、面接対策をおこなう上でも有効な方法だといえるでしょう。

AIを活用すれば、あなたの回答を分析し、即座にフィードバックを提供してくれるほか、テキストで模擬面接のようなやりとりをおこなうことも可能です

24時間いつでも利用できる点や、客観的な分析をしてくれる点に便利さを感じる人も多いでしょう。しかし、回答の精度が低い場合があることや、企業によってはAIツールの回答からは想定できないやりとりがもちろん発生しうることも念頭に置いておいてくださいね。

コツを押さえた模擬面接で面接に慣れて選考を突破しよう! 

模擬面接は、自信を持って本番の面接に臨むうえで、とても有効な対策です。

しかし、漠然とやりさえすれば良いというものではありません。効果的な模擬面接にするためには、しっかりとやり方やコツを押さえる必要があります。

本番の面接で本来の実力を発揮できるように、コツを押さえた模擬面接を事前に経験しておいてくださいね。

就活力診断テストはもう使いましたか?

就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。

面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。

\今すぐ!無料で就活力を診断しよう!/
診断スタート(無料)

編集責任者 伊東 美奈

キャリアステージを運営するHR team(旧リアステージ)に新卒入社。キャリアアドバイザーとして1,500名以上の就活生を支援する傍ら、長期インターンサービスの立ち上げや人材開発業務を担当。マーケティング事業に異動後、理系学生の就活支援メディア「Digmedia」の編集長・エントリーシート共有プラットフォーム「イールック」の運営責任者を務める プロフィールをみる