Zoom面接は事前準備が成功のカギ! 体験談でしっかり予習しよう
新型コロナウイルス感染症の拡大以降、より広く普及したZoom面接。感染拡大が落ち着いた今、対面面接に切り替えた企業もありますが、現在もZoom面接を実施している企業も多いです。
対面とZoom面接。一見「オフラインかオンラインか」という小さな違いのように思えます。しかし、普段Zoomを使わない人にとっては「使いこなせるかな?」「知らず知らずのうちに失礼なことをしていないかな?」と不安な気持ちになりますよね。
実際のところ、Zoom面接ならではのマナーや好印象を与えるコツがあり、何も対策をせずに挑むと面接の結果が悪くなる可能性があります。
この記事では、これからZoom面接を受ける人に向けて、事前準備や好印象を与えるコツを紹介します。内定者からのZoom面接の実体験に基づくアドバイスも紹介しますので、面接対策に役立ててください。
就活生の5大不安を解決!オススメのツール5選
① 周りの皆がどれくらい就活準備をしているのか気になる…
→「就活力診断テスト」がオススメ
自分のレベルを知ると周りとの差が見えてくる!
② どの業界が自分に合っているかわからない…
→「適職診断」がオススメ
30秒で避けるべき仕事がわかる!
③ ほかの学生に勝てる自己PRが見つからない…
→「自己PR作成ツール」がオススメ
4つの質問であなたの自己PRをより魅力的に!
④ 面接で上手く答えられるか不安…
→「面接力診断テスト」がオススメ
模擬面接で苦手に徹底対処!
⑤ WEBテストで合格点が取れそうにない…
→「WEBテスト対策問題集」がオススメ
玉手箱・SPI-WEBの頻出問題を網羅!
Zoom面接とは? 特徴や対面面接との違いを解説
Zoom面接とは「Zoom」というオンライン会議ツールを使った面接です。PCやスマートフォンでZoomを使い、オンライン上で面接します。
Zoomはビデオ通話のほか、文章のやりとりをするチャットや画面共有機能も搭載しています。基本的に無料で利用でき、アプリとブラウザ両方でサービスを提供しています。
Zoom面接はオンラインで完結するため、企業のオフィスに行く必要がありません。移動手段や交通費を気にする必要はなく、自宅で面接を受けられます。
その一方で、インターネットの通信環境や、面接にふさわしい場所の確保といった対面面接にはない準備が必要です。
リアルな体験談で解決! Zoom面接初心者が気になるQ&A
Zoomは広く普及しているとはいえ「Zoomを使ったことがない」「たまに使う程度で、使いこなせているとはいえない」という人も多いでしょう。
慣れていないZoomを重要な面接で使わなければならない場合、「操作方法は合っているかな?」「間違ってボタンを押してしまったらどうしよう」と不安になりますよね。
そんな不安を解消すべく、Zoom面接経験者たちにアドバイスを聞いてみました。
Zoom面接の前に不安だったことは? どうやって解消した?
面接に慣れている人も、普段からよくZoomを使っている人も、初めてのZoom面接は多かれ少なかれ不安があるものです。
Zoom面接経験者の人たちはどのような不安があったのか、また、どのように解消したのか。具体的なエピソードをチェックして、心の準備をしておきましょう。
通信環境が悪くなってしまうことが一番の不安要素でした。そのため、当日は通信を妨害する可能性のあるものを使わなかったり、ほかのURLを立ち上げてきちんと接続できるかを確かめていました。
Wi-Fiがしっかりつながっているかが不安だったので、事前にそのURLに接続してチェックしていました。ツールによっても変わるので、毎回確認したほうが良いです。あとは、音声の大きさや背景の写り込みにも事前に画面を確認して注意していました。
向こう側に正常に音声が聞こえているかが特に不安でした。Zoomの設定によっては聞こえないようになってしまうこともあるので、必ず面接前にチェックするようにしていました。
対面面接と比べてぶっちゃけどちらがやりやすい?
対面面接とZoom面接、どちらがやりやすいのか。「対面のほうが魅力を伝えられそう」「会場に行かなくて済むから、Zoomのほうがいいな」と人それぞれ向き・不向きがなんとなく想像できるでしょう。
対面面接とZoom面接の両方を経験した人は、実際にどのように感じたのでしょうか。それぞれの面接の良し悪しや、やりやすさについて就活生に聞いてみました。
オンライン面接の経験がある人は、対面の面接とどちらがやりやすいと感じたか教えてください。
私はオンライン面接の方が良かったです。対面だと、まず会社についてから受付の人や案内の人とも会話しなければならず、入室や退室といった動作でも注意しなければならないことが多いからです。面接中も全身が見られているので気が抜けません。
私は対面の方が得意でした。Web面接だとどうしても自分の感情が伝わりにくかったり表現に限界がありましたが、対面だと熱意をより相手に伝えることができていたと思います。
オンライン面接がやりやすかったです。対面の面接だと目線をごまかすことができず、すごく緊張してしまいました。
ほかのオンライン面接ツールとの違いはある?
「オンライン面接=Zoom」ではなく、実はZoom以外にもさまざまなオンラインツールが面接で使われています。
たとえばGoogle Meet、Teams、Skype、Messenger、またLINEの通話機能を使うこともあります。どのツールを使うのかについては応募先の企業が決めるため、就活生は指示に従うしかありません。
ここでは、Zoomに特化し、Zoom面接ならではの良さ・やりにくさ、またほかのオンラインツールとの比較を就活生に聞いてみました。
ほかのオンライン会議ツールとZoomでの面接の両方を経験がある人は、違いややりやすさ・やりにくさを感じた部分があれば、エピソードを交えて詳しく教えてください!
Zoomは普段から使っていることもあり使いやすかったのですが、その他のツールは操作がわかりにくかったです。自分がやり方を見つけられなかっただけかもしれませんが、特に就職情報サイトが提供しているミーティングツールは、事前に背景が変えられなかったので大変困りました。
Zoomはもともと使い慣れているからこそやりやすかったということもありますが、Zoomには加工機能があるため、血色を良くすることで好印象を与えられる点がとても良かったと思います。
Zoomがやりやすかったです。Zoomでは背景のぼかし機能のやり方であったりミュートのオンオフがわかりやすいデザインであるためです。
オンライン面接に慣れていない人は、まずこの記事を読んでみてください。体験談を交えて、オンライン面接ならではのトラブル対処法などを詳しく解説しています。
Web面接を完全制覇|経験者が教える対策・マナー・トラブル対処法
Zoom面接で事前準備するもの|現役就活生に徹底調査
Zoom面接と対面面接。質疑応答の準備や身だしなみを整えるといった点は共通していますが、Zoom面接はオンラインならではの事前準備が必要です。
ここでは、現役就活生から聞いた情報に基づき、準備すべきものをまとめました。なかには準備に時間やお金がかかるものもあるので、面接直前に慌てないよう早めに準備を始めましょう。
面接に適したPCやイヤホンを用意する
まずはZoom面接に必要な機器の準備です。ZoomはPC・スマートフォンのどちらでも利用できますが、画面の大きさや操作性の観点からPCがおすすめです。
また、面接当日にPCが正常に動作するように、PC本体やZoomアプリをアップデートする必要がないかチェックしておきましょう。
PCにマイクとスピーカーが搭載されていれば、PC本体だけで面接を受けられます。しかし、スムーズでストレスのない、快適なZoom面接をするには、マイク付きのイヤホンがおすすめです。相手の声がクリアに聞こえやすい、周囲の雑音や生活音を拾いにくく相手に声が伝わりやすいといったメリットがあります。
ヘッドホンは、音質の面でイヤホンより優れている傾向があります。面接官の声もいい音質で聞けるでしょう。
ただし、ヘッドホンを装着すると髪が乱れる可能性があります。面接中に身だしなみが乱れると印象が悪くなる可能性があるので、ヘッドホンを使う場合は注意してください。
Zoom面接にはどのデバイスで挑んだ?
Zoomをはじめとするオンライン面接の経験がある人に質問です。オンライン面接を受けるとき、PCとスマホのどちらを使いましたか?
すべてPCでおこなっていました。PCの方が画面が大きいため表情も見えやすく、もしトラブルがあった際にも、スマホのようにタッチパネルを操作するなどで画像がブレるということもないので良いと思います。
PCを使用していました。PCの方が画面が大きいため、面接官の表情を見ながら自分自身も安心して会話を進めることができたと思います。
PCを使いました。理由は、ビジネスの面接において、PCでなければ失礼にあたると考えたためです。
Zoom面接のおすすめグッズを聞いた!
オンライン面接をするときにおすすめのグッズがあれば教えてください!
自分の顔がちょうど良く明るくできるようなデスク上のライトはあった方がいいです。また、PCを置くための高さを調節できる台などがあればとても良いと思います(私は持っていなかったので本を積み重ねて画面上で顔がくる高さを調節していました)。イヤホンは使っていません。
顔が明るく移る高さの照明はあった方が良いと思います。また、自分自身にゆとりを持たせるためにも、白い壁もしくは後ろの荷物を隠すことのできる布のようなものがあったら良いと思います。
顔を明るく見せるためにも、机に設置する照明は必要なアイテムだと思いました。また、有線式のイヤホンもおすすめです。
Zoomアプリをダウンロードし動作確認をしておく
面接の前に、実際にZoomを使ってみましょう。時間があれば、友人と一緒にミーティングをやってみるといいでしょう。通信速度やラグの有無を確かめるため、実際にZoom面接をする予定の場所で動作確認するのをおすすめします。
ホストとしてミーティングを開催する、招待されたミーティングに参加する、ミュートやカメラのオンオフなど、いずれも難しい操作はいっさいありません。
しかし、面接直前に「Zoomってどうやって使うんだろう?」「面接に間に合わなかったらどうしよう……」といった小さな不安を感じるのは嫌ですよね。小さな不安でも、面接での受け答えや話し方に影響するかもしれません。
堂々と自信を持って臨めるように、しっかり動作確認をし、Zoomの使い方に慣れておきましょう。
身だしなみを整える
対面面接と同様、Zoom面接でも身だしなみは重要です。画面に映る部分(頭頂部~みぞおちあたり)の身だしなみを徹底的に整えてください。
対面面接と違い、画面に映る部分を中心に整えておけば問題がない場合もあるので、身だしなみにおいては、対面面接よりも気楽に構えられるかもしれません。しかし、ふと体を動かしたときに画面に全身が映る可能性ももちろんあるので、そうした際に、画面に映っても問題ない服装を心掛けましょう。
また、「見える範囲が限られている」というのは、裏を返せば「画面に映っている部分に視線が集中する」といえます。見えている範囲においては、対面面接により細かな部分も気付かれやすいので、スーツのシワやシミ、髪の乱れなど画面に映る部分の身だしなみは徹底的に整えてください。
Zoom面接を受けたときのリアルな服装事情をチェック!
Zoom面接をはじめ、オンライン面接の経験がある人は、オンライン面接で何を着ていましたか?「上はスーツ、下は部屋着」などのようなぶっちゃけ話もお待ちしています!
本命の面接では全身スーツでしたが、志望度の低いところではスーツのスカートの下に部屋着のズボンを着ていたこともあります。
オンライン面接のときには、画面越しに熱意を伝えたり印象に残りやすくするために、明るい色の服を着るようにしていました。下はなるべく自分自身をリラックスさせるために部屋着を着ていました。
上はスーツで下は部屋着で受けました。お腹が痛くなったときにすぐ緩められるように部屋着にしていました。
この記事では、面接の服装以外にも、気を付けるべき身だしなみについて紹介しています。Zoom面接においても参考になるはずなので、ぜひ読んでおいてくださいね。
面接の服装は実際何を着た? 失敗しない服装と状況別のポイント解説
面接に適した環境を用意する
機器と身だしなみを整えたら、次は環境選びです。Zoom面接の背景は、シンプルで清潔感のあるものにしましょう。無地で落ち着いた色の壁やカーテンがあればそれで十分です。
散らかった部屋や干しっぱなしの洗濯物、アニメのポスターなどを画面に映すと「ビジネスの場に不適切なものを映す人だ」という悪い印象を与える可能性があります。
Zoomはバーチャル背景(ビデオ通話で画像を背景に設定できる機能)を利用できます。バーチャル背景を利用する場合は、落ち着いた雰囲気の画像を選びましょう。
カラフルでカジュアルな雰囲気の背景は、面接官によっては「就活の場に適さない」と感じられるおそれがあるので、避けることをおすすめします。
背景のほか、ネット環境や騒音・生活音にも配慮しましょう。通信速度が遅いとラグが発生し、コミュニケーションが成り立たなくなる可能性があります。音も重要で、周囲の音がうるさければ話し声がよく聞こえませんし、騒音を聞き続けるストレスを相手に与えてしまいます。
トラブルに備えて企業の緊急連絡先を確認しておく
Zoom面接で使う機器の故障やトラブル、インターネットの不調など、不測の事態でZoom面接が実施できなくなるケースに備え、企業の緊急連絡先を確認しておきましょう。
「時間通りに面接に現れない」「事前連絡もない」というのはいうまでもなく印象が悪く、そのまま不採用になる可能性もあります。
「申し訳ありません、トラブルが発生したため遅れます」という一言の連絡で、内定のチャンスを逃すリスクを抑えられます。
企業とメールのやりとりをしている場合は、メールに記載されている署名を見て、連絡先や担当者名を控えておきましょう。スクリーンショットを撮っておき、オフラインでも確認できるようにしておきましょう。
面接の準備を徹底したい人にはこの記事がおすすめです。対面面接の対策を中心に紹介していますが、回答の準備方法やマナーなど、オンライン面接にも役立つ情報が満載ですよ。
面接の準備はこれでOK! 回答例や持ち物を体験談から徹底ガイド
Zoom面接の基本的な流れを押さえよう
ここでは、Zoom面接の基本的な流れを紹介します。面接当日に慌ててしまわないように、流れを把握しておきましょう。
ただ読むだけではなく、実際にZoomの画面を操作しながら、面接のロールプレイングをやってみてください。
この記事では、基本的な対面面接の流れを確認できます。オンライン面接においても参考になる情報を紹介しているので、ぜひ併せて参考にしてみてください。
面接の流れ|基本の流れからレアケースまで体験談付きでマナーを解説
①会議の招待URLもしくはミーティングIDを受け取る
Zoomミーティングをする際は、URLが必ず生成されます。たいていの場合、Zoom面接の前に企業側がURLを用意してくれるので、送付してもらえるまで待ちましょう。
URLの代わりに、ミーティングIDという10もしくは11桁の数字が送られてくるケースもあります。ミーティングIDが配布された場合、Zoomにアクセスし、ミーティングIDを入力して入室すればOKです。
Zoom面接直前にもかかわらず、URLとミーティングIDどちらも配布されない場合は、念のため企業に問い合わせして確認しましょう。
Zoom面接開始から終了までの流れの中で、戸惑ったことやトラブルはありましたか?
途中で急に電波が悪くなってしまったことや、こちらの音声が相手にあまり届いておらず、何度も聞き返されて言い直したことがありました。
面接官が開始時間を過ぎてもなかなか入ってこないときは、URLが間違っているのか自分が勘違いしているのかと思い、戸惑いました。
開始時刻になっても、企業の方が入室されず、私が時間を間違えたのかと少し戸惑ったことがありました。
②面接開始2~3分前を目安に会議URLに入る
ミーティングルームに入る時間の目安は、面接がスケジュールされている時間の2~3分前がおすすめです。たとえば面接が15時にスケジュールされている場合、14時57~58分を目安に入室しましょう。
対面面接にも言えることですが「早ければ早いほどいい」というわけではありません。予定の時間よりも大幅に早く入室すると、別の会議がおこなわれている可能性があります。
面接に遅れるのは当然NGです。PCが動かない、インターネットにつながらないなど不測の事態にも対応できるよう、面接開始の数十分前にはPCを起動しておき、開始5分前を目安に、「ミーティングに参加」を押せばすぐいつでも入室できる状態にしておきましょう。
③簡単なあいさつと音声チェックをする
ミーティングが始まったら「本日は面接のお時間をいただき誠にありがとうございます」などと感謝の一言を伝えながら、明るくあいさつをしましょう。第一印象は、オンライン・オフライン問わず、面接において非常に重要です。
また、「こちらの音声は聞こえていますでしょうか」などと相手に問いかけたり、相手の声が聞こえている旨を伝えるために「こちらも大丈夫です、聞こえます」とひとこと伝えるのもおすすめです。より丁寧で、面接に意欲的な印象に映る可能性があります。
④通常の面接と同様に質疑応答をする
Zoom面接の質疑応答は、基本的に対面面接と同じと考えてOKです。「Zoom面接だからこその質問」というものはありません。
簡単な自己紹介、自己PR、学生時代に苦労したことや苦難を乗り越えた経験、長所短所など対面面接でも聞かれるような内容が中心です。普段やっている面接対策を今一度復習しておいてください。
通常の面接と同様に対策すべき質問の例
・自己紹介
・志望動機
・自己PR
・学生時代苦労したこと・どのように乗り越えたか
・自分の長所と短所
・最近気になるニュースや時事問題
・逆質問
面接で聞かれることを想定するために、この記事を参考にするのもおすすめです。基本的な質問に加え、内定者たちが聞かれて困った質問も紹介しています。
面接で聞かれた質問&回答大公開|実際にあった難易度高めな質問とは
面接に臨むうえで、逆質問の攻略も欠かせません。この記事では、内定者たちが実際にした逆質問一気に紹介しています。ぜひ参考にしながら逆質問を考えてみてください。
面接の「質問はありますか」どう答える? 内定者に聞く逆質問対策
⑤面接が終わったらお礼を伝えて退室する
質疑応答が終わり、面接官から「本日の面接は以上です」と言われたら、最後にお礼を伝えて退出しましょう。
「本日は、お時間いただき誠にありがとうございました」と述べ、さらに、自身の強みや熱意を伝えるべく「今回の面接で御社で働きたい気持ちがさらに強まりました」など最後に一言、力強い言葉を添えるのもいいでしょう。
質疑応答が無事に終わったからといって気を抜いてはいけません。面接官は、就活生の言動やマナーを最後までチェックしています。Zoomのミーティングルームから退出するまで、緊張感を維持しましょう。
⑥面接後にお礼のメールを送る
Zoom面接の後は、面接をしてくれた担当者にお礼のメッセージを送りましょう。内容は以下のように、熱意と感謝を伝えてください。
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
本日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
お話をお伺いし、貴社の企業文化やサービスへの理解が深まり、貴社で働きたいという気持ちが一層強くなりました。
特に〇〇プロジェクトは非常に興味深く、私の経験やスキルで貢献できるのではないかと感じました。
現状の知識やスキルに研鑽を重ね、貴社に貢献できるよう最大限努力してまいります。
まずは面接のお礼を申し上げたく、メールをお送りいたしました。
末筆ながら貴社のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。
〇〇大学 〇〇学部
〇〇 〇〇(氏名)
090-xxxx-xxxx
[email protected]
送るタイミングは面接直後がおすすめです。なるべくはやく送ることで、面接に時間を割いてくれたことへの感謝の気持ちや熱意が高まっている旨をアピールできます。
ただし、夜の遅い時間は避けたほうが無難です。夜遅くにメールを送ることに対して「相手の生活や事情を考えられない人だ」と思う人もいます。送信時間が夜遅くになりそうな場合は、翌日の朝にメールしましょう。
Zoom面接中におさえるべき5つの注意点を体験談つきで解説!
Zoom面接と対面面接は、質疑応答やマナーにおいて似ている部分もありますが、一方でZoom面接ならではの注意点もあります。
「対面面接に慣れているから大丈夫」と油断していると、自分では気づかないうちに減点されてしまうかもしれません。
Zoomならではの5つの注意点を、体験談付きで紹介します。
①姿勢を崩さない
面接中は姿勢を正しましょう。Zoom面接では上半身しか見えないため、姿勢が変化すると身体が傾いて見え、相手にすぐ伝わってしまいます。
姿勢の良し悪しだけで結果が決まるとは考えにくいですが「飽きたのかな?」「集中力がないな」と悪い印象を持たれてしまうかもしれません。
姿勢を維持しやすいように、座り心地のいい椅子を用意する、椅子の上に普段使い慣れたクッションを敷くなど対策しておくといいでしょう。
また、Zoom面接中は自分が映る画面を見られるので、姿勢が崩れていないか逐一チェックするのもおすすめです。
②視線をあちこちに動かさない
Zoom面接中は視線も要注意です。キョロキョロと視線を動かしていると「面接に集中していない」「嘘をついているから視線が泳いでいるのかも?」といった悪い印象を与えてしまうおそれがあるので注意しましょう。
前述の通り、Zoom面接では視覚で得られる情報が限られるため、画面に映っている部分に相手の注意や視線が集中します。目線の動きも意外とよくわかります。
相手の目を見て話す、カメラを見るなどして、視線を固定しましょう。
③カンペを見すぎない
対面面接にはないZoom面接ならではのメリットとして、カンペを用意できるという点が挙げられます。
カメラに映らない位置にカンペを用意しておけば、面接官からはカンペが見えません。「質疑応答で答えを用意したものの、長くて覚えられない」という人も答えやすいでしょう。
しかし、カンペを何度も見るのはやめましょう。目の動きでカンペの存在が見抜かれてしまうおそれがあります。
同じ場所を何度もチラチラ見る、画面外の1点を見つめながらスラスラと読み上げる、といった質疑応答では「カンペばかり見ていて、自分の言葉で話してない」とマイナスに評価されるおそれがあるので注意してください。
Zoom面接をはじめ、オンライン面接の経験がある人に質問です。カンペを使った経験の有無と、そのときのエピソードを教えてください!
オンライン面接のときはカンペを使っていました。でも話す内容をすべて書いていると棒読みになってしまうため、大切なキーワードだけ付箋に書いてPCに貼り付けるなど、自分の言葉できちんと話せるように工夫していました。
カンペは使っていませんでした。理由は友人との面接練習のときにカンペを見る視線はわかるということが判明したためです。
私はカンペを使いませんでした。カンペを使っていては、たとえWeb面接が突破できたとしても、対面での面接で落とされてしまっては意味がないと思っていたからです。
④音量は少し大きめに設定しておく
インターネット環境や相手のマイクの位置によっては、声が聞こえにくい場合もあります。面接時の音量設定は、少し大きめがおすすめです。
たとえ相手側が原因でよく聞こえない場合でも、面接官と就活生という立場上「ネット回線に問題がありませんか?」「マイクの位置を調整していただけますか?」「恐れ入りますが、もう少し大きい声で話していただけますか?」と指摘するのは気が引けるでしょう。
あまりにも劣悪な音声でほとんど聞き取れない場合は、そうした指摘をしてもいいでしょう。ただし、基本的には、まず音量を上げてこちら側で対処するのがおすすめです。
⑤面接中は使わないウィンドウを閉じておく
Zoom面接は、面接中に使うものもしくは使う可能性があるものだけを開いておき、それ以外のウィンドウは閉じましょう。
余計なウィンドウが開いたままになっていると、面接への集中力が低下し質問を一度で理解できなかったり、気が緩んで姿勢が崩れてしまったり、といった可能性があります。
また、ウィンドウの数を最小限におさえることで、PCの負荷を軽減する効果にも期待できます。
レアなケースではありますが、面接で画面共有を求められるかもしれません。その際、適切な画面をすぐに共有できるように、余計なウィンドウは閉じておいたほうがいいでしょう。
Zoom面接の失敗談を聞かせて!
相手の姿が表示されている画面が下にあり、その画面を見ながら話してしまったことで、目線が下に向き、暗い印象に映ってしまうことが後になってわかりました……。
この失敗をしないためには、Zoomを実際に自分で使い、面接の様子を確認し、どこを見ていれば一番印象が良く見えるかを自分であらかじめ考えておくことが重要だと思います。
私がZoom面接で失敗したことは2点あります。1点目は、入室時に先方の声が聞こえなかったこと、2点目は面接の際に救急車など外部の音が原因で、先方の声が聞こえなかった経験があります。
まず、1点目の対策としては、事前にPCを再起動しておくことで、先方にご迷惑をおかけすることなく、面接ができたのではないかなと思いました。また、2点目に対しては、イヤホンなどを使っておくことで、外部の音に左右されない環境を確保できたかもしれません。
Zoom面接で好印象を残すためのコツ5選|内定者に試したことを聞いた!
Zoom面接を突破し内定を獲得した人が試した印象アップのポイントをまとめました。
対面面接とは異なり、会話や言葉のほか、画面に映る限られた部分でしかアピールできないZoom面接。対面面接よりも、好印象を残す方法は限られています。
しかし、たとえ小さなことでも、やるかやらないかで差がつくので、ぜひ取り入れてください。
①適度にボディランゲージを用いる
Zoom面接は、ネット環境によっては音声が聞こえにくかったり、途中で途切れてしまったり、説明がうまく伝わらないケースもあります。
より理解してもらえるように、ボディランゲージを用いるといいでしょう。たとえば、学生時代頑張ったこと・苦労したことを話すとき、複数の人物が登場するのであれば、ボディランゲージは効果的です。
2人の人物AとBについて話しているとき、両手を画面に映します。右手でA、左手でB、というふうに、人物を表現すればわかりやすくなるでしょう。
ただし、むやみにボディランゲージばかり使うのはおすすめしません。「一生懸命話しているな」とポジティブに解釈される場合もありますが、一方で話し方が稚拙に見えてしまい、説得力がなくなるおそれがあります。
Zoom面接でおこなった身振り手振りとは
オンライン面接の下準備として、部屋を照明で明るくしたり背景を白い壁にすることで自分自身が目立つようにしていました。照明についてはYouTuberなどが使っている丸い照明を使っている人もいましたが、それを使っていた方が顔が明るく映ると思います。
そのうえで、画面を見て話すのではなく、面接官と画面越しに目が合うように、カメラを見ることを意識していました。また、画面いっぱいに顔が写ってしまうと圧がすごく感じられるため、頭の上から肩下までが映るような距離で面接を受けるようにしていましたね。
オンライン面接で印象を良くするために私が意識したことは、2つあります。まず照明です。机に設置する照明で、さらに明るさも調整できるものを買いました。これにより、普段暗い表情であっても顔色が明るくなり、はつらつとした印象をアピールすることができました。
そして、画角についても意識していました。できるだけカメラを高く設置できるよう、目線より少し下くらいの位置にPCを設置するようにしました。どの位置がいいかは自分の座高にもよりますが、PCの位置が下がりすぎるのはおすすめしません。
面接におけるボディランゲージの活用方法については、この記事でも確認することができます。先輩就活生が身振り手振りを使って好印象をつかんだ体験談をチェックしましょう。
面接で身振り手振りが有効な5つのタイミング! 内定者の体験談付き
②大きな声ではきはきと話す
Zoom面接中は、インターネットの回線や周囲の音によって、声が聞こえにくくなる可能性があります。相手に声がよく聞こえるように、普段の話し声よりも少しだけ大きめに、なおかつはきはきと話しましょう。
「普段から声はよく通る」という人でも、Zoomというネット越しの会話では、声がくもって聞こえたり、ボソボソと話しているように聞こえたり、といったことも起こり得ます。
話し方ひとつで「なんだか元気がないな」「ボソボソ話すのが嫌だな」と印象を悪くする可能性があるので、はきはきと大きな声で話しましょう。
面接で対策すべきなのは、回答準備だけではありません。自分の考えが伝わりやすい話し方をするのも重要なことです。この記事では、就活生たちが実際におこなった面接練習の方法を解説しています。好印象につながる伝え方の練習をしたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
面接練習みんなは何をした? 経験者から学ぶ効果的な練習法13選
③照明の位置や明るさに配慮する
表情は、印象を左右する要素のひとつです。明るくて活き活きとした表情と、暗くてどんよりした表情。面接においてどちらが印象がよいかは、いうまでもないですね。見栄えをよくするため、Zoom面接では照明の位置や明るさに配慮しましょう。
「とにかく部屋を明るくすればいい」というわけではありません。たとえ部屋が明るくても、遮蔽物で光が遮られ、顔の周りに影ができてしまったら表情は暗く見えます。顔周辺に光が当たり、表情がわかるのがベストです。
家にある蛍光灯ではうまく光が当たらない場合、卓上のライトを買うことも検討しましょう。光の明るさや光の角度、光の種類などを選択でき、見栄えをよくできます。
④表情がよくわかるような画角にカメラを配置する
照明のほか、カメラの位置や角度も工夫してみましょう。
基本的には、正面から映して、みぞおち~頭頂部あたりが映る位置にカメラを設置します。すると、近すぎず遠すぎずな距離感になり、表情もよくわかります。
顔しか映らないような近さは「絶対にダメ」とは言いきれませんが、相手に圧迫感を与えるためやめておきましょう。
カメラと顔の位置関係についてですが、カメラを見下ろすような角度はやめましょう。相手の画面から見ると見下ろされているように見え、やや偉そうな印象を与える可能性があります。
⑤あとから見聞きしてもわかりやすい回答内容や話し方を意識する
Zoomはミーティングの録画が可能で、人事担当が後から面接を見返したり、社内で共有される可能性があります。いつ・誰が見ても要点がわかるように、話す内容をまとめておきましょう。
具体的には以下のような対策をしてください。
・簡潔かつ強みがわかりやすい自己紹介の練習をする
・話すときは結論から伝える
・志望理由や長所・短所をスラスラ言えるように準備する
・事前情報と回答にズレがないように提出書類を確認しておく
前述しましたが、対面面接にはないZoom面接ならではの質問はほとんどありません。基本的には対面面接と同じような質問を想定して準備しておきましょう。
また、企業についてしっかり研究しておくのも重要です。企業理念や会社のサービスについてスラスラ言えると「我が社についてしっかり調べているな」「それだけ調べるということは、かなり熱意があるんだな」と好印象を与えられます。
なかには「企業理念に共感しました」という就活生に対して「企業理念のどのような点に共感していますか?」と質問する面接官もいます。提供された資料やホームページなど、面接前によくチェックしておきましょう。
企業理解が追い付いているか不安な人は、この記事も読んでみましょう。内定者たちが実際におこなった手段を参考にして企業分析をすれば、面接の準備が万全にできるはずです。
企業分析の4つの極意|経験者に聞く効果的なやり方と活用方法
みんなはどうした? Zoom面接中に起こり得るハプニングと対処法
不慣れなZoom面接でハプニングが起きたら……。平常心を失ったり、面接中に慌てたり、がんばって覚えた自己紹介やPRを忘れてしまうかもしれません。
「Zoomのちょっとしたハプニングで、面接が台無しになってしまった」なんて悲しい展開にならないように、Zoomで起こり得るハプニングと対処法をあらかじめ知っておきましょう。
①ミーティングURLにアクセスできない
企業からもらったURLをクリックしてもアクセスできない場合、考えられる原因は以下のとおりです。
・インターネットに接続していない
・Zoomアプリが最新版ではない
・ミーティングURLに誤りがある
・主催者側の設定に問題がある
まず、インターネットの接続状況と、Zoomアプリが最新版かどうかを確認してください。それでも入室できない場合、URLが間違っているもしくはミーティングホスト側に問題があると考えられます。
たとえば、Zoomではサインインしていないユーザーの入室可否を設定できます。その場合、Zoomに登録していないユーザーはミーティングに参加できません。入室できない旨を企業に伝えて、URLや設定に問題がないか確認してもらいましょう。
Zoom面接のハプニングについて聞いてみた
オンライン面接に挑むときに、会議のURLにアクセスできなかったことはありますか? そのときはどう対処しましたか?
時間ぴったりにならないと入れない設定になっているURLの時があり、そのときは焦りましたが、落ち着いて時間になってからクリックすることで対応しました。それでも入れないときには電話などで連絡すると良いと思います。
時間になってURLに入っても始まらなかった経験がありました。ただ焦らず、メールと電話をすることで再度日程を組んでくださりました。
あります。焦ってしまい、手が震えている中すぐに企業に電話をし、ご連絡するようにしていました。
②面接中に画面がかたまって動かなくなった
画面が動かなくなるのは、たいていの場合インターネット回線に問題があると考えられます。
画面がかたまったときは、まずどのような状況なのかチャット機能で相手に伝えましょう。「画面は止まっていますが、音声は聞こえます」「画面が止まっていて、音声も聞こえません」など冷静に状況を伝えてください。
その後はインターネット接続を確認し、なかなか改善しない場合は一度ミーティングルームから退出し再度入り直してみましょう。その際は「一度退出して、入り直してみてもよろしいでしょうか?」と伝えることを忘れないでください。
それでもうまくいかない場合は、採用担当に断りを入れて、ZoomアプリやPCを再起動したり、Wi-Fiを接続し直したりして再接続を試みましょう。
③音声が途切れて話し声がよく聞こえない
「相手の話が途切れ途切れで何を言っているのかわからない」「話し声が一切聞こえない」。Zoomミーティングにおいて、こうした音声のハプニングは、決して珍しいことではありません。
原因は以下の3つが考えられます。
・インターネットの接続が悪い
・マイクやイヤホンの調子・接触が悪い
・誤ってミュートボタンを押した
まずは自分のイヤホンが正しく接続されているか、ネット接続は問題ないかを確認してください。また、少し時間を置けば改善されるケースもあります。
よく聞こえなかったら「申し訳ありません、回線が悪いのか、途切れてしまいよく聞こえませんでした。もう一度お願いいたします」と伝え、相手の言った内容を確認しましょう。よく聞きとれないまま質疑応答を続けても、回答が的外れなものになってしまいます。
④面接官から「声が聞こえない」と言われた
考えられる原因は先ほど紹介したものと同様で、以下のとおりです。
・インターネットの接続が悪い
・マイクやイヤホンの調子・接触が悪い
・誤ってミュートボタンを押した
「声が聞こえません」と言われたら慌てず冷静に、インターネットと機器の接続を確認しましょう。マイクの調子が悪い場合の応急処置として、PCに内蔵しているマイクを使うのもアリです。
また、特にZoom初心者によく見られるのが、操作を誤ってミュートにしてしまうことです。画面上に表示されるマイクのアイコンをチェックしてください。マイクが赤くなり、斜線が入っている場合はミュートになっています。
ちなみに、Zoomの設定によっては、ミーティング開始直後は自動的にミュートになっている場合もあります。話し始める前に、画面右下にあるマイクのアイコンをチェックしてください。
⑤屋外の騒音や生活音が入ってしまった
車や電車、人の話し声など、面接中の騒音・生活音は入らないほうが望ましいです。ただ、住んでいる場所や環境次第では、どうしても周囲の音が入ってしまうでしょう。
余計な音をできるだけ入れずにZoom面接する方法は以下のとおりです。
PC搭載のマイクではなくマイクつきイヤホンを使う
自分が話すとき以外はミュートにする
防音設備つきのレンタルスペースを利用する
マイクつきのイヤホンは、着用した状態での話し声を拾いやすいようにデザインされており、、周囲の雑音を拾いにくいです。
また、自分が話すとき以外はミュートにすることで、面接の邪魔になるような音をシャットアウトできます。
もし余計な音が入ってしまった場合は、一言謝罪しつつ、「聞こえにくくなっていませんか」などと、相手への気遣いと誠意を示しましょう。
オンライン面接でのトラブルにはどう対応した?
オンライン面接中にトラブルが起きたことはありますか?
面接の入室時、先方の声が聞こえなかった経験があります。その際には、チャットで声が聞こえない旨を伝えて、PCを再起動し、入り直していました。
オンライン面接で入室後、企業の方の声にノイズが入っていて全く聞こえなかったことがあります。チャットで状況を伝えながら対応しました。原因はイヤホンが壊れてしまっていました。
あります。トラブルとしては、面接があることを家族に伝えておらず、家族が部屋に入ってきてしまったことです。
万全な事前準備と対策で自信を持ってZoom面接に臨もう
対面面接で場数を踏んで慣れているからといって、「Zoom面接も大丈夫」と油断するのはおすすめできません。同じ面接ではありますが、基本の流れなどをイメージできていないと、Zoom面接ならではの空気感に飲まれて本領を発揮できないことも考えられます。
また、いきなり本番を迎えるのではなく、友人と一緒に練習しておくのをおすすめします。Zoom面接を受ける環境で実際にZoomで通話し、表情やライト、話し方や声の聞こえ方をチェックしてみましょう。
Zoom面接に慣れていなくても、事前準備を徹底することで対面面接と同じく自信を持って受け答えができるはずです。しっかり対策をして堂々とZoom面接に臨み、選考突破を目指しましょう。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
\今すぐ!無料で就活力を診断しよう!/
診断スタート(無料)
Zoom面接を経験したことがある人は、面接前に不安に思っていたことがあれば教えてください!