好奇心旺盛を自己PRに使うなら自分のタイプを知ることが不可欠!
「好奇心旺盛を自己PRにしたい」「どういう視点で好奇心旺盛さをアピールすれば良い?」
このように悩む人も多いのではないでしょうか。好奇心旺盛といっても、個人により方向性が異なるため、自分がどのように好奇心旺盛なのかを理解していないとうまくアピールできない可能性も生じます。
この記事では、内定者たちの体験談とともに、他者が好奇心旺盛さに抱く印象や自分の好奇心旺盛さがどのようなタイプなのかの診断方法、好奇心旺盛さを自己PRとして説得力があるものにする方法などを紹介します。好奇心旺盛さをアピールするための例文も紹介するので、「自己PRの仕方に迷うな……」という人は参考にしてくださいね。
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「好奇心旺盛」という自己PRを聞いてどう思う? 学生と採用担当者の本音
「好奇心旺盛」という言葉を聞いてどのような印象を持つでしょうか。人によっては、「子どもっぽい」「独りよがりな言葉に聞こえる」などという印象を抱く人もいるかもしれません。
それでは、自己PRとして好奇心旺盛さについて話している人がいた時、就活経験者や採用経験者はどのように感じるのでしょうか。それぞれの意見を聞いてみました。
学生目線の印象は?
まずは、就活経験者目線の印象です。就活経験者が自己PRとして好奇心旺盛さについて話している人に出会った場合、どのように感じるのでしょうか。率直な意見を聞いてみました。
好奇心旺盛と言う強みは素晴らしいと思います。好奇心旺盛な性格と会社の志望動機の一貫性をアピールしていた人に出会った時、「良い自己PRだな」と感心しました。
好奇心旺盛という強みは素敵だと思いました。ほかのことを強みとして伝える場合でも共通しますが、自己PRで話すエピソードに納得感があれば「好奇心旺盛さ」も自己PRとして活きると思います。
好奇心というのはいわば斬新な視点につながる重要なピースになり得ると考えるため、好奇心旺盛はすばらしい強みだと思います。
採用担当者視点の印象は?
次に、採用経験者の目線です。採用経験者が好奇心旺盛さを自己PRとして話している学生に出会った場合、どのように感じるのでしょうか。リアルな意見を覗いてみましょう。
採用を担当したことがある方に質問です。好奇心旺盛さを自己PRとして話してきた学生に対し、どのように思いましたか?
好奇心旺盛ということ自体にネガティブな要素はないですが、ただ「好奇心旺盛なところが強みです」だけではあまり興味をそそられなかった記憶がありますね。たとえば、その好奇心旺盛がゆえに自分にとって良かった経験や、逆にちょっと失敗したポイントなど、必ず「好奇心旺盛だから自分にどんなことが起きたのか」というように関係するエピソードが入ると良いなと思います。「探求心」などに言い換えるのもありですね。
そもそも好奇心旺盛な人ってどんな人?
性格を言い表す言葉として「好奇心旺盛」という言葉を耳にすることも多いと思いますが、そもそも、好奇心旺盛な人とはどのような人なのでしょうか。この「好奇心旺盛」という特徴を深掘りすることが、採用担当に刺さる自己PR作りの第一歩です。
4つのパターンに分けて解説するので、確認していきましょう。
なんでも前向きにチャレンジできる
好奇心旺盛な人は、何事にも前向きにチャレンジする姿勢があります。
仕事面におけるそのような人の行動として、「新しいプロジェクトの立ち上げメンバーに立候補する」「皆が嫌がる仕事も積極的におこなう」ということが挙げられます。
何事にも前向きにチャレンジできる姿勢があると、仕事の場面において、「前向きに取り組んでくれるならこの人に仕事を任せたい!」「どのような仕事もしっかり取り組んでくれて頼りになる」という印象を与えられるでしょう。
人から積極的に情報を集めることができる
自ら積極的にほかの人から情報を集められる人も、好奇心旺盛といえます。
仕事面におけるそのような人の行動として、「プロジェクトをより良くするためにほかの人から情報をヒアリングする」「新しい知識を得るために知見のある人に質問する」などが挙げられます。
自分から他者へ積極的にコミュニケーションを取りに行き、情報を集められるというのがポイントです。仕事の場面においては「業務内容を良くしようという姿勢が見られる」「コミュニケーション力が高い」という印象を持たれるかもしれません。
わからないことはすぐに調べる
わからないことに対し、自らの手で情報収集できる人からも好奇心の旺盛さがうかがえます。
情報収集が得意な人は、「仕事に行き詰まった時、社内の情報を利用して一通り調べ上げる」「わからないことがあった時、まずはインターネット検索で調べてみる」などの行動をする人が多いです。
わからない事象に対してとにかく情報収集をすることで、その事象についてかえって詳しくなれる可能性もあります。また、「まずは自分でやってみる」という姿勢を評価してもらえることもあるでしょう。
より高みを目指したいという上昇志向がある
好奇心旺盛な人は、高みに向かっていきたいという意欲が見られます。
たとえば、「キャリアアップ制度やジョブチェンジ制度を利用する」「資格勉強にいそしむ」といった行動はまさしく上昇志向の現れです。
高い向上心があることをアピールできると、「何事に対しても全力で臨んでくれそう」といったイメージを与えることができますね。
「好奇心旺盛な人」と聞いてどのような人を思い浮かべる?
「好奇心旺盛な人」と聞いて、どのような人を思い浮かべますか?
好奇心旺盛な人は、いろいろなイベントに参加しているイメージがあります。そのため、さまざまなサークルを掛け持ちしていたりプライベートが充実していたりしそうです。
いろいろなことにチャレンジするタイプだと思うので、顔が広い印象があります。また、後先のことを気にせずにチャレンジする人も「好奇心旺盛だな」と思いますね。
たくさんのことに興味があって、初めてのことに対しても抵抗なく、臆することなく挑戦していける人だと思います。そのため、いろいろな活動をしているイメージがありますね。
「好奇心旺盛」な先輩たちに聞いた! 自己PRをする際に考えていたこととは
自分は好奇心旺盛であると思っても、そのことを自己PRにしたかどうかは人それぞれです。
ここでは、好奇心旺盛さを自己PRにした人、反対にしなかった人、別の言葉に言い換えて自己PRにした人の意見をそれぞれ見ていきましょう。
なぜ好奇心旺盛を自己PRにした?
まずは、好奇心旺盛さを自己PRにした人の意見です。数ある強みの中からなぜ「好奇心旺盛」を自己PRにしたのでしょうか。
数ある強みの中からなぜ「好奇心旺盛」を自己PRに選びましたか?
「エンジニア職では好奇心があるかかないかで成長スピードが変わる」と解説している動画を閲覧したことがあったためです。
「好奇心旺盛だからこそ、新たなことにチャレンジできる」という強みをアピールして、「会社で〇〇にチャレンジしたい」という志望動機にしたかったからです。
なぜ好奇心旺盛を自己PRにしなかった?
次に、好奇心旺盛さを自己PRにしなかった人の意見です。好奇心旺盛であるという自分の性格を自覚しているにもかかわらず、なぜほかの強みを自己PRに選んだのでしょうか。
その理由から、「好奇心旺盛」を強みにするときの注意点を見出してみましょう。
「好奇心旺盛」を自己PRに選ばなかったのはなぜ?
就活の序盤あたりでは、好奇心旺盛であることを強みとして話していましたが、就活中盤に差し掛かるにつれ、徐々に改変していくようにしました。
面接を重ねるにつれて、「好奇心旺盛というのは、さまざまなことに好奇心を抱くことから、『集中力に欠ける』と判断されるのではないか」と考えたためです。
そこで、別のワードに置き換えて、どういった方向に好奇心が強いか、募集されているスキルと関連付けることで、集中して成長していける人間であることをアピールするようにしました。
私は自分の性格や行動から、好奇心旺盛がアピールできるのではないかと考えたことがありますが、実際の行動が「いろいろな部活に所属したことがある」「いろいろなアルバイトを経験したことがある」というもので、その一つひとつに所属していた期間は短いというものでした。
これをそのまま話してしまうと、「一つのものを長く続ける忍耐力や集中力に欠ける」と思われてしまうのではないかと判断し、自己PRに選びませんでした。また、「この性格は会社の中でどう活かせるのか?」という想像がしにくい長所でもあると思うので、あまり良くないと考えましたね。
好奇心旺盛を言い換えて自己PRしたことはある?
最後に、「好奇心旺盛」という言葉を別の言葉にして言い換えた人の意見も聞いてみましょう。
あえて別の言葉に言い換えた意図はどんなものなのでしょうか。言い換え方も参考にして、自己PR作りのヒントにしましょう。
「好奇心旺盛」をどんな言葉で言い換えた?
「探求心が強い」と言い換えて自己PRを話しました。理由は、好奇心旺盛という伝え方をすることで、「企業に関係ないことにも好奇心を働かせてしまい、集中力に欠けると判断されるのではないか」と考えたためです。
「探求心が強い」と表現することで、特定のスキル、たとえば「エンジニアとして必要なプログラミングスキルをさらに向上させることができる人間である」とアピールできたと思います。
このように「何か専門的な内容について好奇心が旺盛である」ことをアピールできれば、より大きな強みとなり得ると考えました。
好奇心旺盛を自己PRにしても良い? 内定者の声から悩みを解消!
これまで、好奇心旺盛さの特徴やイメージをお伝えしました。「好奇心旺盛です」という言葉が採用担当に響きにくかったり、忍耐力の面で懸念をもたれる可能性があるという意見もありました。果たして、好奇心旺盛さを自己PRにして、就活がスムーズに進むのでしょうか。その答えを見出していきましょう。
また、好奇心旺盛さを自己PRにする際の注意点も紹介します。「好奇心旺盛」ということに対し、ネガティブなイメージを持ってしまっている人は、少しでもポジティブになるよう心掛けてみてくださいね。
好奇心旺盛を自己PRにしてもOK!
好奇心旺盛という強みは、自己PRにしても大丈夫です。
上記のように、「好奇心旺盛」という言葉からでもいろいろな要素を受け取ることができるため、自分がどのように好奇心旺盛なのかをしっかりと理解できると良いでしょう。
たとえば、単純に「趣味の映画鑑賞のために好奇心旺盛さを発揮した」という事実のみでなく、「映画をよりおもしろく見るために、映画の舞台となっている地に足を運んだり、監督のトークイベントに参加して知見を深めている」などという、好奇心旺盛さを裏付けるエピソードを思い返してみてください。
ここから、「好奇心旺盛さから発揮する行動力や情報収集力がある」というようにつなげられると、より人物像がはっきりしてきますね。
「どのように好奇心旺盛か」「それを裏付けるエピソードがあるのか」、この2点をしっかり理解できると良いでしょう。
マイナス要素にしないために! 好奇心旺盛を自己PRにするときの注意点
しかし、「好奇心旺盛」と聞いてマイナスイメージを持つ人がいることも事実です。
上述した「なんでも前向きにチャレンジできる」という点は「チャレンジするだけしてすぐ飽きてしまうのでは?」と思われてしまうかもしれませんし、「より高みを目指したいという上昇志向がある」という点は「高みに到達したら違う仕事に転職してしまうのでは?」とも思われかねません。
このようなときは、「自分の好奇心旺盛さがどのように仕事に活かせるのか」という点を提示してみましょう。企業が自己PRを聞く意図はさまざまですが、その中に「入社後にどのように力を発揮してくれるか」ということがあります。そのため、入社後のイメージを想起できるような考え方を心掛けてみてください。
好奇心旺盛さを自己PRで話したときに意識した点は?
好奇心旺盛から生じる探求心に関してアピールしたかったのですが、「好奇心旺盛であることがゆえに、さまざまなスキルに興味を持ち、習得することで、多角的な視点で物事を考えられるようになった」と伝えるようにしました。
探求心であれば「一つのことを極める」ということを全面にアピールしますが、好奇心旺盛であれば、このように「いろいろなアプローチを試すことができる」という点で、差別化を図れるのではないかと考え、自己PR作成の際に意識しましたね。
好奇心旺盛だということを結論として最初に話した後に、「どのようなことに対して好奇心を持つのか」ということを具体例と共に話しました。
自分の趣味や好きなことに対して好奇心旺盛だということは誰でもそうだと思ったため、大学で専攻した専門以外の授業などを具体例に挙げて、まったく知らない分野などに飛び込んで情報を集めたことを話していました。
また、「それで知った知識をどのような形で活動に活かしたのか」までを伝えることで、好奇心旺盛さをその企業でも発揮して活躍していくイメージを持ってもらえるような自己PRを意識していましたね。
あなたは4つのうち何タイプ? 好奇心旺盛を深掘りして自分のことを知ろう
「好奇心旺盛」を自己PRで活用できることがわかっても、「自分はどういう方向性で好奇心旺盛なのだろうか」「好奇心旺盛だけど、そこから内容を膨らませられない」と感じる人もいるかもしれません。
そのような悩みを持つ人は、以下のフローチャートを試し、自分がどのタイプに分類されるのかを確かめてみてください。
あなたはどのタイプでしたか? 次はこれらの4つのタイプについて詳しく解説します。
ひとつのことをとことん研究! 極限まで追究タイプ
ひとつの気になったことに対して、「なぜだろう?」「もっと深くまで知りたい」とどんどん興味が沸いてくる経験はありませんか。このような人は、「極限まで追究タイプ」に当てはまるかもしれません。
スポーツが趣味でも「スポーツ全般ではなく特定のスポーツについて知りたい」、もっというと、「特定のスポーツのあるチームを応援したい」というように、自分が興味関心のある領域をどんどん狭くして追究したいという姿勢が追究タイプの特徴です。
こんな人は極限まで追究タイプかも!?
・学生時代に得意科目があり、そのなかでも特定の項目に特に詳しかった
・映画好きで、かつ特に好きな監督がいてその人の作品は欠かさずチェックする
興味があればなんでも知りたい! 広く浅く収集タイプ
このタイプは追究タイプとは反対に、あらゆる事柄について広く浅く知りたいタイプです。「もともとひとつの事柄に対して興味を持っていたけれど、気が付いたらジャンル全般に詳しくなっていた」というような経験があれば、「広く浅く収集タイプ」に当てはまる可能性があります。
追究タイプと同じようにスポーツを例に挙げると、「スポーツ全般が好きで、いろいろなスポーツの試合を観戦しに行く」というように、ジャンル全般について知りたいと思うのが特徴です。
こんな人は広く浅く収集タイプかも!?
・アイドルが好きで、昭和のアイドルから令和のアイドルまで幅広く興味がある
・プログラミングが趣味で、一通りの言語を理解できるように勉強した
新しいもの大好き! 流行に敏感タイプ
「新しいものが好きですぐ食いついてしまう」「流行っていることはとりあえずチェックしたい!」という行動に身に覚えはありませんか。
そのような人は「流行に敏感タイプ」に当てはまります。SNSや雑誌、ニュースサイトなど、さまざまな媒体からの情報をくまなくチェックするというように、常に流行に対してのアンテナを張り巡らせているのが特徴です。
こんな人は流行に敏感タイプかも!?
・雑誌の次のトレンド予測ページが好きでつい読んでしまう
・流行っている店をSNSで見てマークしがち
まずは動きたい! なんでも体験タイプ
「何かを調べてみよう」「知ることから始めよう」というよりも先に体が動いてしまう、「体験してみないとわからない!」、そう思う瞬間が多い人もいるのではないでしょうか。
そのような人は、「なんでも体験タイプ」だといえます。興味のあることのみならず、困難なことでさえも「まずはやってみよう」という精神で挑み、行動するのが特徴です。
こんな人はなんでも体験タイプかも!?
・ソロキャンプに興味が湧いて、とりあえず週末に行く予定を立てた
・アルバイトで誰もやりたがらなかったリーダーのポジションに立候補した
就活生たちは4つのうちどのタイプだったか聞いてみた!
紹介した4つのタイプの中で、自分の好奇心はどのタイプに近いと思いますか? そのように思う理由も合わせて教えてください。
「極限まで追求タイプ」であると考えます。理由は、単純にマルチタスクが苦手であるためです。そのため一つのことに集中したいと考えてしまいます。
「流行に敏感タイプ」だと思います。理由は、NewsPicksやラジオを聞いて社会の情勢を知ろうとしているからです。
私は「広く浅く収集タイプ」だと思います。高校時代も部活を変えたり兼部をしたりとさまざまな経験をし、大学でも短期のアルバイトをたくさんおこなっていたからです。
私は「広く浅く収集タイプ」だと思います。大学在学中は外国語学部に所属していましたが、さまざまな分野に触れたいと考えてゼミには入らず、心理学や社会学、経済学などの他学部の授業を受講していました。
実はこんな職種が向いている!? 好奇心旺盛さを活かせる職種6選
「自分の長所が活きる仕事に就きたい」、このように思う人は少なくないでしょう。ここでは、好奇心旺盛さを活かせる職種を6種類紹介します。
「まったくノーマークだった職種が、実は自分の強みを活かせる仕事だった!」ということもありうるため、この機会に視野を広げてみてはいかがでしょうか。
①企画職
企画職は、自分のアイデアを形にしたり、新しい商品やサービスを開発したりする仕事です。クリエイティブな発想はもちろん、ほかの企業にはない新しいものをそのときの流行にのっとって提案する必要があるでしょう。
そのため、「現在の流行は何か」「顧客が求めていることは何か」というように「何」について貪欲に深掘りし、追い求める力が求められます。
流行を調査するのが好きな人や、ひとつの事柄について深く詮索できる人におすすめです。
②営業職
営業職は、取引先に自社の商品やサービスを売り込む仕事です。対人の仕事のため、新たな取引先を開拓する必要があったり、相手の様子から発注する意思を察知する必要があったりと、臨機応変な対応が求められるケースもしばしば生じます。
「取引先について興味を持つ」「自社のサービスや製品の特徴を理解する」という理解力や、「新しいことにも臆せず飛び込む」という挑戦心が必要な職種です。
人やものについて興味を持てる、知りたいと思える人や、リスキーな環境にも飛び込んでみたい! と思える人は向いているかもしれません。
営業職に関心を持った人は、この記事もぜひ読んでみてください。強みが伝わる営業職の志望動機の書き方を、実際に営業職を経験した人の体験談を交えて紹介しています。
営業職の志望動機例文32選|営業経験者に書き方のコツを直撃
③マーケティング職
マーケティング職は、市場を分析したり、市場に合った顧客に対して販売促進をおこなったりする仕事です。自社の情報のみならず、競合他社についても限られた情報から詮索する必要性も生じます。
市場という広い視点から、自社、競合他社という狭い視点まで、あらゆる視点について調べ上げ、アプローチをする力が求められるこの仕事。
広い視点を持って物事を調べたいという人にも、ピンポイントで物事について調べ上げたいという人にもおすすめできます。
④技術・研究職
技術・研究職は、専門的な知識を活用し、新しいものを開発したり、既存のものをより良くしたりする仕事で、専門的知識を持ち合わせていることが重要です。
広い視点ももちろんですが、何かに特化した知識をその領域において発揮することや、新たな知識を貪欲に学習する姿勢が求められます。
学生時代に何かの研究に打ち込んでいた人や、特定のことに対して学び続けることができる人は活躍できるでしょう。
⑤販売職
販売職は自社製品を顧客に販売する仕事です。自社の製品を購入してもらえるようにアプローチしなければならないため、自社製品に対する知識や、顧客の心理も押さえる必要があります。
自社製品に対しての知識を深めることは大前提に、顧客とコミュニケーションを取る力や、そのコミュニケーションの中から潜在意識をつかみ取る力も必要となるでしょう。
人とコミュニケーションを取るのが好きで、その中から潜在的な悩みや意図を聞き出すことができる人は適性があるかもしれません。
⑥専門職
専門職は、介護職やインストラクター、美容師、パティシエなど、専門的な知識を活用しておこなう仕事です。中には、資格の取得をしなくても仕事に就ける職業もあるため、自主的に学び続ける力が重要になります。
自主的に学んだことを、しっかりと仕事にアウトプットできる力や、予期せぬことへの対応も意欲的におこなう必要性も生じるでしょう。
今まで知らなかったことに対しても興味を持って知りたいと思える人や、予想外の困難にも臆せず立ち向かえる人は向いているかもしれません。
自分の好奇心旺盛さが仕事で活きた場面はある?
私は塾講師のアルバイトをしています。塾講師としてスキルアップするため、「人へどう話せば説得力があるか?」というスキルを身に付ける講演会に参加したことがありました。そこでさまざまな人と話すなかで、「人脈は将来のキャリアに大きくプラスになる」ことを学び、「好奇心を持って講演会に参加して良かった」と思えました。
この経験から、「いろいろな職種の人と出会いたい」という意識が芽生え、積極的にさまざまな業界の人と話し、裏話を聞くチャンスも得ています。
営業職として、「いろいろな商材における営業を経験したい」「知識を武器にしたい」と思って仕事をしているため、仕事に少しでも関連のある経験や知識はどんどん取り入れるようにしています。
そのおかげもあって、些細なところから得ていた経験・知識が仕事の役に立ったということがあったり、ヒントになったりすることがよくありますね。
一つのことを極めるという専門性は一握りの人にしか用意されていない舞台なので、好奇心旺盛にいろいろな経験知識を得ることを重要視しています。
より自分の強みに合った仕事を見つけたい! という人はこちらの記事も参考にしてみてください。おのずと自分の強みや志望動機がはっきりしてくるかもしれません。
社会人が後悔した仕事の探し方って? 好待遇求人を探す5つの方法
いざ実践! 好奇心旺盛さを自己PRで話す6ステップ
いざ「好奇心旺盛を自己PRとして話そう!」と思った際に、どのような手順で話したら良いかを解説します。
話す際には、好奇心旺盛さが明確に伝わるようなストーリー性も必要です。ここをしっかり提示して、説得力のある自己PRを面接官に伝えましょう。
自己PRの組み立て方については、この記事も参考にしてください。実際に内定を獲得した人たちの自己PRを参考に、構成の基本を押さえましょう。
自己PRの構成はこれで完璧! 内定者の自己PR構成も大公開
①はじめに好奇心旺盛であることを言い切る
はじめに、「私の強みは好奇心旺盛な点です」と、強みを言い切ります。結論から伝えることで、そのあとの話に対する理解がしやすくなります。
「好奇心旺盛」だけだと、言葉の範囲が広すぎて枠がぼんやりしてしまう可能性もあるため、「好奇心旺盛さから発揮する挑戦心です」というようにプラスアルファで伝えられるとさらにわかりやすくなりますよ。
自己PRをよりおもしろいものにしたいと考える人はこちらの記事も参考にしてみてください。ちょっとした言い換えでより面接官の印象に残りやすくなるかもしれません。
自己PRの書き出し方とは|内定者が考えた傑作書き出しを紹介
②好奇心旺盛さを裏付けるエピソードの概要を示す
次に、「〇〇というエピソードからこのように思います」と、エピソードの概要を伝えましょう。
この次にエピソードに対して起こった課題を伝えるため、前提を先に話し、エピソードの起承転結の「起」の部分を提示できると、その後の「承、転、結」の部分も頭に入りやすくなる効果があります。
エピソードの概要を示す例文
・映画館のアルバイトで顧客動員数を回復させたエピソードからこのように思います。
・学園祭実行委員でステージ企画をした経験からこのように思います。
③エピソードの概要から課題と感じたことを示す
エピソードの詳細を伝えましょう。「ここでは〇〇という課題がありました」というように、そのエピソードに対する課題感を明らかにできると良いです。
課題を示すことで、課題に対して自分が取った行動や、その後の課題を乗り越えた過程などを相手に想像させやすくなります。
エピソードにおける課題や感じたことを示す例文
・映画館では顧客の入りが悪いという課題があり、解決には顧客の声を知る必要があると思いました。
・「毎年企画が同じでマンネリ化している」という意見から、新たな企画実行に向けて行動しました。
④エピソードの概要に対して自分が取った行動を示す
「課題に対し、私は〇〇を実行しました」というように、課題解決のために自分がおこなったことを示しましょう。
ここを詳細に話すことで、「課題に対してこのように取り組むことができる」というイメージを面接官に与えることができます。
エピソードの概要に対して自分が取った行動の例文
・実際に映画を見に来た顧客と積極的にコミュニケーションを取り、顧客の声をリサーチしました。
・最近の流行をつかむべく、実際におこなわれているイベントに足を運び、顧客の熱量がどこに向いているのかを調査しました。
⑤行動によりともなった結果を示す
自らが起こした行動により、どのような結果となったのかを示しましょう。
「取り組みにより成果を生み出すことができる」という実績があることを提示することで、仕事でも活躍してくれそうだというイメージと結びつきやすくなります。
また、定量的なデータが示せる場合は数値も一緒に提示できるとさらに良いでしょう。より具体性が高まり、結果に説得力が出ます。
行動によりともなった結果の例文
・昔の映画の復活上映を提案し、観客動員数が昨年から10%上昇しました。
・イベントに参加したいという学生が100人以上に達し、歴代で最高人数となりました。
⑥好奇心旺盛さを業務でどのように活かせるかを示す
最後に、好奇心旺盛さをどのように仕事で活かすことができるのかを提示しましょう。
結果を示すだけでも仕事に対するイメージを与えることは可能ですが、こちらからどのように活かせるかを示すことで業務理解ができていることも同時にアピールできます。
好奇心旺盛さを業務でどのように活かせるかの例文
・御社のマーケティング業務において、好奇心旺盛に顧客のことを突き詰められる姿勢を活かせると考えます。
・企画職において、売れる商品を理解するために市場調査することを惜しみません。
「自己PRでより熱意を伝えたい!」という人はこちらの記事も参考にしてください。必要に応じて身振り手振りを活用し、想いを伝えやすくするヒントが載っています。
面接で身振り手振りが有効な5つのタイミング! 内定者の体験談付き
タイプ別に紹介|好奇心旺盛さをアピールした自己PR例8選
上述した4つのタイプをもとに、好奇心旺盛さをアピールした例文を文字数別で8選紹介します。
「自分のタイプはわかったけど、どのように自己PRに展開すべき? 」と悩む方は参考にしてみてくださいね。
極限まで追究タイプ
極限まで追究タイプの場合は、「好奇心旺盛にひとつのことを追い求めた」経験をもとに自己PRを展開してみるのがおすすめです。
論文の執筆経験を例に文字数別で例文を紹介します。ぜひ確認してみてくださいね。
極限まで追究タイプ:200文字
好奇心旺盛に一つのことを追究できる点です。
論文執筆の経験からこう考えます。学生時代、老人ホームの働き手不足に関する論文を書くことになりました。そこで、現場の声を知るべく、老人ホームで半年間、ほぼ毎日ボランティアをしながら聞き込みをしました。その甲斐もあり、論文の内容を充実させることができました。
その結果、学内論文コンテストで最優秀賞をいただくことができました。この強みを、御社のマーケティング業務で活かしたいです。
論文の執筆経験に対して取り組んだ内容がわかりますね。受賞経歴も示されていることで強みにおける説得性が増しています。
極限まで追究タイプ:400文字
私の強みは、好奇心旺盛に情報収集し、知りたいことが明らかになるまで深掘りできる点です。
学生時代の論文執筆経験からこのように思います。学生時代社会学を専攻しており、老人ホームの働き手不足に対して論文を執筆しました。しかし、はじめに書いたものは「内容が主観的すぎる」との指摘をいただいてしまいました。そのため、「現場の声を知りたい!」と思い、老人ホームに約半年ほぼ毎日足を運び、ボランティアをしながら、働いている方のみならず利用者の方にもお話を聞きました。
職員の方や利用者の方がだんだんと私に心を開いてくれた結果、老人ホームにかかわるあらゆる層の方々から課題点を聞き出すことができ、論文の内容を、充実したオリジナリティのあるものに仕上げられました。その結果、学内の論文コンテストで最優秀賞を獲得することができました。
この強みを、御社のマーケティング業務で活かせると考えます。入念にヒアリングをするなどして、顧客のニーズをとことん深掘りし、商品の売上目標達成につなげるために努めます。
論文を執筆した経験から、経験に対する課題、課題に対して取り組んだことまでがきちんと伝わりますね。入社してから仕事にどのように強みを活かすのかの想像もしやすい内容になっています。
広く浅く収集タイプ
広く浅く収集タイプは、「好奇心旺盛さからいろいろなことを吸収した経験」を提示できると人物像がはっきりしてきます。「吸収したことを何に活かしたか」まで示せるとより具体性が上がりますね。
プログラミングのアルバイトの例をもとに確認していきましょう。
広く浅く収集タイプ:200文字
気になることに対し好奇心を持ち習得できる点です。
ITスキルを活かして世の中に貢献したいと考え、プログラミングのアルバイトをしています。既存の知識もありましたが、さまざまな言語に対応できたほうが良いと考え、30種のプログラミング言語を習得しました。一通り対応できるようになったことで新開発プロジェクトにも声をかけてもらい、アルバイトの立場ながら開発に尽力しています。
この強みを活かし、御社で進行中の新案件において活躍できると考えます。
知的好奇心の強さを活かして実績につながっていることが読み取れます。また、知的好奇心のみならず、アルバイトに対する思いも伝わってきますね。
広く浅く収集タイプ:400文字
私の強みは、気になることに対して好奇心を持って広く調べ、習得できる点です。
私は、今後重要になるITの観点から世の中に貢献をしたいという思いから、プログラミングのアルバイトをおこなっています。趣味でも少し取り組んでいましたが、趣味でおこなっていたときよりもさまざまな言語に対応できたほうが良いと考え、30種類のプログラミング言語を新たに習得しました。
その結果、中には粗削りなものもありますが、一通り業務に対応できるようになったことで多くの仕事を任せてもらえるようになりました。さらには、新たな開発プロジェクトにも声をかけてもらい、アルバイトの立場ながらも社員さんと同様に開発に尽力しています。
この経験から、御社に入社後、プログラマーとして即戦力となれると考えます。また、現在御社で進行中の○○という新たな案件に携わり、さまざまな提案をするとともに社員の方々から学びを得たいです。
現状の知識に満足せず、上を目指そうという姿勢がわかります。その姿勢が新たな仕事につながった流れもよく理解できますね。
流行に敏感タイプ
流行に敏感タイプは、「流行を追った結果、その流行をどのように自分の経験に活かしたか」が提示できると良いでしょう。変わりゆく流行を追う姿勢を、仕事でどのように活かせるかもアピールできるとなお良いです。
SNSでの情報発信を例に、経験を展開していく方法を確かめてみましょう。
流行に敏感タイプ:200文字
好奇心旺盛に流行を追い、他者が求めることを発信できる点です。
流行中のさつまいもスイーツが好きで、広めるべくSNSで情報発信を始めましたが、フォロワーの増加に伸び悩みました。そこで、地域を問わず全国各地の店に訪れて発信した結果、5万人フォロワーを獲得しました。「地方の隠れた名店も紹介してくれてうれしい」と声をもらい、ニーズをつかめていることを実感しました。
強みを活かし、御社の新規メディアを注目度の高いメディアに成長させます。
全国各地に足を運んだという行動が数値として結果に現れています。それによって読み手にも書き手の行動力を想像させやすいです。
流行に敏感タイプ:400文字
私の強みは、好奇心旺盛に流行を追い求め、他者が求めていることをつかみ、発信できる点です。
昔から流行には敏感で、流行りのものには必ず手を出していました。私は現在流行しているさつま芋スイーツが好きで、広めたいという思いがあり、SNSで情報発信を始めました。ですが、フォロワー数の増加に伸び悩んでしまいました。そこで、全国各地問わず誰よりも多くの店に足を運ぶことにしました。運用開始から3カ月後には、5万人ものフォロワーがつくアカウントにすることができました。フォロワーから「地方の隠れた名店も紹介してくれるのがうれしい」との声を多数いただき、潜在的なニーズをつかめていることが実感できました。
この経験から、御社の10代向けの新規情報発信事業に携わりたいと考えます。私の強みを活かして、流行の最先端を追い求めるのみでなく、顧客のニーズもつかみながら常に注目度の高いメディアへと成長させたいです。
自身の経験を、志望企業のどのような業務に活かしたいかがきちんと伝わります。具体的に挑戦したい仕事内容を挙げることで企業研究が行き届いているアピールにもなりますね。
なんでも体験タイプ
なんでも体験タイプは、「どのようなことに好奇心を発揮させたか」を表せると良いでしょう。自分がやってみたいことのみならず、ほかの人が避けることでも積極的におこなった姿勢が示せるとエピソードに説得性が出ますよ。
アルバイトリーダーに立候補した経験を例に、エピソードの展開方法を見てみましょう。
なんでも体験タイプ:200文字
ほかの人が遠慮することも、好奇心を持って率先して挑戦する点です。
アルバイトリーダーに立候補した点からこう思います。パン屋でアルバイトをしており、リーダーの募集がありました。リーダーになると責任が重いため、やりたがる人がいませんでした。私は好奇心から「面白そう」と感じ、リーダーに立候補し、多くのやりがいを得ることができています。
経験を活かし、ハードルの高い仕事に対しても、率先して挑みます。
アルバイトのリーダーという敬遠されがちな仕事をあえて「面白そう」と感じるエピソードから、好奇心旺盛さが伝わってきますね。
なんでも体験タイプ:400文字
私の強みは、皆が遠慮することも、好奇心を持って率先して挑戦できる点です。
アルバイトリーダーに立候補し、勤め上げた点からこのように思います。私はパン屋でアルバイトをしています。そこでアルバイトリーダーの募集がありました。職業柄、リーダーになるとアルバイトメンバーのことも気にかけなければならず、責任が重くなるため、やりたがる人がいませんでした。私は反対に、好奇心から「面白そう! 挑戦してみたい!」と感じ、リーダーの役目に立候補しました。リーダーは大変だと社員の方々から言われましたが、私の熱意を買っていただき、リーダーに就任することができました。実際に大変なことも多いですが、予想以上のやりがいを得ることができています。
この経験を活かして、たとえハードルの高い仕事に対しても、率先して挑んでいきたいと考えています。
好奇心旺盛さに加えて、熱意を持ってアルバイトに取り組んでいることが伝わる文章ですね。仕事においても高い熱意で取り組んでくれそうです。
エピソード・文字数別 好奇心旺盛さをアピールした自己PR例文20選
実際にありそうなエピソードにのっとり、エピソードと文字数別で好奇心旺盛さをアピールした自己PRの例文を20選紹介します。
自分の経験と重ね合わせて、自己PRを作成するときの参考にしてくださいね。
①部活動・サークル
①部活動・サークル:200文字
私の強みは好奇心旺盛さからくる挑戦心です。
大学時代、昆虫サークルが廃部になっていたことを知り、新たにサークルを立ち上げました。昆虫採取が好きで、大学近くの森林公園で活動することを目指し、夏から秋にかけて限定的に活動するサークルを設立しました。チラシやSNSを活用してメンバーを募集し、5名でスタートしましたが、現在は30名のメンバーがいます。
この挑戦心を活かし、どんな業務にも前向きに取り組みたいです。
昆虫採集が好きという気持ちから、行動を起こしたことがわかりますね。立ち上げ時から現在の人数を表していることで、サークルが成長したことが伝わります。
①部活動・サークル:400文字
私の強みは好奇心旺盛さから発揮する挑戦心です。それは、大学時代のサークル活動の立ち上げ時に発揮されました。
子どもの頃から昆虫が好きで、夏には昆虫採取に家族でよく出かけており、現在も趣味の一つとして続けています。大学入学時に、昆虫サークルがあることを聞き、楽しみにしていたのですが廃部になっていたと知りました。大学の近くには大きな森林公園があり、この環境で昆虫採取ができないことが勿体ないと思い、私は改めてサークルを立ち上げることにしました。採取をとにかく楽しみたいと思い、夏から秋の限定的な活動とし、活動するハードルを下げることにしました。この内容を反映し、チラシの作成やSNSを活用し、どうにか5名のメンバーを確保して立ち上げることができました。
現在昆虫サークルは30名のメンバーが集まり、期間限定で活動しています。私はこの好奇心旺盛さから発揮する挑戦心を持ち、どんな業務にも前向きに取り組みたいです。
幼少期から持つ昆虫への強い興味関心が挑戦心を奮い立たせたエピソードが印象的です。また、行動を起こすまでの想いやサークルを立ち上げた経緯が具体的にわかり、人柄がより伝わる例文になっています。
②アルバイト
②アルバイト:200文字
私の強みは、好奇心旺盛さゆえの追求心です。
週末に出会ったアイシングクッキー専門店でその細やかな技術に感動し、アルバイトを始めました。最初は接客だけでしたが半年後にはアイシングクッキー作りにも挑戦し、今ではいろいろなデザインを描けるようになりました。
現在では自宅でも練習を重ね、今では友人や家族にプレゼントしています。この強みを活かし、貴社で活躍したいです。
短い文章のなかでも、アイシングクッキーとの出会いや、その後の努力の姿勢を感じ取ることができますね。追求心があるからこそ、いろいろな技術が身に付いていることもわかり、努力家な部分も伝わります。
②アルバイト:400文字
私の強みは好奇心旺盛さから発揮する追求する力です。
私の趣味はお菓子作りで、週末のある日、アイシングクッキーのとても可愛いお店に出会いました。そこはギフト専門で、結婚祝いや出産祝いなど、あらゆるプレゼントに特化しているお店でした。私はアイシングクッキーを作ったことはなく、一目見て「挑戦したい」と思いました。そのまま、このお店に直接「アルバイトを募集していないか」と聞き、採用してもらえることになり、現在も働いています。最初は接客のみでしたが、アイシングクッキーに挑戦したい気持ちを伝え、アルバイトを開始して半年で挑戦させてもらえるようになりました。店長からのアドバイスをもとに、家でも自主練習を繰り返し、細かな文字や模様を描けるようにまでになりました。
今では、自宅でもアイシングクッキー作りをし、友人や家族にプレゼントしています。この追求心を活かしながら貴社の一員として活躍していきたいです。
一目見て「挑戦したい」と思ったという流れが、まさに好奇心旺盛さを感じ取ることができます。「最初は~」、「半年で~」、「今は~」など、時系列がはっきり書かれていることで、読み手も内容を想像しやすいですね。
アルバイトを題材に自己PRを作ろうとしている人は、この記事も参考にしてみてください。体験談をチェックしながら、アルバイト経験からしっかり自分の強みを伝えるコツを吸収しましょう。
アルバイトの自己PRの作り方4ステップを解説|経験者の実回答付き
③趣味
③趣味:200文字
私の強みは好奇心旺盛で新しい環境に飛び込む力です。
趣味のハンドメイドアクセサリー作りを通じて、母の友人に作り方を教える機会がありました。その経験をきっかけに、交流会やイベントに積極的に参加するようになりました。今ではハンドメイドの10代の会などの企画運営もおこなっています。
この強みを活かしながら、社会人になっても円滑なコミュニケーションを心掛けていきたいです。
きっかけを通して、どんどん行動を起こしていったことが伝わる文章ですね。自分でその機会を作り出しているところも、受け身ではなく前向きな印象を持ちます。コミュニケーション力もアピールできていますね。
③趣味:400文字
私の強みは好奇心旺盛に新しい環境に飛び込めるところです。
私は趣味でハンドメイドのアクセサリーを作っています。最初は自分が身に付けるために作っていましたが、だんだんと誰かにプレゼントをするようになりました。ある日、母が身に付けていたピアスを母の友人が気に入ってくれて、その友人から作り方を教えてほしいと言われました。最初は私が教えるのかと不安にもなりましたが、一人でも多くの人にハンドメイドの楽しさを知ってほしいと思った私は快諾しました。その機会をきっかけに、私はハンドメイドを通してたくさんの人と出会う楽しさを感じ、積極的に交流会やイベントに参加するようになりました。
今では、ハンドメイドの10代の会などを自分で企画運営をし、ハンドメイドを通して交流の輪を広げています。この強みを活かしながら、社会人になっても円滑なコミュニケーションを心がけていきたいです。
最初のきっかけは母親の友人でしたが、そこからどんどん交流の輪を広げていったことが伝わります。自分で企画運営をしていることからも、人との出会いを楽しめる人という印象を残せますね。
④ボランティア
④ボランティア:200文字
私の強みは、好奇心旺盛に知識を広げられることです。
ボランティアサークルで老人ホームのレク企画運営をおこなっていますが、最近では自主的に手話を学び始めました。手話サークルに参加し、手話検定の勉強を進め、サークル内で自主的に手話教室も開いています。今後は手話を活用したボランティアを実施予定です。
この強みを活かし、貴社でも知識を広げていきながら活躍していきたいです。
挑戦心や学ぶことへの意欲を感じられる文章ですね。好奇心旺盛で行動力もあることが文章を読むとイメージすることができます。最後に強みを活かしながら活躍したいという意気込みがあるのも良いですね。
④ボランティア:400文字
私の強みは好奇心旺盛に知識を広げていけるところです。それは、ボランティアの手話を習得するまでの段階で発揮されました。
私はボランティアサークルに所属しています。そのサークルは老人ホームへのレクの企画運営を主にしているのですが、私自身もっとスキルアップをし、幅広いボランティア活動に挑戦したい気持ちを持っていました。ある日、老人ホームの職員さんが手話で入居者の方とお話している姿を見かけ、手話ができることでもっといろいろな人と話ができると私は感銘を受けました。それから、地域で開催されている手話サークルへ参加をし、手話を学び始めて、現在は手話検定の勉強も進めています。
また、自主的に手話教室を開き、ボランティアサークルメンバーと学びを深めており、今後は手話を活用したボランティアを実施予定です。このような強みを活かし、貴社に入社後も知識の幅を広げていきたいです。
普段からスキルアップしたいと思っていたことも伝わり、向上心を感じられる文章ですね。自主的に取り組んでいる姿勢も具体的にイメージすることができ、入社後も活躍してくれそうな印象を与えます。
⑤大学の授業
⑤大学の授業:200文字
私の強みは好奇心旺盛なチャレンジ精神です。
洋楽が好きで英語を極めたいと思い、英語でのプレゼンテーションをおこなう授業を選びました。
テスト発表に向けて準備するなかで、先生から論文を読み上げているようだと指摘され、もっと人の心に届く発表を目指しました。具体的には、有名なプレゼン番組を研究し間の取り方などを学び、ひたすら練習し、最終的には「想いが伝わる発表」と評価されました。
この経験で発揮された、興味のあることをきっかけにして努力できるチャレンジ精神を活かし、貴社で活躍したいです。
授業選択の理由からも、英語を極めていきたいという前向きさを感じられますね。また、学習方法からも積極的な姿勢を感じ取られるため、入社後も頑張ってくれそうという印象を持ちます。
⑤大学の授業:400文字
私の強みは好奇心旺盛なチャレンジ精神です。それは英語プレゼンテーションの授業で発揮されました。
私は洋楽が好きで英語をもっと極めたいという想いがあり、この授業を選択しました。私自身が生の英語力を身に付けて、好きな洋楽をもっと楽しみたいという気持ちがあったからです。授業の終盤、テスト発表に向けて準備をしていましたが、文章ができても実際に話すと難しく、先生からも論文を読み上げているようだと指摘されました。もっと、人の心に届く熱いプレゼンテーションをしたいと思った私は、有名なプレゼンテーション番組を研究し、立ち振る舞い、話の強弱の付け方、間の取り方を研究しました。それを何度も友人や家族の前で練習をし、最後のテストで発表し、先生から「想いが伝わる発表だった」とフィードバックをいただきました。
このように、私は敢えて挑戦していく姿勢を大切にしています。この強みを活かして貴社で活躍していきたいです。
好奇心旺盛がゆえに、趣味の洋楽から英語を極めたいと思ったエピソードですね。練習時に苦労した様子もあるため、そのあとの頑張りが際立つような文章になっており、読み手が人物像をイメージしやすいです。
⑥ゼミナール活動
⑥ゼミナール活動:200文字
私は好奇心旺盛な性格のため、どのような人とのコミュニケーションも積極的におこなえます。
ゼミナール活動で地域活性化の企画を立案し、地域住民にアンケートを実施しました。アンケート場所をコミュニティセンターに決定し、話しかけ方を工夫して依頼しました。私は雑談を交えながら話しかけ、多くの住民の意見を収集しました。
その結果、目標数の150%のアンケートを集めることができました。この経験を活かし、貴社でお客様とかかわりを楽しみながら仕事をしていきたいです。
短い文章のなかでも、人とのかかわりを積極的に楽しんでいる様子がイメージできます。また、最後のお客様との関わりについて記載していることで、対人の仕事への適性もアピールできますね。
⑥ゼミナール活動:400文字
私は好奇心旺盛な性格のため、どのような人とのコミュニケーションも積極的におこなえます。それはゼミナール活動で発揮されました。
私の所属するゼミで、地域活性化についての企画を出すという課題がありました。私の班では地域住民にアンケートを取ることにしました。アンケートを取る場所をメンバーでいろいろと調査し、結果、地域住民が集まるコミュニティセンターでアンケートを取ることになりました。アンケート依頼をする際にも、メンバーで話し合い、話しかけ方を工夫することにしました。私は特に人とかかわることが好きだったため、雑談を交えながら話しかけることを実践しました。すると、普段の何気ない会話のなかから、地域住民の「こんなことがあったら……」という声を多く拾えるようになりました。
結果的に、目標数の150%ほどのアンケート回答数を獲得することができました。この強みを活かしながら、貴社の一員としてたくさんのお客様とかかわりを楽しみつつ仕事をしていきたいです。
人とのかかわりがしっかり書かれているため、コミュニケーション能力の高さもアピールできていますね。また、結果が150%という数字を明確にしているのも実績を意識しながら取り組んだこともアピールできています。
⑦留学
⑦留学:200文字
私は困難な状況も好奇心旺盛に楽しむことができます。
アメリカ留学中、英語での会話に苦労しましたが、困難を楽しみながら克服しました。できないことではなく、「できること」をリストアップし、挨拶を笑顔でおこなうなどして、少しずつ自信をつけました。その結果、現地での友人が増え、英語で話す機会も増えました。
困難な状況があったからこそ、好奇心旺盛に取り組む力が発揮できたと感じています。この強みを活かし、逆境でも楽しみながら仕事に取り組みたいです。
困難を楽しんで、どんな成長を得られたのかが簡潔に書かれていますね。また、最後に逆境でも~という表現があるため、どのようなシチュエーションでもポジティブに乗り越えてくれそうだなという好印象につながります。
⑦留学:400文字
私は困難な状況も好奇心旺盛に楽しむことができます。
それは、1年間のアメリカ留学で発揮されました。最初は現地の英語についていくことができませんでした。加えて、相手に困った顔をされるのが怖く、口を開くこともできなくなりました。
しかし、このままでは、英語力だけではなく自分自身が成長することもできないと思い、困難な状況を楽しみながら乗り越えようと思いました。まずは、できないことよりもできていることをリストアップし、そこをとことん伸ばすことにしました。たとえば、挨拶を笑顔でできるなら、相手の挨拶を真似してみるなどです。これらをしていくうちに、友人も増え、英語で話す機会も次第と増えていきました。
困難な状況があったからこそ、私の強みである好奇心旺盛に取り組む力が発揮できたと思います。この強みを活かしながら、逆境でもそれを楽しみながら仕事に邁進していきたいです。
困難な状況をどう乗り越えたのかが具体的に書かれているため、前向きに取り組める人という印象を持てますね。困難な状況をどう乗り越えて、何を得たのかがあると、読み手も具体的な人物像をイメージできます。
⑧受験
⑧受験:200文字
私の強みは好奇心をもって柔軟に物事に取り組めることです。
大学受験時、特に苦手だった数学の点数が伸び悩んでいましたが、勉強方法を変え、動画やオンライン授業を活用しました。これにより数学が楽しくなり、他の教科でも柔軟に学び、志望大学に合格しました。
この経験から学ぶことが好きになり、現在も知識を広げています。社会人としても好奇心と柔軟性を持ち続け、仕事に取り組みたいです。
数学の点数が伸びないという課題点から、その強みを活かしてどのように伸ばしたのかが簡潔に書かれていますね。現在のことも書かれているため、学ぶことに前向きな印象を持つことができます。
⑧受験:400文字
私の強みは、好奇心を持って柔軟に物事に取り組める点です。それは大学受験のときに発揮されました。
私は特に数学に苦手意識を持っており、点数の伸びが悪く焦りの気持ちを持っていました。しかし、このままではいけないと一念発起し、勉強方法を変えることにしました。今までは、塾と参考書を中心に勉強を進めていましたが、動画やオンライン授業を活用し、いろいろな人の勉強方法を取り入れてみることにしました。すると、数学を学ぶことがどんどん楽しくなってきました。数学で手応えを感じたため、他の教科においても柔軟にいろいろな人の勉強を取り入れることを続け、無事志望大学に入学することができました。
この経験を通して、私は学ぶことが好きになり、現在も知識の幅を広げています。社会人として、いつまでもこの好奇心旺盛さや柔軟性を忘れることなく、仕事を全うしていきたいです。
勉強方法を変更したというストーリーが、「どう変更したのかな」と知りたくなる表現で、そのあとも具体的に書かれている点が良いですね。また、ほかの科目にも応用したという部分が、好奇心旺盛だなという印象を与えます。
⑨インターンシップ
⑨インターンシップ:200文字
私の強みは好奇心旺盛に取り組む姿勢です。
営業職のインターン、企業主催のセミナーへの電話案内をしました。多くのメンバーが億劫に感じる中、私は伝え方のプロを目指し、先輩のアドバイスを元にトークスクリプトを作成し、話すスピードなどを改善しました。また、他のメンバーと情報を共有し、自主的に勉強会を開催しました。
その結果、企業からの参加の返事が増えました。この強みを活かし、貴社でも自己研鑽に努めます。
好奇心旺盛に前向きに取り組む姿が文章から想像できますね。とくに、先輩へアドバイスを求める姿が描かれていることで、困ったことがあっても助けを求めることができるというイメージを持ちます。
⑨インターンシップ:400文字
私の強みは皆が敬遠することも好奇心旺盛に取り組めるところです。それは、営業職のインターンで発揮されました。
インターンで企業主催の無料セミナーへの案内を電話でするという体験をさせていただきました。メンバーの多くは億劫に感じていましたが、私はせっかくの憧れの営業職の体験だからこそ、伝え方のプロを目指そうと取り組みました。先輩方の案内の仕方や、普段顧客へ電話をする時の注意点などを調査し、自分のなかでトークスクリプトを作成しました。また、話す時のスピードなども先輩方にアドバイスを求め、実施しながらブラッシュアップをしました。そして自分だけで留めず、他のメンバーとも情報を共有し、自主的に勉強会を開催するようになりました。
その結果、私含め、参加メンバー全体で、企業から少しずつ「参加可能」の返信をもらえるようになりました。この経験で発揮した強みを活かし、貴社の社員としても楽しみながら自己研鑽していきたいです。
憧れの営業職というワードがあることで、職種への志望度の高さを感じ取ることができます。また、自分のスキルをブラッシュアップするために何をしたのか、具体的な行動が書かれていることも好印象です。
⑩資格勉強
⑩資格勉強:200文字
私の強みは好奇心旺盛に知識を広げる力です。
簿記3級取得の際、勉強に苦手意識がありましたが、不合格の危機感からSNSで勉強仲間を集めました。週1回の勉強会でお互いの苦手部分を共有し、全員が合格することができました。現在はサークルが20名に増え、私は2級取得を目指しています。
この経験から、楽しみながら知識を広げる力を身に付けました。この強みを活かし、貴社で活躍したいです。
文章全体から、行動力を感じ取ることができますね。苦手意識のある状況を具体的にどのような行動で打破したのかという部分がしっかり表現されているため、メンタル面の強さもアピールできています。
⑩資格勉強:400文字
私の強みは好奇心旺盛に知識の幅を広げることができる点です。それは資格勉強で発揮されました。
以前簿記3級を取得しましたが、その過程で何度も挫けそうになりました。勉強に苦手意識を持っており、内容が頭に入ってこず、手詰まりの状態でした。しかし、このままだと不合格になってしまうという危機感があり、勉強仲間を集めることにしました。SNSで呼びかけをすると、大学生や主婦などが10名ほど集まりました。週1回集合し、簿記の勉強をする機会を作り、お互いの苦手な部分などを共有し、勉強に励みました。お互いの勉強方法をシェアしたり、問題を作り合ったりしたおかげで、参加者は全員簿記3級を取得することができました。
現在はこのサークルが20名に増えており、私自身は2級の取得に向けて勉強を進めています。この経験から、私は楽しみながら知識を広げる力を身に付けました。この強みを活かし、貴社の一員として活躍していきたいです。
読み手がその勉強会の雰囲気を含めて想像できる内容ですね。また、知識の幅を広げるために資格取得に向けて継続して努力を続けている姿勢が伝わるのも、一緒に働きたいという印象を持ちます。
自分のタイプを理解したうえで好奇心旺盛を自己PRとして話そう
好奇心旺盛さを自己PRとして話すと、物事に対して前向きな姿勢や、積極的な姿勢をアピールすることができ、「仕事でも活躍してくれそう」という印象を与えられるでしょう。そのため、好奇心旺盛さは自己PRに伝える強みとして選択肢に入れて損はありません。
しかし、「自分がどのように好奇心旺盛なのか」「それを裏付けるエピソードがあるのか」「入社後に好奇心旺盛さをどのように活かせるのか」ということがはっきりしていないと、マイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。
まずはしっかりと自分の好奇心旺盛さの方向性を見定めて、それを裏付けるエピソードをさがしてみてください。そして、自信を持って、「自分の強みは好奇心旺盛である」ということをアピールしてくださいね。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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