就活は不安に思うもの! 経験者の解決方法から就活の進め方をつかもう
「就活を無事に終えられるのだろうか……」「周りと比べると遅れている気がする」
このような不安を抱えながら就活をしている人も多いのではないでしょうか。どんなに就活がうまくいっているように見える人でも、一度は就活に対して不安に思うものです。
しかし、就活に対する不安をそのままにしていては次のステップへ進むことは難しくなってしまいます。経験者の体験談や、本文で解説している不安の克服方法を参考に、就活の進め方をつかんでみてください。
この記事では、就活に対する抱えがちな悩みや不安の種類、それらを克服する方法を解説します。これから就活を控えていたり、現在進行形で就活を頑張っているあなたへ、経験者からのエールも掲載しているため、不安なときには心の支えにしてくださいね。
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みんなも同じ不安を抱えている! 学生が抱えがちな不安と体験談
就活に対し不安に感じることはあっても、その悩みは人それぞれです。就活を乗り越えた経験者は、どのような悩みを抱えていたのでしょうか。率直な意見を聞いてみました。
就活は未知の領域だったため、難易度がどれくらいなのかがわかっていませんでした。そのため、「最終的に内定をとれるのだろうか?」「就活に時間を費やしても、卒業時に就職先が決まっていなかったらどうしよう……」という不安を感じていましたね。
就活を始めたときは、「内定をもらえるのだろうか」「自分に合った仕事はあるのだろうか」など、知識が無いことによる不安が多くありました。
自分が就活をするということに現実味がなかったため怖さを感じていました。初めは自分が働くイメージも、やりたいことも全く浮かばず、ただ時間だけが過ぎていく気がして怖かったです。
「就活を通して満足のいく結果が残せるのか」「将来働く中でやりがいを持てる仕事に出会えるのか」「選考の中で自分の良さをきちんとアピールできるのか」、この3点がとくに不安でした。
「本当に内定をもらえるのか」ということが不安でした。また、最終的に大きな意思決定をしなければならないのもプレッシャーに感じていたように思います。
就活を始める前は、「いつから始めたら良いのか」という不安がありました。就活を始めると、一次面接の通過率が悪かったため、「自分のやり方で内定がもらえるのか」と不安でしたね……
どこにも雇ってもらえないのではないか
「どこにも雇ってもらえないのでは……」という不安は、「働くにあたっての能力が足りていない気がする」「一行に面接に進めない」など、就活を始める前にも、している最中にも浮かびがちです。
経験者はなぜ「どこにも雇ってもらえないのでは」という悩みを抱えていたのでしょうか。
就活の際に「どこにも雇ってもらえないのでは」という不安を感じたことはある?
面接が不合格となり落ち込んでいたときに「どこにも雇ってもらえないのではないか」という思いが浮かびました。不合格となった企業はかなり志望度が高く、企業自体も人気ではあったものの採用枠も広かったため、心のどこかで内定をとれると思い込んでいたからこそ、余計にショックは大きかったです。実際に落選通知を受け、自分のプライドから自信まですべてが消えてしまうような感覚に陥りました。そこから「このまま就職活動を続けて、内定を取れるのか」「自分は内定を取れるほどの能力があるのか」と疑問に思い、不安を感じるようになりました。
思うがまま就活を進めて不安を払拭しよう
私からのアドバイスとして、「どこにも雇ってもらえない、そんなことはない」ということをお伝えしたいです。私自身も結果的に志望している企業から内定をとれました。重要なのは、「どこかしらの企業には入ることができるだろう」というリラックスした気持ちで、一生懸命に自分の思うがまま走り抜けることだと思っています。
就活を始めてすぐのころ、夏インターンの選考にたくさん落ちたことによって不安を感じていました。インターンは通常の選考よりも倍率が高いことは聞いていましたが、実際にたくさん落ちると「自分を受け入れてくれる企業は無いのではないか」と錯覚してしまいとても不安に……。
また、本選考が始まってからも、一つ目の内定をいただくまではかなりの不安を抱えていました。3月ごろから選考が始まる企業を多く受けていましたが、周囲にはとても早く内定をもらって就活を終えている人も多く、とても不安を感じていましたね。
多くの企業から情報を集めて不安を解消しよう
このような不安は自分を客観視できていないことや就活に対する情報不足だったことから生じてしまったと思います。就活の中でたくさんの企業とかかわり、情報を集めてみると不安の解消に向かえるのではないでしょうか。
何から就活を始めれば良いのかわからない
就活を始める前に、「どのように就活を始めるべき?」と悩んだ人は多いのではないでしょうか。
誰もがまず初めに直面する不安について、経験者に聞いてみました。
就活の際に「何から始めて良いかわからない」という不安を感じたことはある?
就活の初めに、インターンシップや本選考、早期選考、内定など聞きなじみのない単語をたくさん聞いたときに不安を感じました。就活支援企業のアドバイザーの人が学校にいらっしゃったときに、「自己分析が大事です」と仰っていましたが、「なぜ大事なの?」「それをしてどのように就活に活かすの?」と頭の中は疑問でいっぱいに。そういった理由から、「何から手を付けたらいいんだ」と思うようになりました。
具体的な説明があれば不安も薄れたかも
説明会の際に、就活のスタートが良い形で切れるよう、具体性を持って説明してほしかったなと思います。たとえば「SPIの勉強をこのくらいの時期からで始める」「自己分析シートを〇〇までに完成させる」など、就活に対する情報を詳細に知りたかったです。それがあれば不安も薄れたのでは……。
就活を始めてすぐのころは、何から手を付けるべきかわからずとても不安でした。その不安から本などを買って企業分析や自己分析、ESを考えるなどのことを本に従っておこなっていましたが「これは本当に今やるべきことなのだろうか」と考えるように。振り返ってみると、そのときやっていたことはやるべきことではなかったようにも感じます。
私が就活を始めたときは周囲に就活を始めた人も少なく、先輩から話を聞いたり、ネットから情報を集めたりしていましたが、いろいろな意見があり、何が正しいのかわかりませんでした。
「就活」を肌で感じることが不安を解消するために重要
そのような不安を解消できたのは、少しでも興味のあるインターンや説明会などに参加するようになってからです。さまざまな情報が錯綜しているのは、一人ひとりの就活がまったく異なっているからであり、どれが正解かという答えはなかったように思います。
そのため、実際に企業とかかわりを持ち、自分がどのような就活のゴールを設定するかによって見るべき情報も変わるのではないでしょうか。最初は積極的に企業とかかわりを持ち「就活」を肌で感じることが不安を解消するために重要だと思います。
学歴に自信がない
「学歴フィルター」という言葉があるように、学歴で絞り込みをする企業があることも事実です。しかし、その境界は企業によって異なります。
「自分の大学は志望企業の学歴フィルターに引っかかるのでは?」と、不安が常に頭をよぎってしまう人もいるかもしれません。
学歴に自信がないと感じていた経験者の声も見てみましょう。
学歴に不安があるという人は、こちらの記事も確認してみてください。学歴フィルターの実態を知ることで悩みが解消され、少しでも不安が軽くなるかもしれません。
就活の際に「学歴に自信がない」と感じたことはある?
周りの学生の大学名からして、「もう敵わないなと痛感させられた」ことがきっかけで、自分の学歴に対し自信をなくしてしまいました。
私が志望した企業は、ほとんどが、東大、京大、阪大、旧帝大の学生が応募してきます。その人たちの学歴を聞くと、中学、高校からしてエリート校出身であり、その学校名を聞いただけで同じフィールドで戦うことをあきらめてしまうほどでした。それほど、日本は学歴社会なのだなと痛感します。
偏差値の低さから引け目を感じてしまった
また、それらの超難関大学卒業生は、思ったとおり、大抵の方々が優秀で、SPI試験も全問正解をする人もいるほどでした。受験に推薦制度が組み込まれるのは、大学からが一般的です。一方で、高校や中学は、推薦制度がない学校が多く、センター試験のように当日の筆記試験が決め手となる学校もあります。
そのため、大学名よりも、むしろ中学名や高校名のほうを重視するという大手企業も出ているそう。それほど、企業は学歴をみているのだと思っていました。ゆえに、今まで卒業したすべての中学校、高校名だけで、周りと比べてしまい、少しでも偏差値が低いと、引け目を感じ、自信をなくすことは大いにありました。
初めて行ったインターンで同じグループだった人たちの所属大学を聞いて、自分は同じ選考を通過しているものの自信がなくなってしまったことがあります。特に自分が目指していた大学の人などがいたときは劣等感も抱いてしまいました。
インターンの参加者自体は学歴を気にする人はおらず、とても楽しく学びの多いものでしたが、インターンが終わった後の本選考の際に「あのような学歴の人がたくさんいる企業には受からないのではないか」と考えてしまうことも多かったです。
自分の強みを見つけることが不安解消への道
実際には、大学で学んでいることは多岐にわたるため、学歴で比べられないとは理解しているものの、学歴などの情報を目にして不安になってしまうことは仕方ないと思います。
だからこそ、それを覆すためにも自分がとくに強みとしている部分などを人一倍考えるようになりました。学歴に自信が無いのであればどこでアピールするのかと切り替えることが重要です。
自己PRできるような経験や資格がない
いざ選考で学生時代の経験をアピールしようとしても、「自己PRになるような特別な経験なんてない……」と自信を無くしてしまう人も多いでしょう。リーダー経験や大会での表彰など、周囲のアピールポイントを聞くとなおさら不安になりますよね。
また、新卒就活生の場合は大半が未経験での応募となりますが、就活に向けて資格を取る人もいます。対して自分には活かせるスキルや資格がないことを不安に思い、選考直前になって「資格を取っておけばよかった」「出遅れてしまった」と焦ることもあるでしょう。
「自己PRできるような経験や資格がない」と感じていた経験者の声を聞いてみました。
就活の際に「自己PRできるような経験や資格がない」と感じたことはある?
同じ企業に応募してくる学生の学歴が高く、就活の始まり時点で、自分に自信が持てなくなっていました。周りの学生の大学名からして、「もう敵わないな」と痛感していたことで、「自分が特別な資格を持っていたとしても勝てやしない」と、絶望した中で就活を始めることに。
私が志望した企業のほとんどが、東大、京大、阪大、旧帝大の学生も応募してくるような企業でした。その人たちの学歴を詳しく聞くと、中学、高校からしてエリート校であり、もうその名を聞いただけで、ひるんでしまうほどです。
「自分なりにこれだけは貫き通した」ということがあれば良いと教えてもらい不安が晴れた
ただ、実際は、企業側が採用者を選ぶのに、学歴は、そこまで関係するとは言い切れないことに途中から気が付きました。一次、二次と選考が続くうちに、「自分でも必要と思ってくれる会社はあるんだ」と自信が持てるようになりました。今思うと、「海外留学をしてないから」「資格がまだ取得できていないから」などということを、そこまで考える必要がなかったように思います。
「自分なりにこれだけは貫き通したといえる経験が自己PRとなり、強みでもある」とエージェントから言ってもらったときは、アピールできる経験を思い出すためのキッカケへと導いていただけたようでした。何でもいいから「自分なりにこれだけは貫き通した」と胸を張れることを探せば経歴の差は気にならなくなるのではないでしょうか。
自分が参加した初めてのインターンの面接が集団面接で、そのときのほかの学生のガクチカがとても特徴的だったため、その時はあらかじめ考えていたものを答えましたが、その後ESを書く際など書けることが無いと思ってしまうことがありました。
企業に合った自己PRをすることで不安解消へ
しかし、何回も選考などに参加するうちに自己PRやガクチカなどの特徴的な経験を持っているからといって必ずしも面接官の目に魅力的に映るとは限らないと感じました。企業の求める人物像に合った自己PRや経験談を話せなければ、企業に求められることはありません。
そのように考えるようになってからは、自分の経験のなかで「その企業に合った自己PRや、自己PRを裏付けられる経験は何だろう」と考えるようになり、当初感じていた劣等感などは感じなくなりました。他の就活生と必要以上に比較せず、自己分析と企業分析をしっかりと進めることが重要です。
「自己PRってどうやって探せばいいの?」という人は、こちらの記事も参考にしてください。内定者の経験談を参考に、自分を最大限にアピールできるエピソードを探してみましょう。
精神的に就活を乗り越えられるかわからない
なかなか内定が出なかったり、周りがどんどん就活を終えたりと、このような未来を予想して自分の精神が保てるのか不安になることはありませんか。
経験者が抱えていた、精神的側面に関する悩みも聞いてみました。
就活の際に「精神的に就活を乗り越えられるかわからない」と感じたことはある?
私自身、メンタルが非常に弱く、挫折するとすべてがどうでもよく見えてしまう性格です。そのため、就活を始める前から、「精神的に就活を乗り超えられるほどの余裕なんてない」と思っていました。
実際、企業の二次選考まで進み、「二次選考まで進んだなら受かるはずだ」と思い込んで面接を受けて、面接が終わった後も手応えがあったたのですが結果は不合格。その事実が眼前に立ちはだかった時に、かなりのショックを受けました。「もう就活を諦めてしまおうか」というくらいの衝撃でしたね。
誰かを追いかけて自分の精神を奮い立たせた
しかし、友人が頑張っている姿から刺激をもらい、奮起することができました。誰かと比べる必要はありませんが、誰かを追いかけるというのは、精神を奮い立たせるのには良い薬だと思います。
私は大学2年生の3月頃に就職活動を始めたため、就職活動を納得して終わるまでに一年以上かかりました。
その中で、特に大学3年生の年末ごろ、早期選考の結果が出てきたり、周りが内定を持ち出したりと、年明けからの本選考に向けて不安が高まってしまい精神的に参ってしまうことがありました。早期選考が始まって、実際に内定を持っている人がいると、自分と比べてしまい、不安に襲われることは多くの人が経験していると思います。
就活を終えている周りを見て不安に
また、第一志望企業の選考前には、本当にこのまま内定を貰えるかが不安で精神的にきつい時期もありました。自分自身は長く就職活動をしていたタイプだったため、就職活動を始めてすぐに内定を貰い、就職活動を終えた人の姿を見ると、精神的な負担も多かったです。
メンタルが弱く、就活を乗り越えられるか不安な人はこちらの記事も見てみてください。メンタルが弱いことをプラスに捉えられる方法をつかみ、就活を乗り越えましょう。
先輩やSNSの情報を聞いて不安に感じる
サークル活動の際に先輩の就活体験談を聞いたり、SNSでの情報を見たりして、自分の体験でないのにまるで自分事のように不安になってしまう人もいるかもしれません。
そのような不安を感じたことのある人の声を聞いてみましょう。
就活の際に先輩やSNSの情報を聞いて不安に感じたことはある?
SNSのとある投稿から不安に感じてしまいました。その内容は「五大商社の一つから内定をいただき、就活を終わらせることができました!」というもの。これが目についたのはちょうど夏ごろでした。
私はちょうど早期選考に挑んでいる時期で、大きなプレッシャーを感じたとともに、内定が決まらない自分に憤りと不安を感じました。「なぜ自分はもっと早くから就活をおこなわなかったのか」「他の就活生は内定を取れているのに自分は取れないのはなぜなのか」と自問自答。同時にほかの就活生がうらやましく感じました。
情報を自分の糧にして乗り越えた
そしてその不安を抱えてSNSを見ているとほかにも同じような投稿を発見しました。気になってその人のアカウントを見てみると、同じような内容のアカウント紹介文がずらり。
私は、そのアカウントがアフィリエイトをするための利益を目的としたアカウントであると思い込むようにし、なんとか情報を自分の糧にして、不安を乗り越えました。
私は就活を始めたのが同級生よりも少し早かったため、先輩やSNS、ネットの情報がおもな情報源でした。そのときは多くの情報が存在しているものの、矛盾していたり、疑わしい情報だったりするものが多く、何を参考にして良いかわかりませんでした。
特に、先輩から学歴フィルターやインターンの体験談などを聞いて、自分が参加して良いものかと不安になることもありました。先輩からは、先輩にとって印象的だったエピソードをよく聞いていたため、就活が大変なもののように思えてとても不安に感じてしまいましたね。就活を始めてすぐのころは、自分が何を知るべきなのかもわからないため、具体的な質問などもできずいっそう不安に。
不安の解消方法は自分で体験すること
その結果、自分が得る情報は必要以上に誇張された情報のみになることが不安の原因でした。実際に行動してインターンに参加し、物事の真偽を体験したり、感じたりするようになり、そのような不安も解消されていったように思います。
学業と就活の両立ができるか・卒業できるかわからない
取るべき単位を取得して卒業しなければ、就職して企業で働くことはできません。しかし、単位の取得状況を見て、学業との両立ができるか不安に感じることもあるでしょう。
学業は学生にとっておざなりにできないことです。そのような学業との両立に対し、経験者はどのように感じていたのでしょうか。
就活の際に学業と就活の両立の観点で不安に感じたことはある?
私は、就活をする上で、最も台無しにしてはいけないのが学業だと考えています。「学業を疎かにして、内定が取り消しになることがある」ということを聞いたことがあったからです。そのため、学業に対する不安は常にありました。
もちろんアルバイトと就活の両立も大切で、無碍にはできません。しかし、就活ならばアルバイト先の人も理解を示してくれると思います。たとえ急な面接などでシフトに影響を及ぼす場合もあっても、きちんと連絡して事情を話せば、認めてくださるのではないでしょうか。
学業も就活もきちんとやらなければという思いが強いほど不安が増してしまう
一方で、学業は、意外とシビアです。私の大学では、就活イベントと重なったからといって、課題やレポートを免除してはくれませんでした。教授や講師にもよりますが、学業がおろそかになりそうになったときは、前もって連絡することが必須です。私も、ある課題の提出がギリギリになり「これで単位を落としたらどうしよう……」と不安になり、焦った経験があります。
学業のせいで内定が破談になるのは最も避けねばならないと考えるため、その思いが強いと、学業と就活の両立はかなりのプレッシャーになるのではないでしょうか。
大学1、2年生の頃に学業をおろそかにしてしまった過去があり、就職活動と学業を両立していくことに対する不安がありました。
就職活動は、メンタルにかかる負担や、準備、面接の対策などを含めるとかなりの時間を費やす必要があったので、両立に対して不安はかなりありました。
また、生活費は自分で稼いでいたこともあり、アルバイトができなくなることに対する不安もありました。定期的にアルバイトのシフトを出していたので、急遽面接が入ってしまった際に、シフトの変更で周りに迷惑をかけてしまったことも。
学業と就活の両立ができるよう計画的に学業を進めよう
そのため、早いうちから行動をして、両立することができる動きをおこなっておくべきだと思います。卒業することができないと就職もできないので、まずは土台を固めるという意味で、1、2年生からしっかりと学業をおこなっておくことが大切です。
社会人になること自体を不安に感じる
「これまでずっと学生だったのに……」「いきなり社会に出て働くなんて想像つかない」。このように感じる人も多いでしょう。
社会人になること自体が不安なのに、就活をして社会に出ようとするのは心構えが必要です。経験者たちはどのような不安を感じていたのでしょうか。
学生の頃、社会人になること自体に不安を感じたことはある?
就活生の最初の時期に、社会人になることに対して不安を感じたことがありました。社会人になったら、「今までのように友人と遊べなくなるのではないか」「自分の自由時間が無くなるのではないか」と思ったからです。周りの友人たちとも「社会人になるのは嫌だよな」と話していたのを今でも思い出します。
「一般常識やモラルが学生の雰囲気のままで大丈夫か?」ということも不安でした。たとえば、大学では「遅刻しても自分にしか影響がない」「テストで間違えても怒られることはない」という当たり前が、社会人になると解雇という形で自分に返ってきます。いわゆる「責任の重さ」です。これが私にとっては、かなりの不安でした。
自分の甘さが自分を苦しめそうで怖い
結果がすべての社会人の世界で、自分の甘さは足手まといにしかならないし、自分を苦しめてしまうかもしれないという現実が、とても恐ろしかったです。また、自分は夜型の人間で、朝が苦手なため午前は頭が回らないということもあり、仕事をやっていけるのかという不安も感じていました。
私は就職活動を始めたての頃は、社会人になることが楽しみで、いろいろな企業を見ることにワクワクしていました。
しかし、就職活動が本格化してきて、いざ大学卒業後の進路を決めなければならないとなった時、「就職活動を頑張ってきたのに、仕事内容や職場環境が合わずに辞めてしまうことになったらどうしよう」という不安や、「社会人として毎日責任感を持って仕事に没頭できるだろうか」「激務に耐えられるかだろうか」というような不安がたくさん出てきました。
想像だけで将来に対する不安が募ってしまった
想像することができない未来に対して、私は元々ネガティブに考えることが多いため、そのような考えをしてしまったと思います。
社会人になることが不安で、就職をしたくないという人もいるのではないでしょうか。そのような人はこちらの記事を参考に、自分の将来に向き合ってみましょう。
あなたの不安はどれにあてはまる? 就活で生じる3つの不安
就活で生じる不安は人それぞれですが、大きく分けると3つの不安に分類されます。あなたが感じている不安も3つのうちのどこに当てはまるか確認してみてください。分類することで不安に対する対処法が打ち出しやすくなりますよ。
ここでは、どのような不安があるのか確認していきましょう。
①就活がどのようなものかわからないことから生じる不安
就活に対する全体像がぼやけてしまっている人は、就活を始める前に陥りがちな不安があります。
たとえば、以下のような内容です。
就活がどのようなものかわからないことから生じる不安の例
- いつから就活を始めるべきかわからない
- 就活を何から始めてみれば良いかわからない
- 先輩が大変だったと言っていたけれど、具体的に何が大変か想像がつかない
- どこにも雇ってもらえないのではと感じる
- 面接でうまく話せないかもしれない
- 就職難と言われているが、実際のところどうなのかがわからない
就活を進めていくにつれて解消されることもあるので、「始めはみんなこのような不安を抱えるもの」と、重く捉えないようにしましょう。
②経験や学歴に自信がないことから生じる不安
エントリーシート(ES)や面接でのアピールを想定して、自身の経歴に関して不安に思う人も多くいます。
たとえば以下のようなものが挙げられます。
経験や学歴に自信がないことから生じる不安の例
- 自分の通っている大学の偏差値が高くないので、足切りの対象になるのではないか
- 履歴書に書けるような資格がない
- 自分の経験が自己PRにつながるかわからない
就活を始める前にも、就活をしている最中にも付きまとってくる不安といえます。経験不問と謳っている企業もありますが、実際に学歴で絞り込みをしたり、経験重視で採用をしたりしている企業もあるため、どうしても不安になりがちな事柄です。
③周りと比較してしまうことから生じる不安
就活は自分一人だけがしていることではありません。企業の決められた枠を、立場を同じくした学生と取り合わねばならないのです。そのようなときに、自分より優秀に見える人と比べてしまうことはどうしても生じます。
その内容として、以下のようなものが挙げられます。
周りと比較してしまうことから生じる不安の例
- 友人はうまく就活を進めているが、自分は面接にすら進めないのではないか
- 集団面接で一緒になった人の自己PRと比較すると、自分の自己PRが弱く感じる
- すでに内定を獲得している人もいるが、自分は内定がないので遅れているのではないか
これらの不安も、就活を始める前からしている最中にまで付きまといます。自分のペースで着実に就活を進めることで、不安が晴れてくる瞬間もあるかもしれません。
この3パターンのなかで就活時に抱えていた不安はどのパターンに分類されますか?
「就活がどのようなものかわからない」不安をおもに抱えていました。予想外の状況に弱い性格もあったため、人生における新しいステップに不安を感じていたからです。
一番は「経験が不足しているのでは」という不安を感じていました。就活に対する情報が足りておらず、自分の持つ経験はガクチカに値するのかなどの不安があったためです。
すべてのパターンに不安を感じていましたが、一つに絞るとなると、「就活がどのようなものかわからない」不安が個人的には大きなものでした。未知のものに対する恐怖が根底にあったためです。ただし就活も、攻略するための手順があります。そこはキャリアのプロに相談することで、不安は解消されていきました。
私が持っていた不安の多くは「周りと比較してしまうことから生じる不安」です。特に友人と就活の話をしていたり、知らない人の内定発言を聞いたりしたときなど、多くの場面で人と比べてしまいました。
就活がどのようなものかわからない人向け|不安の解消法
就活に対する不安をそのままにしていては、いっこうに就活が進まなくなってしまいます。それではどのようにして不安を解消すれば良いのでしょうか。上で解説した不安の種類をもとに不安の解消方法を解説します。
まずは、「就活がどのようなものかわからない」という不安を抱える人向けの解消法です。このような悩みは、誰もが抱えやすい悩みのため、あまり気負わずに「とりあえず実践してみる」ことを大切にしましょう。
「まだ何も就活を始められていない!」という人は、こちらの記事から就活の方法を学んでみましょう。先輩たちの声をもとに、やるべきことを理解することが大切です。
就活サイトに登録してみる
「何から始めれば良いかわからない」という人は、とりあえずマイナビやリクナビなどの就活サイトに登録してみましょう。
企業探しはもちろんのこと、自己分析を手伝ってくれたり、お役立ち情報を手に入れたりすることもできます。右も左もわからない、という人は就活サイトを通して専門アドバイザーと面談をすることも可能です。
まずは登録から始めて、サイト中を一通り見てみましょう。
先輩や友人から就活の始め方について聞く
就活を終えた先輩や、一足先に就活を始めている友人に就活について聞いてみてください。先輩や友人になら、小さな悩みやアバウトな悩みでも気軽に聞くことができるでしょう。
また、先輩や友人に就活の体験談を聞いてみるのもおすすめです。就活を始めるにあたってすべきこと、しない方が良いことなどを聞き出せると、どのように就活を進めたら良いかの参考にできます。
就活初心者向けセミナーに参加する
「何をすべきかわからないけれど、今すぐ就活を始めたい」という人は、就活初心者向けセミナーに参加してみてください。
このようなセミナーは通っている大学で主催していることもあれば、就職支援企業がオンラインや対面で主催していることもあります。たとえば、下記のようなセミナーや、セミナーを紹介しているサイトがあります。
就活初心者向けセミナーの例
しっかりと時間を取って就活のイロハを教えてくれるため、次に何をするかが見えやすいでしょう。ほとんどが無料で開催されているため、自分の参加しやすい形態のものを選んで参加してみてください。
自己診断ツールを使用して自分のことを理解する
就活を始めようとすると「自己分析」という言葉を耳にする機会も増えてきます。始めは自己分析のやり方すらわからないものです。
そのような際は、自分のことを知るための自己診断ツールの使用がおすすめです。自分がどのような性格なのか、どういったところに興味があるのかなどを簡単に調べることができます。
厚生労働省の「マイジョブ・カード」がその一例です。ほかにも自己診断ツールは存在するため、一通りやってみて自分の興味や関心を理解してみましょう。
詳しい自己分析の方法はこちらの記事で紹介しています。この記事を読んで自己分析をする意義を理解し、実践してみましょう。
少しでも興味がある企業の採用ページなどを見てみる
就活がどのようなものかがわかっていなくても、なんとなく行きたい企業が浮かんでいる人もいるはずです。
そのようなときは、少しでも興味がある企業のホームページや新卒採用ページを覗いてみてください。企業の掲げる理念や採用実績、その企業で働く社員のインタビューなどが掲載されていることが多いため、「ここで働きたい!」「このような社会人になりたい!」という目標が見つかるかもしれません。
憧れの企業が見つかった人は、この記事を参考にして本格的に企業研究をしてみましょう。就職して「やはり想像と違った」「自分とは合わないかも」と感じてしまう前に、念入りに企業研究をすることが大切です。
就活に対しての理解が薄い時はどうやって不安を解消してた?
まず、スタート地点は「就活に対しての理解が薄いのは、みんなも同じ」と意識するように自分に言い聞かせていました。もちろん、自分より早くに就活を開始し、理解を深める友人もいました。
ただ、1年生から早々にインターンに参加する友人や「もうここに就職するんだ」と早くから目星がついている友人を参考にすると、自分の場合は絶望してしまいかねません。なので、とにかく、自分と同じ状況の友人を探し「〇〇くんは、どのように進めていくの?」と聞き、これからしようとしていることを聞き出すことで、不安を解消しました。
みんなより先に出ようという気持ちで自分を奮い立たせた
「みんなもまだか」「みんな同じなんだ」と思えるのは、個人的にとても有効で、そこから「ならば、僕は一歩みんなより先に出てやるか」と、エンジンがかかったのを覚えています。そこからは、まず、プロに任せました。就活サイトに登録し、大学のキャリアセンターに相談するなどし、エンジン稼働力を徐々に上げていきました。
就活を始める前は、就活というものが何者なのかがまったくわからないからこそ、不安がたくさん出てきてしまうと考えていました。
そのため、まずは一番近くにいる部活動の先輩に「就活で一番最初にしておくこと」や「就活は何から始めるのか」というような就活の始め方を聞いたり、就活サイトを読むことで理解を深めたり、就活アプリに登録するなど、とにかく行動していました。
就活はとにかく行動が大事だと実感
また、就活の相談をしたり話を聞いたりする相手についても、いわゆる大手や、有名な企業や就活倍率の高い企業への内定が決まっている先輩、実際に社会人として働いたことのある知り合いなど、聞く相手も選ぶことで、より効率的に進められるように工夫していましたね。就活はとにかく行動が大事だと振り返ってみても改めて感じています。
就活の一連の流れを知りたいという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。内定を勝ち取った経験者たちがどのように進めてきたかも知ることができます。
経験や学歴に自信がない人向け|不安の解消法
次に、「経験や学歴に自信がない」と感じる人向けに不安の解消法を紹介します。
経験や学歴に自信がなくても、対策をすれば十分に戦うことができます。これらの方法を試して、少しでも不安を払拭したうえで就活に臨んでくださいね。
自己PRにできそうなことを新たに始めてみる
現在の経歴に不安を感じる場合は、自己PRになりそうなことを新しく始めてみましょう。
しかし、ただ始めるだけでは意味がありません。「新たに始めたことから何を学んだか」「新たに始めたことを通してどのような点を強みと感じたのか」「なぜ強みと感じたのかがわかるエピソード」などを意識して臨めると良いでしょう。
これらのことを初めから意識したうえで新たなことに取り組めると、自分の自己PRとなる強みも見つけやすくなるかもしれません。たとえば、以下のようなことならばすぐに始められそうです。
自己PRにできそうなことの例
- 資格獲得のための勉強をする
- 挑戦したことがない職種のアルバイトをする
- 地域のボランティア活動をする
- 趣味として挑戦したかったことを習いに行く
過去の経験から自分特有の武器を見つける
「何かを新しく始める時間なんてない!」という人は、過去の経験を詳しく振り返ることで自分の武器を見つけてみましょう。
振り返る際には、「何をしたか」「何に力を入れたか」「その時の心情」「誰かに評価されたこと」などという細かい視点で、ひとつの経験のみでなくさまざまな経験に対して振り返ってみてください。そして、振り返りの中で、さまざまな経験から共通することを探してみましょう。その点が自分の知りえなかった武器と言えるかもしれません。
自分特有の武器の見つけ方の例
何をしたか:パン屋でのアルバイト
何に力を入れたか:廃棄されてしまうパンを減らすこと
その時の心情:せっかく作ったパンが捨てられるのはもったいない
誰かに評価されたこと:閉店2時間前から全品半額セールをすることを提案し、深い思考力を社員に評価された
何をしたか:学園祭実行委員の催し物部門責任者
何に力を入れたか:生徒を飽きさせない新規の催し物を開催すること
その時の心情:「今年が一番おもしろかった」と生徒に思ってもらいたい
誰かに評価されたこと:今までにない企画を提案、実行したことで先輩から「新規企画面白かったよ」と評価された
⇒「課題について深く考える思考力」が自分特有の武器といえそう
「自己PR」と一言で表してしまうとほかの学生との差別化が難しくなってしまうかもしれませんが、そのときの経験や心情は人によって異なります。経験や心情から自分なりの武器を見出せると、オリジナリティのある自己PRになりますよ。
こちらの記事を参考に、過去の経験を振り返ってみてください。9つの方法から、自分に合った方法で長所を見つけてみましょう。
企業研究を深めて志望動機でほかの学生と差をつける
「経験や学歴ではほかの学生にかなわない……」と感じている人は、志望動機で差をつけることを意識してみてください。
志望動機は、「その企業に対していかに調べられているか」「企業と自分がマッチするポイントは何か」がカギになります。そのため、経験や学歴という側面で判断されることが少ない項目でもあるのです。
ほかの学生よりも企業研究を徹底して、企業に対する志望度の高さをアピールしましょう。
企業研究のやり方に関しては、こちらの記事を参考にしてください。内定を勝ち取った経験者たちに聞いた効果的な企業研究方法を紹介しています。
志望動機をESに起こしてみたら、その構成を今一度確認してみてください。「もっと魅力的な志望動機にしたい!」と感じたときは、こちらの記事も確認してみてください。構成の点でもほかの学生と差を付けるチャンスになりますよ。
適性検査の勉強を徹底する
適性検査は学力を図る「能力検査」と性格を調査する「性格検査」の2項目から構成される検査です。そのうち、能力検査はテスト形式のため、対策のための本やサイト、動画などで勉強をすることで対策が可能になります。
適性検査の問題は難易度が高いものではありません。そのため、学歴に自信がなかったとしても、しっかりと対策をして勉強をすれば高得点も狙いやすくなるのです。
適性検査の勉強はおろそかになりがちですが、早めに着手するほど勉強量のぶんだけほかの学生と差をつけられます。多くの企業が適性検査を実施しているので、空いた時間で適性検査の勉強を徹底してみてください。
SPIの対策についてもっと知りたい人はこちらの記事も確認してみてください。SPIの対策方法がまるごとチェックできます。
経歴や学歴不問の企業を探してみる
経歴や学歴を不問としている企業も存在します。どのような企業が該当するかは、企業ホームページや就活サイトの募集要項を確認してみてください。たとえば、販売職や介護職などの体が資本になる仕事や、営業職やエンジニア職のポテンシャルが重視される仕事は学歴や経歴を不問としている企業が多い傾向にあります。
最近では学歴欄の記入がない企業も存在します。「経歴や学歴に縛られたくない!」と考える人は、そういったことを重視しない企業を探してみましょう。
経験や学歴の不足で就活を不安に感じたときにどのようにして不安を解消していた?
新しいことにチャレンジすることで、不安を解消するようにしていました。詳しくいうと、志望している企業が力を入れている領域に関する技術を学び、実装してみるという試みです。
学歴という武器に対抗するために自分ができることを考えた時、過去は変えられなくとも未来は切り開けると思い、とにかく挑戦することを重んじました。学歴は今からではどうしようもできないですが、経験なら今から積めると考えたからです。
学習と実践を繰り返し自信を付けた
Youtubeなどを参考にして書籍を購入するなどし、自分の知識を増やし、実践を繰り返しました。繰り返しているうちに、自分にどんどん自信を持てるようになっていき、経験や学歴に不安を感じることは少なくなりましたね。最終的に趣味のひとつにもできたので良かったです。
ほかの人と比べて自分の経験や学歴について不安を感じたときは、その企業の採用実績を見て実際にはどうなのかを確認することで不安を解消していました。多くの企業は学歴のみで決定していないため、さまざまな大学から採用していることがわかり学歴などに関する不安はある程度解消できます。
解消するのが難しかったのは経験の方で、なかなか内定者の経験を見聞きする機会などが無いため参考にできませんでした。そのため、できるだけインターンや説明会に参加したり、インターネット上の情報をかき集めたりして、「その企業がどのような人材を求めているのか」という情報を集めることで自分の経験の中で戦えるものを探し出して不安を解消していましたね。
企業で働く人の就活時代の話を聞いてみよう
OB・OG訪問などができるのであれば、そういった機会に「どのような経験をアピールしたのか」などを直接聞いてみてください。大抵驚くような経験を話したわけではないとわかり、自分の経験で何を伝えるべきかが明確になると思いますよ。
周りと比較してしまう人向け|不安の解消法
最後に、周りと比較してしまう人向けの対処法です。
どうしても周りの人が優れて見えるのはよくあることです。就活のペースや良い企業と巡り合えるタイミングは人それぞれのため、周りを意識しすぎないようにするための対処法を紹介します。
焦らず自分のペースで就活を進める
周りの人が次のステップに進んでいたり、就活を終えたりしているとどうしても焦ってしまいますよね。
しかし、早く次のステップに進んだから良い、就活を終えたから良い、というわけでもありません。どうしても内定を就活のゴールにしがちですが、長い社会人生活の第一歩を踏み出す企業を決める大事なタイミングでもあります。
これからの人生に対してじっくり向き合う気持ちで、自分のペースで納得できる進め方を心掛けましょう。
自分より進んだ状況にいる友人から進め方のアドバイスをもらってみる
あえて自分より進んだ状況にいる友人からアドバイスをもらうのもひとつの手段です。
周りと自分を比較してしまうことに悩んでいるときは、周りと比べないようにしようとするあまり、自分に意識が向きがちになってしまいます。自分だけに意識が向いてしまうと、間違った方向に進んでいても気が付けなくなってしまうかもしれません。
そのようなときは、人からアドバイスをもらうことによって、自分の就活の進め方を振り返る良い機会になります。比較するのではなく、良いところを盗むような感覚で気軽に話を聞いてみましょう。
同じような経験をした先輩から体験談を聞く
現在進行形で就活に挑んでいる友人よりは、かつて同じような体験をした先輩のほうが話を聞きやすいという人もいるかもしれません。サークル活動やアルバイト先などの先輩に話を聞いてみましょう。
「就活の進捗をほかの人と比較してしまう」ということを正直に伝えてみてください。先輩は就活を乗り越えたという実績があるので、人と比較してしまったときの失敗談や対処法がより詳しく聞けるでしょう。
もし、話を聞けそうな先輩が身近にいない場合は、大学のキャリアセンターや就職エージェントのキャリアアドバイザーなどに聞いてみるのも手です。「過去に担当された学生で就活の進捗をほかの人と比べてしまうことが悩みの学生はいましたか?」「〇〇さんご自身は就活のときに周りと比較してしまった経験はありませんでしたか?」というような質問を投げかけてみてください。
SNS断ちをして就活に関する情報を入れないようにする
就活に関する現状をSNSで共有しているアカウントもよく見かけます。自分と同じような境遇の人から勇気をもらったり、参考にしたりすることもあるかもしれませんが、そのような人が自分より先のステップに進むといっそう焦ってしまいますよね。
そのようなときは、一度SNSから離れてみてください。SNS上の情報はすべて真実とは限らないので、不確定な情報も入ってきてしまう可能性があります。不確定な情報に流されて就活が手につかなくなってしまうのであれば、その前に情報を遮断しましょう。
一度就活から離れてリフレッシュする
どうしても周りに流されてしまうときは、一度就活から離れて心身ともにリフレッシュするのもひとつの手段です。
「就活から離れてしまうとその間にほかの学生と差をつけられそう……」と悩む人もいるかもしれません。不安で頭がいっぱいになっていると、集中力や注意力が低下して、就活が余計に身につかなくなることも考えられます。頭から不安を取り除く意味合いでもリフレッシュは効果的なので、思い切って就活から離れてみてください。
親しい友人と遊びに行く、旅行をするなどして気分転換をしてみましょう。就活のことを考えずに、したいことをする期間を作ってみてください。すっきりとして、また新たな気持ちで就活に臨めるようになりますよ。
周りと比較してしまい不安に感じたときどのように不安を解消していた?
誰かの内定の朗報が飛び込んできた時、決まって不安に陥っていました。友人の内定は喜ばしいことですが、同時に自分を不安にさせます。そのため、自分より進んだ状況の人に話を聞くことは避け、就活の出だしが遅れた友人とコンタクトを取るようにしていました。
内定を確定した友人の話は、自慢話だけで終わってしまうことも多々あります。結局、何のアドバイスにもならず、意味もなさなかったことがありました。それどころか逆に焦ってしまい、絶望感から失望してしまいそうに……。
友人と「就活のベテラン」を目指した
そこで、まだ内定が決まっておらず、同じように焦る友人とタッグを組むことにしました。焦った人間は強いもので、内定がない友人も、とにかく情報集約に尽力していました。
互いの情報を共有し、リモートで面接の練習をするなど切磋琢磨することで、一緒に「就活のベテランの域」を目指すことができました。私の場合、その友人がいなければ不安は解消できていなかったと思います。
大学3年生のときのサマーインターンシップ経由の早期選考で内定を貰っている人や、早い段階で内定をいくつも持っている人と比べてしまっていました。私は大学2年生の終わりごろから就活をしていたため、「なぜこんなに長くしているのに内定を貰えないんだろう」と不安に感じることも多くありましたね。
自分のペースで努力するようにした
ですが、このような不安に対して、「就活は自分自身の人生のためにやることで、人と比べるものではない」と割り切り、行きたくないところの内定をいくつも持っている人と、強く行きたいと思っている一つの企業から内定を貰う人のどちらが良いかと考えた時、絶対に後者だと感じました。
そのため、内定の時期や数で人と比べるのではなく、自分は自分のペースで努力して、「誰よりも納得した内定をもらって就職活動を終えよう」と心を入れ替えることで不安を解消していましたね。
これをやったら逆効果!? 不安を感じているときに避けるべき4つの行動
反対に、「これをしてしまうと不安が増してしまうかもしれない」という行動も解説します。
不安を感じるときは、視野も狭くなりがちです。不安を感じているときに避けるべき行動を今のうちに押さえておくと、不安からの脱却も早くなるかもしれません。
①周りと比較する
上述したように、就活に際して周りと比較してしまう人は少なくありません。
周りと比較することによって、焦りの気持ちが生じて就活が手につかなくなってしまったり、精神が疲弊してしまう可能性があります。
周りと比較しても就活が進むわけではありません。就活は自分の将来を決める大切なタイミングのため、将来と向き合う感覚で自分のペースを大切にしましょう。
②ひとりで考える
不安を感じるゆえにふさぎこんでしまい、「誰とも話したくない」「人に会いたくない」と感じてしまうのはよくあることです。
しかし、ひとりで考えすぎてしまうと、誤った方向で進んでいることに気が付かなかったり、最適解まで遠回りしてしまったりする可能性も上がってしまいます。
人に会いたくないと感じるときこそ、あえて先輩や友人、キャリアアドバイザーなど、ほかの人からの助言をもらってみてください。
③振り返りをしない
不安なことに対して「考えたくない」とマイナスに感じることもあるでしょう。就活を進めるなかで悩みに直面するのは自然なことですが、その悩みから目を遠ざけてはいけません。
振り返りを避けていると、自分の良くない点から目を背けがちになります。その点を放置していると、どこが悪かったのかを自分で認識できなくなり、次の選考でも繰り返してしまうという負のループに陥ってしまうかもしれません。
もしも不安が現実になってしまった場合は、なぜそれが起きてしまったのかをしっかり振り返り、対策をするようにしましょう。具体的には、面接に落ちてしまった際に面接の内容を思いかえして面接官の感触が悪かったものを書き出したり、選考に通らなかったESを先輩やキャリアアドバイザーに再度添削してもらったりすると良いでしょう。そうすることで次に生じるかもしれない不安を少しでも軽くすることができますよ。
「毎回書類の段階で落ちてしまう」という人はこちらの記事も参考にしてください。確実に書類選考の通過ができるよう書き方を見直してみましょう。
「性格検査がある選考の通過率が悪い気がする」という人は、こちらの記事も見てみてください。8つの対策方法を押さえて、苦手意識をなくしていきましょう。
④気分転換をおこなわない
就活のことだけで頭をいっぱいにしてしまうのも良くありません。
自分のおかれている状況や、周りと比較しての不安で「早く次のステップに進まなければ」と焦ることもあるかもしれませんが、気分転換をしないままモヤモヤした気持ちで進めてしまっても空回りする可能性が上がってしまいます。
ときには気分転換をして、すっきりした気持ちで就活をリスタートしましょう。
就活に対して不安なときにしてしまった失敗談はある?
就活で不安になった時、既に内定を決めた友人に頼ったことが失敗だったかもと今では考えています。内定した友人に「どういうESを書いたのか?」「面接で何を聞かれたか?」をよく聞いていました。
ですが、相手は友人であり、就活のプロではありません。「に部活のことを書いていたら受からなかったよ。もっとアルバイトみたいに仕事の成果を書かないと……」などとアドバイスをもらいました。そのアドバイスには何の根拠もありません。それを間に受けてしまい、アピールしたい強みが大きく変わってしまうのは大変危険です。
実際、それを就活のプロに聞くと「別に部活のことを書いたからとマイナスにはならない」と言ってもらい、安堵しました。友人は就活のプロではないので、あくまでひとつの意見として一線を引くのは良いと思います。聞く相手を間違えると、よけいな心配や不安が生じてしまうため、真の相談は就活の専門家にすべきと痛感しました。
私の場合、就活で不安になる原因のほとんどは、情報不足によるものでした。
「学歴が足りているのか」「このような経験談で選考に通過できるのか」と不安になることが多く、ひどいときはその不安からESなどを提出できないことがありました。また、そのようなときには情報を必死に集めようと本やインターネット上の情報を見て、さらに不安になってしまい行動できなくなるという悪循環に陥ることも多かったです。
しかし、勇気を出してインターンに参加したり説明会に参加したりすることでそのような不安を払拭できました。
就職活動をしていて不安なときに、とにかくエージェントに申し込んでしまったことです。
エージェントは親身に話を聞いてくださる一方で、利益を求めている側面もあるので、私が望んでいない企業まで提案してきて、無駄な時間を過ごしてしまったなという印象がありました。
エージェントは良い部分もありますが、自分が行きたい企業以外の部分で時間を使ってしまう可能性があるので、断りにくい人はやめておいた方が良いと思います。
気分転換にやってみよう! 不安な気持ちをすっきりさせる方法7選
ここで、不安でどうしようもなくなってしまった際におすすめの不安解消法を紹介します。
すぐできるものからじっくりとおこなうべきものもあります。自分に合った方法を探して実践してみてください。
①丸1日就活のことを考えない日を作る
「早く就活を進めないと遅れを取ってしまう」と考えてしまう人も、1日で良いので就活のことを考えない日を作ってみましょう。その日は好きなことをしたり、少し遠出をしてみたりと気の向くままに過ごしてみてください。
思いつめていた気持ちが整理され、心機一転して頑張ろうという気持ちになれるかもしれませんよ。
②たっぷり睡眠を取る
不安でいっぱいになっている際には、案外心に疲労が溜まっているものです。そのようなときは、たっぷりの睡眠を取ってみましょう。
睡眠には、疲労回復や、感情を整理する効果があります。睡眠時間を削ってまで不安解消のために就活にいそしんでも、逆効果となってしまうかもしれません。できれば毎日6~8時間程度の睡眠を取り、日中に精力的に活動できるように努めましょう。
③家族や友人と話す
「就活のことでいっぱいいっぱいになった結果、ここ数日誰とも話していなかった……」ということはありませんか。そのようなときは家族や友人と話をして、気持ちをリフレッシュしてみましょう。
たわいもない話をしていると、時間や悩みも忘れることができます。また、あえて不安な内容を話してみても良いです。不安を口にするだけでも、不思議と気持ちが安心することがあります。
ふさぎこんで思いつめてしまう前に、どのようなことでも良いので誰かと話してみることをおすすめします。
④体を動かす
気分転換に体を動かすのも不安解消に効果的です。体を動かすことには、心の不調を整える効果があります。
ジムに行ったり、ジョギングをしたりして体をしっかりと動かしても良いですし、ストレッチなどの軽い運動でも効果はあります。自分に合った運動を試してみましょう。
⑤部屋の片付けをする
人は視覚情報が多いと集中力が散漫になってしまうことがあります。そのため、就活のための自己PRや志望動機を考える際にも集中力が保てておらず、不安が生じてしまう可能性もあるのです。
そのようなときは部屋の片付けをして、視覚情報からすっきりさせてみましょう。不思議と気持ちも整理されてくることでしょう。
⑥甘いものを食べる
疲れたときに甘いものを欲した経験があるかと思います。甘いものに含まれるブドウ糖は、セロトニンという精神安定のための成分を分泌する効果があるため、気持ちが落ち着くことがあります。
甘いものの食べすぎは良くありませんが、たまに接種して心を落ち着かせてみてください。
⑦大きく深呼吸をする
深呼吸はすぐにできる気分転換方法です。ゆっくりと大きく息を吸って、時間をかけて息を吐いてみましょう。自律神経が整い、緊張状態を和らげることができます。
面接やテストの前にふと不安が頭をよぎってしまったときも、すぐに実践できるためおすすめです。
就活の際、どうしても気持ちが落ち着かない時、気持ちをすっきりさせるためにしていたことはありますか?
思い切って2日〜5日ほど就活のことにまったく手を付けない期間を設けていました。深く考えすぎてしまう性格なので良いリフレッシュになっていましたね。
激しめの運動をおこなっていました。就活のことを一時的に忘れることができ、疲れからよく眠ることもできたため良い方法だったと思います。
気持ちが落ち着かないときは、友達と飲みに行くようにしていました。そのときは全く就活のことには触れずただ楽しむようにしていましたね。
ずっと不安に思わなくても大丈夫! 就活生の不安が晴れたタイミング
不安な状態が続いていたり、ひとつの不安が解消されてもまた新たな不安が生じたりすると、「いつまで不安状態が続くのだろう……」と思ってしまうこともあるかもしれません。
ここで、就活経験者にどのようなタイミングで不安が晴れていったかを聞いてみました。すぐには不安が晴れなくても、いつかは不安が晴れてくるものです。経験者の体験談を参考にして、前向きに就活を進めていきましょう。
どのようなタイミングで就活に対する不安が晴れていった?
自分が特に不安を感じていたのは就活を始めてすぐのころでしたが、何をすれば良いかわからず、自分が前に進めているのかわからないという不安がありました。
いくつかの企業に参加して自分の目指す就活の方向性が定まったときに不安が解消できたように思えます。一度目標が決まると、ネットの情報や本の情報、人から聞く情報など錯綜していた情報のうち、自分はどれを参考にすればよいかわかるようになったからです。
その後も内定が出るまでは常に不安がありましたが、何をするべきなのかが各ステップで明確になると不安は解消できることが多かったです。そのために何かしらの行動をとることが重要だったと思います。
不安が晴れていったタイミングは、自分のスキルに自信を持てるようになったときでした。
具体的には、就活に不安を感じ、新しいことにチャレンジしようとYouTubeなどを参考にして、プログラミングについて学び、成果物を完成させたことがきっかけです。それからというもの、より発展した成果物を報告したいと考えるようになり、スキルを成長させていくことが自分の趣味になりました。
スキルの定着は自身で努力するしかないと思います。メンタル面での不安解消は、就活のプロに助けていただきました。くじけそうになった時、気軽に相談できる先があるというのは大きな支えとなります。その結果、どんどん就活に対する不安は軽減していくようになりました。
自分自身の不安が晴れたタイミングは、大学3年生の年明けごろに、「第一志望の企業では無いけど、この企業であれば入ったらやりがいを持って仕事を楽しめそう」と納得できる企業から内定を貰えたタイミングです。
私は、就職活動を通して、「自分自身が納得できる企業に内定を貰い、心身ともに健康に仕事ができること」を目標としていました。そのため、内定をいただいても「入社したい」と思えない企業であればまだまだ就活を頑張らなければならないと感じていました。
だからこそ、自分自身が納得できる企業から内定を貰えた時は凄く嬉しくて、不安が全部吹き飛びましたね。
経験者が送る! 就活を不安に感じるあなたへのエール
誰でも就活に対する不安は感じてしまうものです。同じように就活を不安に感じながらも乗り越えた経験者から、就活を頑張るあなたへエールをもらいました。
不安で仕方なくなってしまった際には、心の拠り所にしてくださいね。
まず「人は人、自分は自分」と思うことが大切です。人は誰しも、人と比べるから不安になってしまいます。隣の芝生は青く見えます。ただ、芝生が青いのが正解とは限らないということを重々頭に置いておいてください。緑や黄色の芝生の方が自分には向いていることもあるからです。
最終的に納得できる企業から内定がもらえれば良いのです。もっというなら、10年先、20年先、転職しているかもしれません。ただ、後悔だけは無いように、やり尽くしてください。
将来のためにも今の時間を無駄にしないようにしよう
「リフレッシュのために、今日は昼寝をしよう」は、かまいません。むしろ気分転換は必要です。ただし「面倒だから昼寝して明日にまわそう」はタブーです。体調に問題がなければ、少しでも時間を無駄にはしないでください。「あれをしとけば……」「これのせいで……」など、後回しにすると後悔することになります。そのクセは社会人になっても悪影響を及ぼす恐れがあるので、今のうちになくしておきましょう。
自分をコントロールできるのは自分自身のみです。人の考えは、あくまで参考にし、自分を信じてあげてくださいね。頑張った自分は、のちに、必ず自分を助けてくれますから。
就職活動は、これまで人生で経験してきた受験やテスト勉強などとは違い、答えがあるものでもないし、どれだけ頑張って努力をしても結果が出なくて不安になることも多くあると思います。
また、社会人として勤める企業を決めるということは人生の中でも大きな決断となり、精神的な疲労も溜まると思います。私自身も大学2年生の3月から一年以上就活を続けていたため、なかなか結果が出ず思うようにいかないことがたくさんありました。
時間がかかったとしても就活を通して成長できている
ですが、どれだけ長く時間がかかったとしても、自分が努力したことはどこかで役に立っているはずです。就活を通して、たとえば「自分のことがよりいっそう理解できるようになった」ことが自分との良い向き合い方につながると思いますし、選考を通して自分の気持ちや思いを伝えることが就活前とは比べものにならないくらい上手になっていると思います。
就活から得るものは多くあると思うので、自分を信じて、前向きに頑張っていきましょう!
就職活動はこれからの人生においての大事な決断をする時期だと思います。ただ今の時代、転職は普通になってきているので、あまり気負いせず、気楽に臨んでいくと良いと思います。一社目で人生が決まるわけではないので、気楽にやり遂げましょう。
将来のことをじっくり考えて決断をしよう
ただ、大切な20代を過ごしていく一歩ではあるので、しっかりと自己分析をして、将来どんな人間になっていたいのか、ゆっくりと考えて決断していくと良いと思います。自分のやりたいことがわからない人は、学生のうちからインターンシップに参加していくことやたくさん色々なことを経験して、自分を探してみてください。
自分の人生を決める決断なので、決して焦らずに、慎重に、納得いくまでやり切りましょう。周りに仲間を作って、切磋琢磨できるように頑張ってください。応援しています。
就活をしていて不安になってしまう場面は多くあります。「情報が足りず何をしてよいのかわからない」「ほかの人が優れて見えて自分に自信が持てない」「内定を取れるかわからず不安になってしまう」など……。就活について真剣に考えるほどさまざまな原因から不安になってしまうことは仕方ありません。
そのようなときに一番大事なのは「間違っていても良いから行動する」ということです。不安の多くは自分の頭で考えても解消できるものではありません。むしろ考えれば考えるほど解決策が見つからず不安は大きくなってしまいます。そのような不安を解消するには新しい情報に触れるしかありません。そしてそのためには行動する必要があります。
立ち止まらず動き続けるのが成功の秘訣
企業のインターンに参加したり恐れず選考を受けてみる、OB・OG訪問をしてみるなどの行動を実際に起こすことで、思ってもいない情報に触れ不安を解消できるでしょう。不安に感じることは仕方ないですが、そこで立ち止まらず動き続けることが就活を成功させる秘訣です!
就活をしていて不安に感じることはよくあると思います。特に本選考が始まり、周りの友達が本命企業から内定が出始める5月以降に内定がない場合、非常に不安になると思います。私自身も、5月の初めごろまで内定が出ず不安な日々を過ごしていました。
誰でも受かると言われる企業に落ちてしまったり、エージェントを利用して不安を煽られたりすることもよくあると思います。しかし、私の友人では、4年生の7月後半でようやく内定が出た人もいます。
目の前のことに集中するのが一番
就活は正解がないため、常に自分との戦いであり、心が折れることもよくあると思います。私は就活で病んだ際、就活のことを考えない日や、一旦就活から離れてみればいいというアドバイスをもらうことがありましたが、それができませんでした。不安を乗り越えるためには、内定を取るしかないと思います。
内定を取ってからも本当にこの先やっていけるのかという別の不安が出てくるため、目の前のことをこなすことに集中するのが一番良いと思います。頑張ってください!
何をすべきかの理解が肝心! 不安を解消して今後の進め方を定めたうえで内定を目指そう
就活に対する不安を解消するには、不安の種類を理解したうえでどのように不安を解消するか理解することが大切です。
就活を不安に思う気持ちは誰もが同じであり、経験者もその不安を乗り越えてきたのです。この記事から自分のおかれている状況を理解し、不安の解消方法を知ったうえで、今後どのように就活を進めていくのか指針を定め、内定に向かって突き進んでみてくださいね。
自分よりも年上で初対面の面接官に自分自身を見定められることへの不安や、実際に社会に出てみることへの不安というのは大小問わず誰もが抱えたことがあるでしょう。そういったことに一人で対応しなければいけないという意味では、就活はある意味孤独な戦いです。
不安をできるだけ解消し、メンタルを安定させるには、しっかりとした自己分析が大切です。「自分はこのような軸でキャリアを築いていきたい」「このような仕事をしたい」「このような働き方をしたい」というものを自分の芯として持っていれば、一つひとつの結果に一喜一憂することも少なくなるでしょう。
ときには休んでストレスを溜めないようにしよう
早い人だと就活を大学2年生ごろから始める人もおり、そこから納得できる企業に出会うまで就活は続いていきます。長期にわたって自分の今後のキャリアについて向き合うため、時には息が詰まってしまうこともあるでしょう。社会人も週に2日ほどは休んでいるように、息抜きも大切です。
週に一度は就活を考えず趣味に没頭するなどの時間を意識的に作り、リフレッシュした状態で就活に挑めるよう疲れやストレスを溜め込みすぎないようにしましょう。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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