充実したインターンにするための持ち物とは? 経験者の声を参考に準備しよう
インターンシップは、就労体験やワークショップを通じて実際の業務や企業の雰囲気をつかめるため、就活生にとって貴重な経験となります。
しかし、ビジネスの場に慣れていない学生にとっては、持ち物選びは不安要素の一つになるでしょう。とくに初めてのインターンでは、何を準備すべきか悩むものです。
この記事では、経験者の声を交えながら、インターンで必要な持ち物や、「持っておいて良かった」という意外なアイテムなどをわかりやすく解説していきます。せっかくつかみ取ったインターンの機会を実りあるものにするためにも、ぜひ参考にして万全の準備をしてくださいね。
インターンにいつから参加するのがベストかを知りたいという人は、この記事を読んでみてください。内定者たちが実際にどの時期から参加したかを把握しながら、参加を検討しましょう。
どのインターンに参加するか決めかねている人は、この記事もおすすめです。経験談を交えて、迷わず進められるインターンの探し方を紹介します。
これさえあれば安心! 先輩に聞いたインターン必須アイテム12選
いよいよインターンが始まると思うと、期待とともに「持ち物はこれで大丈夫かな?」と不安な気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
今回は、インターン経験者の先輩に聞いた、それぞれのカテゴリーで必要なアイテムを12個厳選しました。 これらをしっかり準備すれば安心してインターンに臨めますので、チェックしておいてくださいね。
書類・文房具編
書類や文房具は、インターンの基本アイテムです。インターン当日は、書類に記入したり、メモを取る機会があることが想定されるため、忘れずに用意するようにしてください。
インターンに参加したことがある経験者に、持って行った書類・文房具類を聞いていますので、こちらも確認しておきましょう。
インターン経験者が持って行った書類・文房具類とは
書類は身分証と銀行通帳、そして文房具は、シャーペンとボールペンを持っていきました。
書類系は身分証明書とインターン先企業までの地図のコピー、文房具に関してはボールペン、シャーペン、メモ帳を持って行きました。
身分証やボールペン、シャーペン、メモ帳、何かあったときのために印鑑も持って行っていました。
企業から案内される必要書類
インターン先から、事前に書類の持参を指示される場合があります。エントリーシートや履歴書などが含まれることもありますので、事前に確認し、必ず忘れずに持参しましょう。
このとき、書類はクリアファイルに入れて整理しておくと提出時にスムーズなだけでなく、書類にシワが付かずに丁寧に扱うことができます。
また、持ち歩いていて汚してしまったり失くしてしまうなど、万が一の場合に備えて原本のコピーを取っておくのもおすすめです。
筆記用具
インターンでは状況に応じてメモをする機会が想定されるため、ボールペンやシャープペンシル、消しゴムなどの筆記用具も必須アイテムです。
ボールペンは黒・赤の2色以上を用意しておくと、重要な箇所を目立たせるのに便利です。このとき、特に性能の良い筆記用具である必要はありません。普段使い慣れたものを選びましょう。
メモ帳
インターンは、学生でありながら就労経験を得たり、ワークをしながら企業理解を深められる重要な機会です。
さまざまなことを実際に働いている人から教えてもらうため、メモを取る機会は多いはず。教えてもらったことを忘れないように、A5サイズ程度のメモ帳があると便利でしょう。
具体的には、ビジネスシーンに合うシンプルで落ち着いたデザインが好ましく、罫線入りのものを選ぶときれいにメモを取れるのでおすすめですよ。
クリアファイル
クリアファイルは、書類やメモを整理するのに欠かせません。インターン先でもらえることもありますが、自分でA4サイズのものを2〜3枚用意しておくと安心です。
ビジネスの場では、カラフルなものやプリントが入っているものは避け、無地か落ち着いた色を選ぶことをおすすめします。
また、クリアファイルは「提出済み」「要提出」といった用途別に分けて使うなど、書類の仕分けにも有効活用できることを覚えておきましょう。
手帳・スケジュール帳
インターンは1dayのものもあれば、2週間から2カ月以上にわたっておこなわれる長期インターンもあります。
2日以上実施されるインターンにおいては、事前にスケジュール管理することは非常に重要です。スケジュールを確認することで次のようなメリットがあり、就活をスムーズに進められます。
- 準備と心構えができる:インターン前に心の準備ができたり不安が解消できたりする
- 時間管理につながる:インターン期間中の業務時間や担当業務を把握することで、就活中の限られた時間を効率的に管理できる
- 目標設定ができる:インターンの全体像を把握することで、各活動から何を学びたいか、どのようなスキルを身につけたいかという個人的な目標設定をしやすくなる
紙の手帳やスマホのアプリ、どちらでも問題ないため、自分に合ったものを選びましょう。
身だしなみ編
インターンシップは、学生とはいえ一社会人として企業で働く経験をする場所です。そのため、社会人としてふさわしい身だしなみになるように気を配らなければいけません。
服装や髪型といった身だしなみ一つで、あなたの印象が大きく変わることがあるので気をつけておきましょう。
インターンに持って行くべき身だしなみアイテムは?
インターンに持って行った身だしなみグッズを教えてください!
ハンカチとティッシュは最低限の必需品として持っていきました。においもエチケットとしては重要と考えたため、汗拭きシートを持って行くようにしていましたね。
サマーインターンの時期は暑いので、ハンカチのほか、汗拭きシートを持って行きました。
汗などを拭いたり、身だしなみを整えるためにハンカチとティッシュは持って行っていました。
スーツ・ネクタイ
インターンに参加する際、スーツもしくはオフィスカジュアルが基本的な服装となります。スーツの場合、清潔感のある黒や紺のスーツを準備し、ネクタイは派手すぎないものを選ぶようにしましょう。
レディーススタイルの場合、パンツスーツかスカートスーツを選べますが、スカートの場合は一般的に膝が隠れる程度の丈が適切な長さといえるでしょう。
また、靴も第一印象を左右する大きな要素です。忘れずに磨いておきましょう。
ハンカチ・ティッシュ
ビジネスシーンでは、ハンカチやティッシュは必須アイテムです。汗を拭いたり、カバンや持ち物のちょっとした汚れを拭き取ったりする際に役立ちます。
また、ティッシュも併せて参しておくと、鼻をかんだり、化粧直しができたりと、さまざまな場面で便利です。
なお、オフィスのどこで誰に見られても良い印象を残せるようにするには、ハンカチにおいてもシンプルなデザインを選ぶことをおすすめします。
サマーインターンについて詳しく知りたい人はこの記事を読んでみてください。就活においてどのような参加メリットがあるのか、経験者の声から紐ときましょう。
その他貴重品編
インターンに参加する際は、書類や身だしなみに加えて貴重品類も忘れてはいけません。ここでは、とくにインターンで必要なものについて紹介していきます。
普段から持ち歩いているものが多いので、これらを忘れずに持っていくことで、安心してインターンシップに集中できるでしょう。
内定者たちはインターンに貴重品を持って行った?
インターンに腕時計や財布、スマートフォンなど、貴重品類を持って行きましたか?
スマートフォンと腕時計、財布、ICカードを持って行きました。
時計と財布とスマホ、交通ICカードを持って行きました。
腕時計や財布、スマホは普段通り持って行きました。とくに腕時計はスマホを持っていなくても時間が確認できるので、持って行くことをおすすめします。
常備薬
インターンでは、普段の生活と同じく体調管理が重要です。
急な体調不良に備え、頭痛薬や胃腸薬など、普段使用している薬があれば持参しましょう。とくに、アレルギー持ちの方は必要な薬を忘れないようにしてください。
常備薬が複数ある場合は、小さなポーチに入れて持ち歩き、すぐに取り出せるようにしておくと便利ですよ。
スマートフォン
普段外出するとき同様、スマートフォンを所持している人は持って行きましょう。緊急連絡や情報検索に活用でき、とくにインターン先に到着するまでの地図上のルート検索にも有効活用できます。インターンに参加したメンバー間で連絡先を交換し、情報交換をおこなう機会も発生するかもしれません。
ただし、インターン先に到着してからはマナーモードの設定にするのを忘れず、不必要な使用は控えましょう。また、カメラ機能の使用についても、許可なく社内を撮影することは避けてください。
腕時計
インターンだけでなく、時間管理はビジネスの基本です。スマートフォンでも時間の確認はできますが、常にスマートフォンを見れる環境とは限らないため、腕時計の着用をおすすめします。
腕時計を着用しておくことで、会議中やグループワーク中でも、さりげなく時間を確認できるメリットがあります。デザインは、派手すぎないものや、文字盤が見やすい実用的なものを選びましょう。
財布
交通費や昼食代の支払いに現金が必要な場合があるため、インターンにも持っていくようにしましょう。
クレジットカードやICカードなどをむやみにたくさん持って行くことはせず、必要最小限の枚数にとどめておくのが賢明です。また、財布の紛失や盗難に備え、中身の確認と管理は慎重におこなうようにしてくださいね。
身分証明書
本人確認や不測の事態に備えて、あなたの身分を証明するものも持ち歩くようにしましょう。通常、運転免許証や学生証が一般的ですが、紛失のリスクを考えてコピーを持参するのも一案です。
また、インターンでは社員のみが出入りできる場所を使う場合があるため、専用の入社証やIDカードが発行される場合もあります。これらの取り扱いには十分注意し、紛失や盗難を防ぐため、常に身に付けるか安全な場所に保管するようにしましょう。
あると便利! インターンの持ち物で推奨されるアイテム10選
インターンでは、基本的な持ち物に加えて、あると便利なアイテムもいくつかあります。
ここでは、あなたのインターンをより充実させる、インターン経験者が推奨する10個のアイテムを紹介します。これらは、業務効率を上げるだけでなく、予期せぬ状況にも対応できる心強い味方となるでしょう。
ビジネスツール編
インターンでの業務をスムーズに進めるには、適切なツールの準備が欠かせません。
ここでは、ビジネスシーンで役立つツールを紹介します。これらを活用することで、インターン中の活動や業務を効率化させられるでしょう。
あると便利なビジネスツールを教えて!
ビジネス用品類で、インターンに持って行って便利だったものはありますか?
iPadは持って行って良かったと感じました。ノートパソコンと交互に使うことで、効率的に作業を進められたためです。
業務上のドキュメント作成などで使うため、パソコンは持って行って良かったと思いました。
何かあったときのメモや検索の際に役に立つため、パソコンは持って行ったほうが良いと思いました。
電卓
電卓は、営業職など、日常的に計算をおこなうビジネスパーソンならば多くの人が用意しているアイテムです。
最近ではスマートフォンにも計算機能がありますが、専用の電卓を使う方が素早く計算できたり、メモを取りながら使用しやすいため、その点でも便利といえます。
データ分析など数字を扱う業務があるとわかっている場合には、インターンに電卓を持って行くことがおすすめですよ。
ノートパソコン
多くの企業では、インターン生用のパソコンを用意していますが、自身のノートパソコンを持参できると、リサーチをしやすかったり、自分で購入したソフトを活用できたりと、作業の幅が広がる可能性があります。
もしパソコンを使わないインターンであったとしても、グループワークでの意見をデータでまとめたり、資料を作成したりとさまざまなことに有効活用できるはずです。
事前に持ち込み可能かどうかを企業に確認し、OSの更新など準備を整えておくのがおすすめです。
ビジネスバッグ
インターンには、書類やパソコンなどを収納できる、A4サイズが入るビジネスバッグがあると便利です。
素材は革製やナイロン製が一般的で、黒や紺など落ち着いた色合いを選びましょう。また、内部に仕切りやポケットがあるものを選ぶと、小物の整理がしやすくなりますよ。
印鑑
書類への押印を求められる場合に備え、認印があると便利です。シャチハタタイプのものを持っておくと、急な場面でも対応できます。使用頻度は低くても、必要なときにすぐ取り出せるように、バッグの決まった場所に収納しておくのがおすすめです。
また、印鑑の取り扱いには十分注意し、不用意に他人に預けたり、机上に放置したりしないよう心がけましょう。
身だしなみサポート編
インターンでは、気になる企業の社員と知り合ったり、選考に有利な人脈を築くこともできます。
そのため、インターン中に好印象を与えることも、選考突破の近道といえるのです。身だしなみをベストな状態を保とうとする姿勢を、ビジネスマナーの一環としても評価される可能性もあるでしょう。
ここでは、清潔感と好印象を維持するためのアイテムを紹介しますので、持ち物の中に加えることを検討してくださいね。
持って行って良かった身だしなみサポートグッズとは?
インターンに持って行った身だしなみ用品で、「必須ではないけど持って行ったら便利だった」というものはありますか?
汗拭きシートと皮脂を抑えるパウダーは、清潔感を保つためにも持って行って良かったです。
顔の血色が悪いと気分が悪いと勘違いされることもあるので、リップクリームは持って行って良かったと思います。
最低限の身だしなみグッズだけでなく、元気で明るい人と見てもらえるように、色付きのリップクリームを持って行っていました。
制汗剤
夏場や緊張時の汗対策として、制汗剤があると便利です。スプレータイプ、ロールオンタイプ、シートタイプなど、様々な形状がありますが、持ち運びやすさと使いやすさを考慮して選びましょう。
インターンでは、ほかの学生と同じテーブルを囲んで近い距離で話す機会もあるでしょう。香料が苦手な人のことも考慮して、無香料タイプを選ぶのがおすすめです。
効果の持続時間も考慮し、必要に応じて小まめに使用できるよう準備しておきましょう。
リップクリーム
乾燥対策や清潔感のある唇を保つために、リップクリームを持っていくのもおすすめです。
唇は荒れや乾燥によって、話す際の印象にも影響を与える可能性があります。とくに冬場や空調の効いたオフィスでは、唇の乾燥に注意しましょう。
普段リップクリームを使う機会が少なく、どれを選べば良いか迷うという人は、制汗剤と同様に無香料のものを選ぶことがおすすめです。また、保湿効果の高い成分を含むものを選ぶと長時間効果が持続し、頻繁な塗り直しが不要になります。
爪切り
就活中、爪に気を配ることは意外と重要です。適切な爪の長さを保っていないと、清潔感からは遠ざかってしまうでしょう。インターン先に小型の爪切りを持参し、必要に応じて手入れができるようにしておけば準備としては万全といえます。
なお、もしインターン先で爪を切ることになった際は、使用後に切った爪やゴミが残らないよう、丁寧に片付けましょう。
身の回り用品編
インターンシップ中、予期せぬ状況に備えることも大切です。
ここでは、日常生活の中で起きる、突発的な出来事にも対応できる便利なアイテムを紹介します。さまざまな状況に対応できるよう、必要最小限のものを賢く選ぶようにしてくださいね。
インターンに持って行って良かった日用品とは?
生活用品類で、インターンに持って行って便利だったものはありますか?
急な雨が降ることが結構あったため、折り畳み傘は持って行ってよかったです。
たまにストッキングが伝線してしまうこともあったため、替えのストッキングは持って行って良かったです。
予備のストッキングは絶対にあったほうが良いです。実際に、インターンの途中で破けて困ったことがありました。
折りたたみ傘
折りたたみ傘は、突然の雨に備えるための必需品です。コンパクトで軽量なものを選べば、バッグに入れても邪魔にはなりません。
デザインとしては、黒や紺など落ち着いた色を選び、ビジネスシーンに相応しいものを選びましょう。また、使用後は水滴をしっかり拭き取り、バッグの中の他のアイテムを濡らさないよう注意してください。
予備のストッキングやネクタイ
急なほつれや汚れに備え、ストッキングや予備のネクタイを用意しておくと安心できます。
ストッキングは肌色や黒など汎用性の高い色を選び、伝線対策として複数枚持参するのが良いでしょう。ネクタイは、スーツに合わせやすい無地やシンプルな柄のものを選んでおくのが無難です。
このように、予備を持っておくことで急なトラブルにもすぐに対応でき、常にきちんとした身だしなみを保つことができるでしょう。
温度調節用の上着
オフィス内は冷房が効きすぎて、寒すぎると感じることもあります。このとき、薄手のカーディガンやジャケットを持っておけば、冷房の効きすぎた室内での体温管理に役立ちます。
ただし、物によってはかさばるため、軽くて持ち運びしやすいものを選ぶのがおすすめです。
あって良かった! インターンでハプニングに遭遇した先輩たちを助けた持ち物とは?
インターンでは、予期せぬ状況に対応するための準備が重要です。先輩たちが思わぬ状況に陥ったとき実際に役立てた持ち物を知っておくことで、あなたも同様の場面で活用できるかもしれません。
ここでは、インターン経験者が「持って行って良かった」と感じた、不測の事態に対応できる持ち物を体験談とともに紹介するので、参考にしてみてくださいね。
まず、ハプニングを助けてくれた持ち物は薬です。緊張でお腹を壊すこともあったため、腹痛を緩和させるのに必要でした。
そして、かなりエアコンがきつい寒い部屋でインターンが開催されることがあったのですが、上着を持って行ったおかげで何とか乗り切ることができた経験もあります。
書類はファイルにしまって几帳面さをアピール
また、意外と忘れがちなのがファイルです。会社説明会で企業の重要な情報が書かれたプリントを渡されることもあり、その際に、プリントを裸のままカバンに入れてしまうのは印象が良くないと思います。
このようにプリントをきちんとファイルに入れていることで、ふと社員の方に見られたときに、几帳面さをアピールできるきっかけにもなるかなと思います。
インターンに参加するにあたってあったほうが良いと思ったものは、モバイルバッテリーです。
インターン中は、グループワークで調べ物をしたり、企業からの案内を確認したりするときに、スマートフォンをよく使います。そのときに充電が無くなってしまうとかなり面倒なため、モバイルバッテリーがあると安心ですし、私自身何度も助けられました。
スマホに頼り切らず筆記用具を持って行くのがおすすめ
また、インターンに参加するうえで、筆記用具をちゃんと持って行って良かったなと思いました。
「スマートフォンで良いか」と、筆記用具を持って行かずに臨もうとしていたのですが、何かをメモしたり、グループワークをしたりするときに、セキュリティなどの観点からPCやスマートフォンを使いづらいシチュエーションだったので、筆記用具に助けられました。また、席間隔が狭かったりテーブルが小さかったりするときもあるので、メモ帳やノートは小さめのものがおすすめです。
あとは、自分で時間を確認できる手段として腕時計も便利でした。グループワークの際にタイムキーパーをしてくださる人もいますが、気になったときに毎回時間を聞いていると会話を止めてしまうため、腕時計を持っていくことをおすすめします。
ヒヤリ・ハット! 先輩たちの持ち物に関する失敗談から学ぼう
一方で、インターン中に持ち物の準備不足が思わぬトラブルを招くこともあります。
先輩たちの失敗談を知ることで、同じ過ちを避けるためのヒントを得られるはず。ここでは、持ち物に関するヒヤリとした体験や、準備不足で困ったエピソードを紹介します。
これらの教訓を活かした上でしっかりと準備を整え、安心してインターンに臨みましょう。
持ち物がわからなかったときの体験談
インターンの準備で最も悩むのが、「そもそも何を持っていけばいいかわからない」という点です。
インターンに参加した経験が不足していることから適切な持ち物がわからず、困惑した経験は多くの人にあるのではないでしょうか。
持っていくべきもののリストをチェックしても、具体的にどのようなものを選べばよいか迷うことも少なくありません。そんな時、先輩たちの体験談は貴重な指針となるはずです。
以下の体験談では、持ち物に困ったときの対処法についても聞いているので、参考にしてみましょう。
インターンに何を持っていけばいいかわからないという方は、とりあえずWebサイトなどで調べてみるのがおすすめです。就活についての記事には、丁寧な解説とともに、必要な持ち物が書いてあることも多いです。
また、最近ではAIを使って持ち物を確かめるのもアリだと思います。根拠となるサイトを示してくれるものもあるので、正確かつ効率的に持ち物を用意することができますよ。
インターンに参加する際に持ち物がわからなかったときは、まずネットなどで調べて参考にしていました。
また、知り合いの中に同じインターンに行く人や、インターン参加経験のある人がいるときには、その人に相談して持ち物を決めていましたね。
自分自身、いろいろな持ち物に対して「なくて困るくらいならあったほうが良い」と考えるタイプのため、必要だと思ったり役に立ちそうだと感じたものに関してはすべて持っていくようにしていました!
持ってきてなくて後悔した持ち物の体験談
「〇〇を持って来ればよかった」という後悔の言葉は、インターン中にもよく聞かれます。日常生活では気にならなくても、インターンなどのビジネス環境では重要になる持ち物が意外とあるものです。
そして、一見些細に思えるアイテムが、実は大きな役割を果たすこともあります。以下の体験談では、インターン生たちが経験した「持ってくれば良かった」という具体的なケースを紹介します。
経験談を参考にしながら、インターンに備えて万全に準備をしましょう。
持って行かずに困った持ち物は印鑑です。これは本当に困りましたね……。
インターンは、参加にあたって交通費を支払っていただけるケースが多く、その交通費を受け取ったことを証明するために、印鑑を押すことがあります。しかし、印鑑を忘れてしまい、企業にご迷惑をおかけしてしまいそうになったことがあります。
また、その場には、朱肉を持って来ていなかった人もいました。朱肉は、社員さんに借りられることが多いと思いますが、忙しい社員さんたちにわざわざ声をかけるのもはばかられるかもしれないので、用意しておいた方が賢明であると感じました。
私は学生証を忘れてしまい困った経験があります。
必須の持ち物欄に学生証が記載されておらず、かつ学生証は学校用のカバンの中に入れていたため、出席確認で学生証を使われた際には非常に焦りました。
幸い、予約時に送られていたメールのコピーで本人確認ができたため参加できましたが、これ以降のインターンでは学生証を忘れないよう確認するようになりました。
必須の持ち物に書かれていないものであっても、自分がどこの学校に所属しているかなど、身元を証明できるものは必ず持っておくといいと思います。
服装で失敗した体験談
インターンに心配なく参加するにあたって、ビジネスシーンに適した服装選びも、持ち物と同様に大切な要素です。
しかし、「ビジネスカジュアル」や「スマートカジュアル」といった曖昧な指定に戸惑う人も少なくありません。適切な服装を選べなかったことで、少し恥ずかしい思いをしたり、周囲に不快感を与えてしまったりすることもあるでしょう。
以下の体験談では、服装に関する失敗やそこから得た教訓を紹介します。先輩たちの経験を通じて、自分なりの対策を考えてみてくださいね。
オフィスカジュアルという服装がどんなものかわからなかったためスーツで臨みましたが、スーツの人はほとんどいらっしゃらず、少し浮いてしまいました。
もっとオフィスカジュアルがどういった服装なのか調べておけばよかったというように感じました。また、私服で参加したこともありますが、普段着るようなTシャツよりは、きれいめなシャツのほうが印象が良かったかなと感じます。
しかし、服装がインターンの評価には直結しないため、そこまで気を揉む必要もないのかな、とも思います。企業の社風や状況に応じて、臨機応変に考えていきましょう。
参加したインターンシップの中には、途中で工場見学をおこなうものがありました。
私は普段からパンツよりスカートのほうが好きなので、スーツでもスカートばかり履いていたのですが、そのインターンでは工場服に着替えるためにパンツ推奨となっていました。
そこで、久しぶりにパンツを履いたところ、直前になってサイズが合わないことが判明し、そのままきついパンツで参加して、苦しい状態で一日を過ごすことになりました。
事前にもっと確認したり準備したりしておけば良かったと後悔した経験です。
持ち物に関する予想外のトラブル体験談
インターン中には、思いもよらないところで持ち物に関するトラブルに遭遇することもあるでしょう。
予期せぬ事態に慌てた経験をした先輩就活生もいるようです。ここでは、誰もが経験する可能性のある予想外のトラブルとその対処法に関する体験談を紹介します。
これらのエピソードから、臨機応変な対応力の重要性や、事前の準備がいかに大切かを学んでいきましょう。
銀行通帳やキャッシュカードが必須だったのに、忘れてしまって焦ったことがあります。
インターンにおける交通費の振り込みの際に、自身の口座番号などが必要となったのですが、自宅に忘れてしまいました。とても焦り、家に取りに帰るか迷いましたが、スマホの中にアプリとして記録が残っていることを思い出してそのまま向かいました。
お金まわりに関する情報や、自分にかかわる情報は、常にスマホでも確認できる状態にしておくのがおすすめです。想定外のことが起こっても、私のケースのようになんとか対応できることがあります。
インターンで印鑑が必要だったにもかかわらず、忘れてしまったことがあります。普段、印鑑を使用する機会があまりないので、すっかり頭から抜けてしまっていました。
そのことに気付いたのは、家を出てすぐのタイミングでした。家に帰るか迷いましたが、家に戻っていてはインターンに間に合わない時間でした。
家に取りに戻ると遅れてしまう旨を担当者の方に伝えると、「5daysのインターンなので次の日に持ってきてくれたら大丈夫です」と言っていただけたため、そのときは大丈夫でしたが、その後はそのようなことが無いように、就活中は筆箱に印鑑を入れるようにしました。
印鑑が必要になることも多いので、忘れないように決まったカバンや財布、筆箱など、インターンに必ず持っていくものの中に入れておくと良いと思います。
先輩からのアドバイス! インターンで身だしなみに悩まないためのポイント
これまでも説明してきたように、身だしなみは第一印象を大きく左右します。インターンに参加する際は、持ち物とともに身だしなみについても入念に準備しておきましょう。
ここでは、先輩たちが実際の経験をもとに伝える、身だしなみについてのアドバイスを紹介します。先輩たちのアドバイスを活かし、自信を持ってインターンに臨んでくださいね。
インターンに参加する際の服装については、この記事もぜひ読んでみてください。面接の服装に関する記事ですが、ビジネスシーンにおける身だしなみについて理解を深められます。
先輩たちがインターンの身だしなみに悩んだエピソード
インターンで服装やカバン選び、髪色などで悩んだ経験はありますか?
服装でオフィスカジュアルを指定されていたときに、どんな格好をすれば良いのか悩みました。
とくに服装自由の場合は、スーツで行くかオフィスカジュアルで行くかで迷いました。私の場合、だいたいオフィスカジュアルで参加していました。
服装選び・ヘアスタイルのポイント
服装は、清潔感とフォーマル感を重視しましょう。スーツを選べば「ビジネスシーンに適さない」と捉えられることは少ないですが、企業によってはスーツ以外の服装を推奨されることもあるので、事前に確認しておきましょう。
ビジネスカジュアルの場合は、シャツやシンプルなブラウスとスラックスの組み合わせが無難です。派手な色や柄は避け、落ち着いた色合いを選びましょう。フィット感にも注意し、だぼつきや締め付け感のないものを選ぶことが大切です。
また、派手なヘアカラーは、自然な色に整えたほうが良い場合もあるため、心配な場合はインターンの体験記をチェックしたり、第三者に聞いたり、企業に問い合わせることをおすすめします。清潔感のある髪型を心掛け、ロングヘアの場合は、なるべくきちんとまとめるなど、仕事に支障がないように整えることが重要です。
先輩が教える服装選びのポイントとは?
まず、スーツ指定の場合は、おしゃれさを重視したスーツではなく、リクルートスーツのように、面接時にも対応できる格好をするようにしましょう。シワもしっかり伸ばしておくようにしておくと見栄えが良いですよ。
次にオフィスカジュアル指定の場合です。シャツと細身のスラックスが基本で、上は水色やグレー、下は黒や紺などが無難です。
そして服装自由の場合は、シャツを着て行くのが無難かなと思います。
カバン選びのポイント
服装とならんで、カバン選びもインターン参加前の学生を悩ませる種の一つ。できるだけ、機能性とデザインのバランスを考慮し、これから紹介するポイントを参考に選びましょう。
また、インターン経験者からアドバイスももらっているので、こちらも確認しておいてくださいね。
インターンに適したカバンを体験談からチェック
カバンは地味な色のものを選ぶのがおすすめです。
赤、青、オレンジのような派手な色をしていると、良くも悪くも会場で目立ちやすいでしょう。そのため、不安な人は黒、紺、茶色の中から色を選ぶのがベストです。
面接の際は自立するカバンを持って行くと便利とされていますが、インターンの場合は、自立型のカバンを選ぶ必要はあまりないと思っています。私はリュックで参加しましたし、他の人は、布地のカバンで参加していました。
リュックはできるだけ避ける
普段使いのリュックは学生らしさが出るため、ビジネスシーンに適さないと感じられる可能性もあります。できるだけビジネスバッグを選びましょう。
ビジネスバッグとは、主にビジネスシーンで使用されるもので、書類やパソコンなどの仕事に必要なものを収納して運ぶためのバッグです。基本的にシンプルなデザインで、大容量だったり、丈夫な素材で作られていたりと、使い勝手が良い傾向にあります。
そのため、ビジネスバッグはどのようなインターンでも失敗することはないでしょう。
手で持って歩くのが疲れるという人には、ショルダーストラップ付きのものであれば長時間の持ち運びも楽になるのでおすすめですよ。
A4ファイルやPCが収納できるものにする
カバンは、業務で使用する資料やノートPC、タブレットなどを収納できる十分なサイズのものを選びましょう。なぜなら、インターンでは資料やパソコンを持ち歩く機会が多いからです。
とくに、ビジネスシーンではA4サイズの書類が多く用いられるため、A4サイズが折れずに入るかどうかは、重要なチェックポイントです。
ただし、あまりにも大きすぎるカバンは扱いにくいので避けるようにしましょう。
必要なものが取り出しやすいものにする
さらに欲を言えば、仕切りやポケットが適度にあり、必要なものをすぐに取り出せるデザインのカバンが理想的です。とくに、外ポケットがあると頻繁に使うものの取り出しに便利で使いやすいでしょう。
整理整頓がしやすく、効率的に作業できるカバンを選びましょう。
派手すぎない落ち着いた色合いにする
最後に、黒、紺、ダークブラウンなど、落ち着いた色合いのカバンを選ぶのがおすすめです。
どんなカバンを持って行くべきか迷う人は、派手な色や柄、ロゴの主張が激しいものは避け、ビジネスシーンに相応しい印象を与えるものを選ぶようにしましょう。
また、素材も考慮し、革製やナイロン製で、適度に高級感があり耐久性のあるものを選ぶとより良いですよ。
インターン参加直前に役立つ5つのチェックリスト
インターンに参加する直前こそ、持ち物に不備がないか改めて見直しが必要です。インターンの成功は入念な準備から始まることを意識し、最後まで気を抜かないようにしましょう。
ここでは、経験者たちが実践していた直前のチェックリストを詳しく紹介しますので、ぜひ同じように活用してみてくださいね。
インターン参加直前に確認しよう! 5つのチェックリスト
- 【前日】インターンの案内文書を読み返す
- 【前日】交通手段の確認&ルート検索をする
- 【前日】持ち物を再確認する
- 【当日】服のアイロンがけをする
- 【当日】身だしなみの最終チェックをする
経験談から準備のポイントを押さえよう!
インターンに参加する前日や当日の準備で気を付けていたことは何ですか?
インターンの前日から持ち物を準備することが重要です。もしそこで足りないものが見つかっても、1日あれば買いに行けることが多いので、焦らなくて済みますよ。
しっかりと集合時間を確認すること、企業の場所を写真で確認することです。場所については、目印となるコンビニなども調べました。
まずは持ち物や集合時間など、最低限のことを必ず守ることです。その上で、インターンに行く目的や何を知りたいかなどを頭で整理するようにしていました。
インターン参加にあたっては、何を学びたいかを整理してから臨むことも重要です。この記事を参考にしながら、参加する理由や目的の定め方を押さえましょう。インターン先で質問されることもあるので、準備しておくのがおすすめですよ。
【前日】インターンの案内文書を読み返す
案内文書には、当日のスケジュールや持ち物、服装の指示が詳細に記載されています。前日に再度読み返すことで、重要な情報を見落とすことを防げるでしょう。
とくに、以下の項目に注意して確認するようにしてください。
- 集合時間と場所
- 服装指定の有無
- 担当者の連絡先
- インターンの内容
これらを前日に確認しておけば、インターン当日の参加に関する不安を少しでも和らげられるはずです。余計な不安を取り除いておくことで、自信を持ってインターンに臨めます。
【前日】交通手段の確認&ルート検索をする
当日の遅刻を防ぐために、交通手段とルートは前日に確認しておきましょう。また、予期せぬ交通トラブルに備えて、余裕を持った移動計画を立てておくことも大切です。
なお、交通手段・ルートを確認する際には以下の内容を意識しましょう。
- 最適な経路を複数確認する(電車、バス、徒歩など)
- 所要時間の計算
- 交通費の準備
- 天気予報のチェック
- 緊急時用にタクシー会社の番号を控えておく
急な天候不良や交通渋滞など、当日は何が起きるかわかりません。さまざまな状況を想定しておくことで、不測の事態にも対応でき、問題なくインターンに参加できるでしょう。
【前日】持ち物を再確認する
持っていく物を前日に再確認することで、忘れ物を防ぐことができます。
必要なものがすべて揃っているかチェックし、バッグにきちんと入れているかまで確認するようにしてください。
とくに、本記事で紹介している必須の持ち物リストについては必ず持っていくように注意しましょう。
【当日】服のアイロンがけをする
シワのない服装は清潔感を高め、インターン先の社員や採用担当に好印象を与えやすくなります。出発前に服のアイロンがけをして、きちんとした服装で臨みましょう。
シャツやブラウスだけでなく、スーツのジャケットやパンツのシワをしっかりと伸ばしておくことを意識してください。また、靴も綺麗に磨いておくことで、「細やかなところにも手を抜かない人なんだな」と、より良い印象を残せるでしょう。
【当日】身だしなみの最終チェックをする
ここまで前日・当日の確認をおこなったら、最後は出発前に鏡で身だしなみを最終チェックをします。次の内容を確認し、万全の状態でインターンに向かいましょう。
- 髪型は整っているか
- 髭の剃り残しはないか
- メイクが大きく崩れていないか
- 爪は短く清潔か
- スーツにシワやヨレはないか
これらの細部の準備をしっかりとおこなうことで自信につながり、より充実したインターンになるでしょう。
インターン参加にあたり、緊張するのは自然なことですが、十分な準備があれば、その緊張も前向きなエネルギーに変えることができるはずですよ。
万全に持ち物を準備して実りのあるインターンにしよう!
インターンシップは、就業体験やワークショップなどを通して企業サイトや説明会からは知り得ない企業の情報を理解することができる貴重な機会です。
多くの学びを得るためには、参加前に過不足ない準備をおこない、不安を解消しておく必要があります。
持ち物に関する不安をなくし自信を持ってインターンに臨むことで、積極的に行動でき、より実りのある時間にできるでしょう。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
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