就活に失敗したときは自分の気持ちを振り返って次のアクションを押さえよう!
「第一志望に落ちてしまい絶望……」「まだ内定が一社も出ていない……」このような理由から、「就活に失敗した」と感じてしまった経験はありませんか。
就活に失敗したと感じる理由は人それぞれですが、「就活に失敗した」という状況では、絶望感や無気力感でいっぱいになってしまいますよね。しかし、そこからどのような行動を取れるかであなたの未来は変わってきます。
この記事では、就活に失敗する人の特徴や、失敗してしまったときの心の持ち直し方、就活再開に向けて突き進む方法などを紹介します。同じように就活に失敗してしまった過去のある先輩たちにも話を聞いてみたので、「就活に失敗してしまった状況に置かれているのは自分だけではない!」と、心の励みにしながら読み進めてくださいね。
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就活に失敗したと思ったことある? 内定者のリアル就活失敗談
まず、就活の先輩たちに、就活に失敗した体験談を聞いてみました。
先輩たちはどのような状況を「失敗」と捉え、どのような心境に陥ってしまったのでしょうか。リアルさが伝わる体験談をお届けします。
大学3年の2月に第一志望軍だった企業に全て落ちてしまった時、失敗したと思いました。「インターンも参加して頑張ってきたのに……」と落ち込みましたね。
当時決まっていた最終面接にすべて落ちてしまったときに失敗したと感じました。そのときは最終面接に全力を注いでおり、新しい選考を受けていなかったため、その後が不安になりましたね。
一番最初に受けた企業が第一志望だったので、準備方法もよくわからないまま当日を迎え、不合格になってしまったときは失敗したと思いました。 当時は「なぜ第一志望に限って、今年度は早期選考しかおこなわないのか……」と悲しかったです。
いつまで経っても自分のやりたいことが固まらないときに「失敗したな」と感じました。 「もっと早くから就活について考え始めていればな」と後悔の気持ちでいっぱいになってしまいましたね。
内定承諾後、その企業を口コミサイトで確認したら評判が落ちてしまっていることに気付き、「これは就活失敗したな」と感じてしまいました。
就活に失敗したと思いがちな5つの場面|経験者の体験談も聞いてみた
「就活に失敗した」といっても、「就活に失敗した」場面はどのようなものが当てはまるのでしょうか。
ここでは、就活に失敗したと思いがちなシチュエーションを紹介します。就活経験者の体験談も紹介するので、自分の経験と重ね合わせてみてください。
①第一志望の企業に落ちてしまった
第一志望の企業に落ちてしまったときは、かなり大きな絶望感を味わうでしょう。一番に志望している企業であるからこそ、準備してきた期間は長く、その努力が水の泡になってしまう悲しみははかり知れませんよね。
また、第一志望企業のことのみを考えて就活をしていた結果、ほかの企業の対策や準備ができていない、持ち駒を用意していない、という状況にも陥りやすいです。このような未来に対する不安感も同時に生じてしまうのではないでしょうか。
②どの企業からも内定が出ていない
就活を進めていて、「周りはもう就活を終えているのに自分は内定が出ていない」「もう秋になってしまったけど内定がなくて大丈夫?」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。周りの状況や時期を考えると、よりいっそう自分の状況に不安が募り、「失敗した」という思いが生じがちです。
内定を獲得することがゴールではありませんし、志望度の低い企業から内定をもらっても、将来的にミスマッチを感じてしまうかもしれません。ですが、一社くらいは内定を獲得して、安心感を得たいですよね。
③持ち駒がなくなってしまった
「現状に夢中になって、持ち駒がなくなっていた」という経験がある人もいるでしょう。面接やエントリーシート(ES)の作成が同時期に立て込んでいると、持ち駒が減っていることに気が付かないこともあります。
持ち駒がないことに気づいたとき、「もう少し計画的に進めるべきだった……」と失敗を実感することがあるのではないでしょうか。
持ち駒の増やし方を知りたい人は、こちらの記事も見てみてください。効率的に就活を進め、内定獲得を目指しましょう。
④納得いく企業からの内定がない
内定は出ていても、行きたいと思える企業からの内定でないと、入社後のやる気が出なかったり、早期退職につながる可能性があります。心の安心材料にはなるかもしれませんが、いざその企業に就職するとなった場合は、もやもやが残る結果になりかねないでしょう。
「企業をよく調べず、とりあえず応募して選考に臨んでしまった」という人が陥りやすい状況です。
⑤周りと比較すると自分の就職先が劣って見える
「周りは名の知れている大企業に就職するのに、自分の内定先は中小企業だ……」などと、周りと比較して自分の就職先選びを失敗したと感じてしまうケースもあります。大企業だから良いというわけではありませんが、心情的に大企業に勤めたり、希望の企業に内定が決まったりした人がうらやましくなってしまうのもよくあることでしょう。
企業希望を問わず、希望する企業の内定が決まり、残りの学生生活が充実していそうな人を身近で見てしまうと、自分の選択を失敗したと感じてしまうかもしれません。
就活に失敗したと感じたときの体験談を教えて!
私は「どの企業からも内定が出ていない」状況と「持ち駒がなくなってしまった」状況に陥りました。
最終面接が重なっており、「こんなに数があるからどれかには受かるだろう」と思い、新しく選考を受けることをやめて持ち駒のみに専念していましたが、すべての最終面接に落ちてしまい、持ち駒0の状態に陥りました。
私が失敗した原因は、最終面接が複数あるからといって、内定がないのにもかかわらず、新規の選考を受けなかったことだと思います。それが原因で、空白の期間が2週間程度存在したため、内定が出るまでは慢心せず、選考を続けておけばよかったと感じました。
私は「周りと比較すると自分の就職先が劣って見える」状況に陥りました。
自分なりに自己分析をした結果、ベンチャー系のコンサルティングファームに就職を決めたのですが、周りの同級生を見ていると地元の大企業などに就職している同級生が多く、「失敗してしまったな」と実感……。
また、内定を承諾した時期も早く、決めるのが早すぎたなという後悔もありました。ただ、もう一度自己分析をして、自分の決断に自信を今は持てているので良かったと思います。
私は周りと比較したときに就活に失敗したと感じました。
就活をしている最中はあまりほかの人と意見を交換する機会がなく、私自身自分の就活軸に納得していたので自信を持って就活をおこなっていました。
内定も決まり、ある程度周りも就活が落ち着いてきた頃、内定先を聞かれることが増えました。その際に初任給や環境などいろいろ言われることが多く、それにともなって満足していたはずの企業を周りと比べて落ち込むように……。
就活に失敗してしまう人の7つの特徴|特徴から失敗の原因を見直そう
就活に失敗したと思ってしまいがちなシチュエーションを解説してきましたが、果たしてどのような人が失敗してしまうのでしょうか。
ここでは、就活に失敗してしまう人の特徴を7つ紹介します。失敗の原因を見直して、改善できることがないかを確認していきましょう。
①自己分析が足りていない
「これで自己分析ができているのか……?」と不安な状態で面接に臨んだり、ESの提出をしてしまったりした経験はありませんか。自己分析は、これといったゴールがないものであり、学生によって自己分析の粒度が異なることもあるものです。
少しでも自己理解に不安がある状況で選考の場に臨んでしまうと、話す内容に一貫性がなくなったり、本来の自分と違うことを話してしまったりする可能性が生じます。そして、自己分析がしっかりできて、自分を十分にアピールできている学生に差を付けられてしまうのです。
自信を持って「自己分析ができている」と言えるようになるくらいまで、徹底して自己分析をおこないましょう。
自己分析の方法を見直したい人は、こちらの記事も参考にしてください。王道の自己分析方法を紹介しているため、今一度取り組んでみるのがおすすめです。
自己分析の方法として、「自己分析ノート」を作成するのもおすすめです。内定者のノートを参考に、自己流のノートを作成してみましょう。
②企業分析が足りていない
企業分析も自己分析と同様に必須ですが、そこまで手が回っていない人もいるでしょう。企業分析は、企業のことを理解するのはもちろん、企業がどのような人材を求めていて、そこからその企業に対する自分の適性を見極める手段でもあります。
企業分析が不十分で、企業の求める人物像に沿ったアピールができなかった場合、企業の求める人材により近い人から採用されるため、選考に落ちてしまう可能性が高まるのです。
企業ホームページの閲覧は大前提として、プレスリリースや企業の発信しているSNS、説明会の参加やOB・OG訪問などで多角的に情報を集め、自分の特性に落とし込んでいきましょう。
「企業分析のやり方がいまいちわからない」という人はこちらの記事も見てみてください。内定者が実際に試して効果的だったやり方を紹介しています。
③自分をアピールする方法を押さえられていない
「自己分析や企業分析が十分にできているのに、なぜ選考に落ちてしまうのだろう?」こう感じる人もいるかもしれません。そのような場合は、自分をうまくアピールする方法を押さえられていない可能性があります。
そのような場合は、「面接官に伝わりにくい言葉を使用して話していないか」「面接で話しているエピソードが伝えたいことの裏付けになっているか」などを今一度確認してみましょう。
このときに重要なのが、自分のESや面接を客観視してみることです。一度書いたESを日を置いて読み直す、面接の練習を動画に取り見返すなどして、客観的に自分の様子を振り返ると、うまくアピールできていない点に気が付けるかもしれませんよ。
予測される質問に対してあらかじめ対策をし、ほかの人に確認してもらうことで適切なアピール方法を学べる機会もあるでしょう。この記事を参考にし、面接で聞かれうる質問に対する練習をしておくのがベストです。
④面接での話し方で印象が下がっている
面接官との話が弾んできたり、面接に慣れてきたりすると、どうしても砕けた言葉が出てしまいますよね。そのような気のゆるみが、印象を下げることにつながりかねません。また、緊張から話せなくなってしまう状況なども、印象が下がるきっかけになりえるのです。
印象を下げかねない話し方としては、以下のようなものが挙げられます。
印象を下げてしまう話し方の例
- 相づちが「はい」ではなく「うん」になっている
- 「マジ」「やばい」のようなカジュアルな言葉が混ざっている
- 敬語が使えていない
- ボソボソと小さな声で話す
- 聞かれてもいないことを話してしまう
- 面接官の目を見ずに話す
ほかの人に面接の練習をしてもらい話し方に着目してもらったり、可能であれば実際の面接の録音をして振り返るなどをして、話し方がおかしくなっていないかを確認してみましょう。
⑤担当者に対する対応がいい加減
面接のときのみでなく、面接前や後の対応も見られているポイントになります。ここで担当者に対していい加減な対応ばかりしていると、面接の受け答えが完璧でも落とされてしまう可能性があるのです。
たとえば、同じくらい優秀な就活生が2人いて、そのうち1名しか採用できない場合、担当者への対応が丁寧な就活生のほうが、企業もより採用したいと思うでしょう。
担当者に対するいい加減な対応の例は以下のようなものがあります。
担当者に対するいい加減な対応の例
- 面接に遅刻する
- メールに返信しない
- メールでの言葉遣いが友人に送るような内容になっている
- 電話を無視し続ける
- 面接後にお礼メールをしない
「面接を終えたら選考は終わり!」と気を抜いてしまっていませんか。気を抜いていた場合は担当者への対応を見返してみましょう。
⑥大事な場面で緊張して自分を出せない
面接は初対面の社会人と話す機会であるため、普段よりも緊張してしまうことは当たり前です。しかし、緊張しすぎた結果、「面接で何を話そうか忘れてしまった」「焦って適当なことを話してしまった」というように、本来の自分の良さを出し切れないこともあるのです。
緊張をほぐす簡単な方法としては、深呼吸をしたり、軽く体を動かしたりする方法がありますが、何よりも練習を積んで面接の状況に慣れることが成功への近道です。先輩やキャリアセンターの人に面接練習をしてもらったり、実践を積んだりして、いざというときに緊張しないよう備えておきましょう。
面接で緊張しない方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事も見てみてください。緊張状態をほどよく楽しめるような方法を伝授しています。
⑦エントリーする企業のこだわりが強すぎる
「絶対にこの企業に就職する!」「この業界しか志望していない」というように、エントリーする企業の幅が狭くなってはいませんか。
軸を持ってエントリーするのは良いことですが、こだわりが強すぎると、気付いたら持ち駒がない、という状況になりかねません、また、特定の企業や業界しか見ていないゆえに、一から新しい企業や業界を確認しなければならない手間も生じます。
「やりたいことにしか着目しておらず、エントリーする企業を絞っていた」という人は、自己分析から「自分に適性のありそうな職種」を探してみたり、就活の軸を定めなおしてみたりすると新たな道が開けるかもしれませんよ。
就活に失敗してしまった原因は?
私が就活を失敗した原因は2つあると思います。
1つ目は、内定が出ていないにもかかわらず、最終面接が複数個あったため慢心してしまい、新規の選考を受けなかったことです。内定が出るまではペースを緩めず、選考を受け続けるべきでした。
2つ目は、就活を進めるペースが遅かったことです。インターンには参加していましたが、面接をする恐怖心から、本選考に入るまで就活に対して本腰を入れていませんでした。もう少し早い時期から就活に本腰を入れていたら、もっと自分に合う企業を探せていたと思います。
まず1つ目は、業界研究や企業研究がおろそかだったということです。就活が本格化した後になって、同じような分野を希望している友人との会話の中で、「え、そんなに良い企業があったの?」と、見落としていた企業がいくつも出てきました。気付いたときにはもう遅く……。エントリーが終わっている企業も多く、いかに下調べが大事だったかを痛感しました。
2つ目は、就活が本格化する前に練習や経験があまりできていなかったことです。その結果、志望度が高い企業が実質練習台みたいになってしまって、たくさんの良い会社で不合格をもらってしまいました。よって、志望度が低く、選考が早い企業を事前にいくつか受けておくことをおすすめします。
自己分析が不十分だったことに一番の原因があると考えています。
「この業種に就きたい」といった気持ちや、「この資格を持っている」などの実績は十分にあったのですが、「なぜほかでもなくその業種なのか」「なぜその資格を取ったのか」など企業や業界を志望する本質の部分がまったく深掘りできていませんでした。
そのため、1つの質問について少しでも深掘りするような質問が飛んでくるとすぐ慌ててしまい、「はじめから結果より過程を重視した自己分析ができていれば」と後悔でいっぱいになりましたね。
「就活に失敗した」ときの3つの心情|自分の心に向き合ってみよう
就活に失敗してしまった原因が理解できると、「ここが悪かったのか……」と余計に落ち込んでしまうかもしれません。
ここでは、就活に失敗したときに思いがちな3つの心情を紹介するため、「今後どうしたいのか」という点に着目して、次の行動へ進むために自分の心に向き合ってみましょう。
①ショックから立ち直れずこれ以上就活を進めたくない
第一志望に落ちてしまった、内定がなかなか出ない、となると、ショックがとても大きく立ち直るのも難しくなります。その結果、「もう就活を進めたくない……」とネガティブになってしまうこともありますよね。
就活を進めるのも良いですが、就活を進めたくないのに無理した状態で進めるのは、心身ともに疲労が溜まってしまいそうです。
②就活そのものから離れたい
「就活に向き合いすぎた結果、いつも就活のことばかりを考えてしまっている」。このように、視野が就活だけに向いてしまうのもありがちなことです。そうすると、就活そのものに向き合うことに嫌気がさしてしまうケースも生じるのではないでしょうか。
長い期間同じことに対する悩みのみが頭の中にあり続けると、心のもやもやにもつながり、このような状態から離れたいと思ってしまうのはごく自然なことです。
③就職先を妥協したくないから再スタートをしたい
就活に失敗したといっても、就活を続けない限り就職先は決まりません。たとえ失敗しても「心機一転頑張ろう」と再スタートを心に誓う人も多いでしょう。
前向きな気持ちでいるときに就活を進められたほうが、後ろ向きな気持ちになっているときよりもうまくいく気がしますよね。このようにやる気があるときに、就活を進めていきたいものです。
就活に失敗したときどう思った?
就活に失敗した時、率直にどう思いましたか?
就活に妥協したくないと思いました。日本には何百社という大手企業があるので「そのうちどこかしらには受かるだろう」と思っていたからです。自分自身の意識を高めるためにも、納得いく就活をしたいと思ってました。
私は就活から離れたいと思いましたね。精神的にボロボロだったため、毎日涙が出ており、少しでいいから休みたいと感じていました。
これ以上就活するのが怖くなりました。正直、不合格の際に、どこがいけなかったかを教えてくれる企業なんてないので、「これで合っているのか?」と不安なまま次に進むことが怖かったです。
これ以上就活を進めたくないときに|「就活に失敗」をプラスに捉え未来に備える方法
第一志望に落ちてしまった、内定がない、就職先に納得がいっていないなど、就活を進めたくなくなる要因は人によりさまざまです。
ここでは、就活を進めたくないという考えに陥っているときの状況別で、その状況をプラスに捉える心の持ち方を解説します。今現在「就活を進める気力がない……」という人も、心の持ち方次第では前向きな気持ちになれるかもしれませんよ。
第一志望に落ちた|縁がなかったと思うようにする
第一志望に落ちてしまったときの絶望感はかなり大きく、過去の自分を否定してしまう人もいるでしょう。ですが、就活は、一般的な受験勉強とは違い、勉強した分だけ高得点が取れるわけではなく、面接官との相性も関係する部分があり、一種の「運」もかかわっているともいえます。
そのため、自分がこれまで取り組んできたことを卑下する必要はまったくありません。そこで自分を否定して自信をなくすのではなく、「この企業とはたまたま縁がなかっただけ」と、気持ちを切り替えることが大切です。
内定がない|自分にぴったり合う企業が今後見つかるチャンスと捉える
内定がない状態だと「自分の存在を否定されている気がする……」「自分の存在はどの企業にも必要ないんだ」とショックに陥ってしまう人もいるでしょう。
ここで押さえておいてほしいのが、「採用選考は企業と学生のマッチ度を測るものである」という考えです。面接官は学生の人格を否定するために面接をしているのではなく、よりその企業に合う学生を探すために面接をしています。
日本にはおよそ360万もの企業があるため、自分の存在を必要としてくれる企業が必ずあるはずです。手あたり次第面接を受けるのも良くないですが、「これまで受けた企業の数なんてほんの一部なのだから、きっと受け入れてくれる企業がある」と気楽に捉えていけると良いですよ。
妥協して内定先を決めている|与えられた環境で上を目指すという考え方に切り替える
「一応内定はもらっているけれど、あんまり仕事内容に興味がないんだよな……」「でも就活をこれ以上続けるとメンタルが持たない」このような思いから、妥協して内定先を決めてしまった人は多くいるのではないでしょうか。
それならば、あえて逆転の発想をして、「与えられた環境で上を目指そう」と切り替えるのも手です。将来に向けて描いているキャリアビジョンのなかで「いずれ役職に就きたい」というものがあるならば、「誰よりも早く役職に就く」ことを目標にしてみると仕事に対してもやる気が出るかもしれません。
また、「年収800万円」が目標ならば、その目標に近づくために「誰よりも成果を上げて評価してもらう」ことを直近のゴールにしても良いでしょう。仕事内容に目を向けるのではなく、自分の将来に向けて、与えられた環境で何をすべきかを考えてみてください。
妥協した状態で内定先を決めてしまい、やる気のない状態を引きずってしまうと、入社後の意欲低下や早期退職にもつながりかねません。そのため、入社前の早い段階で意識を向上させて、いきいきと働くための準備をしましょう。
就活に失敗したときどのように気持ちを立て直した?
私は、「持ち駒が0なら今後の予定を考えずに受けたい選考を受けられる」と気持ちをプラスに捉え、選考をやり直していました。
嘆いていたところで、持ち駒が0になったという状況は変わりません。そのため、どうせなら小規模の会社を含め、それまで目を向けていなかった選考も受けてみようと行動していました。
このことが契機となり、精神的にはしんどかったですが、就活を一時的に中断することなく、内定獲得まで突き進むことができたので、気持ちを早めに切り替えて良かったと思います。
就活に失敗してしまったときは、失敗したことをマイナスに考えずにプラスに考えるようにしていました。
マイナスな方向に考えていても今後の選考がうまくいくわけではないので、「選考に落ちてしまったのは受けた企業が自分には合っていなかったからだ。むしろ合わない企業の選考に落ちて良かった。もっと自分に合う企業があるはずだ」と気持ちを切り替えていましたね。
自分なりに自己分析をした結果、ベンチャー系のコンサルティングファームに就職を決めたのですが、周りの同級生を見ていると地元の大企業などに就職している同級生が多く、失敗してしまったなと感じることがありました。
ただ、このベンチャーという状況に身を置いて、「どんどん成長してやる」という気持ちを持って立て直していました。そういった危機感があったからこそ、現在は成長を実感できています。
就活から離れたいときに| 就活に失敗したショックな心を癒す方法
「今はメンタルがやられているから、一瞬だけでも就活から離れたい」このように現状から逃げたくなってしまう人もいるでしょう。
ここでは、「就活に失敗してしまった」というショックな心を少しでも癒す方法を解説します。一時的に就活から離れたい人も、思い切って離れることを選択したい人も参考にしてみてください。
就活から離れてリフレッシュする
一時的に就活から離れたいという人は、一度就活から離れる時間を作ってみても良いでしょう。1週間ほど期間を設けて旅行に行く、1日だけでも好きなことをする日を作るなど、就活について考えないようにする期間を少しでも良いので設けてみてください。
頭の中が整理され、すっきりした状態で就活をリスタートできるようになりますよ。
思い切って就活をやめてやりたいことを自由にできる時間をつくる
どうしてもメンタルが持たないときは、思い切って就活を辞めてしまうのも一つの手段です。空いた時間を趣味に充てたり、挑戦してみたかったことに挑戦する期間にしたりと、とにかく有意義な時間が過ごせるようにしてみてください。
そのような時間を通して、「やっぱり就活を再開してみようかな……」という思いが生じるかもしれませんし、空いた時間の経験から、就職以外の新たな目標や夢が生まれ、突き進んでいこうと思えるかもしれませんよ。
就活に失敗したと感じて就活から離れたことはある?
大学3年の冬ごろ一時的に就活から離れていました。理由としては、早期選考でエントリーした企業から立て続けに書類選考時点で不合格の結果をもらってしまったからです。
焦って闇雲にインターンにエントリーしていましたが、このまま続けても良い方向に転ぶことはないだろうと思い、一度就活から離れることを決めました。離れている間は自分のやりたいことを率先してやるようにし、リフレッシュするとともに自分が本当に大事にしているものややりたいことを探す時間に使っていましたね。
私は夏インターンが終わった頃に、自分の行きたい会社のインターンに参加できなかった時、「失敗してしまったな」と感じました。
ただ気持ちを改めるために、1カ月ほど就職活動を一切せずに遊ぶ日々を過ごしていました。就職活動をしているときは、ほぼ病んでいるような状況だったので、一度外に身を置くことで、気持ちの整理も付いて良かったなと今は感じています。
失敗したなと感じたときは、一旦冷静になって考えて、またスタートを切れば問題ないです。
「就活に失敗」から再スタートを切ると決めたなら|再開のための6ステップ
「就活には失敗してしまったけれど、ここから再スタートを切りたい!」このように思う人は、ここで紹介する、就活再開のための6ステップを押さえて、再開に向けての準備をしてみましょう。
なかにはこれまでに経験したこともあるかもしれませんが、自分に嘘をつかず、「新たな自分を見つける」くらいの気持ちで準備をしてみてくださいね。
①これまでの面接の振り返りをする
就活に失敗してしまった原因の一つとして、面接のやり方があるのかもしれません。これまでの面接を振り返り、面接官の質問と自分がした回答をできる限り挙げてみましょう。一次面接、二次面接、最終面接というように、どの段階でされた質問なのかも併せて思い出せると良いです。
そこから「どのような回答をすれば感触が良く次の段階に進めるのか」「どのような回答は感触が悪く落ちてしまうのか」を振り返ってみてください。良い回答、悪い回答の中にそれぞれ共通点が見いだせるかもしれませんよ。
②これまでのエントリーシートや履歴書を見返す
これまでの選考のなかには、ESの段階で落とされてしまったものもあるでしょう。選考に通ったESと落ちてしまったものを見比べてみてください。その中でも、内容の点と表現方法の点の2点から見られると良いでしょう。改めて自分の書いたものを見返してみると、内容の矛盾や文字の間違いに気が付くことができるかもしれません。
落ちてしまったESを見るポイントとしては、以下のような点を意識してみてください。
ESを見るポイント:内容面
- ES内で矛盾している内容がなかったか
- 自己PRやガクチカを裏付けるエピソードがわかりにくいものになっていなかったか
- 応募企業に沿ったアピールができていたか
ESを見るポイント:表現面
- 誤字・脱字がないか
- 一文が長すぎて読む気が失せないか
- 説明がくどくかえってわかりづらい表現になっていないか
③自己分析を一からやり直す
過去の面接やESを見返したら、はじめから自己分析をし直してみましょう。ある程度選考を経験したからこそ気付く自分の強みや、より深く考え直すべきポイントもわかってきたのではないでしょうか。その点も再度考えながら、自己分析に取り組めるとベストです。
自己分析のやり方の例
- 自分史
- モチベーショングラフ
- ジョハリの窓
- Will・Can・Must分析
- 診断ツールの活用
- 自己分析用書籍の活用
④就活の軸を新たに立てる
自己分析をし直して自分のことが理解できたら、就活の軸を新たに立て直してみましょう。
就活の軸は必ずしも一つに絞るべきものではありません。仕事内容、待遇面、自分の将来に向けてのステップなど、いろいろな側面から3つほど軸を定められると良いでしょう。ただし、どの企業でも当てはまるようなことを軸にしてしまったり、適当に軸を決めてしまったりすると一貫性の欠如につながるため注意が必要です。
なぜその軸を立てたかを自分の言葉で説明できるように、自己分析から準備してみてくださいね。
就活の軸の例:仕事内容
- 地域社会に貢献できる仕事
- 自分の考えを形にできる仕事
- 自分のおこないにより世界の人々を笑顔にできる仕事
- ITによって世界の問題を解決できる仕事
- 世界中の人が住みやすい世界にするために環境面を整備できる仕事
就活の軸の例:待遇面
- 休日出勤がなく、休みが取れる企業
- 福利厚生がきちんとしている企業
- 給与やボーナスが成果によって上がる企業
- フレックスなど自由な働き方ができる企業
- 育児休暇や介護休暇など、家族のサポートがしやすい制度が整っている企業
就活の軸の例:自分の将来への面
- 自分の頑張りが正当に評価され、役職を上げられる企業
- トップダウン形式でなく、若手社員の意見も受け入れてもらえる企業
- やりたいことへの挑戦をさせてくれる企業
- 資格勉強への支援がある企業
⑤業界研究をして視野を広げる
就活の軸を決めたら、その軸に沿う業界を探し、視野を広げてみましょう。「この軸に当てはまるのは〇〇業界しかない!」と思い込んでいたとしても、今一度整理すると、「意外な業界で自分の軸が叶いそう」ということがあるかもしれません。
一概に決めつけず、いろいろな業界を見て、志望業界を増やしていってくださいね。
「成長率が高そうな仕事に就きたい」という考えの人は、こちらの記事からこれから伸びそうな業界を押さえておきましょう。その業界で働く人のリアルな声も確認しつつ、理想のキャリアを定めてみてください。
⑥企業研究を踏まえてエントリーしたい企業を決める
業界研究が済んだら、自己分析や定めた就活の軸とも併せて、企業分析をおこない、エントリーする企業を決めましょう。
企業分析のやり方の例
- 企業ホームページの閲覧
- 説明会への参加
- OB・OG訪問
- 四季報の閲覧
- 競合他社との比較
このときも、手あたり次第エントリーするのではなく、「自己分析から自分の強みを活かせそうか」「企業が求める人材と自分の強みはマッチしているか」「就活の軸は実現できそうか」ということを中心に見たうえでエントリーを進めるようにしてください。
「もう9月だけど、まだ採用を募集している企業なんてあるのかな……」と不安になる人も大丈夫です。企業によっては秋冬採用や通年採用をおこなっている企業もあります。
また、このような採用をおこなっていない企業でも、エントリーを受け付けてもらえる企業もあるかもしれません。どうしても行きたい企業がある場合は、公式サイトの連絡フォームや電話などで問い合わせてみてくださいね。
企業研究の一環として、OB訪問をしようと考えている人にはこちらの記事もおすすめします。経験者の質問例も参考にしながら、有意義な時間が作れるように努めましょう。
就活失敗からの再スタートを切るためにしたことを教えて!
再スタートを切るために、学校の求人サイトを利用しました。
それまで、マイナビを中心に利用していたのですが、就活に失敗して、落選通知ばかりあるマイナビにログインすることが、精神的につらくなるように。そのため、まだ利用していなかった学校求人を利用して、気持ちのリセットを試みました。
マイナビだと使用するたびに胃の不調を感じていたのですが、学校求人だと楽しんで見ることができたため、やり方を変えてよかったと思います。
就活の軸の再設定と、改めて自己分析をするところから始めました。この2つが就活のベースとなる重要な部分だと思っているので、そこをしっかり固めることで良いスタートを切れた気がしています。
就活の軸の再設定では、自分がやりたくないこと、やりたいこと、将来像などそれまでふんわり決めていたものをすべて紙に書き出してしっかり言葉として設定することで固めました。
自己分析においては、「自分はこういう人間だ」だけで終えるのではなく、なぜそういう人間なのか、どういう時にそうなるのかなどより具体的に分析するようにしていましたね。
就活に行き詰まったら、一旦休んで気持ちをリセットするのも一つの手だと思い、休んでいました。
焦りやプレッシャーが積み重なると、視野が狭くなりやすくなるので、休みの期間は少し就職活動から距離を置いて気持ちを整え、やりたいことや自身の強みを再確認する期間に充てるように。
リフレッシュした後で見える新しい選択肢や気持ちによって、再スタートをうまく切れたため、一度休んでリフレッシュしてみる方法はおすすめできます。
就活に失敗したと思ったら別の道も視野に入れてみよう! 就職以外の5つの道
就活に失敗したと思っても、そこで人生終了ではありません。就活を続けてみるのも手ですし、別の道に進んでみるのも手です。
ここでは、就職以外の道を5つ紹介します。「企業内で誰かの指示を受けながら働くのは自分の性格に合ってないかも」「自分のペースで就活を進めて、本当に合う企業や働き方に巡り合いたい」という人におすすめです。
①海外留学をする
思い切って海外へ行って、日本以外の考えを自分の中に取り入れてみてはどうでしょうか。海外へ行くと、日本とは違う価値観や考えの人と多く出会い、刺激を受けられるでしょう。
また、留学先の風土が思った以上に自分になじんでいて、過ごしやすさを感じることもあるかもしれません。世界は広く、私たちが生活しうる場所は日本だけではないため、積極的に視野を広げていきましょう。
②起業をする
「しっくりくる企業に出会えない」「実はひそかにやりたいことがある」起業はこういった人におすすめです。
しかし、起業のためには莫大な資金や、自分の考えに賛同してくれる仲間、会社を大きくするためのノウハウなども必要になります。アルバイトをして起業の資金を稼ぐ、起業家になるためのスクールに通うなどして、下準備を怠らないようにしましょう。
③フリーランスとして活動をする
フリーランスとは、会社などに属さず、自分のみで技術を活かしながら活動する人のことを指します。イラストや文章、プログラミング言語など、専門的なことが得意だと思う人は、フリーランスとして活動してみても良いでしょう。
フリーランスならば、自分の得意なことを活かしながら好きなときに依頼を受け、仕事をすすめられるため、自由な働き方が可能になります。「自分の時間をしっかりと確保したい」「タイムスケジュールを組むのが得意」という人にも向いているかもしれませんね。
④契約社員や派遣社員として働く
企業で働くときの雇用形態は、正社員のみではありません。契約社員、派遣社員、アルバイトなどといった働き方が存在するケースも多くあります。
新卒採用は締め切ってしまったけれど、正社員以外の形態でなら採用枠が存在する可能性もあるため、正社員以外の採用形態がないか、ホームページなどで調べてみましょう。
また、「いきなり裁量権の大きい仕事をするのは荷が重いから、段階的に仕事に慣れていきたい」という人にも、契約社員や派遣社員、アルバイトなどの働き方はおすすめといえます。正社員登用制度がある企業ならば、仕事に慣れてから正社員になれるチャンスもありますよ。
⑤既卒生として就活をする
「就活は大学卒業までに終えなければならない」という考えを潜在的に持ってしまってはいませんか。「時期に縛られず、自分のペースで就活をしたい」という人は、卒業してから既卒生として就活を進めることもできます。
既卒生となると、新卒よりも就活状況が厳しくなってしまう可能性もありますが、就活に十分な時間を充てられること、就職が決まった際に、いつでも就業が開始できることは大きなメリットです。
既卒就活をしようと決めた人は、こちらの記事も参考にしてください。既卒就活ならではの必勝法を、経験者の声から押さえてみましょう。
「新卒と既卒、どちらで就活を進めようか迷うな……」という人はこちらの記事も見てみてください。既卒就活のリアルを学んだうえで、自分に合う選択をしてくださいね。
就活に失敗したとき就職以外の道に進もうと思ったことはある?
就活に失敗した時、進もうとした就活以外の道はありましたか?
一瞬、留学やワーホリをして26卒になれば良いと考えていました。親に相談したところ思いとどまり、気持ちを就活モードに再度持っていくことができましたね。
契約社員や派遣社員としての道を考えていました。働かなければ生きていけないので、とりあえず働ける派遣や契約社員として食いつないでいこうと思っていましたね。
すべてが上手くいかない可能性を考えて、フリーランスとしての活動や、契約社員、派遣社員での雇用を考えていましたね。私の周りにはそういった人はいませんでしたが、実際に派遣会社も選考を受けていましたし、クラウドソーシングでの活動を始めていました。
同じ失敗を繰り返さないために|就活中の大事な局面で見返せるチェックリスト
就活を再開したとしても、同じ失敗を繰り返さないか心配になりますよね。失敗を繰り返さないために大事な局面で見返せるチェックリストを紹介するため、都度確認して、ミスを最小限に抑えましょう。
エントリーシート編
まずはES作成の際のチェックリストです。エントリーシートを書く前、書く際中、書いた後それぞれに確認すべきことがあるため、逐一チェックをして万全な状態でESの提出ができるようにしましょう。
- 志望動機や強みが一貫性のあるオリジナリティあふれるものになっているか
- 文字列が長く、読みにくさを与えていないか
- 簡潔でわかりやすい説明ができているか
- 誤字脱字がないか
- 記入漏れがないか
- 写真の貼り忘れはないか
- 下書きの消し忘れはないか(手書きの場合)
- 丁寧な文字で記入できているか(手書きの場合)
面接編
次は面接時のチェックリストです。面接の前はもちろん、面接後の振り返りにも活用できます。特に苦手としている点を読み返して、回数を重ねるごとに苦手をなくせるようチェックしていきましょう。
- 志望動機や強みを自分の言葉で話せるようになっているか
- 結論から簡潔に話せているか
- エピソードトークが冗長になってしまっていないか
- 面接前と後の挨拶はできているか
- 正しい言葉遣いではきはきと話せるようになっているか
- 明るい雰囲気で話せているか
- 面接官の目を見て話せているか
- 表情がこわばっていたり、暗くなったりしていないか
採用担当者への対応編
最後は、採用担当者に対する対応のチェックリストです。案外忘れてしまいがちなことが多い項目でもあるため、担当者とコンタクトを取る機会には必ず見返して失礼のないようにしましょう。
- 提出物の出し漏れがないか
- お礼メールへの送り漏れがないか
- メールの文面が稚拙なものになっていないか
- メールの署名があるか
- 電話が来ていた場合、それをカバーする対応ができているか
就活で再度失敗しないように注意していたことを教えて!
就活で再度失敗しないよう、注意したことはありましたか?
改めて注意したことは、面接の内容です。ESの通過率は良かったため、各面接を振り返ることから始めました。
改めて注意したことは面接内容です。最終面接で落ちることが多かったので、熱意が伝わるよう練習を重ねて苦手を克服する努力をしていました。
ESを元に面接内容が決まるため、ESでのエピソードは吟味したほうが良いと思い、後半は大きく内容を変えていました。
就活に失敗しても絶望しないで! 経験者からのあなたの背中を押す言葉
「就活に失敗したからもう立ち直れない……」今はこのように思う人もいるかもしれません。ですが、就活に失敗しても立ち直ることができます。実際に「就活が失敗した状況」から立ち直り、次へのステップに突き進んだ経験者から、背中を押す言葉をもらいました。
就活に失敗したからとすぐに絶望せず、経験者たちの言葉を思い出しながら、一歩ずつ進んでいきましょう。
私は4年の5月の段階で持ち駒が0になってしまい、周りが内定を獲得していく中で、自分はリスタートになった経験があります。
その際、周りとの差を感じ、先が見えずに非常に不安な日々を過ごしました。キャリアアドバイザーから、「就活から離れるのも一つの手だ」と教えていただきましたが、「内定がない不安は内定を獲得したら治まる」と思い、就活を継続していました。
少しずつでも歩みを進めてみて
どうしても就活がつらいなら離れるのも一つの手だと思います。正社員として働くだけが人生ではないからです。しかし、逃げていたところで、時間は過ぎるだけです。企業には目標の採用人数があり、それを達成した時点で募集が締め切られてしまいます。
そのため、つらいとは思いますが、私は就活を少しでも続けるほうが結果として楽になると思います。一度止まると、再び動くのに、動き続ける以上の労力がかかるため、動き続けて内定まで突っ走ってください。
私は、就活全体を通して第一志望だったなと思える企業を、一番最初に受けなければなりませんでした。その上、その企業は私が受ける年に限って、「今年は早期選考しかおこないません」と宣言していました。当時はちゃんと対策したつもりだったのですが、最初のESで落ちてしまい、「取り返しのつかないことになったんだな」と呆然。
今振り返ってみると、そのESにも直した方が良いなと思う点がたくさんあり、何しろ初めてのことだったので、よくわからないまま進んだのが落ちた原因だったと思います。そのため、これから就活を始める方には絶対に、第一志望は後のほうで受けることをおすすめします。
選考に向けての練習をとにかく大切に
そのためには、志望分野だけど、ほかに比べたら志望度は高くないといった企業を練習としてたくさん受けておくと良いでしょう。また、インターンシップの時点でもたくさん学べることはあるので、多くのインターンシップに応募して経験を積んでおくことをおすすめします。もし私が就活をやり直すことができるならこれらを徹底的にやりたいです。
就活はほとんどの人が初めてで、不安なことも多いと思いますが、「早く始めること」「できるだけ積極的に動いて経験をすること」は必ず力になります。頑張ってください!
私はコンサル業界を志望しており、外資系のコンサル業界に落ちてしまった際に、就活に失敗したなと感じました。
視野が狭くなってしまっていて、「コンサル=外資系コンサル」の思考になっていたので、そこを改めることで立ち直ることができました。ほかのコンサル会社を探すことや、そもそもなぜコンサル業界に行きたかったのかという部分も考え直すことで自分の意見を確かなものにすることができたと思います。
失敗を恐れずに自分を見つめなおして
そこからの選考では、今まで以上に自信を持って選考に挑むことができていたので、自分を見つめなおして、別の会社を探すことを始めてみると良いと思います。成功するためには失敗は付きものなので、頑張ってください。
「就活に失敗した」と諦めず自分の気持ちに素直になった選択から最良の未来をつかもう!
就活に失敗してしまうと、目の前が真っ暗になったり、やる気が起きなくなったり、人生に絶望してしまったりとネガティブな感情が頭の中をループしてしまいがちです。
ですが、失敗の原因や、そのときの気持ちにしっかりと向き合い、自分のしたいこと、進みたい道に素直になれば、次第に道は拓けてくるはずです。
あなたの人生はあなただけのものであり、正解も不正解もありません。自分の進みたい道を明らかにして、できることを着実におこなってくださいね。そうして、最良の未来をつかみましょう。
この記事をここまで読み進めてくださっている皆様は、きっと、自信が無くなっていたり、ほかの人が羨ましく思えたり、将来に不安を感じたり、自分を責めたり、焦りがあったり、「この先どうしたら良いんだろう……」と悩み、迷っているのではないでしょうか。
私も自分の就活を振り返ると、大学4年の夏までお祈り連絡だらけだったので、気持ちはよくわかります。とはいえ、結果オーライで何とか楽しく人生を歩んでおりますし、一度きりの人生を前向きに歩んでいくために、今回の経験をポジティブに捉え直してみると良いかもしれません。
たとえば、「今回の経験の中には、明るい未来につながる克服すべき成長課題が潜んでいるのかも」と、今回のつらい経験を振り返り、自分の成長課題について考え、自身の成長機会と捉えるのも一つの手です。
選んだ道を正解にできるかは自分次第
そして結果的に、どの道を選んでも正解といえるように、どのように行動するかは自分次第です。「仕事を楽しむためにどうするか、成長するためにどうするか」入社後にそんなことを考えてみてはいかがでしょう。そこでの頑張りがきっとその先のキャリアにもつながっていくと思います。一生に一度の新卒の就職活動。納得いくまで挑戦してみてくださいね!
長い人生、うまくいかないことや思うようにいかないことも多々ありますが、そんなときは気持ちに折り合いをつけ、前向きに歩んでいきたいものです。 皆様の自分らしく輝ける人生の歩みと、新たな一歩をいつも応援しています!
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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「就活に失敗した」と思ったときの状況や心境を教えてください。