インターンにはいつから行くべき? 一歩先を行くためのおすすめタイミングを就活生に聞いてみた
「インターンはいつから行くべき?」「まだ行ったことがないのはまずいのかな……?」
就活生の中には、インターンに行くタイミングに迷う人もいるでしょう。インターンの参加経験がないと内定が獲得できないわけではありませんが、インターンは、採用サイトや企業説明会ではわからない企業の事業内容や実際の業務内容を把握でき、自分に合う企業探しに役立ったり、先輩社員と直接話す機会ができて選考について情報収集できる機会です。参加することで就活に有利に働く可能性が高まります。
行ったほうが良いのはわかっていつつも、なんとなく調べないままでいて、「せっかく時間に余裕がある時期だったのに、インターンに参加できなかった」という事態になるのは避けたいですよね。
この記事では、現役就活生・内定者たちに、実際にインターンに行き始めた時期とその内容についてヒアリングし、就活に確実に役立つインターンの参加時期を紐解いていきます。インターンに行くまでの準備についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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まずは押さえておこう! インターンの基礎知識
インターンの参加時期を迷っている人は、まずインターンについての基礎知識を押さえておきましょう。
インターンと一言に言っても、開催時期や期間、実施形式は多種多様です。インターンの時間を自分にとって有意義なものにするためにも、事前にしっかり理解してから参加するようにしましょう。
インターンとは?
インターンとは、就業前の学生が一定期間企業で就業体験をする制度のこと。企業でおこなう実際の業務や仕事の進め方、社風などについて理解を深めることで、自分に合う仕事を見定める機会になります。
インターンの実施時期
すべての企業で時期が明確に定義されているわけではありませんが、インターンには主に3パターンの開催時期があります。企業がインターンの情報を公開するタイミングや選考の時期がそれぞれ違うので、「この夏、インターンに行きたいと思っていたのに応募を忘れてしまった」ということにならないよう、実施時期をしっかり押さえておきましょう。
サマーインターン | 6~8月に開催 |
オータム・ウインターインターン | 10~翌年2月に開催 |
長期インターン | 通年募集・実施 |
特に、学生の長期休みに合わせておこなわれることが多いサマーインターンや年明けのウインターインターンは、実施する企業も参加希望の学生も多いのが特徴になります。
ここで頭に入れておいてほしいのは、すべての企業が全種類のインターンを開催しているわけではないということ。企業によって実施するインターンは違うため、気になる企業のインターンに参加したいと思ったら、採用サイトを随時確認しつつ、就活情報サイトで昨年までの傾向を把握しておくように心掛けてくださいね。
インターンの4類型
2023年度から「産学協議会基準に準拠したインターンシップ」という枠組みが発足し、これまで「インターン」として捉えられていたものが4つのタイプに分類されました。
就業体験が必須の「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」のみ「インターンシップ」と呼ぶことになり、企業説明会の意味合いが強いものや単日でのワークショップが主になるものは「オープン・カンパニー」、「キャリア教育」とそれぞれ呼ぶことになりました。
いわゆる「1dayインターン」や3日間前後でおこなわれる短期インターンは、プログラムによって「オープン・カンパニー」「キャリア教育」に分類され、5日以上を要する短期・長期インターンは、目的や実施対象、実施期間などによって「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」に分類されることになります。
インターンは以下の4つに分けられます。
目的 | 企業や業界に関する情報提供や学生へのPR |
対象 | 年次不問 |
参加期間 | 多くの場合1日 |
就業体験 | なし |
目的 | 働くことへの理解を深める教育をおこなう |
対象 | 年次不問 |
参加期間 | プログラムによって異なる |
就業体験 | 任意 |
目的 | 学生は自分自身のスキルの見極め、企業は学生の評価材料を取得する |
対象 | 学部3年・4年・修士1年・2年 |
参加期間 | 汎用的能力活用型は5日間以上/専門活用型は2週間以上 |
就業体験 | 必須 |
目的 | 学生は実践力を向上させ、企業は学生の評価材料を取得する |
対象 | 大学院生 |
参加期間 | ジョブ型研究インターンは2カ月以上 高度な専門性を重視した修士課程学生向けインターンは未定 |
就業体験 | 必須 |
みんながまず検討したインターンは短期? 長期?
1日などのごく短いインターンのみに参加しました。私は企業や業界研究を目的にインターンに参加したいと思っていたため、短期間のインターンのみに参加していました。
長期インターンを視野に入れました。理由は1日や半日で開催されるインターンには早期選考などで優遇されるイメージがなかったからです。
短期のインターンを視野に入れていました。幅広い業界・企業を知ることから始める必要があると考えたからです。
インターンの探し方について知りたい人は、次の記事を併せて読んでみてください。先輩の体験談とともに紹介しています。
体験談で学ぶインターンの探し方|迷わず進められる5ステップを紹介
いつからインターンに行っていた? 学生たちのリアルな声を聞いてみよう
今まさに就活中のみなさんや内定者たちは、どの時期からインターンに行っていたのでしょうか。インターンにいつから行こうか迷っている人、遅れを取りたくないと思っている人はぜひ参考にしてくださいね。
大学1~2年生から行っていた人の声をチェック
大学1~2年生からインターンに行く人は、就活のスタートダッシュをかなり早めに切れているといえます。どうしてその時期からインターンに行っていたのか、また、どんな内容のインターンだったのかを聞いてみましょう。
1~2年生に初めてインターンに行った人は、どんな背景で参加したんですか?
大学2年の後半から3年の前半にかけて、長期テレアポインターンをしていました。就職活動に役立つかなと思い友人のつてで始めました。
NGOのインターンに5カ月間行きました。大学3年生の後半からです。留学をしていたので、留学先の大学の講義と並行して参加していました。
2年生のとき、大学の先輩に「1~2年の人も行けるインターンがあるよ」と教えてもらい、IT企業の1dayインターンに応募して参加しました。就活がどのようなものなのか経験してみたいという目的で参加し、自己分析などをするきっかけになったので、とても良い経験だったと思います。
比較的早く行っていた人が目を付けたのはどんなインターン?
完全招待制のインターンを大学2年生から始めました。内容としては、BtoBの企業マッチングサービスに50名くらいの規模感の新規の中小企業を加入させる新規顧客開拓セールス業務です。
テレアポを始めた当初は、コロナの影響もありメールアポから始まり、少し落ち着いてきたところで電話業務に変更になりました。当初は既存のスクリプトに則った話し方をしていたのですが、慣れていくうちに自分なりに工夫をして会話したりしていました。同期と先輩学生を集めて、10名ほどの規模感でおこなっていました。
初めて参加したのは1dayのインターンでした。午前中に簡単な講義があり、グループ内の交流を目的とした昼食休憩、午後は実戦形式でグループワークによる新商品の提案をおこないました。そしてワークの後には企業の方との座談会の機会が設けられており、他のイベントや早期選考などの告知をして終了という形でした。
参加している人は半分が3年生という感じでしたが、1,2年生も多くいました。1日の間におこなわれるインターンなので非常に時間はタイトでしたが、学ぶことがとても多かったです。
大学3年生の春・夏から行っていた人の声をチェック
就活を本格的に開始するちょうど1年前あたりの時期。どんな意図があってこの時期にインターンに行ったのでしょうか。また、この3年生の前半に行ったインターンを就活にどう活かしていったのでしょう。リアルな声を集めました。
大学3年生の春・夏からインターンに行っていた人の体験談を参考にして、インターン選びに役立てましょう。
3年生の春・夏に初めて行ったインターンについて聞かせてください!
大学3年生の夏から1dayや3daysのインターンに参加するようになりました。その理由としては、まだ働きたい業界も決まっておらず、将来に対して漠然とした不安があったからです。インターンを通して自分のやりたいことを見つけようと思いました。
3年生の夏と冬に1dayインターンに参加しました。夏は業界研究のため、冬は早期選考枠の獲得のために参加していました。
2年生で初参加した人が3年生で行ったのはどんなインターン?
3年の夏からは本格的に大手企業のインターン選考が始まっていた印象です。2日間~2週間のものなどさまざまなインターンに参加していました。参加理由としては、早期選考などの優遇が欲しかったからです。
先輩たちのように、早期選考に参加したいと思っている人は、次の記事もチェックしてみましょう。早期選考に乗り遅れないための注意点について紹介しています。
内定者が教える! 早期選考に乗り遅れないための注意点と必須対策
3年生の春から夏に参加したインターンはどんなもの?
私が行ったあるインターンでは、まず簡単に業界全体の話をして、その後で参加している会社の特徴について説明されました。ほかのインターンも主にはグループディスカッションや簡単な業務体験などが多く、主体性と協調性の両点を重視して見られていたと思います。
企業説明会とは違い、あくまで業界のことから知っていきましょうという感じなので、給料の面や実際の残業時間、固定残業制の有無など、働くうえで気になるけど企業のイメージとしてマイナスになりそうなことはあまり言われませんでした。
この時期にいくつかのインターンに参加しましたが、新規事業立案系のインターンが多かった印象です。実際に班員5~6名と議論を重ねて一定の新規事業のアウトプットを出すワークを課すインターンが多かったです。
また、この時期は就活初期ということもあるので、インターンの前半は企業理解や業界理解というワークや講義形式の企業説明をする企業が多かった気がします。
「この企業が〇〇事業に参入するならどんなサービスを展開する?」といった新規事業立案系のプログラムであれば、その企業の強みや特徴を活かしたアウトプットを出すことになるので、ワークをしながらその企業の独自性を学べるという特徴があると思います。
初めに30分から1時間程度で業界についての説明や企業の立ち位置、特徴などを説明されることが多かったです。一通り説明が終わると5~6人のグループに分類され、自己紹介やアイスブレイクをおこないました。自己紹介の後、課題解決型ワークや実務に近い仕事体験ワークをします。だいたいのインターンで、グループワークの最後に全体の前で取り組んだ内容を発表しました。
グループワークに加え、社員との座談会が開催される企業もありました。さまざまな部署の若手社員や中堅社員に質問できる良い機会でした。
大学3年生の秋以降から行っていた人の声をチェック
大学の授業や部活、サークル活動も徐々に落ち着いてくる時期。この時期からインターンに行ったという人はどのような経緯でその時期に参加したのでしょうか。
選考も本格化し始める中で、どのくらいの実施期間のインターンを選んだのかも気になるポイントです。ぜひ体験談を参考にしてみてくださいね。
3年生の秋以降に初めてインターンに行った人はどんなインターンだったか教えてください!
1dayのものにいくつか参加しました。オンラインで開催されているものばかりで、主に9~11月頃に参加していました。この時期にインターンに参加すると早期選考の案内がいただけるものが多く、面接の練習も兼ねて積極的に参加していました。
ずっと興味があった企業の5daysインターンに参加しました。夏のインターンは選考に落ちてしまいましたが、冬は選考通過し参加することができました。
本選考が近づく3年秋以降のインターンはどんなものだった?
14日間実務に当たる現場実務系のインターンに参加しました。現場社員のいる部署や課に配属になり、実際の業務を学びました。1週間ほど、情報モラル研修や、マナー研修、その企業が扱っているソリューションについての最低限の知識を学んだあと、残りの1週間で現場配属となり活動する流れでした。
就活中、人事の方以外と話す機会はあまりないと思いますが、そんな中現場社員から企業についてのリアルな情報を聞くことができ、その企業に対する解像度をとても高められたと実感しています。
この時期は、1dayや3daysのインターンに参加していました。基本的には最初の1時間程度で大まかな業界説明や企業説明などを聞き、その後、グループワークで実務に近い仕事体験ワークや課題解決ワークをおこない、最後に社員との座談会やパネルディスカッションという流れのインターンが多かったです。
3daysのものなどは上記の内容に加え、オフィス見学やチームワーク向上ワーク、自己分析ワークなどがある企業もありました。
基本的には、企業の説明会のようなものも含めた講義がおこなわれたあとに、グループワークなどで仕事体験をしてみるというようなものが多くありました。
また、夏以前のインターンとの違いとしては、かなり現役社員の方との交流機会が多く、就活生のその企業に対する不安を取り除くことを目的とした時間が多く取られていました。また、いくつかの企業では早期選考に直結しており、そのインターンが直接面接につながる選考であった場合もありました。
特徴的なものとしては印刷業界の企業で5日間実際に部署に配属され、メンター社員と一緒に過ごすというインターンがありました。その企業の良い部分も悪い部分も見ることができて貴重な機会だったと感じます。
統計をもとに解説! インターンはいつから行った人が多い?
実際のところ、就活生たちは、いつからインターンに参加しているのでしょうか。
マイナビの「2025年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(6月)」によると、2025年4月卒業の学生が、初めてインターンシップに参加した時期として一番多いのは2023年の6月(19.7%)でした。また、このとき60.2%の人が「まだ参加したことがない」と回答しています。
また、マイナビの「2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」によると、2025年4月卒業の学生が、大学3年生の夏の時期にあたる2023年の9月までに「インターン・仕事体験に参加したことのある」と答えた人の割合は85%でした。大学3年生の秋にさしかかる前に、9割近くの人たちが一度はインターンを体験しているということがわかります。
現役就活生、内定者であるパネリストたちに、実際に自分の周りの人たちがいつからインターンに行っていたか調査しました。いまどきの学生たちの傾向をつかみ、就活を進めるうえでの参考にしてみてくださいね。
周囲の友人や先輩は、いつからインターンに行っている人が多かったですか?
3年生の秋ごろからインターンに行っている友人が多かった印象です。また、主に体育会系の友人ですが、3年生の冬からインターンに行く人もいました。
3年夏休みごろから短期のインターンに参加している人が多いように感じました。長期のインターンに関しては大学2年次から参加している人が多い印象です。
3年の夏休みになると一気にインターンに参加しだす友人が増えました。長期のインターンは2年生から始めている人もいました。
インターンに参加するなら大学3年生がカギ! チェックすべきインターンの種類
大学1~3年生の人たちは、ぜひ大学3年生でのインターン参加を視野に入れてみてください。基本的に4年生の春から始まる本選考まで時間に余裕があるため、企業研究や自己分析と並行しながら企業理解を深めることができます。さらに、1年以内に就活が本格的にスタートすることで、インターンや選考対策で得た知識や経験をそのまま選考に活かしやすいのです。
ここからは、大学3年生の時期に参加をおすすめするインターンに焦点を当てて紹介していきます。開催時期ごとに紹介しているので、就活スケジュールに合わせて参加を考えてみてください。
①サマーインターン|ここで就活のスタートを切ろう
これからインターンに参加しようとしている人は、大学3年生の夏に参加するサマーインターンをぜひチェックしておいてください。ここで就活のスタートを切ることで、約半年後から始まる本選考に向けて着実に準備を進めることができます。
サマーインターンは、企業についての説明がメインのもの、1日~数日かけて実際の業務に近いワークショップやグループディスカッションをおこなうもの、数週間かけて実際に先輩社員と実務を体験するものなど、あらゆるプログラムが存在します。
それらのプログラムを通して、事業内容、職種、社風や業界の動向などをつかみ、自分がやりがいを感じられたり、おもしろいと思える仕事、合う雰囲気の会社を見つけることができますよ。
また、サマーインターンの選考に備えて書類選考や面接の対策をすることで、3年生のうちに応募する早期選考の対策もおこなうことができます。
サマーインターンの主なスケジュール
募集時期:5~6月
開催時期:7~9月
サマーインターンに参加したいけど、選考対策の方法がわからないと思っている人は、次の記事を読んでみてくださいね。サマーインターンについてより詳しく解説しています。
サマーインターンとは|内定者が語る就活への活かし方と事前準備
②オータム・ウインターインターン|参加学生の本気度も高い傾向にある
大学3年生の秋・冬におこなうインターンは、サマーインターンを踏まえて同業他社のインターンに挑戦していたり、自己分析や企業研究を経て、ある程度自分に合いそうな企業を絞って参加する学生も多くいます。そのため、参加している学生の企業に対する熱意はある程度高いと考えると良いでしょう。
オータムインターンの主なスケジュール
募集時期:9~10月
開催時期:10~12月
ウインターインターンの主なスケジュール
募集時期:10~12月
開催時期:1~3月
実施期間・内容としては、企業によってサマーインターンと同じく1dayから数週間にわたる場合もあれば、セミナー形式からワークショップ形式などあらゆるプログラムが用意されています。長期休み期間とかぶらない時期の実施も多いため、学生が大学の講義の前後で参加しやすいよう、2~3時間のワークショップを数週間にわたって開催する企業もあります。
サマーインターンと違う点は、本選考に直結することが多い点です。秋・冬に開催されるインターンは、本選考が数カ月後に迫っていることもあり、インターンの参加者をそのまま早期選考や特別選考枠に案内する可能性が夏のインターンより高い傾向があります。
短期インターン中心に参加していた人の意見を見てみよう
できる限り多くのインターンに参加したかったので、1dayや2days程度の短期のものに参加していました。
業界を限定するのではなく、幅広い視点でさまざまな業界のインターンへ行きました。あまり興味のなかった業界のインターンに行くことで、今までの考えが変わったこともありました。実際に自分の足で行かないとわからない企業の雰囲気などがあると思ったので、オンライン開催のインターンよりは、実際にオフィスに行く対面型のインターンに多く行っていました。
私は1dayから3days程度の比較的短いインターンに参加するようにしていました。理由としては、さまざまな企業のインターンに参加することで自分にはどの業界が合っているのか、将来何をしたいのかという目標を見つけたいと考えたからです。
また5daysのインターンに参加しようとした際、他社のインターンと日程がかぶってしまったという経験もあったため、気軽に参加することができる短期のインターンを選んで参加していました。
③長期インターン|通年で応募を受け付けているものが多い
数日、数週間にとどまらず、数カ月〜年単位で従事できる長期インターンは、季節関係なく通年で応募を受け付けているものも多くあります。選考がある場合は、焦らずに応募書類の作成や面接の対策をおこないましょう。
長期インターンの特徴は、実際に社員が普段おこなっている業務を数カ月~数年にわたって体験できることです。社員の1日の動き方を目の当たりにできるほか、繁忙期や閑散期など1年間の企業の動きを知れることで、入社後の働き方、自分がその企業でどう活躍できるかというイメージが鮮明になります。また、メールのやりとりや社外の人とのコミュニケーションを通して、ビジネスマナーをいち早く身に付けることもできますよ。
社員にごく近いところで就業体験ができることがポイントなので、ある程度志望企業や業界が決まっていたり、特定の職種の業務を通じてじっくり学びたいことがあるという人は、ぜひ長期インターンも視野に入れてみてくださいね。
短期・長期問わずインターンを選んでいた人の声も聞いてみた
参加経験のあるインターンシップは主に選考優遇があるインターンです。ONE CAREERや就活会議などを参考にして過去に参加した先輩の口コミをチェックしていました。
特に業界業種こだわらず、自分の勉強だと思い、食わず嫌いせずに参加し、短いもので半日、長いもので14日のインターンに参加しました。いずれも、ワークショップが主なものから現場実習型まで、幅広く参加していました。
長期インターンでは書類選考を課されることもあります。書類選考を突破できるか不安だという人は、事前にこの記事を読んで対策するのもおすすめです。
書類選考に落ちる……体験談付きで合格につながる書き方を徹底解説
インターンの参加タイミングを逃したらどうする? 体験談もヒントにしよう
インターンに参加する理想のタイミングを逃したという人もいるでしょう。もし志望企業のインターンを逃したと感じている人は、同業他社のインターンを調べてみましょう。
事業内容や社風は少しずつ違えど、業界や業務の理解につながります。また、本選考などで採用担当にインターンの参加歴について質問された際に、同業他社のインターンに参加していることで話が広がったり、その業界への関心度を押し出すことにつながりますよ。
行きたかったインターンを逃した……! みんなならどうする?
就活を始めたときは、まだ気になる企業のインターンの募集が始まっておらず、後回しにしていたらインターンの募集が終わってしまっていたことがありました。その企業は特に行きたい企業だったので、インターン以外の説明会などに積極的に参加して情報収集を頑張りました。
OB・OG訪問を活用して情報収集しよう
また、インターンに参加する一番のメリットは多くの情報を得ることができることですが、説明会でも質問の時間をうまく使えばたくさんの情報を得ることができます。そしてOB・OG訪問をおこなうことで足りていない情報を補うと共に実際にオフィスの雰囲気などを知ることができ、実際にインターンに参加したのと同レベルで情報を得ることができると思いました。
インターンは参加できるのがベストですが、かなり倍率も高く日程も少ないため参加できる企業には限りがあります。しかし、インターン以外にもさまざまなイベントやOB・OG訪問をすることで十分な情報を得ることができます。
もしインターンの参加を逃しても、選考に直結するようなものでなければあまり深く考えなくてもいいように思います。私もそうですが、多くのインターンに参加したものの、実際内定をいただき承諾した企業は説明会しか参加してない企業だったという話をよく聞きます。
同業他社のインターンで業界理解を深めるのも一つの手
もちろんインターンに参加することでその企業や業界の理解は深まるので、他の就活生に差を付けられるかもしれません。どうしてもという場合は同業他社のインターンに参加すると、少なくとも業界の理解は深められると思います。
また、志望企業のホームページや口コミなど、企業理解を深めるためのヒントはインターン参加以外にもいろんなところから得られます。「インターンに参加できなかったから」と、悩んだり諦めたりするくらいなら、他の部分で少しでも多く情報を集める方が効率が良いと思います!
インターンに参加できなかったことで「早期選考への道を逃したかも」と感じる人もいるかもしれません。心配しすぎる必要はないですが、この記事をヒントに、応募先を増やすための行動をとるのも一つの手です。
就活を成功に導く3つの持ち駒の増やし方|効率化こそ内定への近道
インターンと選考はどう関係した? リアルな声を聞いてみた
インターンと選考の関係性が気になる学生は多いのではないでしょうか。実態がわからないことも多く、「サマーインターンに参加、少なくとも応募はしていないと選考に不利になるのではないか」「インターンに参加した人だけが応募できる選考枠があるのではないか」などの憶測から、インターンに参加できなかったらどうしようと必要以上に悩みを抱えながら就活を進める人も多いです。
インターンと本選考のリアルな関係を知るべく、現役学生や内定を獲得している人たちから、経験をもとにアドバイスをもらいました。
直接は関係しなかった人
インターンと選考が直接は関係しないと感じた人の体験談を聞いてみました。インターンの参加有無と本選考の関係性は企業によって違いますが、志望企業のインターンに参加できないことで不安に思っている人は、ぜひエピソードを読んでみてくださいね。
自分が参加した夏のインターンでは、実際に仕事を体験してみることで課題を発見したり、企業の雰囲気がわかったりしました。その後選考に進んだ際、得た情報が面接の回答を考えるヒントになったり、インターンで見つけた課題を面接官に逆質問したりすることができました。
結果的には選考にはメリットがあったと思いますが、直接合否に関係あるわけではないと思っています。
関係した人
インターンと選考に関係があったと感じた人、インターンを選考につなげた経験のある人の体験談です。
企業の中にはインターン参加者だけが案内される企業説明会や社員との交流会、特別選考枠を用意している場合があります。
また、そのように直接的に本選考に影響していなくても、面接の中で同業他社のインターンや選考難易度が高いインターンに参加したことを伝えて、面接官との話が盛り上がったり、「そこのインターンに参加したんだ、すごいね」と一目置かれるケースも考えられます。
現役就活生や内定者は、インターンと本選考の関係性についてどう感じているのでしょうか。リアルな声を参考にしてみてください。
インターンと選考は関係したと思います。インターンに参加することで、リクルーターが付いたり、OB・OG訪問の案内が来たり、早期選考に案内されるなど選考を有利に進めることができると感じました。
またインターンに参加した企業の本選考では、面接の際に志望動機としてインターンで感じたことや学んだことについて話すことで、より熱意を伝えることができたと思います。企業によっては面接の初めにインターンの感想についての質問をされる場合もありました。
たとえば自分が参加した14日間の現場研修型のインターンでは、選考で一度面接を受けていたのもあり、インターン後一発で最終面接に案内され、内定をいただけました。よくある2~3日間のインターンでは、面接の回数が1回減る企業が多いと感じました。
また、インターンに参加することで社員の雰囲気を座談会で知れて、自分に合うか合わないかがわかるため、参加をおすすめします。
いつから参加するか決めたら要チェック! インターンに参加するまでの準備
参加する時期を決めたら、インターン参加に向けて着々と準備を進めていきましょう。ここからは、学生たちがインターンに行く前に実際にした事前準備をヒアリングしつつ解説していきます。
①参加したいインターンを探す
もともと「ここのインターンに行ってみたい」という企業がある人もいれば、「まだどのインターンに参加するかまったく見当がつかない」という人もいるでしょう。参加したいインターンを探すときは以下の方法がおすすめです。
インターンを探す主な方法
・マイナビやリクナビなどの就活情報サイト
・インターン紹介サイト
・大学のキャリアセンター
就職サイトは、とにかく多くのインターン情報が掲載されていることが特徴です。業界や企業規模、実施期間を問わず掲載されているため、特に希望の業界が定まっていない人や、多くのインターンを比較検討しながら探したい人にとっては特におすすめといえます。
インターンの紹介サイトは、実務型の有給インターンをメインに掲載しています。業界や、マーケティング職・営業職などといった体験したい職種別にインターンを探せるほか、採用担当からのメッセージなどが一緒に掲載されていることもあり、企業の雰囲気も併せて確かめながらインターンを探すことができますよ。
実際の業務を体験できる長期インターンの情報が主になるため、インターンを通して社会人に近い経験を積みたいという人や、ある程度志望業界・職種が定まってきている人はぜひチェックしてみてください。
主なインターン紹介サイト
・Renew
・Wantedly
・キャリアバイト
・Infraインターン
一人でインターンを探すことが心許ないという人は、大学のキャリアセンターで相談するのもおすすめです。選考対策やインターンの内容について相談しながら参加を検討することができますよ。
また、すでに気になる企業が存在する場合は、その企業の採用サイトに直接アクセスしてインターンの情報をキャッチしてみましょう。採用サイトからそのままインターンに直接応募できることも多く、ダイレクトにその企業のサイトから応募することで志望度の高さを伝えることができますよ。
インターンを見つけるときはどうしていましたか?
インターンを探すときはSNSを活用していました。「インターン 締め切り」と検索をかけたり、実際にインターンの締め切りについてつぶやいている人をフォローして探しました。
就活支援団体の一括エントリーを利用したり、マイナビから自分の気になる企業の採用ページをチェックし、そこからエントリーしたりしました。
②自己分析をして選考に備える
インターンには、書類選考や面接など、本選考と同じような選考が設けられていることも多いです。特に書類選考や面接では、自己PRやインターンを志望した理由、力を入れていることなどを問われる可能性があります。応募するインターンを絞れたら、選考に備えて自己分析に取り組んでみましょう。
主なインターンの選考内容
・書類選考(履歴書やエントリーシートの提出)
・グループディスカッション
・面接
・適性検査
インターンに関心を持つきっかけは「採用サイトを見たときに面白そうだと思ったから」「その企業の商品を愛用しているから」など、シンプルなものもあるでしょう。ただ、選考を突破するためには、「なぜ面白そうだと思ったのか」「どうしてその企業に共感しているのか」というところまで思考を深掘りする必要があります。
そのようにして意欲やマッチ度の高さをアピールすることで「より自社に合う学生かもしれない」という印象を残すことにつながり、選考通過の可能性をアップさせるのです。
主な自己分析の方法
・モチベーショングラフ
・自分史
・マインドマップ
・自分への質問を繰り返す
インターンでの自己PRについて、知りたい人は、次の記事をチェックしてみてくださいね。
インターンシップ選考の自己PR|経験者が実際に伝えた内容を大公開
モチベーショングラフ
モチベーショングラフは、縦軸を時間軸、横軸をモチベーションの振り幅とし、時系列で自分自身を振り返る方法です。「モチベーションが高まったとき」「やる気が下がったとき」「持ち直したとき」などのポイントを中心に、エピソードとともにそのときの気持ちや行動・思考などを思い出しましょう。
モチベーションの上下から、自分のアピールポイントや強み・弱み、働くうえで譲れないことなどを見出すことができます。
自分史
自分史は、年表のかたちで幼少期から現在の自分についてまとめ、振り返る方法です。自分の中で共通している価値観を見出したり、変化があったタイミングを見つけたりして、自分の興味関心を導きます。
洗い出す項目の例
・特にうれしかったこと
・特につらかったこと
・頑張ったこと
・挫折や失敗の経験
・熱中していたこと
マインドマップ
マインドマップは、地図のように頭の中を見える化する自己分析の手法です。メインテーマを真ん中に置き、その周辺に関連する物事を派生させ、マップのように広げながら書いていきます。
たとえば、メインテーマを「頑張ってきたこと」に設定し、周囲に「部活」「勉強」などの項目を置きましょう。そこから連想される言葉を配置していき、頑張ってきたことの特徴や共通するポイントを整理しましょう。そうすると、「自分はどんなときに熱中できるのか」「どんなタイミングで力が発揮できるのか」がわかり、自己PRや志望動機の要素になるはずです。
自分への質問を繰り返す
自分自身に細かく質問をして掘り下げる方法もおすすめです。現在までのできごとを振り返りながら問いを繰り返すことで、忘れていた経験や、意識していなかったものの自分にとってターニングポイントとなるようなエピソードを思い出せるでしょう。
自分への質問を繰り返すことで働くうえでの価値観や興味関心を洗い出すことができ、説得力のある志望動機作成につながります。
また、「今の大学に入りたいと思った理由」「学生時代に頑張ったこと」などの、直近の自分に対する質問はそのまま面接で聞かれる可能性も高いです。自己分析と並行して、回答を整理しておくのもおすすめですよ。
幼少期に関する質問案
・家の中と外とではどちらで遊ぶことが好きだったか
・保育園や幼稚園での過ごし方
・どんな遊びが好きだったか
小学生時代に関する質問案
・友人にどう接していたか
・得意教科・苦手教科は何だったか
・習い事や課外活動にどう取り組んでいたか
中学生・高校生時代に関する質問案
・部活動への取り組み方はどうだったか
・進路についてどう考えていたか
・学校行事にはどのように取り組んでいたか
・クラスではどんな存在だったか
大学生時代に関する質問案
・現在の大学・学部に進んだ理由
・アルバイトを選んだ理由やどう取り組んでいるか
・サークルや部活動にどう取り組んでいるか
・趣味や熱中したことについて
自己分析についてはこの記事も参考にしてみてください。実際に就活生や内定者が試した自己分析方法の感想も紹介しています。
王道の自己分析法と就活に活かすコツ|「やってよかった」体験談付き
③参加企業についてリサーチしておく
選考を通過し、参加するインターンが決まったら、インターン当日までに参加企業について基本的な情報を調べておきましょう。
企業についてリサーチしておくことで、インターンのプログラムを通じてインプットすべきことや参加目的を明確にしやすくなり、インターン当日をより有意義な時間にすることができます。また、インターンのプログラムの中で、事業内容や今後の企業の展望に関する詳細な説明をされたときにも、事前に基本情報を知っておくことで、理解度がさらに高まるでしょう。
また、インターンの期間中、先輩社員や人事担当とざっくばらんに話す機会があることも想定しておいてください。その際、事業内容や実際の業務に対して事前知識があれば「〇〇職の先輩たちは△△のような業務をされていると思うのですが、どのような点にやりがいを感じていますか?」など具体的な質問をすることができます。
企業をしっかり調べていることが伝わる会話を通して、話した先輩社員や人事担当に対する企業への理解度や熱意のアピールにつながります。その結果、ポジティブな印象を残したり、先輩社員と良い関係を構築することで、今後の就活に有利に働く可能性もあるのです。
企業研究の方法
・就職四季報を読む
・企業の公式サイト・採用サイトを確認する
・会社説明会に参加する
・OB・OG訪問をする
・企業のSNSを確認する
・企業が発信するプレスリリースを読む
プレスリリースとは
報道機関に情報を取り上げられることを目的に、企業や組織が発信する公的な文章のこと。主な発信タイミングとして経営情報や新製品・新サービスの発表などがある
企業を調べるときに見るべきポイント
・企業理念
・事業内容
・社員の一日の過ごし方
・オフィスの雰囲気
・企業が社外に発信した最新ニュース
インターン参加前、企業の情報を集める時に意識したことは何ですか?
勤務地や上場しているか、給与など自分が納得できる条件を満たしているかどうかを見ていました。さらに企業がもとめる人物像を見て、自分とかけ離れていない企業を中心に選びました。
インターンは業界研究をしつつ企業について知ることを目的としていたため、企業と業界全体の情報を応募前にも調べていました。
インターンに参加したいとなると参加のフローの中に面接を課している企業が多かったので、統合報告書を参考にして面接対策をしました。必然的に、企業が何を目指してるのかを言えるようになりました。
いざ参加するインターンが決まった際には、こちらの記事も参考にしてくださいね。インターンの選考突破に向けたノウハウを伝授しています。
例文26選|インターンシップの志望動機どう書いた? 内定者に調査
インターンの選考に面接がある場合、この記事を読んで準備しておきましょう。本選考と同様に、ガクチカやインターンに関心を持ったきっかけなどをまとめておくのがおすすめです。
面接で聞かれた質問&回答大公開|実際にあった難易度高めな質問とは
インターン選びの参考にしよう! みんなが「行って良かった」と思ったインターンは?
ここからは、現役就活生や内定者たちが「行って良かった」と感じたインターンの内容とその理由を聞いてみました。多くのインターンからどれを選ぼうか迷っている人の参考になるはずなので、参加時期と一緒に考えてみてくださいね。
通信大手企業で夏に開催されたインターンでは、14日間で実際の現場社員の業務に取り掛かる経験ができました。現場で働く社員と話すことができるので、働く環境など会社のリアルな情報が知れて、とても解像度が上がりました。
コンサル大手のインターンでは、3日間みっちりとコンサル業務を体験できました。参加者にもとめられるレベルは高かったですが、ほかの学生たちが優秀で刺激になり、自己成長できたと感じます。
IT業界のある中小企業によって夏頃に開催されたインターンはとても得るものが多かったです。1dayかつオンラインでの開催でした。
その企業に関することにとどまらず、就活の進め方、IT業界で応募する企業の見極め方などを業界に属している方目線で語ってくださいました。
インターネットで得る情報からは得られないものばかりで、違った視点が増え就活の軸がより強固なものになりました。実際私も、そのインターンで教えていただいた情報のおかげで就活の方向性が定まったように思います。
3年生の夏に参加した、コンサル企業の5daysインターンは非常に勉強になりました。新規事業の立案をテーマにグループワークをしたのですが、さまざまなフレームワークや課題解決の考え方などを学べて、その後参加したインターンや選考のグループディスカッションなど就活のどの場面でも役に立つ経験になりました。
また、5日間同じチームでワークに取り組み、初日と最終日に懇親会もあったため就活の仲間を作ることもできました。そのインターンが初めてのインターンだったという人も多かったからか、かなり仲良くなれました。
インターンにいつから行くべきか迷う人は早めの行動が吉! 本選考を有利に進めよう
インターンは、一般的に就活が本格化する前である大学3年生の間に一度参加してみることをおすすめします。大学3年生での参加に向けて企業選びなどの下調べや自己分析をおこなっておきましょう。特にサマーインターンについては、本格化する前に企業理解を深められる重要なタイミングなので、ぜひ参加を検討してみてくださいね。
また、インターンの参加タイミングを逃したと感じている人も諦める必要はありません。志望企業・業界が定まっている場合は、その業界のインターンを探してみるのもおすすめです。また、通年実施しているインターンを探し、就職までの間に業務理解を深めるのも良いでしょう。
インターンの参加経験が本選考に必ずしも影響するわけではないため、どうしても参加できなかった場合も、ネガティブに捉える必要はありません。その分、企業研究や面接対策などに時間を割き、志望企業の内定獲得に向けて歩みを進めましょう。
そもそも、インターンシップには2種類あると思います。社会や仕事を体験するためのインターンと就職活動としてのインターンです。場合によっては、両方を目的にしていることもあるでしょう。
できればインターンには参加したほうが良いとは思いますが、絶対に必要だとも思いません。みなさん個人個人の考え方で、参加の必要可否を判断すれば問題ないでしょう。
ただ、「インターンに参加したかったのにタイミングを逃した」という人もあまり気にする必要はないと思います。社会を知る・仕事を体験するということなら、就活のなかで働いている人に積極的に質問をすれば、インターンで得られる情報に近いものを集められます。場合によってはインターン以上に深い理解ができることもあるでしょう。
「前向きな」インターンに参加しなかった理由を作ろう
また、「就活で必要なのに、インターンに参加できなかった……」と悩む必要もないと思います。本格的な就活はこれから始まるため、過度に心配する必要はありません。
ただ、就活に熱心で活動的な学生はインターンをしていることが多いため、「なぜインターンをしなかったのか」はきちんと話せるようにしておいてください。その際、「働くことに後ろ向き」「非活動的」という印象を残さないような理由にすることが大切ですよ。
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面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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インターンに参加しようと思ったとき、短期インターンと長期インターン、まずどちらを視野に入れましたか?