IT業界への就職を叶えた先輩の声から受かる志望動機を学ぼう
IT業界への就職・転職はハードルが高いと感じている人もいるのではないでしょうか。特に未経験・文系の人は、「スキルがなくても採用されるのか」「これまでの経験でIT業界にアピールできるものはあるのか」などと、不安を感じてしまいますよね。
しかし、スキルや経験に自信がなくてもIT企業に採用されたケースはたくさんあります。大切なのは、あなたの個性と熱意が伝わる志望動機を作成することです。
この記事では、IT業界への転職を経験した人の体験談や、経験者が実際に作成し企業に提出した志望動機をもとに、志望動機の書き方を紹介します。志望動機に盛り込むべきポイントだけでなく、どのようなステップを踏んで作成するのか、一連の流れに沿って説明します。
IT業界の志望動機の作成につまづいている人や、未経験・文系でも挑戦することが可能なのか不安に思う人は、この記事をぜひ参考にしてくださいね。
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志望動機を作る前に要チェック! IT業界とは?
IT業界と一口に言っても、業種や職種はさまざまです。業種や職種についての知識を増やし、それぞれの違いを把握することができれば、自分に合う業種や職種を見つけやすくなります。志望動機を書き始める前に、IT業界における業種や職種を把握しておきましょう。
また、希望する業種や職種に合わせて志望動機を作成することで、説得力が増し採用可能性のアップにつながります。IT業界の特徴やもとめる人物像を把握しておくことも志望動機の作成に役立つので、ぜひチェックしてくださいね。
①IT業界の特徴
IT業界とは、情報技術(Information Technology)を活用したサービスや商品を提供する企業のことです。AI技術のめざましい進歩だけでなく、ITとは無縁と思われていた分野でのIT活用が予想されるなど、今後もさらに市場が大きくなると予想できます。
2030年には、IT人材が約79万人不足すると試算されています。企業や職種によっては新卒でも1,000万円以上の給与が支給されるケースもあるなど、待遇面からも注目する人は多く、未経験でもIT業界に挑戦する人が増えているのです。
IT業界に興味を持ったとしても、本当に自分に向いているのかどうか迷う人もいるかもしれません。自分がやりがいを持って働ける仕事を、この記事を参考に探してみてくださいね。
自分に向いてる仕事の探し方12選|体験談で学ぶ自己理解のプロセス
②IT業界の主な業種
IT業界の業種は以下の5つに分けられますが、業種をまたがって展開する企業も中にはあります。
・インターネット・Web:クラウドやWebサイトなどのインターネットサービスを提供する業種
・通信:電波を活用したサービスを設置し運用する業種
・ソフトウェア:スマホアプリやWebアプリなどのソフトを制作し販売する業種
・ハードウェア:PCやキーボード、家電などの製品の企画から販売までを一貫しておこなう業種
・情報処理:情報処理システムの構築や運用、コンサルティングを担う業種
業界によってもとめられるスキルは異なります。各業界が取り扱うサービスを間違えないよう、希望する業種以外の業務内容も把握しておくと良いですよ。
③IT業界の主な職種
IT業界の職種は、大きく「上流工程」・「下流工程」・「運用」・「保守」・「営業」という分類で分けることができます。
上流では、顧客に直接ヒアリングをしてシステム設計をおこなうシステムエンジニアが担当します。下流で活動するのはプログラマーで、プログラム言語を用いてシステムやソフトウェアを作るのが仕事です。
また、セールスエンジニアは営業、社内SEは運用と保守に分類できます。
・システムエンジニア:ソフトウェアの設計や開発、運用をおこなう職種
・インフラエンジニア:サーバーやネットワークなどの設計や構築、運用などをおこなう職種
・Webエンジニア:ECサイトやWebサイトの設計や開発をおこなう職種
・プログラマー:システムエンジニアの設計に従い、言語を用いてプログラミングをおこなう職種
・セールスエンジニア:技術的知識で営業をサポートする職種
・社内SE:自社内の情報セキュリティやIT知財管理などをおこなう職種
同じ職種であっても、企業によって業務の幅が異なります。
気になる企業を見つけたら企業HPを確認し、各職種の名前や仕事内容を確認してみることをおすすめします。エントリーに備えて、自分のスキルや経験の範囲で挑戦できる職種なのか見極めることができるでしょう。
次の記事では、営業職の志望動機作成方法を紹介しています。IT業界のなかでも営業職を希望したい人は、ぜひ併せて読んでみてくださいね。
営業職の志望動機例文32選|営業経験者に書き方のコツを直撃
IT業界の営業を志望している人は、この記事を事前に読むのもおすすめです。営業職として働くうえで不安になりうる点を事前に押さえることができますよ。
営業が辛い…営業として働くみんなの本音から読み解く「乗り越え方」
④IT業界がもとめる人物像
主にコミュニケーション能力・論理的思考力・変化への対応力がある人は、IT業界に順応しやすいでしょう。
IT業界は、1人黙々とパソコンに向かって仕事をするイメージを持っている人もいるでしょう。しかし、実際には1つのシステムやサービスを作り上げるまでに、異なるスキルを持つさまざまな人とかかわりながらおこなう仕事です。相手のニーズを引き出しながら、協調性を持って仕事に取り組める人がもとめられます。
また、最適なシステムやサービスを作るにあたって、要件定義や設計工程における仕様書の作成がもとめられます。各要件に対する最適な案を見出したり、課題を的確にとらえたりする論理的思考力が、IT業界で役立つといえます。
時代の最先端ともいえるサービスや製品を生み出してきたIT業界だからこそ、変化への対応力は欠かせません。また、IT技術は発展スピードが速いため、たった数年前の技術でも古いものとして扱われることも。最新の技術トレンドを追うだけでなく、学習意欲がある人がIT業界で重宝されるでしょう。
IT業界で働く人に聞く! 志望動機からどんな強みをアピールした?
企業は志望動機のどこを見て評価する?
志望動機は、企業があなたを採用する否か判断するうえで重要な情報です。企業は志望動機のどこを見て採用・不採用を判断するのか知っておくことは、就活や転職活動をおこなっていくうえで大事な視点になります。
なお、志望動機と自己PRの違いがわからない人がよくいますが、自己PRは自分の強みとその強みを使ってどのように企業に貢献できるか伝えるものです。それぞれ内容を区別して作成するよう心掛けましょう。
①入社理由
「IT業界に憧れているから」といった漠然とした入社理由では、採用につながりにくくなります。企業は、自社でできる限り長くいきいきと働いてくれる人に入社してほしいと思っているため、「なぜIT業界に興味を持ったのか」、「なぜ同業他社ではなく自社なのか」が気になるものです。
入社理由がはっきりしている人はIT業界への理解があり、自己分析を怠らずに自分を客観的に見ることができる人だと判断され、採用に近づくでしょう。
②成長意欲
IT業界はトレンドの移り変わりが頻繁で、知識や情報のアップデートが求められます。「誰かに言われないと情報収集しない」というような心持ちでは、IT業界を本気で目指すほかの候補者に差を付けられてしまうでしょう。
新しいことに挑戦し、主体的に知識やスキルを高めていこうとする成長意欲があるかどうかも志望動機から見極めようとしています。
③自社とのマッチ度
どんなに入社理由が明確で成長意欲があっても、自社とのマッチ度が低い人は採用に結びつかないでしょう。というのも、企業は社風や文化、価値観に共感できる人材をもとめているからです。
早期退職といった採用ミスマッチが起きないためにも、企業は長期的に自社で活躍してくれるマッチ度の高い人材かどうか志望動機から判断します。
IT業界の志望動機を作るうえで重要な2つのポイント|みんなが実際にアピールしたのは?
IT業界の志望動機の中には、「きっかけ」「スキル」の2つの要素を必ず盛り込みましょう。この2つは自分の色が出やすいため、他の応募者の志望動機と差別化することができます。
オリジナリティ溢れる志望動機は「他の人にはない魅力がある」と判断され、企業に名前と人柄をセットで覚えてもらいやすくなるでしょう。
この章では、具体的にどのようなきっかけやスキルを志望動機にまとめるべきか紹介します。この2つをしっかり盛り込むことができれば、志望動機のクオリティがぐんと上がりますよ。
①IT業界に注目したきっかけを盛り込む
志望動機の冒頭で、IT業界に注目したきっかけを簡潔な言葉で明確に伝えましょう。
注目したきっかけは応募する理由に直結するものです。入社意欲や志望動機における真剣さを企業に伝えることができます。
たとえば、「普段使用しているSNSの仕組みをもっと知りたくなった」「アルバイト先で導入された新しいシステムに驚いた」など、ITに興味を持った自分の思いを素直にまとめてみてください。
ただ、成長率や影響力といったIT業界以外にも当てはまる内容だけだと、その企業で働きたい思いが十分伝わっているとは言い難いでしょう。
なぜIT業界に注目したのか、その「なぜ」の部分を深掘りしてまとめることで採用担当に好印象を残しやすくなり、選考を突破できる可能性が高まりますよ。
みなさんがIT業界に注目したきっかけは何ですか?
時代の最先端にあるテクノロジーを駆使しているところに先進性を感じ、IT業界への魅力を感じました。また、自分自身が幼い頃から好奇心旺盛な性格だったことも関係していると思います。
粘り強く努力をし続けられるという自分の長所を活かせると思ったことが、IT業界に興味を持ったきっかけです。また、その長所を活かせるだけでなく、IT業界はほかの業界と比べて将来性もあると感じたため魅力的に感じました。
②IT業界で役立つ自分のスキルを盛り込む
どんなに意欲的で人柄が良い人でも、企業がもとめるスキルを一切持っていなければ採用につながりにくいでしょう。内定を勝ち取るには、自分が企業にどのように貢献できるかといったスキルの提示は必須といえます。
IT業界経験者は、これまでの業務経験がスキルに直結します。詳しい職種や業務内容は職務経歴書でまとめられるため、志望動機に記載するスキルは簡素にまとめるのがおすすめです。
文系・未経験の人であれば、「SNSに投稿し、閲覧データを分析するのが好き」「就職活動を機にプログラミング教室に通い始めた」など、日常生活で取り組んでいることや就職活動を機に始めたことなどを伝えると良いでしょう。
また、IT業界は、どの職種でも人とのかかわりが重要視されています。「アルバイトで接客を頑張った」「学校でチーム長を務めた」など、経験談と絡ませながらコミュニケーションスキルをアピールするのもおすすめです。
志望動機のスキルは、最も伝えたい部分に絞って簡素にまとめることが大切です。応募先の企業にマッチするスキルを厳選して書いてくださいね。
IT業界の志望動機で自分のスキルや知識をアピールした経験はありますか?
大学で学んでいた知識をアピールしたことがあります。大学時代、最先端テクノロジーである宇宙産業系の技術について論文を書いていました。そのため、その論文を執筆するうえで学んだ課題をIT業界で解決したいと伝えていました。
IT業界の「あるある」志望動機と経験者が実際に答えた内容
IT業界は、飛躍的に成長している業界であること、現代社会の問題解決に不可欠な分野であるといった点で、注目されています。
ただ、注目されている点が同じなだけに、IT業界を志望する人の志望動機がほかの求職者と被ってしまったり、「うちの会社でなくても良いのではないか」と思われてしまうことがよくあります。
IT業界ならではの社会への影響度や働き方を理由に志望する場合、どのように志望動機としてまとめるべきなのか、書き方やポイントを紹介します。
社会への影響度
少子高齢化や環境問題、地域経済の縮小といった現代社会の課題を解決していくうえで、ITテクノロジーは不可欠だといわれています。そのため、「〇〇といった社会問題を解決したい」などの思いを、IT業界の志望動機にする人が多くいます。
もちろん、社会問題を解決することは大切ですし、社会問題について主体的にキャッチアップしている点を高く評価されることもあります。
ただ、社会問題は規模の大きな問題ゆえに、伝えるときに抽象的になりやすいのが難点です。どういった社会問題の解決に携わりたいのか、企業の取り組みを交えながら具体的にまとめると良いでしょう。
リアルな志望理由をそのまま伝えてしまう例
社会問題を解決したいです。
選考で伝えるときはこう言い換えてみよう
○○の社会問題を貴社の商品(サービス)で解決したいです。
企業規模・知名度
企業規模が大きな会社や、知名度の高い会社で働きたいと思う人は多いでしょう。
だからといって、「規模の大きな貴社で自分も挑戦したい」「IT業界の中でも特に知名度の高い貴社で働きたい」といった志望動機では、あなたの個性や強みを表現するのは難しいといえます。
企業規模や知名度を理由にIT業界への入社を希望する場合は、「なぜ企業規模や知名度の高いIT業界に入社したいのか」「なぜ企業規模や知名度にこだわるのか」といった点を自問自答してみましょう。
企業規模や知名度の高いIT業界への入社希望を裏付けるエピソードがあれば、説得力のある志望動機としてまとめられるでしょう。
リアルな志望理由をそのまま伝えてしまう例
IT業界の中でも特に知名度の高い貴社で働きたいです。
選考で伝えるときはこう言い換えてみよう
IT業界の中でも特に知名度の高い貴社で、多くのお客様とかかわりながら働きたいです。
業界の成長性
IT業界の成長率・利益率は前年に比べて毎年増加しており、今後さらに拡大していく業界であると予測できます。
成長性は安定ともいえるため、前職で不安定な業界に就いていた人や会社が倒産して就職活動をしている人にとって、最も重要視したい点ですよね。
ただ、業界の成長性だけをピックアップして志望理由にしてしまうと、自分だけの利益を優先する人だと判断されかねません。
成長性のある会社で何がしたいのか、社会全体の動向や自分の成長とセットで説明することで、説得力が上がりますよ。
リアルな志望理由をそのまま伝えてしまう例
成長率の高い貴社で働きたいです。
選考で伝えるときはこう言い換えてみよう
今年から事業拡大される貴社で○○に携わり、自分の技術を磨きながら貴社に貢献したいです。
働き方
IT業界を志望する人の多くが、働き方に注目しています。
たとえば、パソコン1つで作業ができることから、在宅ワークによって家族との時間を増やすことができます。また、ネットワークの安定稼働のために夜間勤務がある場合もありますが、その分日勤の日を減らせるのです。
柔軟な働き方が可能なのは、IT業界の特徴といえるでしょう。
ただ、働き方に着目して志望動機を書くことはおすすめしません。というのも、働き方は、あくまでも従業員の働きやすさを考慮して企業側が取り入れた制度だからです。
家庭の事情に合わせて柔軟な働き方ができる企業に応募した場合は、面接時に聞かれた場合のみ、働き方にこだわる理由を説明すると良いでしょう。
リアルな志望理由をそのまま伝えてしまう例
仕事と私生活を両立させたいため、在宅勤務を希望します。
選考で伝えるときはこう言い換えてみよう
多様な働き方でキャリアの幅を広げ、社内と社外をつなぐ人材になりたいです。
福利厚生や給与
働き方同様、福利厚生や給与を志望動機にするのは好ましくありません。実際に IT業界の年収は、他業界と比較して高いといわれています。
もちろん、福利厚生が手厚い点や給与が高い点を理由に応募するのは問題ありません。ただ、それらを志望動機として正直に書いてしまうと、あなたを採用するメリットがわかりません。
魅力的に感じた企業の取り組みや、企業に貢献できる自分のスキルをメインに、志望動機を仕上げましょう。
リアルな志望理由をそのまま伝えてしまう例
貴社の給料が高いところに惹かれました。
選考で伝えるときはこう言い換えてみよう
実力主義の環境で、やりがいを感じながら活躍したいです。
スキル・キャリアアップ
「スキルを身に付けたくて志望します」「キャリアアップをしたくて志望します」といった志望動機は、IT業界あるあるといえるでしょう。
スキルやキャリアアップを志望動機に盛り込む場合は、具体的なエピソードや経験とセットでまとめましょう。
自分の願望だけでなく、企業にどう貢献できるかといった点も一緒にまとめれば、あなたの個性を表現でき、採用担当者の目に留まりやすい志望動機に仕上がりますよ。
リアルな志望理由をそのまま伝えてしまう例
キャリアアップをしたく、貴社を志望します。
選考で伝えるときはこう言い換えてみよう
貴社に入社後は専門知識をさらに深めて、○○の場で活躍したいです。
どこに惹かれた? IT業界を志望した理由
IT業界を志望した一番の理由は、新しい技術や最先端テクノロジーに関心があったからです。「幼い頃から好奇心旺盛で、目新しいものに興味関心が持っていかれる性格です」と、本音ベースで話していました。
関心以外の面では、働き方や将来性に惹かれていました。働き方の面で、IT企業はほかの業界に比べてリモートワークが進んでいて魅力的でした。将来性の面でも、「IT系の職に就けると転職の幅が広い」と聞いたことも、IT業界を選んだきっかけです。
人材業界のインターンシップを経験して、人材派遣や人材紹介では企業の本質的な課題解決になっていないのではないかと感じたことがあり、その課題をクリアできそうなIT業界を志望しました。
低価格でのサービス提供と業務の自動化が可能なためIT業界のなかでもSaaSに興味があり、SaaSによって企業が事業に専念できる可能性があると考えていました。そのため、実際の理由と選考での伝え方に特にギャップはなく、上記のままお伝えすることが多かったです。
しかし、人材業界にネガティブなイメージを持っていると捉えられかねないため、課題だと感じた点の伝え方は考慮するようにしていました。
経験者を真似してみよう! IT業界の志望動機の作り方5ステップ
ここからは、IT業界の志望動機の作り方を5つのステップに分けて紹介します。IT業界で働く先輩が実際に志望動機の作成時に意識した点や、取り組み方も交えながら解説するので、ぜひ参考にしてください。
①自己分析をする
志望動機には、応募したきっかけやスキル、企業で叶えたい夢など、さまざまな情報を盛り込む必要があります。普段から意識していない内容ともいえるため、「志望動機を書こうとしてもペンが進まない」なんてことも考えられます。
まずは、自分がどのような人間で、どのような夢があるのか、自己分析をしていきましょう。自己分析にはさまざまな方法がありますが、最も簡単なのが、自問自答を繰り返すことです。
質問「会社でどう成長していきたいか?」
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答え「専門性の高い人材として、企業にとって唯一無二の人になりたい」
↓
質問「なぜ、企業にとって唯一無二の人になりたいのか?」
↓
答え「IT業界を自分の力で盛り上げていきたいから」
↓
質問「なぜ、自分の力で盛り上げていきたいのか?」
このように、出た答えに対し質問をすることで、思ってもみなかった答えを導き出せることがあります。つまり、あなたらしさが最も表現された志望動機といえるでしょう。
自分の本当の考えや思いを見つけるのは、簡単ではありません。ぜひ、自問自答を習慣化してみてくださいね。
主な自己分析の方法
・自分史:自分の歴史を振り返り、自分のおこないを客観的に見ることができる
・マインドマップ:思考を具現化するための手法。自分の行動や考え方を整理できる
・ジョハリの窓:自己認識と他者認識のズレを理解することで、自分の特性を整理できる
IT業界の志望動機を作る際、どのような方法で自己分析をしましたか?
自己分析として、幼い頃からの思考パターンを振り返っていました。私の場合、思考パターンを振り返るうちに、関心の方向性が見えてきました。そこから新しいものが好きだという嗜好性がわかり、最先端の技術に触れられるIT業界を志望していました。
これまでの自己内省やフレームワークを利用しながらMiro(マインドマップのテンプレート)で自己分析を整理していました。また、MBTI(16タイプの性格診断)なども利用し「自分がどんな思考をしているのか」「どういった性格なのか」も志望動機に紐付けるようにしていました。
未経験だから困った……IT業界のための自己分析で苦労したことは?
IT業界の志望動機を作る際、自己分析で苦労した点とその解決策を教えてください。
「幼い頃から好奇心旺盛な性格だ」ということを、志望動機に絡めることが難しかったです。単純に、新しいもの好き=IT志望につながるわけではないと考えていました。そのため、大学時代に自分からどんな新しいことに挑戦していたのかを掛け合わせて、志望動機を話すように心掛けていました。
IT業界の営業職に応募したのですが、性格的には裏方として人をサポートするのが好きだったため、表に立つ営業職の志望理由を作るときにギャップを感じ苦労をしました。「押し付けがましくならないように人をサポートできる」「クライアントやステークホルダー全体を重要視し、大切にすることができる」とアピールすることで、営業職としての価値をアピールするようにしていました。
自己分析に取り組むときには、ぜひこちらの記事も読んでみてください。代表的な自己分析方法を、就活生のリアルな感想を交えて紹介しています。
王道の自己分析法と就活に活かすコツ|「やってよかった」体験談付き
②IT業界の業界・企業研究をする
自己分析が終わったら、次はIT業界と企業の研究に取り掛かりましょう。
特に文系・未経験の場合、ITに詳しくない人が多いでしょう。ITの専門用語や市場規模、私たちの日常生活でITがどのような役割をはたしているかなどもチェックしておきましょう。面接で質問された際に瞬時に理解して答えるうえでも、IT業界の研究は必要といえます。
もちろん、IT業界経験者も、IT業界と企業の研究は必須です。「経験したことのある職種が良いのか、新しい職種に挑戦すべきなのか」など、就職活動の軸が明確になり、自分が活躍できるフィールドを見つけられるようになりますよ。
以下の企業研究の方法とチェックすべきポイントを参考にしてみてくださいね。
企業研究の方法
・企業の公式サイトを見る
・OB・OG訪問をする
・企業情報が掲載された書籍を読む
・業界のニュースをチェックする
・インターンシップに参加する
チェックすべきポイント
・事業内容
・企業理念
・職種
・キャリア形成の環境
・社風
・業界内順位やシェア率
・今後の展望
・関連企業
応募先の企業の具体的な取り組みや仕事内容を把握することで、自分が挑戦してみたい仕事が明確になるでしょう。
IT業界の志望動機を作る際、どのような方法でIT業界の業界・企業研究をしましたか?
行きたい企業のニュースをチェックすることで、業界・企業研究をしていました。IT企業は最先端のテクノロジーを扱うこともあり、常に変化が激しい業界です。そのため、常にその行きたい企業のニュースをチェックして動向を分析していました。
3つの方法を使っていました。1つ目に、業界のニュースや企業HPのチェックです。インターネットに載っている情報はくまなく探し、分析するようにしていました。2つ目は、AI(人工知能)にインターネットにある情報を分析させることです。〇〇株式会社について教えてくださいと質問すると企業分析を勝手にしてくれるので、うまく活用するようにしていました。3つ目に説明会やインターンに行くことです。選考のない説明会やインターンに数多く参加することで、業界関係なく自分がやりたいことを見つけられ志望動機を作る際に大いに役立ちました。
業界・企業研究を通して、就活の軸を固めたいと思っている人は、次の記事をチェックしてみてくださいね。シーン別で活用方法を紹介しています。
転職の軸を固める4ステップ|転職活動シーン別の活用方法付き
企業研究のため、OB・OG訪問をしたいと思っている人は、ぜひ次の記事も読んでみてくださいね。やり方や、そもそもOB・OG訪問とは何かを詳しく解説しています。
OB・OG訪問とは|就活経験者が教えるおすすめ質問一覧付き
③企業を選んだ理由やどのように貢献できるのかをまとめる
志望動機でよくありがちなのが、どの企業にも当てはまる志望理由を書いてしまうことです。IT業界でいえば、「ITを通じて社会に貢献したい」「ITの可能性をもっと広めたい」などです。
もちろん展望としては問題ありません。しかし、志望動機となるともう少し具体的なほうが、企業の記憶に残り、良い印象を与えることができるでしょう。企業研究で得た情報をもとに、企業を選んだ理由や貢献できることなどをまとめてみてください。
他社と差別化できる情報が見つからないときは、企業がHPやSNSで発信している社風や事業内容などの情報を収集してみるのもおすすめです。
IT業界経験者の場合と、未経験・文系出身者の場合に分けて、企業を選んだ理由や貢献できることのまとめ方を紹介します。
IT業界経験者の場合
IT業界経験者であれば、企業を選んだ理由や貢献できることにつながるような、ITに関する知識や経験をわかりやすくまとめましょう。
IT業界に携わったことのある人の経験とスキルは、大きな武器です。志望動機の中で、全面的に押し出していくと良いですよ。
IT業界の経験・スキルを志望理由に盛り込む例
・要件定義からかかわる案件を増やしたい
・〇〇のアプリケーションを開発した経験を社会貢献性の高い△△業界で活かしたい
・PHPのスキルを活かしてWebサイトのバックエンド開発に携わりたい
新卒の人で、大学でITスキルを学んだ経験がある場合、どう志望動機に盛り込んだのか教えてください!
大学時代に取り組んだ論文について、IT業界の面接で話していました。私は「最先端テクノロジーである宇宙産業技術の○○ビジネス」というテーマで論文を書いたことがあります。また、論文を書こうと思ったきっかけは「好奇心旺盛な性格だからこそ、新たな技術に興味がある」というように話していました。
実際に論文を書いているなかで、現代社会の課題感をIT業界で解決したいと思うようになり、それがIT業界を目指すきっかけとなっていました。応募した企業を選んだ理由は、企業の知名度の高さでした。IT業界のなかでも特に、大手企業だったり、名の知れている企業であれば、与えられる社会的なインパクトが大きいと思っていたため、その企業の選考を受けようと思いました。
未経験・文系出身者の場合
未経験・文系出身者の場合は、IT業界に通ずる具体的な経験やスキルが乏しいのが難点です。しかし、IT業界の特徴を考慮して志望動機を作れば、未経験・文系出身者でも採用につながる可能性は十分あるといえます。
システムやコンピュータを生み出すIT業界だからこそ、自分の手でいちから作り上げた経験などを志望動機に入れ込むことで、評価されやすくなります。
また、IT業界はチームを作って業務に取り掛かることが多いため、チーム一丸となって取り組んだ経験を盛り込むのも効果的です。
抽象的な表現は避け、実際の体験やそこで得た気付きなどをわかりやすくまとめるのがポイントですよ。
未経験者がIT業界で貢献できる点を述べる例
・学園祭実行委員会でイベント企画チームのリーダーとしてタレントを招待したトークショーを開催した
・企業の広報としてSNSアカウントを一人で立ち上げ、半年でフォロワーを5,000人集めた
・営業部のサブリーダーとしてメンバーから課題点を聞き取り予算管理のフローをいちから整えた
IT業界未経験者に聞く! どんなスキルをアピールするべき?
MOSやITパスポートなど、IT関連の資格を持っていることを履歴書に書くことで、IT業界への関心度の高さをアピールしていました。未経験でもIT業界への志望度の高さを表すうえでは、形に残る資格というものがうってつけだと思っていたからです。
また資格だけでなく、自分自身の好奇心旺盛な性格や挑戦心をアピールしていました。IT業界は常に時代の最先端であり、変化が激しい業界です。だからこそ、新たなことに挑戦することが好きな自分とマッチしていると話し、IT業界との親和性をアピールしていました。
私はIT業界未経験者ですが、IT業界で役立つスキルとして英語力と課題解決力を話していました。英語力はどの業界でも必須なうえ、特にIT業界ではエンジニアが英語話者なことも多いです。そのため営業職であっても社内で重宝される人材であることを、留学経験と紐付けながらアピールしました。
また、営業職志望だったこともあり、課題解決力の観点も訴求するようにしていました。新たな挑戦でも根気強く物事に取り組む姿勢はIT未経験であれども役立つと考え、面接で伝えていました。
未経験でも挑戦できるIT業界の企業はたくさんありました。そのなかでも、志望企業の選考を受けようと考えたのはMVVC(Mission、Vision、Values、Culture)へ大いに共感していたためです。他の企業の選考を受けないと決めていた基準も同様です。
④盛り込む内容を整理しながら構成を考える
盛り込む内容がある程度決まってきたら、構成を作っていきましょう。
志望動機は、読み手が苦労せずに無理なく読める文章を書くことが大前提です。志望動機の構成は以下の順番で4つのブロックに分けて、できるだけシンプルにまとめましょう。
IT業界の志望動機の構成4ステップ
・なぜIT業界を志望するのか
・なぜこの企業を志望するのか
・志望するに至った具体的なエピソード
・IT業界やその企業でどう活躍したいのか
志望動機の書き出しは、全体の印象を左右する重要なものです。志望動機の構成を考えるときは、この記事もぜひ参考にしてください。
例文12選|志望動機の書き出しはエピソードの切り口がポイント!
志望動機を作成するうえで、構成についてもっとポイントを知りたい人は次の記事をチェックしてみてください。採用担当が志望動機の何をみているのか理解すると、志望動機を作成しやすくなるかもしれませんね。
志望動機は構成で心を掴む|内定者が解説する伝わる志望動機の書き方
①なぜIT業界を志望するのか
まず初めに、IT業界を志望する理由を書きましょう。IT業界に興味を持ったきっかけを交えながら紹介すると、効果的です。
ポイントは、IT業界以外にも通ずる内容は避けることです。他業界にも通じる抽象的な志望理由は、あなたの本気度を感じ取ってもらえないでしょう。
たとえば、「貴社の事業内容に惹かれました」「多くのお客様とかかわりながら仕事がしたいと思い、貴社を志望いたしました」などは、IT業界以外にも通ずる内容といえます。
企業に「その理由ならIT業界がぴったりだ」と納得感を持たせるためにも、IT業界に絞った具体的な志望理由を書いてくださいね。
IT業界を志望する理由を述べる例
・マーケティング企業でのインターン経験を経て、自ら手を動かしてWebサイトやアプリケーションを開発してみたいと思ったから
・ゼミ活動で高齢化が進む地域に赴いたとき、年齢問わず誰もがインターネットやデジタルデバイスを利用しやすい社会作りに携わりたいと感じたから
②なぜこの企業を志望するのか
IT業界には、さまざまな企業があります。数ある企業の中から選んだ理由を明確に記載することで、より本気度が伝わるでしょう。
どうしてもほかの企業にも当てはまる内容しか思い浮かばないときは、企業のHPやSNSなどから、事業内容や事業理念、力を入れている活動などについてチェックしてみてください。他企業と差別化できる魅力的なポイントを探せるでしょう。
企業を志望する理由を述べる例
・IT関連企業の中でも〇〇業界へ進出している企業はほかにないため
・IT業界の中でもより社会貢献性が高い事業内容を展開しているため
③志望するに至った具体的なエピソード
志望動機で忘れがちなのが、具体的なエピソードです。たとえば、挫折した際自ら励まし鼓舞したエピソードや、成功体験によって自分のスキルや考え方が変化していったエピソードなどです。
企業を志望する理由と具体的なエピソードをセットにすることで、信憑性が増します。
具体的なエピソードの中には、悩み・気づき・選択した手段・感情など、自分という人間を深く知ってもらうための要素がたくさん含まれています。採用担当者の頭の中に残りやすくなるという効果が期待できますよ。
④IT業界やその企業でどう活躍したいのか
入社後にやりたいことと、どのような形で企業に貢献できるかなどを、志望動機の最後に記載しましょう。
まとめ方のポイントとしては、自分の願望だけでなく、自分が入社することで企業にとってどのようなメリットがあるかという点も盛り込むことです。
企業は、どんなに人当たりが良く意欲的な人であっても、自社に利益をもたらしてくれない人は採用しないでしょう。自分自身の強みを売り込んで、説得力のある志望動機に仕上げてくださいね。
⑤字数を調整し見直しをする
構成のパートで紹介した「なぜIT業界を志望するのか」「なぜこの企業を志望するのか」「具体的なエピソード」「IT業界・企業でどう活躍するか」の4つがある程度まとまったら、一つの志望動機として書きあげていきましょう。
志望動機は、文字スペースまたは文字数が限られています。冗長な表現になっていないか、同じ言葉を何度も繰り返してはいないか、などをチェックしましょう。
また、前後の文のつながりが悪く、文章が読みにくくなってはいないか確認することも大事なポイントです。その際、黙読でなく音読することで、間違いを見つけやすくなりますよ。
IT業界の志望動機の例文12選! 「職種×業界経験の有無」で志望動機を紹介
IT業界の志望動機の例文を、「職種ごと×業界経験の有無」に分けて合計12パターン紹介します。
実際にIT業界で見事内定を勝ち取った人の志望動機も一緒に紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
①システムエンジニア
システムエンジニア(SE)を志望する場合の志望動機の例文を紹介します。
論理的思考力や問題解決能力、継続的な学習意欲などをアピールするのが効果的です。
IT業界経験者の例文
さまざまな業界の細かい要望にも応えるシステム開発に携われることを魅力に感じ、貴社を志望いたしました。
現在私は、アパレルショップ向けにWebサイト制作やSNS運用代行のサービスをおこなっています。しかし、支援できる顧客とサービス内容が限られていることに、もどかしく感じるようになりました。そのため、幅広い業界の顧客に寄り添える、ボーダレスな支援がしたいという思いが芽生えるようになりました。
現職で培ったヒアリング力とWebやSNSの知識を活かしながら、システムエンジニアとして活躍したいと思っています。
IT業界未経験者の例文
私は、モノづくりがしたいという思いで、IT業界のシステムエンジニアを志望いたしました。IT業界での経験はありませんが、貴社の「自分のアイデアを形にできる」という点に惹かれました。
学生時代に所属していた漫画研究部では、メンバーみんなでオリジナル漫画を作り、本屋さんで販売した経験があります。その際、アイデアを形にする面白さや、みんなで協力して一つのことを成し遂げることの楽しさとやりがいを感じました。
一日でも早くSEとして貴社に貢献できるよう日々励み、ヒットするサービスを生み出したいと思っています。
IT業界未経験者が書いた! システムエンジニアの志望動機
システムエンジニアを志望していたのですが、その際以下の志望動機を話していました。
「経営理念や事業内容などをとおして、貴社の「人」を大事にする点に大変魅力を感じました。お客様とのかかわりを大事にすることはもちろん、社員一人ひとりの存在も尊重していることがとても印象的に感じています。
社内外問わず、丁寧なかかわり方をされているからこそ顧客が安心して仕事を任せ続けてくれ、貴社の質の高さが保たれているのだと感じます。
さらに貴社には、存分にスキルを発揮できるのびのびとした環境があると感じました。以上から、大学で得た知識や私の強みを役立てられる場所は貴社でありたいと強く思い、志望しました。」
②インフラエンジニア
インフラエンジニアを志望する場合の志望動機の例文を紹介します。
インフラエンジニアは保守・運用の仕事がメインになることも多く、未経験から挑戦しやすい職種の一つです。そのため、志望動機を通じて意欲やポテンシャルをアピールすることも効果的といえます。
IT業界経験者の例文
私は、大規模なシステムの設計や開発に携わりたいと思い、貴社のインフラエンジニア職を志望いたしました。
現在はシステム運用と保守をメインに、安定的かつ効率的な運用に向けた改善業務に携わっています。日々の業務の中で、設計や構築の段階からかかわることでより効率的な運用ができると考え、インフラエンジニアとしてキャリアアップしていきたいと思うようになりました。
多くの企業のシステム運用をしてきた経験を活かしながら設計や開発について学び、貴社に貢献していきたいと考えています。
IT業界未経験者の例文
私は、ITインフラ構築が不十分な地域や国をサポートしたいという思いから、インフラエンジニアを志望します。
私は大学生のときに、ボランティア活動の一環でインドを訪れました。インドでは、ITインフラが整っていないことによって不便を強いられている状況を目の当たりにし、国によってインフラ普及率が異なる点に問題意識を持ちました。
現在はLPIC1の資格取得に向けて学習中です。高い技術力で世界中の課題に取り組む貴社で自分の技術を磨き、貴社に貢献したいと考えています。
IT業界未経験者が書いた! インフラエンジニアの志望動機
私は未経験から、IT業界に転職しました。応募した職種は開発エンジニアで、プログラムで処理を書くだけでなく、設計書の作成・修正や作成した処理が想定通りに動くかのテストをおこないます。そんな私が当時話していた志望動機は下記のものです。
「私の強みは、問題解決能力とチームワーク力です。具体的には製品の不良分析とそれをもとにした他部署との連携ができます。 製品ごとにどういった不良が出ているかを分析していくなかで、日常点検でカバーできるものは点検表の改善・新規作成をおこないました。
また、製造条件の設定や確認で補えない設備のことに関しては、リーダーや課長、他部署と連携を取り、治具の作成や新規設備の作成を進めていきました。 改善や対策を講じ、うまくいかなかった部分は工場全体で共有し進めていったことで、製品不良だけでなくラインの停止時間を大きく削減することができました。
IT業界は未経験ですが、問題解決能力とチームワーク力を軸に、社会が便利になるサービスの構築ができる人材になりたいと考えています。」
③Webエンジニア
Webエンジニアを志望する場合の志望動機の例文を紹介します。
コミュニケーション能力や、チームで取り組んだ経験などをアピールすると良いでしょう。
IT業界経験者の例文
現在、セールスエンジニアとして働いています。しかし、顧客と接する中で顧客のニーズを満たすWebサービスの開発に携わりたいと思うようになり、貴社のWebエンジニア職を志望しました。
業界の中でも特に多くの自社サービスを開発してきた実績や、豊富なユーザーに支持されている点に大きな魅力を感じました。
顧客との打ち合わせに同行した経験や、顧客と社内開発チームをつなぐ役割を担った経験を活かして、貴社の事業拡大に貢献したいと考えています。
IT業界未経験者の例文
貴社のアプリケーションによって生活がより豊かになった経験からアプリケーション開発に携わりたいと思い、貴社のWebエンジニアを志望いたしました。貴社のアプリケーションにある自分でカスタマイズできる設定、これまでの生活を維持したまま効率的な時間の使い方ができる点に魅力を感じました。
現在私は、コンサルティング会社で営業をしています。顧客ニーズを把握し、そのニーズを満たすサービスを提案してきた経験は、Webエンジニアの仕事にも活かせると感じています。現在はJavaの資格取得に向け勉強中です。
多くの人の生活に寄り添えるようなアプリケーションを生み出すべく、努力を惜しむことなく取り組んで参ります。
④プログラマー
プログラマーを志望する場合の志望動機の例文を紹介します。
プログラマーはパソコンを使った長時間の作業がメインとなるため、高い集中力と忍耐力が必要とされます。特に未経験の場合は、やり抜く力をアピールできる体験談を志望動機に盛り込みましょう。
IT業界経験者の例文
私はゲームのプログラム制作に携わりたいと思い、多くのヒットコンテンツを生み出している貴社を志望いたしました。
現在は、プログラマーとしてJavaを使ったシステム開発に携わっています。デバッグ時に根気強く取り組み、コードの中からエラーを探し出してきた経験が何度もあります。また、エラー解決後は、原因と解決策をチームで共有し、チームの結束力を高めることに努めてまいりました。
今後は、ゲーム開発という分野でプログラミングスキルを発揮していくことが私の夢です。貴社に貢献できるよう、応用力を身に付けながらプログラマーとしてのスキルや技術を磨いていきたいと思っています。
IT業界未経験者の例文
私は家電製品の開発にプログラマーとして携わりたいと思い、貴社を志望いたしました。
現在の仕事は、家電量販の販売員です。機械の扱い方がわからないと購入を断念するご年配の方が多いといった課題を解決すべく、商品の魅力だけでなく使い方を丁寧にお伝えする施策を粘り強く実施しました。その結果、ほかの商品の購入も検討したいとリピート回数が増えました。日々の業務で、多くの顧客から貴社の製品に対する評価をいただくなか、最新技術が導入された家電製品を多数生み出している貴社への関心が深まり、応募した次第です。
現在、通信指導にてJavaの資格取得に向け勉強中です。プログラマーとしては未経験のため、貴社の戦力になるには人の何倍もの努力が必要であると自覚しています。貴社に貢献できるよう努力を続けたいと思っています。
⑤セールスエンジニア
セールスエンジニアを志望する場合の志望動機の例文を紹介します。
セールスエンジニアは、営業担当者をサポートする役割を担う職種です。論理的思考力や提案力が発揮できたエピソードを含めながら、コミュニケーション能力などのスキルをアピールすると効果的です。
IT業界経験者の例文
私は、最新技術であるAIを駆使した貴社の製品を魅力に感じ、貴社のセールスエンジニア職を志望いたしました。
現在、電子機器を開発する会社のセールスエンジニアとして従事しています。顧客の中には電子機器の扱いに慣れていない人も多く、その際は悩みのヒアリングと専門用語をなるべく使わない説明を日々心掛けています。しかし、時代の変化に対応した製品を数多く扱う会社で、自分のスキルを伸ばしたいと思うようになりました。
今後は電子機器で培ったスキルを活かしながら日々新しい情報の収集に取り組み、顧客に満足のいくサービスを提供できるセールスエンジニアとして貴社に貢献したいです。
IT業界未経験者の例文
私は、貴社の製品を長年使わせていただいています。使いやすさとともに細やかな心遣いが垣間見える設計に感動し、貴社のセールスエンジニア職を志望いたしました。
現在の仕事は、電機メーカーの営業です。商談におけるヒアリングやプレゼンをする中で、より専門的な分野に絞って顧客の悩みに寄り添いたいと思うようになりました。現在は、エンジニア領域の知識を学習しながらセールスエンジニアを目指しています。
今後は、エンジニア領域の知識を身に付けながら、貴社の事業拡大に貢献したいと考えています。
⑥社内SE
社内SEを志望する場合の志望動機の例文を紹介します。
社内SEは社内のさまざまな部署と接する機会が多く、コミュニケーション能力がもとめられます。チームをまとめてきた経験や、信頼関係を構築しながら課題を解決してきた経験などをアピールするのがおすすめです。
IT業界経験者の例文
現在、社内SEとして自社システムの運用保守を担当しています。直近ではチームマネジメントを任され、自身のスキル向上とともに、マネジメントスキルの向上にも努めてきました。
しかし、IT投資に積極的な環境で最新技術の導入にも携わりたいと思うようになり、サイバーセキュリティー戦略に力を入れている貴社を志望いたしました。
これまでの経験を活かし、それぞれのビジネスに最適なシステム環境を構築することで、組織の成長に直接貢献していきたいと考えています。
IT業界未経験者の例文
現在は、医療機器メーカーの人事部で働いています。人材採用や育成に携わる中で、人との関係性を築きながらさらなるスキルアップを目指したいと考えるようになり、貴社を志望しました。医療機器メーカーの中でもトップクラスの実績を持つ貴社が、IT技術を取り入れた研究開発へ力を入れていることに興味を持ちました。専門的な知識を身に付けるため、資格取得に向け勉強中です。
部署の垣根を超えて積極的にコミュニケーションを取ってきた経験や、ヒアリングスキルを活かしながら、社内SEとして貴社に貢献したいと考えています。
経験者の失敗談付き! 注意すべきNG志望動機とは
志望動機に盛り込むべき内容だけでなく、志望動機としてNGな内容も把握することで、あなたの志望動機をさらに磨き上げることができます。
NG要素が1つでも入っていると、場合によってはマイナス評価につながりかねません。構成の段階で、NG要素が入ってしまってはいないかチェックしてくださいね。
①目標や納期に対する責任感や達成意欲が低いと捉えられる内容
IT業界において、目標設定に向けた取り組みや納期厳守は大事なことです。特に顧客とのやり取りが多い職種の場合、目標や納期に対する責任感や達成に対する意識が低い人は、採用に結びつきにくいでしょう。
「目標を見直して再度取り組んだ」「納期よりもクオリティを優先した」など、真剣に取り組んだことが伝わる内容であっても、当たり前のことは志望動機としてあえて書く必要はないでしょう。
②協調性がなく自己中心的な人であると捉えられる内容
IT業界では、どの職種であってもチーム単位で商品やサービスを作り上げていくことが多いです。そのため、協調性がなく、チームメンバーの意見に耳を傾けようとしない人は自己中心的な人と捉えられ、「自社には不適格な人材だ」と判断されかねません。
たとえば、「チームメンバーと方向性が違ったのでプロジェクトを1人でやり遂げた」「自分の意見を押し通して優勝できた」などのエピソードは、一見、忍耐力や主体性があるように思われます。しかし、組織で動く場において、困ったことがあったりわからないことがあったときに、信頼して頼って良いものなのか不安が残ってしまいます。
何かを達成した経験を志望動機に盛り込む場合は、チームとの連携を考えながら行動したことをアピールしてみてくださいね。
③「学びたい」など貢献の姿勢より受け身な姿勢が目立つ内容
未経験・文系がIT業界に挑戦する際によく見られるのが、受け身な姿勢が目立つ志望動機です。たとえば、「教育制度を利用して成長したい」「先輩方からたくさん学び吸収したい」といった内容です。
意欲的かつ積極的な人柄は伝わりますが、あなたを採用する企業のメリットが分からず、不合格となってしまう可能性が高いでしょう。
たとえIT業界が未経験、または経験のない職種に挑戦する人であっても、受け身な姿勢ではなく、自分から成長の機会を得ようとする姿勢を示すことが大事なポイントです。
こっそり教えて……! IT業界でウケが悪かった志望動機の例
「デジタル化の恩恵を感じた経験から、世の中の負をデジタル・ITの力で解決したい」という内容の志望動機はウケが悪かったです。
具体的には、現在おこなっているアルバイト先で、半年前メニュー媒体を紙からデジタルに移行したことと、勤怠管理をすべて顔認証でおこない、作業の効率性がアップしたという2つのエピソードでした。今になっての反省点ですが、「世の中にある負」の解像度をもう少し深掘り、具体化して伝えるべきだと思いました。
「社会人になっても学び続けたい、成長していきたい」という部分を全面に押し出した志望動機を述べた際には、少し手応えが悪かったかなと感じました。志望動機を述べた後、当社の魅力は? なぜ当社に? と質問攻めされたので、少し自分中心の志望動機だったかもしれません。
ただ、新入社員の研修に力を入れている企業では、「自分から学ぼうとする姿勢は素晴らしい」と高評価だったので、企業によると思います。だからこそ企業がどのような人物をもとめているかをしっかり調べることが大事だなとあらためて思いました。
IT業界の面接で志望動機をうまく伝えるための心得
書類選考や適性検査に合格すると、いよいよ面接です。
面接で志望動機を聞かれる可能性は、ほぼ100%といっても過言ではないでしょう。ただ、「履歴書に書いた志望動機と同じ内容を話してもいいのか」「志望動機をうまく伝えるためにはどうすればいいのか」疑問や不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。
ここでは、IT業界の面接で志望動機をうまく伝えるための心得を3つ紹介します。今後の面接に備え、ぜひ目を通してみてくださいね。
IT業界で活躍する展望を詳しく伝える
面接の志望動機は、履歴書と同じ内容でかまいません。内容をがらっと変えてしまうと、採用担当者はどれが本当の動機なのかわからなくなり混乱してしまいます。
履歴書の志望動機の内容に沿って、詳細に書けなかったIT業界で活躍する展望を詳しく伝えると良いでしょう。
面接はいかに採用担当者に覚えてもらうかが重要なポイントです。夢や目標を話すことで、これまでの経験やスキルだけでなく「ほかではなく御社で働きたい」という熱意が伝わるでしょう。
企業側からは、「自社に対する興味関心が高く、意欲的な人だ」と認識してもらえますよ。
深掘り質問に備えて職種や業界理解を深めておく
面接時の深掘り質問に備え、職種や業界理解を深めておきましょう。以下の方法を用いることで、幅広く、かつ各情報を深掘りすることができます。
職種や業界理解の方法
・業界団体のホームページを活用する
・業界情報が掲載された書籍を読む
・業界のニュースをチェックする
主な業界団体のホームページ
・一般社団法人日本IT団体連盟
・情報サービス産業協会(JISA)
IT業界について勉強したい人におすすめの書籍
・未来IT図解 これからのDX デジタルトランスフォーメーション(エムディエヌコーポレーション):IT業界のトレンドをつかむのにおすすめ
・IT用語図鑑 ビジネスで使える厳選キーワード256(翔泳社):IT業界でよく使われる用語について解説している
・ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本(翔泳社):IT業界の職業について理解が深まる
IT業界のニュースをチェックしやすいメディア
・ITmedia
・日経クロステック
・ImpressWatch
面接は、履歴書のように一方的なものではありません。話した内容に対して質問されたり、詳細な説明をもとめられたりすることもあります。
特に未経験・文系の場合、IT業界に絡んだ質問をされるとあたふたしてしまうこともあるかもしれません。具体的には、自分が応募した以外の職種の仕事内容、IT技術が使われている商品や場面などです。
質問内容や業界用語を理解できなかった場合は、「わかりません」と正直に答え、再度質問をお願いしましょう。沈黙やごまかすような素振りは避けてくださいね。
丸暗記NG! 伝えたいポイントを頭に入れておく
志望動機をそのまま丸暗記して話すのはNGです。なぜなら、丸暗記するとどうしても原稿を読んでいるかのようになってしまい、人柄や個性が伝わらないからです。
さらに、暗記した内容が飛んでしまったり想定外の質問をされたりすると焦ってしまい、臨機応変に対応できない可能性が高いでしょう。
伝えたい内容の要点をまとめて、全体の流れをざっくり頭の中に入れておくのが、面接で志望動機を伝える際のポイントです。
もしも緊張で言葉に詰まってしまっても、全体の大枠が頭に入っていれば安心です。伝えたいことからブレずに、スキルや熱意を自分の言葉で伝えることができるでしょう。
IT業界未経験者が面接で意識していたこととは?
面接がうまくいったかどうかは、手応えですぐわかります。そのため、忘れないうちに、回答できなかった質問を次にどう答えるかを考えていました。なかでも、失敗につながらないように私が特に工夫していたのは、面接の逆質問です。
PEST分析などを使用して最新の技術動向を追いながら、逆質問の際に「最近○○という技術が開発されていますが、○○について御社はどのような取り組みをしていますか」などと質問をしてました。そうすると「よく知っているね」と面接官から高評価をいただくことが何回かありました。
IT業界や企業についての知識を深めておくことで、逆質問で浅い質問をしてしまうといった事態は防げると思います。
面接の逆質問にどう答えれば良いかわからない人はこの記事で対策しましょう。内定者たちが実際に聞かれた質問をまとめています。
面接の「質問はありますか」どう答える? 内定者に聞く逆質問対策
未経験者がIT業界の内定を獲得するために選考で意識すべきこと|体験談を参考にしよう
未経験者がIT業界の内定を獲得するためには、自己分析と業界・企業研究が欠かせません。自己分析と業界・企業研究は、志望動機のクオリティアップや面接での上手な受け答えに大いに貢献します。
未経験だからと弱気にならずに、自己分析と業界・企業研究に丁寧に取り組みましょう。
プログラミング言語を見たことも触ったこともない人は、職種によっては採用が難しい場合があるかもしれません。ただ、実務経験はなくても、「資格取得に向け勉強中です」といった意欲的な姿勢を示せると、採用に一歩近ける可能性があります。
未経験、文系からIT業界の就活や転職に挑んだ人の体験談を読んで、選考に備えてくださいね。
文系だからといってIT業界の就活で不利になったことはありませんが、MOSやITパスポートの資格は取っておくと良いと思います。私はガクチカとしてこれらの取得を伝えることはありませんでした。それでも資格欄に書いておくと、面接官から「なぜこの資格を取ったの」か深掘りされることがたくさんありました。
またエントリーシートを書く際に、研究事項を書く欄が存在していたことがあります。その際、専門的なIT技術の研究をおこなっていなくても、自分が今おこなっている論文研究の内容を書いて、選考を通過できました(食品メーカーのシステム職を受けました)。総じて、未経験文系出身だからといってIT業界を諦める必要はないと思います。
隙間時間を利用してIT業界の動向をチェックしよう
情報収集をするうえで役に立ったのはNewsPicksです。私は学生用のサブスク料金で見ていたのですが、業界分析や業界トレンドを動画で配信しているコンテンツがあり、とても気に入りました。通学時間などの時間を上手く活用して、情報を集めてみてくださいね。
文系だからといってIT業界の就活で不利になったことはありませんでした。私が営業職を希望していたことが大きな理由になっていると思います。どの企業の説明会やインターンでも「IT未経験もしくは文系出身でも活躍する人が多くいます」と言われるため、不利になると感じることはないどころか、面接官を含め多くの人が文系出身者だったためです。
しかし、実務に専門知識が必要とされることがあまりない営業職とはいえ、ある程度のIT知識とそれを学ぶ意欲がもとめられるのは明白だと思います。「新しいことに挑戦することや知識のインプットが得意であること」「これまでもそのような経験があること」は面接やESの中で必ず一度は伝えるようにと心掛けていました。IT業界での就活を通して、挑戦や学習に貪欲な姿勢が未経験でも評価されていたと感じました。
説明会の機会を利用して企業の特色を知ろう
やはり、未経験者が選考を突破するうえでは、情報収集が必要だと思います。情報収集をするうえで意識したことは「どのようなITスキルが必要となる企業なのか」を説明会などで確実に把握することです。
私はエンジニアになるために就職活動をしていたわけではないので「新卒入社時点でどのようなスキルを期待されているのか」「研修で何を学ぶのか」、この2つは必ず確認していました。
IT業界に注目したきっかけやスキルで志望動機に説得力を持たせて選考突破を目指そう!
IT業界の志望動機を作成する際は、IT業界に注目したきっかけ・スキル・経験・企業で叶えたい目標などを盛り込みましょう。関係のある要素を適切な順番でまとめることで説得力が増し、全体的にまとまった志望動機を作ることができるはずです。
一貫性のある魅力的な志望動機は、他の応募者との差別化になり、採用へと大きくリードできますよ。
未経験・文系の人はアピールできる要素が少ないことで、気弱になることもあるでしょう。しかし、未経験・文系で IT業界に応募し、見事内定を獲得した人はたくさんいます。
自己分析や業界・企業研究に時間をかけ、あなたらしさと入社意欲が伝わる志望動機を作成してくださいね。
「IT業界は専門性が高く、入社前からある程度のスキルがないと入れないのではないか」と、IT関連未経験者や文系出身者であれば不安に思うこともあるかもしれません。しかし、今やIT業界でも人手不足は加速しており、大手企業であっても理系人材だけを狙って採用をしていては十分な採用数を確保できない状態です。
そんななかで、文系出身者や未経験者をあえてエンジニア職として新卒(第二新卒)採用し、社内の教育プログラムで一から育てるといった採用をおこなっている企業も多く存在します。未経験者の場合、そういった企業を狙ってエントリーするのも一手でしょう。その際の志望動機は「自分にとってなぜIT業界が良いのか」、あなたがそう感じた「きっかけ」のエピソードを深掘ってみてください。
また、IT業界を志望しているからこそ、IT業界の全体像をきちんと理解しているかは面接などでチェックされるでしょう。IT業界と一言で言っても「通信」「インターネット」といった社会インフラに近い分野から、「ソフトウェア」「ハードウェア」といった個別の製品を開発〜販売する分野まで多岐に渡ります。その違いを明確に話せるように準備しておく必要があるでしょう。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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診断スタート(無料)
未経験からIT業界のエンジニア職に転職した際、志望動機は下記のものを話していました。 「貴社のおこなっている〇〇事業の〇〇技術に強く興味があります。将来は〇〇技術に強い〇〇エンジニアになりたいと思っているため、貴社で働きたいと思っています」というように答えていました。
この回答によって、企業の事業内容についてしっかり調べてきていることが伝わり、調べたり学ぶ意欲があることをアピールできました。同時に、自身の興味と将来の夢が会社事業とマッチしていることが面接官に伝わり、高評価を得られた感覚がありました。
そこから「〇〇技術を使ってどんなものを作りたいですか?」や「実際〇〇技術を使用して何かを作ったことがありますか?」という質問につながるケースも多くありました。そのため、深掘り質問に対する回答を事前に用意しておくことがおすすめです。