面接は何分前に行くべき? 時間と心に余裕を持って面接に臨もう!
就活が本格化してきて、これから初めて面接を受けるという人のなかには、面接の何分前に着くのが妥当なのかと気になる人もいますよね。
いざ面接の本番をむかえるにあたって、「面接の対策はしっかりしてきたけど、明日の面接って何分前に行ったら良いのだろう? 早く着いたほうがいいのかな?」など不安に思う人もいるのではないでしょうか。
就活では、面接時間に余裕を持って会場へ到着しておくことがおすすめです。内定をつかんだ就活生たちは、時間にゆとりを持って到着しておくことで、直前まで対策をしていたようですよ。
この記事では、面接に余裕を持って到着するためのタイムスケジュールから、就活経験者がおこなった遅刻防止策まで一挙に解説していきます。時間に余裕を持つことで心も落ち着かせて、前向きな気持ちで面接に挑みましょう。
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みんなは面接に行くとき何分前に到着していたの? 気になる疑問を大調査!
まずは実際に面接を経験した就活の先輩に話を聞いてみました。
面接には何分前に到着していたのかに加えて、面接に早く着きすぎて後悔した経験や、逆にギリギリに到着してしまい後悔してしまった経験など、実際に就活を経験した人にしかわからない当時の状況を聞いてみました。
先輩たちの体験談をもとに実際に自分が面接をするときに何分前の到着を目指すべきか、考えてみてくださいね。
対面面接のとき何分前に到着していた?
まず、実際に面接会場に自分が赴くときに何分前に会場に到着していたかを聞いてみました。先輩たちが何分前に到着していたのかを聞いて、自分の面接のときに活かしてくださいね。また、どうしてその時間に着くようにしたのかも聞いてみたので、時間の活用方法も参考にしましょう。
現地には面接の30分前に到着するようにしていました。私は方向音痴なので、道に迷ったとしても、巻き返せるように早めの行動を心掛けていました。
集合の20分前には会場に着くようにしていました。電車が1本遅れても余裕があるようにするためにです。また、少し早めに行き、面接に向けた最後の確認をしていました。
会場近くには30分前に、オフィスが入っているビルや会場の建物には10分前に入り、5分前には実際の会場の扉の前にいられるようなスケジュールで動いていました!
Web面接のとき何分前に入室していた?
対面での面接では、実際の面接開始時間よりも早めに到着をしていた人が多かったですね。では、Web面接のときは何分前に入室をしていたのでしょうか。
対面面接と比べながら先輩たちの話を聞いてみましょう。
Web面接には何分前に入室していましたか?
指定がない限り10分前に入室していました。通信環境によってうまくURLに入れないことがあるので、念のため早く入るようにしていました!
5分前に入るようにしていました。Webの場合、応募者ごとに会議室などを取っているわけではないので、あまり早すぎても迷惑になるかもと思い、ほぼ面接直前ぐらいにしていました。
Web面接では、指定の時間があれば指定の時間、それがなければ10分から5分前の間に入室していました。早すぎたら、それ以前の面接の人とかぶる場合があると聞いていたため、そのように心掛けていました。
選考フェーズによって到着時間を変えていた?
次に、選考フェーズによって到着時間を変えていたかを聞いてみました。面接は選考が進むにつれて、採用の最終決定にかかわる社員が面接官となり、所要時間や面接の質問なども変わってきます。
選考が進むとその分緊張感も高まりますが、到着時間に変化などはあったのでしょうか。先輩たちに聞いてみました。
選考フェーズによって面接への到着時間は変わりましたか?
最終に近づくほど、緊張感から会場に行くまでに何かあったらどうしようという不安が大きくなり、自然に早く着くような予定を立てていました。
すべての選考フェーズで、現地には30分前、会場への入室は10分前からと決めていました。早く行き過ぎても、迷惑がかかると思ったので、そこは気を付けていました。
到着時間が早すぎて後悔した経験はある?
ここからは、面接に到着する時間が早すぎて後悔している経験を聞いてみました。早く着きすぎてしまったからこその失敗談を聞いて、なるべくその事態を防げるようにしましょう。
面接への到着時間が早すぎて後悔したことはありますか?
面接案内の30分前に着いてしまったことで、時間が余り、待っている間に緊張が押し寄せてしまったことがあります。
40分以上前に着いたことがあります。近くの公園で直前対策をしていたのですが、あまりにも時間が余ってしまい、気持ちがだらけてしまいました。
到着時間がギリギリすぎて後悔した経験はある?
逆に、到着時間がギリギリになってしまい後悔した経験も聞いてみました。面接という大事な場面でギリギリに到着すると焦ってしまうものです。
先輩のリアルな体験談を読んで、どれくらいの時間に到着するのがベストかを考えてみましょう。
面接への到着時間がギリギリになってしまい後悔したことはある?
会場に着いてすぐ面接開始というくらいギリギリに着いたことがあります。気持ちが切り替えられないまま面接が始まり、うまく話せませんでした。
乗り換えが上手くできず、面接室への案内直前に着いたことがあります。直前の確認もできず、うまく話せませんでした。
面接会場に着くのは10分前がおすすめ! 企業目線の理由を知っておこう
ここまで、先輩たちの体験談を聞いて、面接には早めに到着することが良いということがわかったのではないでしょうか。しかし、何分前に到着するのがベストなのでしょうか。もしも悩んだら、10分前を目安にして面接に向かいましょう。
面接の10分前に会場に着いておくことが良いのは、企業側にも配慮した行動だからです。まずは企業側の視点を一緒に理解していきましょう。
①社会人は5〜10分前行動をしているから
1日の限られた労働時間のなかで仕事を終わらせられるように、社会人は常に時間を意識して行動しています。そのため、業務の開始時間が後ろ倒しになってスケジュールがひっ迫しないように、5〜10分前行動を心掛けているのです。
つまり、みなさんも入社後に5〜10分前行動が求められるということ。これから一緒に働く人にも同じ意識を求めているからこそ、就活生のうちから時間に余裕を持った行動をしましょう。相手のスケジュールにあわせることができると、この学生と一緒に働きたいという印象を与えることができますよ。
また、面接時間のギリギリの時間に到着してしまった場合、面接官の業務が後ろ倒しになってしまう可能性もあります。余裕を持って到着し、時間どおりに面接を始められるように心掛けましょう。
②早すぎると対応できない可能性があるから
社会人は、5〜10分前行動を前提に業務のスケジュールを立てるケースが多いと解説しました。逆を言うと、面接時間よりも早すぎる時間だと対応ができないこともあるということです。
面接時間よりも大幅に早く会場に着くと、待機室ではなく廊下などで待つ可能性もあります。待機室は面接のためだけに使用される場所ではないため、ほかの利用者がいることもあるからです。社員が行き来する廊下で待つとなると、緊張して面接前に落ち着けないかもしれません。
早く面接会場に着きすぎてしまうと、企業にとっても自分にとっても不都合な可能性があるのです。適正な時間に面接会場に着くことで、自分の気持ちも落ち着かせて面接に臨めるようにしましょう。
内定者たちからのアドバイス! 時間に余裕をもっておくメリットは?
私は、比較的午前中など一日の始まりに面接を設定していることが多かったです。そうなった場合、通勤ラッシュと被ってしまい、遅延などが発生してしまうリスクもあったため、早めに出発して5~10分前には会場に着くようにしていました。
ただし、早く着きすぎてしまうとかえって企業に迷惑なことも。そのため、20分くらい前に着いてしまった場合は企業のビルに併設されているコンビニや、ビルの近くにあるカフェなどに寄って時間をつぶしていました。
私は、基本的に会場までの道のりで何かあったときのことを考えて、会場に30分前には着けるようなスケジュールを立てていました。ただ、早すぎると迷惑になることもあると思います。
なかには「5分前に会場に来てください」といわれていた企業もあったため、実際に会場に着くのは5~10分前にしていました。
一度会場まで行ってみたり、面接の準備をしたり、身だしなみを整えたり、余裕を持って会場に向かえるので早めの行動を心掛けることがおすすめです。
そもそも「実際、面接ってどれくらいの時間がかかるのか」と気になる人もいますよね。実は、選考フェーズごとに違いがあったり、案内よりも短くなったりすることもあるのです。下記の記事で就活生たちの体験談を確認しながら、面接当日の様子を想像してみてくださいね。
面接の所要時間や理想の到着時刻は? 面接時間に関する実態を調査!
面接会場に10分前に着くには? 面接の何分前に行くかのタイムスケジュール
面接会場に10分前に着くことが、企業にとっても好都合だということがわかりました。面接の機会を設けてくれている企業側の目線に立って行動できるように意識してみてくださいね。
ここからは、面接会場に10分前までに着くためのタイムスケジュールを立ててみましょう。企業の受付に到着するまでには、最寄り駅からの移動時間、エレベーターでの移動時間など、考慮しなくてはいけない移動時間があります。これらの時間を事前に計算することで、ゆとりを持って面接に臨めるようになりますよ。
1時間~30分前:最寄り駅到着
公共交通機関の遅延、交通渋滞の恐れなどを加味して、1時間から30分前には最寄り駅に到着しておくようにしましょう。公共交通機関の遅延や交通渋滞に気づかないまま自宅を出発しないように、起床時と自宅出発前に運行状況をチェックすることがおすすめです。そのためには、事前に使用する路線や鉄道を調べておく必要があります。
混雑や運行状況がチェックできるサイト
JR東日本
JR西日本
YAHOO! JAPAN路線情報
日本道路交通情報センター
予期せぬ遅延や渋滞が起こっても対応ができるように、面接時間の30分~1時間前には最寄り駅に到着しておくと安心です。公共交通機関の遅れや道路の混雑による遅刻は仕方のない側面はあるものの、事前に防げるような対策をしておきましょう。
15分前:ビルに到着
ビルに入館してからエレベーターに乗るまでの時間を考慮して、15分前にはビルに到着しておくようにしましょう。もしかすると、ビルに着いてから入館の仕方がわからなかったり、エレベーターの混雑に巻き込まれてしまうこともあるかもしれませんね。
ビルに入る方法に関しては、メールなどに記載がされているケースと記載がないケースがあります。そのため、オフィスが入っているビルの基本情報を確認して、入館に戸惑わないようにしましょう。
ビルの入館ルール例
・自動(手動)ドアから入る
・暗証番号を入力する
・部屋番号を入力する
・入館証をかざす
・インターホンで用件を伝える
始業時間や就業時間間際、昼食の時間帯などはエレベーターを利用する人が多いため、混雑に巻き込まれないように、到着時間を調整してみてくださいね。
10分前:企業のフロアに到着
受付の場所を探してから、受付の対応をするまでの時間を計算して、10分前までには企業のフロアに着いておくようにしましょう。企業によっては、受付の仕方が異なります。ギリギリに着いて慣れない受付機械に触れると、面接の時間に遅れてしまう恐れも。
企業の受付の種類
・受付担当の社員に用件を伝える
例:「本日面接をお願いしている〇〇大学の〇〇と申します。ご担当の〇〇様をお願いできますでしょうか。」
・インターホンで呼び出す
・タブレットで受付をする
・内線電話を使用する
受付はエレベーターを降りた正面など、わかりやすい場所に設置されているケースが多いですが、受付の場所と面接会場の階数が違うなどのイレギュラーなケースもあります。フロアに着いてから慌てて時間を取られないように、事前に確認をしておきましょう。
5分前:受付開始
受付をしてから担当者と対面するまでの時間を考慮して、5分前には受付を開始しておくことがおすすめです。
企業の受付で担当者を呼んでから対面するまでの時間には、多少のタイムラグがあります。たとえば、受付担当の社員に用件を伝えて、面接官を呼ぶパターン。まず学生が受付担当の社員に用件を伝え、そこから面接官に面接予定の学生が来た旨を伝えますね。その連絡を受け取ってから、面接官が学生の待機場所までくるのです。
ギリギリに受付を開始すると、受付を終えた時間は定刻でも、面接官に伝わるときには、時間を過ぎてしまうということも。せっかく早く着いたのにもかかわらず遅刻と見なされてしまうことがないように、フロアに到着後も気を抜かずに行動をしましょう。
面接会場に5~10分前に着くために、どういったスケジュールで行動していましたか?
最寄り駅直結のビルや最寄り駅徒歩3分などの記載がある企業であっても、徒歩の時間を20分と計算してました。その分早い電車に乗るようにすると余裕を持った行動ができます。
面接会場の最寄り駅には、余裕をもって1時間前には到着していました。時間があったため、近くの喫茶店で少し対策をして、10分前には会場に到着するようにしていました。
遅刻を回避しよう! 余裕をもって面接に臨むための6つの事前対策
面接開始の10分前までに面接会場に到着するためには逆算をして計画を立てることが必要です。この記事を参考にして、自分の状況にあわせた当日の行動スケジュールを立ててみてくださいね。
しかし細かくスケジュールを立てていても、予期せぬハプニングが起こって遅刻をしてしまう可能性もあるでしょう。公共交通機関などの遅れだけでなく、緊張から体調に不調が起こって遅刻をしてしまうことも。
ここからは、予期せぬハプニングが起こる確率を最小限に抑える6つの事前対策を解説していきます。
予期せぬハプニングが起こっても面接に余裕を持って到着できるように意識していたことはありますか?
到着すべき時間より20分早い時間の電車に乗っていました。また、電車の乗り換えパターンを複数調べておくこともハプニングを防ぐには有効だと思います。
会場には5~10分前に着くようにしています。何があっても、10分前にはつけるように、最低でも30分前に着けるようなスケジュールを組んでいました。
電車を使う際は、開始時刻の30分前には到着できるように心掛けていました。時間を戻すことはできませんが、時間を潰すことはできるので、早め早めに行動するのが良いと思います。
①ほかの交通経路も考える
局所的に遅延や渋滞に巻き込まれたとしても挽回ができるように、ほかの交通経路を探しておくと良いでしょう。面接に遅刻しそうになると、ほかの行き方を考えて、担当者に電話とメールをしてと、想像以上にやることが多いです。そのため前日までに、ほかの経路を調べておきましょう。
ほかの交通経路を考える際には、天気予報や鉄道・道路工事情報についても調べておくことがおすすめです。たとえば、雨の日になると公共交通機関が遅れることがよくあります。鉄道や道路の工事が予定されていると、一か所の路線や道路が混雑する可能性もあると覚えておきましょう。
交通経路を調べるツール例
乗換NAVITIME
ジョルダン
こみれぽbyNAVITIME
予備の経路があるとその路線を使って遅刻を回避できることも。遅刻の可能性を少しでも減らしておきましょう。
②最寄り駅からの道順を検索する
駅に着いてからビルに到着するまでの道で迷ってしまい、面接に遅れてしまったという学生も多いようです。道順を調べていても、駅によっては出口が複数個あるため、どこから出れば良いのか……と迷うこともありますよね。
事前に最寄り駅の道順を検索しておくことで、迷わずに企業のビルまで到着できるようにしてみてください。道順を調べるときには、公共交通機関を降りてからの道順から調べるようにすると安心です。入り組んでいる駅やバス停だった場合にも、企業へスムーズに到着できますよ。
道順を検索していても不安な場合は、Googleマップのストリートビューを使って実際の土地を見てみることもおすすめです。この建物が見えたら左折するといったように、企業への目印を見つけておくと不安が軽減できますよ。
③ビルの入り口の場所を確認しておく
最寄り駅からの道順を調べられるツール
Google マップ
Yahoo! マップ
ゼンリン地図ナビ
ビル街にオフィスがある場合、どのビルが企業の入っているビルなのか判別がつかないということも考えられます。そのため、どのビルが企業のビルなのか、目で見て把握をしておくことがおすすめです。
ビルの入り口の場所を確認する方法
①ビルの公式サイトより確認する
②ビルの名前で画像検索をする
③ストリートビューから入り口を探す
どうしても不安な場合やビルの構造が複雑な場合は、企業が入っているビルの受付に電話をしてみるのも一つの手です。「そちらのビルにお邪魔したいのですが、ドアはどの辺りにありますか?」と聞いてみましょう。ビルの受付に電話をする場合は、受付時間内に電話をするように気を付けてくださいね。
④周辺のタクシー運行状況を調べる
公共交通機関や徒歩で間に合わないという場合、最終手段としてタクシーの利用も視野に入れておきましょう。面接時間に遅れる可能性が発覚した時点ですぐにタクシーを呼べるように、タクシーアプリをインストールしたり、タクシー会社の電話番号を調べておくと安心です。自分の住んでいる地域で呼ぶことのできるタクシー会社がどこなのか調べてみてくださいね。
GO タクシーが呼べるアプリ(App Store/Google Play) |
DiDi タクシーが呼べるタクシー配車アプリ(App Store/Google Play) |
S.RIDE(App Store/Google Play) |
駅到着後にタクシーを呼びたいという場合は、タクシー乗り場の有無などから停車状況を確認すると良いです。その駅にタクシーの停車量が少ない場合は、違う駅からタクシーに乗りましょう。
⑤寝る前にスマホを見ないようにする
ついつい夜にネットサーフィンをしてしまうと、自宅を出発するはずの時間に起床して、面接の時間に遅れてしまう可能性もあるでしょう。時間や日程の変更が可能な場合もあるものの、基本的に面接当日での変更は避けたいところ。
面接当日に寝坊をしないためには、面接前日の夜にスマホを見すぎないように心掛けましょう。面接前で緊張があるうえに睡眠不足となると、体調不良が引き起こされてしまうかもしれません。
寝る前にスマホを見ることによる悪影響
・ブルーライトにより睡眠が妨げられる
・脳が興奮状態になり寝る体制に入れない
・睡眠時間が少なくなる
どうしてもスマホを見ることが我慢できない場合は、スマホの電源を落としてみることもおすすめですよ。
面接前日の夜、緊張からか面接が怖いと感じることもありますよね。そんなときは、面接が怖いという気持ちを克服した就活生たちの体験談を見てみましょう。下記の記事では怖さを解決する方法を紹介していますので、自分に合った方法を試してみてくださいね。
内定者のアドバイス付き|「面接が怖い」を解消する3ステップ
⑥直前に食事を摂りすぎない
食事を摂りすぎると消化不良が起こり、体調が悪くなる可能性があります。また、食事中にスーツなどを汚してしまうことも。
直前に食事を摂りすぎることでの悪影響
・消化不良による腹痛や胃痛
・過度な満腹感による吐き気
・血糖値が上昇することでの眠気
せっかく時間に余裕を持って到着しても、直前に食事を摂りすぎたことで体調不良が起こると、面接に集中しづらくなってしまいますよね。せっかく面接に向けて準備をしたにもかかわらず、成果が出せないのはもったいないです。
面接前には消化のしやすい食材や軽めの食事を取るようにすることで、体調不良を引き起こさないように注意しましょう。
集団面接にも10分前到着が適切! 集団面接の前に必要な3つの心掛け
ここまで、面接に遅れないようにするための対策方法について確認してきました。面接当日だけでなく面接前日での対策も怠らず、面接時間に遅れないようにしましょう。
個人面接だけでなく、集団面接でも面接開始の10分前には到着できるようにしておくと良いですよ。集団面接では、ほかの学生も一緒に参加しますよね。会話をしたことのある学生と一緒に面接をする方が、集団面接の雰囲気も作りやすいでしょう。
ここからは、集団面接の前に必要な3つの心掛けを確認して、優位に集団面接を進められるようにしてみてください。面接官だけでなく参加している学生にも気を配れると、面接力がアップしますよ。
①明るい表情で待機室へ入室しよう
待機室へ入室するときに、ほかの学生からの第一印象が決まります。集団面接では協調性が見られているため、緊張を解くような気配りをしてみましょう。待機室での振舞いから「この人がいるから、発言をするのが怖くない」という印象につなげられると良いですね。
好印象な入室のために気を付けたいポイント
身だしなみを整える
笑顔で入室する
入室後に挨拶をする
緊張して表情がこわばってしまい、明るい表情が作れないという人もいるかもしれません。そういったときは、いったん深呼吸をするなどして、気持ちを落ち着かせてから入室をしてみてくださいね。心を落ち着かせたら、いつもよりも口角を高めに上げて入室することがおすすめです。
気持ちの良い入室を心掛けることは、ほかの学生に対する礼儀でもあります。一緒に集団面接をおこなう学生と良い雰囲気で面接を進められるように、明るい表情を意識してみてくださいね。
②学生同士で簡単な挨拶をしよう
集団面接前に学生同士でも簡単な挨拶をして、コミュニケーションを取っておきましょう。集団面接では、ほかの学生の発言に耳を傾けながら面接を進めていく必要があります。そのため面接のなかでお互いがコミュニケーションを取りやすいように、事前に挨拶をしておくことがおすすめです。
集団面接で学生に挨拶をするときの例
「こんにちは。〇〇大学の〇〇と申します。本日はよろしくお願いします」
「こんにちは。〇〇大学の〇〇と申します。緊張していますが、よろしくお願いします」
集団面接において話す内容が近しいとき「〇〇さんとお話が似ているのですが」と伝えることがおすすめです。この発言ができると、周りの学生の話にも意識が向いていると協調性をアピールすることができます。発言をしたいのに名前がわからない……とならないよう、挨拶で名前を覚えられるように努力してみてくださいね。
集団面接の待機室では、学生と会話をしましたか?
集団面接前の待機時間中、学生とは話しませんでした。入室時一人ずつ呼ばれる形だったので、いつ面接官が入ってくるかわからなかったからです。周りも緊張していたので、会話をすることはありませんでした。
待ち時間が長かったり、エレベーターで対面したりすると、ほかの学生とお話することがよくありました。「緊張しますね」など、当たり障りのない話がほとんどですが、たまにリクルーターを交えて流行についての話などをすることもありました。特に評価が変わるものではないので、緊張をほぐすために話すくらいの感覚で良いと思います。
③面接会場への入退室マナーを確認しよう
集団面接では、待機室への入室の順番によって取るべき入退室マナーが異なります。一般的には、ドアに近い人から入退室をするケースが多いです。そのため、待機室のドアに最も近い位置にいる人が先頭で入室し、面接室のドアに最も近い位置にいる人が先頭で退室するといった流れになります。
集団面接での入室マナー
①先頭の人がドアを3回ノックしてドアを開け、ドアは開けたままで入室する
※ドアに近い人が先頭になる
②2番目以降も順に入室する
③全員が揃うまで、座らずに椅子の横で待機して待つ
④最後の人がドアを閉める
⑤着席の案内があったら、着席をする
集団面接での退室マナー
①退室の案内があったら、一斉に立ち上がって一礼をする
②ドアに一番近い人からドアに向かって歩く
③ドアの前で振り向いて「失礼します」と伝える
④先頭の人がドアを開けて退室し、ドアは開けたままにする
⑤最後の人がドアを閉める
集団面接での入退室マナーを知らないと、周りの学生に迷惑をかけてしまうことも。自分の座っている位置を見て、どのような入退室マナーの手順を踏めば良いかを確認してみてくださいね。
企業によっては、グループディスカッションが選考内容に組み込まれている場合もありますね。グループディスカッションは、当日まで議題が明かされないため、予期せぬトラブルもつきものなのです。だからこそ下記の記事を読んで、事前にグループディスカッションの対策を進めておきましょう。
グループディスカッションの進め方|内定者に聞いた頻出トラブルとは
先輩たちが経験した予期せぬハプニング! 面接に遅れたことはある?
集団面接で10分前に会場に到着できると、面接の雰囲気を作れたり、事前に面接マナーの対策ができたりと、自分にメリットがあることがわかりましたね。個人面接、集団面接問わず、時間にゆとりを持った行動が大事なのです。
しかし、どれだけ対策をしていても起きる可能性があるのが、面接時間への遅刻です。面接時間に遅刻する理由は大きく2つあり「自分以外が原因のもの」「自分が原因のもの」に集約されます。先輩たちのハプニングを反面教師にして、遅刻を防げるようにしておきましょう。
公共交通機関が遅延してしまった
「面接の時間帯に限って、公共交通機関が遅延している……」ということもよくあります。公共交通機関の遅れは自分の力で統制できるものではないからこそ、不可抗力で面接に遅れてしまうことも少なくありません。
面接を経験してきた就活の先輩たちも、公共交通機関の遅延に巻き込まれて遅刻をしてしまったことがあるのでしょうか。面接当日に公共交通機関が遅れてしまっても焦らないように、先輩の体験談を確認してみてくださいね。
道に迷ってしまった
企業への道順を携帯などで調べていても、実際に歩いてみると道が複雑で迷ってしまうという話もよく耳にします。企業のオフィスがビル街に位置している場合は、どれも似たような見た目のビルばかりで混乱してしまうこともあるようですよ。
就活の先輩たちも、道に迷ってしまったことはあるのでしょうか。道に迷っても必要以上に慌てないように、先輩の体験談から心構えをしておくことがおすすめです。
寝坊してしまった
前日の夜に夜更かしをしてしまったり、緊張して眠れなかったりすると、面接の日に寝坊してしまうこともあるようです……。たとえ夜更かしをしていなくても、アラームが急にならなくなり、寝坊をしてしまうということもあるかもしれません。
寝坊により当日の面接時間変更をするということは、企業にとっても自分にとっても不都合です。万全の状態で面接に臨むためにも、寝る前にカフェインを摂るのは控えるなど、リスクは最小限にしておきましょう。
途中で体調が悪くなってしまった
面接前の緊張も相まって途中で体調が悪くなってしまい、面接時間に間に合わないということもあるでしょう。自分では気付いていなくても、就活によるストレスが溜まっていて、面接当日に体調を崩してしまう可能性も。
就活の先輩たちは、面接に向かう途中で体調を崩してしまったことがあるのでしょうか。万全な体調で面接当日を迎えられるように、不調を誘発する行動を避ける対策をしましょう。
準備をしても遅れてしまった……面接に遅刻してしまったことはある?
当日ハプニングがあり、面接に遅刻してしまったことはありますか?
電車の人身事故による遅延で30分以上遅れてしまったことがあります。複数の行き方を調べたものの、最低でも30分は遅れてしまうことがわかったので慌てずに人事に電話をしました。
最寄駅から会場までの行き方を調べておらず、遅刻してしまったことがあります。企業側から送られてきた位置情報とマップの住所がずれていて、中々うまく辿り着くことができませんでした。ただ早めに行くだけでなく、事前にネットで行き方を調べたりしておけば良かったなと反省しました。
電車が雪の影響で止まってしまい、途中から徒歩で会場まで向かいました。そのときは、電車の中で時間に間に合わないという由のメールを送り、電車を降りてからすぐに電話をしました。時間をずらしてもらうことができ、無事に面接を受けられました。
万が一のことも考えておこう! 面接に遅刻をするときの連絡方法
ここまでで、先輩たちが周りの力を借りながら、面接の時間に間に合わせたエピソードを確認してきました。面接の時間に遅れそうになっても諦めず、どうにかして間に合う方法を見つけ出すことも必要です。
しかしどれだけ対策をしても、面接の時間に遅刻してしまうということはあります。面接時間に遅刻してしまうときは、遅刻がわかった時点で連絡をすることが鉄則です。自分の状況にあわせて、どのように連絡をすれば良いのか確認してみてくださいね。
電話での連絡方法
電話のできる場所にいる場合は、電話で遅刻の旨を伝えることが最善の手段です。遅延などが発生して遅刻をする恐れが発覚した時点で電話をするようにしましょう。
面接に遅れそうな時の電話例文
「〇時に面接を予定している△です。(遅刻をする理由)によって、面接時間に〇分ほど遅刻をする見込みです。大変申し訳ございません。〇分ほど遅れてしまいますが、本日面接をしていただくことは可能でしょうか。もしくは日程を再調整していただくことはできますか」
電話で遅刻を伝える際は、「謝罪」「理由」「到着予定時刻」を必ず伝えてくださいね。これらを伝えたうえで、遅れてしまっても面接が可能なのか、それとも別日に変更をしてもらうのかの判断を採用担当に仰ぎましょう。
電話での連絡が終わったあとには、同様の内容をメールで送信しておくと好印象。文章で残しておくと情報共有の齟齬が防げます。メールでの連絡方法はこのあと解説する方法を参考にしてくださいね。
メールでの連絡方法
バスや電車などの車内にいる場合は、いったんメールでの遅刻連絡をするように心掛けましょう。一般的に公共交通機関の車内では電話を控えるのがマナーです。また、面接に行く企業名や自分の本名を、車内で話してしまうと個人情報の流失につながる恐れもあるため、注意してください。
面接に遅れそうな時のメール例文
件名:【面接遅刻のご連絡】〇〇大学〇〇(氏名)
株式会社〇〇
採用担当〇〇様
お世話になっています。
〇〇時に面接を予定している〇〇大学の〇〇です。
ただいま電車(バス)内にいるため、メールでのご連絡失礼します。
〇〇(遅刻をする理由)によって、面接時間に〇〇分ほど遅刻をしてしまいます。
面接の時間に間に合わず、大変申し訳ございません。
〇〇分ほど遅れてしまいますが、本日面接をしていただくことは可能でしょうか。
もしくは日程を再調整していただくことはできますか。
恐れ入りますがご確認いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
(以下署名)
———————
〇〇大学
苗字 名前
〒000-0000
◇◇県◇◇市◇◇区0丁目0番地0-0
電話:000-0000-0000
メールアドレス:××××@××××.××.jp
———————
メールで遅刻連絡をする際は、車内にいるため電話ができない旨を伝えることが必要です。そのうえで、「遅刻への謝罪」「遅刻理由」「到着予定時刻」を伝えましょう。
公共交通機関を降りて、電話ができる場所に移動ができた際には、あらためて電話を入れておくと親切です。「先ほどはメールでのご連絡大変失礼いたしました。ただいま電車を降り、〇時には到着予定です」と簡潔に伝えることで、丁寧で誠実な印象を残すことができます。
必ず時間に間に合うようなスケジュールを組んでいたものの、電車の遅延が原因でほかのルートを使っても絶対に遅れてしまう……ということがありました。事前に準備をしっかりしていたため、予想外の展開にむしろ焦ってしまいました。
ただ、面接担当者の電話番号も控えていたのですぐに電話をしました。内心は慌てていたものの、とにかく冷静に話そうと意識を集中。遅刻の理由も素直に伝えたところ「すぐにお電話していただいてありがとうございます」と優しく対応してくれました。
事前にどれだけ準備していても不測の事態は起きるので、電話番号やメールアドレスなど連絡先を控えておくことは大事だと思います。
電車の遅延により、遅刻してしまったことがあります。インターンに参加した際、同様に電車の遅延によって遅刻をしてしまったことがあり、その経験から遅延したときに話す内容をまとめていたのでそれを確認してから電話をしました。
具体的な内容としては、「何時から面接の約束をしておりました〇〇(氏名)です。〇〇線の遅延が起きていて、到着予定時刻は〇時〇分頃になります。本日の選考を受けさせていただくことは可能でしょうか」というような感じです。
できるだけ、時間は余裕を持ってお伝えしていました。間に合うかわからないという場面でも、とりあえず電話やメールでお伝えしておくと自分としても余裕を持った気持ちで面接に臨めます。早めの行動をとるのはもちろんですが、何かあったときのために焦ったときでも電話する内容をまとめておけば落ち着いて行動できるのでお勧めです。
先輩が使った奥の手とは? 面接に遅刻しそうになったときに間に合わせた裏技を紹介
ここまで面接に遅れてしまったときの連絡方法を確認してきました。自分の状況にあわせて、電話とメールを使い分けてみてくださいね。
しかし、当たり前のことですが、面接には遅刻しないのが一番です。だからこそ、面接で遅刻をしないためには、徹底した対策が必須。面接に遅れないように自分で対策をすることはもちろん、ときに周りの人の力を借りることもおすすめです。
ここからは就活経験者たちが奇跡的に面接に間に合ったエピソードを紹介していきます。面接に遅れないために、周囲の人にも協力を仰いでおくことなども視野にいれておきましょう。
家をギリギリに出てしまったものの、乗りたい電車に間に合うよう駅には到着。しかし、ホームまでの道のりやエレベーターが混んでおり、目の前で電車が出発してしまったことがありました……。次の電車に乗った場合、時間に間に合うバスへの乗り換えが3分ほどしかなく、歩いていくと確実に遅刻でした。
電車を降りてからはバス停に向かって全速力で走ることで、たまたま数分遅れてきたバスに乗ることができました。結果として遅刻はしませんでしたが、余裕を持って行動することは大事だと思います。
電車を乗り過ごしてしまい、乗り継ぎが上手くいかず遅れそうになってしまったことがありました。乗り過ごしてしまった駅から、会社までは2駅分。そのため、その駅で電車を降りてタクシーを使用し、何とか間に合わせました。
会社が駅と駅の間にあり、もともとは徒歩の時間が必要でした。幸い、タクシーで徒歩分の時間を省くことができたため、5分前には会社に到着しました。しかし、タクシーが上手く捕まらなかったり、タクシーがあまり来ない駅だったりした場合には、間に合わなかったかもしれません。
それからは乗り換える駅の一つ前の駅で携帯のアラームを掛けておくようにしました。
面接前に余裕があるとできる! 直前におこないたい4つの対策
ここまでで面接に遅れてしまったときの連絡方法を確認しました。遅刻をしてしまったときは、丁寧な謝罪と報告を心掛けてくださいね。
ここからは、面接突破に役立つ直前対策を4つ紹介していきます。面接時間に余裕を持って到着できたら、その時間を有効に使いたいですよね。直前に対策していたら、答えられたのに……という質問もあるかもしれません。
そういった後悔をなくせるように、面接にはゆとりを持って到着し、直前まで対策をおこなえるようにしましょう。
①面接対策の見直し
面接対策の要点をまとめて、直前に見直せるようにしましょう。これまでの対策内容をすべて見直すのには時間がかかってしまいます。そのため面接でよく聞かれる質問に絞って、見直しをするのがおすすめです。
直前に見直したい面接質問
①志望動機
②就活の軸
③企業でのキャリアプラン
④学生時代に頑張ったこと
⑤強みと弱み
⑥逆質問
面接対策を見直すときには、過去に深掘りをされた質問に対しても見直しができると良いでしょう。同じような深掘りをされたら、どのように回答をするかを考えておくようにしてくださいね。
また、過去に上手く答えられなかった質問があれば、その質問も対策しておくと安心です。答えられなかったという結果で面接が怖くなってしまうこともありますが、事前に対策をしておくと恐怖が軽減されるでしょう。
面接で実際に聞かれた質問について知りたい人はこちらの記事も確認しましょう。選考フェーズごとの頻出質問も紹介しているので、自分の状況にあった面接の対策ができますよ。
面接で聞かれた質問&回答大公開|実際にあった難易度高めな質問とは
面接の最後に聞かれることが多い、逆質問。気になることは多いものの、聞いて良い質問なのかどうか迷うこともありますよね。面接で好印象を残せる逆質問の内容を知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。
面接の「質問はありますか」どう答える? 内定者に聞く逆質問対策
面接で「最後に何か一言いいたいことはありますか?」といわれた経験がある人もいるでしょう。何を言えば良いか迷いますよね。そんなときは、下記の記事から内定者が話した「最後の一言」を確認してみてください。最後の一言を正しく活用できれば、採用が近づく可能性が高まりますよ。
成功談から学ぶ! 面接の「最後に一言」ウケがいい回答とは
面接では「失敗談」を尋ねられることがあります。そこで多いのが、どんな失敗談が好印象なのかという悩みです。就活生たちは、失敗談を聞く意図を考えたうえで失敗談のテーマを選んでいたようですよ。下記の記事では、就活生が実際に話した失敗談も紹介していますので、ぜひ確認してみてくださいね。
面接での失敗談の答え方|みんなのリアル回答付きで伝え方を完全攻略
②企業情報の確認
面接の前に企業の基本情報を確認しておくと、企業理解を促進することができるでしょう。企業によっては、面接で社長の名前が聞かれる場合もあります。基本情報に答えられなかったと後悔しないように、直前に対策しておくと安心です。
直前に確認したい企業情報の例
・企業の正式名所
・社長の名前
・企業理念
・設立年
・企業の展望
・採用担当の名前
直前に企業情報を見直す際には、公式サイトや自作の企業研究ノートを活用してみてください。自作の企業研究ノートを作成する際には、四季報、ホームページ、IR、説明会などから得た情報をまとめておくと便利です。企業への理解度の高さに自信を持って、面接に臨めるようにしましょう。
企業分析をどのようにしたら良いのかわからないと悩んでいる人にはこちらの記事がおすすめです。効果的なやり方や活用方法について解説しています。
企業分析の4つの極意|内定者に聞く効果的なやり方と活用方法
③面接マナー対策
面接直前の時間で、入退室のマナーと一連の流れを確認しておくようにしましょう。面接で緊張をしてしまうと、意図せずマナー違反をしてしまう可能性もあります。そのため、ノックの回数や着席・離席のタイミング・退室後の振る舞いなどを見直すようにしておいてくださいね。
直前に確認したい面接マナー
ノックの回数:3回が一般的
お礼の角度:15度、30度、45度のお辞儀を使い分ける
自己紹介の確認:「〇〇大学の(氏名)と申します。本日はよろしくお願いします」と伝える
着席のタイミング:「座ってください」と言われたあとに座る
離席のタイミング:面接の感謝を伝えたあとに立つ
集団面接に臨む際には、入退室の順番で取るべきマナーが異なります。そのため集団面接の際にはどの順番でも対応ができるように、事前に振り返りをしておくのがおすすめです。
隙間時間で面接の流れを把握しておくと、面接が上手くいくこともありますよ。下記の記事では、個人面接から集団面接、Web面接での流れまで、面接の流れを網羅的に解説しています。この記事を読んで、面接の流れに関する疑問をすべて解消しましょう。
面接の流れ|基本の流れからレアケースまで体験談付きでマナーを解説
面接マナーの対策として、忘れずにおこないたいのが自己紹介の挨拶。面接官と初めて対話をする場面だからこそ、印象に残る自己紹介をしたいところです。しかし。自己紹介での喋りすぎは厳禁。失礼のない自己紹介について詳しく知りたい人は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。
面接の自己紹介で何を話した? リアル回答例付きで伝え方を徹底解説
④身だしなみチェック
採用担当者に好印象を残すには、「見た目・表情・仕草」に気を配ることが必要です。メラビアンの法則によると、人の第一印象は視覚情報がもっとも影響を与えているといわれています。つまり、身だしなみや着こなしを整えることが大事だとわかりますね。開始3秒で好印象が残せるように、お手洗いなどで身だしなみをチェックしておきましょう。
身だしなみのチェックポイント
・スーツに皺はないか
・シャツに汚れがついていないか
・ネクタイが曲がっていないか
・髪の毛が顔に掛かっていないか
・メイクが派手すぎないか
・靴に傷や汚れがついていないか
・ストッキングが破れていないか
・華美な服装ではないか
・清潔感があるか
・社会人として相応しい服装か
万が一身だしなみで気になるところがあっても対応できるように、前もって準備をしておくと安心です。たとえば、タオル、シャツの染み抜き、靴磨き、髪の毛のゴム、ストッキングの替えなどを鞄の中にいれておきましょう。
身だしなみを整えて、好印象を残せるようにしておくと、面接突破の確率も高くなります。会場に出向く直前に鏡を見ることを忘れないようにしてくださいね。
何をすれば良い? 内定者がおこなった面接直前の対策
通勤ラッシュと被ってしまい遅延などが発生するリスクも考え、5~10分前に付くことを意識して時間設定をしていました。開始時間までに余裕が生まれると、面接対策ができます。私がやっていたのは、移動時間や面接前の時間に志望動機やガクチカを脳内で話すこと。余裕をもって到着し、メモなどを使って志望動機やガクチカを確認すると緊張がほぐれてくると思います。
対面面接であれば、服装や見出しなみのマナーも最終チェックをしておきましょう。扉のノック回数や座席に座るときの決まりなどをもう一度見直して、自身をもって面接に臨むことが大切です。頑張ってください!
志望動機や自分の就活の軸など、キーワードだけでもいいので面接で話すことを大まかに思い出して、気持ち作りをしていました。また、早めに会場へついて、トイレ等で身だしなみを整えることで安心でき、笑顔で話すことができました。
さらに、意外と忘れがちなのが入退室のマナーです。入室してから座席に着くまでの流れや、面接後の退出の仕方など、採用担当側はかなり見ているので時間があるなら改めて確認しておくと良いと思います。
面接の何分前に行くかの適正解は「10分前」! 4つの直前対策で選考を突破しよう
面接会場に10分前までに着くことができれば、時間と心にゆとりを持って面接に臨むことができます。10分前の到着は、自分だけでなく企業側にとってもメリットがあるのです。細かな移動スケジュールや代替案を考えておくことで、面接の10分前に到着できるようにしてくださいね。
面接に余裕を持って行動ができると、直前まで面接対策をすることができます。これまでの対策を無駄にしないように、要点を絞って振り返りをおこなうことが重要です。4つの直前対策をおこなうことで自信をつけ、面接を突破しましょう。
企業目線でお伝えすると、遅くとも「開始10分前」の到着が妥当だといえます。採用担当者はほかの業務にも従事しているため、直前まで打ち合わせや面接準備を進めている可能性が高く、早すぎる到着で困ってしまうこともあるからです。面接の案内文に注釈(受付方法や集合時間など)がある場合は、その指示に従いましょう。
時間にルーズにならないことが信頼につながる
一方で、「ギリギリに到着をして、汗だくになっている」という状態では、人事としての心象はあまり良くありません。最近はすぐに参加ができるオンライン面談も増えていますが、時間管理に甘さを感じる就活生も見受けられます。とはいえ、私でも駅から会場、そして会場の受付までの道が複雑で迷うことも多いです。リスクを最小限に抑えるためにも、駅自体の到着時間は余裕を持って計画するようにしてくださいね。
また、開始時刻に対して早めに到着することで、直前まで選考対策に取り組めますよ。グループディスカッションの場合は、参加者との関係構築の時間として活用したり、通常の面接では対策内容を再確認したりすることができます。待ち時間も有効活用していきましょう。
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