「気になる最近のニュース」を面接で聞かれたときの回答方法を体験談をヒントにマスターしよう
就職活動における面接では志望動機や自己PRなどの王道の質問はもちろん、「最近あなたが気になっているニュースはありますか」など、やや難易度の高い質問をされることもあります。
しかし、学生のときから興味関心を持ってニュースを聞いている人は少なく、面接で問われてもどのような内容を選んで話せば良いのかわからないという人も多いですよね。
企業が、気になるニュースについて質問するのには明確な意図があります。面接の場では、話すのに適したニュースを選び、そのニュースに対してどのような考えを持っているかを伝えなければいけません。
この記事では、企業が最近のニュースを質問する意図や、聞かれたときの対処法などを解説します。実際に面接でこの質問をされた先輩たちのリアル回答や、2024年の最新のニュースなども紹介していくので、一緒に対策を進めていきましょう。
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最近のニュースは頻出質問? 経験者に気になる疑問を聞いてみた!
最近の気になるニュースは面接で聞かれる頻出質問であり、就活生の中でも面接対策の一つとして事前に対策する人が多くなっています。
何も準備をせずに面接で聞かれて戸惑ってしまい、悪い印象を残すことは避けたいですよね。
実際に面接で聞いてくる企業はどの程度あるのか、また聞かれるのはどのタイミングなのかを把握して面接に臨むようにしておきましょう。ここからは面接の経験者である先輩たちに「最近の気になるニュース」に関連する質問をしていきます。ぜひ今後の対策の参考にしてくださいね。
Q:「最近気になったニュースはありますか」という質問を受けたことはある?
最近のニュースが頻出質問とはいえ、どれぐらいの企業が聞いてくるのか知っておきたいですよね。
そこで実際に面接経験のある先輩たちに、具体的な質問のされ方や、どのようなタイミングで聞かれたかなどについて質問しているので、ぜひ参考にしてみてください。

面接で「最近の気になるニュース」について聞かれた経験はありますか? また、どのような聞かれ方をされたのか教えてください。

特に前置きはなく、「最近のニュースで気になってるニュースや問題はありますか?」と聞かれました。ただ、その後の追加質問など深掘りはありませんでした。

「情報技術の発展について、最近のニュースで気になったものはありましたか?」とテーマを絞って聞かれました。
最近のニュース以外にも、面接ではさまざまなことを聞かれます。ほかの質問への回答についても準備を進めたい人はこちらの記事もおすすめです。面接での頻出質問への対策法と経験者のリアル回答を紹介しています。
定番の質問だけが面接で聞かれるわけではありません。以下の記事では最近読んだ本について質問されたときの回答方法について例文付きで解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q:「最近気になったニュースはありますか」という質問は何次面接で聞かれましたか?
面接は少ないところでも2回、多いところでは4回と業界や企業によってもおこなう回数は異なります。
それぞれの面接で同じことが聞かれることもありますが、基本的には面接の段階が上がっていくほど、より学生の人柄を深掘りする質問が増えていきます。
最近の気になるニュースについては何次面接で最も質問されるのか、実際に面接で聞かれたことがある人にそのときの状況と合わせて聞いてみましょう。

面接で「最近の気になるニュース」について聞かれたのは、何次面接のどのタイミングのときでしたか?

二次面接のときに聞かれました。通常の質問の間で聞かれたため、唐突に感じました。

一次面接の終盤に聞かれました。そのため、アイスブレイクなどではなく選考要素として聞かれているなと感じました。

二次面接の終盤、逆質問の前に聞かれました。直前にAI(人工知能)関連の話をしていたため、そのことに対する追加の質問であるように感じました。
最近のニュースを一次面接で質問されたという体験談を紹介しました。一次面接を控えている人は要チェックですね。こちらの記事では一次面接の対策方法についてまとめているので、あわせてチェックしてみましょう。
企業が面接で最近のニュースを聞くのはなぜ? 企業側の意図を解説

企業は面接を通じて、学生の人柄・能力・考え方・価値観などを知ろうとしています。企業が気になるニュースについて質問する意図も同様で、この質問を通じて学生の内面を探ろうとしていると考えられるでしょう。
そのため、追加質問や深掘りによってさらに話を広げられる可能性も考え、事前にしっかり対策をしておくことをおすすめします。
まずは、ここからは企業が面接で最近のニュースを聞く意図を詳しく説明していきます。追加質問のされ方や、この質問を通じて何を探られていると感じたかについてのリアルな意見も参考にしながら、読み進めてみてくださいね。

「最近気になったニュース」の追加質問では、「何で知ったか」「よくニュースは見るのか」「それに対する自分の意見は何か」を聞かれました。
面接官は「日ごろどのようなことに興味を持っているのか」や「学生の思考力」を見ているのではないかなと思います。私は外国のニュースを話すことで、グローバルに働きたい学生像を演出するようにしていました。
志望動機とは関係ない質問であっても、一貫性を意識することが重要だと考えています。

「最近気になったニュース」についての深掘りや追加質問は特にありませんでした。
質問を通じて「社会や経済に関心があるか」という要素を見られていると感じましたが、質問を想定していなかったため、その場で思いついた社会問題を志望業界や志望企業の最近の動向に結びつけて回答しました。
無理に難しいニュースの話をすると深掘り質問をされた際に困ってしまうため、少しでも知識がある話題で、自分の言葉で話せるものを使うべきだと思います。
①論理的な思考力や説明能力があるか
企業が最近のニュースを聞く意図の1つ目は、論理的な思考力と説明力の有無です。どの質問にも通じることですが、「自分の考えをしっかりと言語化して相手に伝わるように説明できるか」が問われています。
特にニュースに関しては、どの程度までニュースを咀嚼して考えられているか、その考えを解像度高く伝えることができるかが表れます。
しっかりとニュースを自分の中に落とし込んでよどみなく話せるようにしておきましょう。
②普段から世の中の情報に興味関心を持っているか
2つ目は、情報感度の高さです。世の中で出回っているニュースを日頃からしっかりとキャッチできているかどうかが問われています。
社会では常に目まぐるしく環境が変化していきます。環境の変化によって生じる顧客ニーズの変化や仕事内容の変化に対して、企業や組織もいち早く適応して利益を生み出していく必要があるのです。
そのため、そこに所属する人も世の中の情報に対しては常に敏感でなければなりません。このような情報感度の高さを学生のうちから備えているかを見られるため、話題になっているニュースについては把握しておきましょう。
③ニュースを自分ごととして捉えられているか
現代社会においては情報があふれています。しかし、それらのニュースをただ単に読み流したり聞き流したりしているのと、掘り下げながら深く考えて自分なりの意見を持っているのとでは大きな違いがあります。
情報を鵜吞みにせず、しっかりと自分の中に落とし込めている学生は、仕事においても学ぶ姿勢を崩さず、さまざまなスキルを身に付けられるでしょう。企業はそのような学生を見極めるために、この質問をしているとも考えられます。
自分の周囲の出来事と関連付けながらニュースを見ると、自然と自分の考えや意見を持ちながらニュースを見ることができるので、「ニュースはよく聞いているけど、なかなか内容が頭に入ってこないな」と日頃思っている人はぜひ試してみてくださいね。
最近のニュースならどれでもいいわけではない! 避けるべき3つのNGニュース
世の中にニュースはたくさんありますが、面接の場で話すのには適していないものもあります。先ほど紹介した通り、企業は学生の人柄や内面、考え方などを知りたいと思っています。そのため、自分の言葉で伝えられるかどうか、自分の興味や関心が相手に伝わるかどうかを意識して、取り上げるニュースを選ぶと良いでしょう。
ここからは、面接で伝えるのは避けた方が良い3つのニュースを紹介します。好印象につなげられるように事前にNGなニュースを押さえておきましょう。
①情報の鮮度が低いニュース
あくまでも企業が知りたいのは「最近の」ニュースです。
たとえば、面接時が2024年だとして、2022年頃のニュースについての回答をもらったとしたらどうでしょうか。「こちら側の質問の意図を理解していないのでは」と思われてしまうかもしれません。
あるいは、最近のニュースをあまり知らない、情報感度の低い人だと思われる可能性があります。目安として、情報が発信されてから1年以上経過しているニュースは避けることをおすすめします。
②政治・宗教・思想に関連するニュース
政治・宗教などに関するニュースは個人の思想が強く出るものなるので避けるようにしましょう。
そもそも厚生労働省が定める「公正な採用選考の基本」では、採用側は応募者の基本的人権を尊重することが大切であり、宗教や支持政党のような本人の能力や適性とは関係のない事柄で採用を決定してはいけないということが述べられています。
そのため、採用側も宗教や思想に関する事柄は評価に影響させないようにするため、アピールにつなげること自体が難しいのです。短い面接の時間のなかで、できるだけ自分をアピールするためにも、ほかのトピックを伝えた方が良いでしょう。
③芸能・ゴシップに関連するニュース
芸能やゴシップなどのエンタメ性が高いニュースは面接には適していません。これらのニュースは最も身の回りにあふれているため、聞かれた際にパッと思いつくものかもしれません。
しかし、芸能やゴシップ関連のニュースでは、面接の場としてはあまりにもカジュアルな内容になってしまいます。企業側はあくまでもこの質問を通じて学生の考え方や価値観などを図りたいので、芸能・ゴシップ関連のニュースを回答してしまうと本来の意図とは異なってしまうでしょう。
最近のニュースを聞かれてその場で思いついた芸能やゴシップ関連のニュースを選ばないよう、事前にしっかりと準備・対策をしておくようにしてくださいね。
最近のニュースの中でも答えられると好印象なニュース3選
一方、伝えると面接官に「おっ」と思わせるニュースもあります。
面接の質問において横一列で評価されることはありません。質問に対する回答の良し悪しで評価をつけられるため、最近のニュースに対する回答でも評価が分かれると考えましょう。とはいえ、実際にどのような回答をすれば、より好印象につながり、ライバルと差を付けられるのでしょうか。
ここからは、最近のニュースの中でも答えられると好印象につながるニュースカテゴリーを3選紹介します。就活経験者がどのようなニュースを選んで回答したかも合わせてチェックして参考にしてくださいね。

面接で「最近の気になるニュース」について聞かれたとき、どのような意図でどのようなニュースを伝えましたか?

ある国のスマートシティ計画について話しました。グローバルに働きたいと思う学生像を装いたかったので、関心のあるニュースもグローバルなものにしました。

少子高齢化に関するニュースを伝えました。受けていた企業がIT系だったため、人口減少のためのDX化などの話につなげやすかったからです。

AIの発展におけるソフトウェア自動開発AIについてのニュースを伝えました。直前までAIに関する話をしていたからです。
①志望業界に関連するニュース
志望業界に関連するニュースを選ぶことで、志望業界への興味関心の高さを示すことができます。
もともと興味関心がある人は思いつきやすかったり、調べやすいかもしれません。しかし、ただ関連があるという理由だけで選ぶと深掘り質問に対応できないため、ニュースの内容を、自分なりに仕事にどう活かすことができるかを考えて選ぶと良いでしょう。
そうすれば、興味関心や情報感度の高さだけではなく、その先の自分の考えや意見を持っているということが伝わります。
②志望職種に関連するニュース
営業や総務、経理、研究開発など、働きたい職種に合わせたニュースを選ぶのも良いでしょう。総合職を募集している企業であれば、「どのような職種への配属を希望するか」と聞かれることが多い傾向にあります。
その際、気になるニュースに志望職種に関連する話題を選んでおけば、自分がその職種に興味があり、日ごろからアンテナをはっていることが面接官に伝わります。また、働いていたり活躍したりしているイメージを面接官に持ってもらいやすくなるでしょう。
③志望企業に関連するニュース
志望企業に関するニュースを選ぶことで、企業への志望度の高さを示すことができます。なぜなら、一企業に関するニュースはよほどの大きなニュースでなければ、人の目に留まることなく流れてしまうからです。
そのニュースを取り上げてしっかりと内容を見ていることを示せれば、面接官に「自社に本当に入社したいんだな」という印象を残せるでしょう。
最新版:2024年7月~2025年8月のニュース一覧
ここまでは企業が気になるニュースを学生に聞く意図やニュースの選び方について解説しました。とはいえ、最近のニュースにどのようなものがあるかわからない方もいますよね。
ここでは、2024年7月~2025年8月までの主なニュースを紹介します。あくまで一例ですが、思いつくニュースがない人は、この中から志望業界・職種・企業に合ったものを選んでみてくださいね。
2024年7~12月の代表的なニュース5選

上記が2024年7~12月に発信されたニュースの代表例になります。ニュースの調べるのを助けてくれるツールについては、このあと詳しく紹介するので、そのツールを使って気になるものがあれば調べてみましょう。
ニュースの中からピックアップ|健康保険証の新規発行停止
政府は令和6年12月2日以降、健康保険証の発行を廃止する旨を発表しました。今後は「マイナ保険証」という形でマイナンバーカードに紐づけた保険証が発行されます。
マイナ保険証のメリットやデメリットは以下の通りです。
マイナ保険証導入のメリット
・これまでの医療情報の共有ができる
・高額療養費の限度額を超える分の支払いが免除になる
・確定申告の医療費控除がスムーズになる
マイナ保険証導入のデメリット
・医療機関によっては対応していない
・再発行に金銭と時間がかかる
・有効期限が存在する
より良い医療の提供のために導入されるマイナ保険証ですが、メリットとデメリットの両面が存在します。
面接で考えを問われることもあるかもしれないため、あなたの考えを整理しておくと良いでしょう。
2025年1~8月までの代表的なニュース5選

2025年8月までのニュースについて紹介しました。3カ月のみであっても、これだけさまざまなニュースがあります。どこに自分の興味のあるニュースが転がっているかわからないため、日々アンテナをはりながら情報収集することをおすすめします。
ニュースの中からピックアップ|コメの価格高騰
2024年の夏ごろから問題視されてきたコメの価格高騰。「令和の米騒動」とも呼ばれ、2025年8月現在でも、手に取りたい人に満足にコメが渡っていない状況です。
このニュースに関してポイントを確認しましょう。
- 気温による生産不良や流通の行き詰まりなど、さまざまな理由からコメの価格が高騰
- 2025年5~7月にかけて政府により備蓄米が放出
- 2025年8月現在、コメは5キロ4,000円以上で販売
国民に大きな影響を与えている問題のため、あなた自身にも影響があるはずです。このことについて聞かれた際には「価格が高騰している」という事実のみならず、あなたの経験も結び付けて話せると良いでしょう。
紹介したニュースについては、このあと例文としても紹介します。これらを「最近気になったニュース」として面接で回答するときに、どのような内容にすべきかを考えながら読み進めてみてくださいね。
例文付きで解説! 当てはめるだけでできる最近のニュースを聞かれたときの答え方

ここでは、最近のニュースを聞かれたときに、面接官にわかりやすく伝わる回答の仕方を解説していきます。
伝わりやすい伝え方の一つに、PREP法があります。P:結論、R:理由、E:具体例、P:結論という順番で話すことで、最初と最後に結論が伝わるため、相手に要点をわかりやすく伝えることができるというものです。
面接で答えるときも、この構成を意識して話してみるようにするといいですよ。
それ以外にも、実際に気になるニュースを対策したときに困ったことについて、経験者の声を聞いてみたので参考にしてみてくださいね。

「最近の気になるニュース」の面接対策をするうえで、どのような点に困りましたか?

気になっているニュースが専門的なニュースだったので、どのように噛み砕いてわかりやすく説明するか悩みました。

伝えたいニュースが多すぎて、どのニュースを選ぶかで困りました。最終的には、志望企業に導入されそうな事例のニュースを選びました。
結論:どのようなニュースか
最近のニュースを聞かれたときは、まず結論として「私が最近興味を持ったニュースは〇〇というニュースです」と伝えるようにしてください。
質問に対する回答を一番最初に持ってくることで、今からこのニュースについて話します、ということが相手に伝わりやすいでしょう。
最近のニュースを聞かれた際に、すぐにニュースの説明や選んだ理由から話し出してしまう人が多く見られます。そのような話し出しをしてしまうと、面接官はなんのニュースかをわからないまま聞いてしまい、話の要点がつかみにくくなるので注意してください。
気になるニュースを聞かれたときのOK回答
〇〇というニュースです。なぜなら、私は〇〇という仕事に興味があり、このニュースの〇〇という部分に興味が湧いたからです。
気になるニュースを聞かれたときのNG回答
私は〇〇という職種に就きたいことから、〇〇のような話題に興味があり、その中でも〇〇というニュースに興味をもちました。
理由:なぜ興味をもったか
どのようなニュースかを伝えたら、なぜそのニュースに興味をもったのかの理由を伝えてください。「なぜなら〇〇だからです」「〇〇という内容にとても興味があったからです」などとつなげると良いでしょう。
このときにニュースのどのような部分に興味を持ち、なぜ興味を持ったのかを、自分の生活や志望している仕事に関連づけて説明できるようにしておくと説得力が増しますよ。
意見:どのような意見をもったか
理由を伝えたら、そのニュースに対して自分がどう考えているか、どのような意見を持っていて、何に活かしたいかを伝えてください。
「このニュースを見て、〇〇という考えを持ち、〇〇という面で自分にも活かしたいと思いました」などとつなげてみてください。また、ニュースの内容を受けて「〇〇という考えや行動を御社の〇〇という仕事でも活かしたいと思いました」など、応募企業に絡んだ言い方をするのも良いでしょう。
面接においては、この意見の部分が最も重要だと考えてください。ニュースに対する意見を通じて、面接官は学生の人柄や内面を見ようとしています。この意見をどのように持っているかであなたの印象が大きくことなるでしょう。
また、意見の部分は追加質問で聞かれやすい箇所なので、深掘りされても良いようにしっかり準備していきましょう。
再結論:どのようなニュースか
最後に、再結論としてどのようなニュースであったかを伝えましょう。「上記のような理由から、〇〇というニュースは私にとってとても気になるニュースでした」など簡潔にまとめるようにしてください。
再結論を用いることで、話の終わりであることを明確に伝えられるとともに、どのようなニュースを選んで話したかをわかりやすくすることができます。
中途半端な終わり方をすると回答全体がボヤけた印象になってしまいますが、綺麗に言い切って終わることで端的に話せる印象を残せるでしょう。
志望業界・職種別:面接で最近のニュースを聞かれたときの回答例文10選!
ここでは、最近のニュースを聞かれたときの回答例文10選を紹介します。業界や職種別で例文を紹介するので、自分の志望先と照らし合わせながら、読み進めてみてくださいね。
また、面接で最近のニュースを聞かれた経験のある先輩たちに、成功談と失敗談を語ってもらいました。本番をイメージするためにも、一緒に確認しましょう。
好印象につながった成功談&今だから言える失敗談を紹介

海外進出をしていく企業に対して海外のニュースを伝えることで、グローバルに働きたい学生像を演出できたのは成功だったと思います。
一方で、質問自体を想定していなかったので、あまり知らないニュースを話してしまったことは失敗でした。追加質問による深掘りがありましたが、そのニュースの起源や自分の意見、具体的な内容を説明することができませんでした。
あまりニュースに敏感ではないのかな、と疑問を持たせてしまったと思います。

成功談としては、ITに詳しい人のみが知っているAIのニュースを話した際に、とても興味を持っていただいた経験があることです。
逆に失敗談としては、有名すぎるニュースを話したときには、面接官の反応が薄かったように感じたことです。具体的には、OpenAIという企業が開発したSoraという動画生成モデルについて話したのですが、会話があまり広がりませんでした。
この成功談・失敗談から、さまざまな情報源からニュースを取得するといいように感じました。
金融:日本銀行により新紙幣が20年ぶりに発行
例文
私が気になったのは2024年7月に新紙幣が発行されたニュースです。
特に気になったのが、ユニバーサルデザインの観点です。祖母が「お札の金額が判断しやすくなった」と話していたことから関心が高まりました。
新紙幣は、手触りで種類を識別できるようになっていたり、額面の文字が大きく表示されていたりと、どのような人でもわかりやすいデザインになっています。
今後は紙幣以外にも、貨幣やカード、電子マネーにもユニバーサルデザインの導入や、誰もが金銭の支払いをしやすくなる取り組みが進んでいくのだろうと予測しています。
どのようなデザインや機能があれば金銭の受け渡しややり取りが円滑になるのかを考えさせられたニュースでした。
メディア:パリ五輪日本はメダル45個
例文
私が気になったのはパリ五輪で、日本がメダルを45個獲得したニュースです。
連日、選手たちが頑張る姿が報道され、私自身も勇気をもらったため気になるニュースとなりました。
なかでも、新たな種目である「ブレイキン」に着目していました。ストリート文化がオリンピック種目となり、皆に注目されるようになったのは、テレビでブレイキンの魅力を発信し続けていたからこそだと思います。
人々が知り得ないものの魅力を提供できるのがテレビの良さのひとつだと考えるため、テレビの効果的な情報伝播方法について考えるきっかけになりました。
行政:自民党新総裁が就任
例文
私が気になったのは自民党新総裁が就任したニュースです。
なかでも、新総裁が掲げる地方創生の政策に興味を抱いています。私の出身地は人口減少が問題視されているため、どのような施策を打ち出し、どのように課題解決に向かうかが特に気になっているからです。
政策を地域住民の生活に根付かせるのは行政の役目だと感じているため、私の地元のみならず、ほかにも人口減少している地域の問題点を調査し、具体的に何が求められているのかを積極的に考えるようにしています。
教育:日本被団協がノーベル平和賞受賞
例文
私が気になったのは日本被団協がノーベル平和賞を受賞したニュースです。
私の親戚も戦争を体験しており、体験談を聞くことがよくあります。この事実は後世に残さねばならないという強い思いが私の中にあるからこそ、注目しているニュースです。
今年は戦後80年という節目の年であり、年々戦争体験が聞ける機会がなくなっています。だからこそ子どもたちにリアルな面を伝える重要さを教員が担っていると考えます。
親戚に話を聞くだけでなく、日ごろから戦争の歴史を調べ、語り継げるように知識を入れています。
医療・福祉:健康保険証の新規発行停止
例文
私が気になったのは健康保険証の新規発行が停止されたニュースです。医療機関を受診した際に「マイナ保険証」という言葉を耳にしてから注目するようになりました。
これまでの医療データが管理できるのは良いですが、未だその導入が進んでいる医療機関は少ないのではと思います。
今後医療業界がデジタル化の波にどのように対応するか、そして、医療機関を利用する高齢者の方にデジタル化をどのように対応させていくのが良いかを日々考えるきっかけとなりました。
食品:コメの価格高騰
例文
私が気になったのはコメの価格が高騰しているニュースです。
「手頃な価格でおいしい食事を」をモットーにしている御社において、価格設定にかかわってくると感じ興味を抱きました。
コメの価格高騰により、一人暮らしをしている友人はコメを食べる機会が減ったと言っていました。そのような人にもコメを食べてもらえるよう、多少の値上げも加味しながらも、最低限の利益が上げられるような価格設定で食事を提供することが私は大切だと考えています。
これまで当たり前にコメが食べられる環境だったからこそ、改めて店舗でも食品にありつけるありがたみや、価格とのバランスを考えるようになったニュースでした。
建築:埼玉県で道路陥没によりトラック転落
例文
私が気になったのは、埼玉県で道路陥没によりトラックが転落したニュースです。まさしく道路を設計する御社を志望するにあたり、外せないニュースだと思い興味を抱きました。
いろいろな人が使用する道だからこそ、作って終わりではなく、その後の点検や定期的な舗装など、誰もが安心して通れる道作りが必要不可欠だと感じています。
今後道路設計にかかわる際は、このような事故が起きたとしても、その後人命が助かるフォローまでしておくべきだと、より一層注意力を上げたいと考えております。
改めて道路設計、整備の重要さを実感したニュースでした。
観光:関西万博開催
例文
私が気になったのは、関西万博が開催されたニュースです。私自身も関西万博に訪れ、その盛り上がりを肌で実感したからこそ気になっております。
その際に、御社の万博ツアーを利用いたしました。膨大なパビリオンを源泉し、満足度の高いツアーを提供されており、私のみならずほかの方も「楽しかった」と口にされておりました。
交通手段や宿を提供するのみならず、観光業は顧客に対して楽しさや思い出を提供すべき仕事なのだということを改めて実感しました。
このことから、このニュースに興味を抱きました。
小売:訪日外国人過去最多
例文
私が気になったのは、訪日外国人が過去最多を突破したというニュースです。雑貨屋のアルバイトで、海外のお客様が増えていることを実感し、このニュースに興味を抱きました。
御社でも、商品を提供するのみならず、「体験」を提供する取り組みをなされていると伺いました。体験は、そこでしかできないことであり、思い出という土産にもなります。だからこそ、体験を提供する取り組みは、今後どのような店舗でも増えるのではと予想しております。
そのようななかで、ほかの店舗とどう違いをつけて体験を提供するかを考えるきっかけとなった出来事でした。
商社:アメリカによる関税額の引き上げ
例文
私が気になったのは、アメリカにより関税が引き上げられたというニュースです。
商社を志望しているため、このようなニュースは意識的に目にしていますが、今回のニュースは将来的にほかの国の経済にも影響を及ぼすと思い関心を持ちました。
御社では、さまざまな国や地域と取引をされているのが強みだと感じております。そのようななかで、今後どの業務に重きをおくか、今後世の中的に求められる業務は何かを見極めて事業展開をすることが重要になると考えています。私は東南アジアなどの新興国と取引を増やすのが良いと考えました。
商社において今後の国のかかわり合いを考えるにあたり、外せないこのニュースが気になっております。
経験者の実回答を大公開!
ここまで、志望業界や志望職種別で気になるニュースの回答例文を紹介しました。
例文のほかにも、ここでは就活経験者が実際に回答した内容も紹介しますので参考にしてみてくださいね。

受けている業界に関連するニュースを事前に調べていたので、そのニュースについて話しました。
人材業界を受けていた際は、有効求人倍率や新卒就活の動向に関係するニュース、同業界内で話題になっているニュースなどを取り上げました。どうしても関連するものが見つけられなかった場合は、転職先の業界や職種に合ったものではなく、現職に関連する内容を取り上げたこともあります。
ニュースを気になった理由と自分の意見を持つのがコツ
話の中では、どうしてそのニュースが気になったのか、自分の意見や感想を伝えらえるよう意識しました。あまり知らないニュースについて話し、深掘りされたら浅い理解であることが露見してしまうので、きちんと内容を理解した上で感想や意見を持てるニュースを選ぶことが大切だと思います。
面接直前に情報収集を始めても情報が集まりにくいです。そのため、就職活動中には毎日ニュースを確認する意識を持つと対応しやすくなるのではないかと思います。

志望業界がIT業界で、DX(デジタルトランスフォーメーション)及びIT導入に向けての展望を期待される職種であったため、できるだけ業界・業務に関連するニュースに着目しました。
そのうえでニュースに関連して「自分が入社したら何ができるか」などの意見を組み込むようにしました。その際、注意したことは、できるだけ「その会社で活躍する自分を思い描いてもらう」ために具体的な意見を伝えるということです。
ニュースの質問を通じて端的さをアピール
また、私は特にAIの活用を考える業務を志望していました。
そのため、生成AIの最新動向を知っていることを示すだけでなく、海外の記事を選ぶことでグローバルへの関心も示すようにしておりました。それ以外にも、ニュースを要約して端的に伝えられることを意識してアピールしました。
経験者が使った裏技! 面接で最近のニュースを聞かれて困ったときの対処法
ここでは、最近のニュースについて準備していなかった、もしくは準備していたけど予想外のことを聞かれたときの対処法を紹介します。
本当に困ったときは、学生がどのようにしてその場を乗り越えたかを参考にしてみてください。また、準備をしておけば良かったことや、後悔したポイントについてもパネリストに答えてもらいました。
就活生パネリストに聞く! 困ったときの対処法

これまでのニュースを思い返し、要所要所のワードを組み合わせることで切り抜けられました。
ニュースといえば政治関連という印象があり、政治とITを絡めて考え、マイナンバーカードについて話しました。
マイナンバーカードで今後できるようになったら良いなと思ったことを考え、社会的に貢献できる開発につながるのではないかと、最後は社会の役に立つ方向性で話をまとめました。

「少し前のニュースになってしまうのですが」と、最近といって良いのか悩む時期のニュースを引っ張り出して話をしました。
自分のいる業界と関連するニュースだったのでたまたま頭に残っており、同業界転職だったことも幸いし違和感なく乗り切ることができました。
通勤電車の中でニュースを流し見する習慣のおかけで助けられたので、転職活動中だけでもニュースを確認する習慣をつけておくと、咄嗟の時に役立つかもしれません。
経験者の実際の声! ニュースに対して興味関心を持つ方法
社会人であれば、自分が所属している業界や職種に関することには自然と耳を傾けることができますが、学生の間はニュースに対して深い関心を持つことは難しいかもしれません。
ニュース自体は知っているものの、面接で聞かれて話すほどの意見はない、という人も多いのではないでしょうか。実は、ニュースに対して興味関心を持つにはコツがあるのです。
このコツを押さえれば、自然とニュースを自分ごととして捉えて興味関心をもてるようになるので、ぜひ実践してみてくださいね。また、それぞれのコツについて体験談も交えて紹介すすので参考にしやすいと思います。
体験談①身の回りの出来事との関連を探す
ひとつ目のコツが、ニュースと身の回りの出来事がどのように関連しているかを探すことです。
なかなかニュースに興味関心を持つことができないのは、「自分に関係のないニュース」だと思っているからです。自分の生活に影響がないニュースは読み流してしまいますよね。
しかし、一見自分には関係のないニュースであっても、大抵のことはまわりまわって自分の身近な出来事に影響を与えます。
たとえば「日経平均株価が史上最高値を更新」というニュースは一見投資をやっていない学生の生活には影響がないように見えます。ですが、「日経平均株価は日本経済全体の良し悪しを表している」という点で日々の生活にも影響を与えていると考えられるでしょう。
このように、ニュースの内容が日々の生活にどのような影響を持っているかを俯瞰的に考えるようにしてみてください。
就活生パネリストはニュースに関心を持つためにどんなことをしていたの?

面接が始まる12月頃からオンラインで読める日本経済新聞の購読を始めました。学生は3カ月無料で使えると知って契約をしました。日本経済新聞のアプリでは気になるワードから記事を検索できるなどの便利な機能が多いのでおすすめです。
私は、興味のある業界のニュースは知っておきたいと考え、事前に「建設」「旅行」などのワードを登録していました。登録したワードを含む記事は色付きで教えてくれるため、とても便利です。また、重要なニュースはスマホの通知にも表示されるため、興味を持つきっかけになりました。
自分の興味や関心からテーマを絞ってニュースを読むことも
また、身の回りの出来事との関連性を探しながらニュースを見ることもありました。私は海外旅行が好きなので、「円安」というテーマに興味を持ち、なぜ始まったのか、メリットデメリットは何なのか、今後の見通しはどのようになっていくのかと興味を広げていきました。加えて、自分が受ける企業にはどのような影響があったのかを考えたり調べたりしました。わからない場合はOB・OG訪問や面談の際の逆質問として聞いてみると良いですよ。
体験談②ニュースをさらに深掘りしてみる
2つ目のコツが、内容をどんどん深掘りしてニュースの原因や背景まで考えてみることです。
ニュースは短時間でわかりやすく伝える必要があるため、報じられるのは出来事の表面上の内容だけであることが多いです。そのため、ニュースで報じられている内容には興味をもてなくても、内容を深掘りしてみれば興味がでてくるかもしれません。
起きた出来事に対して、「なぜそうなっているのか?」「そこからなにが起きるのか?」「その結果どのような影響がでるのか?」というところまで深掘りしてみてください。
起きた出来事を深掘りする例
国立科学博物館がクラウドファンディングで約9億円調達
・なぜそうなったのか? :光熱費の高騰などを受けてコレクションを収集・保管するための資金が確保できなくなったから
・そこから何が起きるのか? :ほかの博物館や美術館、研究機関など同じように資金難に陥っているところでもクラウドファンディングが普及するかもしれない
・その結果どのような影響がでる? :宣伝効果で調達先に需要が集まる? 日本でも寄付文化が根付いてくる? …など
このように考えると、世の中の出来事がどのようにつながっていくかを理解できるため、いろいろなニュースを見るのがおもしろくなりますよ。

「ニュースから見解を示す」という大学の講義を受けていました。講義の中で、見解に対する別の視点と、端的に要約する文章構成力が訓練されたと感じています。
取り扱うニュースの内容は、政治・経済、殺人事件、汚職事件、医療、教育、スポーツ、文化など多岐に渡っていました。また、時間があるときはYahoo!ニュースを見ることが多く、ニュースの引き出しは日頃からたくさん持つようにしていたことが良かったと思います。
1つのニュースからいろいろなことに想像を広げよう
志望している業務に関連するニュースに対して「自分なら、そのニュースから何を構築するか?」を考えることで興味を持てます。
たとえば「ローソンのエッジAI技術を用いた店舗DX実験」についての記事内容の深掘りでは、「なぜその記事に興味を持ったのか」を考えました。考えを突き詰めると、消費者行動のデータ分析手法に興味があったからだとわかりました。
ニュースの内容が実現すれば、消費者購買に関するデータが自動的に蓄積され、各企業の商品の需要を予測が可能となると思いました。さらに、大型スーパーでもっと利便性の高いシステム構築を実現するために別システムを活用することについても想像が広がりました。

恥ずかしながら、学生時代はニュースにあまり関心が持てず、朝の情報番組を見るくらいしかしていませんでした。
しかし、社会人になって社内外の人との打合せや商談の機会が増えるにつれ、日常会話の中でもニュースに関する話題が増えたことで、通勤時間中にWebやアプリでニュースをチェックする習慣がつきました。
気になったことをつなげて考えれば面白みがでてくる
また、ニュースをチェックする習慣がついたことで、志望業界や志望企業に関連するニュースをリサーチをしました。さらに、そのニュースで取り上げられていたもの(たとえば新製品の発売、廃止など)について、公式HPや関連サイトで詳しく調べたりしていました。
「発表された新規事業はどんなことするんだろう」「ほかにも同じことやってる会社あるのかな」「この領域だと結構後発なんだな」と、少しでも気になったことをつなげて調べていくと、その内容について詳しく知ることができて面白さも感じられると思います。
ニュースは周りにあふれている! 世の中のニュースを把握するツール4選
ここまで、ニュースに対して興味関心を持つコツを紹介しました。
ここからは、ニュースを把握するためのツールを紹介していきます。せっかく興味関心を持つコツを手に入れても、ニュースそのものを知る手段を持っていなければ上手に活かせないですよね。
最低限このツールを押さえておけば世の中のニュースは把握することができますし、トレンドに乗り遅れるということはないでしょう。
①日経新聞
特徴 | 国内外の経済全体の動向をチェックできる |
料金 | 朝刊・夕刊5,500円(朝刊のみ4,800円)/電子版4,277円 |
おすすめの使い方 | 毎朝の通勤・通学時間で1日のニュースを確認 |
国内外の景気動向や企業業績、設備投資、経営戦略などの情報をわかりやすく報道する言わずとしれた信頼のできる情報源です。
日経新聞は紙面でも購読可能ですが、日経新聞電子版はオンライン上で購読することができます。紙面は一日のニュースの全体感をいち早く把握するのに役立ちますが、時間がない人にとっては出先でもチェックできる電子版がおすすめです。
日経新聞は社会人にとっては必須の情報把握ツールになっていますので、押さえておくようにしましょう。
②NHK+
特徴 | NHKの番組をオンラインで視聴できる |
料金 | 無料 |
おすすめの使い方 | 各ニュース、クローズアップ現代、 NHKスペシャルなど志望企業に関連したニュースを見逃したときに後から確認 |
NHKプラスでは、NHKが放送している各番組を放送中から放送後1週間までPCやアプリで視聴できるサービスです。
公共放送を担うNHKは情報の信憑性がきわめて高く、発信される情報については信頼できるものが多いと言えるでしょう。
また、クローズアップ現代など企業を特集した番組もあります。志望企業に関連する内容は欠かさずチェックするようにしましょう。
③Yahoo!ニュース
特徴 | 国内外の話題をいち早く把握できる |
料金 | 無料 |
おすすめの使い方 | 空き時間で流行・トレンドを確認 |
Yahoo!ニュースはLINEヤフー株式会社が運営するニュースサイト。国内外のニュース・話題を多岐にわたって提供し、情報の鮮度が高いことが特徴です。エンタメ・経済・国内・国際・ITなど幅広いカテゴリがあることも嬉しいポイントですね。
最新情報を掲載するまでのスピードが早く、世の中のトレンドや流行を把握することに役立つでしょう。ただし、芸能やゴシップなどの内容も多く扱うため、そのような情報に流されないように注意してくださいね。
④News Picks
特徴 | ニュースだけでなく、コラムや特集など幅広く情報収集できる |
料金 | 無料 |
おすすめの使い方 | 有識者のニュースへの見解を確認 |
NewsPicksは、ユーザー・会員数約751万人の国内最大規模の経済ニュースプラットフォームです。
NewPicksでは、幅広い情報が網羅的に掲載されているだけではなく、登録不要で使用することができます。オリジナル記事やコラムもあり、新聞よりも低いハードルで利用することができるでしょう。
また、それぞれのニュースに専門家などの有識者がコメントを残してくれるのも大きな特徴の一つです。ニュースに対するコメントを参考にすることができるのは嬉しいですよね。
しかし、書いてある情報の信憑性についてはしっかりと確認しなければいけないことには留意しましょう。
この記事を通して、「最近の気になるニュース」を聞かれたときの回答方法についてマスターできたでしょうか。ぜひ自信を持って面接に臨んでくださいね。しかし、回答内容と同じくらい大切にしたいのは服装マナー。せっかく良い回答ができても、身だしなみの部分でマイナス評価を受けるのはもったいないので、こちらの記事で確認しておきましょう。
最近のニュースを伝えるだけはNG! 面接では自分の言葉で伝えられるようにしよう
面接で最近のニュースについて聞かれたときは、ニュースを選んだ理由と、そのニュースを見てどう思ったのかという意見を自分の言葉で回答できるようにしてください。
さらに、志望企業や志望業界に関連するニュースを選び、自分の意見を志望企業に絡めて伝えることができれば好印象を残せるでしょう。
ニュースの内容を伝えるだけや、ただなんとなく気になりました、では選考において不利になってしまうことも。しっかりと自分の言葉で伝えられるように、今のうちから面接対策として準備するようにしておきましょう。

社会人になってもニュースに敏感であるべき必要があります。理由は2つあります。
まず1つ目は、ニュースを話題にすると顧客や社員とのコミュニケーションの質が高まるため、成果を上げる際にも必要な材料となるからです。2つ目は、ニュースが社会との接続点になり、未知の情報に出会うことで自分の人生を彩ることもできるからです。
また、ニュースを読む際は、流し読みで情報量を増やすよりも、1つのニュースの見解を自分なりに深めていくようにするのがおすすめですよ。情報収集に費やすことができる時間は、どれだけ多くても最大で数十分から1時間程度だと思います。時間の関係上、ほとんどは見出しを眺めるだけになってしまうことも多いでしょう。
そのため考える対象を1つに絞り自分なりの見解を深める方が、就活での面接官とのコミュニケーション力や物事を考える力、判断力が鍛えられると考えます。1つに対象を絞ったとしても、好奇心を持って関連情報を調べることができれば、その対象に関する情報量も担保できますよ。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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「最近気になっているニュースはありますか?」とストレートに聞かれました。聞かれた割合は面接全体の1割程度で少なかったです。