自己紹介で趣味を伝えたい人必見! 就活経験者に学ぶ自己紹介での趣味の伝え方
自己紹介で趣味をどのように伝えるか、悩む人も多いのではないでしょうか。また趣味を伝える必要があるか、疑問に感じる人もいると思います。特に自己紹介は面接の冒頭で聞かれるケースが多いため、緊張もしますよね。
自己紹介で趣味を伝えることは必須ではありません。しかし、面接で急に聞かれることもあるため、ぜひこの記事で対策をしてみてくださいね。
この記事では、趣味を聞く採用側の意図や、印象アップにつながる伝え方や例文を紹介します。趣味がない場合の見つけ方も解説するので、好印象につながる自己紹介を一緒に考えていきましょう。
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そもそも自己紹介で趣味を伝えたことはある? 先輩たちにアンケートを取ってみた
自己紹介では、面接官に聞かれない限り、必ずしも趣味を伝える必要はありません。しかし本当に趣味を伝えなくても良いのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
就活を経験した先輩たちは、自己紹介で趣味を伝えていたのかを聞いてみました。まずはリアルな意見を参考にしてみましょう。
伝えたことはありません。理由としては、基本的に自己紹介の時間は1分程度と短く、サークル活動や大学自体に取り組んだことを紹介するだけで時間切れになってしまうからです。
あります。趣味が業務と関連していたこともあり、日頃から、生活の一部となっているように伝えたかったためです。
趣味について軽く話していました。「趣味は2つあって、1つ目は〇〇、2つ目は〇〇です」といってました。形式的な硬い自己紹介になることを避けるためです。
趣味は伝えませんでした。面接の自己紹介はアピールをする場なので、部活動やアルバイトなど掘り下げてほしい部分を伝えました。
趣味を伝えた理由は、自己紹介の時間が1分程度など、長めに指定されていたからです。ゼミの内容だけでは1分間話せなかったため、趣味を伝えていました。
面接の自己紹介で何を伝えると良いかは、こちらの記事で解説しているので、気になる人はあわせて参考にしてくださいね。
面接の自己紹介で何を話した? リアル回答例付きで伝え方を徹底解説
自己紹介で趣味を伝えた人に聞いてみた! どんな趣味を伝えた?
趣味を伝える場合、どんな趣味を伝えれば良いのか、疑問に思う人も多いのではないでしょうか。趣味が上手く伝われば、人柄や価値観をアピールできますが、伝え方を間違えてしまうと、マイナスのイメージを与えてしまう可能性があります。
そこで先輩たちは自己紹介でどんな趣味を伝えたのかを質問してみました。
面接での自己紹介で趣味も一緒に伝えた人は、どんな趣味を伝えましたか?
プログラミングとカラオケです。特にプログラミングはどのようなことをおこなっているのかについても説明しました。
趣味は2つあって、1つ目は一人旅、2つ目は料理、と言っていました。簡単にその理由も伝えていました。意外だと驚かれることが多く、その反応は嬉しかったです。
イラストを描くことを伝えていました。特に私はパソコンやタブレットなど、デジタル機器を使って描くので、その点を伝えていました。
スポーツ観戦と旅行と伝えていました。背景は伝えていないですが、自分自身のパーソナリティと合うような趣味を提示するように意識していました。
自己紹介で趣味を伝えるのは必須ではない! 自分をアピールできる対策を優先しよう
自己紹介で趣味を伝えることは必須ではありません。面接官から質問されていないことは、基本的に答える必要はないため、無理に伝えなくても大丈夫です。
また、直接合否にかかわる内容ではないため、就活準備になかなか時間がかけられない人は、自己紹介よりも自己PRや志望動機などの対策を優先することをおすすめします。
しかし「印象に残したい」「応募職種に関連した趣味がある」などの場合は、自己紹介での趣味の伝え方を練るのも一つの手です。ギャップや珍しさを感じる趣味は、面接官にインパクトを残すこともあれば、趣味から共通点が見つかり、会話が弾むきっかけとなることもあるでしょう。
あなたの魅力を伝えられるチャンスでもあるため、自己紹介で趣味を伝える準備をしておいて、損はありませんよ。
自己紹介で趣味以外のことを伝えたいと思っている人は、次の記事を参考にしてみてください。状況別に自己紹介で伝えられるポイントを紹介していますよ。
インターンシップの自己紹介はなにを伝える? 先輩たちの経験から対策しよう
面接の中で趣味を聞かれることもある! 採用担当者の意図を解説
面接で趣味を聞かれる可能性は、低くありません。自己紹介の際に聞かれなくても、何気ない会話から急に「趣味は何ですか」と聞かれる可能性もあるため、対策しておきましょう。
また、履歴書やESに趣味・特技欄がある場合、面接でその話題に触れられることもあるかもしれません。
うまく答えるためには、採用担当者の意図を理解する必要があります。意図を押さえて、効果的にアピールできるよう準備しておいてくださいね。
では、実際どれくらいの頻度で趣味を尋ねられるのでしょうか。実際に面接を経験した就活生パネリストのみなさんに質問してみました。
面接で趣味を聞かれた際、何次面接で聞かれましたか? また、趣味を聞かれる頻度はどの程度だったか教えてください。
一次面接で聞かれたことがあります。頻度としてはあまり多くなく、5社受けたら1社から聞かれる程度でした。
趣味を聞かれたのは、おもに一次面接でした。聞かれる頻度としては10回面接を受けて7回ほどの頻度でした。
私は、自己紹介の段階で自分から趣味も伝えていたのですが、趣味に突っ込まれることが多かったのは二次面接以降です。一人に対して時間がたっぷり取られる選考だからだと感じます。
学生の人柄を知りたいため
企業が面接で趣味を尋ねるのは、学生の人柄を知りたいという意図があります。
趣味は、ESや一般的な面接での質問からは、わかりにくい個性や価値観を判断できる質問です。ある程度の性格も把握できるため、社風や求める人材に合うかの判断にも役立ちます。
たとえば、趣味が「ビジネス書や自己啓発本を読むこと」だと答えた場合、知識に対する好奇心や吸収力、思考力を持っている可能性があると評価できますよね。もし趣味から得たものや知識を伝えられれば、さらなるアピールにもなるでしょう。
面接のアイスブレイクに利用したいため
面接のアイスブレイクとして利用する目的でも、趣味を聞かれるケースがあります。
学生の緊張を和らげ、リラックスした状態で本音を引きだしたいためです。実際、面接の場面で緊張する学生は多く、和やかな雰囲気をつくることができれば、面接もスムーズに進行しますよね。そうすることで、学生の性格や適性などを、正確に評価できます。
たとえば面接官に「趣味は何ですか」と聞かれ「読書です」と答えた場合、「最近読んだ本は何ですか」と、会話が続くと予想できます。興味や価値観を自然に話せるため、緊張もほぐれやすくなるでしょう。
自己紹介シートを使って、趣味についてどこまで語っていいか悩みますよね? 次の記事では、先輩たちの体験談を紹介しつつ、面接官の関心を惹きつけられるような自己紹介シートの作り方について紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください!
就活生が作った面白い自己紹介シートを大公開|面白さの秘訣とは⁉
自己紹介で趣味を伝えたい人はこれを見て! 趣味が思いつかないときの解決策
自己紹介で趣味を伝える際、何を伝えたら良いのか思いつかない人もいるでしょう。
しかし、安心してください。今は思いつかなくても、後述する4つの視点から考えれば、簡単に見つけられます。すでに見つかっている場合でも、より魅力が伝わる趣味が見つかるかも知れませんよ。
就活を経験した先輩たちにも、選考の場面で伝える趣味をどのように考えていたかを聞いてみたので、参考にしてみてくださいね。
選考の場面で伝える趣味をどのように考えましたか?
趣味は、自分の成果を伝えるためのものだと認識していたため、「趣味によって何ができるようになったのか」や「次の目標は何か」というように、具体的な内容を含めて回答するようにしていました。
また、趣味を上達させるための過程で、PDCAサイクルを回しながら上達を図っていたことを伝えると、印象が良かったように思います。実際に「成長意欲がとても高いね」というようなお褒めの言葉をいただくことができました。
技術者関係の業界を目指すうえでは、こういった素養が評価されやすいのかなと感じました。
趣味の話はストレス解消法の話としても使っていたため、それがわかるような伝え方をしていました。私の趣味はイラストだったのですが、どのようなイラストを描いているのかや休みの日に趣味に時間を使うかなどを聞かれたため、本当に好きなことを話すのが良いと思います。
企業ごとに趣味を変えると、二次面接以降思い出せなくなるので、趣味は企業ごとに変えず、自分の話せる分野にするのが良いと思います。もし、就活開始時点で趣味がなければ、なにか新しく始めたことでも趣味として紹介して良いと思います。
趣味は、自分自身のパーソナリティとマッチするもので考えていました。趣味の質問をされても自分自身についての質問をされても齟齬がないように、旅行とスポーツ観戦を趣味として挙げていて、性格の話の部分では好奇心旺盛という性格で話していました。
「旅行やスポーツ観戦で自分の興味のある場所やチームだけでなく、さまざまなところに訪れることで、そこでしか味わうことのできない空気感を体験することがとても大好きです」のような形で伝えていました。
①一時だけでも熱中したことを思い出す
趣味が思い浮かばないときは、一時的にでも熱中したことを思い出しましょう。
趣味は長期間続けているものだけとは限りません。瞬間的にでも熱中したことや興味を持ったことでも立派な趣味です。たとえば、大学の授業でバレーボールをしたことがきっかけで、昼休みに友人とバレーボールをするようになったという経験があれば、「体を動かすことが趣味です」と伝えても良いでしょう。
また、本を読むことに熱中した期間があれば、、「ファンタジー小説の〇〇シリーズを一気に読んで、非日常の世界に没頭しました。この経験を機に、興味を持つと分厚い本でも読むようになりました」なども伝えれば、人柄が伝わり話が広がるきっかけにもなりますね。このように少しの期間に熱中したものでも問題ないので、振り返って考えてみてくださいね。
②直近の休日の過ごし方を思い出す
直近の休日の過ごし方を思い出すことで、趣味が見つかることもあります。趣味として明確化されていないだけで、実際には多くの人が自然におこなっていることも趣味になり得ます。直近の休日や寝る前などの過ごし方を振り返り、時間を費やしていたことは何か考えてみましょう。
休日の過ごし方を趣味にする方法
・いつも休日は本を読んだり、電子書籍を読んだりしている
・気になることがあると、ついついジャンル問わず、納得するまで調べる癖がある
→趣味は「読書」といえる
・動画サイトで料理家の人の解説を参考に、ご飯をつくるのが楽しい
・時間があると新しいレシピを試したり、自分なりに工夫して料理を楽しんでいる
→趣味は「料理」といえる
・リラックスするために散歩をすることが好き
・車や電車に乗るより、歩いて風景や自然を楽しみながら知らない街を散策するのが好き
→趣味は「散歩」といえる
③趣味に対するハードルを下げる
趣味が思いつかない理由は、ハードルを下げて考えてみましょう。
無意識のうちに、レベルの高い趣味を伝えようとしているのかもしれません。面接官はプロレベルの趣味を求めているわけではありません。大切なのは、人柄が伝わることや、面接のアイスブレイクになるかどうかです。以下のようなことも趣味になり得ます。
・ペットの世話
・家事・掃除
・DIY
・園芸
・パズルゲーム
・歳の離れた年下の兄弟姉妹と遊ぶ
ペットと遊ぶことを趣味として伝えたとき、面接官もペットを飼っていれば会話が弾むきっかけになるでしょう。例に挙げたほかの趣味も同様に、日常に溶け込んでいるようなことも素晴らしい趣味です。自信を持って伝えてくださいね。
④身近な人の客観的な意見を聞く
自分で趣味が思いつかないときは、身近な人の客観的な意見を聞くのもおすすめです。
自分で思いつかない場合、視点が狭くなっているだけの可能性があります。周りの意見を聞けば、自分が無意識のうちに習慣化していることや、自分が周囲と比べて熱を入れていることなどを教えてもらえるかもしれません。友人や家族など身近な人に聞くことで、違う視点から趣味を見つけてみましょう。
趣味を質問するときの聞き方例
「私が楽しそうにしているときって、何をしてるときかな?」
「私が小さい頃から続けていることって何かな?」
「サークル活動で、特に私が楽しんでいたことは何だろう?」
「授業や仕事以外で、私が特に興味を持っていたことはある?」
内定者に聞く自己紹介で伝えて好印象だった趣味|おすすめ趣味一覧付き
好印象につながるおすすめの趣味一覧を紹介します。
ただ紹介する趣味を伝えたからといって、必ず好印象になるわけではない点に注意してください。あなたの人柄が具体的に伝わることが最も大切です。自分に当てはまるものがないかという視点で読み進めてくださいね。
就活を経験した先輩たちにも好印象につながったと感じた趣味を聞いてみました。
実際に自己紹介で伝えてみて好印象だと感じた趣味は、どのような内容ですか?
志望業界に重なる趣味を伝えたところ、現社員の方もそれを趣味としている方が多いようで、会話が盛り上がったことがあります。
一人旅です。自分自身、グローバルに活躍したいという軸もあったので、一貫性が表せていたなと思うのと、実際に面接官も驚いてくれることが多かったです。
海外への一人旅です。行ったことのある国についてなど、面接官の方との話も広がりやすく、適応能力や積極性もアピールできるので良いと感じました。
絵を描くことが趣味だと伝えると、役員の方の娘さんや、人事の方の奥さんなど、面接官の身近な人と共通した趣味だったらしく話が盛り上がりました。
①業界・企業・志望職種に関連する趣味
自己紹介で好印象を与える趣味を伝えたい場合は、業界・企業・志望職種に関連するものが効果的です。
自分の興味や特技を活かしつつ、関連する趣味を伝えることで、説得力が増し志望度のアピールにもなります。下記で、業界別のおすすめの趣味と具体的なアピール例を紹介します。
業界別のおすすめの趣味一覧
・IT業界
プログラミングの勉強
ゲームアプリやホームページなどの制作
・金融業界
経済ニュースを見る
金融ジャンルの本を読む
・広告/マーケティング業界
ブログ運営
SNS運用
デザイン制作
・医療業界
ボランティア活動
健康・医療関連の勉強会への参加
医療系資格の取得
・教育業界
子供向けワークショップの参加・開催
教育関連のボランティア
教育に関する本を読む
・製造業
DIY
生産技術などの勉強
・建設業
建築模型制作
建設現場の見学
建築関連の本を読む
・サービス業
カフェ巡り
レシピ発案
ホスピタリティ関連の本を読む
業界 | おすすめ趣味 | アピール例 |
---|---|---|
IT | プログラミング | 趣味はプログラミングです。 休日にはオリジナルのゲームを制作しています。 |
金融 | 経済ニュース | 趣味はニュースを見ることです。 経済ニュースの分析を日常的におこなっています。 |
広告 | SNS運用 | 趣味はSNS発信です。 SNSのフォロワーを増やすための マーケティングを勉強しています。 |
医療 | ボランティア | ボランティア活動に参加することを継続しています。 特に地域の医療ボランティアに積極的に参加しています。 |
教育 | 教育関連の ボランティア |
趣味は子供向けワークショップの開催です。 教育に関する実践的な経験を積んでいます。 |
製造 | DIY | 趣味はDIYです。自分の部屋を改造することに 楽しさを感じています。 |
建設 | 建築模型制作 | 趣味は建築模型の制作です。 建築の基本を学びながら楽しんでいます。 |
サービス | 読書 | 趣味はホスピタリティ関連の書籍を読むことです。 サービス業の知識を深めています。 |
②豆知識・ユーモアを伝えられる趣味
ユーモアや豆知識を伝えられる趣味もおすすめです。面接で印象を残しやすく、アイスブレイクの効果も高まるでしょう。趣味を伝えると同時に、豆知識も披露すれば会話のきっかけになります。
豆知識・ユーモアを伝えられる趣味の例
・クイズ
豆知識クイズを考えること
雑学本を読むこと
・ダジャレ
ダジャレを作ること
ネタ帳を10冊作成すること
お笑い大会へ参加すること
・マジック
新しい手品を考えること
マジック関連のイベント参加すること
マジックショーに出演すること
・映画鑑賞
映画のレビューをすること
各地の映画館を回ること
・ガーデニング
珍しい植物の栽培をすること
花言葉を覚えること
・天文学
星空観察をすること
天文学の本を読むこと
趣味 | アピール例 |
---|---|
クイズ | 趣味は豆知識クイズを考えることです。 今では300個の雑学を覚えています。 |
ダジャレづくり | 趣味はダジャレを考えることです。 3分に1回は面白いことを考えてしまいます。 |
マジック | 趣味は手品です。 1カ月に一度はマジックイベントで披露しています。 |
映画鑑賞 | 趣味は映画鑑賞です。 大学の講義終わりの時間に ふらっと映画館に立ち寄っています。 |
ガーデニング | 趣味はガーデニングです。 最近では祖母と一緒にイベントに参加しています。 |
天文学 | 趣味は星空観察です。 5歳から天文学に興味を持ち、 今では一人で天体望遠鏡を扱えます。 |
③ギャップ・珍しさを感じる趣味
実績やギャップ、珍しさを感じる趣味なら、面接官に印象を残せるでしょう。珍しい趣味の場合、印象に残すことはできますが、専門用語などが多いと理解がしづらく逆効果なので、わかりやすい言葉で伝えられるように注意しましょう。
実績・ギャップ・珍しさを感じる趣味の例
・スカイダイビング
国際ライセンスの取得
スカイダイビング大会の参加
・マラソン
フルマラソンの完走
ウルトラマラソンへの挑戦
大会への出場
・鉄道模型
模型制作
ジオラマの設計
展示会への出展
・トライアスロン
大会への出場
健康管理とトレーニング
・バルーンアート
子供向けイベントでのパフォーマンス
バルーンアートの教室に参加
・囲碁
囲碁クラブへの参加
囲碁大会への出場
囲碁関連の本を読むこと
趣味 | アピール例 |
---|---|
スカイダイビング | 趣味はスカイダイビングです。 国際ライセンスを取得し、大会にも参加しています。 |
マラソン | 趣味はウルトラマラソンです。 自分でスポンサーを集め、大会に出場しました。 |
鉄道模型 | 趣味は鉄道模型制作です。 模型を制作し、展示会に出展しています。 |
トライアスロン | 趣味はトライアスロンです。 1年に一度は大会に参加するため、 毎日3時間のトレーニングを5年続けています。 |
バルーンアート | 趣味はバルーンアートです。 子供向けイベントでパフォーマンスをおこなっています。 |
囲碁 | 趣味は囲碁です。 囲碁クラブに、毎週通っていて 来年には大会に出場したいと思っています。 |
自己紹介で第一印象が決まる! 自己紹介での趣味の伝え方6ステップ
自己紹介は面接冒頭で聞かれるため、第一印象が決まるといっても過言ではありません。しかし、具体的にどのように話せば良いかわからず、戸惑う人も少なくないでしょう。
そこで、ここからは自己紹介での趣味の伝え方を、6つのステップで解説します。ステップに沿って考えれば、魅力的な趣味の伝え方ができるようになりますよ。自信を持って伝えられるよう、一緒に作成してみてくださいね。
①氏名・学年・大学と学部を伝える
まずは、自己紹介の冒頭で、氏名、学年、出身大学と学部を簡潔に伝えましょう。趣味を伝えることも目的ですが、まずは自己紹介の冒頭で自分の基本情報を伝えましょう。
氏名・学年・大学と学部を伝える例
〇〇大学〇〇学部から参りました、3年生の〇〇と申します。
②趣味を伝える
次にさっそく趣味を伝えましょう。趣味を伝える際も、まず結論だけを簡潔に述べることが大切です。長々と説明すると、面接官が理解しづらくなるためです。
面接はお互い初対面の場合が多く、面接官があなたの人柄や趣味を知らないことが大半でしょう。まずは一言で趣味の内容を伝え、そのあと詳しく説明する順序立てた話し方がポイントです。
趣味の伝え方の例
・私の趣味は、写真撮影です
・私の趣味は、映画鑑賞です
・趣味は読書です
・趣味は料理です
③趣味である理由やきっかけを伝える
趣味を簡潔に伝えたら、趣味である理由やきっかけを説明しましょう。
背景にある理由やきっかけを説明することで、面接官はあなたの人柄をイメージしやすくなります。単に「料理が趣味です」というだけでは、面接官にその趣味を通して見える自分の性格や価値観を伝えきれません。
自己紹介は自分を知ってもらう絶好の機会です。趣味をはじめたきっかけや、続けている理由を伝え、内面に踏み込んだ説明を心掛けてみてくださいね。
趣味である理由やきっかけを伝える例
私の趣味は料理です。両親が共働きだったため、小さい頃から家事を手伝うことが多かったのがきっかけです。そこから料理の面白さにはまり、今では料理のレパートリーが150種類を超えました。
④具体的なエピソードを伝える
趣味である理由やきっかけを伝えたら、具体的なエピソードを説明しましょう。
理由やきっかけを伝えるだけでは、面接官も実感が湧きにくいためです。具体的なエピソードを交えて趣味の内容を伝えることで、アイスブレイクのきっかけや人柄を理解してもらえるでしょう。
体験談や具体的な数字を交えて説明すると、臨場感が生まれて印象に残りやすくなります。シチュエーションが思い浮かびやすいような内容を意識してみてくださいね。
具体的なエピソードを伝える例
祖母が「ガパオライスが食べてみたい」というので、最近初めて作ってみたのですが、なかなか味付けが決まらず、失敗を繰り返していました。しかし、たくさんのレシピを見ることで研究を重ね、今では美味しいガパオライスが作れるようになりました。
⑤趣味から学んだこと・考えを伝える
具体的なエピソードを伝えたら、趣味から学んだこと・考えをアピールしましょう。
趣味で培った経験や考え方から、人柄や成長を伝えられます。趣味の内容を説明するだけでは、その経験がどのように自分に影響を与えたのかが伝わりません。学んだことや考え方を加えれば、深みのある趣味のエピソードになりますよ。
趣味から学んだこと・考えを伝える例
料理は日常的にしていることではありますが、そこから粘り強さや失敗を恐れない姿勢を身に付けられたと思います。
⑥面接への意気込みを伝える
最後に面接への意気込みを伝えましょう。
自己紹介で趣味を伝えるときの結びの一言として、今回の面接や企業に対する熱意などをアピールすると綺麗に話を終えられますよ。志望業界に対する熱意や、面接で深掘りしてほしい内容を伝えることがポイントです。
以下のように、伝えてみましょう。
面接への意気込みを伝える例
本日は〇〇業界で働きたい熱意から、御社を志望し面接に参りました。料理で培った探究心を御社でも発揮したいと考えています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
好印象を残そう! 趣味を伝えるときに押さえておきたい3つのポイント
自己紹介で趣味を伝えるときの、基本的な伝え方について紹介してきました。ここからはさらに好印象につなげるための3つのポイントについて解説します。
就活の先輩たちにも、伝え方で工夫したポイントを質問してみました。リアルな意見が聞けるため、参考にしてくださいね。
自己紹介で趣味を伝える際、伝え方で工夫したポイントがあれば教えてください。
趣味への没頭レベルを示すために、実際の内容(たとえば気付いたら朝まで取り組んでいた)など具体的に伝えるようにしていました。
趣味を伝えるときに、「何がきっかけでいつ始めたのか」「どうして没頭できるのか」という内容も伝えるようにしていました。
長年やっているものなら年数、意味を持って取り組んでいるならその取り組み方をあわせて伝えるようにしていました。
その趣味をどういうときにやるのか、どうして好きなのかという点を簡単に伝えていました。趣味は心のゆとりなので、気持ちのリフレッシュも兼ねていることをアピールしていました。
①長所につながるようなエピソードを伝える
趣味を語る際は、内容の羅列ではなく、長所につながるエピソードを伝えましょう。
面接は企業が求める人物像を見極める場でもあるため、長所をアピールできるとさらに良い印象につながります。具体例を上手く交えながら話せば、自分の強みが伝わり、企業に求められる人物像にマッチしているとアピールできます。
長所につながるようなエピソードを伝える例
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。
私の趣味は登山です。
両親がアウトドア好きだったため、小さい頃から登山をしており、自然と興味を持つようになりました。大学では山岳会に入り、本格的に山登りをはじめたのもきっかけです。
先日の山行では、メンバーの一人が体調不良を訴えるアクシデントがありました。そこで私が冷静にリーダーシップを発揮し、全員で協力して無事下山できました。山岳会の活動を通して、チームワークの大切さやリーダーシップ、冷静な判断力の重要性を学びました。
本日は、自分の経験と熱意を活かせる○○業界で働きたいとの思いで参りました。入社の機会をいただけましたら、山岳会で鍛えたリーダーシップを発揮し、一日も早く戦力となれるよう尽力します。
②自己PRやガクチカとリンクする内容にする
自己PRやガクチカとリンクする内容を、趣味でアピールする方法もおすすめです。
趣味の内容が自己PRやガクチカと関連していれば、強みの信憑性や人柄を理解してもらいやすくなります。自己PRやガクチカと関係のない趣味でも問題ありませんが、できるだけ一貫性を持たせたほうが魅力は伝わりやすいでしょう。
たとえば、自己PRで探究心をアピールしている場合の例文を解説します。
自己PRやガクチカとリンクする内容にした例
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。
私の趣味は生物の勉強です。
中学時代から生物が好きで、10年間動植物の観察や、環境保護活動に取り組んできました。読破した生物に関する本は700冊以上です。
先日は海洋プラスチック問題に関する講演会に参加し、プラスチックゴミ問題の深刻さを改めて実感しました。この経験から、地球環境を守ることの大切さを強く意識するようになりました。
そのため〇〇の事業を展開する御社を志望し、本日は面接に参りました。入社できた際には、研究職として貢献いたします。ぜひその熱意をアピールできればと思っていますので、何卒よろしくお願いいたします。
③好きな度合いが伝わるような内容を意識する
趣味を本当に好きだと伝わるようにアピールすれば、熱意が伝わり面接官にも印象を残せます。具体的に伝えるほど、面接官が質問したいと思うポイントも増え、会話も弾むでしょう。
好きな度合いが曖昧だと、趣味に対する取り組みや学びがわかりにくいと感じられる可能性があるため、注意が必要です。
以下のように、具体的な状況を説明や、熱意や考えをアピールすると好きな度合いが伝わるので試してみてくださいね。1つ目のポイントで解説した例文を、今度は好きな度合いがより伝わるように作成してみました。
好きな度合いが伝わるように意識した例
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。
私の趣味は登山です。
両親の影響で自然とアウトドアに興味を持ちました。大学に入ってからは山岳会に入り、登山の面白さにどっぷりはまったのもきっかけです。
日頃から山に登ることに夢中で、三浦半島や丹沢、奥多摩など、都内近郊の山をくまなくハイキングしています。雄大な山々の景色に触れると、心が落ち着き、日々のストレスから解放されます。
本日は趣味の登山のように、本気の熱意をアピールしに参りました。何卒よろしくお願いいたします。
「三浦半島や丹沢、奥多摩など、都内近郊の山をくまなくハイキングしています」「本日は趣味の登山のように、本気の熱意をアピールしに参りました」などの文章から、具体性や感情が感じられます。趣味が本気で好きだと伝わる例文ですね。
先輩たちも避けていた! 自己紹介で伝えない方が良い5つの趣味
自己紹介の作成方法やポイントを解説してきましたが、伝えないほうが良い趣味も存在します。理由とあわせて、5つの趣味を解説します。
先輩たちにも、伝えるのを避けたほうが良いと感じた趣味を聞いてみたので、参考にしてみてくださいね。
伝えるのを避けたほうが良い趣味は何だと思いますか?
深掘りされる可能性もあるため、偽りの趣味は伝えない方が良いと思います。また、「趣味はありません」と答えるのも、何事にも熱中できない人と思われてしまう可能性があるため、あまり良い印象ではないと思います。
ギャンブルはもちろん、寝ることなどの怠惰な生活を連想させるものは避けた方が良いと思います。「リスク管理ができない」という認識をされる可能性があるためです。
避けた方が良い趣味は競馬や競輪などギャンブル系なのかなと思います。常識の範囲内の趣味であれば、大丈夫なのかなと思います。
①宗教・政治に関するもの
宗教・政治に関する趣味を伝えるのは避けるようにしましょう。
厚生労働省が定める「公正な採用選考の基本」には、採用選考の場面では本人の適性や能力に関係のない事柄で採用の可否を決定してはいけないということが記載されています。
宗教や政治に関することは、本人の能力や適性とは直接関係ないものになるため、そもそも採用側が意識的に評価に影響させないようにしています。そのため、好印象につなげること自体が難しいのです。
自己紹介は第一印象を左右するものでもあるため、できるだけアピールにつながるような趣味を伝えるようにしましょう。
宗教・政治に関する趣味のNG例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味は、〇〇党を支持し、政治活動に参加することです。
高校時代におこなわれた選挙でのボランティア経験がきっかけです。大学に入ってからは、週末にその政党の集会に参加し、選挙活動を手伝っています。
②ギャンブル
ギャンブルも趣味として伝えるのは避けましょう。
一般的にマイナスのイメージが強く、面接での印象が悪くなる可能性があるためです。趣味の範囲でも、「ギャンブル依存症なのではないか」「将来的に依存し仕事に影響がでるかもしれない」などの憶測につながってしまうかもしれません。
ギャンブルに関する趣味のNG例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味はギャンブルです。
大学3年生のとき、友人とカジノへ行った経験がきっかけです。それ以来、週末には競馬などを楽しむようになりました。
③危険性を感じるもの
面接官が聞いて、危険性を感じる趣味も避けましょう。
危険だと感じる趣味は、「客観的に考えたり、冷静な行動ができないのかもしれない」など、たとえそんな性格でないとしても、悪い印象につながる可能性が高いためです。
危険性を感じる趣味のNG例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味は火遊びです。
火遊びに興味を持ったきっかけは、友人と一緒に空き地で花火を楽しんでいたことがきっかけです。火災につながる可能性もあるため、リスク管理は徹底しています。
④不規則な生活を連想させるもの
不規則な生活を連想させる趣味も、避けたほうが良いでしょう。
採用側は面接での回答を聞きながら、「入社したらどんな活躍をしてくれるだろう」と想像しているため、不規則な生活を連想させる趣味をアピールしてしまうと、「仕事でもパフォーマンスに悪影響を与えるのではないか」とマイナスな評価につながる可能性があります。
不規則な生活を連想させる趣味のNG例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味は、夜更かしをして映画を見ることです。
大学生活が始まってからの自由な時間を利用し、映画鑑賞に没頭するようになったことがきっかけです。試験前日にどうしても観たかった映画があり、夜遅くまで起きていたこともあります。その結果、翌日の試験に影響がでてしまいました。
この経験から、計画性の重要性を学びました。趣味自体は楽しいですが、一時の感情で行動すると自分に悪い影響があると痛感しました。
⑤長尺で話さないと伝わらないもの
アピールしたい趣味でも、長尺で話さないと伝わらない場合は、避けたほうが良いでしょう。
面接官も理解しにくく、好印象につながらない可能性があるためです。複雑な説明が必要な趣味は、面接の限られた時間内で伝え切ることが難しいですよね。イメージがしやすく、一言で伝えられる趣味を選ぶことをおすすめします。
長尺で話さないと伝わらないNG例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。趣味は、18世紀のヨーロッパにおける戦術の変遷を研究することです。
中学生で読んだ「ナポレオン戦争の全貌」という本がきっかけです。ナポレオンの戦術が、どのように現代の軍事戦略に影響を与えたかを理解でき、好奇心をくすぐられます。
特に、アウステルリッツの戦いの研究が好きです。この戦いでのナポレオンの配置と戦術は、現代にも応用できる教訓を含んでいるため、私の人生観にも影響を与えてくれました。この趣味を通して、異なる時代の深い知識を得て、多角的に捉える力が養われました。
先輩たちが実際にアピールした趣味を伝える自己紹介を公開
就活の先輩たちは、実際にどのような自己紹介で趣味をアピールしていたのでしょうか。そこで先輩たちに、実際の自己紹介で伝えていた内容について聞いてみました。伝える際に、意識したポイントもあわせて聞いたので、参考にしてくださいね。
「私の趣味はプログラミングです。気象庁のデータを用いて、〇〇モデルによる降水量の時系列予測をおこないました。そのほかにも、〇〇を用いた物体検出モデルの作成や〇〇を用いた株価予測、〇〇モデルを活用した使用電力量の需要予測をおこなっています。
コンペティションも趣味の一つで商品の需要予測モデルのスコア改善について、スタッキングや遺伝的アルゴリムなどのさまざまなアプローチを試し、上位スコアを目指した取り組みに尽力しています」
上記のように伝えていました。専門的な知識については特に詳細を解説せず、ありのままを伝えるようにしていました。
IT業界なので専門知識は説明しなかった
専門用語について説明をしなかったのは、私が受けていた業界が、IT業界であったことが理由です。業界が違った場合には、〇〇をするための〇〇モデルというように補足説明をいれるようにしていました。できるだけ多くの例をだすことによって信憑性を高めることも狙いの一つです。
「私は、旅行やスポーツ観戦が趣味です。その場所でしか味わうことのできない空気感があり、それぞれにそれぞれの良さがありとても好きです。また、その瞬間でしか体験することのできない経験や、出会うことのできない人々がいて非常に興味深いです。
私自身は元々好奇心旺盛な性格ということもあり、さまざまな場所にさまざまな人と一緒に行くことが大好きです。このような性格の私は、大学時代は、体育会の部活動や長期インターン、留学など多くのことに取り組んでいました」
ポイントは自分のパーソナリティと趣味をつなげて伝えること
上記のような形で自己紹介をおこなっていました。特に意識したこととしては、ただの趣味だけの話にするのではなく、そこからどのように自分自身のパーソナリティなどにつなげることができるか否かという点です。
しっかりと趣味の話から自分自身の活動につなげることができれば、より良い内容の自己紹介につながると思います。
参考にしよう! 趣味を伝える自己紹介例文10選
趣味を上手く伝えることで、面接官に人柄や適性をアピールできます。一方で、どのように表現すれば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。ここからは、趣味をアピールする自己紹介例文を10選を紹介します。
①志望業界に関連した趣味
IT業界を志望する場合の例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。趣味はプログラミングです。
中学生の授業でプログラミングを知り、興味を持ったことがきっかけです。大学では情報工学を専攻し、自主制作アプリの開発で技術を磨いてきました。
大学2年生で開発したタスク管理アプリは、学内コンテストでも入賞しています。プログラミングは常にエラーの改善でもあるため、問題解決能力が高まったと感じています。
この経験は、IT業界トップの御社でも活かせると考えています。本日の面接では、熱意をアピールできればと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
挨拶や趣味の紹介を、端的に伝えられていますね。プログラミングに興味を持ったきっかけもわかりやすく、はじめて話を聞く面接官でも理解しやすい構成です。単なる趣味を紹介するのではなく、具体的な実績や努力が見える点も、評価につながるポイントですね。
広告業界を志望する場合の例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。趣味は写真撮影です。
高校3年生のとき、カメラをもらったことで写真撮影に興味を持ちました。大学では写真部に所属し、文化祭での展示会を企画・運営しました。
昨年の展示会では、地元の魅力をテーマにした写真展を開催し、来場者から高評価をいただいています。写真撮影を通じて培ったクリエイティブな視点や表現力は、広告業界での企画力やプレゼン力にもつながると考えています。
本日は御社への熱意をアピールし切れるよう、お話しできればと思います。何卒よろしくお願いいたします。
趣味で培った表現力などを、どのように志望業界で発揮するかが伝わる例文です。趣味で得たスキルが実務にも直結するため、好印象につながる可能性が高いでしょう。また面接でアピールしたい内容を断言することで、熱意もアピールできていますね。
志望業界が決まっている場合は、関連する趣味を伝えて印象に残る自己紹介にしてみましょう。
②志望企業に関連した趣味
スポーツ用品メーカー企業向けの例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。
趣味はランニングです。
きっかけは、高校時代に健康維持のために友人と一緒にはじめたことです。大学ではランニングクラブに所属し、週に3回の練習に加えて、年に2回のマラソン大会に参加しています。昨年は東京マラソンに初挑戦し、完走できました。
ランニングをとおして、目標を持ち努力する大切さと、継続力を身に付けました。仲間と一緒にトレーニングを重ねるなかで、チームワークやコミュニケーションの重要性も学びました。
入社後は、御社のスポーツ用品開発に携わりたいと考えています。自分のようにランニングが趣味な方へ、快適に走るための製品を1人でも多く提供したいためです。その熱意を本日は伝えられたらと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
志望企業の製品やサービスに関連した趣味を伝えているため、企業との関連性を強調できている例文です。具体的なエピソードや成果も伝わり、継続力や探究心などの人柄も伝わるでしょう。
化粧品メーカー企業向けの例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味はメイクです。
メイクに興味を持ったのは、高校時代の友人の影響です。最近はメイクの技術を磨くために、メイクアップアーティストのワークショップに参加しています。またSNSでメイク動画を投稿し、フォロワーからのフィードバックを参考に技術を向上させています。
メイクから、創造力や細部へのこだわりが重要だと学びました。本日は、特に商品へのこだわりが強いと感じた御社に、想いを伝えるために参りました。どうぞよろしくお願いいたします。
「メイクの趣味で細部へこだわる重要性を学び、御社への志望度が高い」と伝えている点がポイントです。趣味や学びと一貫性があり、説得力を関じる例文です。特に実績がない趣味でも、志望企業と絡めた伝え方で印象に残るアピールができますよ。
③応募職種に関連した趣味
営業職を志望する場合の例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味は、フリーマーケットに出店し、モノを売ることです。
不用品をフリマアプリで販売したことがきっかけで、興味を持ちました。直接連絡を取り合いながら商品を販売するプロセスに、面白さを感じています。
1年継続した頃には、顧客ニーズを捉え、値引き交渉への対応や営業術も身に付いていました。実際に、先月のフリーマーケットでは、2日間の出店で5万円の売上を残せました。商品選びだけでなく、相手の立場に立ち、信頼関係を築くことが大切だと学びました。
この経験を活かして営業職に就き、お客様に寄り添った提案ができるよう尽力します。本日は、何卒よろしくお願いいたします。
趣味ときっかけを簡潔に説明できているため、話の背景をわかりやすく伝えられています。またフリーマーケット出店での売上や学びを述べることで、営業職への適正や熱意もアピールできていますね。
営業職を志望している場合は以下の記事もおすすめです。志望動機の書き方について解説しています。営業経験者からのアドバイスもあわせて確認してみてくださいね。
営業職の志望動機例文32選|営業経験者に書き方のコツを直撃
事務職を志望する場合の例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味は、事務仕事のような細かな作業です。
大学1年生のときにはじめたボランティアで、データ入力や書類作成、スケジューリングなどを担当したことがきっかけで楽しさを感じました。
今では、複数の活動スケジュールの調整や、資料作成まで任せていただいています。正確さと効率が事務作業に求められる必須条件だと感じています。
御社でも事務職に就き、確実な業務で信頼に足る人材となれるよう尽力します。その熱意をアピールできればと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
「正確さと効率」という事務職に求められる能力を理解しているため、職種への深い理解があるとアピールできる例文です。さらに最後に事務職への熱意もアピールできており、ただ趣味を例挙する伝え方より、好印象につながるでしょう。
趣味と志望職種を関連付けて、印象に残りやすい趣味を伝える自己紹介を考えてみてください。
④実績が伝わる趣味
SNSでの実績が伝わる例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味はSNSへの投稿です。
高校時代に友人と旅行した際、美しい風景を見て感動し、たくさんの方に見てほしいと思ったのがきっかけです。
大学2年生の夏休みに、国内の絶景スポットを巡り、写真をSNSに投稿しました。2年継続した結果、今ではフォロワーが5,000人を超え、写真コンテストでは入賞することができました。
趣味から、小さなことでもコツコツ継続すれば結果につながると学びました。本日は私の継続力や耐久力など、アピールできればと考えています。何卒よろしくお願いいたします。
SNSへの投稿を2年継続し、フォロワー数や入賞実績など具体的な成果を示せている例文です。具体性が伝わるため、趣味やエピソードをイメージしやすく、面接官も理解しやすいでしょう。
最後に継続力や耐久力など、長所と絡めてアピールできている点もポイントです。魅力が伝わる例文だといえます。
アルバイトでの実績が伝わる例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。趣味であり、特技でもあるのですが、人とかかわることが好きで、わかりやすく伝えたり説明することが得意です。
大学の授業で地域の高校生に勉強を教えた際、伝える楽しさを知ったことがきっかけで、塾講師のアルバイトをはじめました。
週3日、数学の授業を担当しています。高校3年生は、合計70名ほどですが、今年は25名が難関大学に合格しています。昨年よりプラス10名の快挙です。塾での指導を通して、個々の価値観に触れ、相手に合わせた指導や広い視野を持つ大切さを学びました。
本日はそのような話も交えてお話しできればと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
週3日の指導頻度や徒数70名など、具体的な数字を伝えて、はじめてエピソードを聞く面接官でも理解しやすい例文です。また25名が難関大合格という実績と、昨年比で10名増であることを伝えているため、印象を高められる伝え方ができていますね。
例文のように趣味だけではなく特技や自己PRとしても伝えられるアルバイト経験。以下の記事ではアルバイトの自己PRの作成方法について就活経験者の意見とともに解説しています。アピールしたいと考えている人はチェックしてみてくださいね。
アルバイトの自己PRの作り方4ステップ|選考突破したリアル回答付き
⑤ギャップや珍しさが伝わる趣味
鳩レースの趣味を伝える例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味は鳩レースです。
きっかけは、祖父の影響です。祖父が鳩を飼っており、小さい頃から世話を手伝っていました。大学に入ってから、鳩を譲り受け飼いはじめました。
そして昨年の秋、全国鳩レース大会に初めて参加しました。自分の鳩がゴールまで戻ってきた瞬間は、人生でトップ3に入るほど感動したのを覚えています。
少し変わった趣味かもしれませんが、私に忍耐力と責任感を与えてくれました。鳩の健康管理やトレーニングには時間と努力が必要で、過程で得た忍耐力は今後どんなことでも役立つと感じています。
この経験で培った忍耐力や責任感など、さらにお話しできればと考えています。本日はよろしくお願いいたします。
一見珍しさが伝わる趣味ですが、「祖父の影響から鳩レースをはじめた」と具体的に背景を伝えているため、はじめてエピソードを聞く面接官にも理解してもらいやすい伝え方ができています。
さらに全国大会への挑戦や、ゴール時の感動したエピソードはリアリティがあり、アイスブレイクのネタとして最適でしょう。マイナーな趣味でも、得た強みを面接の意気込みと交えて伝えている点もポイントです。
ロッククライミングの趣味を伝える例文
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。私の趣味はロッククライミングです。
大学1年生のとき、友人に誘われて参加したクライミングジムでの体験で、達成感が忘れられず、そのまま続けることにしました。
今年の2月には、仲間と一緒に実際の岩場でクライミングをしました。難しいルートを登りきったときの喜びは格別でした。
趣味を通じて学んだのは、問題解決能力と冷静な判断力です。クライミングは常にリスクと隣り合わせであり、安全を確保するために冷静な判断や、問題解決力が求められます。この経験があれば、どんな困難にも立ち向かえる社会人になれると確信しています。
本日は、御社への熱意もたくさんお伝えしたいと思っています。何卒よろしくお願いいたします。
多くの企業で評価される傾向にある、問題解決能力や判断力など、長所を明確に言語化できている点がポイントです。さらに「どんな困難にも立ち向かえる社会人になれる」と断言することで、人柄が伝わる例文にもなっています。
解説した例文を参考に、趣味を交えた自己紹介を考えてみましょう。
自分を表現する趣味を伝えて自己紹介での印象アップを狙おう!
自己紹介では、必ずしも趣味を伝える必要はありません。しかし、自分人柄や魅力をわかりやすく伝える一つの手段として有効です。
自己紹介で趣味を伝える場合は、具体的に伝えることでイメージしてもらいやすくなります。また趣味の仕事への活かし方も説明できれば、熱意が伝わり好印象につながる可能性が高いです。
面接対策ではじめて、自己紹介や趣味を考えたという人も多いかと思います。はじめはうまく伝えられないと悩むこともあるかもしれませんが、この記事を参考に自分の魅力を伝えてみてくださいね。
面接で趣味を聞かれた際に、趣味自体は基本的に何でも構いませんが、重要なのは「その趣味を通して自分の長所をどのように伝えるか」です。趣味を持つに至った経緯や、その趣味に取り組んでいるときの行動の説明を通して、自分の強みを伝えるようにしてください。
たとえば、ある趣味を始めたきっかけが「好奇心」や「新しいことに挑戦したい気持ち」からであれば、「挑戦意欲」や「学びへの積極性」を示すことができます。また、その趣味を続ける中で得た「スキルや知識を自分の活動に活かす方法」を伝えることで、「継続力」や「探究心」をアピールすることが可能です。さらに、趣味を通じて得た経験が、「仕事にどのように結びつくか」を具体的に説明できると好印象につながるでしょう。
趣味から得た強みが仕事にどう活かせるかを意識しよう
趣味を通して自分の価値観や行動を語ることで、あなたの人間性や仕事への姿勢が面接官にとってより明確になります。趣味をただ説明するのではなく、そこから得た自分の強みをどう仕事に活かせるかを意識して伝えましょう。
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