「負けず嫌い」の自己PRの書き方|回答例文17選付きで解説

この記事の編集責任者:伊東 美奈

内定者の体験談付き!負けず嫌いの自己PR

目次

「負けず嫌い」の自己PRでは成果を追い求める姿勢を伝えよう

「よく負けず嫌いだねって言われるけど、これって長所なのかな」
「負けず嫌いって自己PRで伝えたらマイナスの印象になるのかな」

自己PRをする際に「負けず嫌い」という性格をアピールしようとして、上記のような悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。良い結果に結びついていたとしても「気が強そうだとマイナス評価になるのではないか」と不安になってしまいますよね。

実は「負けず嫌い」な性格は、適切な表現を使うことで強力な長所としてアピールできます。本記事では、自分の「負けず嫌い」を効果的にアピールする方法や、伝える際の注意点について、内定者のアドバイスをもとに詳しく解説します。

そもそも自己PRすべき強みがないと悩んでいる人は、こちらの記事を読んでみましょう。自分の強みを発見し、しっかりアピールするための方法を詳しく解説しています。

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内定者は 「負けず嫌い」の自己PRで何を伝えた?

まずは「負けず嫌い」を活かして効果的なアピールをおこない、内定を獲得した先輩たちの体験談を見てみましょう。

実際の場面でどのように「負けず嫌い」という性格を前向きに表現し、面接官に好印象を残すことができたのか、チェックしてみてください

H・T
H・T
4年制大学/文系学部
趣味の活動で経験したことを活かして負けず嫌いをアピールした

私は、自分の負けず嫌いな性格を「粘り強く努力できる」という長所として自己PRの際に伝えていました。併せて伝えていたのは、趣味で描いていた絵をSNSでも発信してみようと決心したときのエピソードです。

当時は自分の絵に自信があり、友人から褒められることも多かったので、私はSNSでの反響にも期待していました。しかし、実際には思ったように評価されず、フォロワーもなかなか増えずに、現実を突きつけられた形になってしまいました。

「井の中の蛙」を自覚してから粘り強く努力した
SNSでの反響の薄さで、私は自分が「井の中の蛙」であったことを自覚しました。しかしそこで諦めたくないと感じたため、毎日1時間以上絵の練習をするようにしました。

ときには、それまで趣味だった活動を義務にしたことで、ストレスを感じたこともあります。しかし、粘り強く努力した結果、今ではある程度の反応を得られるようになりました。私はこの経験から、自分の長所は粘り強く努力できる点であると考えています。

K・G
K・G
名古屋市立大学/経済学部
腰椎の病気になってサッカーを断念しかけた経験をアピールした

私は、負けず嫌いな性格でどんな高い壁でも乗り越えられるという長所をアピールしました。エピソードとしては、小学校3年生から12年間サッカーを続けてきた中での、一番の挫折体験について話していました。

高校時代に腰椎分離症を患い、半年間サッカーができない状態に陥ったことがあります。医者からは「復帰しても再発する可能性が高い」と言われ、一時はサッカーを辞めようかとも思いましたが、「このままでは諦めきれない」と考え、サッカーを続ける方法を検討し始めたのです。

完全復帰するために過酷なトレーニングに挑戦した経験
私はその後、時間と回数を決めて筋力トレーニングや体幹トレーニングを半年間徹底しておこない、基礎体力をつけました。また、自分の弱点であるパスのみだれを克服するために、1日1,000回壁打ちをおこないました。

結果としてレギュラーを獲得することができ、面接ではこれらの経験を述べてから「この経験を活かし、御社でも粘り強く活躍していきたい」とまとめるようにしていました。

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そもそも「負けず嫌い」ってどんな性格? 良い面も悪い面も知っておこう

「負けず嫌い」とは、他者に負けることを嫌う性質を持つことを指します。この性質により、負けず嫌いな人には以下のような長所・短所があると考えられます。

負けず嫌いが長所となる例

  • 向上心や粘り強さがある
  • 瞬発力や爆発力がある
  • リーダーシップを発揮しやすい

負けず嫌いが短所となる例

  • 完璧主義に陥りやすい
  • 自分の意見にこだわる傾向がある
  • 他人の成功に嫉妬してしまうことがある

どんな性格であっても、良い面と悪い面の両方が存在するもの。就職活動においては、主に良い面に着目しましょう。「負けず嫌い」が良い結果を導いてくれたエピソードをアピールし、業務に貢献する姿勢をアピールするのが効果的です。

「負けず嫌い」を自己PRでアピールする3つのメリット

負けず嫌いを自己PRでアピールするメリット

就活で「負けず嫌い」を主張することには、複数のメリットがあります。負けず嫌いの要素は向上心やガッツのアピールにもつながり、ビジネスをおこなううえで効果的に作用する可能性があるからです。

ここからは「負けず嫌い」を自己PRで伝えることのメリットを3点説明します。

①向上心や成長意欲の高さをアピールできる

負けず嫌いな性格の人には、常に向上心を持ち、高みを目指して成長していこうとする傾向があります。

たとえば「先輩に追いつきたい」「同期に負けたくない」といった思いから自ら勉強したり、資格取得に挑戦したりといった経験のある人も多いでしょう。スポーツであれば、皆の見ていない場面でもコツコツ基礎練習に励めるタイプでもあります。

このような向上心は、企業から「成長意欲が高い」と評価される可能性があります。特に新卒の就活においては、専門的なスキルの有無以上に「これから積極的に学ぶ意欲」が重視される傾向が顕著です。自分のこれまでの経験と関連付けながら、学びへの積極性をアピールしてみましょう。

②目標達成への粘り強さや自己管理能力を強調できる

負けず嫌いな人には、自分の目標を達成するまで諦めず、努力を続けられる人が多く見られます。「ここで投げ出したら自分に負けてしまう」という意識が強いため、困難な状況であっても粘り強く努力を続けられるのでしょう。

また、こういった人は、目標達成のために計画を立て、その通りに行動する力にも長けています。「勝ちたい」という思いが、自己管理能力や継続力へとつながるのです

面接の際には、どんな目標を定め、達成するためにどのような工夫をしたのか述べることで、自分の粘り強さや管理能力をアピールするのがおすすめです。

③結果にこだわる姿勢や責任感を示せる

与えられた仕事に対して妥協を許さず、最後までこだわり続けられる点も、負けず嫌いな人の特徴です。負けず嫌いな人が持つこだわりの強さは、さまざまな場面で良い結果を生み出すことにつながっているのです。

負けず嫌いな人のこだわりの例

  • グループワークで最も効果的なプレゼンができるよう資料にもこだわる
  • 部活動で自己ベストを出すために地道なトレーニングを重ねる
  • 資格のスコアを少しでも上げるために隙間時間をフル活用する

一見些細に見えるようなことでも、それが成果につながると感じた場合に、負けず嫌いな人は思わぬパワーを発揮します。

こういったこだわりの強さは、企業が求める「業務に対する当事者意識」や「責任感の強さ」につながります。より良い結果を追求し努力してきた経験を、ぜひアピールポイントとして活用してみましょう。

「負けず嫌いであること」にはどんなメリットがあると思う?

H・T
H・T
4年制大学/文系学部
成功するまで努力し続ける粘り強さがあること

私は、負けず嫌いな性格が持つ最大のメリットは、成功するまで努力し続ける粘り強さを持っている点だと思います。自他ともに認める負けず嫌いな私は、できないことがあり悔しい思いをしたとき、それができるようになるまで陰で練習を続けてきました。

もし負けず嫌いでなければ、ここまで努力してまで上達しようとは思わなかったかもしれません。ときには頑固だと思われることもありますが、一途に勝てるまで努力する姿勢は、大きな長所になると考えています。

D・T
D・T
千葉大学/法政経学部
失敗を成功に変えようとする姿勢が評価される

雇用主の視点から見た、負けず嫌いな性格のメリットは、大きな伸びしろを持っているという点だと思います。失敗を失敗のままにせず、必ず次の成功へと活かそうとする姿勢が評価されるのではないでしょうか。

私自身、部活動で一年生のときは地区予選で敗退しましたが、負けた相手を徹底的に分析し、同じ相手には二度と負けないよう努めていました。

負けず嫌いな人は失敗や挫折を簡単には忘れません。しかしそれは、失敗経験を確実に自分の糧にできるということでもあります。私も最終的には都大会で勝ち進むまでに成長することができました。そういったある種の執念のようなものは、ビジネスの場では歓迎されると思います。

K・G
K・G
名古屋市立大学/経済学部
粘り強く努力し続ければ成果がついてくる

負けず嫌いな性格のメリットは、課題に直面したときの粘り強さだと感じています。すぐには解決策が見つからないときにも、幅広い角度から改善方法を模索し続けられるという意味で、高く評価されると思います。

たとえば私は個別指導塾でアルバイトリーダーをしていたとき、生徒の退会率という課題に悩まされましたが、諦めずに改善に向けて取り組み続けました。

具体的な施策として、生徒一人ひとりに合った指導方法を探すこと、講師との相性も考慮したマッチング、きめ細かなサポートなどです。

その結果、退塾を抑えながら入塾者を増やすことに成功し、教室全体の雰囲気も良くなりました。このように負けず嫌いな性格は、問題解決において「諦めない気持ちを支える力」になると思います。

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「負けず嫌い」と併せてアピールすると効果的な特性7選

  1. 負けず嫌い×協調性
  2. 負けず嫌い×計画性
  3. 負けず嫌い×向上心
  4. 負けず嫌い×粘り強さ
  5. 負けず嫌い×責任感
  6. 負けず嫌い×創造性
  7. 負けず嫌い×リーダーシップ

「負けず嫌い」という性格は、それだけでも十分なアピールポイントになりますが、別の長所と組み合わせることによってさらに魅力的なものになります。

ここからは、負けず嫌いと相性の良い特性を7つピックアップして紹介します。自身の負けず嫌いエピソードと照らし合わせながら、有効そうなものがあれば取り入れ、自己PRをブラッシュアップさせてみましょう。

①負けず嫌い×協調性

「負けず嫌い」と「協調性」は、一見すると相反する性格だと思う人も多いかもしれません。しかし、この2つを組み合わせることによって、大きな相乗効果が期待できます。

たとえば、チームで目標を達成するためにメンバーの意見に耳を傾け、それぞれの強みを活かしながら何かを成し遂げた経験があれば、それは負けず嫌いを原動力にしながら協調性を発揮したエピソードとなります。

この方向性で自己PRを作成するのであれば、なるべく大きなグループでの経験を述べるのが効果的です。チーム全体の成果にこだわり、メンバーと力を合わせて困難を乗り越えた経験を述べることができれば、企業が求める「周囲と協力しながら結果を出せる人材」として評価されるでしょう

協調性のアピール方法については以下の記事で紹介しています。

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②負けず嫌い×計画性

一般的に負けず嫌いな人は、目標達成の意欲が他の人よりも高い傾向が見られます。その結果、計画を立ててコツコツと積み上げることも得意だという人も少なくありません。やる気だけでなく、着実に努力を続けられる人物だとアピールできれば、面接の場でも好印象を残せる可能性が高まります

負けず嫌いと計画性の組み合わせは、資格の取得に向けて学習計画を立てて実行したエピソードや、大会での入賞を目指した練習の経験など、具体的なエピソードによって説得力も持たせやすく、面接でのアピールにおすすめです。

計画性の効果的なアピール方法は以下の記事で解説しています。

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③負けず嫌い×向上心

負けず嫌いな性格は、しばしば「現状に満足しない姿勢」として表れます。この特性に向上心という要素が加われば、さらに前向きで建設的な印象を残せるようになるでしょう。

たとえば、授業で習った知識をさらに深めるために自主的に勉強へ取り組んだり、インターンシップで興味を持った分野の資格を取得したりといったエピソードは、負けず嫌いと向上心の両方をアピールするために効果的です。

周りと比べて「負けたくない」と感じる気持ちを自身の成長のために活かそうとする姿勢を示せば、企業から「成長意欲が高い」と好印象を抱かれやすくなります。「この学生は入社後も学び続ける意欲がある」と、高い評価を得られるでしょう。

④負けず嫌い×粘り強さ

負けず嫌いな人には、困難な状況に陥っても簡単には諦めず、そこからなんとか立て直そうと努力できるタイプの人が多く見られます。この粘り強さを併せてアピールすることで、面接官にも「どんなときでも粘り強く努力できる人材だ」と判断される可能性が高まります。

長期的な努力を続けた経験をアピールできれば、この負けず嫌いと粘り強さを同時にアピールすることができるでしょう。たとえば、部活動の練習で、何度も挫折しそうになりながらも努力を続けた経験や、地道な宣伝活動によってイベントを成功させたエピソードなどは、自身の粘り強さをアピールするのに最適です。

粘り強さを的確に伝えるために、目標を達成するまでに苦労した経験や、それを乗り越えるために工夫した点を具体的に伝えましょう。それによって、困難な業務も最後までやり遂げられる人材として、面接官に好印象を残すことができるでしょう。

⑤負けず嫌い×責任感

負けず嫌いという特性は、与えられた仕事に対する強い責任感と組み合わさることによって、さらに魅力的な長所となる可能性があります。

たとえばゼミのグループ研究で発表を任された際に、何度もプレゼンの練習を重ねた経験や、大学祭の会計担当として、限られた予算内で最大限のクオリティを発揮しようと四苦八苦したエピソードは、面接官に責任感の強さを示すという意味で非常に効果的です。

自分の仕事を確実にこなすだけでなく、少しでも良い結果を出そうと追求する姿勢は、職場においても歓迎されるものです。このような自己PRをおこなうことで、入社後の業務にもしっかり対応できる人材だと判断されるでしょう。

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⑥負けず嫌い×創造性

現状に満足せず、常により良い方法を求める姿勢は、負けず嫌いに創造性が加わった性質であると解釈することもできます。このような人材はビジネスの場面でも重宝されるため、当てはまるエピソードがあれば積極的に活用するのがおすすめです。

たとえば、サークルやゼミの活動で従来のやり方に満足せず、新しい方法を提案して成果を上げた経験があれば、それは負けず嫌いと創造性の両方を発揮したエピソードとなります。「ほかのチームより良いものを作りたい」という思いが、新しいアイデアを生み出すきっかけとなるのです。

「負けたくない」という気持ちを新しい発想や工夫につなげられる人材として、面接官の印象に残るアピールを心掛けてみましょう

⑦負けず嫌い×リーダーシップ

負けず嫌いな性格は、リーダーシップの高さと組み合わせると「チームを成功に導くために行動できる人材」としてアピールできるようになります。

たとえば、グループワークでリーダーを務めた際に、全員に目標を共有し、それぞれの得意分野を活かしながら成果を上げたといった経験があれば、負けず嫌いとリーダーシップの両方を発揮した経験としてアピールできるでしょう。

目標達成への強い意志を持ちながら、メンバーにも働きかけて引っ張っていける人材は現場で歓迎されやすいです。その過程でどんな工夫をしたのかも述べながら、具体的にアピールするのがおすすめです。

リーダーシップをアピールする際のエピソード例は以下の記事から確認してみましょう。

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就活生の「負けず嫌い×〇〇」は?

HR team PLUS編集部

自分の性格を「負けず嫌い×◯◯」と表現するとしたら何になりますか?

M・W 学習院大学

私は自分の性格は「負けず嫌い×粘り強さ」だと思います。諦めたくない、負けたくないという気持ちを原動力にして、何に対しても粘り強く続けられるからです。

H・T 4年制大学

「負けず嫌い×粘り強さ」でしょうか。負けず嫌いだからこそ、できないこともできるようにしたいと思い、粘り強く努力し続けられるのだと思っています。

D・T 千葉大学

私の性格は「負けず嫌い×分析力」と表現できると思います。一度負けたら、同じ相手に同じように負けることがないように徹底的に分析し、必ず成長につなげるように行動してきたからです。

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「負けず嫌い」の自己PR回答の作り方5ステップ

  1. 自分の中の「負けず嫌い」の定義を明確にする
  2. 「負けず嫌い」を内容に合わせて言い換える
  3. 「負けず嫌い」を発揮したエピソードを説明する
  4. エピソードから得られた学びを抽象化してまとめる
  5. 今後の業務でどのように活かしたいかを述べる

面接で「負けず嫌い」を効果的に伝えるためには、話す際の構成も重要です。

そこでここからは、自己PRの回答の作り方について解説していきます。5つのステップに分けているので、一つずつ箇条書きで書き出してから、実際に話す内容を膨らませていくのがおすすめです。

自己PRの構成については以下の記事でも詳しく解説しています。効果的な自己PRを完成させるために、ぜひ読んでみてくださいね。

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①自分の中の「負けず嫌い」の定義を明確にする

「負けず嫌い」という言葉の捉え方は、人によってさまざまです。そこで、面接で負けず嫌いをアピールする際には、まずは自分自身の中でこの性格がどのように表れているのか、具体的に整理してみましょう。

たとえば「他人と比べて焦るタイプなのか」「自分の中での目標達成にこだわるタイプなのか」「周りの期待に応えたいタイプなのか」など、幅広い行動パターンが考えられます。自分の過去の行動を振り返りながら、どんな場面で負けず嫌いな性質が出やすいのかを、しっかりと分析してみましょう

自分の中の定義をはっきりさせることで、面接官に伝えるべきポイントも明確になり、より説得力のある自己PRを作成できるようになりますよ。

自己PRをどのように切り出していいのか、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。この記事では「自己PRの書き出し方」を詳しく紹介しています。もちろん面接で話す内容のスクリプトとしても使えるので、参考にしてみてくださいね。

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②「負けず嫌い」を内容に合わせて言い換える

面接官の中には「負けず嫌い」という言葉に対して、競争意識が強すぎるとマイナスのイメージを持つ人もいます。そのため、面接では「負けず嫌い」というストレートな表現を避け、より好印象な表現に置き換えるのも選択肢の一つです。

「負けず嫌い」の言い換えの例

  • 常に高い目標を追求する
  • 成長への意欲が強い
  • 責任感を持って結果にこだわる

面接で使う言葉は、その人の印象を大きく左右します。どんなに素晴らしい一面であっても、表現次第で相手の受け止め方が変わってしまうことを意識し、適切な表現を工夫し続けることが重要です

負けず嫌いをどのように言い換えた?

HR team PLUS編集部

自己PRのときに「負けず嫌い」をどのように言い換えたか教えてください!

M・W 学習院大学

負けず嫌いという表現は使わずに「粘り強い」「良い意味で貪欲さがある」と言うようにしていました。

H・T 4年制大学

私は粘り強さがある点や、諦めないという気持ちは誰にも負けないという心構えについてアピールしました。自分の「実際に成長するまで努力し続ける」という傾向は、負けず嫌いな性格から来ていると感じていたからです。

H・Y 4年制大学

私は「粘り強く努力し続けることができる」と言い換えていました。目標に向けて粘り強く、頑張れるという点を強調しました。

③「負けず嫌い」を発揮したエピソードを説明する

面接官に自分の「負けず嫌い」を理解してもらうためには、具体的なエピソードが欠かせません。自分なりに定義した負けず嫌いに合致する経験を選び、わかりやすく伝えることが重要です。

選んだエピソードが自己PRとして適切かどうかを確かめるには、実際に誰かに話してみるのが効果的です。その場にいなかった人にも伝わるかどうか、自己PRとして適切な内容か、客観的にチェックしてもらうことをおすすめします

④エピソードから得られた学びを抽象化してまとめる

具体的なエピソードを述べた後は、そこから得られた気付きや学びを端的にまとめて伝えましょう。ポイントは、その経験を単なる一回きりの出来事で終わらせず、今後に活かせるような形でまとめることです

たとえば「目標達成にこだわることも重要である一方、周囲をしっかり巻き込むコミュニケーション力も必要だとわかった」など、エピソードを通じて得た教訓を、今後も活かせるような表現でまとめるのがおすすめです。

⑤今後の業務でどのように活かしたいかを述べる

最後に、これまでの内容を踏まえて、入社後どのように活躍したいと考えているかを簡潔に述べましょう。自分の負けず嫌いな性質と業界・職種の特徴を結び付けるように意識すると、すっきりと綺麗に話をまとめられますよ。

たとえば営業職であれば「常に高い目標を掲げ、チームメンバーとも協力しながら売り上げに貢献したい」、システムエンジニアの場合は「より良いシステム開発をおこなうために、新しい技術の習得にも常に意欲的でありたい」といった表現が良いでしょう。

希望する職種で必要とされる力と、自分の「負けず嫌い」を結びつけた展望を示すことで、より説得力のある自己PRとなります

内定者が意識した自己PRの構成

HR team PLUS編集部

自己PRの際に構成はどのように工夫しましたか?

M・W 学習院大学

結論ファーストで話すことを意識しました。その方が相手にも何について話しているかが伝わりやすいと思ったからです。

H・T 4年制大学

わかりやすさを意識するため、結論ファーストで話すように心掛けていました。

N・U 4年制大学

簡潔に伝えることを意識しました。また「強みは3つあります、1つ目は~」のように、列挙する際には数字を使うようにしていました。

【業界別】「負けず嫌い」の自己PR例文6選

ここからは、実際の自己PRで使える例文を業界別に紹介します。

改善意欲の高い「負けず嫌い」という性質は、さまざまな業界で効果を発揮します。ここまでの記事の内容を踏まえて、業務に真剣に取り組む姿勢をアピールしてみましょう。

①金融・証券業界

金融・証券業界向けの例文

私は「誰よりも深く理解できるまで追求する姿勢」を強みとしています。この強みは、3年次におこなったゼミでの企業分析プロジェクトの際に特に役立ちました。

私は上場企業の決算分析を担当することになったのですが、基本的な財務諸表の分析だけでなく、業界全体の動向や競合他社との比較まで調査範囲を広げました。

同時に意識したのは、自分だけでなくチームメンバーのレベルも高めることです。ほかのメンバーの分析内容にも積極的に質問やアドバイスをおこない、協力してプロジェクトを進めた結果、指導教官からも「君のグループが一番説得力の高い発表だった」と評価していただきました。

この経験を通じて、徹底的に調べ上げる姿勢は、自分だけでなく全体の成果を高めることにもつながると学びました。御社でも、この追求する姿勢を活かし、マーケット分析や企業分析の場面で、チームに貢献できる存在になりたいと考えています。

自己PRでは、冒頭で強みを明確に示しながら、スムーズに具体例へとつなげていく流れを作りましょう。例文では「誰よりも深く」と負けず嫌いな姿勢を示しつつ、チームへの貢献意欲の高さもアピールし、金融業界で重視される分析力と協調性の両方をアピールできています。

②IT・テクノロジー業界

IT・テクノロジー業界向けの例文

私の強みは「課題に対して最後まで諦めない粘り強さ」です。この強みを活かし、アプリケーションの自主制作プロジェクトを成功に導きました。

チームで取り組んでいたアプリケーション開発中に、予期せぬエラーが発生したことがあります。一度はその機能の実装を諦めようという話になり、メンバーはすぐにほかの作業に着手しようとしていました。

しかし私はそこで諦めず、先輩に相談したりオンラインコミュニティで情報収集したりしながら、粘り強く解決策を探り続けました。その結果、無事にコードのエラー部分の特定に成功し、当初の予定通りのアプリケーションを完成させることに成功しました。

私はこの経験から「自分がこの問題を解決する」という強い意志を持って取り組み続ければ、成果を出せることを学びました。御社でも、この粘り強さを活かし、チームの開発力向上に貢献していきたいと考えています。

「諦めない粘り強さ」という表現で負けず嫌いを前向きに言い換え、IT業界で重視される技術的課題解決力もアピールする例文です。開発系業務に取り組みたい人の場合は、実際にITにまつわるエピソードでなくても、論理的思考力や課題解決能力をアピールする出来事を使うのがおすすめです

IT業界を志望している人は以下の記事で志望動機の書き方もチェックしてみてくださいね。

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③製造業(自動車・電機など)

製造業向けの例文

私の強みは「常により良い結果を追求し続けるところ」です。大学の研究室で実験に取り組んでいた際に、この強みを活かして大きな成果を上げたことがあります。

当時、実験データの精度が思うように上がらず、研究自体が停滞していた時期がありました。周囲からは「この程度の誤差なら許容範囲だろう」と言われましたが、私はもっと正確なデータを取る方法をなんとしても見つけたいと思い、その後も器具の配置や作業の手順の改善を続けました。

その結果、それまでより高精度なデータを取ることに成功し、今でも私の見つけた方法が研究室では採用されています。この経験から、妥協せずに改善を続ける姿勢は、個人の成果だけでなく組織全体の進歩にもつながるのだと実感しました。

御社でも、このこだわりを活かし、製造プロセスの品質向上に貢献していきたいと考えています。

負けず嫌いな性格と、製造業で求められる品質へのこだわりや改善への意欲を結び付けてアピールしています。「もっとよくできるはず」「自分だけは諦めない」という姿勢をしっかりと示せれば、面接官にも良い印象を残せるでしょう

④広告・マーケティング業界

広告・マーケティング業界向けの例文

私は「相手が納得するまでアイデアを出し続ける」ことをモットーにしています。ゼミの一環で企業のブランディング施策の提案会に参加したときに、この強みが効果的に働いたことがありました。

企業の新商品に対するブランディング案を発表する会で、私のチームは最初「よくまとまっているね」と言われたものの、企業の方の表情は今ひとつでした。そこで私は相手が驚くような新たな提案をしたいと考え、再度ターゲットの分析からやり直しました。

その結果、それまでとはまったく異なる視点からの切り口を見つけることに成功し、企業の方からも「斬新な視点が素晴らしい」と評価していただきました。この経験から、諦めずに挑戦し続けることで、必ず相手の心を動かせる提案ができるのだと学びました。

御社でも、この粘り強いリサーチ力を活かし、多くの人の心に残る企画を生み出していきたいです。

クリエイティブな業界には華やかなイメージを抱く人も多いですが、実際には成功するまで根気よく取り組む姿勢も求められます。「良い」で満足せず「最高」を目指す負けず嫌いな性質は、広告やマーケティングの世界で強く求められる性質だと言えるでしょう

⑤エンターテインメント業界

エンターテインメント業界向けの例文

私は、相手を楽しませるために試行錯誤を重ねることを得意としています。学生時代に所属していた映像サークルの番組制作の際にも、この強みを活かしてきました。

学園祭での放送企画を任された際に、初めは過去の企画を踏襲した無難なプランが立ち上がっていました。しかし私は内心「これまで通りでは面白くない」という思いが捨てきれずにいました。

そこで提案したのが、視聴者参加型の新しい番組企画です。SNSを活用し、リアルタイムで視聴者の声を受け取り、紹介する企画を提案しました。技術面で苦労する部分はありましたが、なんとか形にすることができました。

この経験から学んだのは、前例にとらわれず新しいことに挑戦する姿勢の重要性です。御社でも、こういった探究心や向上心を活かし、常に新鮮なエンターテインメントを提供する側でありたいと考えています。

エンタメ業界では、オリジナリティーや新しいことへのチャレンジ精神が求められます。負けず嫌いな性質を持つ人は「前例を超えたい」という気持ちをアピールすることで、求める人物像にマッチしていると判断してもらえる可能性が高まるでしょう

⑥スポーツ関連産業

スポーツ関連産業向けの例文

私の強みは、最善の方法を見つけようと徹底的にこだわる探究心です。体育会のマネージャーとして活動する中で、この強みを存分に発揮することができました。

私の所属していた部では、チームとしての動画をSNSで発信しています。当初は試合の結果報告が中心でしたが、視聴者数があまり伸びずに悩んでいました。そこで私は「もっと競技の面白さやチームの魅力を伝えよう」と考え、選手へのインタビューや練習風景動画の公開といったアイデアを出しました。

その結果、フォロワー数が増えただけでなく、翌年度の入部希望者も増加しました。この経験から学んだのは、諦めずに工夫を重ねれば、自分たちの思いを広げられるということです。

御社でも、この姿勢を活かし、スポーツの価値を幅広い層に伝えていけるよう尽力したいと考えています。

スポーツ関連業界で評価されやすい情熱と発信力を、負けず嫌いな人の持つ改善意欲と結びつけた例文です。プロジェクトに対する「もっと良くできるはず」という思いと、それを具体的な行動に移したエピソードをアピールしてみましょう

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【職種別】「負けず嫌い」の自己PR例文5選

志望している業界と自分のエピソードが必ずしも一致するとは限りません。そういったときには、目指している業種と自分の経験を結びつけるのがおすすめです。

ここからは、今すぐ使える自己PRの例文を職種別に5つ紹介します。

①営業・セールス職

営業・セールス職向けの例文

私の強みは、目標達成のために最後まで諦めない粘り強さです。サークルの新入生勧誘活動で、この強みを発揮した経験があります。

勧誘期間の前半は、まったく成果が出ない状態が続きました。周りからも「今年は厳しいね」と言われていたほどです。しかし私は「必ず目標人数を達成したい」という思いから、先輩の話を聞いてアプローチ方法を変えたり、新入生の思考や行動のパターンを分析したりと、試行錯誤を続けました。

結果として目標の10名を超える新入生を獲得することができました。この経験から、諦めずにやり方を工夫し続ければ、必ず道は開けるのだと実感しています。御社でも、この粘り強さを活かし、成果を出し続ける営業担当者として活躍したいと考えています。

営業職で働く際には、諦めない姿勢と粘り強さの両方が求められます。負けず嫌いな性格と業務内容が一致しやすい職種であると言えるでしょう。学生時代に根気よく取り組んだ経験があれば、積極的にアピールしてみるのがおすすめです。

営業職を志望している人は以下の記事で志望動機の書き方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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営業職を志望する人の中には、営業職の業務のイメージがつかず志望動機をうまくまとめられないという人もいるでしょう。この記事では、営業職の種類を営業スタイル、業界別に紹介し、実際に就活生や転職経験者が回答した内容を交えながら営業職の志望動機の書き方を解説します。
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②コンサルティング職

コンサルティング職向けの例文

私の強みは、物事の本質に迫るまで探究し続けられることです。複数の要因が絡み合う課題に対して、最も良い解決策を見出すことに喜びを感じます。

ゼミの活動の一環で、チームを組んで企業研究をおこなったことがあります。私はなかなか業績が伸びない企業の分析を担当しました。表面的な数字だけ見て「景気の影響」と片付けてしまうメンバーもいましたが、私は競合他社との比較や商圏の動向など、さまざまな角度からの分析を続けました。

結果を担当教官に報告したところ「こんなに深く調べてきた学生は初めてだ」と高く評価していただくことができました。この経験から学んだのは、諦めずに追求すれば問題の本質が見えてくるということです。御社でも、この探究心を活かしてクライアントの潜在的な課題を解決していきたいと考えています。

コンサルティング職の自己PRでは、負けず嫌いを「徹底的な探究心」として表現すると効果的です。「人より深く考えたい」「じっくりと本質を突き詰めたい」という思いを、論理的な思考プロセスと結びつけて示しましょう。

③研究開発職

研究開発職向けの例文

常により良い方法を模索し続ける探究心が、私の強みです。学部の卒業研究では、この強みが大きな成果につながったと自負しています。

実験の途中で予想外の結果が出たことがあり、研究室のメンバーの多くはテーマの変更を提案しました。しかし私はそのテーマを諦めたくないという思いから、温度や濃度などの条件を小刻みに変えながら、地道な実験を続けました。

結果として、これまでにない反応条件を見出すことにつながり、学会での研究発表のチャンスまでいただくことになりました。ここから学んだのは、失敗を恐れず、諦めずに挑戦し続けることの重要性です。御社の業務においても、この探究心を活かしてあらたな価値の創造に貢献したいと考えています。

研究職では「失敗に負けない粘り強さ」が重要な要素となります。研究テーマに対する強い思い入れや探究への情熱を、具体的なエピソードを通して示すことによって、研究者としての資質をアピールできるでしょう。

④システムエンジニア・プログラマー職

システムエンジニア・プログラマー職向けの例文

私には、自分より優れた人に出会ったときに、自分も追いつきたいとやる気が増すという傾向があります。プログラミングスクールのグループワークの際に、この性質を活かしてプロジェクトを成功に導いたことがあります。

チーム内には私よりも経験豊富なメンバーが多く、最初のうちは自分の担当範囲をこなすだけで手一杯でした。しかし「自分も追いつきたい」という気持ちが強くなっていきました。そこで実践したのが、隙間時間で独学の時間を確保することです。

さまざまな技術書を読んだり、メンバーが書いたコードについて検証したりするうちに、少しずつ自分のスキルが上がっていく感触がありました。最終的には、当初の担当範囲以上の部分を任されるようになり、目標より10日早くプロダクトを完成させることができました。

この経験から、優秀な仲間との競争が最高の成長機会になると学びました。御社でも、先輩エンジニアの方々と切磋琢磨しながら、技術力を磨いていきたいと考えています。

IT業界は日々技術革新が進む世界であるため、そこで働くメンバーにも学び続ける姿勢が求められます。これまでにプロジェクトに参加した経験があれば、そのときの体験をもとに、粘り強く勉強する向上心をアピールするのがおすすめです。

⑤クリエイティブ職

クリエイティブ職向けの例文

私の強みは、他者のアイデアに触れたときに刺激を受け、自分もさらに上を目指したくなるという性格です。大学で広報誌を制作したときに、この特徴が良い方向に働いたことがあります。

編集会議で各メンバーが新しいアイデアを出すたびに、私は「自分もそれ以上の企画を考えなければ」と感じていました。しかし、焦ったり妬んだりするだけでは、自分の成長にもつながりません。私はほかの広報誌を見たり、紙面に限らずさまざまな媒体をチェックしたり、研究を重ねながら積極的な提案を繰り返しました。

すると徐々にほかのメンバーの熱も高まり、広報誌のクオリティが向上した結果、学生対象のコンクールでも入賞を果たしました。私はこのことから、周囲の存在が創造性を引き出してくれることを実感しました。御社でも、さまざまな方々と切磋琢磨しながら、より魅力的な作品作りに挑戦していきたいと考えています。

クリエイティブ職では、負けず嫌いな性質を「創造的な競争心」として表現すると効果的です。ただし、企業で働く場合は、チームで協力して何かを作ることになります。周囲を押しのけるのではなく、あくまでプラスの相互関係を意識したエピソード選びが重要です

負けず嫌いな人が向いている仕事は?

HR team PLUS編集部

負けず嫌いな人にはどんな仕事が向いていると思いますか?

M・W 学習院大学

負けず嫌いな人には営業職が向いていると思います。自分で設定した目標やチームに課せられたノルマに対して、粘り強く取り組めると思うからです。

H・T 4年制大学

営業職が向いているのではないでしょうか。常にノルマの達成を求められる環境や、売り上げという具体的な成果が見えやすい点が、負けず嫌いな人に向いていると感じます。

N・T 4年制大学

損害保険や生命保険、不動産仲介といった、個人向けの営業職が向いていると思います。インセンティブ制度を導入している企業もあり、負けず嫌いな人にはうってつけの職業だと思います。

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【体験分野別】「負けず嫌い」の自己PR例文6選

ここからは、学業やアルバイトなど、身近な生活での経験を通して「負けず嫌い」をアピールするための例文を紹介します。自分の体験に近いものがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①学業での経験

学業での経験を活かした例文

「誰よりも深く考えてしっかり結論を出したい」という探究心が、私の強みです。この性質は、特にゼミ活動で活かすことができました。

レポート提出後の質疑応答の際、先生から「なぜその結論に至ったのか」と問われることがよくありました。ほかの学生は「そこまで考えていませんでした」と答えることも多かったのですが、私はわからない点があっても必ず「調べ直して次回お答えします」と返答し、図書館に通って研究を重ねました。

結果として、どの質問にも納得のいく答えを用意できるようになり、先生からも「ゼミ内で最も成長した」と評価していただき、今では後輩の指導にも携わっています。

「もっと知りたい」という好奇心は、学びの質を大きく変えてくれるのだと実感しています。御社でも、この探究心を忘れず、常に学び続ける社員になりたいと考えています。

学業のエピソードでは、負けず嫌いを「知的好奇心」として表現すると効果的です。単なる成績へのこだわりではなく、学びそのものへの強い意欲として示すことで、入社後も積極的に成長していきたいという姿勢を示す効果が期待できます

面接では、大学で学んだことについて聞かれることもあります。以下の記事で回答例を紹介しているのでチェックしてみてくださいね。

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②サークル活動での経験

サークル活動での経験を活かした例文

私の強みは、仲間の成長を糧にして、さらに上を目指せることです。吹奏楽部でのパートリーダーの経験で、この強みを存分に発揮することができました。

定期演奏会のソロパートを任されたとき、初めは自分の演奏だけに必死でした。しかし、ほかのメンバーが日々実力をつけていく姿を見るうちに「もっと良い演奏で引っ張っていかなければ」という思いが強くなっていきました。昼休みや放課後の個人練習を重ね、さらに後輩たちと合同練習の機会も作りました。

この取り組みがメンバー全員のレベルアップにつながり、本番では最高の演奏を披露することができました。この経験から、切磋琢磨できる仲間の存在が、自分の成長を加速させてくれると実感しています。御社でも、周囲と高め合える関係を築きながら、組織に貢献できる人材になりたいと考えています。

サークルや部活動は、負けず嫌いという「個人プレー」になりがちな性質を「チームで高め合う」という形に昇華させやすいテーマです。特にリーダー経験があれば、自身の向上心が周囲にも良い影響を与えた点をアピールできます。どんな思いで努力したのかと併せて伝え、面接官に良い印象を残しましょう。

③アルバイトでの経験

アルバイトでの経験を活かした例文

私の強みは「相手の期待を超えたい」という強い向上心です。アパレルショップでアルバイトをしていた際に、この強みを活かして成果を上げた経験があります。

最初の頃は基本的な接客をこなすのが精一杯でしたが、先輩スタッフの接客を見るうちに「自分もあんな風に商品知識を活かした提案ができるようになりたい」と強く感じるようになりました。そこで、商品の素材やサイズ感、コーディネートについて、積極的に勉強を重ねていきました。

その結果、お客様に合わせた提案ができるようになり、リピーターの方も増えていきました。この経験から学んだのは、誰かに接客の上手さで負けたくないという気持ちが、自分自身の成長につながるということです。御社でも、この向上心を活かしてお客様に喜んでいただける接客を追求していきたいと考えています。

アルバイトのエピソードでは「誰かに負けたくない」という気持ちを、お客様満足や自己成長という建設的な方向に活かした経験を伝えると効果的です。特に接客業の経験を用いれば「人のために頑張れる負けず嫌い」というプラスの側面を強くアピールできるでしょう。

アルバイトの経験を自己PRでアピールしたい人は、以下の記事で選考通過者の回答を紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

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④趣味や特技での経験

趣味や特技での経験を活かした例文

私の強みは、目標に向けて一歩ずつ前進する粘り強さです。趣味の活動としてマラソンを始めてから2年間、私はこの強みに何度となく助けられてきたと自覚しています。

マラソンに本気で取り組み始めたきっかけは、いつも走っている同級生を見かけたことです。当時の私は5キロも走れない初心者でしたが「いつか彼に追いつきたい」という思いから、毎朝のジョギングを始めました。2年間継続できたのは、同級生へのライバル意識のおかげだと思っています。

その結果、追いつくという目標こそ叶わなかったものの、フルマラソンの大会に出場し、完走できるレベルまで成長できました。この経験から、憧れの存在を目標にすれば、大きく成長できると実感しています。御社でも、この向上心を活かして目標達成に向けて着実に歩んでいきたいです。

趣味や特技は、自分で決めた目標に向かって努力を続けられる人だということを示すのに適したエピソードです。特に身近なライバルがいるエピソードを用いれば、負けず嫌いを「前向きな競争心」として表現しやすいでしょう

⑤留学での経験

留学での経験を活かした例文

私は、周囲からの刺激を努力に変えられる力が自分の強みだと考えています。実際に、アメリカへの1年間の留学では、この力を活かして大きく成長できたと自負しています。

現地には世界各国から来た優秀な学生ばかりが集まっていて、初めのうちは引け目を感じていました。しかし「このままでは悔しい」という思いから、英会話の特訓や授業内容の予習に力を入れるようになりました。隣室の韓国人が良いライバルとなり、お互い刺激し合いながら学習に励めたことが、成長につながった理由の一つだと思います。

10カ月後には、グループディスカッションでリーダー役を担当できるほど積極的に話せるようになり、先生からも高評価を得ることができました。優秀な仲間との出会いは、自分を成長させるチャンスだと学びました。御社でも、先輩方の背中を追いかけ、着実にスキルを磨いていきたいと考えています。

留学では、言語や文化の壁を乗り越えるという大きな経験をすることになります。つらい環境の中で、己を奮い立たせて努力した経験は、負けず嫌いを効果的にアピールするのに役立つでしょう

⑥インターンシップでの経験

インターンシップでの経験を活かした例文

私の強みは、周囲の優秀さにひるまず、それを自分の成長の糧にできることです。食品メーカーでのインターンシップで、この強みを実感した経験があります。

グループワークで商品企画に取り組んだ際に、マーケティングを専攻する他大学の学生と同じ班になりました。彼らの分析力に圧倒されながらも、そのとき強く思ったのは「自分も負けたくない」ということです。そこから、若者の消費動向について徹底的にリサーチを重ね、積極的に情報提供を続けました。

その結果、最終プレゼンでは「ターゲット層の分析が素晴らしい」と評価していただけました。ここから学んだのは、優秀な仲間との出会いは自分を大きく成長させるきっかけになるということです。御社でも、さまざまな方とのかかわりを大切にしながら、日々成長を続けていきたいと考えています。

インターンシップでは、普段出会えないような優秀な学生と協力したり、競い合ったりすることができます。その中で自分で目標を定め、努力を積み重ねてきた経験は「切磋琢磨できる人材」として評価される可能性が高いです。負けず嫌いを活かして成長したエピソードを、積極的にアピールしましょう。

「そもそもインターンの経験がないけど、就活大丈夫かな」と不安に思っている人は以下の記事で、就活生の体験談をチェックしてみましょう。

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「負けず嫌い」をアピールする際に考えられる3つのリスク

  1. 協調性に欠けるのではないかと思われる
  2. 失敗を恐れて挑戦を避けるタイプだと誤解される
  3. チームワークを阻害するのではないかと警戒される

長所として評価される可能性が高い「負けず嫌い」ですが、この言葉に対して良くないイメージを抱く人もいます。そのため、面接で「負けず嫌い」をアピールする際には、表現の仕方には注意が必要です。

実際に、同じようなエピソードを話していても、ちょっとした言い方の違いで印象が正反対になってしまうケースが存在します。そのような事態を避けるには「負けず嫌い」という言葉が持つマイナスの側面をあらかじめ把握しておくことが大切です。

ここからは「負けず嫌い」という言葉をアピールする際に考えられるリスクについて紹介します。しっかり把握したうえで、誤解を受けにくい自己PRを作成してみましょう。

①協調性に欠けるのではないかと思われる

「負けず嫌い」という言葉を聞いたときに、面接官が「周囲と競争ばかりしてしまう人なのでは」と考えてしまう可能性があります。多くの職場にはチームワークの文化が根付いていることから、負けず嫌いがマイナスに捉えられてしまうリスクが考えられるでしょう。

負けず嫌いな性分を「とにかく結果を出したい」「自分が一番になりたい」といった表現で伝えると、周囲のメンバーを軽視している、協調性に欠ける人物だと思われてしまうかもしれません。

「負けず嫌い」をアピールする際には、あくまで自分の所属チーム全体、ひいてはその企業そのものを勝たせる意識をアピールすることが重要です

②失敗を恐れて挑戦を避けるタイプだと誤解される

負けず嫌いな人は「負けたくない」という思いの強さから、新しいことへのチャレンジを躊躇してしまう場合があります。面接官が「負けず嫌い」と聞いたときにこのような解釈をしてしまった場合、良くない印象を抱かれてしまうかもしれません。

負けず嫌いをアピールする際には、その性質が困難な課題にも立ち向かう原動力になるのだということも具体的に説明するようにしましょう

変化の激しいビジネスの世界でも積極的にチャレンジでき、その中で勝ちにいける人材であることを印象付ける意識が重要です。

③チームワークを阻害するのではないかと警戒される

負けず嫌いであることをアピールした結果「自分の成果や評価を追求するあまり、チームとしての成功よりも個人の実績を重視する人物だ」と思われてしまう場合もあります。

そのような誤解を避けるために、面接で「負けず嫌い」をアピールするときにはエピソード選びに工夫を凝らす必要があります。チーム全体の成果を上げるために率先して行動した経験や、仲間と協力して何かを成し遂げたエピソードを使うのがおすすめです。

自分の「負けず嫌い」という性格が、個人の成長だけでなくチーム全体の成功につながる強みとなることを、具体的な経験を交えながら伝えられるよう準備しておきましょう

負けず嫌いがデメリットになるのはどんな時?

HR team PLUS編集部

負けず嫌いな性格がデメリットになってしまうことはあると思いますか?

M・W 学習院大学

負けず嫌いであることのデメリットとしては「勝ちか負けか」で物事を判断してしまい、0か100かで考えがちな点だと思います。

H・T 4年制大学

私は負けず嫌いなせいで、自分が負けたときに不機嫌な態度をとってしまったことがありました。相手に不快な思いをさせる可能性があるという点はマイナスだなと思います。

N・U 4年制大学

負けず嫌いがゆえに相手と喧嘩になってしまうことがあるので、そこはデメリットだと思います。また、自分の判断で突っ走ってしまうところがあり、それも協調性がないと思われる可能性がありそうです。

「負けず嫌い」をアピールする際の3つの注意点

  1. 過度な競争意識をアピールしすぎないよう気を付ける
  2. チームの輪を乱す人物だと思われないような表現を選ぶ
  3. 我の強い頑固者だと思われないよう気を付ける

負けず嫌いという性質にはプラスの面もマイナスの面もあるため、表現の仕方を間違えると思わぬ誤解を招いてしまう可能性があります。

ここからは、自己PRで「負けず嫌い」をアピールする際の注意点を3つ紹介します。面接本番で相手に悪い印象を残さないよう、自分の回答に当てはまるものがないかチェックしておきましょう。

①過度な競争意識をアピールしすぎないよう気を付ける

負けず嫌いは自身の成長につながる重要な要素ではありますが、アピールし過ぎると「協調性に欠ける」「人間関係でトラブルを起こしそう」といった印象を残しかねません。

面接では「自分の成長のために切磋琢磨できる」「チーム全体の成果を高めたい」といった表現を心掛けましょう。他人を出し抜きたいのではなく、一緒に成長したいのだという前向きな姿勢を伝えることが重要です

②チームの輪を乱す人物だと思われないような表現を選ぶ

「負けず嫌い」という言葉には「自分の意見を押し通す傾向がある」「自分の方法にこだわって突き進みそう」というニュアンスが含まれる場合があります。そのため、チームワークを特に重んじる企業では、この性格がマイナスに捉えられる可能性もあるでしょう。

自己PRでは、メンバーと協力したエピソードや、チーム全体の成功に向けて努力した経験を話すのがおすすめです。負けず嫌いな性格については、適切な言葉に言い換えながら「周囲を巻き込んで大きな成果を上げる」という強みとして伝えましょう。

③我の強い頑固者だと思われないよう気を付ける

「負けず嫌い」は、ときには「頑固である」「融通が利かない」という印象を相手に残してしまう場合があります。自分のやり方や考え方に固執しているように見えてしまうと、マネジメント側からは扱いづらい人材だと判断される可能性があるため、表現には工夫が必要です。

負けず嫌いをプラスの要素として表現する際には、より良い方法を追求する柔軟さも併せてアピールするのが効果的です。たとえば「周囲の意見を参考にしながら改善を重ねた」「新しい方法にも積極的に挑戦した」といったエピソードを組み込めば、前向きで柔軟な人材だというアピールになりますよ。

「負けず嫌い」で向上心をアピール! 効果的な自己PRを作成しよう

「負けず嫌い」は、表現の工夫次第でプラスにもマイナスにも捉えられる性格です。しっかりと表現に気を付けて説明すれば、目標に向けて積極的に努力できる人材として、魅力的な自己PRを作成することができるでしょう。

自分の中にある「負けたくない」という気持ちが、どんな場面でどのように発揮され、周りにどういった影響を残してきたのか、丁寧に振り返ってみてください。

どんな企業でも、何らかのミッションを遂行するために仕事へ取り組むことになります。「負けず嫌い」がプラスに働く場面も多いはずです。自信を持って、その「負けず嫌い」という個性を活かしていきましょう。

安藤 健
安藤 健

人事コンサルタント / 人事心理上級マスター

「負けず嫌い」をアピールするときは人事の懸念も意識しよう

そもそも面接は基本的に「応募者はどんな人なのか」を確認するための場です。そのとき、きちんと過去のエピソードなど、根拠に基づいた自己PRができることは、就活をうまく進めるために必須な要素と言えます。

そこで、一歩踏み込んで見てみると「負けず嫌い」という性格には「競争心が強い」「粘り強い」という要素が含まれています。

これらの要素は基本的にどの業界でも職種でも活かせる強みではありますが、たとえば「競争心の強さ」は「負けないために他人を蹴落とすことはないか」と、チームワークの面で懸念が抱かれる可能性もあります。

そのため、負けず嫌いであることを自己PRする際は、合わせて「必要なときはチームに積極的に貢献するし、勝ちをゆずることもできる」と説明を加えておくと良いでしょう。

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この記事の編集担当者 ディレクターC・I

  • 転職経験あり
  • 人材コンサルタント出身
  • あなたらしく活躍できるキャリアを応援します!

大学卒業後、ヘルスケア領域における人材紹介会社にて人材コンサルタントとして営業活動をおこなう。約3年半勤務したのちに転職し、現在はHR team PLUS編集部のディレクターとして編集業務に従事

就活やキャリアの領域に精通したライター・編集者が専門知識をもとに記事を執筆しています。詳細はコンテンツ制作方針ページをご確認ください。

編集責任者 伊東 美奈

HR team PLUSを運営するHR team(旧リアステージ)に新卒入社。キャリアアドバイザーとして1,500名以上の就活生を支援する傍ら、長期インターンサービスの立ち上げや人材開発業務を担当。マーケティング事業に異動後、理系学生の就活支援メディア「Digmedia」の編集長・エントリーシート共有プラットフォーム「イールック」の運営責任者を務める プロフィールをみる