就活でインターンに行ってない…体験談から紐解く内定への影響

この記事の編集責任者:伊東 美奈

就活生に聞いた!インターンに行ってなくても就活は上手くいく?

「就活でインターンに行っていない……」。大半の就活生がインターンに参加しているなか、インターンに参加していない人は、これから本格化する就活への影響が気になりますよね。この記事では、先輩就活生の体験談から、インターンが就活に与える影響を紐解きます。これからインターンに参加するか迷っている人は、判断するための材料にしてください。

またインターンに参加せずとも就活を成功させた先輩の体験談も紹介。インターンのチャンスを逃して不安に思っている人は、挽回するための参考にしましょう。

就活生パネリストの回答まとめ

  • インターンに参加して「行って良かった」と感じた学生が多い一方、参加せず内定を得たケースもある
  • インターンに行くことで業界・企業理解が深まったり、本選考の優遇につながった
  • インターンに行かなかったが、徹底した企業研究でカバーした

みんなは就活でインターンに行った?

HR team PLUS編集部

就活の先輩たちに質問! インターンには参加しましたか?

M・W 学習院大学

1日で終わるものではなく、複数日開催のインターンに参加しました。実際に社員の方と話して現場を知ることができて良かったです。

R・K 4年制大学

SIerを中心に3社のIT系インターンに参加しました。実務体験や社員の方との交流を通じて業界理解が深まり、志望動機も明確になったため、参加して良かったと感じています。

R・O 4年制大学

私はデジタル広告領域を中心に、4社程度インターンに参加しました。企業理解も当然ですが、その後の選考に関して免除などの優遇を受けられた点が非常にありがたかったと感じています。

R・O 4年制大学

私は介護業界志望で合計7社から内定をいただきました。そのうち5社のインターンに参加しました。インターンでは、事業所(介護施設など)や訪問先の居宅にて職業体験をしました。同じようで違う、各企業の魅力を見つけられたので、私は参加して良かったと思っています。 一方で、第一志望の企業を含む2社は、インターンを実施しておらず、就業体験はできませんでした。代わりに現場の見学や本社での説明会があったので、そこにはしっかり参加しました。

就活でインターンに行ってないけど上手くいった人の体験談

R・O
R・O
4年制大学/文系学部
インターン不参加でも内定! 徹底した企業研究で熱意を伝えた

私は介護業界を志望していたのですが、第一志望の企業のインターンには参加していません。単純に企業がインターンを実施していなかったからです。

それでも内定をいただけたのは、介護施設でアルバイトをしていたことが大きいと思います。現場経験を積んだことと、面接までに企業理解を深めたことで選考を突破できました。

面接では、現場職員ならではの悩みを「御社ではこう対処している」といった私的見解を志望動機に織り交ぜた結果、面接官の方に褒めていただきました。

インターンがないため、実際の現場の様子はわかりませんでしたが、推測される課題と企業の情報を照らし合わせることで、企業理解に努めたことが伝わったのだと思います。

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若槻 彩子
若槻 彩子

Wcareer Office代表 / キャリアコンサルタント / キャリア・デベロップメント・アドバイザー

4年生の夏に後悔しないために一歩踏み出してみてほしい

「インターンに行っていなくても大丈夫かな」と焦りや不安を感じているのに行動に移せていないのだとしたら、そこにはどんな思い、理由があるのでしょうか。

「めんどくさい……」「就活のスイッチが入っていない」「インターン選考に通らなかったら落ち込みそう」。そういった気持ちでしょうか。

大学4年生の夏、私が就職支援をしている多くの学生が内々定を獲得して就活を終えていきます。進路が決定した学生の中には、インターンを通して自分の向き不向きを確認し、納得感を持って選考に進んだ方、インターンから早期選考に進んだ方など、納得のいく形で就活を終えた学生がいる一方で、「時間が戻るなら大学3年生までにインターンに参加したりして、選択肢を増やしたかった……」と後悔が残る学生もいます。

世の中には自分の知らない仕事が山ほどあります。いかに多くの企業を知り、体験し、自分に合う仕事の選択肢を増やせるかどうかが、納得のいく進路決定、しいては自分らしく生き生きと人生を歩んでいけるかどうかの肝になります。

自己理解、企業理解を深める機会の一つがインターンです。また、早期選考の切符を手に入れるチャンスもあります。このように得られるものは多いので、私はぜひ学生のみなさんにはインターンに参加してほしいなと思っています。勇気を出して申し込みを進めましょう。

とはいえ、インターンの受け入れ枠が限られている場合もあるため、選考に通らない可能性もあります。ただ、行動を止めずに、ぜひインターンへの応募を続けてみてほしいです。

行動した数だけ「あなたの人生」の解像度は上がる
「就活成功の鍵は、できることから早めに取り組むこと」。私はそう考えています。納得できる進路を決めるためにも、自分らしく人生を歩んでいくためにも、大学生の今だからこそ躊躇せず、自分の向き不向きを理解するために、インターンや説明会などに積極的に参加してみてくださいね。

就活力診断テストはもう使いましたか?

就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。

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この記事の編集担当者 ディレクターC・I

  • 転職経験あり
  • 人材コンサルタント出身
  • あなたらしく活躍できるキャリアを応援します!

大学卒業後、ヘルスケア領域における人材紹介会社にて人材コンサルタントとして営業活動をおこなう。約3年半勤務したのちに転職し、現在はHR team PLUS編集部のディレクターとして編集業務に従事

就活やキャリアの領域に精通したライター・編集者が専門知識をもとに記事を執筆しています。詳細はコンテンツ制作方針ページをご確認ください。

編集責任者 伊東 美奈

HR team PLUSを運営するHR team(旧リアステージ)に新卒入社。キャリアアドバイザーとして1,500名以上の就活生を支援する傍ら、長期インターンサービスの立ち上げや人材開発業務を担当。マーケティング事業に異動後、理系学生の就活支援メディア「Digmedia」の編集長・エントリーシート共有プラットフォーム「イールック」の運営責任者を務める プロフィールをみる