面接結果が遅いときは今できる行動をして次に目を向けよう!
「面接の結果連絡がなかなか来ない……」
「もしかしたら不採用かもしれない」
就活の選考結果は誰しも気になるものであり、連絡が遅いと不安な気持ちからマイナスに捉えてしまう人もいるのではないでしょうか。
就活の面接では、企業の採用状況次第で結果が出るスピードが異なります。そのため、結果が遅いからといって相手を急かすような行動は逆効果にもなるため注意が必要です。
志望度の高い企業や初めての面接だと、結果が気になるのは仕方がありませんが、就活を上手に進められる人は切り替え上手な人です。1つの面接が終われば、振り返りをおこなったうえで、次の面接へと気持ちを向けられるようになりましょう。
この記事では、面接の結果が遅いときに考えられる理由や対処法を、体験談を交えながら解説します。結果が遅くて不安を感じ、何をすれば良いか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
以下の記事でも選考結果がなかなか来ない時の不安解消法について解説しているので、あわせて確認してみてくださいね。
選考結果が来ない|現役就活生から学ぶ不安解消法と問い合わせ方
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不安になるのは自分だけじゃない! 面接の結果が遅かった経験を持つ内定者の声
面接結果に気持ちが左右されている自分を客観視すると「自分だけが悩んでいる」と、劣等感を感じてしまうこともありますよね。
初対面で「採用」か「不採用」という明確な評価を出されるようなことは、大学時代ではあまり経験できません。今まで経験したことのないシチュエーションでは結果の予想ができないため、不安や焦りを覚えてしまうのは当然です。
そのため、いま採用結果が出ずにマイナスな気持ちになるのは、決しておかしなことではありませんよ。まずは今の気持ちを解消するために、同じ悩みを持つ体験談を聞き、自分だけが後ろ向きになっているわけではないことを実感してみてくださいね。
面接結果が2週間以上出ず、それに悩んだ経験があります。就活が進むにつれて、最終選考の結果は遅くても合格していたら3日以内、それ以外の面接は1週間以内が多いことがわかってきました。
そのため、1週間以上結果の連絡がかかる場合、落ちている可能性が高いと思い、その企業の結果については思い出さないように努めていました。不採用の連絡は、心の準備をしていても傷ついてしまいますが、なるべく傷つく時間が少なくなるよう工夫していました。
面接の結果が来ないときの気持ちの切り替え方は?
面接の結果が遅いと不安になったことは数えきれないほどありました。しかし、どうにか気持ちを切り替えられたのは、同時に受けていた企業が多かったためです。
選考のストックはあればあるほど「この企業の結果がまだあるから」と気持ちに余裕が持てました。選考を同時並行して面接や書類選考を受けることで、少しでも精神的な負担を減らしていくようにしましょう。
採否が自分の思い通りにならずとも、落ち込まずさまざまな企業を受け続けてくださいね。
私も面接結果が遅くて不安になることはよくありました。しかし、選考企業が多くなるにつれ、目の前の企業で頭がいっぱいになっていたので、不安な気持ちも和らいでいきました。
もし不安な気持ちを引きずっているのであれば、選考企業を増やしてみるのも良いと思います。特に、第1志望の会社の面接結果は、待つ時間が長くなればなるほど気になると思います。しかし、ずっと気にしていると不採用のとき気持ちの切り替えに時間がかかります。
そのため、第一志望だと思うを複数個作ることをおすすめします。
第一志望群の企業を複数作っておくというパネリストのアドバイスがありましたが、実際就活の持ち駒はいくつあると良いのでしょうか。以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
就活を成功に導く3つの持ち駒の増やし方|効率化こそ内定への近道
遅い・早いに振り回されないために|面接結果に関する実情を経験者に聞いてみた
多くの人が、面接の結果が遅いと「不採用」と捉えてしまいますが、結果が出るスピードが必ずしも採否に影響している訳ではありません。
ここからは、連絡のスピードと採用結果にまつわる疑問について、体験談を交えながら解説します。
面接の結果が遅くても選考通過したことはある?
面接結果が遅くても採用の可能性はあるのか、多くの学生が気になるポイントですね。
結論として、連絡が遅い場合でも採用になるケースはあります。
経験者は「連絡が遅い」と感じた結果、採否はどうなったのでしょうか。どのように不安な気持ちと向き合うべきか、先輩のアドバイスも一緒に参考にしてくださいね。
面接の結果が出るのが遅くても選考を通過したことはありますか?
面接結果の連絡が遅くても内定だった経験はあります。落ちたのかとそわそわして待っていましたが、面接から2週間後に内定のメール・電話をいただきました。
面接結果の連絡が遅くても内定でした。遅いと言っても9日後くらいでしたが、メールで内定通知をしていただきました。
2週間後に結果が出ましたが、無事通過しました。早期選考は、結果まで時間がかかるような気がします。
就活生から面接の結果が来ないときのアドバイス
面接結果が遅くて不安と思っている人は、就活生なら誰もがそうであると覚えておいてください。僕の周りでも、不安になっている人が多く、相談を受けたことがあります。しかし、そんなに思い悩む必要はないです。
企業というのは数多く存在していて、その中で、自分に合った企業というのは多数あります。1つの企業の面接結果が返ってこないからといって諦めてはいけません。より自分に適した企業を、結果が返ってこない期間を利用して探してみましょう。すると、思っていたより、面接結果が気にならなくなってきます。
面接結果のスピードに影響されずにどんどん就活を進めよう
面接結果はなかなか返事が来ないからといって、不採用とは限りません。「採用だったらラッキー」というくらいの気持ちで、どんと構えておくようにしましょう。だんだんとその自信が面接でのパフォーマンスの高さにつながってくるはずです。
面接の最後によく言われる「前向きに検討します」。その真意について、以下の記事で解説しているので、合否が気になる人はこちらもあわせて参考にしてみてくださいね。
「前向きに検討する」は不合格? 就活生の実体験から真意を探ろう
面接の結果が出るのにどれくらいかかった?
新卒採用の面接結果が出る期間は一般的に1週間程度と言われていますが、企業の状況次第で異なります。そのため、あくまでも平均的な数字として捉え、1週間を過ぎたからといって不安になることはありません。
企業のどのような事情によって採用結果のスピードが変わるのかは、記事の後半で詳しく解説します。まずは情報収集として、経験者が実際に面接結果が出るまでに待った期間を聞いてみましょう。
面接結果が出るまでの期間は平均してどれくらいでしたか?
通過した場合は2〜3日でした。落ちた場合は2週間後くらい連絡が来ないか、サイレントお祈りが多く、最終面接の場合は採用であれば当日〜翌日が多い印象でした。
採用の場合、平均は2~3日でした。不採用の場合は1〜3週間くらいでした。
平均すると1週間くらいだと思います。受けた面接の中で最も結果が遅かったのが、不採用の連絡で面接の3カ月後でした。
最終面接では特に「落ちてしまったのではないか」と不安になるのも仕方がありません。こちらの記事では、最終面接の落ちるフラグについて解説しています。最終面接の結果が気になる人は確認してみましょう。
就活生に聞く最終面接の落ちるフラグ集|合否とぶっちゃけトーク付き
面接の結果が出る期間は企業や業界ごとに差があった?
面接結果が出るスピードに関係するのは、面接の内容以外にも、業界の特性や企業の事情など、さまざまな要因が含まれます。
そのため、自分の面接結果が遅いのは、受けている応募先ならではの理由があるかもしれません。実際に、就活経験者が感じた応募先による違いはどれくらいあったのでしょうか。
応募した企業の面接結果の最短から最長まで聞いてみました。どれくらい期間がかかっているのか、経験者にしか聞けない話も参考にしてみてくださいね。
面接結果が出る期間の最短・最長日数を教えてください!
面接結果が出たときの最短は、その場で次の面接の案内をしてくれました。最長は、いわゆるサイレントお祈りとして連絡が来なかったときです。
面接結果の最短期間は、その場で結果を教えていただいたときです。最長は1カ月程度だったと記憶しています。IT業界、システムエンジニア職の面接でした。
採用の場合、最短期間は面接を受けたその日中で、最長期間は2週間後くらいでした。一方、不採用の場合は最短期間だと1週間後、最長期間は3カ月ほどかかった場合がありました。
採用経験者にも聞いてみた! 面接結果が遅いときに考えられる6つの理由
面接結果が遅いときに「結果が来ないのはおそらく〇〇かな?」と、自分の中である程度納得のいく理由があれば、気持ちも切り替えやすいですよね。
面接の結果が遅い理由は企業によって異なるため、学生側だけで明確な原因を特定することは難しいです。そこで、採用経験者の意見を交えながら、企業側視点の結果が遅い理由について解説します。
採用側の気持ちも踏まえて、自分なりの切り替えポイントを見つけてくださいね。
採用担当経験者に質問です。面接結果の連絡が遅くなってしまう理由は何ですか?
選考が進んでいないケースが多かったです。決めきれない部分があったり、社内で評価が分かれていたりなど、ほかの候補者の状況を見て次の選考を案内するか迷うような状況のときは遅くなりがちです。逆に「この人はめちゃくちゃ良い!」や「この人は本当にないな」など即決できる人はすぐに案内ができるので、早めに選考結果を流すようにしていました。
応募者の数が多かったり、応募いただいた時期がズレてしまったりが原因で、まだ全員と面接ができていないため、初めの方に面接をした方をお待たせしてしまうことがありました。また、決裁権のある部長や社長といった方が長期出張に出ているタイミングで承認が貰えず、ご連絡が遅れてしまうこともあります。
うちは小さい会社ですので、社長が最終決定権を持っており、社長が会議や打ち合わせでなかなかタイミングがなく、ミーティングができないと採用結果の連絡が遅くなってしまいます。
理由①選考がすべて終わっていない
企業は採用面接で、より自社とマッチした人材を採用したいと考えています。
そのため、すべての学生を選考した後に、比較しながら結果を検討するケースがあります。応募人数が多い人気企業や大企業であれば、自然と時間がかかってしまうでしょう。
たとえば、一次選考で20分かかる1,000人分の集団面接を、5人ずつやるとします。単純に考えただけでも、合計で66時間も必要になり、1日8時間を費やしたとしても、すべての選考には1週間以上かかりますね。
そこから全員の能力を比較して結果を出すとなると、平均と言われている1週間よりも長い時間が必要であることがわかります。そのため、面接の結果は学生自身が選考を受けたタイミングも影響するでしょう。
上記のように、スタートからすぐに面接を受けたAさんと、開始後2週間後に受けたBさんでは感じ方が異なります。
このように、面接の結果が出るまでの期間は、企業内の選考時間や自分が受けた状況など、さまざまな要因が影響します。スピードだけで面接内容の採否を決めつけるべきでない理由がよくわかりますね。
理由②採用候補者になっている
面接結果が遅いほかの理由として、採用を決定する最終段階である可能性も考えられます。
最終段階とは、不採用になる人物を判断した後、採用予定の人数なども考慮しつつ、内定者を絞り込んでいる段階です。人気が高く応募者が多い場合や、学生の評価が拮抗しているときに発生しやすく、採用枠も残りわずかな状況だからこそ時間がかかっていると言えるでしょう。
理由③採用の手続きに時間がかかっている
採用自体は確定しているものの、企業側が入社後の準備に手間取っている可能性も考えられます。
ほか、採用承諾後は社会保険・通勤手当・雇用契約など、数多くの書類手続きをする必要があります。採用通知と一緒に案内を送るケースもあるため、内定を出した学生全員分の準備をするとなると、時間がかかることは想像できますね。
採用確定後、学生が戸惑わずに入社の準備ができる環境を用意するためにも、しっかりと時間をかける企業もあると認識しておきましょう。
理由④次の選考スケジュールの調整をしている
選考通過が確定しており、次の面接の調整に時間が掛かっている可能性も考えられます。
選考はステップが進むほど、役職者が面接官を担当します。多忙な役職者同士のスケジュール調整をするとなると、時期によっては上手く時間を確保できず、調整に手間取るときもあるでしょう。
自分の面接が最終ステップに近いときほど、調整には時間がかかると想像できるので、多少の遅れは仕方ないと捉えるのも良いかもしれませんね。
理由⑤企業の繁忙期や長期休暇が重なっている
面接のタイミングによっては、企業の繁忙期や決算期が重なっている場合もあります。採用の議論は複数人でおこなわれるケースが多いため、それぞれの都合が合わず結果が出ていないことが考えられるでしょう。
または、長期休暇や社員旅行などの企業イベントが重なっている場合もあります。面接の結果が遅いと感じたときは、企業側の事情があることも考慮するだけで、気持ちが落ち着いてくるでしょう。
理由⑥サイレントお祈りをされている
就活では、企業側の理由や学生への配慮から、不採用の通知をおこなわない「サイレントお祈り」と言われるものが発生します。
ProFuture株式会社運営のHR総研がおこなった「面接後の合否連絡」の調査では、サイレントお祈りをする企業の割合が2017年時点で29%となっており、約3割の企業から連絡が無いことがわかります。
企業がサイレントお祈りをする理由は、主に以下のようなものが考えられるでしょう、
サイレントお祈りをする理由
・膨大な学生を選考しており不採用通知だけでも時間がかかるため
・不採用の理由の問い合わせを避けるため
・不採用通知の誤送信を防ぐため
「選考結果が遅い」=「サイレントお祈り」や「不採用」と捉えるのではなく、可能性の1つとして考えておくことが大切です。もしくは「結果はいつかわかるもの」と一喜一憂しないのが切り替え上手な対応ですよ。
いわゆる「サイレントお祈り」を経験したことのある人は、どれくらいまで結果を待ちましたか?
2週間くらい待ってみてそれでも連絡が来なかったときに、「サイレントだ」「不採用だった」という認識をしていました。
サイレントお祈りの場合は、3週間を目途に待つのをやめました。そもそも、並行してほかの企業を受けていたので、あまりダメージはありませんでした。
2週間待っても連絡がない場合は、不採用だと諦め気持ちを切り替えるようにしていました。採用の場合、基本的に早く連絡が来る企業が多かったです。
サイレントお祈りの実態についてはこちらの記事で詳しく解説しています。気になる人はチェックしてみてくださいね。
サイレントお祈りとは? 現役就活生に聞く合否連絡の実態
いますべき行動はなに? 面接結果が遅い状況を変える対処法を紹介
面接結果を待つ人の中には、結果が出る平均日数や、企業視点の理由を踏まえても連絡が遅いと感じる期間を過ごしている人もいますよね。
または、複数ある希望企業の中で1社だけ結果が出ずに悩んでいるなど、やむを得ない状況で、こちらからのアクションを検討する場合もあるでしょう。
ここからは、早急に結果が来ない状況を打破したい人のための対処法を解説します。人によってさまざまな方法があるため、経験者が実際にとった対処法もぜひチェックしてくださいね。
面接結果があまりに遅い場合、自分の基準としては3週間を超えた場合には企業へ連絡をするようにしていました。対処した結果としては、不採用でした。
ある程度予想していましたが、いざ自分が不採用であるという連絡が来たときは、「もっと早く知らせてほしかった」と悲しい気持ちになったことを覚えています。
そのため、結果が遅いとわかれば、次々に企業の選考を受けることをおすすめします。要するに固執せず前を向くということです。
結果通知までの期限を事前に教えていただいていた場合は1週間、教えてもらってない場合は1カ月前後待つようにしていました。それを超えたら、電話をかけて直接結果を聞いていました。
正直、期限を過ぎたり、あまりにも連絡が遅過ぎたりすると不合格なんだろうなと考えはついていましたが、やはり結果を聞くまでは気持ちを切り替えられないので、志望度の高い企業には自分から確認するようにしていました。
連絡が来ていないか再確認する
万が一確認不足で企業へ問い合わせをして、連絡済みであると発覚してしまうと、採用担当にマイナスな印象を持たれる場合もあるので注意が必要です。
まずは採否の連絡が来ていないかしっかりと確認をしましょう。採用通知は企業によって連絡方法が異なるため、見落としている可能性もあります。
確認すべき箇所
・メール(普段使用していないアドレスも含め)
・電話の着信履歴
・ショートメール
・郵便
・採用マイページ
確認漏れのよくあるケースとして、通知方法の勘違いや、伝えているアドレスの認識違いがあります。考えられる通知方法はすべてチェックしたうえで、企業へ問い合わせをするなどの対応に移りましょう。
結果が出るまでの期間を調べる
面接の結果が遅いと自分で思っていても、企業や業界ごとにペースは異なると紹介しましたね。不安になる場合は、応募企業自体の選考スピードを調べてみるのがおすすめです。
採用結果期間の調べ方
①就活サイトで口コミを確認する
②キャリアセンターで情報収集する
③OB・OGへ連絡を取ってみる
OB・OGからは信憑性の高い情報が得られる可能性があるものの、企業によっては採用情報の漏洩を防ぐため、教えてもらえないケースも考えておきましょう。確認時は「可能であれば」と、相手へ配慮した言い回しができると良いですね。
企業に問い合わせる
通知が来ていないか再確認し、情報収集をしたうえで早く結果が知りたいと感じる場合は、企業へ直接確認しましょう。問い合わせに必要なマナーを守って確認すれば、採用担当も気を悪くせず応じてくれます。
具体的な問い合わせ方法については、後ほど紹介するので、連絡方法に合わせて参考にしてみてくださいね。大前提として、企業でも採用ペースなどの都合がある点や、採用担当に時間を割いてもらうことを理解しておき、急かすような問い合わせにならないように注意しましょう。
切り替えてほかの就活を進める
面接結果を早く知る方法を画策するのではなく、気持ちを切り替えて次へ進むことも1つの手段です。
社会人になると、社内コンペや商談など、何かの結果を待つような出来事はたくさんあります。結果に振り回されないようになるため、自分の気持ちをうまく切り替える練習の一環として、いまの状況を捉えてみるのも良いかもしれませんね。
面接が終わって上手く気持ちを切り替えるには、前回の振り返りを踏まえた面接対策など、次の選考の準備をするのが良いでしょう。または、自分の好きなことをして気持ちをリフレッシュするのもおすすめです。
どうしても結果が気になってしまう人は、「1週間後までは別のことに集中する」とルールを決めて意識的に気持ちをそらす方法などもあります。周囲の体験談も聞きながら、自分に合った方法を探してみましょう。
面接結果はいつまで待つのが良い?
面接結果を待つ期間の目安はどれくらいでしたか?
待つ目安は1~2週間に設定してました。最終面接の場合は、1週間以内に連絡が来なかった場合、気持ちを切り替えました。
面接の結果を待つ期間は、1週間を目途にしていました。それ以上は不採用であることが多かったので、期待していませんでした。
自分が受けてきたものが、採用・不採用にかかわらず大体1週間以内で結果が来ていたので、それくらいを目安に考えていました。
次回の面接の精度をさらにあげたい人は、こちらの記事で効果的な練習方法を紹介しています。復習をしたい人もぜひ参考にしてみてください。
面接練習みんなは何をした? 経験者から学ぶ効果的な練習法13選
次の面接への不安な気持ちがある人は、こちらの記事で対処法を解説しています。上手く気持ちを切り替えたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
内定者のアドバイス付き|「面接が怖い」を解消する3ステップ
社会人マナーを守ろう|面接結果の問い合わせで意識すべき4つの注意点
面接を受けてから1週間以上の期間が経過しており、採用通知が来てないことをしっかりと確認したうえで結果を急ぐ場合は、マナーを守って企業へ問い合わせをしてみましょう。
ここからは、採用結果を企業へ聞く場合の問い合わせマナーについて解説します。実際に問い合わせをしたことのある経験者が、どのような点に注意していたのかも参考にしてみてくださいね。
何か質問はないかを探し、それをフックにするのがおすすめです。質問ついでに「面接の結果についてですが、こちらはいかがでしょうか? 大変恐縮ですが、できましたら〇〇日までに結果をいただければ幸いです……」というように、「あくまで、ついでに尋ねただけで催促をしているわけではありません」というニュアンスの文面でお伝えしました。
もし質問が見つからない場合でも、あまりに日にちが経過しているなら、思い切って聞いてみると良いと思います。でなければ、いつまでもうやむやなままで、互いに次へ進みづらくなると思います。
その①連絡方法はメールが基本
採用の問い合わせだけにかかわらず、学生が企業へ問い合わせをする際はメールが好ましいといえるでしょう。
電話の場合、相手の時間を強制的に削る形になり、相談やお願いをする側が主導となってしまいます。そのため、返答の時間を採用担当が自由に選べるメールの方が負担が少ないというわけです。
例外として、それまで採用担当と電話でのやり取りがメインであったり、「問い合わせは電話でも構わない」など、向こうの意向がわかる場合は電話を使っても問題ありません。
やり取り経験が少なく、向こうのスケジュールも把握できていない状態で急な電話をしてしまうと、採用担当にマイナスな印象を残してしまうので注意しておきましょう。
その②連絡の時間帯は営業時間内
連絡をするときは、応募企業の営業時間内であることが基本です。
なかには「メールなので送る時間は関係ない」と思う学生がいるかもしれません。しかし、社用携帯にメールの通知が来る設定の場合、非常識な時間の連絡は学生の印象を下げてしまうリスクがあります。
営業時間以外にも、始業1時間未満・昼休み・終業ギリギリなども避けるようにしましょう。事前に休日の確認もしておくと確実です。
その③配慮と謙虚さを忘れない
企業に連絡をする際は、相手への気遣いも大切です。
企業も、学生を焦らせるために結果を遅らせているわけではありません。連絡が遅いからと言って、急かすような言葉遣いや、焦りを態度に出すような姿勢は避けましょう。
多忙な中、自分だけのために時間を取ってもらうことや、結果を待たずに学生から連絡している点を踏まえて、お礼や感謝を忘れないようにしましょう。
確認時の文面や発言に「お忙しい中申し訳ありませんが」「可能であれば」と言った枕詞を入れ、こちらの気持ちがしっかりと伝わるように意識するのがポイントです。
その④結果を聞きたい経緯や理由も伝える
面接の結果を聞くときは、ただ単に「教えてほしい」と伝えるのではなく、「なぜ早く知りたいのか」という理由も説明しましょう。
何かの相談や依頼をする際、その理由や根拠がないと、相手を説得できません。理由もなく「情報を早く教えてほしい」と言われると、相手は失礼にも感じてしまうでしょう。
結果を早く知りたい場合、多くが「ほかの選考結果と一緒に検討したい」など、応募企業への志望度が高いケースが多いはずです。「御社での入社したい気持ちが強く」など、ポジティブな気持ちを素直に伝えられると、採用担当も自社を検討してくれていると感じ、嫌な気持ちにはならないでしょう。
お互いが気持ち良くやり取りをするためにも、ただ結果を尋ねるだけでなく、聞きたい経緯や理由も伝えることを意識してみてくださいね。
例文も紹介! 面接結果が来ないときの企業の問い合わせ方法
企業への問い合わせマナーが理解できれば、実際に確認する流れを知っていきましょう。ここでは、結果が遅いときのメール・電話の問い合わせ方法とポイントについて解説していきます。
例文を紹介しながら解説するので、本番をイメージしながら確認してくださいね。
メール|件名で用件が伝わるようにしよう
メール
件名: 採用結果の問い合わせについて【〇〇大学 〇〇〇〇(名前)】
〇〇株式会社
人事部 〇〇〇〇様
いつもお世話になっております。
先日⚫︎月⚫︎日(×)にご面接のお時間を頂きました、〇〇大学の〇〇 〇〇(名前)と申します。先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
この度は、採用結果の時期ついてお問い合わせさせていただきたく、ご連絡いたしました。
先日の面接にて、選考結果のご連絡をいつ頃頂戴できるのか、お伺いするのを失念しており、可能であればご返答時期の目安をお伺いできればと思います。
お忙しい中、恐縮ですが、お手すきの際にご回答いただけますと幸いです。また、もし何か追加で必要な情報がございましたら、遠慮なくお知らせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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〇〇大学 〇〇学部 〇〇〇〇(名前)
電話番号:080-1234-5678
メールアドレス:○○@○○.com
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面接の問い合わせは、ほとんどが定型的で問題ありません。ビジネスマナーを意識すると同じような導入になるため、変更する場合でも「結果を知りたい理由」程度となるでしょう。
今回は理由を「面接時の確認漏れ」としていますが、「貴社への志望度が非常に強く、内定であれば入社したい」など、自身の状況によって変更してみてくださいね。
ほか、件名で用件がわかるようにしておくことや、文末に署名として自分の連絡先を入れるのも忘れないよう注意が必要です。
送信する前は、誤字脱字がないように念入りに確認し、営業時間内に送信します。採用担当者のフルネームがわからない場合は苗字のみでも問題ありませんが、かならず「様」と敬称を付けるようにしましょう。
電話|礼儀を忘れないようにしよう
電話は口頭でのやり取りとなるので、話す順序と礼儀を覚えておくと、緊張してもスムーズな確認が可能です。
①挨拶 | お世話になっております。 私、先日⚫︎月⚫︎日(×)にご面接のお時間を頂きました、 〇〇大学の〇〇 〇〇(名前)と申します。 |
②確認 | お忙しい中、恐れ入ります。 〇〇様、今お時間をいただいてもよろしいでしょうか。 |
③面接のお礼 | 先日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。 |
④要件 | 先日応募した〇〇の採用結果について、 選考結果のご連絡をいつ頃頂戴できるのか、お伺いするのを失念しており もし可能であれば、結果のご連絡を頂ける時期をお伺いできればと思い ご連絡させていただきました。 |
⑤つなぎ | お忙しい中、お時間を取らせてしまい大変恐縮なのですが、 返答の目安だけでもお伺いすることは可能でしょうか。 |
挨拶では「お世話になっております」に続き、大学名と氏名を伝えます。その後、会話をはじめる前に時間を取ってもらえるか確認し、本題に入りましょう。
メールと同様に「聞きたい理由」の部分は、臨機応変に変更して問題ありません。用件を伝えたら、「お伺いできますでしょうか」と相手へ会話をつなげます。
また、当日に電話をかけたその場で結果が聞けないケースもあります。
結果がその場で聞けないケース
・採用担当本人から「今忙しい」「あとでかけ直す」との返事
・採用担当が不在
上記の場合は、学生側から再度電話するように伝え、採用担当の都合が良い日時を確認してかけなおしましょう。
同じ状況を作らないために! 結果が出るまでの期間は事前確認しておくと安心
面接の結果が遅いと、不安や焦りで次の選考に上手く集中できないなど、良くない状況に陥ってしまうこともあるでしょう。同じ状況に悩まないためには、対処法を知ることはもちろん、事前にリスクヘッジする方法を知っておくのも大切です。
結果が出るまでにかかる時間や、不採用の連絡があるかについて、面接の終了後に確認しておくと今のような状況を防げます。企業によっては、説明会や面接前にアナウンスする場合もあるので、聞き漏らさないようにメモをするのもポイントです。
面接の最後の挨拶のときに確認したことがあります。「本日はご多忙な中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。では、『〇日』に結果をいただけるのをお待ちしています。ありがとうございました」と締めくくりました。
すると、担当者が「え? 待って……。『〇日間』の間違いです。すみません。もう1週間先に延びそうです」なんてこともあったので、それ以来、曖昧な日にちを言われたときは、確認しておくことを心掛けるようになりました。
こちらの記事では、面接結果を連絡すると言われたのに、連絡がこない状況の対処法について解説しています。内定者がとった行動を知って参考にしましょう。
面接で連絡すると言われたのに来ない! 内定者が取った行動とは
面接結果が遅いときは気持ちを切り替えることも必要! 未来のために動き出そう
面接の結果が遅くマイナスな気持ちに悩まされる人の、切り替え方法や対処法について紹介しました。
自分の将来が決まる採用面接では、結果が気になってしまうのは仕方がありません。ただし、面接は一つ終われば次の選考がやって来ます。気持ちを上手く切り替え、反省点や学びを活かして回数ごとに自分をアップデートすることで、満足のいく結果をつかめるでしょう。
採用通知が来るタイミングは、企業の事情や応募のタイミングなどにも影響されることを理解したうえで、結果が遅い・早いのみに捉われず就活を進めてみてくださいね。
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面接結果がなかなか来ず、正直、就活が原因で精神的に追い込まれそうになりました。しかし、面接結果が遅い企業に負けてはなりません。もしかしたら合格かもしれないですし、その企業のせいで就活のパフォーマンスが落ちる方がもったいないくらいに思ってほしいです。
面接の結果が遅い企業が多いのは事実ですが、前向きにいろいろな企業を同時並行して受けることが気持ちに余裕を持つことにつながるので、ぜひ実践してみてください。