仕事がどうでもいいときはまず原因究明! 体験談を参考に対処法をチェック
仕事がどうでもいいと感じてしまうとき、仕事の中でつらい気持ち、嫌な気持ちになる出来事が原因になっていることも珍しくありません。苦しいとき、すぐに気持ちを切り替えて仕事を積極的に頑張るのは心がついていけず難しいと悩む人も多いのではないでしょうか。
仕事がどうでもいい状態からぬけだして前向きに仕事に取り組むためには、まずどうして仕事がどうでもよくなったのか、自分の気持ちを理解してあげることが大切です。
この記事では、仕事がどうでもいいと感じる主な理由と対処法を解説しています。また、仕事がどうでもいい状態を経験した社会人からそのとき感じていたことや実際に試した対処法について体験談を集めました。自分にとってぴったりの対処法を見つけるための参考にしてくださいね。
仕事がどうでもよく感じて、疲れた、辞めたいと思っている人はこの記事を読んでみてください。社会人が辞めたい気持ちを乗り越えた体験談を参考に、「疲れた」状況の改善を図りましょう。
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仕事がどうでもいいと感じる理由に、人と関わることが嫌になったことに原因があるという人もいるのではないでしょうか? 次の記事では、人間関係に悩む先輩たちの体験談を紹介しています。ぜひチェックして、前向きになるヒントを見つけてみてください。
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まずは社会人たちに聞いてみた! 仕事がどうでもいいと感じたときのエピソード
「仕事がどうでもいい」、そんな思いをどんなときに感じるのでしょうか。社会人たちに聞いてみました。
いま、仕事がどうでもいいと悩んでいる人は、同じように悩んでいた人の体験談を読んで、解決の糸口を見出してみましょう。
Q:仕事がどうでもいいと思うことはどのくらいある?
はじめに、仕事がどうでもいいときはいつもなのか、それとも「◯◯なとき」、たとえば月末の処理が忙しいときなどスポット的に感じるものなのかを質問しました。
体験談も参考に、自分はどのくらい仕事がどうでもいいと感じることがあるのか思い出してみてくださいね。
ときどきあります。お客様や上司から理不尽なことを言われたり、仕事量が多すぎるときなどは、仕事のやる気がなくなりもうどうでもいいと思ってしまいます……。
毎日ではないですが、そう思う日もありますね。やる意味があるのかわからないと感じてしまう仕事ばかりのときや、あまりにも理不尽な場面に置かれてしまうと、もうどうでもいいや……と投げやりな気持ちになってしまうことがあります。
仕事がどうでもよくなり、「もうめんどくさい!」と感じてしまったら、この記事を読んでください。原因を突き止めながら、めんどくさい気持ちを切り替える方法を体験談とともに紹介しています。
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Q:どんなときに仕事がどうでもいいと感じた?
次に、どんなときに仕事がどうでもいいと感じたのか、聞いてみました。体験談を読むと、「わかる!」と感じることもあるかもしれません。自分の状況と照らし合わせてみましょう。
どんなときに仕事がどうでもいいと感じますか?
お客様や上司から無理難題を言われたときは、仕事をする気になれず、ただボーッと時間だけが過ぎていきました。
やってもいないミスで責められ、上司がこちらの言い分も聞いてくれない状況にあったとき、あまりの理不尽さに唖然としてしまい、頑張る気力が一気に削がれました。
収入ややりがいなど、仕事を通じて得られるものとその負担のバランスが崩れてきた際に、「どうでもいい」と感じました。
仕事がどうでもよくなり、「もう辞めたい」と思ってしまいそうなときは、この記事を読んでください。本当にいまの職場を辞めるべきかどうかを自分だけで判断するのは不安ですよね。仕事に悩んだ経験者の声を参考に、次のステップについて考えましょう。
仕事を辞めたい時の対処法・判断基準は? 経験者が悩みにアドバイス
仕事がどうでもいいと思う主な6つの理由
仕事がどうでもいいと思う理由はこれだ! と自分でわかっている人もいるでしょう。
しかし、特定のきっかけがあったわけではなく、うまく言語化できないけどつらいことや嫌なことが積み重なって仕事がどうでも良くなったと感じる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、仕事がどうでもいいと思う主な6つの理由について解説します。自分はどうして仕事がどうでもいいと感じているのか、状況を照らし合わせて考えてみてくださいね。
仕事に対するネガティブな気持ちから「とにかく会社に行きたくない」と思ってしまう日もあるでしょう。この記事では、そのように悩んだことのある人の体験談から、休むときの心構えや、再びいきいき働くための対処法を紹介しています。
会社に行きたくない……体験談から知る乗り越え方と休むときの心持ち
仕事が忙しい毎日が続くと「どうでもいい」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。次の記事では、仕事が忙しい現状を脱出するコツを紹介しています。仕事が忙しいと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
①職場の人間関係に悩みがある
職場の人間関係に悩みがあって仕事がどうでもいいと感じる人は多いのではないでしょうか。
たとえば、自分に対して当たりが強かったり、嫌な気持ちや悲しい気持ちになることを言う人がいると、仕事に前向きになれずどうでもいいと感じてしまいますよね。相手に自分を傷つけるつもりはなかったとしても、自分がつらいと感じるときは自分の気持ちを尊重しましょう。
一人ひとりがそれぞれの経験で培った価値観を持っているため、接し方や言い方によるすれ違いを責める必要はありません。「自分はこのような言い方をされると悲しい」と、主語を自分にして考えてください。
②仕事内容に興味がない
仕事内容に興味がないと、積極的に仕事に取り組むことはなかなか難しいですよね。興味がない仕事をしている理由は、人によってさまざまな状況が考えられます。
たとえば、人事異動によって全く興味のない部署へ配属されてしまった場合です。人事異動は組織に所属する上で仕方のないことだとわかっていても気持ちが追いつかない人もいるでしょう。また、十分に経験して円滑に仕事をこなせるようになったからこそ、興味関心が他へ移ったという人もいるかもしれません。
仕事内容に興味がないと意欲的に仕事ができず、最終的にはどうでもいいと感じる場合があります。
いまの仕事に熱を注げないし、ぶっちゃけ何がしたいかもわからないと悩む社会人も多くいるでしょう。20代の若手社会人から、何がしたいかわからないときにまずすべきことを体験談ベースで教えてもらいました。
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③仕事にやりがいを感じられない
「この仕事をやってよかった」と感じる充実感は、仕事を前向きにする上でとても大切です。
しかし、こうした「やりがい」が感じられなくて仕事がどうでもいいと思っている人もいるのではないでしょうか。どんなときにやりがいを感じるかは人によってさまざまで、たとえば、「自分の能力が誰かの役に立ったとき」や「自分の成長を感じたとき」などが考えられますね。
仕事をしても自分の中で手応えが感じられない状況は苦しく、仕事がどうでもいいと思ってしまう可能性があります。
仕事へのやりがいが見つけられなかったり、そもそも「なぜ働かないといけないのだろう」と働く理由そのものについて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。この記事では、自分にとっての働く理由を見つける方法や、実際に働く理由に悩んで自分なりの答えを見つけて頑張る社会人の体験談を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「なぜ働くのか」社会人に聞いてみた|体験談で見つける働く理由
④仕事の成果を適切に評価してもらえないと感じる
仕事をしている中でさまざまな課題に直面し、自分なりに解決策を考えながら一生懸命取り組んで成果を出した仕事は良い評価をしてもらえるだろうと楽しみですよね。良い評価をもらいたいと思う気持ちは、それだけその仕事に責任感を持って取り組んだ証です。
しかし、適切に評価してもらえないと感じると、期待を裏切られたような気がして仕事自体が嫌いになってしまう人もいるのではないでしょうか。良い評価によって得られる昇給などを目標に頑張っている人も多いでしょう。同期など、自分にとって身近な同僚の評価とつい比較してしまい、苦しいと感じる人もいるかもしれません。
納得のいく評価をしてもらえないと感じると、結果的に仕事がどうでもいいと思うようになってしまうケースもあるでしょう。
⑤私生活で感じるストレスが影響している
私生活のストレスによって、今は仕事どころではないくらい苦しいと感じている状況もあるのではないでしょうか。
私生活のストレスは、家族のことだったり友人や恋愛についてだったり、人によってさまざまな状況が考えられます。仕事に影響させてはいけないとわかっていても、完全に気持ちを切り分けて積極的に仕事に取り組むことは難しいですよね。
私生活でのストレスの例
・家族との関係で悩んでいる
・友人と喧嘩をしてしまった
・恋愛でつらいことがあった
・飼っているペットの体調が良くない
社会人は、寝ている時間以外のすべてで仕事に取り組んでいるわけではありません。私生活で感じるストレスが、仕事がどうでもいいという思いにつながることは不思議なことではないのです。
⑥体調が良くない
体調が良くないとき、集中して仕事に取り組むことが難しいのも無理はありません。
仕事中は同時に複数のタスクをこなさないといけなかったり、時間管理を注意しておこなわないといけなかったりと、考えないといけないことが多いですよね。
しかし、体の調子が悪いときは、元気なときよりも集中力や注意力が落ちてしまいます。そのせいで仕事が思うように進まなかったり、やる気が出ないのは仕方のないことです。体調が良くないことが原因で積極的に仕事に取り組めず、仕事がどうでもいいと思うこともあるでしょう。
仕事がどうでもいいと思ったときの状況を詳しく聞かせて!
自分なりに精一杯努力してPDCAサイクルを回して業務をしていたのですが、なかなか結果に現れず苦労していました。そんな当時のプロセスは見ずに、結果だけで人を評価する上司がいて、仕事についての指導を超えて人格否定をされたり、とても理不尽なことを言われました。
「こんな上司、こんな会社のために真面目に仕事なんてしてられるか!」と思い、何もやる気が起きず一日中車の中でサボっていたことがありました。
前職で営業をしていたのですが、面接では「年齢や社歴に関係なく、実力でキャリアアップできる」と聞いていました。実際、このラインをクリアすれば昇格といった指標もあったのですが、いざそこをクリアしてみると「部署で1番年下だし、まだ不安もあるでしょ?」と見送りされてしまいました。
年齢だけで決めるの? という納得のいかなさもありましたし、昇格させることに頼りなさを感じたのであれば、せめて頑張りに対しては昇給や賞与の面で評価を表してほしかったです。このときは何も頑張りが形にならず、どうせ頑張ってもなかったことにするだろうとしばらく仕事に対しての気力が湧きませんでした。
仕事がどうでもいいときにまずやってみよう! 自分と仕事の状況を整理する3ステップ
仕事がどうでもいいときの対処法を考えるヒントを得るためには、自分と仕事の状況を整理することがおすすめです。自分と仕事の状況を整理して自分の気持ちを理解しましょう。
自分の気持ちを理解した上で置かれている状況を客観的に見ると、自分は今後どうしたいのかを考えやすくなります。ここでは、4つのステップで自分と仕事の状況を整理する方法を紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
①仕事に対して思うことをざっくばらんに書き出してみる
はじめに、仕事について思っていることをざっくばらんに書き出してみましょう。苦手や嫌いといったマイナスの気持ちも気にせず自由に書いてみてくださいね。
また、どうしてそう思っているのか、理由も書いてみましょう。
仕事に対して思うこととその理由をざっくばらんに書き出す例
・仕事内容がつまらない
理由:担当の業務は自分一人でこなせているから裁量を持ってさせてもらえている。けどもっと職場の人と会話しながらこれまでの内容を改善したり新しい仕事も考えたい
・直属の上司と2人の同僚が苦手
理由:
・上司は言い方が強くて話しづらいと思うようになってしまった。1週間に一度ある業務報告の時間が苦痛。
・同僚の2人のうち、1人は自分の趣味であるゲームや漫画を面白くないと否定してくる。もう1人は仕事を押し付けてくるような気がする。忙しさもそれぞれだと思うが、こっちの状況も聞かずにお願いしてくるのは納得いかない
・在宅勤務の割合が多いことはうれしい
理由:満員電車が苦手だから、在宅勤務しやすいのは助かる。満員電車に乗る時間が減ることでだいぶ気が楽になった
・かかわって良かったと思える仕事もある
理由:担当している業務以外で、別のプロジェクトに携わらせてもらえた。仕事のやり方で学ぶことが多く、忙しかったけれど楽しかった。
・待遇が良い
理由:休みも比較的取りやすく、給料にも満足している
②自分がどのような仕事・働き方をしたいのか考えてみる
次に、自分がどのような仕事をしたいのか書いてみましょう。自分がどのような仕事をしたいか考えたとき、今の仕事へ就職したときと比べると価値観が変わっている人もいるのではないでしょうか。具体的な仕事内容が思いつかなくとも、「こんな仕事をしてみたい」と自由に書いてみてください。
自分がしたい仕事を考えた例
・大規模なプロジェクトで大人数とかかわる仕事よりも、小規模なプロジェクトを少人数でおこなっていきたい。自分は裁量を持ってできている今の仕事に対して、もう少し周囲でコミュニケーションを取りながら改善したり新しいプロジェクトを考えたいと感じている
・プロジェクトを計画して実施するような仕事を調べると「プロジェクトマネジメント」という単語を知った。プロジェクトマネジメントは未経験だが、興味がある
・今の仕事と同じ職種に携わるとしたら、業種にこだわりはない。今の仕事に就職したときは、自動車メーカーや機械メーカーを中心に探していた。同じ職種で転職するとしたら、現在は飲食業や観光業に興味がある
自分がしてみたい仕事のイメージがついたら、それに対してどのような働き方でかかわっていきたいか考えてみましょう。
自分がしたい働き方を考えた例
・満員電車が苦手だから、週の半分はリモートワークができるとうれしい
・土日祝日は休みがありがたい
・給料は現在と同じかそれ以上を希望したい。一方で、休日が少なかったり残業時間が多いのならば必ずしも給料アップはしなくて良い
③自分の状況を客観的にとらえてみる
最後に、今の仕事について自分が思っていることと、今後どのような仕事をどのような働き方でしたいのか書き出してみてください。そのうえで、客観的に見て思ったことを書いてみましょう。
自分の状況を客観的にとらえた例
・今の仕事の給料や有給休暇取得のしやすさに不満はなく、満足している
・有給休暇を取得しやすいのは、自分が仕事に慣れていてスケジュール管理しやすいからだと思った。未経験の職種に転職すると、仕事に慣れるまで有給休暇を自由に取得できないかもしれない。
・気持ちとしては、未経験ではあるがプロジェクトマネジメントの仕事に携わりたい
・給料は未経験だとどのくらい下がるのか、実際の求人を探してみようと思う
・働きやすさについては、残業時間と休みやすさと給料を照らし合わせてここだという点を探っていく必要があるかもしれない
・人間関係については、書いてみたことで頭が整理されていい意味で吹っ切れたような気がする
自分の趣味を否定する同僚のことは割り切って距離をうまく取りながら接していこう
・仕事をお願いしてくる同僚に対しては、自分も忙しい場合断る選択もしてみよう。また、どのくらい忙しいのか会話してみるのもいいかもしれない
・週に1回ある上司への業務報告は、上司の言い方が厳しくて苦手だけどその時間だけはなんとか頑張ろう。あまりにも耐えられなかったら他の人に相談してみよう
自分のしたい仕事としたい働き方を客観的に考えると、自分が働くうえで大切にしたいことや望む条件に改めて気付けることがあるかもしれません。
例では、今の仕事に対して感じる不満からプロジェクトマネジメントの仕事へ興味を持ったことと、給料や休みやすさといった待遇も重視している人を紹介しました。
対処法のヒントとして、まず一つは、待遇の良い今の仕事を続ける選択をして、給与を使ってプライベートを充実させながら仕事とうまく両立していく方法が考えられます。
また、興味を持ったプロジェクトマネジメントの仕事が今の会社でできないか、上司などに相談してみる案もありますね。実際に副業でプロジェクトマネジメントの仕事をはじめられるか検討したり、思い切って転職する選択もあるでしょう。
具体的な対処法については、このあと解説します。
いまの仕事に対する状況が整理できて、「向いてないかも」と感じた人にはこの記事もおすすめです。本当に向いていないのかどうか、また「向いてない」と感じた場合にどんな行動をとったのか、社会人の声から紐解いていきます。
この仕事向いてない……辞めたい|向き不向きをみんなはどう見極めた?
仕事がどうでもいいときの対処法9選|経験者が実践した方法もチェック
これまで、自分と仕事の状況を整理して対処法のヒントを得る方法をお伝えしました。
次に、仕事がどうでもいいときの具体的な対処法を9選紹介します。経験者が実践した方法も紹介するので、自分はどのような対処法を実施したいのか併せて参考にしてみてくださいね。
①休みを取って自分をケアする時間を作る
仕事がどうでもいいときは、思い切って仕事から離れる時間を作りましょう。どうでもいいと思っていることをずっと考えていると、心も苦しくなってしまうのではないでしょうか。
仕事のことは忘れてあたたかいお風呂に入ってゆっくり寝たり、美味しいものを食べたりなど、自分をケアする時間をつくることがおすすめです。
仕事から離れて自分をケアし、仕事がどうでもいいと悩んでいた気持ちをすっきりさせましょう。
②趣味や好きなことをして気分転換する
仕事以外の時間を充実させることは、仕事がどうでもいいときの対処法として有効です。
趣味や好きなことをして、仕事のことは忘れて楽しみましょう。仕事の時間はどうでもいいけれど、趣味や好きなことをする時間は活動的になれる人が多いのではないでしょうか。
好きなお菓子を買って一日中好きな漫画を読んだり動画を見たりするのも良いですし、外食や買い物などおでかけをするのも良いですね。自分の好きな時間を思いっきり楽しみましょう。
好きな時間を通じてエネルギーをチャージしたら、仕事がどうでもいい状態から回復するかもしれません。
③家族や友人に話を聞いてもらう
仕事がどうでもいいと悩む自分の気持ちを、家族や友人など信頼できる他者に聞いてもらうのもいいですね。
話すことで仕事がどうでもいいと悩む自分の気持ちを理解してもらうと、充足感や安堵感を感じて憂鬱だった気分を楽にすることができるでしょう。
④小さな目標を立てながら成功体験を積む
ゲーム感覚で仕事を楽しむことで、仕事がどうでもいい状態を改善させる方法もあります。
たとえば、「この作業をこの時間内にやる」と決めて実施し、完了したら次の目標をたてていくなど、小さな目標からはじめて一つずつゲームをクリアするようなイメージです。
小さな目標を立てながら成功体験を積んでいくと、仕事がどうでもいいと悩んでいた気持ちがいつのまにか改善している、なんてこともあるでしょう。
⑤仕事は仕事と割り切って考えてみる
仕事に対して真剣だからこそ、嫌なことや苦しいことが続いてもう仕事はどうでもいいと思ってしまう場合もあるのではないでしょうか。
仕事は仕事だからと、感情を入れずに考えてしまうのも一案です。仕事は生活のためとプライベートの時間を充実させることで、仕事がどうでもいいと沈んでいた気持ちがすっきりするかもしれません。
仕事としっかり向き合っている人ほど、仕事がどうでもいいときに割り切って考えてみることは対処法として有効です。
⑥直属の上司や同僚に相談する
仕事がどうでもいいと悩んでいる気持ちを職場の身近な存在である直属の上司や同僚に相談してみるのも、対処法の一つです。
このとき、先ほど説明した自分と仕事の状況を整理した上で、話してみることをおすすめします。同じ職場だからこそ、わかってもらえる悩みもあるでしょう。仕事がどうでもいいという悩みへの対処法として、上司や同僚から新たな視点を得られるかもしれません。
上司などに相談して状況を改善させた先輩の体験談もみてみましょう。
上司に気持ちを打ち明けて改善につながった体験談
ある上司に嫌がらせのようなかかわり方をされて悩んでいたときに、その人のさらに上の役職の上司との面談で相談をして、配置換えをしてもらったことがあります。チームが変わったことで苦手な上司とかかわる機会が激減し、理不尽な状況に巻き込まれることもなくなっていきました。
それまでは、どれだけ頑張ろうとその上司に台無しにされるというのではないかという警戒心が常にあり、一部の仕事で気力を失いかけていたのですが、この配置換えをきっかけに徐々にモチベーションが回復していきました。
⑦人事担当者に相談する
仕事がどうでもいいと悩んでいることを誰かに相談したいけれど、直属の上司や同僚が苦手だと感じている人もいるのではないでしょうか。
その場合、人事担当者へ相談してみるといいでしょう。人事担当者は社内の仕事をおこなう各部署を把握しているので、自分のしてみたい仕事ができる部署があるのか聞いてみるのもいいですね。
また、直属の上司や同僚との関係で悩んでいる場合も人事担当者に状況を相談するといいでしょう。悩んでいる状況を客観的な立場の人事担当者に知ってもらってアドバイスをもらうことは、仕事がどうでもいいときの対処法として有効です。
⑧副業を検討する
今の仕事とは別で興味のある仕事があるけれど、転職までは決断できないときは副業を検討してみましょう。
クラウドソーシングサイトなどで、どういった案件があるか探してみることをおすすめします。興味がある分野の仕事に関する書籍を読んだり、実際に携わっている人の体験談などをSNSを活用して見たりするのもいいですね。また、関連する資格がある場合は勉強を始めてみましょう。
メインの仕事にモチベーションが湧かなかったりネガティブな気持ちを抱いているとき、それ以外のことへ関心を向けることで考える時間が減り、気持ちが楽になることがあります。また、副業でスキルを磨いて本業とは別のベクトルで評価されたり誰かの役に立つことで、自分への自信がつくこともあるでしょう。
⑨転職に目を向ける
仕事がどうでもいいときに環境を変えたいという気持ちが強いと感じたら、思い切って転職に目を向けましょう。
転職をして環境を変えることに対して、不安な気持ちになる人もいるのではないでしょうか。特に転職活動をしたことがない人は、今まで感じたことのない苦しいこともあるかもしれません。しかし、自分にとってモチベーション高く働ける仕事や職場に出会えると、今までの仕事では得られないと思っていた楽しさや新しい学びもあるでしょう。
転職の決断には勇気がいりますよね。経験者も悩んでいたようです。仕事がどうでもいいときの対処法として転職を考えた経験者から、気持ちの変化についてのエピソードをみてみましょう。
仕事がどうでもよくなって転職を考えた先輩たちはどんな道を歩んだ?
仕事に対してもういいやと投げやりな気持ちになってしまうと、やはり転職が頭にちらつきました。しかし、その投げやりな気持ちになってしまう状況の大半が、私にとっては「まだなんとか状況を変えられそうだけど、ちょっと疲れた」といった具合でした。
そのため、実際に転職を行動に移すのはなんだか悔しく、転職する道もあるんだぞ! と自分を慰めるために一瞬考えただけのようなイメージでした。
私のポリシーとして、実際に転職するときは、「もうどうしようもなくなった、自分では状況を変えられない」といった場合か、キャリアアップやライフイベントなどポジティブな理由でありたいと考えていたので、一度「どうでもいい」と思ったくらいのタイミングでは、まだ行動に移しませんでした。
仕事に対してモチベーションが上がらず、仕事なんてもうどうでも良いと思った際に転職を考え、手に職をつけたいと考えました。
転職するしないに関わらず、手に職があれば良いと思っていたので、すぐにずっと興味があった検定に申し込みました。筆記・技能試験がある検定だったのですが、筆記試験に受かった頃に当時の営業所からの転勤が決まったのです。
仕事へのやる気が下がる原因になった上司と離れられることになったので、とりあえず資格だけ取得できた状態で転職はもう少し先のタイミングになりましたが、このとき資格を取得したおかげで、その後転職活動する際にとても有利になりました。
転職に目を向けようと考えた人は、転職タイミングの決定について経験者の体験談を紹介している以下の記事を参考にすることがおすすめです。体験談を参考に、自分にとってベストなタイミングでの転職を実現させましょう。
みんなの転職タイミングはいつ? 経験者が語るおすすめの時期と準備
実際に転職を決意した人は、ぜひ以下の記事を参考に転職準備を進めてみてくださいね。経験者のアドバイスを交えながら、転職準備に必要なステップを解説しています。また、おすすめしない転職準備についても体験談を紹介しています。
転職準備みんなは何をした? 実体験から紐解く転職準備のススメ方
仕事がどうでもいいときの逃げ道! 先輩がやった解消法は?
営業職として働いていましたが、仕事へのモチベーションが下がる大きな要因はいつも社内にありました。そのため、気力がなくなってしまったときはあえて顧客に会いにいき、「私はこの人たちのために頑張るんだ」と自分を鼓舞していました。
また、1人の時間ができたら、状況を整理するために、仕事が嫌になってしまったきっかけや状況、どうすれば流れが変わるのかを思いのまま書き出して眺めることで思考を整理するようにしていました。書き出してみると「この原因は意外となんとかできるのでは」と感じて、気力を持ち直すことができることもあったように思います。
仕事がどうでもいい状態を放置するのは危険! 体験談を参考にして解消に一歩近づこう
仕事がどうでもいいと悩む時間が長くなると、苦しい気持ちがどんどん大きくなってしまう可能性があります。
先輩たちも仕事がどうでもいい状態が変わらず苦しかったようです。実際に対処の行動をとるのは勇気がいりますよね。仕事がどうでもいい状態が続いたときの気持ちや克服した方法について、体験談を聞きました。
実際に先輩たちが試したことや感じたことをチェックして、つらい状況を解消するヒントにしてくださいね。
Q:仕事がどうでもいい状態が続いたときどうだった?
まず、仕事がどうでもいい状態が長く続いたときの気持ちについて聞きました。仕事がどうでもいい状態が長く続くことに対する意見や、自分なりに状況を変えようとしたことについて教えてくれています。詳しく見ていきましょう。
営業として働いていた際、仕事内容に対してモチベーションを感じられず、自暴自棄になり悩んでいました。
最初は小さな目標を見つけて意識を高めようとしたり、休日に楽しい予定を積極的に入れて気分転換を図ったりと努力していましたが、将来的に続けたいと思えない仕事にエネルギーを注ぐことが難しく感じていました。
そう悩んでいるうちに、自分の本当にやりたいことが見えてきました。しかし、課長に部署異動を希望する旨を伝えたら「3年は耐えてくれ」と言われてしまい……。自分の進みたい道に進むためには、会社に居続けるべきではないと思い、転職を決意しました。
新卒で入社した会社を辞める辞めないで迷っていた時期は正直身が入らず、「仕事なんてどうでもいいな」と思う瞬間が多々ありました。
いまになると、仕事にやる気がない・出ないときに陥りやすい感覚だなと冷静に思います。ただ、私はそもそも働く環境が嫌なのに無理して働く必要はないという考えを持っていました。なので、どうでもいいなと思う時期が続き、そのネガティブな気持ちは、時間が経てば解消されるものではないと気付いた瞬間に転職を決めました。
モチベーションが上がらない環境で働き続けていても、良いものを生み出せないと思います。職を変えたり、部署を異動をしたり、案件を変えてもらったり、環境に変化をつけることで解消できるのではないでしょうか。
Q:仕事がどうでもいい状態をどうやって克服した?
最後に、仕事がどうでもいい状態を克服した経験者から、そのときの体験談とアドバイスを聞きました。一人ひとりがさまざまな状況で悩んでいたようです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
仕事なんてどうでもいいと感じていたとき、顧客に非常にうれしいお礼の言葉を言っていただく機会があり、「少なくとも、この方にとっては役に立つことができたんだな」と、感激の気持ちから気力が回復したことがあります。
そこから少し気持ちを持ち直し、悩んでいる状況や内容などを周囲の人に相談してみました。その結果、状況を打破できそうなアドバイスがもらえたり、共感してもらって心が休まり少し落ち着けたことで「なんとかしてやろう」というモチベーションに戻すことができました。
私の場合、立ち直りのきっかけはお客様とのかかわりでしたが、この点はプライベートなものでもなんでも良いと思います。まずは自分の気持ちが立ち直りやすくなるよう、好きなことやうれしい体験、親しい人との時間を通じて心の栄養をとってほしいです。
仕事がどうでもいいときは無理に考えず気持ちの療養期間を
どうでもいいと感じているときは、考えるのも嫌でずっと止まってしまっている状態だと思いますが、少し気持ちに余裕が出れば、「もうちょっと頑張る・転職する・人に相談する」など行動の選択肢が浮かんでくると思います。
行動に気持ちが向いてくるまでは、気持ちの療養期間と考えてゆっくり休んでみるのが、立ち直りへの第一歩かなと思います。
仕事が忙しくなり、毎日終電帰りで、更には土日休みがほぼなくなったことがありました。その当時は業務でトラブルが発生しており、解消するためにそのような状況になりました。残業代は全部もらえたので収入が上がり、初めの1~2カ月はうれしい気持ちが大きかったです。
しかし、トラブルが長期化したことで状況が改善しない状況になってくると、プライベートの時間がほぼなくなり、お金を使う暇もなかったので「何のために働いているんだろう」と仕事に対するモチベーションが徐々に低下していくのを実感するようになりました。
現職で状況が改善しないと感じたら転職で環境を変えることも一案
体調面でも不眠や無気力といった心身への不調が出てくるようになったたため、思い切って転職で環境を変えることにしました。収入ややりがいなど、仕事を通じて得られるものとその負担のバランスが崩れてくると、「どうでもいい」と感じる状況になると思います。現職でそれが改善しない場合には、異動や転職で環境を変えるのがいいと思います。
仕事がどうでもいい状態をそのままにせずいきいき働ける選択肢を取ろう!
仕事がどうでもいいと悩んでいるのに、仕事をしないといけない状況は苦しいですよね。仕事をどうでもいいと感じたら、自分の気持ちに向き合って原因を明らかにしてみてください。
自分の気持ちを理解したら、今の仕事を続けていこう、転職を検討しようなど、自分はどうしたいのかを考えてみましょう。
自分がいきいきと働けそうだなと感じたら、どんな選択でも大正解です。自分の気持ちと相談しながら、楽しい社会人生活を送ってくださいね。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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