自分を一言で表すと何になる? 独自性を出す方法から回答例まで一気に解説!
「面接で『自分を一言で表すと、どう表現できますか?』と聞かれたけど、一言でまとめる方法がわからない」、「どう答えたらアピールにつながるのかわからない……」。そう悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。
「自分を一言で表すと」の回答を作るには、まず自分がアピールしたい強みやスキルは何かをはっきりさせる必要があります。アピールポイントさえ見つかれば、そのポイントに合った言い換え方を考えるだけで、自分を一言で表すことができますよ。
この記事では、現役就活生や転職経験者、採用担当者のアドバイスをもとに、「自分を一言で表すと」の回答で面接官が見ている重要なポイントや回答の作り方、回答例まで解説していきます。自分の魅力を最大限に伝えて、選考を突破していくためにも、この記事で解説する内容をしっかりとチェックして自分を表す一言を考えていきましょう。
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就活生に聞いてみた! 「自分を一言で表すと」の回答例を大公開
まずは、就活生たちの自分を表した一言を聞いてみましょう。実際にみなさんが伝えた一言をインプットすることで、みなさんの自分を表す一言も作成しやすくなりますよ。独自性があるなと思う一言を見つけてみてくださいね。
大手IT企業で聞かれました。回答としては、「目標に向かって、水平線のように一直線に努力できる人間です」と答えました。
ベンチャー企業で多く聞かれた印象です。私はよく、動物や食べ物にたとえて話していました。
ベンチャー系の企業での質問が多かったかなと思います。僕の回答としては、サンドバックと答えました。どれだけ倒れても立ち上がることができるという意味です。
広告業界で聞かれました。その際には「伴走者」と答え、相手に寄り添って、影響を与えられる存在になれると伝えていました。
「自分を一言で表すと」の回答準備が必要な3つの理由
「自分を一言で表すと」という質問は、実は面接でよく聞かれる質問であったり、とっさの回答が難しい質問であるなどのさまざまな理由があって、事前準備が必須といえます。
ここからは、具体的に準備が必要な理由を3つ解説します。まずは準備の必要性をしっかりと理解して、対策への一歩を踏み出しましょう。
①よく聞かれる質問の一つだから
「自分を一言で表すと」は企業からよく聞かれる質問の一つです。企業はその一言から、あなたが自社で活躍してくれる人材なのか、またどのように活躍してくれるのかを見極めたいと思っています。
また、事前準備していなければ答えにくい質問だからこそ、難しい質問をしたときにどんな対応をするのか見たいという意図もあるのです。
新卒採用のみならず、既卒や第二新卒などの選考でも聞かれる可能性のある質問となるので、しっかりと対策しておく必要がありますよ。
ポテンシャル採用とは
スキルや経験ではなく、人柄や素質などの潜在能力を重視した採用方法
②その場で答えにくい質問だから
もし、何の準備もしていない状態で「自分を一言で表すと?」と聞かれたとき、パッと答えられるでしょうか。 曖昧で明確な答えがない質問なので、アドリブで回答するには難易度の高い質問といえます。
突然の質問に慌てて動揺してしまい、言いたいことがうまく伝えられない事態はできれば避けたいですよね。「自分を一言で表すと」の質問に対しては、事前にある程度回答を準備しておくことが大切です。準備をしておくことで、自信を持って自分の魅力を伝えることができますよ。
「座右の銘」に関する質問も、その場ですぐに答えづらい質問の一つです。万が一に備えて、下記の記事を確認しながら対策を進めてくださいね。
座右の銘120選|就活の先輩たちが語る面接での効果的な伝え方とは
③人柄が表れやすい質問だから
就活では、仕事への向き合い方やマッチ度を押し出しながら、自分を企業にアピールすることが重要です。
「自分を一言で表すと」という問いの回答にこだわることで、効果的に自分の強みや性格などをアピールできます。一言を伝えたうえで、自分がなぜこの仕事をやりたいのか、入社後にどんな仕事をしたいのかを伝えることで、自分だけの魅力が伝わるでしょう。
ただ、自分の置かれている状況によって、何をアピールするべきかは変わってきます。状況別の回答を作る方法は後ほど詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
「自分を一言で表すと」の回答で面接官が見ている5つのポイント
「自分を一言で表すと」の質問に備えるべき理由がわかったところで、次は回答から企業が見ているポイントについて理解を深めていきましょう。
企業が見ているポイントを理解することで、自分がどんな一言を用意すべきなのかがより明確に理解できるはずなので、しっかりとチェックしてくださいね。
採用担当が明かす! 学生に「自分を一言で表すと?」と質問する意図
採用活動の経験者である2人に質問です。面接で「自分を一言で表すと?」と聞く理由は何だと思いますか?
咄嗟の対応力を見るため、さらに自分自身のことをどれだけ把握できているかを確認するため、これらの2つの理由からではないかと思います。
自己分析がどれだけできているのかを知るためだと思います。この問いをフックにして、学生の性格を比較的簡単に知れるため、このような質問をしている企業も多いのではないでしょうか。
①自分を客観視できる能力があるか
自分を一言で表すには、自分自身のことをしっかりと理解できていなければなりません。入念な自己分析が必須であり、企業は回答から、そうした分析を通して自分のことを客観視できているかを回答から見ています。
ミスマッチな人材の採用を避けたい企業の立場に立って考えると、しっかり自分を客観視したうえでマッチ度をアピールしているかどうかは重要なポイントです。
また、企業に「この人は自分のことをしっかり客観的に理解したうえで自社に応募をしてきている」と思わせることで、「なんとなく」の応募ではなく、志望度が高い人材だと捉えられる可能性も高まります。
自分を客観視するには自己分析を進める必要があります。下記の記事を参考にして、効率的に自己分析をしましょう。
王道の自己分析法と就活に活かすコツ|「やってよかった」体験談付き
②表現力や発想力があるか
表現力や発想力があるかも企業が見ているポイントのひとつです。仕事において、問題や課題に対する解決策を生み出して、相手に伝えるシチュエーションもよくあります。表現力や発想力は、そんなときにも必要な能力であるため、重要視する企業も多いです。
たとえば、営業の仕事では顧客の課題に対して解決策を生み出すための発想力が求められます。さらに、その解決策をよりわかりやすく相手に伝えるには、表現力が必要でしょう。
③臨機応変に対応できる力があるか
仕事では自分が想定していなかった事態が起こることもあります。たとえば、クレームや急な案件など、突然仕事が降ってくることもあるでしょう。
上記のような、突発的な仕事にも対応できる能力を企業は「自分を一言で表すと」の回答から判断しようとしています。想定外の状況にどれだけ冷静に対処できるか、柔軟に解決策を考えられるかを見ているのです。
突発的な出来事にもうろたえず即座に対応できる人は、安心して仕事を任せやすい存在でしょう。企業はそのような人材をより多く集めたいと考えているからこそ、「自分を一言で表すと」の質問をしてくるのです。
④就活生がどんな性格であるか
企業が候補者の性格や雰囲気を見ている理由は、職場環境に合っているかを見極めたいからです。ほかのメンバーとうまく関係を構築できるか、協力して業務を進めていけるかを判断しようとしています。
たとえば、協調性をとても大切にしている会社に、個人プレーが好きな性格の人は合わなさそうと判断できますよね。自分を表す一言から、自社の社風に応募者の性格や雰囲気が合っているか見極めることで、会社の一員として活躍できるかを見ようとしているのです。
⑤わかりやすい説明ができるか
仕事では、上司や同僚、顧客など誰かとのコミュニケーションが発生します。その際に、間違った指示や勘違いなどを起こさないためにも、相手にわかりやすく説明する能力は欠かせません。
そのため企業は、「自分を一言で表すと」の質問から、論理的でわかりやすく説明できる能力を持っているかどうかを判断しようとしているのです。
自分を表す一言の回答は、その一言を言えば終わりではありません。その一言があなたに合っているのはなぜかという理由も説明する必要があるのです。「自分を表す一言」だけでなく、その説明に対してもぬかりなく対策しておきましょう。
内定者直伝! 「自分を表す一言」は自分だけの強み×企業との適性アピールで作る
「自分を一言で表すと」の回答から企業が見ているポイントがわかったら、それに合わせて回答を作っていきましょう。ただし、どんな作り方をすれば良いか悩むというときは、内定者たちが実際に自分を表現する一言を作った方法を確認してみてください。
「自分を一言で表すと」の回答で企業との親和性を示すことができるかどうかが、ほかの学生と差が付くポイントですよ。
就活生の「自分を表す一言」を大公開! こだわりポイントも解説
私は大豆と答えました。理由は、さまざまな物に変化を遂げられる食材だからです。食品としてはもちろんのこと、医薬品やサプリメント、化粧品などさまざまな商品へと形を変えることができます。
私はIT業界を目指していたのですが、IT業界で求められるものは「大豆の進化」に近しいものがあるのではないかと感じていました。世の中の役に立つために、さまざまなサービスに溶け込んで進化していく様が似ていると思っています。
自分を表す一言で企業との親和性を表そう
そのため、自分自身が何かを達成するために成長してきたエピソードを見つけ、「私は大豆です」と答えていくようにしました。志望業界や企業の動向を見極めながら、自分を表す一言を作れると良いと思います。
私は、「伴走者」だと答えていました。自分を表す一言を見出すためにしたことは、自己分析を進めて自分に当てはまる言葉や役割を探すことです。具体的には、自分の特徴を知るために自分自身の価値観や強みを洗い出しました。
私の場合は、小さな頃から周りの人が喜んでくれる姿が大好きで、自分を犠牲にしてまでも相手のために何かをしたいという考えがあります。それがあるからこそ、他者に寄り添い、その人と一緒になって目標に向けて頑張れることが強みだと思っています。
自分を表す一言でも志望企業とのつながりを意識するべき!
私は広告業界を志望していたのですが、このような特徴と、クライアントのために奔走する広告業界の在り方が一致していると考えており、「伴走者」と答えるのが適していると考えました。
回答のベースはこれでOK! 「自分を一言で表すと」の回答の作り方4ステップ
自分を表す一言を考えようにも、何から手を付ければいいのかわからないと悩んでしまうこともありますよね。まずは回答作成の流れを知ることが大切です。流れを理解できれば、やるべきことが明確になり、悩むことなく回答を作れるようになりますよ。
ここからは、「自分を一言で表すと」の回答の作り方4ステップを解説していきます。一つずつ段階を踏みながら、自分の魅力を最大限伝えられる一言を作成していきましょう。
①自己分析から強みや長所を見つけ出す
自分を表す一言の作成にあたって、まずは自分の強みや長所が何なのか知るところから始めましょう。
一言で表す言葉は自分の性格や特性などを凝縮して作り出すものです。自分の強みや長所を理解できていないと、自分のどんなところを一言として押し出していくべきかが見えず、適した言葉は生まれてきません。
そこでまずは、自己分析から自分の強みや長所を知り、どこを一言で表現するのか考えていきます。自己分析をするにあたっては、以下の項目について自分に問いかけていくと、たくさんの強みや長所が見つかるので参考にしてくださいね。
強みや長所を見つける自問自答の例
- どんなときに頑張れるか?
- どんなときにうれしいと感じるか?
- どんなときに楽しいと感じるか?
- どんなときに周りから褒められたことがあるか?
②強みや長所の根拠となるエピソードを見つける
核となる強みが見つかった後は、その強みに説得力を持たせるためのエピソードを振り返っていきます。どんなに魅力的な一言を伝えたとしても、エピソードがともなっていなければ、「かっこいい一言だけど本当にそうかな」と疑問を持たれてしまいます。
そうなれば、「言っていることと、いま感じられるその人の内面が合っていない」と判断され、選考突破も難しくなってしまいます。一言に説得力を持たせるためにも、面接官を納得させられるようなエピソードを用意しましょう。
強みや長所を振り返る例
長所①:計画力がある→今の仕事では毎週提出が必要な書類があり、1日にどれだけ作業すれば問題なく提出できるか計画を立てて仕事を進めていた
長所②:チャレンジ精神がある→新規プロジェクトの企画・立案を担当し、自身で立ち上げをおこなってリーダーとしてプロジェクトを軌道に乗せた
エピソードはできるだけ具体的に振り返ることで、より説得力が増します。「いつ」「どこで」「どんなことを」などを意識しながら振り返ってみてくださいね。
③長所や強みを言い換えて一言にまとめる
説得力のある長所を生み出せたら、いよいよ一言にまとめていきます。まとめる際は、以下の点にポイントを意識して作成していきましょう。
長所や強みを言い換えて一言にまとめるときのポイント
- できるだけ具体的な言葉にする
- キャッチーな言葉を考える
- 短く端的な言葉にする
できるだけ具体的な言葉にすることで、人とは違うあなた独自の表現力をアピールできますよ。
一言を具体的にする例
- コミュニケーション能力がある→誰とでも仲良くなれるコミュニケーションの能力がある
- 行動力がある→一人で海外に行けるほどの行動力がある
また、できるだけ短く端的な言葉にすることで面接官に伝わりやすくなります。たくさんのことを伝えたくなるかもしれませんが、伝える内容はあくまで1つの長所に絞って伝えるようにしてくださいね。
インパクトを与えたい場合には、できるだけキャッチーな言葉を使うのもおすすめです。キャッチーな表現にする方法は後ほど解説するので、そちらを参考にしてくださいね。
どうしても長所が思いつかないというときは、下記の記事を参考に長所を見つけましょう。就活生が実際に試した方法も知ることができますよ。
長所が思いつかない……就活を経験した先輩が伝授する見つけ方9選
④企業が求める人物像と合っているか確認する
「自分を一言で表すと」の回答が完成したあとは、その一言が企業の求める人材に合っているかチェックしましょう。
どんなに魅力的な回答を用意できても、求める人材とマッチしていなければ、「うちの会社には合わないかも」と判断されてしまい、選考突破は難しくなってしまいます。逆に強みと求める人材がマッチしていれば、「長く活躍してくれそう」と判断され、選考をより有利に進めることができますよ。
企業の求める人物像を知るには、企業分析を進め、企業への理解を深めることが必要です。効果的な企業分析の方法を知りたいときは、下記の記事を参考にしましょう。
企業分析の4つの極意|経験者に聞く効果的なやり方と活用方法
新卒生向け|社会人への覚悟が表れた一言にする3ステップ
面接で「自分を表す一言」を聞かれたとき、ただただキャッチーな言葉を伝えて、単なる自己紹介のようになってしまうのはもったいないことです。社会人になるうえでの覚悟や意欲をアピールすることで、選考突破の可能性がより高まりますよ。
ここからは、主に新卒生向けに、自分の強みを押し出しつつ、強みが社会人として働くうえでどう活きるかが伝わる一言の作り方を解説していきます。自己理解にもつながり、ほかの質問の回答もカバーできるので、ぜひ試してみてください。
①どんな社会人になりたいかを考えてみる
まずは、周りの社会人や自分のなかの理想をもとに、どんな社会人になりたいかを考えてみましょう。理想を叶えるまでに必要なことなどが明確にわかれば、それが社会人になるうえでの覚悟と捉えられます。
どんな社会人になりたいかを整理する方法
①自分のなかで譲れない価値観は何かを考える
②社会人になってからも大切にしたいことは何かを考える
③社会人になるうえで新しく身に付けたいスキルなどを明確する
④これまでの経験から得たもの、これから得たいものををかけ合わせて理想像を言語化する
自分を表す一言を通じて、社会人になるうえでの意欲を示す必要があるため、ただ単にこれまでの自分を表すだけでは不十分です。今まで大切にしてきた価値観も一緒に振り返ることで、成長意欲をアピールすることができますよ。
②理想像になるために何が活かせそうか考えてみる
次に、理想像にたどり着くまでに、いまの段階でどんなスキルが活かせそうか想像してみましょう。理想を理想で終わらせるのではなく、努力をしようとしている姿勢が見えると、それが社会人としての覚悟にもつながりますよ。
たとえば、「同期のなかで営業成績トップになる」ことが理想だとしましょう。その際、現段階で継続力や忍耐力があれば、「トップになるまでに困難があっても挑戦し続ける力」が活かせるといえますね。自分を表す一言の根拠に強みを組み込むことができれば、より魅力的な文章にできます。
③理想像をイメージさせる一言を考える
最後に、社会人になるうえでの覚悟が伝えられるような「自分を表す一言」にまとめてみましょう。たとえば、「元気」「努力」のような言葉は抽象的であり、覚悟が表れているとは言えません。理想像をもとに、社会人になるうえでの前向きさや将来性をアピールしましょう。
前向きさを押し出すためには、「目標のために努力し続ける人」「周りのモチベーションを一気に上げられる人」などのように伝える必要があります。その言葉から、働く姿を想像できるような一言にできると良いですね。
新卒向け|「自分を一言で表すと」の回答例文
ここからは、新卒生向けに、「自分を一言で表すと」の回答例文を解説していきます。
新卒生は、これから社会に出るうえで、活躍する可能性に溢れているといえます。その可能性を感じ取ってもらえるような一言にするべく、例文もチェックしながら作り上げてみてくださいね。
例文①「挑戦」をアピールする回答例文
「挑戦」の例文
私を一言で表すと「挑戦心に満ちた人」だと思います。無謀だといわれた第一志望の大学にも挑戦し、晴れて合格を勝ち取ることができました。
当初、自分の偏差値と志望する大学の偏差値は30ほど離れていました。残された9カ月の間で合格するのは到底無理だと言われる毎日でした。しかし私は諦めることができなかったため、「受験で課される問題の根底は学校での勉強にある」という考えのもと、まずは学校のテストで全教科9割以上を取ることを決意しました。
そして自宅では、高校1~2年までの復習や応用問題を解くことで、これまでの偏差値の差を埋めながら、新しい知識を付けていくという方法を取りました。その結果、見事志望校に合格をすることができました。社会人になってからも、目標を達成するためには何が必要なのかを見定め、最短ルートで挑戦しながら成果を出せる人間でありたいと考えています。
諦めずに挑戦している姿勢が好印象ですね。入社後も、困難に立ち向かって成果を残してくれる想像ができます。
例文②「成長」をアピールする回答例文
「成長」の例文
私を一言で表すと「挫折を力に変える成長志向の人間」です。アルバイトで得た経験から、失敗を成功に変える力を得ることができました。
私は飲食店のアルバイトで、顧客が注文したメニューと別のものを提供してしまい、クレームを言われたことがあります。その後は、注文内容をメモするだけでなく、声に出して確認するようにして、提供ミスを防ぐよう努めました。
結果として、接客の丁寧さが評価され、複数の顧客からお褒めの言葉をいただくまでになりました。社会に出ると、責任を全うしなくてはならない場面が多々あると思います。これからも、たとえ失敗をしたとしても学びに変えて、自分の仕事を全うできるような社会人であれるよう、努力を続けてまいります。
失敗から学ぶ姿勢が印象的です。仕事でもクレームを受けることはありますが、そこで落ち込まずに、前向きに頑張ってくれる姿が想像できます。
例文③「柔軟性」をアピールする回答例文
「柔軟性」の例文
私を一言で表すと「環境の変化に強い人」です。アルバイトで接客方法の変更が命じられた際も、この柔軟性を活かして対応することができました。
私が働いていたアパレルショップでは、基本的に声を掛けずに接客するというルールがあったのですが、それが一変して積極的に話しかけるスタイルにするよう指示があったのです。最初は戸惑いましたが、とにかくやってみることで、お客様のニーズがよくわかるようになり、むしろ個人の成績が上がっていきました。
入社後も、「これまでのやり方と違うからやらない」のではなく、「やることで学びが得られる」という考えのもと、柔軟に対応できるような社会人でありたいです。
実践的な柔軟性の高さをアピールできている例文ですね。仕事においても、その場面に応じた適切な対応が取れることが読み取れ、好印象につながるでしょう。
柔軟性をアピールする自己PRを作る際は、この記事も参考にしてみてくださいね。「柔軟性とはどのような強みか」を紐解きながら、効果的にアピールする秘訣を解説しています。
柔軟性の自己PRの作り方4ステップ|内定者の自己PRも紹介
例文④「分析力」をアピールする回答例文
「分析力」の例文
私を一言で表すと「とことん調べることで不安をつぶす人」です。インターハイ常連校だった私たちのチームが、地域の大会で初戦敗退を記してしまったときも、この分析力が役に立ちました。
私はまず、チーム全員に対して敗退の原因として予想されるものをヒアリングしました。その結果、「セットプレーが上手く決まらなかった」「パスのミスがあった」という意見が散見されたため、根本はチームの団結力不足にあるのではないかと分析しました。
また、チームで話し合いを設けてみると、お互いの不満や違和感が明るみに出て、それらによって試合や練習への集中力が欠けていったのだとわかりました。この経験から、問題を解決するときは、結果に対しての改善策だけを提示するのではなく、根本の原因を見つける必要があると学びました。
社会人になってからも、分析をすることで物事の本質をつかみ、ニーズに合った商談を進められる人でありたいと考えています。
話し合いを通して、きちんと原因を特定できていますね。考え方も合理的なため、職場での再現性が高い印象につながるでしょう。
例文⑤「傾聴力」をアピールする回答例文
「傾聴力」の例文
私を一言で表すと、「人の本音を引き出せる人」だと言えます。アルバイトでの経験で、この力を活かせることができたと感じています。
私が勤めていたテレアポ会社では、新人の定着率が悪い状態が続いていました。そこでその状況を打開するべく、1対1でのヒアリングをおこないました。初めは、本音を引き出すことができなかったものの、入社当初はお客様が怖くて泣いてしまったエピソードなどを話し、自己開示をすることで、相手も心を開いてくれるようになりました。
この経験から、私には「話題を投げて、相手の気持ちを引き出す力」があると感じました。入社したあとも、お客様に対して自分のことをアピールしながらも、この人になら頼みたいと思ってもらえるように、傾聴力を高めていきたいです。
相手と親身に向き合う姿が印象的な例文です。入社してからも、丁寧なコミュニケーションで、良い人間関係を築けそうとい評価が得られるでしょう。
例文⑥「リーダーシップ」をアピールする回答例文
「リーダシップ」の例文
私を一言で表すと「縁の下の力持ち」です。リーダーをすることが苦手だった私だからこそ、バイトリーダーとして働きやすさを実現できたのではないかと思います。
私の働いていた飲食店では、シフトに入る人の偏りが激しく、ベテランメンバーが疲弊している状態でした。新人メンバーがシフトに入らない理由を聞いてみると、それぞれ苦手な人がいてその人と被りたくないという気持ちが大きかったようです。
そこで私は、両者の架け橋となって、店舗全体の雰囲気を良くしようと試みました。お互いのすごいところをそれぞれに伝えてみたり、口下手だが率先してやっていることを伝えてみたりと、誤解を解くような行動をしました。
その結果、シフト提出率も上がり、店舗の空気も良くなっていきました。社会人になってからも誰かの希望を叶えるために、後ろからそっと支えられるような社会人になりたいと考えています。
組織を率いる能力の高さを感じる例文です。将来的には管理職などを目指せそうという可能性も見え、企業への貢献性も感じられます。
例文⑦「発想力」をアピールする回答例文
「発想力」の例文
私を一言で表すと「オリジナリティの権化」だと思います。その独自性を活かして、大学のゼミコンペで優勝をしたことがあります。
当時出されていた課題は、「大学の志願者数を上げるには」というテーマでした。同級生たちは現状の問題点などを探りながら改善案を出していましたが、私は過去は過去だと考えていたので、むしろ未来の志願者たちに話を聞いてみることにしました。
SNSでゼミの公式アカウントを作り、「〇〇大学ってどう思う?」と投稿して、実際に受験生たちとコミュニケーションを取ってみることで、志望に至らない問題点を洗い出すという改善案を提出しました。実際、着眼点が斬新という評価をもらい、コンペで優勝することができました。
社会人になってからも、ほかの人が思いつかないアイデアで大きな成果を残していきたいです。
アイデアマンな一面を感じさせる例文です。入社後も、独自性のある発想で新たな価値を生み出してくれそうという印象になりますね。
例文⑧「計画性」をアピールする回答例文
「計画性」の例文
私を一言で表すと、「人間アラート」だと思います。インターンでWebページの作成をチームでおこなっていたとき、アラートを出しながら進捗を適切に管理することで納期に間に合わせることができました。
当時おこなっていたインターンでは、クオリティにこだわるあまり、一つひとつの行動達成が2~3日ほど遅れる状態が続いていました。私はこれが積み重なると大きな遅延になると考え、一つの仕事の目標日の2日前には全体に対してアナウンスをするようになりました。
その結果、納期に対しての意識が甘い人が減り、細かな目標や納期を達成できるようになり、当初の予定通りにホームページをリリースすることができました。社会人になってからも、適切に進捗を管理することで成果を出したいです。
数字をもとに、当時の状況を具体的に書けている例文です。入社後も、目標に向かってコツコツと努力できそうな印象が持てますね。
この記事では、計画性をテーマにした自己PR術を紹介しています。内定者の体験談から、ほかの学生を差別化するコツを学びましょう。
自己PRで計画性をアピールするには? 先輩のリアルな声もチェック
例文⑨「ポジティブ思考」をアピールする回答例文
「ポジティブ思考」の例文
私を一言で表すと「ポジティブマン」です。どんな状況においてもネガティブに考えるのではなく、ポジティブな可能性を見出すことができます。
バドミントンの大会でインターハイ優勝チームと対戦することになり、チームの雰囲気も落ちていました。その際も、相手の試合のビデオを研究してみることで、意外な欠点や自分たちの方が勝っていることが見つかるかもと提案し、チームを前向きな思考にすることができました。
今後も、わずかな可能性を最大限に広げることで、ポジティブな思考を保っていきたいです。
前向きな印象を与えることができる例文ですね。仕事においても大変なことは尽きませんが、何らかの意味を見出して、楽しく仕事をしてくれそうと想像ができるでしょう。
例文⑩「コミュニケーション力」をアピールする回答例文
「コミュニケーション力」の例文
私を一言で表すと、「コミュニケーション力の宝庫」です。人それぞれに応じたコミュニケーションができると考えているからです。
スーパーでアルバイトをしていたとき、老若男女のお客様が訪れており、それぞれに対して接客方法を変えていました。比較的年が上の方には、世間話からセルフレジの使い方など細かに話し、若いお客様には必要最低限のコミュニケーションでわかりやすく伝えるようにしていました。
入社後も、相手の空気感を察知しながら、心地のコミュ良いニケーションを取れるようにしていきたいです。
一人ひとりに応じたコミュニケーションが取れることが伝わります。相手の機微な感情の動きを読むのが得意で、入社後の顧客対応でも活躍できそうです。
自分を食べ物にたとえたユニークな実回答を大公開!
私は自分を「大豆」にたとえていて、実際には下記のように回答していました。
「私を一言で表すと、大豆です。大豆は豆腐にもしょうゆにも変化することができます。私はそんな大豆のように、自分が置かれた環境の中で最大限成長していきます。
実際に、私は中学、高校、大学と常に成長することを心掛けてきました。中学では、調味料として欠かせない醤油のように、クラスの委員長に立候補してクラスの中核を担っていました。
高校では、納豆のように、どんな苦難が訪れても粘り強く立ち向かうことを意識していました。最後に大学では、どんな調味料に合う豆腐のように、いろいろな方と協力してプロジェクトを進め、実績を残しています。このように自分自身をその環境下で最大限生かせるように心掛けています」
既卒向け|現状打破の意欲を見せるための一言にする3ステップ
既卒の応募者は企業から「就活がうまくいかなかった原因が何かしらあるのでは」と不安に思われやすい傾向にあります。「自分を一言で表すと」について聞かれた際は、そんな不安を払拭できる答えを伝えることで内定がグッと近づきますよ。
ここからは、既卒生が「自分を一言で表すと」の回答を作るときの流れや回答例文を解説していきます。企業の不安を払拭して自分の魅力をアピールしていくためにも、しっかりとチェックしてくださいね。
既卒就活が不安な人は下記の記事を確認してみましょう。既卒就活でつまずくポイントがわかり、事前に対策を打つことができますよ。
既卒就活は新卒より不利? 経験者が語る選考の実態と必勝法
①既卒になった理由を整理する
まずは、自分が既卒になった理由を客観的に整理していきましょう。企業が不安に感じる点だからこそ、理由をはっきりさせておき、「自分を表す一言」に盛り込んでいくのが大切ですよ。
既卒になった理由を整理する流れ
・既卒になった理由はなぜか?
→就職活動の時期になっても自分がやりたいことがわからなかったから
・既卒になる前にするべきだったことは何か?
→もっと自分と向き合ってやりたいことを明確にするべきだった
・既卒を経験したいまどんなことに興味があるか?
→いまはアルバイトをしながら自分のやりたいことを探していて、最近は外国語の勉強に興味がある
反省点まで整理することで、説得力のある「自分を表す一言」を作成できるようになりますよ。
②就職しようと考えた理由を具体的にまとめる
既卒の状況からなぜ就職に向けて動き出したのか、 その理由こそが「自分を表す一言」の核の部分となってきます。一例ですが、以下のような気持ちの変化があったのだとすれば、その強い気持ちが自分の強みや長所としてアピールできる点といえますよ。
就職しようと考えた理由の具体例
- 就職がうまくいかずに既卒になってからアルバイトで生活していた
- 接客業のアルバイトを経験していくなかで顧客から喜ばれることがうれしかった
- その経験から接客業のスキルをもっと身に付けたいと思い正社員になりたいと思った
たとえば、接客をおこなう職種を志望する場合、このようなまとめ方をすると接客業への熱意が伝わるでしょう。企業側も「アルバイトでも活躍していたようだし、入社後も意欲的に働いてくれそう」と判断できます。
③①と②の理由を軸に自分を表す一言を考える
最後に①と②をまとめて自分の軸は何なのかを固めていきます。軸となる強みや長所を言い換えることで、あなただけの自分を表す一言が見えてきますよ。
①と②の理由を軸に自分を表す一言を考える流れ
①新卒の就活のときは自分がどんなことをやりたいのか自分でもわからなかった
②既卒となりアルバイトをする中で自分が接客業で誰かの役に立ちたいのだと気付いた
③いまの目標は接客業の正社員として働き誰かの役に立ちたい
③自分の核となる「誰かの役に立ちたい」を一言で表す
④「誰かの役に立ちたい」=サポートだから、一言は「サポーター」にしよう
このように、既卒になった理由から就職を目指した理由までの流れを整理することで、具体的で説得力のある自分だけの一言が完成します。
既卒向け|「自分を一言で表すと」の回答例文
既卒生が「自分を表す一言」を作るうえで意識してほしいのは、「仕事に対する意欲があまり高くないのでは」などといった企業の懸念を払しょくするようなアピールをすることです。
既卒生向けの「自分を一言で表すと」の回答例を紹介するので、意欲が伝わりやすい回答作成の参考にしてください。
例文①「挑戦」をアピールする回答例文
「挑戦」の例文
私を一言で表すと「行動力の鬼」だと思います。既卒生の期間にオーストラリアに留学した経験があり、そこで挑戦心を活かすことができました。
留学した当初は「Hello」や「Thank you」程度の初歩的な英語しか話せず、現地の学生とうまくコミュニケーションが取れずに帰国しようかと悩んでいました。しかし、簡単には諦めたくないと思い、1日に10人自分から挨拶をするということを決めて、会話をする機会を増やすようにしました。
学校の内外で人に話しかけるというのは緊張しましたが、挑戦することで新たな学びを得ることができ、帰国する頃にはTOEICの点数が800点台になっていました。入社後も、何事も諦めずに挑戦していきたいと思います。
苦手を克服しようと行動したことで、さらなる成果を得た例文ですね。取り組んだ内容も具体的であるため、どれだけ大変だったかがイメージしやすいでしょう。
例文②「成長」をアピールする回答例文
「成長」の例文
私を一言で表すと「挫折を力に変える成長志向の人間」です。その理由は、私が新卒の就活に失敗した経験から得た教訓です。
私は新卒の就活にて、自分なら絶対に内定をもらえると信じて3社しか選考を受けませんでした。その結果、すべての会社に落ちてしまい、そのまま就活をせずに大学を卒業しました。当時は悔しさと失望感で一杯でした。ただ卒業してから自分を見つめ直し、もっと広い視野を持って自分の力を活かせる環境を探すことが大切だと気付きました。
そこから、自分が力を発揮できる環境はどこかという視点から、企業分析をおこない御社に応募させていただきました。
既卒としての過去の失敗を経験を活かし、御社の仕事では挫折を力に変えた前向きなマインドセットで貢献していきたいと考えています。
新卒就活の経験を活かそうという強い意志が感じられる例文です。就活に対する熱意や覚悟が伝わってくるため、採用をする側としても好印象でしょう。
例文③「柔軟性」をアピールする回答例文
「柔軟性」の例文
私を一言で表すと「郷に入っては郷に従える人」です。既卒生の期間、韓国に留学していて、そこでも柔軟性の高さを活かすことができたと考えています。
現地では、自分の意見をしっかりと発言するタイプの学生が多く、引っ込み思案な私はかなり苦戦をしました。しかし、そうしないと自分が不利益を被ることがわかり、自分からその環境に溶け込むようにしました。その結果、より深い意見を交わすことができ、学校での議論なども捗るようになりました。
入社後も、あらゆる部署の方とかかわりを持ち、柔軟に仕事をこなしていきたいと考えています。
異国の地でもその地に溶け込める、柔軟性の高さを感じる例文ですね。仕事でも意見の違う人と協働することで新たな学びを得られることがあるため、再現性が高いでしょう。
例文④「分析力」をアピールする回答例文
「分析力」の例文
私を一言で表すと「徹底的なリサーチャー」だと思います。既卒生の期間、アパレルショップで仕事をしていて、そこで分析力を培うことができました。
店頭のマネキンを作るとき、どうすれば独自性を出すことができるか、ほかのお店とテイストが被らないかと心配でした。そのため、退勤後にテナントに入っているお店のマネキンをすべてチェックし、情報収集をするようにして、トレンドと独自性を両立させるようにしていました。
入社後も、心配を軽減させられるように情報収集や分析をおこない、リスクを軽減する働き方ができるようにしたいです。
分析力の高さで、他店との差別化を図れた例文ですね。心配症であることはむしろ強みになることもあるため、入社後の活躍が期待できるでしょう。
例文⑤「傾聴力」をアピールする回答例文
「傾聴力」の例文
私を一言で表すと、「メンタルカウンセラー」だと言えます。私は既卒生の期間に、持病のある母の看病をしていました。当時、母の体調がかなり悪化していたものの、かたくなに入院することを拒んでいて、その理由も話してくれませんでした。
そこで私は、母の病院に対するイメージを聞き出し、そこから病院に入りたくない理由を探ろうと感じました。私が入院することでのメリットをあえて語ることで、母の本音を引き出したところ、入院したくない理由は共同生活にあるとわかったのです。
入社してからも、相手がどのような考え方をしている人かを把握したうえで、ニーズを引き出せるような営業マンになりたいと考えます。
相手の気持ちに寄り添える人だという印象です。強引なコミュニケーションを図ることなく、相手に満足感を与える商談ができるビジネスパーソンになりそうという印象が持てるでしょう。
例文⑥「リーダーシップ」をアピールする回答例文
「リーダシップ」の例文
私を一言で表すと「影のリーダー」です。既卒の期間、地域のスポーツチームに所属していました。そこで部長をつとめ、チームを市民大会の優勝へ導きました。
所属していたチームでは、スターティングメンバーとそれ以外のメンバーで溝があり、団結力にかけていました。そこで、お互いが思っていることを引き出すことで溝を埋めようと動きました。話し合いの結果、お互いのことを脅威に思っているからこそ歩み寄れないことがわかり、私は1対1で話し合うための時間を作るように計画をし、団結力を高めました。
今後も、自分の意見を通すタイプのリーダーではなく、メンバーの意見を引き出して実行していくリーダーとして、組織に貢献していきたいです。
チーム内で溝が生まれていることを上手く察知して行動できていますね。荒波を立てることなく解決に向かうことができていて、場の空気感を察する能力が高いという印象が持てます。
例文⑦「発想力」をアピールする回答例文
「発想力」の例文
私を一言で表すと「先読みアイデアマン」だと思います。既卒生としての期間、私はインフルエンサーとして活動をしていました。その活動を通して、YouTubeの登録者数を1年間で10万人増やすことができました。
最近のYouTubeでは、30~40分程度のトークメインの動画が主流となっていることを逆手に取り、10分程度でテレビのようなインパクトのある企画動画を撮ることとしました。その結果、どこか懐かしいと評価を得て、登録者数が増加しました。
入社後も、あえて時代を逆行・先読みすることで、自分にしか作れない広告を作っていきたいと考えています。
着眼点の秀逸さを感じさせる例文ですね。需要があるもののブルーオーシャンである場所を上手に見つけ出し、ビジネスを成功に導けるような社会人になれそうという印象が持てます。
例文⑧「計画性」をアピールする回答例文
「計画性」の例文
私を一言で表すと、「逆算バイトリーダー」だと思います。既卒生の期間、コンビニでアルバイトをしていて、バイトリーダーを務めていました。
私が働いていた店舗では人員不足が激しく、1日で10時間近く働いている人がいるような状態でした。そこで私は、社員に危機的状態であることを伝え、採用業務に参加することとなりました。その際、現場の過酷な状況を知っているからこそ、週の応募目標などを絶対にぶらさないという意識を持って、目標から逆算して計画的に採用を進めるようにしていました。
入社後も、計画が後ろ倒しになることの危機感を人一倍持つことで、計画性を持って仕事を進めていきたいです。
誰に対しても、きちんと声を上げられる人で、計画性と同時に責任感の強さが見られます。実際に行動に起こせている姿も好印象で、再現性の高さが感じられますね。
例文⑨「ポジティブ思考」をアピールする回答例文
「ポジティブ思考」の例文
私を一言で表すと、「ポジティブおばけ」だと思います。既卒生の期間、友人と2人で中国に語学留学をしていたものの、友人の語学力がなかなか向上せず、友人の留学におけるモチベーションが下がってしまいました。
そこで私は、友人の成長しているところを、随時伝えるようにしていました。語学力だけでなく、中国で暮らすうえでの知識が増えていたり、友人が増えていたりと、言語以外にも変わった点を褒めることで、友人自身の成長を感じてほしかったのです。
その結果、留学の目的は語学勉強だけではないと思え、留学に対して前向きになれたと言ってもらえました。私自身、少しでも成長できた点をノートに綴るようにしていたため、ポジティブ思考を分け与えられたのだと思います。
入社後も、相手の些細な成長に気付き・積極的に伝えて、相手のモチベーションを上げられるような対話ができる社会人になりたいです。
良い意味で相手の行動をコントロールできる人材という印象が持てます。入社後も高い協調性を持って活躍できそうですね。
例文⑩「コミュニケーション力」をアピールする回答例文
「コミュニケーション」の例文
私を一言で表すと、「空気を察する力の持ち主」だと言えます。私は、大学を卒業したあと、持病を治すために入院をしていました。高度な治療が必要だったため病院を転々としていて、その度に病室内での人間関係を築くのに苦労しました。
そこで私は、自分から積極的に話しかけにいくことで、関係性を構築していくようにしました。話しているなかで、「誰かに話を聞いてほしい人」「必要以上に話しかけてほしくない人」「誰かの話を聞きたい人」のタイプが見えるようになり、そのタイプに合わせてコミュニケーションを取るようにしていました。
結果、同じ病室にいた方が退院するときに「あなたのおかげで入院生活も楽しかった」という声を掛けてもらうことができました。自分自身も入院中もストレスなく過ごすことができ、心身ともに回復しました。入社後も、それぞれの人に応じたコミュニケーションスキルを活かして、良い関係性を築けるようにしたいです。
世代の違う人とも上手に関係性構築できる、高いコミュニケーション能力を感じられる例文です。入社してからも、さまざまな年代・立場の人とかかわることが想像できますが、問題なくこなせそうですね。
第二新卒向け|就業経験で得た力を伝える一言になる3ステップ
第二新卒の転職は、就業経験があるからこそのアピールがとても大切。「自分を一言で表すと」の回答には、仕事で得たスキルや強みをしっかり盛り込むことで効果的なアピールにつながりますよ。
ここからは、第二新卒が「自分を一言で表すと」の回答を作るときの流れや回答例文を解説していきます。自分の強みや経験を最大限アピールしていくためにも、しっかりとチェックしていきましょう。
第二新卒に関する詳しい内容はこちらの記事で解説しています。第二新卒から就活を成功させたいならぜひ参考にしてみてくださいね。
第二新卒で大手に転職した人の内定先は? 経験者が語る選考の実態
また、第二新卒はやばいと言われることもありますが、そちらの詳しい内容はこちらの記事で解説しているので、併せて参考にしてみてくださいね。
「第二新卒はやばい」の真相は? 経験談付きで実態を調査!
①第二新卒として転職したい理由を整理する
まずは、第二新卒として転職したい理由を整理していきましょう。転職したい理由が曖昧なままでは、自分の軸が見つからず、魅力を伝えられる一言も見つからないままです。
第二新卒として転職したい理由を整理する流れ
・なぜ今のタイミングで転職をしたいのか?
→今の会社に1年ほど勤めてきたが思ったような仕事を任せてもらうことができなかった
→自分にもっと仕事を任せてもらえるような会社で働きたい
→ベンチャー企業や中小企業などに転職して仕事を任せてもらいながらレベルアップしていきたい
理由を考える際は、今の会社での不満を書き出していきます。そのうえで、なぜ不満を感じているのか、どのような企業であれば、その不満が解消できるのかを考えてみてください。そうすることで、自分の軸となる転職理由が見つかりますよ。
②就業経験から身に付けた強みやスキルを言語化する
第二新卒の転職で大きなアピールポイントとなるのが、今の会社でどんな経験を積み、どんな強みやスキルを身に付けたかです。
企業は第二新卒の応募者に対して即戦力の人材を求めていることが多く、自社でどんな活躍をしてくれるかを判断したいと思っています。自分を表す一言を考える際は、ここで考えた強みやスキルを詰め込んだ一言を考えていく必要がありますよ。
自分の経験やスキルを言語化する流れ
①今の会社で経験したことをすべて書き出す
②経験したことの中で工夫したことや頑張ったことを考えてみる
③工夫点や頑張ったことの中で自分の強みを見つける
③理由と強みを軸に自分を表す一言を考える
最後に①と②をまとめて自分を表す一言を考えていきます。強みやスキルはすでに見つかっているはずなので、後はどこをアピールポイントとするか見極めることで、自分を表す一言が見えてきますよ。
理由と強みを軸に自分を表す一言を考える流れ
今の会社でレベルアップしたいという思いから仕事を任せてもらえないかと上司に打診した
→しかしまだ経験が浅いという理由で仕事を任せてもらうことができなかった
→この経験から転職を考えており新しい会社では裁量のある仕事をしていきたい
→また自分の強みは多くの経験を積んだり裁量のある仕事をしたいという思いから「積極性があるところ」だと考えた
→積極性を言い換えて「行動力の鬼」を自分の一言にしよう
上記の流れのように、転職理由から就職を目指した理由までの一連の流れから、自分を魅力的に表現する一言が完成しますよ。
社会人で身に付けたスキルや強みはあなただけのものです。できるだけ具体的な経験から自分の強みや経験を表す一言を考えていきましょう。
第二新卒の「自分を一言で表すと」の回答例文
第二新卒の強みは、実際に社会に出た経験があること。たとえ就職した期間が短くとも、その間に強みを発揮したエピソードがあれば、積極的に盛り込んでいきましょう。
ここからは、第二新卒生向けに「自分を一言で表すと」の回答例文を紹介するので、転職を検討している人はぜひ参考にしてください。
例文①「挑戦」をアピールする回答例文
「挑戦」の例文
私を一言で表すと「行動力の鬼」です。その理由は、私が今勤めている会社にて仕事を任せてほしいとお願いした経験があるからです。
自分をもっと成長させたいと思っていた私は、直属の上司にもっと仕事を任せてもらえないかと相談しました。上司から仕事への積極性や相談する行動力を認めてもらい、その結果、今の仕事に加えて新しいプロジェクトにも加えてもらうことができました。
以上の経験から、私は自分の叶えたい願いに向けて行動ができる人間だと自負しています。御社に入社してからは、個の行動力を活かし、どんな仕事にも積極的に挑戦していきたいです。
実際の就業経験に則して、挑戦をしたいと思った動機が書かれているので、前職での働きぶりを想像しやすいですね。挑戦した内容も具体的に書かれているため、再現性を見出しやすい例文だといえます。
例文②「成長」をアピールする回答例文
「成長」の例文
私を一言で表すと「成長する種」です。その理由は、前職で植物が水分や栄養を吸収するように知識を学び、基本的な業務しかできない状態から、新人教育を任されるようになった経験があるからです。
入社当初は基本的な業務しかこなせませんでした。しかし、先輩方の指導を熱心に受け、自主的に勉強会にも参加し、1年後には新人教育も任されるようになりました。
以上の経験から、自分の努力次第で、大きく成長できると実感しました。御社に入社してからは、学びを吸収できる力を活かし、会社とともに成長していきます。
成長という言葉を、ありきたりにならないように言い換えている例文です。人柄がイメージしやすく、面接官の印象に残りやすい自分を表す一言を伝えられていますね。
例文③「柔軟性」をアピールする回答例文
「柔軟性」の例文
私を一言で表すと「カメレオン」です。その理由は、前職で突然のプロジェクト変更にも柔軟に対応し、危機を乗り越えた経験があるからです。
半年がかりで準備していた新商品の発売が、競合他社の動きにより急遽白紙になりました。その際、私は迅速に新たな市場調査をおこない、既存商品をリブランディングすることで、競合他社と差別化した新商品の提案をしました。その甲斐もあり、会社の損失を最小限に抑えられました。
以上の経験から、私は変化に強い適応力を持っていると自負しています。御社でも、この柔軟性を活かし、どのような状況でも最適な解決策を見出せる社員として貢献します。
柔軟性をカメレオンにたとえることで、ありきたりさを避けた一言になっています。また具体的な前職での経験を交えながら、強みをアピールできている点が良いですね。
例文④「分析力」をアピールする回答例文
「分析力」の例文
私を一言で表すと「データの魔術師」です。その理由は、前職で顧客データを分析し、新たな販売戦略を生み出した経験があるからです。
入社2年目の際に、売上が低迷する部署で販売戦略の改善を担当しました。私は過去5年分の顧客データを分析し、これまで見過ごされていた購買パターンを発見しました。その内容をもとに顧客に合わせた販売戦略を提案した結果、この洞察をもとに、顧客セグメント別の販促策を提案したところ、半年で売上を10%増加できました。
以上の経験から、私はデータを通じて問題の本質を見抜く力があると考えています。御社でも、この分析力を駆使して貢献します。
分析力を「データの魔術師」と表現し、自分を表す一言を印象的に伝えています。専門的な経験や志望職種を絡めて伝えられると、入社後の活躍もイメージしやすいため評価につながるでしょう。
例文⑤「傾聴力」をアピールする回答例文
「傾聴力」の例文
私を一言で表すと「アンテナ」です。その理由は、前職のカスタマーサポート業務で、顧客のニーズを聞き取る能力を磨いた経験があるからです。
入社当初は単純な問い合わせ対応しかできませんでしたが、先輩方のアドバイスを取り入れながら、顧客の言葉の裏にある本当の要望を探る傾聴力を身に付けました。たとえば、製品の返品を希望された顧客に対し、丁寧に話を聞いたところ、実は使い方がわからないだけだとわかり、説明することで問題を解決できた経験があります。
以上の経験から、私は相手の立場に立って話を聞く力があると考えています。志望する営業職でも、この傾聴力を活かし、顧客に満足してもらえる提案で貢献します。
アピールした内容を、どのように志望職種で発揮できるかまで伝えられている例文です。前職で身に付けたスキルや経験が、別の職種でも活かせるとわかる点が良いですね。
例文⑥「リーダーシップ」をアピールする回答例文
「リーダシップ」の例文
私を一言で表すと「橋渡し役」です。その理由は、前職で部下の悩みを上司に伝えて解決した経験があるからです。
入社3年目のときに、新入社員の指導係を任されました。指導するなかで、新入社員たちが業務マニュアルのわかりにくさに悩んでいることを知りました。しかし、直接上司に言い出せずにいたため、代わりに私が新入社員の声をまとめ、改善案とともに上司に提案した経験があります。その結果、上司の理解を得られ、マニュアルを改訂し新入社員の悩みを解決できました。
以上の経験から、私は意見を汲み取り、伝えられる行動力があります。御社でも、このリーダーシップを発揮し、周りから頼ってもらえる人材として活躍します。
大きなプロジェクトや実績がなくても、前職での身近な経験をアピールしています。具体的なエピソードが書かれているため、リーダーシップを発揮した光景をイメージしやすいですね。
例文⑦「発想力」をアピールする回答例文
「発想力」の例文
私を一言で表すと「逆転の発想家」です。その理由は、前職で当たり前だった販売戦略について言及し、改善した経験があるからです。
企画職として、販売促進キャンペーンの会議で、全員が値引きや景品で売上アップを狙う提案をするなか、私は逆に「高単価商品の販売」を提案しました。最初は反対意見も多かったのですが、粘り強く説得しました。その結果、見込み以上の売上を達成しました。
以上の経験から、私は常識にとらわれない発想ができると自負しています。御社でも、この独自の視点で売上につながる商品開発ができる社員として、貢献します。
エピソードから、柔軟な思考や独自性があると伝わる例文です。また、上司に臆することなく提案したり、粘り強く説得し続けられたりする点から、ポテンシャルを感じ評価につながるでしょう。
例文⑧「計画性」をアピールする回答例文
「計画性」の例文
私を一言で表すと「きっちりマン」です。その理由は、前職の部署内で、計画性が高い男の略で、「きっちりマン」と呼ばれていたからです。
入社当初、業務が覚えられなかったため、毎朝1時間早く出社し自己学習の時間を確保していました。この1時間で業務マニュアルを復習し、先輩社員への質問内容や、1日の業務の予習をしていました。この習慣を1年継続するころには、誰よりも幅広く業務を任せてもらえるまでになりました。ただそれだけでなく、部署のなかで計画的で勤勉なイメージが付き、周囲からも信頼されるようにもなったのです。
以上の経験から、私は計画的に時間を使い、目標を達成できると考えています。御社でも、この計画性を活かし、結果を出すだけでなく、周りの信頼も得られるように尽力します。
計画性を、ユニークな言葉で言い換えられている例文です。また、毎日の小さな積み重ねが、目標達成や部署内からの信頼獲得につながったことがわかる点も印象的ですね。
例文⑨「ポジティブ思考」をアピールする回答例文
「ポジティブ思考」の例文
私を一言で表すと「ピンチをチャンスに変える人」です。その理由は、前職でミスをした際に、信頼を取り戻した経験があるからです。
重要な取引先への納品書に誤りがあり、クレームがありました。しかし、私は落ち込むのではなく、この機会を勉強の機会ととらえました。まず取引先に、誠心誠意謝罪し、再発防止策を提案しました。さらに、取引先のニーズを深く理解するため、頻繁に足を運び、コミュニケーションを大切にしてきました。その結果、半年後には「○○さんが担当で良かった」と言っていただけるほど、信頼を回復できた経験があります。
以上の経験から、私はどんな困難も成長のきっかけにできると考えています。御社でも、このポジティブ思考を活かし、どのような逆境も乗り越えられる社員として活躍します。
失敗を恐れずに、成長の機会としてとらえるポジティブさを感じられる例文です。誰しもミスを犯すからこそ、前向きに行動できる姿勢は求められています。ミスへの具体的な対応方法が伝わることで、具体的な入社後の姿もイメージしてもらいやすくなるでしょう。
例文⑩「コミュニケーション力」をアピールする回答例文
「コミュニケーション力」の例文
私を一言で表すと「心の扉を開ける鍵職人」です。その理由は、前職で取引先との信頼関係を構築した経験があるからです。
前職で初めて担当した取引先が、厳しい態度で知られる担当者でした。最初は緊張してうまく話せず、冷たい態度を取られていました。しかし、諦めずに相手の話を丁寧に聞き、業務以外の話も積極的におこないました。特に、相手の趣味の野球の話をすると会話が弾むことに気付いてからは、試合や選手の話題を織り交ぜた会話を心掛けていました。その結果、フランクに話していただける機会も増え、今では臆することなく、積極的な営業ができています。
以上の経験から、私はコミュニケーション力があります。御社でも、この力を活かし、取引先と良好な関係を構築できる営業として活躍します。
コミュニケーション力を、印象に残りやすい言葉で言い換えられている例文です。また、苦労した状況や解決策が具体的に伝えられており、コミュニケーション力を発揮した過程がイメージしやすい点も良いですね。
自分を一言で表す表現が思いつかないときに実践したいこと4選
「『自分を一言で表すと』の回答を一人で一生懸命考えてみたけど思いつかない……」。そんなふうに悩んでしまうこともありますよね。
しっくりくる自分だけの一言を見つけることはなかなか難しいもの。そんなときは、周りの力を借りて自分に合いそうな言葉を見つけていくのがおすすめです。
ここからは、自分を一言で表す表現が思いつかないときに実践すべきことを解説していきます。思いつかずに悩んでいるのなら、解説する内容を一つずつ試してみて、自分に合う一言を見つけていきましょう。
就活生たちも困った……自分を表す一言が思いつかなかったときのエピソード
自分を表す一言が思いつかず困ったことはありますか?
自分を表す一言を、どのようにして探せば良いかを迷いました。私の場合は、「食べ物や動物で自分を表すとどうなるか?」を考えることで、アイデアを思いつくようになっていきました。
就職活動を始めたばかりの際にまだ自己分析がうまくおこなえていなかったので、夏のインターンの面接で「自分を一言で表すと何だと思いますか?」と聞かれてかなり困りました。
夏のインターン選考の初期段階まではガクチカと志望動機しか用意していなかったので、いざ「自分を表す一言は?」と聞かれても答えが出にくく、悩んでしまいました。
①「自分を一言で表した言葉の例」の一覧から探す
自分を一言で表す言葉を考えてみたけど、良い言葉が思いつかないと悩んでしまうときは、ほかの人が自分をどのように表現しているのかを参考にすることが効果的です。
以下に、自分を一言で表す言葉をまとめているので、参考にしてみてくださいね。自分の特徴や価値観に近い表現が見つかるかもしれません。それをベースに自分らしい言葉を組み立てていきましょう。
奇想天外な アイデアマン |
誰も思いつかないようなアイデアを考える 発想力があります |
好奇心旺盛な冒険家 | 気になったことはなんでも挑戦する行動力があります |
言葉の魔術師 | 言葉にするのが難しい内容を言語化する能力があります |
コミュニケーション おばけ |
誰とでも仲良くなれる コミュニケーション能力があります |
広い視野を持つ リーダー |
周りを見ながら一緒に協力して目標を達成していける リーダーシップがあります |
未知へ踏み出す チャレンジャー |
知らない世界にも飛び込める チャレンジ精神があります |
悩み解決のプロ | 身近な友人の悩みを解決してきた問題解決能力があります |
責任感の鬼 | どんなに苦しいことでも投げ出さない責任感があります |
転んでも立ち上がる人 | 負けず嫌いで何事もあきらめない心を持っています |
ひまわりのような明るさ | 夏のひまわりのように明るく前向きな性格です |
時計人間 | 少しのずれやミスも発生させない几帳面な性格です |
炎の応援団長 | 熱い気持ちで周りをサポートする能力を持っています |
不動の石 | 何を言われても動じることなく やるべきことを進めていく能力があります |
興味を引きたいからといって、ただキャッチーにするのでは意味がありません。自分にもっとも合っていそうな言葉選びを心掛けてくださいね。
②四字熟語や先人の名言から発想を得る
四字熟語や名言を参考に考えてみるのもおすすめの方法です。自分が共感できる言葉を見つけることで、自分を一言で表すヒントを得ることができます。そこから新たな表現や視点が生まれてきますよ。
以下に自分を表す一言の参考になりそうな四字熟語や名言を挙げてみたので、自分に適した言葉や表現がないかチェックしてみてくださいね。
有言実行(ゆうげんじっこう) | 言ったことを実行に移すこと |
誠実無欺(せいじつむぎ) | 真実であり欺くことのない誠実さを持つこと |
百折不撓(ひゃくせつふとう) | 多くの困難や挫折を経験しても屈せずに進むこと |
精進忍耐(しょうじんにんたい) | 努力を惜しまず、忍耐強く取り組むこと |
努力不屈(どりょくふくつ) | 努力を惜しまず、屈しない精神を持つこと |
迅速果断(じんそくかだん) | 速やかに思い切りよく決断し、行動に移すこと |
質実剛健(しつじつごうけん) | 飾り気がなく真面目で、強くたくましい様子 |
失敗は成功のもと | トーマス・エジソン |
成功とは、失敗を重ねても、 やる気を失わないでいられる才能である |
ウィンストン・チャーチル |
困難のうちにチャンスがある | アルベルト・アインシュタイン |
限界とはほとんど幻に過ぎない | マイケル・ジョーダン |
もし今日が人生で最後の日だとしたら、 今日やろうとしていることをやりたいと思うか? |
スティーブ・ジョブズ |
私は負けるということは決してない。 勝つか、学ぶか。どちらかである |
ネルソン・マンデラ |
苦しまずに学ぶことはできない | アリストテレス |
③友人や家族に自分の印象を聞く
強みや性格は自分自身ではなかなか気付けないものです。そんなとき、周りの人に自分の印象を聞くことで、自分を表現する一言が見つかるかもしれません。
聞く相手は、近い間柄はもちろんのこと、自分を客観的に見てくれるような相手にも聞けるといいですよ。あなたと普段から接しているからこそ、あなたが気付いていない魅力が伝わる一言を教えてくれるはずです。
自分の印象を聞くのにおすすめの相手
- 家族
- 友人
- アルバイト先の同僚・先輩
- 学生時代の先輩・後輩
- 会社の同僚・上司
④就職エージェントに相談する
もし、自分を表現できる一言が思いつかないときは、就職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
就職エージェントは、就職活動をサポートしてくれるエージェントサービスのこと。就活の悩みの相談から求人の紹介までしてくれる強い味方です。就活のプロだからこその視点から、あなたの性格や強みを客観的に理解して、適した一言を考えてくれるでしょう。
面接ではここを意識しよう! 面接官に刺さる回答にする3つのポイント
「自分を一言で表すと」の回答がどんなに魅力的でも、面接でうまく伝えられなければ魅力が半減してしまいます。
回答が作成できたら、次は面接でうまく伝える方法を理解して、相手にしっかりと伝える対策を進めていきましょう。
ここからは、面接官を納得させるために意識したい「自分を一言で表すと」の回答のポイントを解説していきます。せっかく作った自分の魅力が伝わる一言を最大限に伝えるためにも、しっかりとチェックしてくださいね。
①わかりやすい回答をするために結論から伝える
まずは、質問されている一言の答えを簡潔に伝えましょう。結論から説明する方法はPREP法と呼ばれていて、わかりやすい説明をするための型として使われています。
PREP法
PREPとは「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」の頭文字で、この順番で述べるコミュニケーションの方法。結論から理由を順番に伝えていくことで、話の内容が相手にわかりやすく伝えられる
結論から説明されることで、「この人はこれから〇〇の話をするんだな」と、聞いている側も聞く体制が整います。その後、理由と具体例を伝えて内容に説得力を持たせ、最後に結論をもう一度伝えることで、相手の印象にも残りやすくなりますよ。
OK例文
私を一言で表すとは〇〇です。その理由は~
NG例文
前職で営業をしていたときに〇〇という経験をして~。つまり、私を一言で表すと〇〇だと考えています。
②一貫性を大事にするために自己PRとの関連を意識する
自己PRの内容と「自分を一言で表すと」の内容がズレていると、面接官は「あれ? この人の強みはどっちなんだろう」と感じてしまい、あなたの強みがわからなくなってしまいます。
「自分の強みはこれだ」と伝えるためにも、一言の回答は自己PRとの関連性を意識するのがとても大切です。
OK例:自己PRと関連していて一貫性がある
強み:周りの人を支えるサポート力
一言:縁の下の力持ち
NG例:自己PRと関連していて一貫性がない
強み:周りの人を支えるサポート力
一言:アイデア製造機
③印象を残すためにありきたりな表現は避ける
ありきたりな言葉では面接官の印象に残りにくくなってしまいます。たとえば、「私は実行力があります」と伝えても、ほかの多くの学生も同じ回答をすれば、あなたの回答は埋もれていってしまうでしょう。
少し工夫をして、「私は実行力の鬼です」と伝えれば、「そんなに実行力があるのか」という印象を持ってもらえそうですよね。
あえて「一言で表す」と聞かれている以上は、自分だけが当てはまるような言葉を選ぶことで、あなたの魅力をより印象付けることができますよ。
OK例文
私は精密な機械です
NG例文
細かい作業が得意です
就活生が遭遇したわかりづらい「自分を表す一言」を聞いてみた
「自分を一言で表すと」の回答のポイントを理解することはできましたか。話し方やオリジナリティを意識しないでいると、面接官に伝わりづらい内容になってしまうこともあるようです。
ここからは、就活生が実際に見聞きした、自分を表す一言でわかりづらかった例を解説していきます。自分の回答が当てはまっていないか確認してみてくださいね。
就活中、「自分を一言で表すと」という問いに対するほかの就活生の回答で、わかりづらいものに出会った経験はありますか?
自分を食べ物にたとえている方の回答がわかりづらかったです。一言で表した食べ物と自分の強みがマッチしておらず、理解するのが難しく感じました。
その方の個性とその一言の相関関係がイメージできず、わかりづらいなと思ったことがあります。
わかりづらかった回答は、自分を色でたとている回答です。確かに、人が色に対して抱くイメージは大体同じかもしれません。しかし、その方の経験や強みとのつながりが見えず、内容がわかりづらかったです。
これだけは気を付けよう! 「自分を一言で表すと」を回答するときの注意点
ここまで解説したとおり、「自分を一言で表すと」の回答は相手に印象を残すことが大切です。ただ、印象を残したいという気持ちのあまり、自分をうまく表現できていない一言を言ってしまうことも。そうなると、面接官からの印象も悪く映ってしまいます。
ここからは、これだけは気を付けたい「自分を一言で表すと」を回答するときの注意点を解説していきます。一言を作成した後に注意点をチェックして、自分の魅力を伝えられる回答を作成していきましょう。
嘘をついて自分を良く見せようとする
自分のことを良く見せたいという思いから、自分にはふさわしくない嘘の一言を伝えたい気持ちも出てくるかもしれませんが、それはやめておきましょう。
数多くの面接を経験している面接官には嘘だとわかってしまいます。仮に嘘だと気付かれなかったとしても、嘘をついてしまうと自分の回答に自信がなくなってしまうかもしれません。
もし、嘘の内容が経歴詐称などにあたる場合は、内定取り消しにつながることも考えられます。嘘などをつかなくてもあなたの魅力は十分伝わるはずなので、自分の経験や強みから一言を考えるようにしてくださいね。
ネガティブな言葉を使ってしまう
できるだけ面接官に印象を残したいからと、ネガティブな一言を伝えようと考えている場合は、やめておいた方が無難です。
面接官が見ているポイントは、会社に入ってから活躍できる人材かどうかです。ネガティブな一言を話してしまうと、印象に残ったとしても、活躍できる人材だと思われる可能性は低くなってしまいます。
抽象的で曖昧な回答になってしまう
「自分を一言で表すと」の回答を考える際は、抽象的で曖昧な回答も避けた方が良いでしょう。「コミュニケーション能力があります」「責任感があります」など、単に「強み」を伝えているような回答だと、抽象的な印象が残ってしまいます。
上記のような一言は、一見アピールをポイントを伝えているようにも見えますが、あなただけでなく誰でも思いつくような言葉であるとも言えます。そのような言葉ではあまり印象に残らず、「ほかの人と一緒だな」と思われてしまいかねません。
自分を一言で表すとの回答で企業とのマッチ度をアピールする! 内定に一歩近づこう
ここまで、「自分を一言で表すと」と面接で聞かれる理由や回答の作り方を、例文を交えつつ解説してきました。
「自分を一言で表すと」の質問は、とっさに答えられる質問ではないからこそ、事前の準備がとても大切です。自分の魅力となる強みや長所は何なのかをしっかりと理解して、自分の魅力が伝わる一言を考えていく必要があります。
そのうえで、面接官にわかりやすく説明することで、自分の魅力と企業への親和性を最大限アピールすることができますよ。「うちの企業に合いそう」と感じてもらえる一言を作り、内定をつかみにいきましょう。
前提として、面接で投げられるさまざまな質問をまとめると、すべて「あなたはどのような人か教えてください」ということを聞いています。「自分を一言を表すと何になりますか?」という質問もあなたがどのような人かを聞きたいがための質問です。
知っておいてほしいのは、必ずしも「奇をてらう表現が良い」というわけではないということです。面接は大喜利大会ではありませんので、自分の性格や強みがわかるキーワードを面接官にわかりやすく伝えることが重要になります。
理由はエピソードを交えつつできるだけ詳細に話そう
また、質問の後に「どうしてそう思うのですか?」と面接官から深掘りした質問をされることが多いでしょう。大切なのは、「エピソードに基づいてその理由をできるだけ詳細に話すこと」です。つまり、「自分を一言で表すと何になりますか?」というのはそう思う理由を通じて、学生の資質や人柄を深掘るための最初の投げかけにすぎないということですね。
自己分析を思い返して、わかりやすく、ありのままのあなたについて面接官に話してみてください。そうすればきっと、面接官もあなたのことを理解しようとしてくれるでしょう。
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どんな企業や業界で「自分を表す一言」を聞かれましたか? 実際どのように回答したのかも教えてください。