「どんな社会人になりたいか」の質問意図を理解して回答を考えよう
面接で「どんな社会人になりたいですか」と聞かれて、戸惑ったことはありませんか。
この質問は、多くの就活生を悩ませる定番の質問の一つです。しかし、実はこの質問は、あなたの熱意や将来へのビジョン、そして企業との適合性を見極めるための重要な質問の一つでもあります。
本記事では、どんな社会人になりたいかの質問の意図や、作成方法を解説します。先輩たちのリアルな回答例文やポイントなど、自信を持って答えられるようになるための秘訣も解説するので参考にしてくださいね。一緒に面接を突破するための準備を始めましょう。
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「どんな社会人になりたいか」で面接官が本当に知りたいこと
「どんな社会人になりたいか」という質問は、自分の夢や理想を語るだけのように思えるかもしれません。しかし、面接官はこの質問を通して、就活生と企業の相性を多角的に見極めようとしています。
いくつかのポイントを意識し、面接官が本当に知りたいことに的確に応えられれば、自分の魅力を最大限にアピールできます。
まずは、採用担当の経験がある先輩に、面接で「どんな社会人になりたいか」を聞く意図について聞いてみました。
学生さんの飾らない素直な言葉が一番心に響きます。嘘や誇張は見抜けてしまうので、ありのままの自分を表現することが大切です。また、「〇〇さんのような〇〇ができる人になりたい」など、具体的な目標や人物像を挙げていただけると、将来のビジョンが明確になり、熱意も伝わりやすいですね。
立派な答えよりも、あなた自身の言葉で語られる将来への想いや考えを聞きたいと思っています。 「将来、こんな風になりたい」という具体的な目標があれば、ぜひそれを教えてください。目標がまだ明確でなくても、「こんなことを経験してみたい」「こんなスキルを身に付けたい」といった、等身大の考えを聞かせていただけると嬉しいです。
自社とのマッチング度を確認したい
企業は、就活生が描く社会人像を通して、企業文化や価値観との親和性を見極めたいと考えています。なぜなら、企業文化や価値観に共感し、馴染める人材を採用することは、組織全体の活性化や生産性向上につながるからです。また、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的な活躍につながる人材かどうかを判断するのにも役立ちます。
たとえば、チームワークを重視する企業であれば、周囲と協力しながら目標達成を目指す姿勢をアピールすると良いでしょう。チャレンジ精神旺盛な社風であれば、失敗を恐れずに新しいことに挑戦する意欲を示すと効果的です。
このように、企業が求める人物像と自分の価値観や強みを結びつけて効果的にアピールすることで、面接官に入社後の活躍を具体的にイメージしてもらえます。
自社の業務内容を理解しているか知りたい
企業にとってどんな社会人になりたいかという質問は、就活生が企業研究をおこない、自社の事業内容や業界の動向を深く理解しているかを確認できる質問です。そのため、単に抽象的な理想を語るだけでは、企業への理解度や熱意が伝わりにくく、面接官の心をつかむことは難しいでしょう。
事業内容や業界の課題、そして企業が目指す未来を踏まえたうえで、具体的な貢献意欲と、それを通してどのような社会人になりたいかを結びつけることが重要です。
業務内容を理解していることが伝わる例文
御社の主力事業であるECサイト運営における課題である、顧客満足度の向上に貢献できる人材になりたいと考えています。
具体的には、大学時代に培ったWebデザインとデータ分析の経験を活かし、UI/UXデザインの改善や顧客の行動分析などの業務に携わりながら、課題解決に貢献したいと考えています。
そして将来的には、この経験を通して、常にユーザー視点に立ち、新たな価値を創造し続けられるWebデザイナーへと成長したいです。
このように、企業への貢献と自身の成長を結びつけることで、より説得力のある回答となり、面接官に良い印象を残せます。
入社後の活躍を予測したい
面接官は、就活生が描く社会人像から、入社後の具体的な貢献や活躍を予測しようとしています。そのため、将来の目標やキャリアプランを語るだけでなく、自身のスキルや経験をどのように活かしたいかを具体的に説明することが重要です。そうすることで、入社意欲や企業への理解度を示せるだけでなく、入社後の具体的な活躍を面接官にイメージしてもらえます。
入社後の活躍をアピールできる例文
私は、Webデザイナーとして、ユーザーに感動を与えるようなデザインを生み出したいと考えています。御社のWebサイトは、洗練されたデザインと優れたユーザビリティが印象的でした。
私は、大学時代に培ったデザインスキルと、常に最新のデザイントレンドを学ぶ姿勢を活かし、魅力的なデザインを生み出し続けられる社員として活躍します。
このように、具体的な業務内容と自身のスキルや経験、そして将来の目標を結びつけることで、入社後の活躍をリアルに伝えられます。
成長意欲と熱意を見極めたい
どんな社会人になりたいかの質問は、学生の向上心や学習意欲、そして成長への意欲を測る重要なバロメーターとなります。現代社会は、技術革新やグローバル化が進み、変化のスピードが非常に速いです。そのため、企業は、新しい知識やスキルを積極的に吸収し、変化に柔軟に対応しながら成長し続けられる人材を求めています。
成長意欲と熱意が伝わる例文
私は、御社の顧客第一主義の理念に深く共感しています。大学時代に培ったマーケティングの知識を活かし、顧客ニーズを的確に捉えた提案をおこない、御社のさらなる発展に貢献したいと考えています。
また、御社で活躍されている先輩社員の方々から多くのことを学び、一日でも早く中核を担う人材になりたいと考えています。
この例文では、企業の理念への共感、自身のスキルを活かした貢献意欲、そして先輩社員から学び成長したいという意欲を具体的にアピールしています。企業への貢献と自身の成長を結びつけることで、より説得力のある回答となっている点が良いですね。
最適な配属先の参考にしたい
就活生の描く社会人像や将来の目標は、配属先を決定する際の貴重な情報となります。企業は、就活生一人ひとりの希望や適性を考慮し、能力を最大限に発揮できる最適な環境を提供したいと考えています。
なぜなら、自分の希望や適性に合った仕事に就くことで、従業員のモチベーションや満足度が高まり、仕事への意欲向上やパフォーマンス向上につながるからです。
特定の職種・部署への希望を明確にした例文
私は、大学で学んだ統計解析の知識とプログラミングスキルを活かして、御社のデータ分析チームで活躍したいと考えています。
将来は、データに基づいた意思決定を支援し、事業成長に貢献できるデータサイエンティストになりたいです。
このように、どんな社会人になりたいかの質問には、将来の目標やキャリアプランに加え、自分の強みやスキル、そしてそれらをどのように活かして企業に貢献したいかを具体的に伝えることがポイントです。企業との相互理解を深め、最適な配属につながる可能性を高められるでしょう。
面接を経験した先輩に聞く! 「どんな社会人になりたいか」のリアル回答
ここまで、どんな社会人になりたいかの質問の意図や、面接官が評価するポイントを解説してきました。しかし、実際にどのような回答が評価されるのか、具体的なイメージが湧かない人もいるかもしれません。
そこで、この章では、実際に内定を獲得した先輩たちの回答例をいくつか紹介します。先輩たちの回答を参考に、あなたの言葉で「どんな社会人になりたいか」を表現してみましょう。
内定者の「どんな社会人になりたいか」への回答
私は以下のように回答しました。
「私は、傾聴力とチームワークを大切にする社会人になりたいと考えています。『三人寄れば文殊の知恵』ということわざがあるように、多様な意見が集まることで、より良い結果が生まれると信じています。
以前、チームで企業への提案内容を検討した際、メンバーそれぞれの意見を尊重し、積極的に耳を傾けることで、新たな視点やアイデアを発見できました。この経験から、多様な意見を尊重し、チームワークを大切にする姿勢が、企業の成長にもつながると確信しています」
私が面接で「どんな社会人になりたいですか」と聞かれたときは、広告業界を志望していたこともあり、「仕事とプライベートのどちらも妥協しない社会人になりたい」と答えました。
広告業界は激務というイメージがありますが、同時にやりがいも大きいと感じていたので、仕事量自体は問題視していませんでした。しかし、仕事に没頭するあまり、自分自身や家族をないがしろにすることは絶対に避けたいと考えていました。
この強い思いを伝えるだけでなく、なぜ妥協したくないのか、その理由も具体的に説明しました。私の場合は、幼い頃から負けず嫌いだったため、「すべてにおいて妥協せず、自分自身にも打ち勝ちたい」という気持ちが根底にあることを伝えました。仕事でもプライベートでも、常にベストを尽くし、どちらも充実させることで、真の成功をつかみたいという私の価値観を理解してもらえるよう努めました。
「私が社会人として目指すのは、『かっこいい大人』です。具体的には、自ら事業を立ち上げ、選択肢に恵まれない人々を支援できるような存在です。
そのため、社会人一年目から無形商材の営業に挑戦し、事業の土台となる営業力を磨きたいと考えています。
若いうちからリーダーを任せてもらえる可能性のある御社であれば、私の目標達成を加速できると確信しています」といったように回答しました。
どんな社会人になりたいかわからないときの見つけ方5選
面接で「どんな社会人になりたいか」と聞かれても、「明確な答えが浮かばない……」。そんな人もいるのではないでしょうか。
この章では、自分自身の理想の社会人像を見つけるための、具体的な5つの方法を紹介します。これらの方法を試すことで、心に秘めた思いや、将来へのビジョンが少しずつ形になっていくはずです。
社会人経験がないと、「社会人としての心構えは?」と聞かれても、どのように答えたらいいか悩みますよね。次の記事では。社会人としての心構えの本質について解説しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
①自己分析から見つける
自分の強みや興味、価値観をまだ明確に把握できていない人には、自己分析から「どんな社会人になりたいか」を見つける方法がおすすめです。
自己分析の方法
- 過去の経験を振り返る:
これまでの経験を振り返り、成功体験と失敗体験をそれぞれ書き出す。成功体験からは自分の強みや得意なこと、失敗体験からは自分の弱みや改善点を分析する - 自分の価値観を明確にする:
仕事や人生において何を大切にしたいのか、どんな働き方をしたいのかなど、自分の価値観を書き出す。書き出した価値観に優先順位をつけ、自分にとって何が最も重要なのかを明確にする - 強みと価値観を結びつける:
自分の強みや価値観を踏まえ、どのような仕事や役割で活躍したいかを考える - 将来の理想像を描く:
将来的にどのようなキャリアを築きたいのか、具体的な目標を設定する
自己分析を通して自分自身を深く理解できれば、将来の目標やキャリアプランを明確にできます。どんな社会人になりたいかの質問にも、自信を持って答えられるでしょう。
自己分析の方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。自分に最適な自己分析方法を見つけて、理想の社会人像を導き出しましょう。
こちらの記事はノートで自己分析をしたい人におすすめです。内定者の実際の自己分析ノートも掲載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
②尊敬できる人から考える
目標にしたいと思える憧れの人がいるなら、その人物像から自分の理想像を具体化する方法も有効です。この方法は、具体的な将来像がまだ描けていないけれど、ロールモデルとなる人がいる学生におすすめです。
ロールモデルから考える方法
- 尊敬する理由を明確にする:
なぜその人を尊敬するのか、具体的に書き出してみる - ロールモデルのキャリアを研究する:
その人がどのようなキャリアを歩んできたのか、どのような努力をしてきたのかを調べる。そこから、自分が目指すべきキャリアパスや必要なスキル、経験などを具体的にイメージする - ロールモデルの強みを分析する:
ロールモデルの強みを参考に、将来の理想像を具体化する
さらに、面接では「なぜその人を尊敬するのか」「どのような部分を参考にしたいのか」を具体的に語ることができれば、熱意や将来へのビジョンを効果的にアピールできるでしょう。
③先輩社員に話を聞いてみる
実際に社会で活躍している先輩社員に話を聞くことは、「どんな社会人になりたいか」を具体的にイメージするための近道となります。
先輩社員へのインタビューを通して、以下のようなリアルな情報を収集できます。
先輩社員の話から得られることの例
- 普段どのような業務をおこなっているのか、1日の仕事の流れはどうなっているのか、どのようなプロジェクトに携わっているのか
- 仕事の面白さや難しさ、やりがいや達成感を感じるとき、逆に苦労するとき
- 仕事で特に必要とされるスキルや知識、経験、入社前に準備しておいたほうが良いこと
- 先輩社員がどのようにスキルを習得してきたのか、どのような経験が役立っているのか
- 将来、どのようなキャリアパスを描いているのか、キャリアアップのためにどのような努力をしているのか
- 会社の良いところや改善点だと感じていること、社内の雰囲気や人間関係、働き方など
これらの情報は、その企業で働くイメージを具体的にし、将来のキャリアプランや、その企業でどのような社会人になりたいかを明確にするための貴重な材料となります。また、先輩社員の話から回答を掘り下げることで、自分がその企業でどのようにキャリアアップしていきたいかを具体的にイメージできます。
面接でどんな社会人になりたいかを語る際には、これらの情報を踏まえ、企業への理解と自身の将来像を結びつけると良いでしょう。
OB・OG訪問の仕方について詳しく知りたい人は以下の記事で解説しているので、あわせて確認してみてくださいね。
④キャリアステップから考える
キャリアステップは、将来の目標を達成するために必要なスキルや経験、そしてその過程で自分がどのように成長したいかを具体的に考えるプロセスです。このキャリアステップ=キャリアの道筋を明確にすることで、なりたい社会人像がより鮮明に浮かんでくるでしょう。
キャリアステップを考える方法の一例を紹介します。
キャリアステップを考える方法
- 将来の目標を設定する:
どんな仕事に就きたいか、どんな役割を担いたいか、どんな成果を残したいかなど、将来の目標を具体的に設定する - 必要なスキルや経験を洗い出す:
目標達成のために、どんなスキルや経験が必要なのかをリストアップする - 成長のイメージを具体化する:
将来の目標を達成するために、自分がどのように成長していきたいかを具体的にイメージする。そのためにも、何のスキルを身に付けたいか、どんな経験を積みたいか、どのような人材になりたいかを明確にする
これらのステップを踏むことで、将来の理想の自分の姿、つまりどんな社会人になりたいかをより鮮明にイメージできるようになるでしょう。
キャリアビジョンについても面接で聞かれることもあります。回答の準備を一緒に進めるために以下の記事もあわせて確認してみてくださいね。
⑤面接経験のあるパネリストの考え方を聞く
面接経験のある先輩からは、具体的な体験に基づいたアドバイスを得られるでしょう。 彼らはその企業の面接経験から、面接の特徴や質問の傾向、評価ポイントなどを把握している可能性が高いです。そのため、就活生の回答やアピール方法について、より具体的なアドバイスを提供してくれるはずです。
では、さっそく面接経験のある先輩たちに「どんな社会人になりたいか」の回答が思いつかないときの対処法を教えてもらいましょう。
理想の社会人像が思いつかないときの対処法を教えて!
身近な社会人を思い浮かべてください。私の場合は父を思い浮かべました。父は私の尊敬する存在であり、幼い頃から懸命に働く姿を間近で見てきたからです。
資格取得のために寝る間も惜しんで勉強する姿も印象的でした。そんな風に、社会人になってからも努力を続ける父を見て、仕事への責任感と向上心の大切さを学びました。身近な人の働く姿から学ぶことは、自分の社会人としての理想像を形成する上で非常に重要だと感じています。
社会人としての理想像が描けないときは、身近な人や尊敬する人物からヒントを得てみましょう。まずは、家族や親戚、先生など、身近な社会人を思い浮かべて、彼らの仕事への取り組み方や人柄を具体的に言葉にしてみてください。
次に、尊敬する人物がもし社会人だったら、どんな風に働くのか、どんな人物像なのかを想像してみましょう。彼らの姿と自分を重ね合わせることで、自分がどんな社会人になりたいのか、具体的なイメージが湧いてくるかもしれません。
思いつかない人必見! 職種別に見る「なりたい社会人像」の具体例一覧
どんな社会人になりたいかと聞かれても、「具体的なイメージが湧かない……」。そんな人も多いのではないでしょうか。
この章では、職種別になりたい社会人像の例を紹介します。具体例をもとに、「自分に近い考えのものがないか」や「自分の考えをよりブラッシュアップできないか」を考えてみましょう。なりたい社会人像の解像度を上げ、面接で自信を持って、自分の言葉で将来のビジョンを語れるようにしましょう。
営業職
営業職は、顧客との直接的に接点を持つ企業の顔ともいえる存在です。顧客のニーズを的確に捉え、信頼関係を構築しながら、売上目標の達成に貢献することが求められます。
営業職でアピールできる「なりたい社会人像」
- お客様の課題解決に貢献し、信頼関係を築ける
- 常に挑戦し続け、高い目標を達成できる
- 市場の変化を敏感に察知し、新たなビジネスチャンスを創出できる
- 顧客の潜在ニーズを引き出し、新たな価値を提供できる
- 困難な状況にも諦めず、粘り強く交渉できる
営業職に興味がある人はこちらの記事もおすすめです。営業職の志望動機例文を32選紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
事務職
事務職は、企業の円滑な運営を支える重要な役割を担います。正確な事務処理能力はもちろん、コミュニケーション能力や状況対応能力も求められます。
事務職でアピールできる「なりたい社会人像」
- 正確かつスピーディーな業務処理で、チームを支える
- コミュニケーション能力を活かし、円滑な社内連携を促進する
- 常に改善意識を持ち、業務プロセスを最適化する
- 臨機応変な対応で、あらゆる状況に対応できる
- 細やかな気配りとホスピタリティで、快適な職場環境を創造する
事務職を志望している人はこちらの記事もあわせてチェックしてみましょう。現役の事務職社員のアドバイス付きで、事務職の自己PRの作り方を紹介しています。
以下の記事では事務職の志望動機の書き方についても解説しているので、気になる人は参考にしてみてくださいね。
企画職
企画職は新しいアイデアや戦略を提案し、企業の成長を力強く支える、重要な役割を担います。市場調査やデータ分析能力、そしてプレゼンテーション能力など、多岐にわたるスキルが求められます。
企画職でアピールできる「なりたい社会人像」
- 斬新なアイデアで、新たな価値を創造する
- 論理的思考力とプレゼンテーション能力を活かし、企画を実現に導く
- 多様な関係者と連携し、プロジェクトを成功に導く
- データに基づいた意思決定をおこない、効果的な戦略を立案する
- 常に変化を恐れず、新しいことに挑戦し続ける
技術・研究職
技術・研究職は、専門知識や技術を駆使して、新しい製品やサービスをこの世に送り出す仕事です。探究心や創造性、そして問題解決能力などが求められます。
技術・研究職でアピールできる「なりたい社会人像」
- 専門知識を深め、技術革新を牽引する
- チームメンバーと協力し、技術課題を解決する
- ユーザー視点に立ち、革新的な製品開発に貢献する
- 探究心と創造性を活かし、新たな技術を生み出す
- グローバルな視野を持ち、世界を舞台に活躍する
製造・販売職
製造・販売職は、高品質な製品を製造し、顧客に届ける役割を担います。製造現場では、正確性や効率性が求められ、販売現場では、顧客対応能力やコミュニケーション能力が重要となります。
製造・販売職でアピールできる「なりたい社会人像」
- 高品質な製品を提供し、顧客満足度を高める
- チームワークを大切にし、生産性向上に貢献する
- 創意工夫を重ね、より良い製品づくりに貢献する
- 顧客の声に耳を傾け、ニーズに応える
- 顧客との信頼関係を築き、長期的な関係を構築する
IT・エンジニア職
IT・エンジニア職は、システム開発や運用、保守など、情報技術に関する幅広い業務を担当します。技術力はもちろん、論理的思考能力やコミュニケーション能力も必要とされます。
IT・エンジニア職でアピールできる「なりたい社会人像」
- 最新の技術を習得し、システム開発をリードする
- ユーザー視点に立ち、使いやすいシステムを開発する
- 問題解決能力を活かし、システムの安定稼働を支える
- チームワークを大切にし、円滑な開発プロセスを実現する
- セキュリティ意識を高く持ち、安全なシステムを構築する
IT業界を志望している人はこちらの記事で志望動機の作り方もチェックしましょう。内定者の体験談や例文も豊富に紹介しています。
なりたい社会人像が決まったら! 面接での回答内容を整えよう
いよいよ、面接本番に向けて準備を進める段階に入ります。
どんな社会人になりたいかを効果的に伝えるためには、単に理想像を語るだけでなく、企業の求める人物像と自身の強みや経験を結びつけ、入社後の具体的な貢献をイメージしてもらうことが重要です。
この章では、説得力のある回答を作成するためのポイントを解説します。以下の3つのステップを踏むことで、熱意と将来へのビジョンを面接官に伝えられるでしょう。
説得力のある回答を作成するための3つのポイント
- 結論:あなたが目指す社会人像を端的に表現する
- 理由:なぜそのような社会人になりたいのか、具体的なエピソードを交えて説明する
- 展望:応募先企業でどのように貢献したいか、将来のキャリアプランを具体的に語る
これらのポイントを押さえ、自分だけの魅力的な回答を作り上げましょう。
また先輩たちにも、どんな社会人になりたいかの質問に回答するポイントや、工夫した点を聞いてみました。回答のヒントにしてくださいね。
「どんな社会人になりたいですか」の回答をするときに工夫したことはありますか?
社会人としての理想像を語る際には、これまで出会った社員の方々の具体的な行動や姿勢を参考にするようにしました。
まず自分の理想像を具体的に述べ、それを裏付ける具体的な体験やエピソードを話すようにしていました。
理想の社会人像を語るだけでなく、その背景にある具体的なエピソードや経験、そしてそこから得られた学びを明確に言語化しておくことが重要だと思います。
結論:企業が求める人物像と照らし合わせて「なりたい社会人像」を決定する
質問に回答するときは、最初に結論から話しましょう。そうすることで、面接官は面接官は何を話したいのか最初に把握できるので、回答をスムーズに理解できます。
結論を伝える例
「私は、常に挑戦を続け、チームを牽引するリーダーシップを発揮できる社会人になりたいと考えています」
「私は、お客様のニーズを深く理解し、信頼関係を築ける営業担当者になりたいと考えています」
といったように、最初にどんな社会人になりたいかを端的に表現しましょう。
理由:「なりたい社会人像」を裏付けるエピソードを準備する
なりたい社会人を述べたら、なぜそのような社会人になりたいと思ったのか、その背景にある具体的なエピソードを語りましょう。過去の経験や出来事を通して、あなたがどのような価値観を持ち、どんな目標に向かって努力してきたのかを伝えることで、言葉に説得力が生まれます。
エピソードの例①
学生時代に所属していたテニス部では、キャプテンとしてチームをまとめ、県大会出場の目標達成に向けてメンバーを鼓舞してきました。この経験から、リーダーシップの重要性と、チームで協力することの価値を学びました。だからこそ、社会人になってもチームを牽引し、目標達成に貢献できる存在になりたいと考えています。
特に、企画職では新しいアイデアを出し、それを実現するためにチームをまとめる力が不可欠だと考えています。私は、この経験で培ったリーダーシップとコミュニケーション能力を活かし、チームメンバーと協力しながら、革新的な企画を生み出し、市場にインパクトを与えるような成果を上げたいです。
エピソードの例②
アルバイト先の飲食店では、お客様一人ひとりのニーズに合わせた接客を心掛けてきました。お客様の笑顔や感謝の言葉が、私の大きなモチベーションとなり、お客様との信頼関係を築くことの大切さを実感しました。
だからこそ、社会人になっても、お客様の立場に立ち、信頼関係を築ける営業担当者になりたいです。具体的には、お客様の課題やニーズを深く理解し、最適なソリューションを提案することで、お客様のビジネスの成功に貢献できるような営業担当者を目指しています。
将来的には、お客様から頼りにされる存在となり、新規顧客の開拓や既存顧客との関係強化を通じて、会社の売上目標達成に貢献します。
このように、具体的なエピソードを交えて伝えることで、自分の価値観や目標が明確に伝わるため、面接官の評価につながります。
展望:応募先企業での貢献方法を考える
どんな社会人になりたいかを語る際には、将来の目標を示すだけでなく、入社後、具体的にどのように会社に貢献したいかを伝えることも重要です。企業は、学生の熱意やスキルが、自社の成長にどのようにつながるのかを知りたいと考えています。
そこで、企業研究を通して得た情報をもとに、
- 自身の強みや経験を活かして、どのような業務で貢献したいか
- 将来的に、どのようなキャリアを築き、企業の目標達成に貢献したいか
を具体的に説明しましょう。
展望を伝える例
私は、御社のマーケティングチームの一員として、SNSマーケティングの戦略立案に携わり、若年層の顧客獲得に貢献したいと考えています。
大学時代に培ったSNS運用経験やデータ分析スキルを活かし、広告配信やコンテンツ制作をおこない、3年後にはフォロワー数を現在の2倍に増やしたいと考えています。
将来的には、マーケティングの専門性をさらに高め、ブランド価値向上に貢献できるマーケターへと成長します。
このように、入社後の活躍を面接官にイメージしてもらえれば、熱意や能力が企業の成長にどのように貢献できるのかを伝えられます。、説得力のある回答となり、面接官に好印象を与えられるでしょう。
ぶっちゃけ面接官の評価が良かった「なりたい社会人像」は?
ここまで、さまざまな角度からどんな社会人になりたいかへの回答のポイントを解説してきました。しかし、実際にどんな回答が面接官の心をつかむのか、気になりますよね。
この章では、就活を経験した先輩たちの生の声を紹介します。先輩たちの経験談から、面接官が本当に求めていること、そして魅力を最大限にアピールするためのヒントを見つけましょう。
面接官に好印象だった社会人像はどんなものでしたか?
面接官の評価が高いと感じたのは、「入社後も常に挑戦し続け、成長し続けられる社会人」というフレーズです。
常に成長を追求し、どんな困難にも粘り強く立ち向かい、目標達成まで諦めずに努力し続けられる社会人像は高く評価されていたと思います。
仕事に対して常に高い意識を持ち、成長意欲と前向きな姿勢で取り組む社会人像が好まれていたと思います。
採用担当経験者に質問です! どんな社会人になりたいかの質問で、評価が高かった回答はどんなものでしたか?
個人的には「自分の父親のように素敵な社会人、大人になりたいです」という回答が印象に残っています。
将来の具体的な目標やキャリアプランを明確に語ってくれた学生は、目標達成に向けて計画的に行動できる印象があり、高く評価しました。
「どんな社会人になりたいか」を回答するときの注意点
「どんな社会人になりたいか」を回答するときの注意点
どんな社会人になりたいかの質問に回答するとき、答え方次第では、せっかく熱意や将来へのビジョンをアピールできるチャンスを無駄にしてしまう場合も……。
面接官に正しく評価してもらうために、「どんな社会人になりたいか」を回答する際の注意点を解説します。これらのポイントを押さえて、自分の魅力を最大限に伝えられるようにしましょう。
抽象的すぎる社会人像は避ける
「誰からも信頼される人になりたい」など、多くの人が思うような抽象的な社会人像を語るだけでは、あなたの個性が伝わりにくく、面接官の印象に残りにくいでしょう。具体的な行動やスキル、成果を交えて、あなたならではの社会人像を表現することが大切です。
OK例文
・お客様のニーズを的確に把握し、誠実な対応を通じて信頼関係を築ける営業担当者になりたい
・チームメンバーとのコミュニケーションを大切にし、協力しながらプロジェクトを成功に導くことができるプロジェクトマネージャーになりたい
NG例文
・みんなから信頼される人になりたい
・成長し続けたい
漠然とした目標ではなく、具体的な行動やスキルを盛り込み、説得力を感じる回答にするのがポイントです。
ほかの質問と一貫性を意識する
「どんな社会人になりたいか」の回答は、自己PRや志望動機など、ほかの質問への回答と一貫性があるように意識しましょう。矛盾やズレがあると、あなたの本気度や企業への理解度に疑問を持たれてしまう可能性があります。
たとえば、自己PRで「チームワークを大切にしています」とアピールし、志望動機では「御社は、常に新しい技術に挑戦し、市場をリードしている点に魅力を感じました」と説明したとします。
この場合、どんな社会人になりたいかのOK例文とNG例文は、以下です。
OK例文
常に新しいことに挑戦し、成長し続けることで、御社の発展に貢献できる人材になります
NG例文
安定した環境で、コツコツと仕事に取り組めるような社会人になります
OK例文では回答に一貫性があるため、入社意欲の本気度や企業への理解度をアピールできます。
一方、NG例文は自己PRや志望動機で挑戦や成長を強調しているにもかかわらず、安定を求める社会人になりたいと答えています。これでは回答に一貫性がないだけでなく、企業が求める人物像と合致しない印象を与えかねません。面接官はあなたの本気度や企業への理解度に疑問を抱くでしょう。
ネガティブな印象につながる回答は避ける
「今の自分を変えたい」「楽して稼ぎたい」といった、ネガティブな印象につながる回答は避けましょう。面接では、前向きで意欲的な姿勢を示すことが大切です。
たとえば、「残業が少ない職場が良い」と答えてしまうと、仕事への意欲が低い印象を与えてしまいます。ネガティブな動機に基づく回答は避け、「ワークライフバランスを大切にしながら、効率的に成果を上げられるよう、常に業務改善に取り組む姿勢を身に付けたい」といった、前向きな姿勢を示す回答にしましょう。
たとえば、以下のようにネガティブな表現を避け、ポジティブな言葉に置き換えることで、意欲や熱意を伝えることができます。
- 「今の自分を変えたい」 → 「これまでの経験を活かし、さらに成長できる環境で挑戦したい」
- 「楽して稼ぎたい」 → 「自分のスキルや能力を最大限に活かし、会社に貢献したい」
先輩たちの中には、どんな社会人になりたいかを回答した結果、「面接官に刺さらなかった」と感じた人もいるようです。振り返ってみて何がいけなかったのかを教えてもらったので、参考にしてくださいね。
手ごたえのなかった「どんな社会人になりたいか」の回答は?
将来像について具体的に説明できず、抽象的な内容になってしまったときは、面接官の印象に残らなかったと感じています。
キャリアプランや将来像を語る際に、具体的なエピソードや経験を交えても、それが目標と直接結びついていなかったり、一貫性がないと、面接官には説得力に欠けると映った可能性があります。
将来像を目指すきっかけや原体験について、具体的に説明できなかったことが、面接官への説得力を弱めてしまったと考えられます。
先輩直伝! 面接官の心をつかむ説得力がアップする伝え方
面接では、面接官の心をつかめるかどうかが大きなポイントになります。そのためには、いかに自分の魅力を伝えられるかが重要です。
ここでは、面接官の心をつかむための4つのポイントを紹介します。
結論から論理的に話す
回答は結論から簡潔に述べましょう。面接官は限られた時間の中で多くの学生を評価しなくてはいけません。だらだらと話すことは、面接官にとって負担となり、印象が悪くなります。
最初に結論を述べることで、面接官はあなたの回答の全体像を素早く把握でき、理解が深まります。
エピソードで納得感を持たせる
抽象的な言葉だけでは、あなたの熱意や能力は伝わりません。過去の経験や具体的なエピソードを交えて話すことで、あなたの言葉に深みが増し、面接官の共感を得られます。
エピソードを通して、学生の価値観や行動パターン、コミュニケーション能力などを具体的に示すことで、面接官はあなたの「なりたい社会人像」をより鮮明にイメージできるでしょう。
具体的な貢献をイメージさせる
企業は、学生がどのように会社に貢献できるのかを知りたいと考えています。そのため、「どんな社会人になりたいか」を語る際には、将来の目標だけでなく、入社後の具体的な貢献イメージを伝えることが重要です。
OK例文
大学時代に培ったコミュニケーション能力とプレゼンテーションスキルを活かして、御社の営業部門で活躍したいと考えています。
特に、新規顧客開拓に注力し、3年後には年間契約数を前年比120%に引き上げることを目標にしています。将来的には、チームリーダーとしてメンバーを育成し、部門全体の売上向上に貢献します。
OK例文
大学で学んだプログラミングスキルと、個人プロジェクトで培った問題解決能力を活かして、御社の開発チームに貢献したいと考えています。
特に、ユーザーエクスペリエンス向上のための新機能開発に携わりたいです。将来的には、技術力をさらに磨き、システム全体の設計にも積極的に挑戦します。
このように、自身のスキルや経験を活かして、どのような業務で活躍したいのか、どのような成果を上げたいのかを具体的に説明できれば、面接官に入社後の姿を想像してもらえます。
NG例文
自分のスキルを活かして、会社に貢献します。
NG例文
何事にも一生懸命に取り組みます。
これでは、内容が抽象的すぎて、具体的な貢献イメージが湧きません。面接官の印象に残らない可能性が高くなってしまうでしょう。
熱意を持って伝える
面接官は、あなたの言葉だけでなく、表情や声のトーン、身振り手振りなどからも、あなたの熱意や本気度を感じ取ろうとしています。自信を持ち、はっきりと話すこと、そして笑顔を絶やさずに、あなたの熱意を伝えることが大切です。
また、抽象的な言葉だけでなく、具体的なエピソードを交えて話すことで、熱意がより伝わりやすくなります。
熱意が伝わる例文(小売業向け)
私は、御社の顧客満足度を追求する姿勢に魅力を感じ、ぜひ貢献したいと考えています。大学時代に接客アルバイトを通じて、お客様のニーズを的確に捉え、最高のサービスを提供するスキルを磨いてきました。
この経験を活かし、顧客一人ひとりに寄り添った接客をおこない、御社のファンを増やしていきます。
熱意が伝わる例文(メーカー向け)
私は、御社の環境に配慮した製品開発の取り組みに深く共感し、ぜひ貢献したいと考えています。大学時代に環境問題について研究し、サステナビリティに関する知識を深めてきました。
この知識を活かし、環境負荷の少ない製品開発を推進し、持続可能な社会の実現に貢献します。
このように、企業研究を通して得た知識や、入社後に貢献したいという具体的なビジョンを語ることで、企業への熱意を伝えられます。
「どんな社会人になりたいか」の回答例文18選
どんな社会人になりたいかを答えるうえで、具体的なイメージが湧かないと悩んでいる学生も多いでしょう。そこで、さまざまな職種や目標別に、なりたい社会人像の例文を紹介します。
例文を参考に、自分が理想とする社会人像を明確にし、面接官の心に響く回答を作成しましょう。
①常に挑戦し成長できる人
例文
私は、常に挑戦し成長できる社会人になりたいと考えています。変化の激しい現代社会において、現状維持は衰退を意味すると考えています。そのため、常に新しいことに挑戦し、自己成長し続けることで、会社の発展に貢献します。
大学時代には、プログラミング未経験ながら独学でアプリ開発に挑戦しました。試行錯誤を繰り返しながら、最終的にはアプリをリリースすることができ、大きな達成感を得られました。この経験から、困難な状況でも諦めずに挑戦し、目標を達成する喜びを知りました。
御社は常に革新を追求し、業界をリードする存在であり続けています。そのような環境においては、現状維持に甘んじることなく、常に挑戦し成長し続ける人材が求められているはずです。
だからこそ私も、自身の能力を高め、会社と共に成長できる人材になりたいと考えています。具体的には、積極的に新しい技術や知識を習得し、それを業務に活かすことで、御社のさらなる発展に貢献します。
この例文では、大学時代にプログラミング未経験からアプリ開発に挑戦し、リリースまで達成した経験を語ることで、挑戦心と問題解決能力、そして成長意欲を具体的にアピールできています。また、企業の特徴を理解したうえで、自身の成長意欲と重ね合わせ、なぜこの企業で働きたいのかを明確に伝えられています。
②向上心が高い人
例文
私は、向上心を原動力に、自身の能力を最大限に引き出せる社会人になりたいと考えています。
学生時代に所属していたテニスサークルでは、常に上位を目指して練習に励み、大会では目標以上の成績を収めることができました。この経験から、高い目標を設定し、それを達成するために努力することの大切さを学びました。
御社は、社員一人ひとりの成長を支援する制度や環境が充実していると伺いました。そのような環境であれば、私自身の向上心を最大限に活かし、常に成長し続けられると考えています。そして、その成長を通じて、将来的にチームを牽引し、新たなプロジェクトを成功に導くことで、会社に貢献します。
この例文は、冒頭で向上心が高い社会人になりたいと明確に述べ、その後、学生時代の具体的なエピソードや、社会人としての目標を伝えることで、成長意欲を具体的にアピールできています。面接官は、単に向上心が高いと伝えるだけでなく、具体的な行動や目標を通して、その言葉を裏付けられている点も良いですね。
③柔軟性が高い人
例文
私は、変化に柔軟に対応し、常に最適な方法を模索できる社会人になりたいと考えています。
大学時代、所属していたサークルでは、急なイベント変更やトラブルにも臨機応変に対応し、活動を成功に導いた経験があります。この経験から、社会人になっても、予期せぬ事態にも冷静に対応し、柔軟な発想で問題解決に貢献したいと考えています。
御社は、常に変化の激しい市場環境において、新しい技術やサービスを開発し続けています。そのような環境では、変化に柔軟に対応し、状況に合わせて最適な方法を模索できる人材が不可欠だと考えます。
だからこそ私は、御社においても、自身の柔軟性を活かし、さまざまな課題に対して臨機応変に対応できる人材になりたいと考えています。具体的には、常に新しい情報や技術を吸収し、それを業務に活かすことで、変化する市場ニーズに合わせたサービスを提供することに貢献します。
この例文は、大学時代のサークル活動での経験を語ることで、変化への対応力や問題解決能力を具体的にアピールし、柔軟性の強みを裏付けられています。また、最後に具体的な貢献方法を述べられているため、面接官が入社後の活躍をイメージしやすい例文です。
柔軟性を自己PRでもアピールしたいと考えている人はこちらの記事もあわせて確認してみてくださいね。
④自ら課題を発見し、解決できる人
例文
私は、自ら課題を発見し、解決できる社会人になりたいと考えています。問題意識を持って業務に取り組み、改善点を見つけ、それを解決するための提案や行動ができるようになりたいです。
大学時代の研究活動では、実験結果が予想と異なる場合、原因を徹底的に分析し、改善策を提案することで、研究の精度向上に貢献してきました。この経験から、問題解決能力の重要性を学びました。
御社は、顧客満足度を重視し、常に顧客の声に耳を傾けています。そのような企業では、顧客の潜在的なニーズを捉え、それを満たすための新しいサービスや商品を開発していくことが重要です。だからこそ私は、御社においても、顧客の声を分析し、新たな課題を発見することで、顧客満足度向上に貢献します。
顧客満足度を重視する企業の価値観を理解したうえで、課題発見・解決能力を活かして貢献できることをアピールし、入社意欲をアピールしている例文です。面接官は、学生が顧客満足度向上にどのように貢献できるのかをイメージしやすくなります。
⑤臨機応変に対応できる人
例文
私は、臨機応変に対応できる社会人になりたいと考えています。予測できない事態が発生した場合でも、冷静に状況を判断し、適切な対応ができるようになりたいです。
海外ボランティア活動に参加した際には、現地の状況に合わせて柔軟に活動計画を変更し、目標達成に貢献しました。この経験から、臨機応変に対応することの重要性を学びました。
御社は、グローバルに事業を展開しています。常に変化する市場環境や顧客ニーズに対応していく必要がある環境では、予期せぬ事態が発生した場合でも、冷静に状況を判断し、柔軟に対応できる人材が不可欠だと考えます。
だからこそ私は、自身の臨機応変に対応できる能力を活かし、さまざまな状況に適応することで、顧客からの急な要望や、市場の変化など、予期せぬ事態が発生した場合でも、冷静に状況を分析し、顧客満足度向上に貢献します。
企業がグローバルに事業展開しており、変化への対応が求められることを理解したうえで、強みを活かせることをアピールできている例文です。企業が求める人材を把握し、そしてそのニーズに応えられる能力を持っていることが伝わり、評価につながるでしょう。
⑥周りから信頼される人
例文
私は、周りから信頼される社会人になりたいと考えています。約束を守る、誠実な対応を心掛けるなど、基本的なことを徹底することで、同僚や上司、お客様から信頼され、安心して仕事を任せてもらえる存在になりたいです。
大学時代、私はサークル活動で会計を担当していました。お金の管理は責任重大であり、ミスが許されない仕事です。私は、細心の注意を払いながら帳簿をつけ、収支報告をわかりやすくまとめることで、メンバーからの信頼を得られました。この経験から、どんな仕事でも誠実さを持って取り組み、信頼関係を築くことの大切さを学びました。
御社は、お客様との信頼関係を何よりも大切にし、長期的な関係を築くことを重視していると伺いました。そのような企業では、社員一人ひとりが誠実な姿勢で業務に取り組み、信頼を積み重ねていくことが重要だと考えます。
だからこそ私は、御社においても、誠実な姿勢と責任感を持って業務に取り組み、周囲から信頼される存在になりたいと考えています。具体的には、常に誠実な対応を心掛け、約束を守り、ミスがないよう細心の注意を払って業務を遂行することで、お客様や同僚からの信頼を獲得できる社員として活躍します。
周りから信頼される人社会人を目指すことは、どの企業においても重要な要素です。そのため、ありきたりな回答にならないよう、具体的なエピソードや企業理解に基づき、誠実さや責任感をアピールするのがポイントです。
⑦思いやりのある人
例文
私は、思いやりのある社会人になりたいと考えています。相手の立場に立って物事を考え、困っている人がいれば積極的にサポートするなど、温かい心を持った人間でありたいと考えています。
アルバイト先のカフェでは、お客様一人ひとりの表情や様子を観察し、状況に応じて声掛けやサービスを提供することを心掛けていました。お客様から「あなたがいると安心する」と言っていただけたことが、私の大きな喜びとなり、思いやりのある行動が相手を笑顔にすることを実感しました。
御社は、お客様第一を掲げ、お客様に寄り添ったサービスを提供することに力を入れています。そのような企業では、お客様に対して深い思いやりを持ち、親身になって対応することが重要だと考えます。
だからこそ私は、お客様への思いやりを忘れずに、常に相手の立場に立ったサービスを提供することで、顧客満足度向上に貢献したいと考えています。具体的には、お客様のニーズを的確に把握し、期待を超えるサービスを提供することで、お客様に「また来たい」と思ってもらえるような、温かい雰囲気づくりに貢献します。
この例文では、思いやりがあるという抽象的な言葉だけでなく、具体的な行動を通して明確に伝えられています。面接官に具体的な目標に向かって行動できる人材だと伝わり、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなるでしょう。
⑧チームを牽引できる人
例文
私は、チームを牽引できる社会人になりたいと考えています。目標達成に向けてメンバーを鼓舞し、チーム全体の士気を高め、リーダーシップを発揮したいと考えています。
大学時代のゼミ活動では、リーダーとしてプロジェクトを推進し、メンバーの意見を尊重しながら、全員が積極的に参加できる環境づくりに努めました。その結果、チームは目標を達成し、全員が達成感を感じることができました。この経験から、リーダーシップの重要性と、チームで協力することの価値を学びました。
御社は、チームワークを重視し、社員一人ひとりの能力を最大限に引き出すことで、組織全体の成果向上を目指しています。そのような企業では、チームを牽引し、メンバーを鼓舞できるリーダーシップを持った人材が不可欠だと考えます。
だからこそ私は、御社においても、自身のリーダーシップ経験を活かし、チーム全体の士気を高め、目標達成に向けてチームを牽引することで、組織の活性化と目標達成に貢献したいと考えています。具体的には、メンバーとのコミュニケーションを密に取り、それぞれの強みを活かせるような役割分担を工夫することで、チーム全体の能力を最大限に引き出し、目標達成に導きます。
この例文では、明確な意思表示と、大学時代の具体的な経験を結びつけられています。リーダーシップだけでなく、コミュニケーション能力や調整能力、目標達成能力などもアピールできている点が良いですね。
将来的にマネジメント職やプロジェクトリーダーなど、チームを率いる人材を必要とする企業にとっては、魅力的に感じる回答でしょう。
⑨周囲を明るくできる人
例文
私は、周囲を明るくできる社会人になりたいと考えています。ポジティブな発言や明るい笑顔で、周りの雰囲気を明るくし、チーム全体のモチベーションを高められる存在になりたいです。
コンビニエンスストアのアルバイトでは、お客様に笑顔で挨拶し、明るい声で対応することを心掛けていました。常連のお客様から「あなたがいると元気になる」といっていただけたことが、私の大きな喜びとなり、明るい雰囲気をつくることで、周りの人々をポジティブな気持ちにできることを実感しました。
御社は、社員同士のコミュニケーションを大切にし、活気あふれる職場環境を築いていると伺いました。そのような企業では、周囲を明るくし、チーム全体のモチベーションを高められる人材が、組織の活性化に大きく貢献できると考えます。
だからこそ私は、御社においても、持ち前の明るさとポジティブさで、職場に活気をもたらし、チーム全体の士気を高めることで、組織の活性化と生産性向上に貢献したいと考えています。具体的には、積極的にコミュニケーションを取り、困っている人がいればサポートすることで、チームメンバーが働きやすい環境づくりに貢献します。
コンビニでのアルバイト経験を通して、顧客周囲を明るくできる強みを裏付けられています。入社後の展望も具体的に述べられているため、一緒に働きたいという思いが派生する例文になっているでしょう。
⑩感謝の気持ちを持ちって行動できる人
例文
私は、感謝の気持ちを持って行動できる社会人になりたいと考えています。周りの人々への感謝の気持ちを忘れず、常に謙虚な姿勢で仕事に取り組みたいです。
学生時代に所属していたボランティア団体では、さまざまな人と協力しながら活動していました。活動を通して、周りの人々の支えがあってこそ、自分が活動できていることを実感し、感謝の気持ちを持つことの大切さを学びました。
御社は、社員同士の協力体制を重視し、チームワークで成果を上げていくことを大切にしています。そのような企業では、感謝の気持ちを持ち、周囲への配慮を忘れずに仕事に取り組める人材が、良好な人間関係を築き、組織全体の士気を高めるうえで重要だと考えます。
だからこそ私は、御社においても、感謝の気持ちを忘れずに、謙虚な姿勢で仕事に取り組むことで、周囲との信頼関係を築き、チーム全体の成果向上に貢献したいと考えています。具体的には、先輩や同僚のアドバイスに感謝し、積極的に学び、成長することで、チームの一員としての責任を果たします。
感謝の気持ちを持ち行動できる社会人を目指すことは、組織に貢献するうえで重要です。ボランティア経験を交えてアピールすることで、周囲への感謝の気持ちや謙虚な姿勢も伝わる例文です。
⑪プロフェッショナルとして活躍できる人
例文
私は、常に高い専門性を持ち、プロフェッショナルとして活躍できる社会人になりたいと考えています。そのためには、日々の業務を通じて知識やスキルを磨き続け、常に最新の情報のキャッチアップが重要だと考えています。
大学時代には、昆虫の研究に没頭し、専門知識を深めました。その過程で、常に新しい論文を読み、学会発表に参加することで、最新の研究動向を把握する習慣を身に付けました。
御社は、常に技術革新を続け、業界をリードする存在です。そのような企業では、高い専門性を持ち、常に最新の知識や技術を習得し続けることができる人材が、競争優位性を維持し、さらなる発展を遂げるうえで不可欠だと考えます。
だからこそ私は、自身の専門性を活かし、常に成長を続けることで、プロフェッショナルとして活躍し、積極的に新しい技術や知識を学び、それを業務に活かすことで、御社の製品やサービスの品質向上に貢献します。
大学時代の昆虫研究の経験と絡めて伝えることで、専門知識の深さや継続的な学習意欲、プロフェッショナルな印象をアピールできている例文です。特に、常に新しい論文を読み、学会発表に参加するという具体的な行動は、学習意欲や情報収集能力もアピールできるでしょう。
⑫チームの一員として活躍できる人
例文
私は、チームの一員として、周囲と協力しながら目標達成に貢献できる人になりたいと考えています。チームワークは、個人の能力を超えた成果を生み出す力を持っていると信じています。
学生時代に所属していたテニスサークルでは、チームで県ベスト3位という目標を達成するために、積極的にコミュニケーションを取り、メンバー同士の信頼関係を築くことを大切にしてきました。その結果、チーム全体のモチベーションを高め、目標を達成することができました。
御社は、チームワークを重視し、社員一人ひとりの力を結集することを大切にしていると伺いました。そのような企業では、チームの一員としての自覚を持ち、周囲と協力しながら目標達成に貢献できる人材が不可欠だと考えます。
だからこそ私は、チームの一員として積極的にコミュニケーションを取り、周囲と協力しながら、目標達成に向けて努力していきます。具体的には、自分の役割をしっかりと果たすことはもちろん、メンバーの意見に耳を傾け、互いに協力し合いながら、チーム全体の能力を最大限に引き出すことで、組織の目標達成に貢献します。
どんな社会人になりたいかと質問されたときは、単に理想像を述べるだけでなく、なぜそうなりたいのかという理由や、どのように貢献したいか、具体的な行動まで答えるのが重要です。この例文では、具体的な経験や、貢献方法などを伝えられているので、説得力のある回答となっています。
⑬計画性のある人
例文
私は、計画性のある社会人になりたいと考えています。目標達成に向けて、具体的な計画を立て、着実に実行していく能力を身に付けたいと考えています。
大学時代には、アルバイトと学業、サークル活動を両立させるために、綿密なスケジュール管理をおこなっていました。その結果、限られた時間の中でも効率的に活動し、卒業論文を優秀な成績を残という目標を達成することができました。
御社は、常に変化する市場環境に対応し、新しい事業を展開していくことで成長を続けています。そのような企業では、目標達成に向けて計画を立て、それを着実に実行していく能力を持った人材が不可欠だと考えます。
そのため私は、計画性と実行力を活かし、業務を効率的に進めることで、組織の目標達成に貢献したいと考えています。具体的には、プロジェクトのスケジュールやタスクを明確化し、優先順位をつけて取り組むことで、納期を守り、質の高い成果物を提出します。また、常に進捗状況を把握し、問題が発生した場合は、迅速に対応策を考え、実行することで、プロジェクトの成功に貢献します。
計画性を具体的なエピソードと入社後の貢献方法が伝えられている例文です。具体的なエピソードや企業理解に基づいた回答なので、計画性や実行力、企業への熱意をアピールできていますね。
さらに、自己PRでも計画性をアピールしたい人はこちらの記事もおすすめです。計画性の自己PRを効果的にアピールする方法について解説しています。
⑭新しい価値を創造できる人
例文
私は、新しい価値を創造できる社会人になりたいと考えています。現状に満足せず、常に新しいアイデアを生み出し、それを形にすることで、会社に貢献したいと考えています。
大学時代には、サークル活動の運営効率が悪いという課題に対して、従来とは異なるアプローチで解決策を提案し、高い評価を得ることができました。この経験から、固定観念にとらわれず、新しい視点を持つことの重要性を学びました。
御社は、常に革新的な製品やサービスを生み出し、市場をリードし続けています。そのような企業では、新しい価値を創造できる人材が、競争優位性を維持し、さらなる成長を遂げる上で不可欠だと考えます。
だからこそ私は、自身の創造性を活かし、常に新しいアイデアを生み出し、それを形にすることで、御社の発展に貢献したいと考えています。具体的には、市場や顧客のニーズを深く理解し、革新的な製品やサービスの開発に貢献します。
この例文は、サークル活動での経験を交えて、新しい価値を創造できることを、具体的な行動と成果で証明できている例文です。面接官にも、課題発見能力や問題解決能力、独創性を理解してもらいやすくなるでしょう。
⑮困難にも立ち向かえる人
例文
私は、困難にも立ち向かえる社会人になりたいと考えています。どんな困難な状況でも、諦めずに挑戦し、乗り越えられる精神的な強さを持ちたいと考えています。
大学時代の留学経験では、言葉の壁や文化の違いなど、さまざまな困難に直面しました。しかし、諦めずに努力を続け、最終的には現地の友人と深い絆を築くことができました。この経験から、困難を乗り越えることで得られる成長と達成感の大きさを学びました。
御社は、常に変化する市場環境やグローバルな競争に立ち向かい、新たな挑戦を続けています。そのような環境では、困難な状況に直面しても、諦めずに立ち向かい、解決策を見出すことができる人材が不可欠だと考えます。
私は、困難な状況に直面しても、諦めずに挑戦し続け、問題解決に貢献したいと考えています。具体的には、過去の経験で培った粘り強さと積極性を活かし、困難な課題にも果敢に取り組み、チームと共に解決策を見出していきます。
困難にも立ち向かえる社会人は、どの企業でも貴重な存在です。精神的な強さや問題解決能力が伝わる例文となっていますね。
⑯責任感がある人
例文
私は、責任感がある社会人になりたいと考えています。任された仕事は最後までやり遂げ、その成果に対して責任を持つことができる人材を目指しています。
アルバイトリーダーとして、シフト管理やスタッフの指導など、責任ある仕事を任されてきました。常に責任感を持ち、業務を遂行することで、周囲からの信頼を得ることができました。
御社は、社員一人ひとりの責任感と主体性を重視し、大きな裁量を与えて挑戦できる環境があると伺いました。そのような環境では、責任感を持って業務に取り組み、成果にこだわる人材が、企業の成長に大きく貢献できると考えます。
そのため私は、御社でも、責任感を持ち業務に励み、常に高い成果を目指します。具体的には、目標達成に向けて計画的に取り組み、問題が発生した際には、自ら解決策を考え、実行に移します。また、周囲との連携を密に取り、チーム全体の目標達成にも貢献していきます。
この例文は、責任感を持って業務をおこない、成果にこだわる人材を求める企業にとって、アピールできる例文です。具体的なエピソードを伝えられているため、責任感や主体性が伝わり、入社後の活躍を期待してもらえるでしょう。
⑰多様な価値観を尊重できる人
例文
私は、多様な価値観を尊重できる社会人になりたいと考えています。グローバル社会において、多種多様な文化や価値観を持つ人々と協力し、共に働くためには、相手の意見に耳を傾け、尊重する姿勢が不可欠だと考えています。
大学時代の国際交流イベントでは、さまざまな国籍の学生と協力してイベントを成功させました。この経験から、多様な価値観を理解し、尊重することの重要性を学びました。
御社は、グローバルに事業を展開しており、多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。そのような環境では、異なる文化や価値観を理解し、尊重できる人材が、円滑なコミュニケーションとチームワークの向上に大きく貢献できると考えます。
そのため、私は御社においても、多様な価値観を持つ人々と協力し、お互いを尊重しながら、グローバルな視点で仕事に取り組むことで、会社の発展に貢献したいと考えています。具体的には、積極的に異文化理解に努め、相手の意見を尊重しながら、建設的な議論を交わすことで、より良いアイデアや解決策を生み出していきます。
この例文は、冒頭で多様な価値観を尊重できる人になりたいと前置きしたうえで、グローバルな企業で活躍する方法をアピールしている例文です。価値観や考え方も具体的に伝えられているため、面接官の心にも響く回答になっていますね。
⑱誠実で正直な人
例文
私は、誠実で正直な社会人になりたいと考えています。どんなときも嘘をつかず、誠実な対応を心掛けることで、周囲からの信頼を得られる人間でありたいと考えています。
学生時代に所属していた演劇サークルでは、会計を担当していました。お金の管理は責任重大であり、常に誠実な対応を心掛けなければいけません。この経験から、誠実さや正直さが、信頼関係を築くうえで非常に重要であることを学びました。
御社は、お客様との信頼関係を何よりも大切にし、誠実な対応を徹底しています。そのような企業では、社員一人ひとりが誠実で正直な姿勢で業務に取り組み、信頼を積み重ねていくことが重要だと思います。
だからこそ私は、御社においても、常に誠実で正直な対応を心掛け、信頼される人間として活躍したいと考えています。具体的には、お客様に対して、常に正直な情報を提供し、誠実な対応を心掛けることで、長期的な信頼関係を構築します。
また、社内においても、同僚や上司とのコミュニケーションを大切にし、報告・連絡・相談を徹底することで、チーム全体の信頼関係を築きます。
顧客や社内との関係において、誠実で正直な対応ができるかどうかは、企業の信頼性やイメージにもかかわる重要な要素です。企業が求める誠実さと、それに応える能力をアピールできている例文です。
面接官に響く「どんな社会人になりたいか」を伝えることで選考突破を目指そう
面接官は「どんな社会人になりたいか」という質問を通して、企業への貢献意欲や成長意欲、業務内容の理解度などを評価しています。企業研究と自己分析から、企業のニーズと自分の強みを結びつけることが、面接官の心をつかむ回答の鍵となるでしょう。
まだなりたい社会人像が明確でない場合でも、不安になりすぎる必要はありません。自己分析や先輩社員への相談など、さまざまな方法を試すことで、どんな社会人になりたいかが見つかりますよ。
この記事で解説した内容を参考に、少しずつで良いので、どんな社会人になりたいかを考えてみてくださいね。面接で自信を持って答えられるようになって、選考突破を目指しましょう。
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