状況別の対策あり! 転職がうまくいかない時は現状の見直しが必要
転職活動をしているものの「うまくいかない……」「なかなか決まらない……」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。選ぶ仕事は生活を大きく左右するので、焦りを感じたり不安に思ったりすることも多いですよね。
転職活動においては、選考で苦戦している人もいれば、そもそも受けたい会社が見つからない人、何から対策すれば良いかわからない人も多いでしょう。その際には一度立ち止まって自分の状況を見つめ直し、課題にあった対策をおこなうことが重要です。
この記事では、転職がうまくいかない際の状況別の打開策を、転職経験者の体験談と共に解説します。同じ悩みを抱えていた先輩たちの話を聞くことで、転職活動の底なし沼から抜け出す突破口が見つかるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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転職の悩みランキングトップとは? 転職活動における20代のリアルを解説
転職を決めるタイミングは人によって異なるため、周りの状況が見えにくいもの。特に初めての転職活動の場合、知っている情報が少なく不安ですよね。
実際に転職活動を経験した先輩たちは、どのようなことに悩んできたのでしょうか。そこで今回は20代の転職のリアルをまとめてみました。
転職活動での悩みランキング
転職活動をするうえでよくある悩みにはどのようなものがあるのでしょうか。 マイナビが全国の企業・個人を対象に実施した「2024年3月度 中途採用・転職活動の定点調査」によると、20代の転職活動での悩みランキングは以下の結果となっています。(複数回答)
1位 | 自分が何に向いているかわからなかった | 37.9% |
〃 | 何をアピールすべきかわからなかった | 37.9% |
3位 | 希望した条件の求人がなかった | 34.5% |
4位 | 情報収集をおこなう時間が十分に取れなかった | 31.0% |
〃 | 書類の準備が大変だった | 31.0% |
6位 | 自分のやりたいことがわからなかった | 24.1% |
ランキング上位を見ると自分の適性や、やりたいこと探しで悩んでいる人の割合が高いことがわかります。20代では転職が初めての人も多いため「転職したいけど自分に合った仕事がわからない……」と転職の軸を見つけるのに苦戦する傾向があるのかもしれません。
先輩就活生に質問! 転職活動時はどんなことに悩んだ?

転職活動を進めるうえで、どんなことに一番悩みましたか?

給料や業績という点で転職を決めましたが、業務自体は非常にやりがいをもってできており、実績も残すことができていたので、辞めずにごねて別の部署に移る道を探ってもいいのではないかと思い悩みました。

前職での勤続年数が短いため、応募できる企業が限られており、不安に感じていました。また、経験した仕事内容が少ない中で、エントリーシート(ES)や面接で企業側に自分の意欲や熱意がしっかり伝わるのかについても悩んでいました。
20代で転職したことがある人の割合
20代で転職する場合、「こんなにすぐ転職してもいいのかな?」「1社で長く働くべきなのだろうか……」と不安に思う人もいるかもしれません。では実際、20代で転職したことがある人はどのくらいいるのでしょうか。
つなぐマーケティングが運営するフリーランス情報メディア「フリーランスガイド」の転職経験に関するアンケート調査「20代の約4割が転職経験あり! 20代の転職に関するアンケート調査」では、20代の約4割が転職した経験があるという結果がでています。
また、同調査では20代の転職経験者のうち6割以上が3年以内に転職しているという結果も見られています。
20代では新卒で入った会社が合わず早期離職してしまった人や、ある程度社会人としての生活に慣れた2、3年目で新しいチャレンジに踏み出す人も多いのではないでしょうか。20代の5人に2人は転職経験があると考えると、20代での転職も珍しくないといえるでしょう。
転職活動にかかった期間

転職活動には一般的にどのくらいの期間がかかるのでしょうか。厚生労働省が発表した「令和2年転職者実態調査の概況」を見ると20代の転職者が転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間は上記のようになっています。
20代の転職活動開始から離職までの期間は1カ月以上3カ月未満の割合が最も高く、20~24歳で37.4%、25~29歳で29.6%という結果が見られています。6カ月以上の割合は20~24歳で7.5%、25~29歳で15.9%と全体で2割未満のため、20代では6カ月以内に転職活動を終える人が多いといえるでしょう。
また「転職活動期間なし」の割合は20~24歳で25.1%、25~29歳で18%という結果が見られており、転職をしている20代のうち一定数は離職期間があることがわかります。
先輩就活生に質問! 転職活動時にかかった期間は?

転職活動にどのくらいの期間を想定して始め、実際はどのくらいの期間がかかりましたか?

9月頃から始めて半年間で転職先を決めてきりの良い4月から新しい会社で働きたいと考えていました。実際は転職活動開始から3カ月で希望の内定が出ました。

年明けからエージェントに登録し、現場が終了する6月末で退職して7月から新天地で働くため、3,4月頃に内定をもらうことを目標に進めました。結果的には5月頭に内定が決まったため、予定よりは遅くなりましたが、予定通りの退職になりました。
転職活動で応募した企業数
転職活動では一般的に何社くらい応募するのでしょうか。 マイナビが転職動向について調査した「転職動向調査2024年版(2023年実績)」では、転職者全体の応募数平均値は8.8社、20代男性の転職経験者の応募数平均値は10社、20代女性の転職経験者の応募数平均値は8社という結果が見られています。
ただし、これはあくまで平均値であり、1社に絞って応募したという人もいれば10社以上選考を受けたという人もいるでしょう。志望する業界や企業の倍率などによっても変動します。
転職において応募数が「多いほど良い」「少ないほど良い」といった正解はないため、あくまで参考として捉え、自分の状況に合わせてスケジュールや応募数を検討しましょう。
先輩就活生に質問! 転職活動時に応募した企業数を教えて!

転職活動の際に応募した企業数を教えてください。

志望業界が複数あり、面接しながら第1志望の企業を決めたこともあり、合計で20社ほど受けました。業界を絞っていればもっと少ない企業数かつ、少ない期間で内定を決めることができたと思います。

4つの企業に応募しました。仕事とプライベートのワークライフバランスがしっかりとしていて、メリハリがある企業だと思いましたので応募しました。
みんなの体験談コーナー|転職経験者の成功ヒストリーを聞いて逆転術を学ぼう
企業選び、自己分析、選考対策など、転職活動においてやるべきことは山ほどあります。うまくいかないと悩むことも、もちろんあるでしょう。
そこで、同じように悩んでいた先輩に話を聞いてみました。どんな悩みを抱え、それをどのように乗り越えてきたのかを知って、成功イメージをつかみましょう。

フリーランス兼フリーターからIT業界への転職をしました。元々正社員にならず非正規での働き方をしていたのは、新卒就活の時期にメンタル面の調子を崩したことがきっかけです。
私は地方に住んでいるのですが、未経験からのIT業界への就職となると地方にはほぼ求人がなく、都内での就職を目指すことが必然になりました。新卒で正社員にならなかった(なれなかった)理由が選考での苦戦につながることは覚悟していましたが、そのような状態になった人間に対し、面接官からは「いきなり田舎から大都会に出てきて、働いて大丈夫なのか」という心配をかなりされました。
具体例を用いて積極的に自分のやってきたことを話した
面接での懸念点を払拭するためにかなりの準備をし、自分の精神面が安定していることを具体例も示しながら積極的に説明しました。
定量的な実績がないことを証明するのは難しいですが、取り組んでいることや転職のためにおこなってきたことを誠心誠意かつ積極的に話すことが必要だなと感じました。どのような面接でもそうですが、質問に対して最低限のことだけ答えることよりも、営業をかけるように積極的に自分のことを話すことが大切だと思います。
説明が難しい事情を抱える既卒の方は非常に多いと思います。そして実際に活動を始めると必ず苦戦するでしょう。しかし、自信をもって能動的に自分のやってきたことを話してみてくださいね。

人材派遣会社の営業からコンサル会社の人事に転職しました。
転職活動を始めたのは入社1年目の時でしたが、その際は営業活動というよりは客先でのコールセンターのバイトのような生活でまったくと言っていいほど実績がありませんでした。面接で話すことも、履歴書に書けることも少なくて、現職への不満のみで転職をしようとしていました。
実績を作り理想のキャリアへの挑戦
面接の結果が良くなかったため、1年半企業に残って働くことで面接でアピールできる実績づくりに集中しました。
また転職について現職への不満から逃げるというマインドではなく、新たな挑戦の場という攻めのマインドに切り替えたことで、実績を自信をもってアピールできるようになり、面接や書類の通過率も上がりました。
うまくいかない理由は求める基準に達していなかったり、伝え方が悪かったりといろいろあるとは思います。しかし、自分が将来どんな仕事をしていたいかという点から逆算すれば、現状で足りない点がおのずとわかり、それを焦らずに埋めていくことが理想のキャリアにつながると思います。

私は自動車ディーラーの営業職から建設業の経営企画部兼社長秘書に転職しました。
私は前職時代に営業という個人のプレーよりも、企業の経営に携わりたいと考え経営企画の仕事に興味を持ちました。しかし、経営に直接携わる部署のため学歴フィルターもあり、経営企画やマーケティングの実績がある方が優遇されていました。そのため、業界も職種も違うまったくの未経験の私は内定をいただくことができずに大変苦労しました。
将来のビジョンをしっかり考えることで内定GET
心が折れそうになりながらも、将来自分のなりたいビジョンを考えたり、自分の家族のことを考えたりすることで、なんとか転職活動をやり切り、転職を成功させることができました。

技術職の正社員型派遣から製薬ベンチャーの正社員に転職しました。
転職活動でうまくいかないと感じたのは、ESの作成でした。経験が浅いため現在の仕事で取り組んでいる内容しか書けず、新卒から2年しか勤務していない職場で特に結果を出したわけでもないので、転職できるのか不安でした。一般的に、勤続年数が3年以上や5年以上という基準がある求人が多く、私のような人間が採用されるわけがないと思っていました。
転職エージェントの利用で自分の強みを知れた
私は、転職エージェントを利用することで不安を乗り越えることができました。
転職エージェントを利用して良かった点は、現職の内容だけでなく、学生時代の経験もESに盛り込んで良いというアドバイスをもらえたことです。また、第二新卒であることは企業側も理解しているため、ガクチカや資格は新卒時のものを使っても問題ないと教えていただきました。
ESを提出する際、エージェントに推薦書を書いてもらうことになりました。メールや面談、電話でのやり取りだけでは、自分では気づかなかった長所についても教えていただき、そのおかげで選考が進んだ際に自分の強みをうまく活かすことができました。
6つの状況別に解説! 転職がうまくいかない原因に合わせて対策しよう
「転職活動がうまくいかない……」。この状況を打破するには、うまくいかない原因に合わせた対策が必要です。
ここからは、転職がうまくいかない時に考えられる状況を6パターンに分け、状況別での対策を解説していきます。自分が今どのポイントで苦戦しているのかを確認しながら、課題にあった対策を試してみてくださいね。
①書類選考に苦戦している人向けの対策

転職活動を始めたものの、いきなり書類選考が通らずショックを受けた人もいるのではないでしょうか。書類で苦戦してしまうと「内定までたどり着けるのだろうか……」と道のりがほど遠く感じてしまいますよね。
ここでは、書類選考で苦戦している時に見直すポイントを解説します。書類選考がなかなか通らない……という人は、参考にしてみてくださいね。
応募企業の募集条件を見直す
書類選考で苦戦している場合は、応募企業の募集条件を見直してみましょう。経験者募集なのに未経験で応募している、応募資格を満たしていないなど、企業の募集条件にマッチしておらず書類選考で見送りとなる場合があります。
また、大手企業や人気企業ばかり受けている場合も注意が必要です。誰もが知るような人気企業は応募者が多い分、書類選考の審査基準も厳しくなります。そのため、あまりにも受けたい企業を絞ってしまうと選考が進まないジレンマに陥ってしまいます。
もちろん働きたい企業に積極的にチャレンジするのは素晴らしいことです。ただ、応募企業を見直した際に募集条件を絞りすぎていたと感じた人は、いま一度転職の軸を見つめ直し、応募企業を選定してみましょう。
企業のマッチ度を意識した志望動機や自己PRを作成する
中途採用の面接では新卒の面接と比較して、これまでの経験やスキルが重視されます。そのため、書類に記載する志望動機や自己PRは応募企業・職種とのマッチ度を意識して作成しましょう。
異職種へ応募する際にも、自身の性格と応募企業の社風でマッチしている部分や前職での経験から応用して応募職種に活かせそうなスキルなどをアピールすると、面接官に好印象を与えやすいです。
下記のNG例文・OK例文を参考にしてみましょう。
NG例文
前職では3年間事務の仕事をし、見積書や申込書の作成、データ入力、電話対応、来客対応などをおこないました。もともと人と話すことが好きなこともあり、多くのお客様と直接かかわる営業職に挑戦してみたいと考え、貴社を志望しました。
前職ではPC作業がメインだったのですが、電話対応や来客対応もしていたのでコミュニケーション力も身に付きました。貴社サービスに関してもいち早く学び、営業成績をあげられるよう務めてまいります。
上記のNG例文では、「人と話すことが好き」というだけで営業職を志望しているように感じられ、営業職で活かせるスキルや「なぜこの企業なのか」という部分が伝わりません。
また、「電話対応や来客対応でコミュニケーション力が身に付いた」と記載がありますが、具体性に欠けているため、それらの対応で「なぜ」「どのように」コミュニケーション力が身に付いたのかを追加できると良いでしょう。
OK例文
「お客様第一」の理念に共感し、貴社を志望します。前職では3年間事務の仕事をし、見積書や申込書の作成、データ入力、電話対応、来客対応などをおこないました。
書類作成時に社内の営業や関連部署の人と細かな連携をとった経験や、電話対応時に「企業の顔」という意識で丁寧に受け答えをしてきた経験から、相手に寄り添いニーズを汲み取るコミュニケーション力が身に付いたと感じています。
この経験を活かし、今後は自分の頑張りが直接お客様の喜びにつながる営業職に挑戦したいと考えました。貴社を志望した理由は、「お客様第一」の理念のもと顧客満足度を重要視した営業方針に魅力を感じたからです。
入社後は前職で培ったコミュニケーション力を活かして、お客様の喜びを第一に考え、お客様に寄り添った提案をすることで、顧客満足度の向上と貴社の売上アップに貢献します。
上記のOK例文では、事務職から営業職という異業種で応募する時に「社内で細かなコミュニケーションを取ってきた経験」や「丁寧な電話対応スキル」など、営業職でも活かせそうな「共通点」をアピールしています。NG例文と比較すると同じ職種でもマッチ度が上がり、入社後に活躍できそうな印象を受けるでしょう。
また、職種に対するアピールポイントだけでは「ほかの企業でも良いのはないか」と思われてしまう可能性があるため、OK例文のように「なぜその企業なのか」の理由も入れるようにしてください。
新しい人とかかわる時、お互いの共通点を見つけて一気に仲良くなった経験はありませんか。 ぜひ応募企業とご自身との共通点探しをしてみてくださいね。
書類提出前に第三者にチェックしてもらう
転職活動で書類を提出する前には、一度第三者に確認してもらいましょう。この場合の確認は家族や友人など身近な人で構いません。第三者に見てもらうことで、自分では気付くことができなかった誤字脱字や文章の違和感に気付けるケースが多々あります。
身近な人に頼みづらい場合は、転職エージェントやハローワークの利用もおすすめです。転職エージェントやハローワークでは、求人の紹介だけでなく履歴書添削などのサポートもしてもらえます。普段求人に携わっている担当者ならではの視点でアドバイスがもらえるため、書類のブラッシュアップにもつながるでしょう。
経験者に質問! 書類選考で何を意識した?

書類選考通過のために意識したことがあれば教えてください。

数字を用いて実績をアピールすることを意識しました。前職で優秀な成果を残している人材を転職先も欲するので、具体的にどのような環境でどのような結果を残しているかを記載するようにしています。

数字を使って具体的にというのは前提として大切なことですが、それに加えて読みやすさも重視しました。 面接官や人事の方は非常に多くのESに目を通していますし、それ以外にもたくさんの業務をされているので、読みにくい文章はそれだけでかなりの減点要素となるでしょう。 そのため、見切り発車で書き始めるのでなく、スタートと内容とゴールを決めて構成をしっかり考えましょう。そして助詞や接続詞などに違和感がないかも確認して、とにかく読みやすいものを作っていました。
②一・二次面接に苦戦している人向けの対策

書類選考を通過しても、いざ面接選考に進むと「緊張してうまくアピールできない」「なかなか合格しない……」と悩む人もいるのではないでしょうか。転職活動の面接では新卒就活とは異なるポイントがあります。
ここでは一・二次面接に苦戦している人向けの対策を解説します。一・二次面接の対策が知りたい人は参考にしてみてくださいね。
身だしなみやマナーを見直す
面接内容ばかりに意識が向いて、身だしなみやマナーがおろそかになっていませんか。 面接では「第一印象」が非常に重要です。せっかく面接の準備をしてきたのに、身だしなみやマナーで面接官に悪い印象を与えてしまうと、もったいないですよね。面接で苦戦している人は、面接前に下記画像のポイントを見直してみましょう。


また、受け答えの声が小さすぎる場合や、面接官の話をさえぎって話すといった行為も良い印象にはつながらないでしょう。
面接官に与える印象も考慮しながら、面接に臨んでくださいね。Zoom面接を通過するコツについては、Zoom面接での事前準備や注意点がまとまったこちらの記事も参考にしてみてください。
転職理由や志望動機などの頻出質問の回答を見直す
転職活動では必ずといっていいほど聞かれる質問があります。たとえば志望動機や前職からの転職理由は、自社で長く働く人を採用したい企業にとって不可欠な質問ですよね。
そのような頻出質問にもかかわらず答えに詰まると、「志望度が低いんじゃないか」「準備が足りていないな」と思われてしまうかもしれません。
頻出質問の例
- 自己紹介
- 志望動機
- 転職理由
- 転職活動の軸
- 前職での業務内容
- 前職で成果を出したエピソード
- 自分の強み、弱み
- なぜ今のタイミングで転職をするのか
- 他社の選考状況
頻出質問に関しては、企業とのマッチ度を意識しながらある程度回答を用意しておきましょう。一言一句暗記するより自分の言葉で話した方が相手に伝わるため、話すエピソードやキーワードのみ決めておくのがおすすめです。
あなたの魅力を落ち着いて伝えられるよう、しっかり準備をして面接に挑みましょう。
繰り返し面接練習をする
面接を受ける前に練習をしておくことをおすすめします。頭では話せると思っていても、いざとなると思ったように話せなかった……というケースは多いもの。面接がうまくいかない人は、事前の練習が足りていないかもしれません。
家族や友人にお願いするでも、転職エージェントやハローワークを頼るでも良いので、繰り返し面接練習をしてみましょう。
第三者と一緒に面接練習をする時間がない、という人は質問をされた想定で一人で声に出して練習してみるのもおすすめです。最初は「話しているうちに何を言いたいかわからなくなってしまった」ということもあるかもしれません。
何度も練習していると、話しながら思考を整理する余裕がでてくるでしょう。落ち着いて相手に伝えられるようになるまで、繰り返し練習をしてみましょう。
経験者に質問! 一・二次面接で何を意識した?

一・二次面接時に意識したことやうまくいったことがあれば教えてください。

履歴書に記載した実績に対して、当時の感情や至るまでの過程を細かく伝えました。実績を生み出す過程を整理して伝えることで、仕事が変わった場合の再現性を出せるよう工夫しました。

今までの社会人生活で何を学んできたのか、自分の強みはどんなところなのかを伝えて、しっかりと仕事ができるアピールをしました。
③最終面接に苦戦している人向けの対策

「やっと最終面接までいったのにうまくいかなかった……」「最終面接を控えているけど、何を気を付ければ良いの?」と感じている人もいるでしょう。
ここでは、最終面接に苦戦している人向けの対策を解説します。最終面接の対策が知りたい人は参考にしてみてくださいね。
これまでの面接内容を深掘る
最終面接では一・二次面接の質問をより深く聞かれるケースが多いです。たとえば一・二次面接では志望動機について深掘りされなかったのに、最終面接では「どういうきっかけでそう考えたのか」「ほかの企業では実現できないのか」など、踏み込んだ質問をされることもあります。
一・二次面接と同じ質問をされた時に「同じことを答えて良いのか?」と不安に思う人もいるかもしれません。ただ、志望動機や前職で得たスキルは選考中に大きく変化するものではないため、同じ内容を回答しても問題ありません。
面接では一・二次面接との主張の一貫性も見られているため、より深く質問された際にも改めて自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
最終面接の合格率を上げる方法については、こちらの記事も参考にしてみてください。
志望度や入社後のプランを明確に伝える
「企業のどの部分に魅力を感じているか」「入社後はどのようなことをしたいか」を改めて自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
最終面接では一・二次面接以上に「内定を出したら入社してくれるか?」のポイントが重視されています。求職者が同時に複数企業を受けていることは企業側も承知のうえですが、企業側にも採用人数の目標があるため、志望度が低そうな対応をしてしまうとマイナスイメージにつながります。
入社意欲をしっかり伝えるためにも、最終面接前に下記のポイントを整理しておきましょう。
最終面接前に整理しておくべきポイント
- 企業のどの部分に魅力を感じているか
※特に同業界、同職種の会社と比較してなぜこの企業なのか - 入社後にどんなことをやりたいか
- 5年後、10年後にどんなことをやりたいか
- 企業の理念や社風が自分のどんな価値観とマッチしているか
- 自分のどんなスキルで企業に貢献できるか
- これまでの選考を通して感じたこと
最終面接の際には入社後の自分をしっかりイメージし、それを伝えられる状態になっていることが重要です。あなたの熱意をアピールしましょう。
経験者に質問! 最終面接で何を意識した?

最終面接時に意識したことやうまくいったことがあれば教えてください。

しっかりと仕事に対するやる気を伝えて、「御社に入ったらどのように活躍できるのか」「自分が入ることでどのようなメリットがあるのか」を伝えて具体的に話をしました。

逆質問をたくさん用意して企業への熱意をアピールすること、面接で話した内容を細かく深掘りして準備しておくことです。その企業に向けてどんな点をアピールするか、どんなことを入社してからやりたいかを逆算して、深掘りされても隙がなく答えられるようにしておくとうまく自分を出せると思います。
④企業選定で苦戦している人向けの対策

選考以前に「そもそもどの企業を受けて良いかわからない」という人もいるでしょう。求人サイトを見ても企業数が多すぎて絞り方がわからなかったり、逆に条件を絞りすぎて求人が全然でてこなかったりするケースもよくあります。
ここでは、企業選定に苦戦している人向けの対策を解説します。企業選びに悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
転職の軸をしっかりと定める

企業選びで重要なのは、転職の軸をしっかりと定めることです。転職の軸とは、次の職場を探す際に「この条件は外せない」と重視するポイントのことです。ここが定まっていないとうまく求人を絞ることができず、企業選びが難航します。
転職の軸は、「①嫌なことをあげてそれをひっくり返す⇒②培ってきたスキルをかけあわせる⇒③将来のキャリアプランをかけあわせる⇒④妥協できる条件を引く」の流れで考えるのがおすすめです。
下記に例をあげていきます。
転職の軸の例
①嫌なことをひっくり返す
- 給与が低いのは嫌だ⇒給与が高い仕事
- やりがいがないのは嫌だ⇒やりがいがある仕事
- キャリアアップが遅いのは嫌だ⇒キャリアアップのスピード感がある仕事
- 一人で作業するのは嫌だ⇒チームで作業する仕事
- 残業が多いのは嫌だ⇒定時で帰れる会社
- 通勤に時間がかかるのは嫌だ⇒家から近いorリモートワークができる会社
②培ってきたスキルをかけあわせる
- チームをまとめるリーダーシップがある
- 商品をPRするプレゼン力がある
- 新規顧客をどんどん開拓する営業力がある
- 誰とでも打ち解けるコミュニケーション力がある
- プログラミングのスキルがある
- 仮説を検証するデータ分析スキルがある
③キャリアプランをかけあわせる
- 大規模なプロジェクトのリーダーになりたい
- 役職についてマネジメントにかかわりたい
- 会社の経営戦略に携わりたい
- ワークライフバランスを重視したい
- いずれは独立したい
④妥協できる条件を引く
- 給与は譲れないけど通勤時間は妥協できるな
- 興味がある仕事がしたいけど給与は妥協できるな
- マネジメント経験を積むために残業は妥協できるな
- 定時で帰りたいけどキャリアアップのスピード感は妥協できるな
①~④を合わせて軸を考える
- (例A)
①給与が高い仕事②リーダーシップ③大規模プロジェクトをやりたい④残業は妥協
⇒転職の軸:残業はあるがリーダーシップを活かして大規模なプロジェクトに携わることができ、頑張りがしっかりと給与に還元される仕事 - (例B)
①定時で帰れる仕事②コミュニケーション力③ワークライフバランス④キャリアアップのスピード感は妥協
⇒転職の軸:キャリアアップのスピード感はなくても、コミュニケーション力を活かすことができ、定時で帰って趣味や家庭の時間を大切にできる仕事
各項目を考える際は、同時に項目内での優先順位も考えてみてください。
そして①〜④で転職の軸が見つかったら「どんなプロジェクトをやってみたいか」「コミュニケーション力が活かせる仕事ってなんだろう」のようにさらに深掘りしていくと、より具体的な軸が見つかるでしょう。
転職の軸を考える際には、転職の軸を固めるステップを解説しているこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
興味がある仕事をしたいけれどやりたいことがわからないと悩む人には、夢や適職について考えるヒントになるような書籍を参考にするのもおすすめです。
自己分析やキャリア形成をおこなうのにおすすめの本
経験者に質問! どうやって自己分析をした?

転職活動の際、どのように自己分析をしましたか?

今回転職したい理由から逆算して、どんな時にモチベーションが上がるのかを考え、そこから過去に出した実績や困難を乗り越えたエピソードなどをつなげて一貫性が出るようにしました。

働き方やなりたい職種などを中心に自己分析をしていましたが、要素が多すぎて訳がわからなくなった時期がありました。なので、逆に絶対にしたくない働き方や職種を考えて消去法の要素も取り入れて自己分析をしました。 「嫌」という感情から自分の傾向がつかめて、ずっとやってきた「なりたい」などの自己分析と合わせて活かすことができたのでおすすめです。
転職エージェントを利用する
企業選びに苦戦したときは、転職エージェントを利用するのもおすすめです。転職エージェントでは、無料でキャリアアドバイザーから転職の相談に乗ってもらえます。
一人での自己分析に行き詰まった時でも、転職エージェントを頼ると自分では気付かなかった強みやニーズを発見できるかもしれません。
また、転職エージェントでは求人の紹介もしてもらえるため「希望条件は決まっているものの、なかなか条件にあった求人を見つけられない」という場合にも有効です。一般的に公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえる場合もあり、思いがけない形で理想の企業と出会える可能性もあります。
気負いする必要はありません。ぜひ気軽に転職エージェントを利用してみてくださいね。
転職エージェントサービスの例
本当に転職すべきか改めて考える
在職中で転職活動をしているものの、受けたい企業がない……という場合は改めて「本当に転職すべきか」を考えてみましょう。
たとえば下記のような場合、転職をしなくても解決できる可能性があります。
現職で解決できるパターン①仕事内容が理由で転職したい場合
「営業ノルマがきついので営業を辞めたい」というように仕事内容が理由で転職したい場合、考え方や業務の進め方を工夫することで解決できないか、一度考えてみましょう。
あなたと同じ悩みを抱えたことのある先輩もいるかもしれません。「ノルマをどうやって達成したか」「仕事で落ち込んだ時どうしたか」など、先輩に相談することで悩みを解決できることもあるでしょう。仕事の進め方を工夫して乗り越えることは、あなた自身の成長にもつながります。
もしそれでも解決できない場合は、社内のほかの部署に異動するのも一つの手です。企業によってはジョブチェンジ制度を取り入れている場合や、希望によって職種を変更できる場合があります。社内の別の職種に興味がある場合、まずは直属の上司に相談してみることをおすすめします。
現職で解決できるパターン②人間関係が理由で転職したい場合
直属の上司や担当顧客など、業務上かかわる相手との人間関係で悩んでいる場合、転職を決意するのは早いかもしれません。なぜなら、転職先にも合わないと感じる人がいるかもしれないからです。
まずは、その人とうまくやっていく方法はないか模索してみましょう。たとえば「上司がいつも不機嫌で質問しにくい」という悩みがあったとすると、直接ではなくメールやチャットで質問することで解決できるかもしれません。上司も不機嫌なのではなく、仕事に追われて余裕がなかっただけということもあります。
もし模索した結果難しいと感じた場合は、人事異動や担当変更について社内で相談することを検討してみてください。たとえば直属の上司と合わない場合は所属チームを変えてもらう、担当顧客と合わない場合は別の人に担当してもらうなどの対応ができないか、社内の信頼できる人に相談してみましょう。
理想の職場というのはなかなか見つかりにくいものです。今の職場を理想の職場に近づけることはできないか、一度検討してみましょう。
⑤モチベーションの維持に苦戦している人向けの対策

転職活動は、企業選定から職務経歴書作成、面接対策などやることが多くて疲れますよね。うまくいかない時期が続くと「どこにも受からないのではないか」と自信がなくなったり「もういっそ転職活動をやめたい」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
ここでは、モチベーションの維持に苦戦している人向けの対策を解説します。転職活動に疲れてしまった人は、参考にしてみてくださいね。
一度思い切って転職活動を休む
転職活動中は、常に転職のことで頭がいっぱいになり、休めていない人もいるのではないでしょうか。
転職活動で疲れてしまった場合、一度思い切って休むことを検討しましょう。モチベーションが下がっているにもかからわらず転職活動を続けてしまうと、面接時に本来の力が発揮できなかったり、適正な判断ができなかったりする恐れがあります。
休む期間を決めてゆっくり過ごすことや、まとまった期間休むのが不安な場合は1日や数時間単位でも良いのでリフレッシュする時間を取ることをおすすめします。
「おいしいご飯を食べに行く」「本を読む」「近所を散歩する」「気になっていたカフェに行く」「温泉でゆっくりする」「カラオケで思いきり歌う」など、意識的に休息の時間をとり、その時間は好きなことを楽しんでください。
頑張っている自分へ、ご褒美の時間も大切にしてくださいね。
周囲の人に相談してみる
一人であれこれ悩んでいても、解決策が浮かばずどんどんネガティブな方向に思考が進んでしまうこともあります。そんな時は、周囲の人に相談してみましょう。
誰かにただ話を聞いてもらうだけで思考が整理されてスッキリすることもあります。客観的な意見をもらうことで、自分になかった視点を得られるかもしれません。
時には一人で抱え込まず、周りを頼ることも必要ですよ。
「できたこと」に目を向ける
「選考に通過できなかった……」「転職できる会社なんてない……」とダメな自分ばかりに目を向けて悲観的になっていませんか。大前提として、将来のことをしっかり考えているからこそ、転職活動に真剣に向き合い悩んでいるのです。
そのうえで、モチベーションが下がってしまった時は「これまでできたこと」に目を向けてみましょう。頭で考えるより紙に書き出すのがおすすめです。
「知らなかった企業を知れた」「職務経歴書が完成した」「初めて中途採用の面接を受けられた」など、着実に進んでいる自分に気づくはずです。
うまくいかなくても焦る必要はありません。あなたは一歩ずつ進んでいます。うまくいかなかったことは「どうしてうまくいかなかったんだろう」と考えて改善することで、次につながります。一歩一歩、自分のペースで進んでいきましょう。
経験者に質問! 転職活動で落ち込んだ時どうやって乗り越えた?

面接の結果が悪かったとき、面接でうまく受け答えができなかったとき、担当していただいた面接官の反応があまり良くなかった時によく落ち込みました。
そんなときは早く家に帰って子どもと楽しく遊んで忘れます。また、ほかには趣味のオートバイで何も考えずに一人で目的地を決めずにツーリングをしたりして気持ちを切り替えています。

在職中に転職活動をしていたため、仕事でトラブルが発生してその対応に追われることと、面接に連続で落ちることが重なった時は苦しかったです。
転職活動をしている時は仕事へのモチベーションも下がるので、面接がうまくいかない時に仕事に時間を割かれてしまうとかなり焦ってしまいました。ただ仕事をしている以上、優先すべきはそちらであると思い直し、仕事のトラブルが落ち着いたあとに転職活動の割合を増やすことで立て直しました。そうすることで、面接の通過率も上げることができました。

変えようのない過去をひたすら指摘されると、さすがにメンタルにくるものがありました。
私は新卒就活に失敗し、そこから長い空白期間があります。何もできなかった期間を憂いても仕方がないので、転職活動を始めるまでの1年間は非正規やフリーで働きながら資格勉強をし、堅実に前を向いて歩いてきた自信はありました。だからこそ、空白期間のことに関して、整理してしっかり説明できるようになっていたので、そのうえで渋い顔で指摘されると苦しかったです。
そういった面接の後はやはりダメージをくらいますが、企業側からしても非常にリスクの高い人材であることは承知しています。その前提で活動をおこなっていたため、「仕方がない」と流す方向で対処できていたのかもしれません。
私のような経歴の者に限らずですが、就職活動はマッチング相手を探すようなもので、優秀でも社風に合わなければ落とされることもある世界です。そういったことも理解したうえで、落ちるときは落ちると腹をくくっていると、メンタルが落ち続けることもなるべく減らせるかなと思います。
⑥在職中でスケジュール管理に苦戦している人向けの対策

働きながら転職活動をする場合、スケジュール管理が難しいですよね。転職の就活は新卒就活と比較して募集人数が少なく即戦力を求めていることも多いため、スピード感が速いという特徴があります。選考を受けるだけでも時間の捻出が難しいのに、受ける企業の調査や転職エージェントとのやり取りなど、やることは山盛り……。
ここでは、在職中でスケジュール管理に苦戦している人向けの対策を解説します。忙しくてスケジュールに追われている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
有給休暇を取得する
在職中に転職活動をする場合、都合がつかないこともあるかもしれません。
たとえば、週末休みの企業は、平日の日中に面接時間を設定しているケースが多いため、在職中にスケジュールを合わせるのは難しいですよね。そこで、有休が残っている場合は活用するのも一つの手です。
転職活動のために有休を取得するのは、現在の職場に対して後ろめたい気持ちになるかもしれません。しかし、dodaがおこなった「転職活動のために有給休暇(有休)は取った? 時間の捻出の仕方を調査」では在職中に転職活動をした人の約60%が1回以上の有休を取得したという結果が見られています。
有休を取得すると、複数社の選考をその日にまとめて受けることができたり、提出書類や面接の準備ができたりと、余裕をもって転職活動に取り組むことができます。
ここぞというタイミングでは、ぜひ有休の利用も検討してみてくださいね。
無理のないスケジュールになるよう応募数を調整する
「よりマッチした企業を見つけるためには、多くの企業に応募した方が良いのかな?」と思い、結果的にスケジュール管理が難しくなってしまった人もいるでしょう。しかし、在職中に転職活動をする場合は、無理のないスケジュールになるよう応募数を調整することも大切です。
先述した通り、中途採用は選考スピードが速いという特徴があります。そのため、無理に多くの企業を受けてしまうと志望度の高い企業への準備がおろそかになったり、スケジュールがかぶったりしてしまう恐れがあります。
転職活動で重要なのは、応募の数ではなく、いかに自分にマッチした企業を見つけられるかです。しっかりとこれまでの経験の棚卸や希望条件の見直しをし、応募企業を見定めていきましょう。
応募企業に面接時間を相談してみる
応募企業から提示された面接時間に合わせるのが難しい場合、やりとりをしている企業の担当者に相談してみることをおすすめします。もちろん調整が難しいこともありますが、企業によっては調整可能なこともあります。
とはいえ企業側にも都合があるので、有休の利用やスケジュール調整で済むのであればその方が良いでしょう。どうしても都合をつけられない場合の手段として、検討してみてください。
業務時間外での面接を相談する場合のメール例文も参考にしてみてくださいね。
業務時間外に面接実施を相談する場合のメール例文
宛先〇〇〇〇@saiyo.jp
CC
件名面接日程のご相談【氏名(フルネーム)】
〇〇
人事部 中途採用担当 〇〇様
お世話になっております。
貴社の選考を受けさせていただいております
〇〇と申します。
このたびは、面接日程のご案内をいただき
誠にありがとうございます。
ぜひ面接を受けさせていただきたいのですが
現在、在職中で平日の9~18時は
面接を受けるのが難しい状況でございます。
つきましては、業務時間外に大変申し訳ないのですが
面接時間を夕方18時半以降にご調整いただくことは可能でしょうか。
難しい場合は、いただいた日程外になってしまうかもしれませんが
平日の候補日を送らせていただきます。
お手数をおかけして大変恐縮ではございますが
ご検討のほど、宜しくお願いいたします。
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苗字 名前
〒000-0000
◇◇県◇◇市◇◇区0丁目0番地0-0
電話:000-0000-0000
メールアドレス:××××@××××.××.jp
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経験者に質問! 在職中にどうやってスケジュール管理をした?

在職中に転職活動をした際、どのようにスケジュール管理をしたか教えてください。

自分の場合は、営業職で平日休みだったため、特に有給休暇を取得するなどの手間はありませんでした。しかし、面接中に緊急の仕事の電話がかかってこないように、休み前にきちんとタスクを消化するように注意しました。

当時シフト制だったため、遅番の前の時間に面接を入れたり、平日に希望休や有休を取って、1日に面接を詰め込むことで対応しました。
転職がうまくいかないあなたへ|転職を乗り越えた先輩たちからのエール
あなたと同じように、転職活動がうまくいかず悩んできた人はたくさんいます。ここでは、そんな転職経験者から頑張るあなたへ、エールをお届けします。
先輩たちの言葉を励みに、前向きに転職活動に取り組んでみてくださいね。

転職活動は新卒の就職活動と違い働きながらおこなうことが多く、仕事の休憩時間や終業後など忙しい合間を縫っておこなうため相当疲労もストレスも溜まると思います。
私もなかなか面接が通らない時期があったり、仕事でのトラブルが重なって退職できないもどかしさから焦ったりしましたが、あくまで転職は企業とのマッチングのため、面接が通らなくとも自分を卑下する必要はありません。
絶対に今の自分に合った企業には出会えます。自分を曲げずに自己分析をしっかりおこない、自分のペースで続けていけば良い企業との出会いがあるはずなので、無理せず妥協せず頑張ってください。

毎日すり減って気が滅入ることも多いとお察しします。時間がある中で余裕をもって活動できる方もいれば、急いで決めなければならず張りつめている方もいるでしょう。私は後者でした。
まともな職歴もなかったのでたくさんお祈りを受け、時間的制約と自身の現状との板挟みで視野がどんどん狭くなっていくのを感じていました。そのうち、もはや何からどう手を付けたらいいのかもわからなくなりました。この時期が一番苦しかったです。
そんなとき、苦しさを抜け出すきっかけとなったのが、多くの友人や有名人、面接官の方の人生や価値観を聞くことでした。すると本当にいろんな方がいて十人十色の人生があって、なにかに囚われているという感覚がすっと抜けていったんです。
転職活動がうまくいかなくて、「ここで働き続けるしかないのか」「自分なんかに働ける場所なんて無いんだ」と卑下したくなる気持ちはとてもわかります。しかし、世の中には意外といろんな生き方や働き方があります。
転職活動には視野を広げて立ち向かおう
今転職がうまくいっていないくらいで終わる人生ではありません。一旦やめて資格を取り、履歴書を強化してもいいですし、アルバイトしながら自分を見つめ直してもいいと思います。もちろんリフレッシュしてから、転職活動に立ち向かうことも大正解です。
視野を広げて、自分の良い部分をたくさん見つめて、それを先方に伝えることができれば、いつかその潜在能力を発見してくれる企業が現れます。私にも経歴のリスクを加味しながら、採用してくださった企業様が現れたのできっと大丈夫です。
転職がうまくいかない時は自分の状況に合わせた対策をして最短での内定を目指そう
転職がうまくいかない時は、落ち着いて自分の状況を見つめ直し、試行錯誤を繰り返しながら行動することが大切です。
時には「もうやめたい……」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。ただ、これまで同じ悩みに苦しみながらも転職を乗り越えた先輩がたくさんいます。
あなたに合った会社や働き方はきっと見つかります。自分を信じて、少しずつ「うまくいかない」状況から「うまくいく」方法を探してみてくださいね。

転職活動がうまくいかないときは、企業選定や職務経歴書の作成、面接対策などのすべてを完璧に進めようと肩に力が入り過ぎている場合があります。
転職を成功させるためには、それらを念入りに進めることはもちろん大切ですが、まずは今までの自分のスキルや経験を棚卸しし、向き合う時間が大切です。
転職がなかなかうまくいかないときほど、「自分以外に原因があるのでは」と外に目を向けるのではなく、これまで培ってきた強みや価値観などの、自分の内側に目を向けてみましょう。そして、「将来自分がどのようなキャリアを歩みたいのか」をイメージする時間を、改めて作ってみることも大切です。
「憧れの職業」にとらわれず未来のキャリアを描くことが重要
自分に合う会社を探そうと思ったとき、職業ばかりにとらわれてはいけません。たとえば大手のシステムエンジニア(SE)職に憧れて転職活動をしても、「憧れのSE職になること」が目的になってしまい、その職業で叶えたいキャリアや「SE職でなくてはいけない理由」が疎かになります。そのため、SEはどのような業務内容なのか、どのようなスキルが必要なのか、そして今まで経験してきたスキルを活かせるのか、などを細かく整理することが重要です。
「憧れだけの転職活動」は必ずしも成功するとは限らず、仕事の理解不足や極端に強いこだわりは、転職活動のハードルを高くしてしまいます。まずは、今までの経験を振り返り、現在の自分にできることを「見える化」して、未来のキャリアを鮮明に描くことから始めてみましょう。
最後に転職活動がうまくいかないときほど孤独や不安、焦りを抱えてしまいます。そのような時は、一人で抱えこまずに友人に話をしたり、キャリアコンサルタントに頼ったりすることも一つの手段です。あらゆる手段を活用しながら、有意義な転職活動になるよう、自分のペースで進めてみてくださいね。
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面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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当時勤めていた会社が、誰に話しても名前がわかるようなネームバリューのある大企業でした。そのため、本当に辞めてしまっても良いのか大変悩みました。