Web面接だからこその対策が必須! 対面面接との違いを押さえて選考突破しよう
近年、企業の採用活動においてWeb面接がますます普及しています。場所や時間の制約が少なく、効率的な選考が可能になる一方で、面接官と直接会話できない分、「コミュニケーションが取りづらい」「誤解が生じやすい」などの課題があります。面接官に好印象を与えるためには、事前にしっかりと準備しておくことが重要です。
そこで今回は、実際にWeb面接を経験した学生の意見を交えながら、Web面接について詳しく解説していきます。先輩たちの体験談から、トラブルの対処法や成功させるコツを学んでいきましょう。
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Web面接とは? 対面面接との違いと併せて解説
Web面接とは、インターネット環境を利用しておこなう面接のことです。先述の通り、時間や場所の制約が少ないため、効率的な選考が可能になることはもちろん、感染症が流行したときに対面での面接を避ける目的や地方在住の学生への機会均等化などを目的に、導入する企業が増えてきています。
従来の対面面接とは、次のような違いがあります。
Web面接 | 対面面接 | |
---|---|---|
場所 | 自宅など好きな場所 | 企業が指定する面接会場 |
移動 | 不要 | 必須 |
時間 | 比較的融通が利く | 限られた時間帯のみ |
コミュニケーション | 非対面 | 対面 |
職場の見学 | できない | 可能 |
Web面接には移動時間や交通費がかからない、地方在住や遠隔地に住んでいる学生でも応募しやすいなどのメリットがあります。その一方で、コミュニケーションの齟齬が生じやすい、インターネット環境の影響を受けやすいなどのリスクもあるため、しっかりとした対策が必要です。
私の場合、対面面接の方が多く、やりやすかったです。Web面接だと緊張してしまうのですが、対面だと面接官の表情や反応が直接わかるので、落ち着いて話せました。
Web面接の方が多かったのですが、個人的には対面面接の方がやりやすかったです。対面だと、自分のやる気や熱意がより伝わっている気がしました。
大手企業を中心に選考を受けましたが、ほとんどがWeb面接でした。対面面接は最終面接のみという場合が多かったです。
まずはWeb面接の大まかな流れを押さえよう
近年、多くの企業で導入が進んでいるWeb面接。対面面接とは異なり自宅などの好きな場所から受けられるため、時間や場所の制約が少なく、学生にとっても嬉しい選考方法です。
とはいえ、初めてWeb面接を受ける人にとっては、わからないことや不安なこともあるのではないでしょうか。そこでここからは、Web面接の大まかな流れをわかりやすく解説します。
面接の基本的な流れもあわせて確認したい人はこちらの記事で確認しましょう。Web面接だけでなく、集団面接などの流れも確認することができますよ。
面接の流れ|基本の流れからレアケースまで体験談付きでマナーを解説
①企業かWeb面接用のログインURLを受け取る
Web面接を受ける前に、企業から面接用のURLがメールなどで送られてきます。このURLは、面接当日にログインするために必要となる重要な情報です。紛失しないよう、大切に保管しておきましょう。
企業から送られてくるメールの件名は、企業によってさまざまです。一般的には、以下のような件名が使われます。
件名の例
・[会社名] 面接のご案内
・Web面接のご案内
・[面接日時] 面接のご案内
送られたURLはメモやカレンダーアプリなど、複数の方法で保管しておくと、万が一紛失してしまった場合でも安心です。
また、URLには面接日時や面接官の名前などが記載されています。事前に確認しておくと、スムーズに面接に臨めるでしょう。
②面接当日に指定された時間よりも前にログインする
面接当日は、時間に余裕を持ってログインしましょう。もしものトラブルにも対応でき、面接前に機材の動作確認もしておけます。
目安としては、面接開始時間の15~10分前にログインしておくことをおすすめします。また、ログインしたら面接はすでに始まっているものと考えて待機し、面接の5分前には入室して面接官を待ちましょう。
③Web面接を受ける
面接官が入室したら、「初めまして。本日面接を受けさせていただきます、〇〇大学の〇〇と申します。お忙しい中、面接のお時間をいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶しましょう。
また、Web面接では画面越しでのコミュニケーションとなるため、表情や声のトーンを意識するのが重要です。明るくハキハキと話すように心掛けましょう。
④挨拶して退室する
面接が終わり、面接官から「退室してください」と言われたら、挨拶して退室します。このとき、「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」などお礼の言葉を伝えると丁寧な印象を与えられます。退室する最後まで、面接官への敬意を忘れずに丁寧な態度で臨みましょう。
退室する際は、面接ツールの画面にある「退出」「ログアウト」などのボタンを押します。完全に退室できたことが確認できるまで、気を抜かないように注意してくださいね。
web面接はどのような流れでおこなわれましたか?
Web面接では、開始10分前に入室し、面接官を待つ形式でした。面接官は時間通りに開始することが多く、その後は対面面接と同様に本人確認や自己紹介などをおこないました。
Web面接では、開始10分前や5分前に入室することが多かったです。面接官の入室後に面接が始まり、時間通りに始まることもあれば、企業によっては少し早く始まることもありました。
みんなが用意したWeb面接に必要なアイテム3選
Web面接をスムーズにおこなうためには、面接に適した環境を整える必要があります。そのためには、上記3つのアイテムが必要となります。
ここからは、それぞれのアイテムについて選ぶポイントを解説します。これから初めてWeb面接を受けるという人は一緒に面接に適したものを選んでいきましょう。
①デバイス(PC・タブレット・スマートフォンなど)
Web面接を受けるためには、まずデバイスが必要となります。
PCやタブレット、スマートフォンなど、どれを選んでも問題ありません。とはいえ、面接官とのコミュニケーションをより円滑に進められるよう、PCを利用するのがおすすめです。PCは画面が大きく見やすく、メモを取ったり、資料を表示したりするのに適しています。
タブレットとスマホに関しては持ち運びが容易で、場所を選ばずに面接を受けられます。手軽に利用できる点はメリットですが、画面が小さく操作しにくい場合があるため、注意が必要です。
なお、デバイスを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
デバイスを選ぶときのポイント
・インターネット接続は安定しているか
・面接ツールの動作環境を満たしているか
・画面の大きさや操作性に問題はないか
web面接を受けたとき、デバイスは何を使用しましたか?
私の場合、企業側から事前にPCでの参加を指示されることが多かったので、ほとんどの場合PCを使用しました。
Web面接はすべてPCでおこないました。企業からPCでの参加を指定されることもありましたが、指定がなくても基本的にはPCでの参加が想定されているようでした。
②Webカメラ
Web面接は、面接官と自分の顔を見合わせて話すため、Webカメラが必須アイテムとなります。内蔵カメラで問題ありませんが、画質が粗かったり角度が調整できなかったりする場合は、外付けのWebカメラを用意するのがおすすめです。
Webカメラは面接官に自分の顔や表情がしっかり伝わるよう、高画質のものを選ぶのがポイントです。フルHD(1,920×1,080)以上の解像度であれば、十分な画質が期待できます。
Web面接では、言葉だけでなく、ジェスチャーも重要なコミュニケーションツールとなります。滑らかな映像配信を実現するためのWebカメラを選ぶポイントは、以下の通りです。
Webカメラを選ぶときのポイント
オートフォーカス機能(ピントが自動で合う機能)がついているものを選ぶ
高フレームレート(30fps以上を推奨)のものを選ぶ
広い画角(60~90度程度)のものを選ぶ
③マイク
Web面接では自分の声を伝えるために、マイクが必要です。PCやタブレットに内蔵されているマイクを使う形で問題ありませんが、事前に聴こえ方を確かめておきましょう。その際、音質が粗かったり周囲のノイズを拾いやすかったりする場合は外付けマイクも検討しましょう。外付けマイクであれば、自分の声をクリアに伝えられます。
周囲の音が気になる場合は、ノイズキャンセリング機能付きのマイクを用意するのがおすすめです。周囲のノイズを拾いにくいため、自分の声をしっかり伝えられます。
Web面接に適しているマイクの例は以下の通りです。自分のデバイスや環境にあったものを選びましょう。
種類 | 特徴 |
---|---|
コンデンサーマイク | 小さな音から大きいな音まで拾うことができる高感度なマイク |
ダイナミックマイク | 感度はコンデンサーマイクに比べて低いが耐久性が高いという特徴がある |
USBマイク | PCなどのUSB端子につなぐだけで接続できるため手軽に利用できる |
あると便利! Web面接で好印象につなげるアイテム4選
Web面接では、限られた時間の中で面接官に自分の能力や人柄をアピールする必要があります。好印象につなげるためには、面接官とのコミュニケーションを円滑にするアイテムを用意しておくのことが大切です。
そこで今回は、Web面接に役立つアイテムを4つ紹介します。体験談を交えながら紹介するので、就活をより有利に進めたい人は参考にしてくださいね。
①ライト
Web面接ではライトを用意しておくのがおすすめです。顔が明るく見えて表情が読み取りやすくなるため、面接官に好印象を残せるからです。暗い環境でWeb面接を受けると、顔が暗く見えてしまい、表情が読み取りづらくなってしまいます。
デスクライトやリングライトなどを活用すれば、顔が明るく均一に照らされ、表情がはっきり見えるようになります。Web面接では、できるだけ自然光に近い色温度の照明を選ぶのがおすすめです。一般的には、昼白色が適しています。
また、明るさは自分の顔全体が明るく照らされる程度にすると良いでしょう。
②イヤホン
Web面接ではイヤホンを用意しておくと、面接官の声をクリアに聞くことができます。内蔵スピーカーよりも高音質で聞けるため、聞き間違いや聞き漏らしを防ぎ、スムーズなコミュニケーションが可能です。
イヤホンを選ぶときのポイントは、以下の通りです。
イヤホンを選ぶときのポイント
・音質:高音質でクリアな音声が聞こえるもの
・装着感:長時間つけていても耳が痛くなりにくいもの
・接続方法:無線タイプのもの(ケーブルの煩わしさがないので有線タイプよりもWeb面接に適している)
また、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンであれば、周囲のノイズを遮断するのに役立ちます。面接官の声だけに集中して面接を受けられるため、より良いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
③固定スタンド
スマホやタブレットを使用してWeb面接を受ける場合、固定スタンドを用意するのがおすすめです。スマホやタブレットを手で持っていると画面が揺れたり、自分の顔が下向きになったりして、面接官に悪い印象を与えてしまう恐れがあります。場合によっては、「準備が不十分」と思われてしまう可能性もあるでしょう。
固定スタンドを活用すれば、カメラの位置が安定し、自分の顔を正面から映せるようになります。画面の揺れやカメラの角度などの心配をせずに済むので、面接に集中して臨めるでしょう。
④カンペ
緊張しやすい人はカンペを用意しておくのがおすすめです。履歴書や職務経歴書などを印刷して近くに置いておけば、面接中に必要な情報をすぐに確認できます。また、志望動機などの面接での頻出質問への回答を要点をポストイットなどにメモしておき、目線の近くに貼っておくと安心です。
しかし、カンペの内容をそのまま読み上げるのは避けましょう。棒読みに聞こえ、相手に不信感を持たれるリスクがあります。カンペはあくまで補助ツールとし、パニックで頭の中が真っ白になってしまったときのための備えとして活用しましょう。
「準備しておけば良かった」と思う、面接におすすめのアイテムがあれば教えてください!
PCの高さを調整するために辞書を使用していました。ただ、微調整が難しかったので、高さや角度を簡単に調整できる台などがあると便利だと感じました。
私の場合、家が狭く壁側のほとんどに家具を配置していたため、面接の背景としてふさわしい真っ白な壁がありませんでした。白いシーツなどを用意して背景を隠しておけば良かったと思います。
先輩からのアドバイス付き! Web面接を成功させるための事前準備
ここからはWeb面接に臨む前におこなうべき準備について解説していきます。Web面接を成功させるためには、事前の準備がとても重要です。
先輩からのアドバイスを参考に、自信を持って面接に臨めるよう事前準備はしっかりおこないましょう。
インターネット環境の確認
Web面接の事前準備で特に重要なのが、インターネット環境の確認です。インターネット環境が不安定だと、次のような問題が発生する可能性があります。
発生し得るハプニング
・音声が途切れる
・画面がフリーズする
・面接が中断してしまう
これらの問題が発生すると、面接官に悪い印象を与えたり、面接に集中できなくなったりしてしまいます。事前にスピードテストなどを利用し、インターネット回線の速度や安定性を測定しておきましょう。
インターネット環境の確認方法 | 詳細 | 代表的な サービス名 |
---|---|---|
スピードテスト | ダウンロード速度、 アップロード速度、 Ping値などを測定できる (Ping値と呼ばれる数値が小さいほど通信速度が速い) |
USEN GATE 02 |
Fast.com |
なお、Web面接で推奨されるインターネット回線の速度の目安は、ダウンロード速度が30Mbps以上、アップロード速度が10Mbps以上、Ping値が50ms以下です。
Web面談中、通信速度が遅い、画面が固まるなどのトラブルはありましたか?
大きなラグはありませんでしたが、たまに動きや回線が遅くなってしまうことがありました。そんなときは、冷静さを保ち平然と対応することを意識しました。
海外からWeb面接に参加したときに、Wi-Fiの調子が悪くなるトラブルが発生しました。急遽ポケットWi-Fiに切り替えて、何とか面接を続けることができました。
PC・スマートフォンの動作確認
Web面接は、トラブルがあると悪い印象を与えてしまいます。スムーズな面接を成功させるためには、PC・スマホの動作確認をしっかりとおこなうことが重要です。
具体的に動作確認でチェックすべきポイントは、以下の通りです。
カメラ
・画質が粗くないか
・角度が調整できるか
・必要に応じて外付けカメラを用意する
マイク
・音質が粗くないか
・周囲のノイズを拾いやすくないか
・必要に応じて外付けマイクを用意する
画質や音質に問題がある場合は、外付けカメラや外付けマイクを用意しておくと良いでしょう。これらのポイントを事前に確認しておけば、Web面接当日慌てることなく、スムーズに面接を進められます。
ツールの確認
Web面接をおこなう際、ZoomやGoogle Meetなど、特定のビデオ通話ツールを使用するのが一般的です。ツールによっては事前にアカウント作成が必要な場合があります。また、初めて利用するツールの場合、使い勝手がわからずログインするのに戸惑う可能性もあります。
面接当日に慌てないよう、企業からURLが送られてきたら、アカウントの作成やログイン方法をしっかり確認しておきましょう。テスト接続機能が付いている場合は、事前に接続できるか確認しておくと安心です。
web面接を受けたとき、何のツールを使用しましたか?
ZoomやMicrosoft Teamsが多く使用されましたが、それ以外にもさまざまなWeb面接用のサイトが使われることもありました。
Web面接ではZoomが約9割を占めていましたが、Microsoft Teamsもたまに使用しました。友人からは、ほかのツールを使っているという話も聞きます。
背景の確認
Web面接では、なるべく生活感のないシンプルな背景を選びましょう。自宅の部屋が映る場合は、散らかっているものを片付け、整理整頓してから臨むのがベストです。
また、派手な色や柄の背景は、面接官の注意を散漫にしてしまう可能性があります。背景には白やベージュなどの落ち着いた色の壁や、木目調の壁などを選ぶのがポイントです。
ポイント | 補足 | |
---|---|---|
種類 | 生活感のないシンプルな背景 | 自宅の場合は、散らかっているものを片付け、 整理整頓してから臨みましょう |
色・柄 | 落ち着いた色や無地 | 派手な色や柄は避けましょう |
明るさ | 自然な明るさ | 暗すぎると顔色が悪く見え、 明るすぎると目がチカチカしてしまう 可能性があります |
また、自宅の背景が気になる場合は、バーチャル背景を利用するのもおすすめです。バーチャル背景を使用する場合は、風景やオフィスなどの画像を選ぶようにしましょう。
web面接を受けたときどのような背景にしていましたか?
背景は特に設定せず、部屋の壁をそのまま背景にしていました。応募者の中には、背景をぼかす設定をしている人もいました。
できるだけ何も映らない白い壁を背景に設定し、万が一に備えて背景をぼかせるようにしていました。
周辺環境の確認
Web面接を受ける前に、静かな環境でおこなえるかどうか確認しましょう。Web面接は周辺環境によって、面接官に悪い印象を与えたり、話が聞き取りにくかったりする場合があります。
せっかく入念な面接対策をしていても、あなたの能力や熱意が、面接官に十分に伝わらない可能性もあるため、周辺環境を整えて臨みましょう。
自宅の近くで工事がおこなわれている、電車が頻繁に通るなど、騒音が多い場合は、コワーキングスペースや大学など自宅以外の場所での面接も検討しましょう。また、同居している場合は、面接中は静かにしてもらえるようお願いしておく必要があります。
服装の確認
Web面接は対面面接と同様、服装にも十分気を付けなければいけません。服装で気を付けるべきポイントは、以下の通りです。
服装のポイント
・指定が無ければ基本スーツを着用する
フォーマルな服装を着用することで、面接官に真剣な姿勢をアピールできます
・シワや汚れがないかチェックする
シワや汚れは画面越しでも目立つため、面接前に必ず服装をチェックしましょう
・映らない部分も気を抜かない
上半身を映すようにしていても、万が一映り込む可能性も考えて、全身の身だしなみを整えましょう
Web面接では上半身しか映りませんが、気を引き締めるためにも上下スーツで臨むのが基本です。経験者は、Web面接をどのような服装で臨んだのか、体験談をチェックしておきましょう。
Web面接はどんな服装で臨みましたか?
上半身はスーツ、下半身は私服の黒いズボンで臨みました。リクルートスーツのスカートは窮屈なので、リラックスできる服装を意識しました。
画面上には上半身しか映りませんが、気持ちの面や万が一のことを考えて、上下ともリクルートスーツを着用しました。
髪型の確認
髪型は清潔感と爽やかさを意識することが大切です。短髪の場合はビジネスシーンにふさわしい整った髪型にしましょう。顔の表情が見えるような髪型がおすすめです。ロングヘアの場合はまとめ髪にし、前髪は目にかからないように整えましょう。
また、希望する企業にもよりますが、奇抜な髪色や派手なヘアアクセサリーは避けるのが無難です。応募企業先の雰囲気に合わせて考えてみましょう。
髪型を整えるとき、どのようなことに気を付けましたか?
アホ毛と呼ばれる頭頂部の飛び出た毛を抑え、前髪が目にかからないように気を付けました。
顔が明るく見えるように前髪の長さを調整し、おくれ毛が出ないように後ろ髪と一緒にまとめるようにしていました。
これで準備万端! Web面接当日チェックリスト
Web面接までの準備を入念におこなったつもりでも、当日は思わぬトラブルが発生する可能性があります。そのため、以下の項目をチェックし、万全の準備で臨むのが重要です。
Web面接当日チェックリスト
・充電はフルになっているか?
・問題なく接続できるか?
・映像・音声はオンになっているか?
・自分の姿がクリアに写っているか?
・アカウント名やアイコン・画像は面接にふさわしいか?
これらの項目をチェックすることで、Web面接当日のトラブルを未然に防ぎ、自信を持って面接に臨めます。ここからは、チェックすべきポイントを詳しく解説するので、最終確認の参考にしてください。
充電はフルになっているか?
面接中に充電が切れないよう、PCやスマホは事前にフル充電しておきましょう。
面接は30分以上かかることが多く、機種や使用状況によってはバッテリーが不足する可能性があります。充電が切れてしまうと、面接官に失礼な印象を与えてしまうだけでなく、せっかくの準備が台無しになってしまいます。
もしもの場合に備え、充電器やモバイルバッテリーを用意しておくのもおすすめです。
こちらの記事では、面接時間に関して詳しく解説しています。体験者のエピソードやアドバイスも紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
面接の所要時間や理想の到着時刻は? 面接時間に関する実態を調査!
問題なく接続できるか?
面接当日、接続に手間取らないよう、事前に面接ツールを起動して、問題なく接続できるか確認しておきましょう。事前に確認しておくことで、もしもの場合でも慌てずに対処できます。
また、インターネット速度測定サイトを利用して、インターネット速度が十分かどうかの確認も必要です。面接中にインターネット接続が悪くなると、 面接官との会話が途切れてしまったり、画面がフリーズしてしまったりする恐れがあります。
紹介したスピードテストなどを用いて、面接当日はインターネット環境が安定しているかも確認しておきましょう。
映像・音声はオンになっているか?
Web面接で円滑なコミュニケーションを図るために、映像と音声のチェックをしっかりおこないましょう。
映像と音声がオンになっていないと、面接官に自分の姿や声が届かず、コミュニケーションが成立しなくなります。面接官が不安を感じてしまい、悪い印象を与えてしまう恐れがあるため注意が必要です。
ほかにも、映像と音声の設定を最適化することで、スムーズなWeb面接を実現できます。具体的な設定方法については、以下の通りです。
・画質はHD画質(1,280×720)以上にする
・フレームレートは30fps以上にする
・ノイズキャンセリング機能を有効にする
・エコーキャンセリング機能を有効にする
また、自分の声と相手の声が聞き取りやすい音量かどうか、映像はピントがぼけていたり暗かったりしないかなど、事前にテスト接続をおこない確認しておきましょう。
アカウント名やアイコン画像は面接にふさわしいか?
面接ツールによっては、アカウント名やアイコン画像が表示される場合があります。アカウント名やアイコン画像は面接官の第一印象を左右するため、面接にふさわしいものに設定する必要があります。
たとえば、アカウント名は本名にするのが無難です。真面目さや誠実さをアピールするためにも、アルファベットや数字のみのアカウント名、特殊記号や絵文字の使用は控えるのが良いでしょう。
OK例
・就活太郎 (やまだ たろう)
・就活太郎2024卒
・しゅうかつたろう
・taro_123
・たろう@
また、顔写真を使用する場合は、正面を向いた明るい表情の写真を選ぶのがおすすめです。面接官に認識されやすくなるため、円滑なコミュニケーションを促進するのに役立ちます。
どの写真をアイコン画像にすれば良いのか困ったときは、履歴書の証明写真を使用しましょう。フォーマルな服装で写っている写真を選べば、悪い印象につながることはないでしょう。
Web面接をする際のアカウント名やアイコン画像はどのようなものにしていましたか?
大学のアカウントを使用していました。アイコン画像は設定せず、アカウント名はフルネームにしていました。
個人のアカウントまたは学校で使っているアカウントを使用しました。アイコンは設定せず、アカウント名はフルネームにしていました。
多くの経験者が実践済み! Web面接で押さえておきたい8つのマナー
Web面接は、企業にとっても学生にとってもより身近なものとなりました。しかし、画面越しという非対面の特性ゆえ、対面面接とは異なるマナーが求められます。ここでは、多くの経験者が実践済みのWeb面接で押さえておきたい8つのマナーを紹介します。
①通知音・着信音をオフにする
Web面接において、通知音や着信音が鳴ってしまうことは、マナー違反となります。面接中に突然音が鳴ると、面接官の集中力が途切れてしまったり、 不快な印象を与えてしまったりする可能性があります。
Web面接を始める前には、使用するデバイス(PCやスマホなど)の通知設定をオフにしましょう。
②面接開始5分前には入室する
Web面接では、開始時間を厳守するのが基本です。遅れたり時間ギリギリに入室したりすると、面接官に誠意がないと判断されてしまい、悪い印象を与えかねません。面接官のスケジュールによっては、遅刻を理由に面接を中止される場合もあります。
面接官よりも早く入室しておけば、「時間を守れる人」「誠意を持って臨んでいる」という印象を与えられます。とはいえ、あまり早く入室すると面接官を急かしてしまうことになるため注意が必要です。目安としては、面接開始5分前の入室を心掛けると良いでしょう。
万が一、遅刻しそうな場合は、面接官にすぐに電話で連絡し、事情を説明する必要があります。メールでの連絡は、確認が遅れる可能性があるため、原則避けましょう。どうしても電話できない場合はメールで連絡しますが、追って電話でも連絡をするようにしましょう。
遅刻をしてしまう場合の電話例文
本日、Web面接の時間をいただいておりました、〇〇です。
大変申し訳ございませんが、現在通信トラブルが発生し、面接開始時間に遅れる可能性がございます。通信トラブルの原因を調べているところでございまして、10分ほど面接のお時間を遅らせていただくことは可能でしょうか。
面接の機会を頂戴していたにもかかわらず、このような事態となり、誠に申し訳ございません。
このように、真摯に対応すれば、面接官も理解してくれる可能性があります。
Web面接のときは、開始何分前に入室しましたか?
10分前までに入室していました。接続トラブルを避けるため、できる限り早く入室し接続確認をおこなおうと思っていました。
特に指示がない場合は、10分前~5分前に入室するようにしていました。面接者ごとに部屋が分けられていない場合、早すぎるとほかの人の面接の妨げになる可能性があると考えたからです。
③画面には胸元まで映るようにする
カメラの位置を調整し、画面には少なくとも胸元まで映るようにしましょう。
顔だけしか映らないと、画面全体が窮屈で圧迫感のある印象を与えてしまいます。また、身振り手振りを使って感情を伝えるためにも、胸元まで映すことが大切です。身振り手振りは言葉だけでなく、感情や意図を伝えるために重要な役割を果たします。しかし、顔だけしか映らないと、身振り手振りが十分に伝わらなくなってしまうため注意が必要です。
このような理由から、画面には胸元まで映るように調整すると、より良い印象を与えられます。
④話すときは画面ではなくカメラを見る
Web面接中は画面を見てしまいがちですが、自分が話すときはカメラを見るようにしましょう。画面を見たまま話すと、目が泳いでいたり焦点が定まっていなかったりして、相手に集中していない印象を与えてしまいます。
カメラを見ることで、相手に話しかけているように見えるため、熱意をアピールできます。また、相手は画面越しでも目が合っていると感じるため、コミュニケーションが取りやすくなるというのもメリットの一つです。
続いて紹介する体験談を参考に、カメラテクニックや話し方のテクニックを磨いてWeb面接で好印象を与えましょう。
Web面接では、自分は「伝わっている」と思っていても、対面の面接と比べて声が聞こえづらくなることが多いです。
そのため、ハキハキと口を動かして話すこと、面接官の発言に被せないことを特に意識しました。また、相槌は声ではなく態度で示し、笑顔と姿勢にも気を配ることで、画面越しでも熱意が伝わるように努めました。
Web面接で好印象を与えるポイントは、ずばり「笑顔」と「目線」です。
笑顔はどんな状況でも大切ですが、Web面接では特に重要だと思います。オンラインならではの距離感を埋め、親しみやすさをアピールできます。
目線は、カメラを凝視するのではなく、自然な目線を心掛けました。カンペばかり見ていると不自然ですし、カメラを見つめすぎると威圧感を与えてしまいます。
画面上の面接官を適度に見るなど、自然な目線を意識することで、より好印象を与えられたのではないかと思います。
⑤対面面接よりもリアクションを大きくする
Web面接では、画面越しでのコミュニケーションとなるため、対面面接よりも表情や声のトーンが伝わりにくくなります。そのため、対面面接よりもリアクションを大きくすることが大切です。
たとえば、面接官が話しているときは大きくうなずくことで、話をしっかりと聞いていることをアピールできます。また、ジェスチャーを活用しながら話せば、自分の意見をよりわかりやすく伝えられるというメリットもあります。
ただし、オーバーリアクションは不自然に見えてしまうため、自然なリアクションを心掛けるのがポイントです。
⑥面接中は口角を上げる
Web面接では、表情が相手に伝わりにくいという課題があります。この課題を解決するには、口角を上げるのが有効です。
口角を上げると顔全体の表情が明るく見えるため、面接官に親しみやすさを感じさせられます。また、相手に自信のある印象を与えられるため、面接官からの評価が上がる効果も期待できます。
Web面接開始の5分前に、声に出して「イー」と発音したり、鏡を見ながら笑顔の練習をしたりするのがおすすめです。表情筋がほぐれて自然な笑顔を作りやすくなりますよ。
⑦退室するときは一言お礼を添える
退室するときは、面接官に感謝の気持ちを伝えるために、一言お礼を添えることが大切です。お礼の言葉を添えることで、面接官に感謝の気持ちを伝え、好印象を与えられます。
お礼の言葉を長々と話すと面接官の時間を奪う可能性があるため、簡潔に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。具体的には、「本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と伝えれば問題ありません。退室の際は画面に向かって軽くお辞儀をすると、より丁寧な印象を与えられます。
また、面接官よりも先に退出する場合は、「それでは先に失礼いたします」と一言添えるのもマナーです。
⑧改めてお礼のメールを送る
Web面接後にお礼メールを送ることは、面接官に対して感謝の気持ちを改めて伝え、好印象を与えるための有効な手段です。
メールでは、以下のポイントを意識して作成しましょう。
お礼メールのポイント
・面接当日のうちに送信する
・簡潔にまとめる
・感謝の気持ちをしっかり伝える
・今後の選考への意欲を伝える
・誤字脱字に注意する
長々と書いたり、誤字脱字が多かったりすると、逆に悪い印象を与えてしまうため注意が必要です。ポイントを意識した例文は、以下の通りです。
OK例文
件名:〇月〇日一次選考のお礼【〇〇大学 〇〇〇〇】
〇〇株式会社
採用担当者様
お世話になっております。
〇〇大学の〇〇〇〇と申します。
本日は、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様から、貴社の事業内容や今後の展望などについてお伺いし、貴社で働きたいという気持ちがよりいっそう強くなりました。特に、〇〇についてご説明いただいた際、大変興味深く拝聴いたしました。
今回の面接を通して、貴社で〇〇に貢献したいという強い思いを新たにしました。
貴社の一員として貢献できるよう、日々努力して参りますので、何卒宜しくお願い致します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇大学〇〇学部 〇〇〇〇
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:〇〇@〇〇.com
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みんなが実際に聞かれたWeb面接での質問と回答例
Web面接では、対面面接と同様にさまざまな質問が聞かれます。ここでは、よく聞かれる質問と、それぞれにどのように回答すれば良いのかについて、具体的な回答例を交えて解説します。
実際にWeb面接で聞かれた質問は何?
Web面接ではどのようなことを聞かれましたか?
対面面接と同様に、自己紹介・自己PR・ガクチカ・志望動機といった基本的な質問がありました。また、それらに対して深掘りする質問もありました。
対面面接と同様の質問に加えて、「Webと対面どちらが好きですか」や「Web面接にどんなイメージがありますか」といったWeb形式特有の質問もありました。
Web面接で聞かれた内容は、ガクチカ・自己PR・長所短所・志望動機など、対面面接と大きな違いはありませんでした。企業側は、これらの質問を通して、結局のところ、私自身の人柄や考え方を知りたいのだと感じました。
自己紹介や志望動機、ガクチカ、逆質問など、対面面接とほぼ同じ内容を聞かれました。また、「Web面接には慣れていますか?」や「ブレイクタイムは必要ですか?」といった、Web面接ならではの気遣いの質問もありました。
自己紹介
Web面接では、最初に自己紹介をお願いされることがほとんどです。自己紹介は面接官に自分のことを知ってもらうための良い機会であり、第一印象を大きく左右します。とても重要なので、軽視せずにしっかり対策しておくことが大切です。
自己紹介では自分の名前や大学名、仕事に活かせるスキル、趣味などを伝えましょう。
自己紹介の回答例
本日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。
御社を知ったきっかけは、〇〇の就職情報誌でした。御社の〇〇という事業内容に強く惹かれ、私自身の〇〇という経験とスキルを活かして貢献したいと思い、応募いたしました。貴社で〇〇したいという強い意志を持っております。本日はよろしくお願いいたします。
自己紹介は簡潔にまとめ、時間指定がない場合でも1分以内に収まるようにしましょう。
自己紹介で何を話したら良いのかわからないという人もいるでしょう。こちらの記事では、自己紹介で伝えるべき内容や、回答例などを体験談と共に紹介しています。自己紹介の書き方に苦戦している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
面接の自己紹介で何を話した? リアル回答例付きで伝え方を徹底解説
自己紹介では特技をアピールすることで、個性や強みを効果的に伝えられます。しかし、自分の特技が何なのかわからない人も少なくないでしょう。こちらの記事では、特徴の見つけ方やおもしろい特技の例を紹介しています。面接で使える特技を模索中の人は、参考にしてみてください。
おもしろい特技28選|ネタに走ると危険? 特技の探し方や伝え方
志望動機
志望動機もまた、面接では定番の質問です。面接官が志望動機を聞くのは、「なぜ自社を志望したのか」「自社で何を成し遂げたいのか」などを知るためです。つまり、志望動機には、ほかの企業ではなくその企業を選んだ理由を明確にする必要があります。
志望動機の回答例
私は、御社のアプリ開発の事業内容に強く惹かれ、私自身のプログラミングに関する経験とスキルを活かして貢献したいと思い、応募いたしました。
大学時代は、プログラミングサークルに所属し、アプリの開発プロジェクトを成功に導きました。そのプロジェクトでは、ユーザーニーズを的確に把握することの難しさという課題に直面しましたが、私はメンバーと綿密にコミュニケーションを取り、それぞれの意見を尊重しながら、解決策を模索しました。その結果、ユーザー満足度90%という成果を上げることができ、チームワークと問題解決能力を磨くことができました。
御社に入社した暁には、これまで培ってきた経験とスキルを活かして、アプリ開発に貢献したいと考えております。具体的には、AIを活用した投資助言システムの開発に携わり、投資初心者でも安心して利用できるサービスの提供に貢献したいです。
上記の例文は、企業独自の強みや魅力、自身の具体的なエピソードを盛り込むことで、より説得力のある志望動機になっています。
面接でお馴染みの志望動機は、「なぜその会社なのか」「なぜその職種なのか」を明確に伝え、採用担当者にあなたの熱意と誠意を伝えましょう。
しかし、多くの人が書き出しでつまづき、ありきたりで説得力のない志望動機になってしまいがちです。こちらの記事では、好印象を与える志望動機を書くための書き出しのポイントを紹介します。例文も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
例文12選|志望動機の書き出しはエピソードの切り口がポイント!
自己PR
自己PRは、面接であなたの強みや能力をアピールする重要な機会です。面接官は、あなたがどのような人物なのか、そしてその企業でどのように活躍できるのかを知りたいと考えています。
説得力のある自己PRを話すためには、以下のポイントを意識することが重要です。
自己PR作成のポイント
・企業研究を徹底的におこない、自社のニーズを理解する
・自分の強みや能力を明確に示す
・具体的なエピソードを盛り込む
・熱意や積極性をアピールする
・企業文化への理解を示す
特に重要となるのが、志望する企業のことを理解しているかどうかです。面接官には、自社の企業文化に合致していることをしっかりアピールできます。
自己PRの回答例
私の強みは、向上心があるところです。これは、学生時代に大学時代プログラミングサークルに所属していたときに培いました。
あるコンテストに挑戦した際、思うように成果が出せずにいました。しかし、諦めずに毎日練習を続け、書籍を読んだり先輩に相談したりして、課題克服に努めました。その結果、コンテストで入賞することができ、大きな自信につながりました。
この経験を通して、目標達成のためには努力を継続することが重要であることを学びました。また、困難に直面した時こそ、粘り強く取り組むことが大切であることを実感しました。向上心は、私にとって成長の原動力であり、目標達成への強い意志を支えるものです。
御社のような常に新しい技術に挑戦している企業においては、向上心は不可欠な要素であると考えております。入社後も、常に学び続ける姿勢で仕事に取り組むことで、スキルや知識を向上させ、貴社の事業に貢献していきたいと考えています。
自己PRは自分を売り込むチャンスです。ポイントを押さえて、自信を持ってアピールしましょう。
自己PRを作成するうえで、自己分析は非常に重要です。自己分析をしっかりおこなうことで、自分自身を深く理解し、面接官にアピールすべきポイントを明確にできます。こちらの記事では自己分析法や、経験者がおすすめする自己分析のやり方などを紹介しています。自己PRの作成につまづいている人は、ぜひ参考にしてみてください。
王道の自己分析法と就活に活かすコツ|「やってよかった」体験談付き
長所・短所
長所と短所は、面接でよく聞かれる質問の一つです。
面接官は、あなたが自分のことを客観的に理解しているかどうか、そして課題を克服しようとする意欲があるかどうかを知りたいと考えています。長所・短所について話すときは、以下のポイントを意識しましょう。
長所を伝えるときのポイント
・具体的なエピソードを盛り込む
・企業が求める人物像と関連付ける
・熱意や積極性をアピールする
短所を伝えるときのポイント
・短所を自覚していることを示す
・克服に向けた具体的な取り組みを説明する
・短所を克服することで得られるメリットをアピールする
ポイントを踏まえたそれぞれの回答例は、以下の通りです。
長所の回答例
私の長所は、行動力です。
大学時代、私はテニスサークルに力を入れていました。「県大会出場」という目標を達成するために、人一倍練習する努力をしました。
具体的には、朝練や自主練に率先して参加し、朝練では基礎練習を徹底し、自主練では試合形式の練習を重点的におこないました。体力と技術が少しずつ向上し、その結果、大学2年生から3年連続で、県大会出場という目標を達成することができました。
テニスサークルで培った行動力で、目標達成のために積極的に行動し、周囲を巻き込みながらプロジェクトを成功に導きます。また、努力を惜しまず、常にスキルアップを目指して業務に取り組みます。
短所の回答例
私の短所は、完璧主義なところです。
学生時代、映像制作サークルに所属していた時に、短編映画制作という課題に取り組んでいました。私は完璧主義な性格のため、自分が納得いくまで映像を編集し続け、締め切りに間に合わなくなることがありました。
具体的には、3分間の短編映画を制作する課題において、ストーリーや映像、音響などすべてにこだわりすぎて、編集作業に丸2週間も費やしてしまいました。その結果、提出期限を1日過ぎてしまい、評価に大きく影響が出てしまいました。
この経験を通して、完璧主義の弊害を痛感し、柔軟性を身に付ける必要があると感じました。具体的には、「タスクを細分化して優先順位をつける」という方法で締め切りを守ることを意識し、ある程度妥協するようにしています。また、完璧よりもまず完成を優先し、必要に応じて後から修正するようにしています。
自分の長所がなかなか思いつかないという人にはこちらの記事がおすすめです。面接での伝え方とあわせて詳しく解説しています。先輩たちのアドバイスをヒントに自分の長所について見つめなおしてみましょう。
長所が思いつかない……就活を経験した先輩が伝授する見つけ方9選
逆質問
面接の終盤には、「何か質問はありますか?」と聞かれることがほとんどです。逆質問はあなたが企業や仕事に関心を持ち、積極的にコミュニケーションを取ろうとしている姿勢をアピールする絶好の機会です。
逆質問をすることで、次のようなメリットを得られます。
逆質問をすることのメリット
・企業や仕事への理解度を深められる
・自分の熱意や意欲をアピールできる
・面接官とのコミュニケーションを円滑にする
・入社後のギャップを減らせる
以下は、逆質問の例文です。
逆質問例
・〇〇部の仕事をおこなう際に最も大切なことは何ですか?
・ワークライフバランスはどのように実現されていますか?
・他部署と連携して仕事をおこなう機会はどの程度ありますか?
・入社までに〇〇の資格取得を目指しているのですが、ほかに必要なスキルはありますか?
仮に、逆質問がなくても「特にありません」と答えるのはおすすめできません。面接官には、「自社への関心が低い」「準備不足」などネガティブな印象を与えてしまう可能性があるためです。事前にいくつかの逆質問を用意しておき、状況に合わせて対応するようにしましょう。
web面接では、どのような逆質問をしましたか?
「御社で若くして活躍している方はどんな方が多いですか」「やりがいを感じる瞬間はいつですか」といった、入社後の具体的なイメージをつかむための質問をしました。
「御社で活躍されている方の共通する特徴は何ですか」「御社がこれから力を入れていこうとしている事業はなんですか」といった、会社の将来性や社風を知るための質問をしました。
逆質問は、面接で好印象を与える重要な機会ですが、何を聞いても良いわけではありません。中には、タブーとされている逆質問もあります。こちらの記事では、逆質問を考えるうえで必要なことや、避けるべき回答などを紹介しています。逆質問で好印象を与えたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
面接の「質問はありますか」どう答える? 内定者に聞く逆質問対策
失敗談あり! Web面接で起こりがちなトラブルと対処法
ここまでWeb面接ならではの準備や対策方法について解説してきましたが、Web面接に慣れていない学生は少なくありません。そのため、これまでの対面面接では無かった、あらたなトラブルを生むこともあります。
ここでは、Web面接で起こりがちなトラブルと、それぞれの対処法について紹介するので、もしものために参考にしてくださいね。
トラブルが起こるのではないかと考えると、誰しも緊張してしまうものです。こちらの記事では、面接で緊張しない方法を先輩たちの体験談とアドバイス付きで解説しています。気になる人はあわせてチェックしてみてください。
面接で緊張しない方法11選|先輩たちのリアルな体験談付きで解説
タイムラグが発生した
Web面接では、インターネット環境や使用する機器など、さまざまな要因によってタイムラグが発生することがあります。タイムラグが発生すると、会話が途切れたり聞き取りづらかったりなど、円滑なコミュニケーションを妨げる要因となります。
タイムラグが発生した場合は、面接官に状況を説明することが大切です。「タイムラグが発生しているようです」「聞き取りづらい場合は、お知らせください」「申し訳ありませんが、少し声が途切れて聞こえます」などのフレーズを使い、しっかり伝えましょう。
また、タイムラグが発生した場合は、焦らず落ち着いて話すことも重要です。早口で話したり、何度も同じことを繰り返したりすると、誤解を招いたり、面接官に悪い印象を与えたりする可能性があります。まずは冷静沈着な態度を保ち、適切に対応しましょう。面接官には、トラブルにも柔軟に対応できることをアピールできるかもしれません。
ラグが起きてしまった場合には、「とにかく落ち着いて対処する」ということを意識しました。
慌ててしまうと、その姿で印象も悪くなってしまうかもと考えていたので、一度冷静になってから質問し直すようにするように心掛けていました。また、面接官とラグがあるなと感じたときは、素直に「少し電波が悪く、ラグが発生しているようです」と先に伝えておきました。
しっかり伝えれば、面接官も了承した様子で気にせず話してくれることが多く、リラックスして面接を受けることができたと思います。
Web面談中にタイムラグが発生した時は、チャット欄に「ラグがあるので入り直しても良いですか」と書き込みました。相手側もラグを感じていたようで、すぐに部屋を作り直してくれました。面接開始時に「何か不具合があればすぐ言ってください」と言われていたので、落ち着いて対応できました。
何が起きても冷静に対処することが大切だと思います。まずは落ち着いて、電話でもチャットでも連絡すると良いと思います。
通信不良で途中で切れた
Web面接において、通信不良によって途中で切れてしまう場合があります。通信不良の主な原因には、インターネット環境のトラブルや使用する機器の不具合などが挙げられます。
通信が途切れてしまった場合は、以下の手順で迅速かつ丁寧に対応するのが重要です。
通信が途切れてしまったときの対応手順
①状況を把握する
インターネット接続状況を確認する (ほかのデバイスでインターネットが利用できるか確認)
使用している機器に異常がないか確認する
周囲に電波干渉源がないか確認する
②面接官に連絡する
チャット機能やメールなどで面接官に連絡する
状況を説明し、謝罪する
再接続を試みる旨を伝える
③再接続を試みる
インターネット回線の接続を再起動する
無線LANから有線LANに接続する
別のデバイスを使用する
スマホのテザリング機能を利用する
④再接続できない場合
ビデオ通話などの面接に切り替えることを提案する
提案が難しい場合は、面接官の指示に従う
面接中にPC・スマホの通知が鳴った
Web面接中にPCやスマホの通知音が鳴ってしまうことは、面接官に悪い印象を与え、面接結果に影響してしまう可能性があります。しかし、適切に対処することで、ある程度リカバリーできます。
通知音が鳴ったら、まずはすぐに面接官に謝罪し、状況を説明することが重要です。「大変申し訳ございません。通知音をオフにしておくのを失念しておりました」など、丁寧に謝罪しましょう。
また、謝罪を終えた後は、気持ちを切り替えて面接に集中しましょう。通知音による動揺を引きずったまま面接を受けると、さらに悪い印象を与えてしまいます。面接官に誠実で真摯な印象を与えられるよう、集中力と冷静さを保つのが大切です。
面接官の声が聞こえない
Web面接において、面接官の声が聞こえないというトラブルは大きな問題です。聞き取れないことによって、面接官の質問を正確に把握できず、適切な回答ができなくなってしまう可能性があります。
声が聞こえないときは、慌てずに以下の内容を確認しましょう。
・音量が適切に設定されているか
・スピーカーやイヤホンが正しく接続されているか
・マイクの設定がオンになっているか
いずれも問題がなく原因がわからない場合は、すぐに面接官に連絡しましょう。チャット機能や音声通話への切り替えを提案してみるのも一つの方法です。
また、可能な場合は再接続を試みることもおすすめです。インターネット環境を変えたり、別の機器を使用したりすることで、声が聞こえるようになる可能性があります。PCの場合は、再起動するのも有効な手段です。
面接中に家族やペットが映り込んだ
Web面接中に、家族やペットが画面に映り込んでしまうというハプニングは、誰にでも起こり得るものです。しっかり対策しておくことが何よりも重要ですが、万が一このような状況に直面してしまった場合は、慌てず適切に対処することが重要です。
まず、面接官に謝罪し、状況を説明します。「大変申し訳ございません。家族/ペットが画面に映り込んでしまいました」「すぐに対応いたしますので、少々お待ちください」など、簡潔かつ丁寧に伝えましょう。その後、一旦カメラとマイクはオフにし、家族やペットに部屋から出てもらいます。
Web面接を再開する際は、気持ちを切り替えて誠意を持って臨みましょう。質問には丁寧に答え、面接官の話にしっかりと耳を傾けます。積極的にコミュニケーションを取れば、信頼を取り戻すことも可能でしょう。
カンペがバレた
Web面接でカンペがバレてしまった場合、誠実に対応することが重要です。カンペは、もしもの時の備えとして準備しておくのは良いですが、カンペを使っていることが面接官にバレるのは避けなければいけません。
多くの面接官は、カンペを使ったことにマイナスな印象を抱く傾向があります。もし、使っていることがバレたときは、これ以上印象を悪くしないためにも言い訳はせず、謙虚な姿勢で謝罪するのが適切な対応です。
「大変申し訳ございません。カンペを使用していました」と、素直に自分の責任を認め、反省していることを伝えましょう。面接では本来カンペは使えないものなので、対面面接と同じような気持ちで面接に臨めるようにしてくださいね。
就活生パネリストが経験したWeb面接中のハプニング
Web面接中にうっかりLINEを鳴らしてしまった経験があります。内心焦りましたが、受かる可能性が低いと思っていた企業だったこともあり、冷静に謝罪してLINEの連携を切りました。面接中にLINEを鳴らすのはご法度なので、当然落ちると思っていましたが、結果は合格でした。
痛恨のミスから学んだリカバリー術
この経験から、大事なのはミスをすることではなく、ミスをどのようにリカバリーするかだと学びました。社会人になってもミスはつきものです。むしろ、ミスを上手くカバーできる能力を見られているのかもしれません。
もちろん、LINEを鳴らしたのは私の確認不足ですが、一度のミスで諦めず、何事もなかったかのように自分をアピールし続けたことが、結果的にプラスに働いたのではないかと思います。
経験者に直撃! Web面接に関するよくある疑問を解決
Web面接は従来の対面面接とは異なるため、さまざまな疑問や不安を感じる学生も多いのではないでしょうか。そこで今回は、Web面接に関するよくある疑問とその回答、そして実際にWeb面接を経験した先輩たちの声を紹介します。
Q:自宅での面接が難しいときはどうしたらいい?
自宅での面接が難しい場合は、コワーキングスペースや大学の施設、ホテルで実施できないか検討してみましょう。友人・知人の家が静かな環境であれば、面接場所として使わせてもらえないか頼むのも一つの方法です。
いずれも難しい場合は、面接官に相談してみると良いでしょう。企業によってはオフィスでの面接に切り替えてくれる場合もあります。
自宅以外で、どこでWeb面接を受けましたか?
基本的には自宅でおこなうことが多かったのです。ただ、自宅が大規模修繕中で騒音が気になる日は、大学構内にある無料で使えるWeb面接BOX(テレキューブ)を利用しました。
どうしても家を出ないといけない日にWeb面接が重なってしまったため、大学に申請して自習室を借りてWeb面接をおこないました。
Q:面接の様子を録画してもいい?
Web面接の録画は、基本的には応募先企業から許可を得ていない限りNGです。録画すること自体に違法性はありませんが、企業によっては録画を禁止している場合も多く、無断録画はトラブルにつながる可能性があります。
どうしても録画したいのであれば、事前に応募先企業に許可を得なければいけません。また、録画内容は厳重に管理する、録画データは速やかに消去するなど、取扱いには十分な注意が必要です。
Web面接中では録画を禁止されていましたか?
Web面接で録画に関する説明は特にありませんでしたが、ほかの参加者が録画している様子は見かけませんでした。
Web面接で録画を禁止する旨の事前説明や指示はありませんでした。実際に録画が許可されているのかどうかはわかりません。
Q:メイクで気を付けることはある?
Web面接は画面越しでのコミュニケーションとなるため、対面面接のときよりもややはっきりとしたメイクにすることをおすすめします。メイク時のポイントは、以下の通りです。
Web面接でのメイク例
・ファンデーションは明るめの色を選び、顔色を良く見せる
・チークは肌なじみの良いオレンジやピンク系などを選ぶことでフレッシュな印象にする
・リップはピンク系の色を選び、血色を良く見せる
Web面接前に、メイクを試して画面映りを確認しておくと良いでしょう。
Web面接と対面面接で、メイクの仕方などを変えたりしましたか?
Web面接でも普段通りのナチュラルメイクで臨みました。メイクが得意ではないので、特に変えることはせず、いつも通りのメイクで清潔感を意識しました。
画面越しだとノーメイクに見えたり顔色が悪く見えたりする可能性があるため、対面面接の時よりも少し濃いめのメイクを心掛けました。
Q:スマホの場合は横?それとも縦に置くべき?
Web面接でスマホを使う場合、画面は横向きがおすすめです。多くの企業は、面接官側でPCを使って面接をおこないます。PCの画面は横長のため、スマホも横向きにすることで、面接官に違和感を与えずに済みます。
また、横向きにすることで画面に映る範囲が広くなり、面接官に動きや身振りが伝わりやすくなるのも理由の一つです。
スマホはどのように置いていましたか?
マイクを机で塞いでしまわないよう、スマホは縦向きにして使用しました。
番外編:Web集団面接を受ける際のポイント
Web面接には、一人でおこなう「個別面接」と、複数人で同時に受ける「集団面接」の2種類があります。
集団面接は、複数人の学生が同時に面接官と対話する形式です。個別面接とは異なり、ほかの学生とのコミュニケーション能力や協調性なども評価されます。最後に集団面接でのポイントを解説していくので、参考にしてみてくださいね。
就活生パネリストが感じたWeb集団面接ならではの難しさ
話す順番を面接官から指定される場合も多いですが、「挙手制で手を挙げるのが早かった人から発言する」という形式のweb集団面接もありました。
考える時間がほしいと感じる質問があると、つい手を挙げることを躊躇してしまうかもしれませんが、意欲を伝えるためにもできるだけ早く挙手した方が良いと考えています。
また、順番が最後になるにつれて、「前の人が言った内容とは違うことを言わなければ」という焦りにもつながります。これは逆質問をするときにも共通するのですが、挙手が遅くて後手になってしまうと、用意した質問をほかの学生に言われてしまうという事態も起こる可能性が出てきます。そのため、質問への回答も逆質問も、学生側が話すタイミングが来たら早めに発言することをおすすめします。
ほかの学生が話しているときも気を抜かずにいよう
なるべく早く発言すること以外に気をつけていたこととして、ほかの人の話を聞いているときもアクションを忘れないようにする、ということがあります。ほかの人が発言している際に真顔になる、何もしないでいると面接官に集中力が切れていると思われてしまうので、発言に対して頷いてみたり、常に微笑みを絶やさないようにしたりするなどの工夫をしていました。
Web集団面接では、対面と同様に相槌を打ったり、常に面接官に見られている意識を持つことが大切です。しかし、Webならではの難しさも感じました。
まず、一人当たりの持ち時間が短い傾向があります。対面と比べて、Web上ではコミュニケーションが取りづらく、限られた時間で自分の魅力を伝えることが難しいと感じました。簡潔に、かつ自分の強みをアピールできるように事前に準備しておくことが重要です。
また、ほかの人の意見を聞く中で、「自分の意見と違う……」と不安になることもありました。しかし、面接に正解はありません。ほかの人の意見が良くても、企業が求めているものとは違うかもしれません。
自分の意見を貫く勇気を持とう!
「どうせ落ちるなら、自分の意見で落ちたい!」という気持ちで、自信を持って自分の考えを伝えましょう。たとえ不合格でも、後悔は少ないはずです。
Web集団面接は、ほかの学生と自分を比較されやすい場です。しかし、それは同時に、自分の個性をアピールするチャンスでもあります。「自分は自分、他人は他人」と割り切り、堂々と自分の意見を伝えましょう。
①ほかの学生が話しているときはマイクはオフにしよう
Web集団面接では、マイクのミュート機能を活用するのがマナーです。
マイクをオフにしていないと自分の声や音が漏れてしまい、ほかの学生の話を邪魔したり、ハウリングが発生して会話が聞き取りにくくなったりする恐れがあります。また、周囲の雑音が入ってしまうと、面接官に失礼な印象を与えてしまいます。
自分が発言しないときはマイクをミュートにしましょう。面接官には周囲に配慮できる人という印象を与えることにつながりますよ。
②声が被らないように1秒おいてから話し出そう
Web集団面接では複数の学生が同時に話すと、声が被ってしまい、誰が何を言っているのかわからなくなってしまうことも。ほかの学生の発言が終わってから1秒ほど間を置くことで、自分の発言内容が明確になり、相手に伝わりやすくなりますよ。
また、1秒待つことで声が被らなくなり、お互いの声が聞き取りやすくなるのもメリットです。スムーズなコミュニケーションが可能になり、焦ることなく質問に答えることができるでしょう。
③目線を固定しないように意識しよう
Web集団面接では面接官だけでなく、ほかの学生ともコミュニケーションを取る必要があります。目線を固定してしまうと、話を聞いているように見えず、相手に失礼な印象を与えてしまうリスクもあります。面接官には「興味を持っていない」「集中していない」と捉えられてしまうこともあるでしょう。
目線を適度に動かしておけば、周囲の状況をしっかり把握できるので、質問が出たときにすぐに反応できます。画面越しの面接だからこそ、面接官やほかの学生の表情やジェスチャーに注意深く目を配ることが大切です。
Web面接を成功させたいあなたへ! 経験者のアドバイスで自信をつけよう
近年、Web面接が採用活動において広く取り入れられるようになっています。対面面接とは異なる環境でおこなわれるため、従来とは異なる対策が必要です。
しかし、どのような対策が必要なのかわからない、慣れない形式であるため緊張してしまう、という学生も多いのではないでしょうか。そのような不安や疑問を抱えている人には、経験者の体験談やアドバイスを参考にするのがおすすめです。
Web面接を経験した先輩たちからは、リアルな情報を得られます。リアルな情報はWeb面接に対する未知への不安や対策の迷いを解消し、具体的な準備方法や対策を考えるのに役立ちます。多くの先輩たちの体験談を参考に、自分に合った対策を見つけましょう。
さまざまな研究から、対面よりもWeb上でのコミュニケーションのほうがスムーズさに欠けてしまうことが明らかになっています。その理由は、「アイコンタクト」ができないからです。
普段私たちは目配せをしながら相手と会話をしていますよね。アイコンタクトは、「次はあなたが話す番です」という言葉のキャッチボールの機能を持っています。アイコンタクトを取るのが難しいぶん、Web面接では、面接官の質問の後に一呼吸おいてから自分が話し始めるようにし、話し終わったら「以上です」と終わりがわかるようにすると良いでしょう。
熱意を伝えるために対面の時よりも身振り手振りを意識してみよう
また、Web面接では、自分の熱意や感情が伝わりにくいデメリットもあります。そのため、いつも以上に身振り手振りやうなづきを大きくし、面接官に自分の熱意が伝わるように意識してみてくださいね。
Web面接が緊張する主な理由は、スムーズな会話ができなかったり、相手に自分の想いが伝わっている感覚が少なかったりするからです。一呼吸おいて話し始める、リアクションを普段より大きくするなどを意識できると、面接官の反応も目に見えて良くなるはずですよ。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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就活をしている中でWeb面接と対面面接、どちらの方が多かったですか?