体験談付き! 就活の流れと時期ごとの対策を把握してスタートダッシュを切ろう
「もうすぐ就活だけど何から始めていいのかわからない」「就活はまだ先だけど今のうちから準備をしておきたい」と悩んでいる人もいますよね。
学生時代までは、受験という節目があり、何をどのタイミングですべきかわかりやすかったという人も多いでしょう。
しかし、就職活動は学生によって始めるタイミングが異なるだけでなく、企業や業界によって選考が始まる時期が異なるため、「どう動けば良いかわからない」という事態に陥りがちです。
就職活動を後悔なく終わらせるためにも、就職活動全体の流れを把握して自分に合ったスタートダッシュを切りたいですよね。
この記事では、就職活動全体の流れや、活動時期に合わせた対策を経験者の体験談をもとに紹介しているので、参考にしてみてください。
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まずは就活の全体像をつかもう! 一般的な就活の流れ
対策を考える前に、まずは就職活動の全体像を把握しましょう。就職活動を始めるうえで全体像を把握することは非常に重要な役割を持ちます。
全体像を把握できていないと、就活における具体的な計画を立てにくくなり、適切なタイミングで選考対策をできなくなるからです。
また、全体像を理解することで、自分の就職活動の相対的な進捗度がわかりやすくなり、危機感や余裕を感じるきっかけになるでしょう。
就職活動の全体像を把握するメリット
・具体的な行動や計画を立てることができ、ゴールのイメージを持ちやすくなる
・時期ごとに自分がすべき対策がわかり、効率的に活動できる
・周りと比べた就職活動の進捗度がわかる
ここでは、一般的な就職活動のスケジュールと、時期別で就活生パネリストからのアドバイスを紹介していくので、しっかりと押さえておいてくださいね。
①大学3年生6月まで|スキル習得期間
大学1年生から3年生の6月までは、まだインターンも始まっておらず就職活動はスタートしていません。
しかし、この時期に就職活動でのアピールにつながる経験を積むことができているかどうかで、すでに学生間で差がついているともいえます。
自分次第で、有意義な時間を過ごすこともできれば、何も考えずに無為に過ごすこともできます。
いざ就職活動を迎えて「何も話すことがない」という事態に陥ってしまうことがないよう、この時期に何かに打ち込んだり就活に向けたスキルの習得をしたりと、あなたにとって意味のある時間を過ごすようにしてくださいね。
就活でガクチカとして話せる内容がなかったので、学会発表に積極的に参加して実績を作ることを意識していました。
ガクチカで伝えられるようにするため、部活動に力を入れていました。部長になったり、選手のメニューを考える立場になったり、実績のためになんでも立候補していました。
②大学3年生6〜2月|就活準備期間
大学3年生の6月から2月までは、就職活動の本格的な選考前の準備期間になります。
この時期からサマーインターンの応募などが始まり、それにともない自己分析や業界研究といった選考対策を始める学生が出始めます。このタイミングで就活を始めた学生は、比較的早いスタートダッシュを切っていると考えていいでしょう。
本期間における就活生パネリストのアドバイスと、それぞれ何をするのか紹介していきます。
就活準備期間にやって良かったことや、工夫したことを教えてください!
選考期間に入る前からSPIなど適性検査の勉強を進めていたのは良かったなと思いました。ある程度練習問題を解けていたので、本格的に選考が始まったときには事前に苦手分野を復習するくらいで良く、準備時間のほとんどを面接対策にあてられました。
志望度の高い企業の企業研究をしっかりおこなったことです。そうすることで、その企業がどのような人材をもとめているのかなんとなくわかり、面接での受け答えもそれに対応させることができました。
志望する業界の企業リサーチは工夫しました。なるべく多くの情報を集め、どんな資格がもとめられるか、試験の難易度、インターンの有無などは特に重要視しました。「見て良かった」と感じたのは、実際その企業を受けた方の過去の口コミです。気を付けていたことは、わからないことをわからないままで終わらせないことです。
インターンシップ
インターンシップとは、学生が就職する前に実際の仕事を体験する制度です。大学3年生の7月〜9月におこなわれる「サマーインターン」と10月〜2月におこなわれる「オータム&ウィンターインターン」に分かれます。
インターンはリクナビやマイナビといった就活サイトだけでなく、企業のホームページや大学のキャリアセンターなどで募集されます。
インターン生として社員と同じように実際の職場で就業体験をすることで、業界・企業・職種ごとの違いを知ることができるだけでなく、働くイメージを具体的に持てるようになるでしょう。
また、インターンは大きく以下の3つの種類に分かれています。
名称 | 期間 | 内容 |
---|---|---|
短期インターンシップ | 1週間から1ヶ月程度 | グループワークや課題解決を通じて実際の業務を体験 |
長期インターンシップ | 1カ月以上 | 実際の仕事の現場に入り、給与が支払われることもある |
また、2025年卒からは採用直結インターンが解禁され、一定の条件を満たしたインターンでは本選考に学生情報の利用が認められるようになりました。
これまで以上にインターンが本採用と関連付けられるようになったため、気になる企業が開催しているインターンへの参加を考えてみてくださいね。
インターンにいつから行こうか迷っている人はこの記事を参考にしてください。内定者は実際いつからインターンに行って企業理解を深めたのか聞いてみました。
インターンはいつから行くのがベスト? 学生のリアルな声から解明
インターンの選考で自己PRに悩んだ人は、こちらの記事で経験者に自己PRのコツを聞いているので参考にしてくださいね。
インターンシップ選考の自己PR|経験者が実際に伝えた内容を大公開
インターンはどうやって探せばいいのか疑問に思っている人は、次の記事をチェックしてみましょう。先輩の体験談とともに見つけかたを紹介しています。
体験談で学ぶインターンの探し方|迷わず進められる5ステップを紹介
自己分析
自己分析は、自分の就職活動の軸を決める第一歩です。
自分の特徴・価値観・考え方・強み・弱み・将来像(ライフプラン)などを客観的に分析し、本当にやりたいことやどのような企業に就きたいのかを考えるきっかけになるでしょう。
自己分析が不十分なまま就職先を選んでしまうと、企業体制や経営方針が自分の価値観と合わないミスマッチの状態を生み出し、早期離職につながるリスクがあります。
また、自己分析をしっかりとして自分の考えを明らかにすることで、自己PRや志望動機を客観的かつ具体的に話せるようになり、選考通過率を高められるでしょう。
自己分析を効果的に活かすのにもコツがあります。こちらの記事でそのコツを紹介しているので、併せて参考にしてくださいね。
王道の自己分析法と就活に活かすコツ|「やってよかった」体験談付き
業界・企業・職種研究
自己分析を終え、自分が就職したい業界や企業、職種が決まったら、それぞれに対する研究が必要です。
世の中には数多くの業界があり、業界ごとに商習慣が異なります。企業によっても特色があるだけでなく、その中でさらに営業・人事・経理など役割分担があるため、非常に複雑です。また、職種が同じであっても、業界や企業が異なれば仕事の内容も大きく異なるため、それぞれで細かく分析するようにしましょう。
さらに、研究した業界や企業を横並びで比較することで、働くうえでそれぞれのメリット・デメリットを明らかにすることができ、より選択しやすくなります。それ以外にも、しっかり業界や企業についてリサーチすることで、企業に志望度の高さを伝える手段にもなり、選考を有利に進めることができます。
なお、業界や企業について調べる際は、まず業界における各社のシェア・各社の資本や関係性・マーケットの規模などの情報を確認した上で、各企業のビジネスモデル・強み・ポジショニングなどの深く細かい情報を確認すると良いですよ。
企業分析について知りたい人はこの記事を読んでみてください。経験者が実際に試した分析方法を参考にして、就活に活かしましょう。
企業分析の4つの極意|経験者に聞く効果的なやり方と活用方法
OB・OG訪問
自分が所属している大学の卒業生(OB・OG)の中から、気になる企業で働いている人を選んで訪問して就職活動における対策をすることをOB・OG訪問と言います。
OBやOGを通じて、企業の情報や仕事内容、働き方などについて話を聞くことができ、より具体的な選考対策をする手助けになるでしょう。
OB・OG訪問の最大のメリットは、企業が開示している情報からは知り得ない内容を知れる点にあります。職場の雰囲気や働きやすさ、選考対策など、実際に選考を受けて内定をもらい働いている人でないとわからないことを知る機会になるのです。
説明会やセミナーでは聞けないことは多くあるため、OB・OG訪問を通じて企業への理解度を深めてみてくださいね。
OB・OB訪問をしたい場合は、知り合いの先輩に直接連絡を取ったり、大学のキャリアセンター経由で気になる企業に就職した先輩を紹介してもらいましょう。
OB・OG訪問をあまりしたことがない人はこの記事が参考になるはずです。先輩社員に聞くべきおすすめ質問を、経験者の声を交えて紹介しています。
OB・OG訪問とは|就活経験者が教えるおすすめ質問一覧付き
③大学3年生3月以降|本選考期間
大学3年生の3月以降は各企業の募集が本格的に始まり、実際にエントリーをしてエントリーシート(ES)の提出やグループワーク、面接など本選考がおこなわれる期間です。
このタイミングで就職活動を本格的に始める人が比較的多いため、ライバルが最も多い時期でもあります。
他の学生と差別化するためにも、就活生パネリストの声を参考に、本期間における選考対策もしっかりとしておきましょう。
本選考が始まって以降、取り組んで良かったことや工夫したことを教えてください。
面接を終えるたびに反省点や好感触だった点をノートに書き出し、自己分析をアップデートしたことです。そのおかげで初めての面接と最後の面接では説得力がまったく違うものになったと思います。
本選考は基本「2度目はない」との思いで挑みました。受かっても落ちてもこれが最初で最後の出会いであることを意識していました。
企業分析を怠らないことです。最後まで気を抜かずにおこない、就活メディアなど、過去の先輩が受けた質問事項が載っているものを参考にしました。
オンライン面接の練習をするためにZoomを活用しました。実際の面接に近い環境で口に出して練習したことによって、本選考の際にもすらすらと回答できました。
良くも悪くも、落ちたらその企業のことは忘れるということは大切だと思います。第一志望はあって当然ですが、落ちたらいつまでも引きずらず次に切り替えることは非常に重要だと思います。
会社説明会
会社説明会では、企業が自社の経営理念や事業内容、各職種における仕事の内容などを学生に向けて包括的に説明する場です。
会社説明会が本選考のフローに入っているケースは少ないですが、中には会社説明会への参加が応募の必須条件となっている場合があります。必須ではなくとも、会社説明会に参加することで、企業そのものや仕事に対する理解度を高められるため、気になる企業の会社説明会には積極的に参加するようにしましょう。
会社説明会には主に次のような種類があることもぜひ押さえておいてくださいね。
名称 | 内容 |
---|---|
学内会社説明会(選考なし) | 大学が主催する説明会で、複数企業が参加が一般的 |
合同会社説明会(選考なし) | マイナビやリクナビなどが主催する説明会で、数多くの企業が参加 |
単独の会社説明会(選考なし) | 会社説明のみで、質疑応答などの場がある |
単独の会社説明会(選考あり) | 会社説明のあと、筆記試験やグループワークなどを実施 |
書類選考
書類選考は、企業が応募者のESや履歴書などを審査する選考です。企業では、ほとんどの場合、書類選考から始められます。
書類選考をおこなうのは、数多くの学生から応募があった場合に、決められた採用人数を前提にした絞り込みをする必要があるからです。
また、応募書類には志望理由や自己PRを記載することが一般的で、書類選考の時点で自社に合いそうな学生をチェックしていると考えて良いでしょう。
書類選考をなかなか突破できないという人はこちらの記事も参考にしてください。内定者たちが応募書類をブラッシュアップした体験談を集めています。
書類選考に落ちる……体験談付きで合格につながる書き方を徹底解説
適性検査
適性検査は、応募した学生の能力や性格を審査する選考のこと。書類選考を通過したあとにおこなわれたり、書類選考と並行して実施されることが多いです。
適性検査は応募者の能力だけでなく、性格や人柄を客観的に評価し、自社とのミスマッチを防ぐためにおこなわれます。離職率を低下させるために、性格の適性検査を重視している企業もあるので、軽視しないようにしておきましょう。
適性検査は主に次の2つに分類されます。
名称 | 内容 |
---|---|
能力検査 | ・学力や知的能力を測る検査 |
性格検査 | ・学生の性格や考え方を確認する検査 |
SPIについて対策したいと思っている人は、次の記事を読んでみてください。受験するときの時間の使い方について解説していますよ。
SPIの時間が足りない…デキる人から学ぶ時間不足解消の4つの極意
グループディスカッション
グループディスカッションは、書類選考や適性検査を通過した学生を対象に、選考の初期段階で実施されることが多い選考方法です。
複数人の学生でグループを組み、与えられた課題に対してグループ内で協議し、解決方法を見出す過程を通じて審査されます。
企業という組織で働くうえでは複数人とかかわっていくことが大前提となるため、協調性や主体性を持って自分の役割を認識しながら行動できるかどうかを見られています。
自分の意見を主体に推し進めれば良いわけではなく、周囲との協力姿勢を見られていることを把握しておきましょう。
グループディスカッションでは具体的にどんなことをおこなうのか想像できない人は、この記事を参考にしてください。話がまとまらなかったときのリアルな対処法を経験者に聞いてみました。
グループディスカッションの進め方|内定者に聞いた頻出トラブルとは
初めてグループディスカッションを受ける予定がある人は、次の記事をチェックしてみてください。より詳しく流れを解説しています。
初めてのグループディスカッション|体験談から知る当日までの歩き方
一次・二次面接
適性検査やグループディスカッションなどの審査を通じて選考が進んだ学生に対して、面接をおこないます。
書類審査で書いた内容をもとに、採用担当者から直接質問を受けます。採用担当者は、さまざまな質問と、その受け答えを通じて学生の能力や人柄を探ろうとしています。
そのため、書類に書いた表面的な内容だけでなく、「なぜそう思ったのか?」「その考えにある背景はなにか?」などの追加質問によって深掘りされることに注意が必要です。
面接対策をするときは追加質問まで想定しておくようにしましょう。
最終面接
1回または複数回の面接を終えたら、最終選考である最終面接がおこなわれます。面接の総回数は企業によって異なりますが、最終面接を含めて3回前後であることが一般的です。
最終面接の段階では、それまでの選考によって学生の数が大幅に絞られているため、最終的な入社意思の確認であることも多いです。
しかし、もちろん最終面接でも不合格となる可能性もあるため、「熱意が伝われば受かるはず」などと気を抜かずに対策するようにしましょう。
④大学4年生6月以降|入社準備期間
大学4年生の6月以降は、すでに内定をもらっている人も多く、就職活動を止めて入社準備をする期間でもあります。
6月以降でも二次募集などをおこなっている企業もありますが、多くは本選考を終えて募集をしなくなるため注意してください。
このタイミングから就職活動を始めるのは比較的遅いスタートであるといえますが、二次募集や欠員募集で内定を得ることは十分可能です。
ここでは、学生パネリストに本期間におけるアドバイスをもらったので、参考にしてみてくださいね。
内々定をもらってから入社までの期間で、やってよかったことや工夫したことを教えてください。
口コミサイトを主に使っていました。内定をいただいた企業の情報をしっかり精査し、他の企業と比べるようにしていました。
入社を辞退できる最後の期間でもあると捉え、企業に聞いておきたい質問はないか考えていました。特に福利厚生などの聞きにくい質問も、後悔しないよう聞いておきたい項目を書き出しておきました。
就活メディアを見て、入社前の面談ではどんな質問をされたか見ておくことを意識しました。既卒の先輩と壁打ちで面談の練習をしていたのですが、これもやっておいて良かったです。
本当に内々定先に入社して良いのかを検証するために、自分のやりたいことをすべて書き出し、これから先10年のキャリアプランを考えました。この時期に考え直しておいたことで今になっても後悔しない選択ができています。その他にも口コミサイトを利用して退職理由や新卒での入社理由を調べました。
内定者に聞いた! 実際に経験した就活の流れ
スキル習得期間・就活準備期間・本選考期間・入社準備期間に分けて紹介してきました。しかし、冒頭で述べたように就職活動を始めるタイミングや就職活動中におこなった内容は学生によってさまざまです。
ここでは、実際に就職活動を経験したパネリストたちに、自分たちの就活の流れを紹介してもらいました。
それぞれが忙しくなった時期や、最も力を入れた時期などについて聞いているので、参考にしてみてくださいね。
大学3年生の6月から企業の大規模合同説明会や、目星をつけた企業の講演会や、新卒向けイベントなどに積極的に出向くようにしました。ESやインターン参加などに着手しだしたのは3年生の秋頃です。内定は4年生の3月頃に、数社いただけました。
また、忙しくなったのは年末年始前後の11月あたりから3月にかけてでしたが、年末辺りから最も力を入れ始めました。
第一志望に落ちても落ち込まずに前へ
就活全体を振り返って言えることは、早期内定で不採用となっても落ち込む必要はないということです。自分の場合は、内定した企業が、結果的に自分にとって最適な企業でした。
もしあの時、落ち込んで何も手に付かない状況になっていたら、新たな企業との出会いはありませんでした。次へ次へと向かっていくことをおすすめします。
大学院1年生の5月から気になる企業のホームページなどを見て情報を収集しながら,逆オファーサイトに自分の情報を入力していました。
6月頃からサマーインターンの情報が出始めたので、気になっていた企業に応募しました。6月から8月にかけて9社程度インターンに応募したので、情報収集をしたり、ESを添削したりと、この時期が忙しかったです。
10月頃から本選考に応募する企業を探しながら、インターン参加企業から面談の機会を数回頂き、1月にその企業の面接を受け内定を頂きました。
サマーインターンが早期内定の鍵
就活全体を通してやっておいてよかったことは、サマーインターンに参加したことです。1〜2週間のインターンでは実際の現場で業務を体験することが多いので、社員の方と接する機会も多く、企業の雰囲気がつかみやすかったです。
そのため、自分に合う企業を探しやすいと思いました。また、インターン後に早期選考につながることもあるので、うまくいけば早い時期に内定を得ることができます。
留学をしていたため、大学4年の5月から外資系企業に特化した就活サービスが主催する合同説明会に参加して、とにかくさまざまな企業の情報を入手することにしていました。また、この時期からスカウトサイトも5つほど登録し、スカウトが来た企業の面談や面接に必ず参加することで面接慣れするようにしていました。
選考ありインターンに5月末に初めて参加し、エントリーは9月ごろから始めました。内々定の1社目が出たのが11月末、就活を終了したのは翌年の1月になります。この間にインターンは選考有無関わらず30社に参加、説明会は50社程度参加しました。
最も忙しかったのは7月ごろだったと思います。サマーインターン前ということもありとにかく説明会が多かったです。
自己分析やたくさんの業界から話を聞いた経験が活きたと実感
また、自己分析のために自分史を書いたり、フレームワークを使いながら自分がどんな人間なのかを理解することから始めました。
力を入れたのは10月・11月で、志望度の高かった企業の面接が立て続けにあったため、毎日企業のHPや面接担当者のSNS、社長の著書を読み漁りながら面接対策をしていました。
就活全体として良かったことは、自身の興味に関わらずたくさんの業界の話を聞いたことです。就活が終わったらそれでOKというわけではないので、その先につながる情報などを得ることができたのが良かったと感じました。また、徹底的に自己分析をしたことで面接官から褒められる機会が多かったので、やって良かったなと思います。
まずは大学3年生の4月ごろに、マイナビなどの就活サイトへの登録から始まりました。
その後2カ月間ほどは特に何もせず、6月に初めて夏のインターンへのエントリーを開始しました。複数企業が合同でおこなうオンライン企業紹介イベントなどにも参加し、夏休み中には複数Daysのインターンに4社ほど参加しました。
10月頃になると冬のインターンへのエントリーをおこない、半日かかるものから1Dayイベントには積極的に参加していました。12月には夏に参加したインターン経由の早期選考が始まり、この時期にSPIの勉強や初めての面接対策を迎えることとなり、かなり忙しかったように感じます。
ESや面接対策が最もつらい時期だった……
1〜2月も面接や企業の座談会、ESの提出や面接などが立て続けにあり、この時期が一番就職活動をしていてつらい時期でした。3月上旬には早期選考経由で第一志望であった企業から内々定を頂けたため、就職活動を終了しました。
私は実際に適性検査を受けたり、ESを書いたりなど選考に関係するものは4年の3月解禁日からおこなったのですが、自分の周りの人と比べると、就活の開始時期が遅かったです。
この時期から就活を始めた理由は、3年の11月まで資格勉強をしていましたが、その反動で無気力になってしまい、就活含めたすべての活動を休んでいたからです。また、私は4年の4月までは順調に選考が進んでいたのですが、4つあった最終面接に全て落ちてしまい、持ち駒が0になってしまいました。
そのため、できるだけ早期から就活して面接に場馴れする、できなければ採用人数が多い企業から内定を獲得した上で精神的な安定を保ちながら就活を続けるなど、戦略を立てておこなえばよかったと反省しています。
そもそも、就活をいつまで続ければ良いのかイメージがつかない人もいるかもしれません。この記事を読んで、納得感を持って就活を締めくくる秘訣を押さえましょう。
就活はいつまで続けるもの? 就活経験者たちから学ぶ納得就活のコツ
早期内定を狙いたいと思っている人は、次の記事も併せて読んでみてください。早期選考に乗り遅れないための注意点を紹介しています。
内定者が教える! 早期選考に乗り遅れないための注意点と必須対策
業界特有の就活の流れをチェック! 先輩たちはどう動いた?
ここまで、一般的な就職活動の流れについて解説しました。
2021年以前は経団連によって「就活ルール」が定められていました。2021年卒以降は政府が就活ルール作りをおこなうことになりましたが、結果として、現在も過去の就活ルールを踏襲する形で採用活動がおこなわれています。
つまり、大多数の企業が紹介した一般的な就活の流れに沿って採用活動をおこないますが、中には特有のスケジュールで選考をおこなう業界があります。
これから紹介する業界の企業は、一般的な就活の流れとは異なる場合があるため、志望する人は注意するようにしましょう。
就活ルール:
「学生が勉学に集中できる期間を長く確保する」ことを目的として経団連によって定められたルールで、就職活動について「大学3年次の3月に広報を解禁」「大学4年次の6月に選考を解禁」「大学4年次の10月に内定を解禁」とするもの
ベンチャー企業
ベンチャー企業は経団連に所属しているところが少なく、一般的な就職活動スケジュールとは異なり企業ごとに独自のタイミングで募集をおこなっています。
ベンチャー企業では、優秀な人材を早期に確保するために、一般的な就職活動よりも早く選考がおこなわれる傾向にあります。大学3年生の1〜3月には選考結果が決まるところが多いので、注意が必要です。
また、サマーインターンやオータム・ウィンターインターンが内定直結型であるケースも多いため、気になるベンチャー企業の公式サイトや採用サイトは必ずチェックしておいてくださいね。
ベンチャー企業の就活を経験した人たちからアドバイス
ベンチャー企業の選考をいくつか受けていたことがあります。ES、SPI試験、専門技術に特化した試験、一次面接、二次面接の流れでおこないました。
IT業界のベンチャー企業は、即戦力並みの技術力をもとめる企業と、そうでない企業とで二分化していました。後者の方が、教育体制が充実しているように見受けられました。
実際、勤務されている方から「私も技術面では未経験なまま入社したけれど、教育担当が付き、ちゃんと教えてもらえて今までこれた」とのお話を聞き、ここなら成長できると確信を持てました。
ベンチャー企業で営業職を志望していました。この業界で特有だと思ったのは、新卒社員をとても大切にしていることと、透明性です。
就活全体を通して教育制度の充実度は企業によって分かれると思いましたが、ベンチャー企業ではとても充実しているように思いました。また、自分で学び取る姿勢や、企業の社風や雰囲気にあっているかなど、ポテンシャルベースで採用をしているのが特徴的でした。
加えて、面接官の名前を事前にお知らせしていただいたり、noteの記事を共有されていることを見る限り、ベンチャー企業は透明性が高いなと感じていました。
私はベンチャー企業への就職活動を中心におこなっていました。
就活の中で一番重要視されていたなと感じたポイントは、自分自身がどのような人間で、会社に入ったらどのように活躍することができるかという点です。
実際の質問でも、志望動機に関しては会社についてある程度の理解があれば良いと感じました。むしろ、今までの経験から学んだことや、それを入社してどのように活かせるかについて重点的に聞かれた点は、ベンチャー企業における選考の特徴なのかもしれないと感じました。
外資系企業
外資系企業も経団連には所属していないため、独自のタイミングで募集をおこなっており、日系企業よりも早めに選考がおこなわれる傾向があります。
また、外資系企業ではインターンを重要視する傾向があり、長期インターンへの参加が必須である企業も多いことを押さえておきましょう。
サマーインターン終了後に選考がおこなわれることが多く、大学3年生の10月頃から選考が始まり、3月までには選考結果が決まる場合もあるので注意してくださいね。
マスコミ業界
マスコミ業界は、新聞社・出版社・テレビ局・ラジオ局・広告代理店などを指します。
特にテレビキー局の採用スケジュールは一般的な就活の流れより早い傾向があり、大学3年生の12〜1月には選考が開始し、3月より前に内定が出るケースが多いことに気をつけましょう。
また、アナウンサー職を志望する場合、模擬取材という業界特有の選考を課されることがあります。模擬取材は一般的に筆記試験や面接試験を通過した後におこなわれるので、志望する人は準備しておいて損はないでしょう。
模擬取材:
街中でのインタビューや記者会見の形式で取材をおこなう選考のこと
公務員
一方、選考スケジュールが通常の就職活動よりも後ろ倒しで、内定が出る時期が遅いのが公務員です。公務員は民間企業の選考とは異なり、公務員試験の受験が必要になります。
試験の内容は国家公務員と地方公務員で異なるので、受験前によく確認するようにしてください。
国家公務員一般職では、主に大学4年生の5月〜6月に一次試験・7〜8月にかけて二次試験がおこなわれ、8月以降に内定が出るところが多いです。
一方、地方公務員も地方自治体によって異なりますが、国家公務員試験よりもやや早く試験がおこなわれる傾向があります。
みんなと違う流れで就活を経験した人の声も参考にしてみよう
就職活動は、学生の意識や志望する業界によって始めるタイミングは各々であることがわかりましたね。
ここでは、就職活動を周りより早く始めた人や、さまざまな事情で遅く始めた人たちの就職活動に関する感想を聞いてみました。
就職活動をあとから振り返ってみて思うことにも触れているので、とても参考になると思います。あなたの就職活動にも活かしてみてくださいね。
大学1年生〜3年生春までに就活をはじめた学生の声
選考が早い業界を志望していたり、インターンへの参加などを通じてかなり早めに就職活動を開始する学生もいます。
多くの学生が一般的なスケジュールで就職活動を始めていることを考えれば、就職活動への意識が高い学生だといえるでしょう。
周りよりも早く就職活動を始めたきっかけや、良かったこと・悪かったことに関して聞いてみたので参考にしてみてください。
留学しており、本来在籍していた学年の友達が自分よりも1年早く就職活動をしている様子を見ていたため、早めに就活を始めました。
比較的早めに就活を経験して悪かった点は、早く始めることでレベルの高い学生と競う必要があり、その人たちの雰囲気に流されそうになったことです。私自身は「社会貢献性の高い企業に就職する」ということが大切だったにもかかわらず、レベルの高い学生の中に一定数存在する、内定の数で競っている人たちに巻き込まれて就活の軸を見失いそうになったのは、良くなかったと思います。
大学の講義で、企業で活躍されている専門家を招く機会が多かったため、周りも自然と早い段階から就職活動を意識している人が多かったです。自分もその影響を受けて、早めにインターンに参加していました。
良かったことは、就活を早く始めたことで、自分の欠点や面接における反省点を早い段階で修正でき、選考に活かせたことです。悪かったことは、周りも就活開始が早いだけにかなり焦ってしまったことです。
大学4年生夏から就活をはじめた学生の声
一方、多くの企業で本格的な選考が始まる大学3年生の3月頃には就職活動を始められず、大学4年生の夏頃から始めた人もいます。
この時期になると企業の一次募集が終了しており、それ以上の募集はおこなわれない場合が多いです。しかし、中には一次募集で採用者が既定人数に達していなかったり、もともと募集を複数回に分けていたりすることを理由に、二次募集をおこなっている企業もあります。
大学4年生の夏頃から就職活動を始めたり、就活をやり直した学生の場合、この二次募集への応募が就職活動の中心になるでしょう。後追い学生の就職活動に関する考え方や、意識したポイントなどを参考にしてみてくださいね。
4年生になってから将来について色々考える機会があり、早期にいただいていた内定を辞退して一から就活をやり直しました。
3月から就活解禁される企業も多く、早期選考時期には見ることのできなかった企業もたくさんあったので、結果的には良かったかもしれません。
ただ、早めに内定をもらってからも慢心せず、就活に対してずっと同じモチベーションを保ち続けながら将来のことを考えていたら、2度目の就活ももっと気持ちに余裕を持ちながらできたのではないかなと思います。
部活や留学で通常の選考とは別ルートになった学生の声
強豪の部活動に所属している学生や、留学などの課外活動を積極的におこなっている学生の場合、一般的な時期に就職活動ができないケースも。
そういった場合は、二次募集への応募をおこなったり、4月入社ではなく9月入社を実施している企業へ応募したりすることがあります。
そのような通常の選考とは別ルートになった学生たちに、その理由や通常の就活と異なる点について聞いてみました。
私は1年間休学して留学に行っており、大学3年の6月までは海外にいました。そのため、インターン選考は留学先で受ける必要があり、時間管理(時差の考慮)、場所の確保などに苦戦した経験があります。
一度時差を間違えて計算してしまい、イベントに参加できなかったことがあったので、面接本番でそのような失敗はしないように特に気を付けていました。
また、SPIなどのテスト対策も帰国までなかなかできなかったので、試験が課されるベンチャー企業の選考を受けて対策するようにしました。
私は1年間留学をしており、4年の5月まで海外にいました。
ですが、時差が少ない留学先にいたことや留学先でインターンをしていたことから、サマーインターンの応募を海外ですること以外には特に国内の就活と違いはありませんでした。
帰国してから工夫したことは、留学後に休学しながらオンラインで就活するというほかの人と違う形を取っていたので、面接の際に「留学後は何をしていたか」といった質問には、「なんとなく過ごしていたのでは」という懸念を持たれないよう、端的な回答を準備していました。
既卒就活・就活留年をした人の声
大学在学中に就職活動をする学生を新卒と呼ぶのに対し、大学を卒業後に就職活動をする人を既卒と呼びます。周りの学生が就職活動をしている中で就職活動をしなかった理由を問われることもあるため、既卒就活をする運びとなった理由を答えられるようにしておかないといけません。
また、学生の中には、志望している企業から内定をもらえなかったり、納得のいく就職活動ができなかったという理由から、あえて大学を留年する学生がいます。就活留年をする理由は、大学を留年することによって新卒の権利を維持しながら翌年度に再度就職活動をおこなうことができるからです。
卒業後3年以内であれば新卒生として応募を受け付ける企業も増えてきていますが、どの企業からも「新卒生」として扱われるため、または大学のキャリアセンターを活用するために卒業を選ばない学生もいるのです。
2回目の就職活動となるため、全体感を掴むことで効率良く就職活動をできたり、慣れからスムーズに面接をおこなえることがメリットになります。しかし、既卒就活と同様に就活留年となった理由を聞かれた際に、理由を説明できるようにしておかなければならないことに留意しましょう。
卒業後に就活を開始した先輩の声をチェック
大学院卒業後、就職浪人をしました。
就活は6月スタートで、夏期はインターン応募、秋季はインターン参加、会社説明会→本選考で就活を進めました。その後12月にインターン先の早期選考を受け、内々定となりました。
一般的な就活との違いについて、良かった所は多くの時間を就活に投入できたことです。結果、長期インターンは夏に3社、冬に3社参加でき、実際にインターンを契機として早期内定に至りました。多くの会社説明会にも参加でき、自分に合う企業を慎重に選べました。
当時は「新卒生は若い方が採用されやすい」といった意見を真に受けていたので、そこで「年齢に勝るアピールポイントを作り、意欲をアピールする」ことに注力しました。
既卒生の就活では年齢がデメリットになると思われがちですが、実際そのようなことは無く、現役生に勝る意欲や熱意をアピールできれば、十分戦えていけると思いました。
既卒生のなかで、ネガティブな印象を持っている人も一定数いると思います。実際、既卒生はどのような印象を持たれるのでしょうか。次の記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
既卒=人生終了? 既卒就活のリアルや内定獲得の秘訣を経験者が語る
就活の流れの中でいつ何をすべき? 失敗談から対策をアドバイス!
ここまで、就職活動の流れに加え、通常と違うスケジュールでおこなわれる就職活動について解説してきました。
ここからは、実際の経験者に対して就職活動に関する失敗談を紹介していきます。失敗談を参考にすることで、より具体的に就職活動をイメージできるだけでなく、効率的な就職活動を実践できるようになるでしょう。
「就職活動に対して漠然と不安を感じている」という人は、事前に不安を取り除くためにも必ずチェックしておいてくださいね。
就活全体の流れを通じて、「やっておけばよかった」と後悔していることはありますか?
資格を取っておけば良かったなと後悔しています。もっと上のレベルを目指したり、能力面を評価してもらえたりしたのかなと考えています。
最新のニュースや経営方針など、企業が公開している情報を、もっと早い段階から収集していれば良かったなと思いました。
ケース面接対策として、ケースやフェルミ推定の考え方を日常的に意識していれば良かったと思いました。
周りの人の様子を聞いておくべきだったなと思います。オンラインで就活をし、他の人の様子を聞かないままだったので、周りから話を聞いておけば良かったなと感じました。
就活をはじめる前に「やっておけばよかった」と後悔しがちなあるある3選
ここでは、就職活動を始める前の期間中にやっておいた方が良かったと後悔したことについて聞いてみましょう。
就職活動に専念しようと思っても、単位取得・お金のやりくり・アルバイトなどのさまざまな要因で理想通りに進められないケースがあります。後悔のない就職活動のためには大学1年生〜3年生初期の間にやるべきことにきちんと取り組んでおきましょう。
単位をしっかり取っておけばよかった
就職活動期間中は、自己分析や企業研究、ESの作成、説明会・選考への参加など幅広く活動する必要があります。
そのため、就職活動前までに卒業に必要な単位を取得できていないと、就職活動に集中することができません。
また、志望企業に内定をもらったとしても、単位が足りず卒業できないと内定が取り消しとなることも。そのため、早い時期に余裕を持って単位を取得しておくようにしましょう。
学業と就活の両立に悩んだ先輩たちの声をチェック
単位取得のために複数の授業と、就職活動の両立が非常に不安でした。
授業の中には就職活動を優先させてくださるものも多かったため、そこは少し楽にできる点もありましたが、授業の合間に就職活動をおこなうことが非常に大変でした。
会社説明会や面接は朝から夕方の時間帯に実際されることが多いですが、授業がその時間に被ることも多々あり、移動もとても負担になります。そのため、就職活動のことを考慮すると、3年の春までに早めに授業を取り終えて、どの時間帯にも就職活動をおこなうことができるようにしておくのがベストだと思います。
貯金をしっかりしておけばよかった
就職活動は日中に多くの時間を使うため、活動中はアルバイトができないか、できたとしても割ける時間が極端に少なくなるでしょう。
その結果、就職活動中は収入が減ることがあるため、ある程度の貯蓄をしておかないと日々の生活に支障をきたす可能性があります。
一般的に、就職活動を本格的におこなうのは3カ月前後となるため、3カ月間は収入がなかったとしても問題なく生活を送れるよう貯蓄しておくようにしましょう。
お金のやりくりに悩んだ先輩たちの体験談を教えて!
スーツ、カバン、靴などの就活に必要なアイテムは、思っていたよりもお金がかかりました。
また、それらお得に買える時期を逃さないためにも、お店の情報もリサーチしておけばよかったと思いました。お店によっては、学生割引きなどが適用されるところもあるので、その機会を逃さないことをおすすめします。
最近は有給の長期インターンもあるため、積極的に参加していくのもおすすめです。働くことに慣れながらお金を稼げますし、私の場合はそこで友達になった人から、就活に役立つ情報なども入手できてよかったです。
二次面接以降は対面が増えるため、その際の交通費が支給されないことも多く、交通費を考えて貯金しておくべきでした。
私は地元で就活をしていたのでお金の問題は乗り越えられましたが、遠方で就活を検討している方は交通費の管理は2年生頃から考えておくべきだと思います。
また、就活時期は就活に集中しすぎてなかなかリフレッシュできなかったため、リフレッシュに使えるお金も意識的に残しておくべきでした。
学生時代に打ち込んだことを作っておけばよかった
いざ就職活動を始めるために自己分析を始めたとき、学生が最も悩むことの一つに「応募書類に書くことがない」というものがあります。
「学生時代をなんとなく過ごし、人並みにアルバイトやサークル活動をしてきたものの、自己PRとして話せるほどの熱量を持って取り組んではいなかったから、何を伝えれば良いのかわからない……」と困る人も多いのではないでしょうか。
自信を持って話せるような打ち込んだことを学生時代に作っておけば、このような悩みを持つことなく就職活動に臨めるでしょう。
ガクチカにまつわる後悔エピソードを聞いてみた!
私は特にアルバイト経験がないのがデメリットに感じました。
アルバイト経験がある前提で話されることも多く、遅くとも3年生の頃からアルバイトをしておけばよかったと感じています。
また、私は集団行動や人とかかわることが苦手なのですが、仕事はチームでおこなうものが多く、会社に勤める以上人と協力して業務をこなす必要があります。そのため、もう少しチームで何かをした経験を具体的に話せるように用意しておくべきだったと後悔しました。
就活準備期間に「やっておけばよかった」と後悔したあるある3選
本選考が始まる前の就活準備期間中にやっておいた方が良かったと後悔したことについて、すでに内定を持っている人たちに聞いてみましょう。
就活準備期間には、自己分析、OB・OG訪問、インターンなどやるべきことが山積みです。取捨選択が必要になることもありますが、後悔しない選択ができるように失敗談を参考にしてみてくださいね。
インターンに参加しておけばよかった
インターンと聞いて、大学3年の夏ごろに募集されるサマーインターンを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかしこの時期は、3年生ということもありまだ就職活動を意識できていない学生もいるかもしれません。気づけば志望企業のインターンの募集が終わってしまっていた、という経験がある先輩たちも多くいます。このような状況を防ぐために、早いうちから選考を意識した活動が必要です。
インターンが選考に直結する企業も増えてきています。志望企業がはっきりしている場合は、インターンの実施有無や実施時期について必ずチェックするようにしましょう。
インターンにまつわる「やっておけばよかった」こととは?
大学1年生から参加できるインターンをもっと活用するべきだったと後悔しました。
私の志望する職種は、実務で技術を取得するスタイルだったため、学業とはまた違う環境下で、少しでも鍛えておけば良かったです。
ただ、インターンをおこなっている企業自体が少ない業界でもあるので、人脈を作るためにも、アルバイトでその業界の仕事にかかわっておくなどの工夫をしておけば良かったとも思いました。
自分が行きたい業界を絞りすぎずに、いろいろなインターンで経験を積んでおくべきでした。
私は1dayのインターン経験しかないため、業界についても漠然としたイメージしかありませんでした。しっかりインターンに取り組んだ経験がある人の話を聞いていると、「なんとなくのイメージで企業を選ぶと入社後にギャップを感じて辞めてしまう可能性もある」と感じました。
長期間のインターンに参加しておけばその不安も解消され、無駄な転職を避けられるのではないかと思いました。
サマーインターンに参加してみようと考えている人はこの記事も読んでみましょう。インターンを最大限就活に活かすための秘訣を紹介しています。
サマーインターンとは|内定者が語る就活への活かし方と事前準備
OB・OG訪問をしておけばよかった
OB・OG訪問は、卒業生名簿から志望企業に勤める先輩を探したり、個別にアポイントを取ったりと、手間がかかることから敬遠してしまいがちです。
しかし、記事の前半で解説したように、その企業に所属する人しか知り得ない情報を聞けたり、実際に働く雰囲気を知るきっかけになったりと、選考対策に大変役立ちます。面識のない先輩に連絡を取るのは勇気がいるかもしれませんが、意識してやってみるようにしましょう。
経験に基づいたOB・OG訪問についてのアドバイス
サークルを活用したOB・OG訪問で、先輩からさまざまな就活体験談や情報をもらうために人間関係の構築をしておけば良かったと感じました。
昨日今日でいきなり仲良くなるわけではないので、早くからOB・OG訪問を開始し、信頼関係を築いておくことは就活においても有効であると感じました。飲み会などを通して親しくしておくと、企業の裏話や失敗談など、聞きにくい情報も収集しやすいと思います。
OB・OG訪問の経験をしていれば、実際に働いている人の雰囲気や面接の内容などが聞けるため、本選考の際アピールできる点が増えたのではないかと後悔しています。
志望企業の他社にはない魅力がわからなかったので、そこに対するアドバイスがもらえば良かったなと思いました。また、実際に「その企業の社員に会う」という行動をとることで志望企業に対する意欲も変わると思うので、そういう観点からも、OB・OG訪問をおこなえばよかったなと思いました。
「OB・OG訪問をしたいけどまず何をすれば良いかわからない」。そんな人はこの記事を読んでみてください。具体的な進め方やおすすめの質問を徹底解説しています。
OB・OG訪問とは|就活経験者が教えるおすすめ質問一覧付き
自己分析をもっとやっておけばよかった
自己分析が不十分なまま就職活動を始めると、就活の軸がぶれてしまい意見や考え方に一貫性を持たせることが難しくなります。
また、企業の選考スケジュールは被ることもあるため、受けられる選考の数には限りがあります。就職活動を終えてから「やっぱりあっちの企業も受けてみたかった……」とならないよう、就職活動前に自己分析はしっかりと終わらせておきましょう。
自己分析について後悔していることを教えて!
性格診断も採用基準に関係しているので、事前にリサーチしておけばよかったと思いました。
性格を修正することは困難ですが、改善はできます。適職診断から、どんな仕事が合うかを知り、良い点を伸ばしながら合わない点はできるだけ改善をしようと試みることができます。
そのあたりを見極めるためにも、適職診断は受けておいた方が無難だと思います。どんな仕事が自分に合うか、詳細にイメージしておけば、もっと就活を効率良く進められただろうなと考えたこともありました。
本選考期間中に「やっておけばよかった」と後悔したあるある4選
ここでは、就職活動のメインである本選考の期間中に「やっておいた方が良かった」と後悔したことについて聞いてみましょう。
本選考では、ほかの期間と違い明確に選考の合否が出るため、改善策も考えやすいです。失敗談を事前に確認し、経験者が後悔したポイントをケアしておけば、ほかの学生と差を付けられるようになるでしょう。
会社説明会に参加しておけばよかった
会社説明会は選考に必須ではないケースが多いため、時間や交通費の節約をするためにで、できるだけ説明会には参加しないという学生もいます。
しかし、会社説明会は事業概要の説明だけでなく、学生にもとめる人物像を知ることができたり、企業人事に直接質問できる機会にもなります。それらを通じて選考対策を立てられるため、選考に必須ではなくともできるだけ参加するに越したことはないでしょう。
先輩教えて! 会社説明会をどう就活に活かすべき?
会社説明会に参加していないと、企業の最新の情報を追うことができないと感じました。
私が参加した会社説明会では、その場でだけ話している最新のサービスや製品、会社の情報などがありました。
これらは、説明会に参加した人だけが知り得る情報なので、「説明会に参加したのでそれも知っています」と面接で話すことは志望度の高さを表すことにつながると思います。
会社説明会に参加しないと、企業の魅力を見逃してしまうことがあると感じました。
会社説明会に参加すればするほど、いろいろな企業同士を比較することができるため、企業選びの際にどこに着目するべきかが明確になります。
そのため、もっといろいろな会社説明会に参加し、それをノートにまとめておけばより効率的な会社選びができたのかなと思います。
適性検査対策をしておけばよかった
適性検査には能力検査と性格検査の2種類があります。能力検査は言語問題と非言語問題の2種類があり、制限時間も定められているため、何も情報収集せずぶっつけ本番で挑むと選考を通過できないこともあります。
能力検査でおこなわれる試験は実施年度ごとで変わるものもありますが、ある程度の形式や傾向は決まっていることが多いです。そのため、しっかりと事前に予習・学習をしておけば合格することはそこまで難しくありません。
適性検査の有無は企業が公示している就活スケジュールにも記載されているため、しっかりと確認しておきましょう。適性検査があるとわかった場合は、予習を欠かさないようにしてくださいね。
実体験をもとにした適性検査についてのアドバイスを見てみよう
適性検査で他の企業で受けた問題と似たような問題が出てきたときにも、対策不足で回答できなかったのを後悔しています。面接などが入る前の時期から、SPIの問題をたくさん解くなど計画的に適性検査対策をしておくべきでした。
地方の就活では適性検査がおこなわれないこともあり、面接や説明会を優先してそれらにばかり時間を割いてしまったのが原因だと思います。特にコンサル系の企業などは適性検査を重視されることがあるため、対策は早いうちからしておくべきだったと思います。
非言語の適性検査対策ができていなかったため、苦手意識から適性検査の受験がギリギリになってしまい大変な思いをすることがありました。
適性検査を受けることに対する抵抗感がすごくあったので、自信を持って受けるという意味でも、適性検査の勉強はしておくべきでした。
時間があるのであれば適性検査の勉強はすぐに始められるため、1日30分でもいいのでおこなうべきだと思います。
グループディスカッション対策をしておけばよかった
グループディスカッションでは、協議して決められた自分の役割を全うし、グループ内で協力しながら課題解決をおこなうことが重要です。
このように理想的な進め方をするためには、ある程度グループディスカッションに慣れておく必要があります。
大学のキャリアセンターが就活対策を主催していたり、グループディスカッション対策講座などの外部セミナーがおこなわれているため、本番で緊張しないよう、それらに参加するなどして早めに慣れておきましょう。
グルディスで活躍するコツを体験談からチェックしよう
グループディスカッションでヒヤッとしたのは、出題されたお題がアバウトで、目的がぼんやりしたまま結論を出してしまったときです。
お題の範囲が広い場合、視点やゴールをはっきりさせる必要があるのですが、それができず、具体的な結論にたどり着けなかった経験があります。
この経験から、お題が出された時点で、着地点はどこにするかをチームで話した上で、話し合いをスタートさせるようになりました。
ディスカッションを効率的に進めるため、事前に議事録用のフォーマットを用意しておけば良かったかもしれません。
少し難易度が高いかもしれませんが、たとえばIT企業であれば、システムの欠陥について要素分解したシートを用意しておいたり、マーケティング職種であれば、売り上げについて要素分解したシートを用意しておけば、すぐにディスカッションに取り組むことができます。
グループディスカッションに不安を抱いている人はこの記事を読んでみてくださいね。基本的なグループディスカッションの進め方を、内定者の声を交えて解説しています。
グループディスカッションの進め方|内定者に聞いた頻出トラブルとは
面接対策をしておけばよかった
面接で「学生時代に力を入れて取り組んだこと」や「自己PR」といった頻出質問だけではなく、たとえば「100万円があったら何に使うか?」などのユニークな質問をされることがあります。
頻出質問を押さえておくことも必要ですが、上記のような予想外な質問にも答えられるよう対策ができているとなお良いでしょう。深掘り質問で聞かれそうな内容と、それに対する答えも用意できていると面接の場でスムーズな受け答えができますよ。
また、面接では学生の人柄や思考を深掘りすることを主な目的としているため、自己分析をしっかりしておけば予想外の質問にも答えられる可能性が高まります。自己分析は面接対策のうえでも重要であることを押さえておきましょう。
みんなが「やっておけばよかった」と思う面接対策とは?
企業側が面接で事前に聞くことを教えてくれていたにも関わらず、全く対策せずに挑んでしまったことがあります。
そもそも企業研究が不足していたので、配属希望を聞かれた際にハッキリと答えられませんでした。また、志望動機でも会社の利益のために自分が貢献できることはなにかという点を伝えられませんでした。
顧客目線で話すのではなく、「会社の利益のために貢献できる人材だ」とアピールできなかった点をとても後悔しました。
面接をしたばかりのころは謎の自信があり、それで痛い目を見てしまうということが多かったです。
就活全体を通して、面接の内容は、基本的にはすべて暗記した方がいいと感じています。話の方向性だけを覚えて面接に挑んでしまうと、途中で自分が何を話しているかがわからなくなり、頭が真っ白になるということがありました。
この記事では、内定者が実際におこなった面接練習を一挙公開しています。面接に不安を抱いている人はぜひ事前に読んでおいてくださいね。
面接練習みんなは何をした? 経験者から学ぶ効果的な練習法13選
内定後に「やっておけばよかった」と後悔したあるある3選
内定をもらったら就職活動はいったんゴールになるかもしれませんが、そのあとは入社をして長い社会人生活が待っています。一度きりの学生生活を充実させることも大切な一方、入社後を意識した取り組みができているどうかで、同期とスタートダッシュに差が付くことも。
先輩たちの「〇〇しておけば良かった」というエピソードを参考にして、内定獲得後にすべきことを押さえておきましょう。
内定先企業への理解をもっと深めておけばよかった
入社前に、内定先企業の経営理念や事業概要、内定をもらった職種での仕事内容について把握しておきましょう。
入社前から内定先企業への理解度を深めることで、スムーズに仕事を進めることができるようになります。仕事に慣れるのも早くなりますし、あなたへの評価も高まるため企業HPなどからわかる情報は頭の中に入れておいてくださいね。
内定者が語る企業研究についてのリアルな体験談
いろいろな業界のインターンを受けたり、応募したりするべきだったと思います。
自分がその職種に適しているかどうかは、現社員の方の声を聴かなければ、イメージすることがなかなか難しいです。さまざまな職種のインターンに参加し、仕事の適性を確認すれば良かったと思います。
そうすることで、自分に本当に合っている職種がよりはっきりしてくるのではないかと考えます。
興味のない企業の面接も、最終面接まで受けて良けばよかったなと思いました。
第一志望から内定をもらった後は就職活動を辞めてしまい、最終面接まで行っていた企業にすべてお断りの連絡をしてしまいました。しかし、できることなら業界や企業について学生時代に理解を深めておくという意味合いで受け切っておけばよかったなと思います。
特に同業他社の情報などは社会人になってからだと得にくいため、逆質問をした際の企業の回答を目当てに受けておくべきだったと思います。
資格取得や勉強をしておけばよかった
就職する企業の業界によっては、就職後に資格取得が必要な場合があります。銀行では銀行業務検定試験、不動産業界では宅地建物取引士などです。
これらの資格取得にはもちろん勉強が必要ですが、入社後は業務と並行しておこなう必要があるため負担が大きくなります。
入社前から勉強を始めることで余裕をもって資格取得できるようになるため、必要な資格が明確な場合には、入社前から準備を進めておくと良いでしょう。
「資格を取れば良かった」先輩の生の声をチェック
資格の勉強をしておけばよかったと思います。特にエンジニアを目指している方は、なおさら重要です。
資格をとっておくことで、自分のITやプログラミングに関する知識を保有していることを面接で示すことができるメリットがあります。また、今の段階から技術力を向上しておくことで、入社後にいいスタートダッシュを切ることができると考えています。
面接で学問に関連した資格をとっているか聞かれたこともあるため、取っておくに越したことはないと思います!
大学生活をもっと満喫すればよかった
入社して社会人になってからは、おおむね週5日の勤務が必要となり、大学生の頃よりも自由に使える時間が大幅に減ります。
自分の好きなことをできる時間があるのは大学生の特権でもあるので、社会人になってから後悔が残らないよう、大学生活を満喫しておいてくださいね。旅行や勉強、趣味など卒業前に思う存分好きなことをしておくと、区切りをつけることで社会人生活も良いスタートダッシュが切れるでしょう。
パネリストが大学生のうちにしておけば良かったと思ったこととは?
大学生のうちにチームで何かを達成する経験を多く積むと良いと思います。
周囲とのコミュニケーション力がつくだけでなく、自分中心ではなく周囲にいるステークホルダーの考えを重んじた行動力が身に付くからです。これらは大半の仕事で必要な力だと思います。
これらの力は一人だけで練習できるものではないので、たとえば目標を掲げてアルバイトや部活に取り組み、仲間と達成することを通して強化できれば、入社後も役立つと思います。
実は就活のカギを握る! 就活を進める中で押さえたい3つの注意点
就職活動中はすべきことが多いだけでなく、合否の連絡一つによって一喜一憂する時期でもあります。そのため、スケジュール管理や気持ちの管理にも気を配るのが、納得のいく就活を進めるコツです。
忙しいからこそ、計画通りの就職活動になるようにしっかりと管理できるようにしておきましょう。
就活中に起きた、対策や準備を忘れていて困ったことを教えてください。
面接そのものの対策に気を取られ、入退室のマナーや挨拶のタイミングなどの部分の対策を忘れていました。
リモートや服装自由での面接が多く、スーツを用意するのを後回しにしていて焦ってしまいました。特に靴とカバンは、歩きやすさを重視した対策が甘く、見栄えだけで購入してしまい困りました。
各企業のエントリー締切のチェックを怠っていて、志望度の高い企業に応募できなかったことです。応募した企業が増えてきた時点でしっかり管理することが大切だと痛感しました。
オンライン面接が多くあったことで、服装などの準備が足りず即席で用意したスーツや鞄で挑んでしまったことです。また、スケジュール管理の重要さについても実感しました。
①スケジュール管理
就職活動中は、説明会の応募締め切りやESの提出期限があったり、一日のうちに複数企業の面接対策をしたりと、やることが多岐にわたります。
そのため、スケジュール管理ができていないと、締切を忘れたり選考に遅れたりすることにつながるでしょう。いつまでに何をしなければいけないかを明確にし、思わず忘れてしまっていたという事態を防げるようにしておいてくださいね。
就活におけるスケジュール管理で悩んだ経験はある?
アルバイトのシフトを入れすぎて、企業イベントと重なってしまったことがあります。
幸いアルバイトのシフトの融通がきいたので良かったのですが、それ以来、企業からの日時の提案には柔軟に対応できるよう、就活中は、あまりシフトを入れないように工夫をしました。
とはいえ、多くの企業がこちらの都合に配慮して面接日を決めてくれたり、アルバイト先も3年生に対しては、わりと考慮してくれるところが多いです。一方で、学業は就活が通用しない時も多いので、手帳に予定を書くときに大学・バイト・企業とで色分けしておくなどの工夫をしながらスケジュールを管理しました。
インターンや説明会を詰め込みすぎたことで、合否が出てからバタバタとスケジュール調整をすることになってしまったことです。
合否に関わらず、スケジュール管理をスプレッドシートなどでしておけばよかったと反省しました。
また、地方からインターンに参加することもあり、前泊後泊の発生するスケジュールの管理などもあまり上手くいかなかったので、インターンに応募するときは就活全体のスケジュール感に考慮するべきだったと思います。
②金銭管理
説明会や選考はそれぞれの企業や、企業が指定した場所でおこなわれます。
そのため、1日に何度も移動する必要があり、交通費がかかることに注意が必要です。また、志望企業が遠方で、本社でしか選考をおこなっていない場合には、新幹線代や飛行機代などの大きな出費になることがあります。
就職活動中はアルバイトができずに収入が減る一方で、いつもよりも支出が増えることを頭に入れ、生活に支障が出ないように金銭管理をするようにしてくださいね。
就活中に金銭管理で苦労したエピソードを教えて!
就活中はなかなかお弁当の持ち歩きができないので、外食代がかかりました。
また、インターンなどで知り合った人から食事に誘っていただける機会も稀にあるので、娯楽費とはまた別に、外食代を確保しておく必要性が生じました。
それ以外にも、就活中は外出が多くなるので、スマホの通信料金がかさむことも多くありました。
地方から東京などの都市に出向かなければならず、交通費の支給が一切ない企業も多かったので貯金のやりくりが大変でした。
また、地方に住んでいる期間も決まっていたのでアルバイトができず、貯金を切り崩しながら就職活動をするのに苦労しました。
ただし、志望度の高い企業であればお金をかけてでも就職活動はするべきだと思い、金銭的な部分に関してはある程度諦めをつけながら進めました。
③気持ち・体調の管理
就職活動中は移動が多いだけでなく、さまざまな選考で緊張にさらされることも多く、体調やメンタルを崩してしまいがちです。
また、合否の連絡によって気持ちの浮き沈みが激しくなることもあるでしょう。しかし、就職活動を成功させるためには、長期的に健康な体調や精神を維持することも重要です。
就職活動から離れて家族や友人と過ごしたり、運動をしたりすると気分転換になって気持ちのリフレッシュができるでしょう。また、就職活動中であっても睡眠や食事をしっかりと確保するなどの体調の管理にも気をつけてください。
心身のケアをおこないながら、選考の結果に一喜一憂することなく健康を保つようにしましょう。
みんなが体調やメンタルの調子を保つためにしていたことは?
インターン中に頭痛や腹痛が起きても良いように、薬を常備していました。最近は水なしでも飲めるタイプの物もあり、一回分をポケットに入れておくことを心掛けていました。
周りに心配をかけないよう、症状が出たらトイレなどでサッと飲むように工夫していました。
また、就活中の時期は、体調が悪いなと感じたら早めに帰宅するなどして、風邪などをうつさないようにする周りへの配慮も必要だと思います。
オンラインでの面接やインターンに多く参加していたことで、めまいや頭痛の症状に悩まされたことです。
特に複数日を要するインターンが続いた時期はめまいが出てしまい、、他の企業の説明会に行けなくなることなどがありました。
そのため、数日間のインターンが2社以上続かないようにスケジュールを調整して、体調不良にならないように工夫していました。また、面接以外ではブルーライトカットのメガネを使用するなどして目の負担を減らしていました。
就活の流れといまからできる対策を把握して内定獲得へ一歩リードしよう
就職活動は全員横並びからのスタートです。その中でライバルの学生たちから一歩リードするためには、就活の流れと今からできる対策をいち早く把握し、実践するようにしましょう。
就職活動を終えてから「あのときもっと頑張れば良かった」という後悔が残らないよう、「今自分が何をすべきか」を考えて行動することを意識してみてくださいね。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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大学入学後、早い段階から就活を意識しておこなっていたことを教えてください!