あなたはどこで迷っている? 仕事探しの5つの壁を乗り越えよう
転職に向けていざ仕事を探そうと思っても、「仕事の探し方がわからない」と悩むことはありませんか。自分に合う仕事の探し方がわからない、雰囲気の良い会社の探し方がわからない、高待遇な求人の探し方がわからないなど、その理由はさまざまでしょう。
転職経験者たちも、自分が求める仕事の探し方に迷ったことがあるようです。この記事では、そんな転職経験者たちが仕事探しを成功させたコツを聞いてみましょう。
この記事では、皆さんの状況に合わせた仕事の探し方を解説していきます。仕事探し前の自己分析方法から、求人の検索の仕方まで一挙解説していくので、年代や目指す業界別に有効な仕事の探し方を確認してみてくださいね。
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まずは体験記でイメージをつかもう! みんながやった仕事の探し方
せっかく転職や仕事探しをするなら、自分にあった仕事を見つけ出したいですよね。しかし、世のなかにはいくつもの求人があり、自分の望む求人を見つけるのにも一筋縄ではいきません。そのため、仕事探しを諦めてしまう人が多数いるのです。
だからこそ、転職経験者たちがやった仕事の探し方を確認してみましょう。理想の仕事を探すには何が必要なのか、自分の立場に置き換えながら読んでみてくださいね。
最初は転職サイトに登録するところから始めました。どういう企業があるのか自分の目で見て、転職したいと思っている業界や業種をある程度絞っていきました。そのうえで、いつでも相談できる転職エージェント1~2人と面談しながら、自己分析や業界分析をおこっていきました。
自分なりの工夫を伝えることが面接突破のカギ
私は営業職を志望していたので、転職活動のなかでとにかく大事にしていたのは「実績を作るまでの過程をストーリー性を持って伝える」ことでした。実績は、あくまでそのときにいた会社の基準で得られた実績であって、違う会社で作れるかどうかはわかりません。
そのため、実績を作るために何をやってきたか、どう続けてきたかという「自分ならではのストーリ性」を伝えることを意識していました。営業職の強みでよくありがちな「○○力」のようなものは、抽象的になりやすいので私は多用しないように注意していました。
まず最初は転職サイトに複数登録し、どのような求人が出ているのか、自分の希望や条件を整理しました。登録と同時にエージェントサービスの案内電話がかかってきたので、その流れでとある企業との面談をしました。
一度転職活動の経験があったことと、自分自身が転職エージェントの仕事をしていたこともあり、あまりエージェントの数は増やさずに進めていく方針でした。面談後は、お話しした条件に合った求人をいくつか送ってくださったので、そのなかから合うものを選んでエージェント経由で応募を進めてきました。一方、直接スカウトいただいたものや、求人広告で募集を出されている企業とは自分でコミュニケーションをとって選考を進めていきました。
企業分析をとおして自分の求める職場であるかを確認した
私の場合、求める業界や働き方が明確にあったので、企業分析に一番時間を使っていました。自分の受けるポジションだけでなく、同じ企業(特に同じ拠点)がほかにどのような求人を出しているのかも調べ、企業や職場の状況・雰囲気などもイメージしていました。
どうやって調べれば良い? 仕事の探し方に悩む5つのパターン
転職経験者が仕事を探した方法は、それぞれの状況に応じて多種多様でした。ただし、自分の求めるものを言語化したうえで仕事を探していくという手順は全員共通だったのではないでしょうか。だからこそ、まずは自分と向き合って、仕事における理想を明確化する必要があるのです。
仕事探しの第一段階として、まず自分の状況を見つめ直しましょう。今仕事探しに困っている理由の根本に、理想の仕事を見つけるヒントが隠れているかもしれませんよ。仕事探しにおける悩みをどう解決していくべきか考えながら、読み進めてみてくださいね。
①自分の強みや弱みがわからない
自分の強みや弱みがわからず、仕事探しに悩んだことはありますか?
強みや弱みを自分自身で気づけず、困ったことがあります……。私の場合、親しい人に聞いてみて自分の特性がわかり、今の仕事につきました。
やりたい職種は明確に決まっていたのですが、自分の強みや弱みとマッチしているかわからず不安になった経験があります。そのときは、学生時代を知る先輩や親しい友人に相談していましたね。
仕事を探すうえで、自己分析は必須です。しかし、自分の本当の強みや弱みがわからないという人も一定数います。そうなると自分が活躍できる仕事や、逆に避けた方が良い仕事がわからず、仕事探しに歯止めがかかってしまうこともありますよ。
また、自分の強みや弱みがわからない状態で仕事を探してしまうと、面接時に苦労することがあります。「どんな強みがうちで活かせると思いますか」といわれてもピンとこず、企業側にうまく魅力を伝えることができないこともあるでしょう。
もし自分の強みや弱みがわからないときは、強みや弱みに対するとらえ方を変えてみると効果的です。あなたが何気なくやっている行動の裏に、強みや弱みが隠れているかもしれませんよあなたが何気なくやっている行動の裏に、強みや弱みが隠れているかもしれませんよ。自分の強みや弱みを明確にして、自分にあった仕事を探してみましょう。
②適性のある仕事がわからない
適性のある仕事がわからず、仕事探しに悩んだことはありますか?
仕事を探す際、就活サイトでは「業界」や「企業規模」などでしか条件を絞れません。そのため、自分が適性のある企業を把握していないと、膨大な企業数からエントリーをする企業を見つけるのが難しかったです。
未経験転職だったたので挑戦してみたい職種はあったものの、その仕事に適性があるのかわからず、不安になった経験があります……。
自分の強みや弱みをある程度理解していても、それを活かせる仕事が何なのかわからないという人もいるでしょう。実は、自分自身が知っている仕事の種類が少ないというのが仕事探しに戸惑う理由なのです。
知っている仕事が少ないと、その分エントリーできる企業の数も減ってしまいますよね。「実は適性があった仕事を見逃してしまっている」ということもあるかもしれません。適性のある仕事がわからない状態だと、仕事の可能性を広げることが難しくなってしまいます。
適職がわからないという状態にある人は、仕事に対する視野を広げる必要があります。「営業はコミュニケーション能力が必要だから、私には向いていない」と判断するのは危険です。その仕事にはどんな要素があるのか広くとらえてみると、適性のある仕事を探すことができますよ。
「仕事を探していると営業職を良く見かけるけど、営業職は自分に合うのかな……」このように感じる人は、こちらの記事も参考にしてください。自分の営業職への適性がわかるかもしれません。
社会人に聞いた! 営業に向いてない人の特徴とは? 診断リスト付き
③職場に求めるものがわからない
職場に求めるものがわからず、仕事探しに悩んだことはありますか?
ありがちかもしれませんが、給料を取るか、休みを取るかで仕事探しに悩みました。
内定を受諾するフェーズで悩みました。具体的には、「業務の幅は狭いが、福利厚生・給与は問題なくネームバリューもある大企業」か、「ネームバリューはなく福利厚生なども薄いが、業務の幅は広い中規模の企業」で悩んでしまい……。最終的に前者を選び数年が経過しましたが、今もその選択で良かったのか悩む日々です。
仕事を探すうえで大事にしたいのは、業務内容だけではありませんね。人間関係や残業時間の有無、昇給制度やボーナスなど、そのほかの条件面も求めていきたいところです。しかし、すべてが叶う求人は珍しく、どれを優先したら良いかと悩む人も少なくないでしょう。
たとえば、楽な仕事が良いけど給料は欲しいという希望があるとします。もちろん、自分の能力次第では実現可能です。しかし、高い給与をもらうには、辛い仕事に耐えなくてはならないときもあります。
このように何を絶対条件にすべきか迷うと、理想の労働環境って何なのだろうと悩んでしまいます。まさに今職場環境に求めるものがわからないという人は、仕事と私生活をどう両立すべきかどうか考えてみましょう。
④企業の実態を知る方法がわからない
企業の実態を知る方法がわからず、仕事探しに悩んだことはありますか?
インターネットや会社説明会では、企業の実態を把握しきれず困ったことがあります。残業や社内の雰囲気などは、どの企業もポジティブな内容しか説明しないことが多くて……。実態を知りたい気持ちはあったものの、残業や給与などの質問内容をマイナスにとらえられないか心配で聞くのをためらいました。
インターネットに記載されている情報からだけでは限界があり、挑戦したい職種は決まっていたものの、どの業界を選ぶかで苦労しました。
いざ応募をしてみようと思っても、求人内容に不安を覚えて次の行動が起こせないということはありませんか。最初に「この企業良さそう」と思っても、応募前の段階で口コミなどを見てしまったりすると、途端に不安になることも少なくありません。
たとえば、残業時間の記載を例に挙げます。広告では「月の残業時間は10時間未満」と謳っているものの、退職者の口コミでは「残業は毎日3時間」と書かれているということもあるでしょう。どの情報が正しいのか不安になるものの、面接で聞くのは失礼だし……と応募に踏み切れないこともありがちです。
企業の実態を知る方法がわからず応募に躊躇っているという人は資料から情報を得たうえで、社員に直接話を聞いてみましょう。転職前に不安があることは企業側も理解しています。だからこそ、失礼のない内容や手順で話が聞けると、ギャップの少ない仕事探しができますよ。
⑤自分が望む求人の調べ方がわからない
自分が望む求人の調べ方がわからず、仕事探しに悩んだことはありますか?
初めての転職の際は、転職サイトとエージェントしか求人を調べる方法を知りませんでした。なかなか未経験OKである希望職種の求人に出会えず苦戦しましたね。
自己分析や企業研究を終え理想を言語化できた人も、最後の壁にぶつかることがあります。「希望条件が叶う求人を検索する方法がわからない」という悩みです。自分の理想が叶う求人がないなら、転職をすべきではないのかも……と、そこで仕事探しを諦めてしまう人も多くいます。
しかし、仕事探しは自分一人だけの力でやる必要はありません。周りに目を向けると、転職エージェントやハローワークなど、求人探しを手伝ってくれる場所はたくさんあります。近くにいる友人・知人経由で仕事を見つける人も多いのです。
なかには、誰の力を借りて仕事探しをするのが有効かと悩む人もいるでしょう。そういった人向けに、この記事ではそれぞれの機関や媒体などを利用して転職をした人の体験談を集めています。実際の体験談を見て、それぞれの良し悪しを判断できれば、より効果的な仕事探しができますよ。
今の仕事が向いてないかもと思うと、新しい職場を探したくなりますよね。しかし、本当に今辞めていいのかとその判断に迷うことがあるでしょう。下記の記事では、社会人の先輩の体験談をもとに、退職を決めるべき判断基準を解説しています。
この仕事向いてない……辞めたい|向き不向きをみんなはどう見極めた?
向いている仕事探しのために、インターンに参加したいけど、インターンの探し方もわからないと思っている人は次の記事も読んでみてください。インターンの探し方について、先輩の体験談とともに解説しています。
体験談で学ぶインターンの探し方|迷わず進められる5ステップを紹介
仕事探し前の自己分析に悩む人向け|4ステップで見つける自分の特性
皆さんは今、仕事探しのどの段階でつまずいていますか。自分の状況を見つめ直すことで、今すべきことがわかったという人も多いでしょう。悩みの本質が理解できたら、早速それぞれの状況に応じて仕事探しの悩みを解決していきましょう。
まずは自己分析でつまずいている人向けに、自分の特性を明らかにする方法を解説していきます。自己分析をするとき、最初から強みや弱みに目を向ける必要はありません。自分の普段の行動を振り返りながら、最終的に強みや弱みを明確にしていきましょう。
ステップ①やっていて苦にならないことを探す
自分の強みは何ですかといわれても、なかなか自信を持っていえないという人も多いですよね。そんなときはまず、自分がやっていて苦にならないことを書き出してみましょう。あなたが苦にならないと感じていることも、ほかの人にとっては難しいことかもしれません。
やっていて苦にならないこととは?
・自ら進んでやっていること
・集中して取り組めること
・多くの時間を費やしても疲れを感じないこと
これらのことは何気なくやっているケースが多く、自分の強みだと自覚することは少ないでしょう。しかし何かをするために、主体的に行動することや多くの時間をかけることは、責任感や当事者意識がないとできません。なぜやっていて苦にならないのかを考えてみると自分の特性が見つかるはずです。
手間がかかってもやろうと思うその過程にあなたなりのこだわりが隠れているでしょう。
ステップ②仕事中に感情が動いた経験を書き出す
やっていて苦にならないことがわかったら、あなたが仕事中に思っていることを書き出してみましょう。感情が動いた経験とは、マイナスな経験でもプラスな経験でも構いません。何をどうされると、どういった感情になるのかざっくばらんに書き出してみてください。
感情がプラスに動いた経験を書き出す例
経験①:指導していた後輩の営業成績が上がった
その理由:後輩の頑張りが報われてうれしかったから
自分がしたこと:後輩の強みを活かす営業方法を考えた
感情がマイナスに動いた経験を書き出す例
経験②:取引先からクレームをもらった
その理由:作成した書類に不備があった
自分がしたこと:書類の確認ミスを怠った
仕事中に感じたことを書き出す際は、「なぜその感情になったのか」「それまでに自分がどう行動したのか」まで書いてみましょう。その結果自体がうれしかったのか、その結果を得たことで周りが喜ぶことでうれしかったのか、感情が動く理由そのものを明らかにしてあなたの特性を明らかにしてみてください。
ステップ③周囲から任されがちなことを書き出す
次に、周りから見たあなたの強みを探ってみましょう。周りの人が考えるあなたの強みを見つけるには、よく任される仕事がないかどうかを考えてみてください。その仕事を担当できる人が複数人いながらもあなたが選ばれるということには、きちんと理由があります。
周囲から任されがちなことを書き出す例
①指名を受けて始めた仕事をすべて書き出す
②なぜ自分がその仕事を任されるかどうか考えてみる
③自分の能力が役に立った経験がほかにもないか書き出す
なぜ自分がその仕事を任されたのかを考えていくうちに、自然と自分の強みが見つかってくるはずです。その強みが発揮できたエピソードがほかにもあれば、それは確固たる強みだといえます。自分を客観的な視点で見てみることで、強みにも自信が持てるでしょう。
ステップ④苦手意識があることを明確にする
ここまでで自分の強みが明確になってきましたね。最後に、自分の弱みも明らかにしておきましょう。苦手なことに挑戦するには想像以上の体力が必要です。しかし苦手意識があることに気付けないという人も実は多くいます。苦手を苦手だと認めることもときに必要ですよ。
苦手意識があることを明確にする例
①上達のスピードが人より遅かったことをすべて書き出す
②なぜ人より遅かったのかを考えてみる
③周りの人との差はどれくらいあったか明らかにする
④努力をしたことでその差が完全に埋まったか考えてみる
苦手を克服するまでには、多くの時間を要することもあり、辛いと感じる人も少なくありません。そういったときは苦手なことを避けて、自分の得意なことを活かせる仕事に就くことも一つの方法です。苦手があるからこそ長所で補おうとするため、短所を見つけることでさらなる強みが見つかるかもしれません。
自己分析のやり方は、一つではありません。ネットで検索をしてみても、自己分析のおすすめのやり方がいくつも出てくることでしょう。だからこそ、下記の記事から内定者がおこなった自己分析の方法を吟味して、自分に合う自己分析をおこなってみてくださいね。
王道の自己分析法と就活に活かすコツ|「やってよかった」体験談付き
みんなはどうした? 自分の強みや弱みがわからないときにすべきこと
自分自身の強みや弱みは、考えれば考えるほどわからなくなっていきます。そんなときは親しい友人・家族など、よく一緒にいる人に聞いてみると良いと思います。
自分の場合は妻に、無意識のうちに続けていることを指摘されてふと気が付きました。自分はこういう作業が好きで、得意なのかもしれないと気が付くことができたのです。そのため、強みや弱みは無意識で自分がやっていること、無意識に自分が逃げていることを周りの人に聞いてみるのが良いと思います。
仕事を探す前には、自己理解が必要です。「これだったらできそう」というざっくりとした答えを、友達や家族に相談して具体化していくことが良いと思います。あまり周りに打ち明けたくないという人は性格診断・適性診断などから診断してみることがおすすめです。
とにかく、何よりも大事なのは自己理解です。自己理解が深まると感情のコントロールができ、やりたいことも少しずつイメージがつくようになりました。
適職がわからない人向け|4ステップで知る業界適性
自分の強みや弱みを見つけることはできましたか。自分の特性を理解することができると、就きたい仕事も見えてくるでしょう。実は、今みなさんが思い浮かべている仕事以外にも、向いている仕事があるかもしれませんよ。
自分のことをよく知ることができたら、次は仕事に対する知識を増やしていきましょう。特定の仕事に対する知識量が少ないと、「私には向いていない」と諦めてしまうこともあります。仕事のとらえ方を工夫し周りの声を取り入れると、意外な職業との親和性を見いだせるかもしれませんよ。
ステップ①興味のある企業や業界をすべて書き出してみる
仕事探しをしていると、「あの企業は人気企業だから」「あの業界は高い思考力が必要だから」と無意識のうちに自分を制限してしまうこともあるでしょう。しかし、まだ挑戦もしていない段階で、可能性を自らつぶしてしまうのは非常にもったいないです。
だからこそ、仕事探しの初期段階では興味のある企業や業界をすべて書き出してみてください。人気企業であっても、特定のスキルが必要であっても、皆さんのポテンシャル次第では採用される可能性があるかもしれないからです。
はたまた、抱いているイメージ自体が実は間違っていた、ということもあるかもしれませんよ。本当に自分には可能性がないのか、きちんと調査をしたうえで判断できるように、まずは制限なく書き出してみてくださいね。
文系出身者のなかには、「私は仕事で何を極めていくべきなのか」と悩む人もいるのではないでしょうか。文系は大学で学ぶ内容が幅広いからこそ、企業探しに迷うこともあるでしょう。そんな皆さんのために、「文系出身者たちがどのようにして就職先を選んだのか」聞いてみましたよ。
文系の職業目録! 体験談から知り尽くす就職先リストと仕事の選び方
企業分析ではどこまで調べれば良いのかと悩む人もいますよね。そんな皆さんのために下記の記事で、内定者直伝の企業分析の極意を解説します。企業分析を効果的に進められると、企業側の考えを把握して面接に臨むことができますよ。
企業分析の4つの極意|内定者に聞く効果的なやり方と活用方法
ステップ②その仕事を動詞でとらえてみる
興味のある企業や業界を書き出すことができたら、それらの仕事がしていることを広義でとらえてみましょう。仕事を考えるときにありがちなのが、名詞でとらえてしまうこと。たとえば、営業・人事・広報のようなものです。
営業職 | 解決する(課題を商品で解決) 提供する(顧客の望むものを提供する) |
人事 | 促す(〇〇社に入りたいと思ってもらえるよう促す) 定着させる(早期に退職しないように定着させる) |
広報 | 伝達する(物や人の魅力を伝える) 広める(認知度や知名度、購入数を上げる) |
このように仕事を動詞でとらえてみると、異なる仕事間のつながりが見えてきませんか。たとえば、人事は自分の会社を魅力的に見せて採用につなげますよね。近しいところで、広報も商材や人物の魅力を伝えて商品の購入につなげているのです。
営業がしたい・人事がしたいと思っているだけでは、志望する業界や企業の幅は広がりにくいです。仕事としてどういった行動をしたいのかまでを考えると、意外な適性を見出すことができるでしょう。
ステップ③自分の強みがどう活きそうか考えてみる
興味のある企業や業界のことを広義的にとらえることができたら、次はそれぞれの業界で自分の強みがどう活きるか考えてみましょう。自分と仕事のつながりを考えるうえでは、それぞれの仕事が担っている業務内容を細かく考えることが必要です。
たとえば、営業職を「解決し提供する仕事」とすると、まず解決するという行動のなかには、そもそも顧客の開拓、顧客のニーズ把握などが含まれます。提供の観点では、顧客にあわせた商材や資料の使い分け、購買につなげるための会話などが求められるでしょう。
このように細かく分析した業務内容に対して、自分の強みをどう活かすことができるかを考える必要があります。そもそも業務内容を細分化する方法がわからないという人は、企業の説明会に参加したり、ホームページを閲覧したりして、業務に対する知識を増やしてみてくださいね。
下記の記事では、仕事で充実感を得るためのコツを解説しています。自分の強みを活かせる仕事に就けると、仕事のやりがいを感じられるようになるでしょう。仕事で自己肯定感を高められるように、下記の記事をチェックしてみてくださいね。
自分らしく生きるには|悩んだ20代が語る他人を気にせず生きる術
ステップ④自分のことをよく知る人と答え合わせをしてみる
「自分の強みや弱み」と「自分の能力を活かせる業界」が見つかったら、その答え合わせをしてみましょう。自分では適性のある仕事と思っていても、客観的に見るとマッチしていない例も少なくありません。転職準備を一人でおこなってしまうと起こりがちです。
そのため、自分のことをよく知る友人や知人、会社の同僚などに転職の相談をしてみましょう。「僕は〇〇という強みがあるから〇〇業界が向いていると思うんだけど、どう思う?」と聞いてみてください。
そのイメージが正しければそのまま仕事探しを進めて良いでしょう。ときに、周りの人があなたの強みはほかの場所にあると伝えてくるかもしれません。そういったときは自分の可能性が広がったと前向きに捉えながらも再度自己分析をして、あらためて自分のことを見つめ直してみてくださいね。
転職をして、仕事に対するやりがいや楽しさを感じたいという人も多いのではないでしょうか。そういった人が求めているのは、自分に向いている仕事。下記の記事では自分に向いている仕事探しに奮闘した社会人の体験談を解説しています。
自分に向いてる仕事の探し方12選|体験談で学ぶ自己理解のプロセス
向いていることがわからない……みんなはどうやって仕事を見つけた?
まずは自己理解を深めることが大事です。20代は社会人経験が長いわけではないため、向いているものに取り組めている人は少ないと思います。私も、正直最近まで向いている仕事ははっきりしていなかったです。
一方、向いている仕事が自分でわかる人は「自己理解がある」人が多いです。自己理解が深いと、どのような行動をした方がいいのか、避けるべきものは何かがわかってきます。
大前提、自己理解を深める方法として周りの人に聞いたり、性格診断や適性診断をすることがおすすめです。自分でやると途轍もなく時間がかかるので、活用できるものは活用していきましょう。
自分の状況に向き合ってみることが大切だと思います。今転職を考えているということは、仕事や生活のなかで何かしら違和感や不満・ギャップを感じているのではないでしょうか。まずはそれが何なのかに目を向け、自分がどうして転職をしたいと思っているのか整理することから始めるのが良いと思います。
そこから、「どのような職場であれば、今の違和感が解消されるか」と考えると、自分が望んでいる環境や働き方、仕事内容が少しずつ見えてくるように思います。
正直、向き不向きと考えると難しいので、まずは今の状況に目を向け、ここからどうなっていきたいか、そのためにはどのような仕事をしたら良いかを考えてみてください。自然と自分に合った仕事や会社が見つかっていくのではないかと思います。
職場に求めるものがわからない人向け|3ステップで明確になる理想の職場
仕事のとらえ方を変えることで「意外にも〇〇職に挑戦できるかもしれない」と仕事探しの可能性を感じてきた人も多いのではないでしょうか。
ここで、業務と同じくらいに重要になってくるのが職場環境です。業務内容に惹かれて入社したものの、社風や働き方があわないと、仕事探しが振り出しに戻ってしまうこともあるかもしれません。
そのため、就きたい仕事が見つかったら、どういった環境でその仕事をすべきかどうか考えてみましょう。労働環境の良し悪しは、仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼします。だからこそ、どういった職場であれば気持ちよく仕事ができそうか考えてみてくださいね。
ステップ①カテゴリー別に自分の求める条件を書き出す
まずは、業務内容以外に自分が求めるものを書き出してみてください。ここでは、ある特定の事項ばかりに焦点を当てるのは避けましょう。良い職場環境を構成する要素は一つだけではないからです。
業務内容以外に自分が求めるものの例
・職場の雰囲気
・労働時間
・残業時間
・休日数
・有給消化率
・昇給や賞与の制度
・福利厚生
・通勤面
職場に求めるものを細分化した方が良い理由は、これまでに作り上げられてきた職場環境や社風を変えることが難しいからです。業務内容に関しては、取り組む姿勢や昇格などによって変わることがあります。しかし社風や制度を変えるのは簡単ではないため、どうしても避けたい箇所があれば明確にしておくことがおすすめです。
ステップ②その希望が叶ったらどうなるか考えてみる
次は、その条件をかなえることによる自分へのメリットとデメリットを考えてみましょう。ある条件を優先することは、必ずしもメリットだけではありません。だからこそメリットとデメリットを天秤にかけて、どの条件を最優先にすべきか考えてみる必要があります。
このようにメリットとデメリットを考えてみると、私生活におよびそうな影響が見えてきます。「一定のメリットを得るために、付随するデメリットを妥協できるか」と考えることで、優先順位を付けることができるはずです。
ステップ③労働環境によって生活に変化があっても良いか考える
ステップ②では、希望条件をかなえることでのメリットとデメリットを確認してきました。そこからもわかるように、転職をすることで私生活に影響が及ぶこともあるのです。だからこそ、その変化があっても大丈夫なのかと考えておく必要があるでしょう。
たとえば、残業時間を少なくして家に早く帰り、ジムに行きたいと考えている人もいますよね。しかし、ジムを契約するのにもお金がかかります。その一方で残業が減ると残業代が少なくなるでしょう。つまりジムの契約をする費用をまかなうために、生活費を削減しないといけないというケースも考えられるのです。
この場合、余暇の時間を優先するか、生活費を優先するかで求める条件が変わってきます。一人暮らしだから生活費は削れない、生活費を削っても余暇の時間を大事にしたいなど、考え方はさまざまでしょう。自分の生活を振り返ってみて、本当にその条件をかなえるべきか考えてみてください。
仕事とプライベートを両立できる求人を探すのって、案外難しいですよね。下記の記事では、働きやすい企業かどうかを見極めるための「着眼点」を解説しています。求人広告や募集要項のどこを見れば良いかわからないという人は参考にしてみてくださいね。
女性が働きやすい会社とは? 現場の声から見極め方を解説
職場に求めるべきものって何だろう? 転職経験者が重視したポイント
希望を会社に叶えてもらおうとすると、会社に期待を裏切られることもあります。一人ひとり欲しいものが違うからこそ、それを会社に委ねても叶わないこともあるでしょう。そのため、希望を自分で叶えようとする気持ちが大事です。
会社に提言をしたところで、すぐに解決してくれるわけではありません。前の会社がそうだったから改善してほしいというのは、正直通じない場面が多いです。ただ、もし成績が常にナンバーワンで周りからも慕われる人間であれば、影響力があるため実現も可能かもしれないですね。
総じていえるのは、他人は他人、自分は自分です。環境に委ねるとストレスしか溜まらないので、自分自身の考えから変えることが一番の近道だと思います。
企業分析のやり方がわからない人向け|企業理解を深める4つの手段
どんな職場が自分にとって理想であるか、自分が私生活を営むうえで必要な条件は何か、それぞれ見つけることはできましたか。必要な条件が見つかったら、次のステップはその条件が整っている企業を見つけましょう。
なかには、すでに求人を調べていて、気になる企業があるという人もいるかもしれません。そういった人も、応募に踏み切る前にその情報が正しいかどうか、自分で調べてみましょう。企業研究の内容が間違っていると、入社後のギャップにつながることも少なくありません。正しい企業研究の方法を確認してみてくださいね。
①四季報で調べる
四季報で企業のことを調べると、選考のポイントから企業の動向まで一気に調べることができます。そもそも四季報と一言でいっても、複数の種類があることを知っていましたか。まずは、2種類の四季報について紹介していくので、状況に応じて使い分けてみてくださいね。
①会社四季報
会社四季報は、日本の3,800社を超える上場企業の現状の動きと今後の展望を明らかにしている本です。3,800社を超える企業の社長や上層部の社員などにもインタビューをしているため、その情報の信頼性も高いでしょう。加えて、業績予想もしていることから、投資家などにも人気のある一冊です。
②就職四季報
就職四季報は、就活生や転職活動者が気になるであろう、企業の採用倍率や有給取得実績、残業時間や昇給についてなど、企業の実態を知ることができる一冊です。企業の説明会などでは聞きづらい福利厚生面のデータも豊富に扱われています。内定者からの評価も高く、企業選びにも最適でしょう。
②社員面談の機会を作る
気になるところを社員に直接聞いてみるというのも一つの手です。最近では、選考のなかで社員面談を設けている企業も多くあります。ただし、そういった選考段階がない場合は自分から社員面談の機会を作りましょう。
社員面談をする手順
①アプリ(Matcher、Wantedly)などから、面談をおこなっている社会人を探す
②メールや電話で面談の依頼をする
③【2週間~1週間前】日程の調整
④【1週間~数日前】質問内容や話したい内容の送信
⑤【面談前日】日程リマインドメールの送信
⑥【当日】面談実施
⑦【当日中】お礼メールの送信
社員面談をおこなう際には、福利厚生や条件面だけの相談は避けた方が好ましいでしょう。さきほど紹介した就職四季報や企業の採用サイトから確認できることは、質問をしない方が良いです。営業成績の上げ方や活躍している人の特徴、昇給や昇格をするうえで残すべき成果など、現場で働く社員しかわからないようなことを聞いてみてくださいね。
③同業他社と比較する
気になる企業のことをより深く知るには、同業他社との比較をしてみることもおすすめです。どの企業も、同業他社と差別化ができるように、事業内容や育成方法など工夫を凝らしています。つまりそこがその企業のアピールポイントとなるわけですね。
同業他社との比較をするには、先ほど紹介をした四季報を使用しましょう。とくに、会社四季報ではその企業が経済界のなかでどのような立ち位置にあるのか、同業他社との違いは何かまで切り込んでインタビューをしています。まさに皆さんが知りたいところですよね。
いきなり会社四季報を読むのはハードルが高いという人は、就職四季報を使ってみても構いません。同業他社に当たるのはどの企業かということは確認できます。もしくは、企業のホームページにある決算書に同業他社と比較した売り上げ高が掲載されているケースもあるため確認してみてくださいね。
④業界研究セミナーに参加する
就活サイトなどが開催している業界研究セミナーに参加すると、業界全体の動向を知ることができます。セミナーの開催者が情報を集めてくれているので、参加をして耳を傾けるだけで情報を手に入れることができるのです。自分で情報を集めるのはハードルが高いという人にはうってつけですね。
業界研究セミナーを探せるサイト
イベカツ
あさがくナビ
career ticket
業界研究セミナーに参加したあとは、得た情報を再度確認して知識を定着させるようにしましょう。ただ聞いているだけでは知識が定着しない可能性も高いため、再度その情報をわかりやすくまとめ直すなど復習も忘れないようにしてくださいね。
転職経験者に聞く! 企業分析のコツ
大手企業や上場企業であれば情報も多いですが、中小企業などの場合情報が少ないこともよくあります。その場合、競合となる大手企業のホームページやIR情報を見て業界の全体感を捉えてから、志望企業の知識を深めるの一番良い方法かと思います。
また、今はSNS時代なのでインスタグラム、XやYouTubeなどで投稿がないかをチェックすることで企業分析ができるパターンもあります。ぜひ当てはまる媒体で調べてみてくださいね。
有価証券報告書を読み込むことをおすすめします。有価証券報告書は企業が外部に対して発信する書類なので、その企業の現在の立ち位置、将来像など、企業分析をするための情報が揃っています。
添付されている財務諸表を読むための最低限の会計知識は必要になります。しかし、社会人であれば職種に関係なくその程度の会計知識は持っておいた方が後々の役にも立ちますので、これを機に身に付けても良いのではないでしょうか。
もちろん企業のYouTubeチャンネルや各種SNSでも構いません。個人的には、投資家や債権者向けに発信している書類の方がありのままの情報に触れることができるので、おすすめです。
求人の調べ方がわからない人向け|5つの代表的な仕事の探し方
企業研究を深めることができたら、次のステップは求人の応募です。企業研究がしっかりできていないと、仕事探しが振出しに戻ってしまうこともあります。企業のホームページだけでなく、さまざまなツールを使って情報を見つけ出してみてくださいね。
最後に、求人の探し方を5つ解説していきます。近年、仕事を探せるツールはどんどんと増えていて、どれを使うか迷うほど。転職経験者がおこなった方法を参考に、自分はどうやって仕事を探すのが合っているか考えてみてくださいね。
①求人サイトで検索をする
現在採用をおこなっている企業の求人を一気に閲覧することができるのが求人サイトです。自分の求める条件を検索窓に打ち込めば、その条件に当てはまる条件の求人が存在しているか確認することができますよ。
求人サイトを使う際の注意点は、「自分の希望条件にあった求人が見つからない可能性がある」ということです。探しても探しても見つからないという場合に、仕事探しを諦めてしまうケースも少なくありません。そのため、第二希望・第三希望の求人条件を持っておいて、多くの求人を見てみることが必要です。
②企業のホームページから確認する
志望したい企業がある場合は、企業の採用ページから直接応募してみると良いでしょう。企業の公式ホームページを見ると、「採用ページはこちらから」など採用関連のページに進むよう促されるので、そこから応募をしてみてくださいね。
ただし、自己応募で選考を進める際、福利厚生や給与面の質問をしづらいというケースがあるかもしれません。もしエージェントなどを使用している場合は、エージェント経由で質問ができることが多くあります。そのため、条件面の実態が気になる場合は、四季報などを活用して仕事探しを進めてみてくださいね。
一方、まれにホームページが存在しない企業もあります。そういった企業はハローワークに出向いたり、紙面の情報雑誌を見てみることで企業の直通電話を見つけられることもあるでしょう。ホームページが存在しない場合は、電話で応募をすることができないか検討してみてくださいね。
③転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、求職者の希望条件に合った仕事を紹介する仲介会社のことです。志望企業にあわせた面接の練習や書類作成の指導などもしてくれるため、転職を進めることが楽になるケースも多いにあります。
転職エージェントを利用すると、担当のキャリアアドバイザーがあなたの転職をサポートしてくれます。ただし、そのキャリアアドバイザーとどこか性格があわないということもあるかもしれません。そういったときは、キャリアアドバイザーの変更ができることも頭に入れておいてくださいね。
④ハローワークを利用する
ハローワークとは、厚生労働省が運営している求人紹介機関で、転職エージェントと同様に転職者の転職活動をサポートしてくれます。ハローワークは全国500箇所以上の場所にあるため、地域に根ざした優良企業とも出会える機会があるでしょう。
ハローワークは、現地もしくはオンラインから利用登録ができます。ただしオンライン登録の場合、利用できないサービスもあるため注意が必要です。登録ができたら窓口で、仕事探しの悩みなどを話してみてくださいね。悩みや希望に応じた転職支援を受けることができますよ。
⑤友人に仕事を紹介してもらう
皆さんの周りにも、友人経由で内定をもらったという人がいるかもしれません。もしくは、そういった話を耳に挟んだことがあるという人もいるでしょう。昨今、友人経由で転職先を決めるという人も少なくありません。
実際リファラル採用といって、友人や知人経由の選考を設けている企業も存在しています。リファラル採用の場合、応募者の人柄や行動特性などを事前に社員をとおして聞くことができます。そのため事前情報が多く、採用担当側も選考を進めやすいのです。
しかし、リファラル採用をする際は友人や知人に失礼のないような面接をする必要があります。紹介者側も紹介した責任があり、失礼な言動が確認されると紹介した社員に注意が入ることもあります。そのため紹介だからと簡単に考えずに、きちんと覚悟を決めて応募するようにしてくださいね。
何を使って転職をした? みんなが転職を成功させたコツ
転職サイトに登録するとエージェントからスカウトが来るので、そのなかから性格が合いそうなエージェントさんを選んで相談していました。もちろんエージェントからの求人紹介はあるものの、自分の目でもどういう企業があるのか見たほうが良いと思います。エージェントと自分の感覚のズレがある可能性もあるので、注意してみてください。
また、友人からも仕事の紹介を受けました。転職がうまくいかないときや、やりたいことが見つからないときに頼りになります。転職は恥ずかしいことではないので、友人にも積極的に相談をしてみてくださいね。
個人的に第二新卒や未経験転職、あるいは転職自体が初めてという場合には、転職エージェントをお勧めします。なぜなら求人サイトや企業のホームページでは、求人票に記載されている以上の情報を得ることができないからです。
そのため、転職回数が少ない人や、第二新卒、未経験転職の方には、おすすめできません。私も未経験転職だったこともあり、求人広告とホームページから応募したものは書類審査で落ちるケースが多かったです。
私がエージェントをおすめする理由は、エージェントが求人票に記載されている以上の情報を持っていることがあるからです。私が応募した求人には「実務経験が必須」とありましたが、エージェントから「人手が足りないので、ポテンシャル採用のチャンスも十分にある」という情報をもらいました。その結果、応募し内定をいただくことができました。
年代別に聞く! あのときやって良かった仕事の探し方
ここまで読んだあなたは、仕事探し準備から求人の応募まですべての方法を習得することができましたね。もしどこかで迷ったときはこの記事に立ち返ることで、仕事探しにおける悩みを一つずつ解決していきましょう。
今まで紹介してきた仕事の探し方は、あくまで一般的な探し方です。ほかにも年代別に有効な仕事の探し方があるようですよ。新卒の場合はポテンシャルを最大限活かせる探し方、20~30代では私生活と両立ができる探し方、それぞれの状況に応じた探し方が気になりますよね。
希望の職に就けると、仕事に対するやりがいを感じられる場面も多いでしょう。今の仕事で納得のいかないところがあり、やりがいを求めている人も少なくありません。そこで下記の記事で就活・転職経験者に、当時やって良かった仕事の探し方を聞いてみました。
やりがいとは|みんなの体験談をヒントに導く「やりがいの見つけ方」
新卒の場合
社会人経験のない新卒就活では、多くの不安がありますよね。「社会人としてやっていけるかな」「仕事でミスをしないかな」など、その不安を軽減してくれるような良い求人に出会いたいところです。
そこで、新卒就活生たちに、どんな方法で求人を見つけたのか聞いてみました。皆さんの貴重なファーストキャリアを無駄にしないように、慎重に仕事を探しましょう。
企業がいくつも集まる説明会に出向き、「こんな企業があるんだ」と情報を集めていました。最終的には、そこで出会った会社に入社しました。合同説明会に参加した後は、自分が興味の企業のホームページに目をとおしながら情報を得ていました。
転職のときはindeedなどを使っていましたが、新卒のときは自己応募をしていました。新卒時代、何もかもが初めてでわからないことだらけだったので、色々なものを駆使してというよりも、先輩に聞くなどすることが多かったですね。
新卒の就活では、合同説明会の参加を中心に仕事を探していました。部活で就活のスタートが遅れていたため、合同説明会で多くの企業の話を聞くことで業界や職種について学んでいました。
また、新卒応援ハローワークというものがあったので、そこで就活相談にのっていただいたりもしていました。対して転職の際は、まず転職エージェントを中心に利用しました。CMの影響もあったのか、転職=エージェントというイメージがあったので、第二新卒に強いエージェントへ最初に登録しました。
求人の探し方としては、あらゆる求人サイトとその企業の評価が集積されたサイトを併用するというものがもっとも効率的でした。
求人サイトで、自分のやりたい業種(エンジニア、事務職、マーケティング)などをキーワードで調べ、そのなかからインターンに参加できる企業を絞ります。そして、抽出できた企業群を企業の評価サイトで検索し、評価の高い企業(3.0以上)に目星をつけ応募していく形式を取りました。
結果的にホワイト企業を見つけ、就活を進めることができたと思います。
基本的にマイナビをメインに使っていました。キーワード指定や勤務地など細かく選べて範囲を絞れるので使いやすかったです。
また、もし内定をもらえて無事入社できても、希望している業務に携われるかは実際働くまでわかりません。そのため、口コミサイトも見るようにしていました。
ブラウザなどで調べるときは検索ワードが重要だと思います。まずは希望する職種や働き方、希望勤務地など思いつく限り入れて検索し、そこから一つずつキーワードを減らしたり組み合わせを変えたりして色々な企業の存在を知ることができました。
既卒の場合
既卒生とは、大学を卒業してから一度も社会人経験がない人のことを指します。既卒生は新卒生と同じ募集条件で就活ができるからこそ、良い求人を見つけたいですよね。
そこで、既卒就活生たちに仕事探しのコツを聞いてみましょう。既卒就活を成功させるヒントを知ることができますよ。
〇〇業界、〇〇職専門と謡っているエージェントを見たことがある人もいるでしょう。実際、特化型のエージェントは、サポートが手厚い印象でした。そのため、自分が志望している業界の知識に長けているエージェントを選ぶべきだと思います。
とあるエージェントでは求職者担当と企業担当が分かれていることもあるため、なかなかタイムリーに情報が入ってこないこともありました。その点業界や職種に特化している転職エージェントはそれぞれが専門としている業界・職種への理解が深いので、求人票以上の情報も得ることができました。
既卒就活の場合は総合職採用よりも職種を絞り、志望業界に特化したエージェントを活用することをおすすめします。
既卒就活は大変というイメージがある人も多いかもしれません。しかし、今の時代既卒生の受け入れ体制は改善されているのです。既卒就活の実態が気になる人は、下記の記事を参考にしてくださいね。
既卒就活は新卒より不利? 経験者が語る選考の実態と必勝法
既卒とは? 既卒就活の実態や進め方をリアルな体験記付きで解説
第二新卒の場合
第二新卒とは、新卒入社後3年以内の社会人経験の少ない転職者のことを指します。3年以内に転職するという決断をするのにも覚悟が必要だからこそ、次の転職は失敗したくないですよね。
第二新卒転職者たちに、第二新卒転職の体験談を聞いてみましょう。次こそは望むキャリアを手に入れるために対策が必要ですよ。
まずは転職サイトで求人を調べました。気になる企業をピックアップして、その企業にエントリー可能かエージェントに確認します。その後、SNSで志望している企業で働いている人がどういう人なのか、周辺情報も含めて情報収集します。
媒体がたくさんあるなかで大事なのは、トレンドをとらえることです。情報の流動性が高い現代では情報が順次変わるため、就職トレンドの把握が何よりも大事です。就活トレンドと企業理解ができていれば面接でとても有利になります。
転職エージェントを活用することがおすすめです。ハッキリと自分のやりたい職種が決まっているが第二新卒での転職であるという場合は、転職エージェントを活用してみてください。
なぜなら転職エージェントは、志望企業の担当者とも情報交換をしているので、企業が求人媒体に記載しきれない本音の情報を知っていることがあります。求人票には「実務経験〇年以上」という記載があっても、ポテンシャルを感じさせる第二新卒であればOKという場合もありました。
私が応募した企業も求人票には「第二新卒歓迎」という記載はありませんでしたが、実際にはポテンシャル採用枠もあるということで内定をいただくことができました。
第二新卒として転職活動をしようとしている人のなかには、次の職場が決まるかどうか不安な人も多いです。しかし、むしろ第二新卒は企業側から欲されている人材なのですよ。第二新卒就活のコツが気になるという人は下記の記事からチェックしてみてくださいね。
「第二新卒はやばい」の真相は? 経験談付きで実態を調査!
20代前半・後半の場合
20代は、ライフステージの変化が起こりやすい年。一人暮らしを始めたり、親元から離れたり、同棲・結婚が控えていたりと、私生活にも変化が現れ始めます。
なかには、私生活も大事にできる仕事を探したいと思っている人もいるのではないでしょうか。20代の転職経験者からそのコツを盗んで、仕事と私生活を両立できる仕事を探してみましょう。
20代前半で転職をした社会人たち
20代前半だと社会人としての実績もなく、志望する企業の選考を受けられるかわからないと思っていました。初めての転職でもあったので、今思い返すと情報をどこから入手した方が良いのかも曖昧でした。
個人的には、大手転職サイトがを使うのが一番良いと思います。今はSNSで情報も集められます。Wなどで、その会社の社長・役員・人事や営業職が何かしらの情報を投稿していることも珍しくないので、転職サイトに加えてSNSから社風や働き方などの情報を集めることもおすすめですよ。
20代前半の社会人経験が少ない状況で未経験の仕事を希望していたため、かなり転職活動に難航しました。そんなとき、ハローワークから応募を始めたことで状況が好転しました。無料で求人を出せることもあり日本でもっとも求人が集まる場所なので、私の希望する条件の求人もたくさん見つけることができました。
また企業側の目線としてもハローワーク経由の採用だと、広告やエージェントと異なり料金がかかりません。そのため未経験者を採用しやすいといった点も、書類選考通過率が上がった要因の一つだったと思います。
20代後半で転職をした社会人たち
20代後半での転職の場合、まずは転職サイトに登録すると良いです。大手転職サイトはとにかく求人数が多いので市場を知るという意味でも活用してみてください。業界や業種を絞っている場合は、その業界業種に特化した転職サイトがあるのでそれも見ても良いかと思います。
時間が無い方は転職エージェントを使って情報収集をすることがおすすめです。私はそれに加えて、スカウト機能を使い自分と条件が合う企業からスカウトを受け、面接をしていました。ときに、書類選考免除の場合もあるので、スカウト機能は就活の効率化にも役立ちました。
大手の転職サイトとエージェントの併用が私に合っていたと感じます。20代後半での転職は、ある程度イメージが固まっていました。そのため、寄り添って一緒に考えてほしいというよりかは、自分の求める求人に出会える確率を上げたいという思いがありました。
そのため、多くの求人が集まる大手サイトに登録し、そこのエージェントさんに紹介いただいたなかから、自分の目で求人を選んでいくやり方が合っていたように思います。
30代以降の場合
30代以降の転職では、仕事に対して求めるものにも差が出始めます。たとえば、キャリアで高みを目指す人、生活費を稼ぐために仕事をする人、家族との時間を優先する人もいますね。しかし、希望条件が明確化しているほど転職には困難が付きまといます。
30代以降で転職を考えている人は、絶対条件と希望条件をわけて転職を進めてみてくださいね。自分が本当に実現したいものは何なのか、それをはっきりさせて後悔の無い転職にしましょう。
みんなはどうやった? 希望業界に進むための仕事の探し方
ここからは、希望業界に進むためにはどうしたら良いか解説していきます。
転職経験者がやった「同業界・異業種での転職方法」を紹介するので、それぞれの希望条件にあわせた仕事の探し方を見つけてみてくださいね。
同業界でのキャリアアップ
まずは、同業界内でより高待遇な求人を見つける方法を聞いてみました。求人広告で〇〇円給料アップと書かれていたのに実際は違ったということもよく聞く話なのです。
本当にキャリアアップができる求人はどう見つけるのか確認してみてくださいね。
働くうえで大事な要素が「働く環境」です。私は営業職でtoCとtoB両方経験してきましたが、それぞれに特徴があり、その特徴が社風や顧客層に出ます。自分の性格に合う環境は、働きやすさに直結します。それだけで仕事へのモチベーションや成果すら変わってくるものです。
さまざまな環境を経験して思うことは「何をするか」より「誰とするか」の方がよっぽど大事だということです。転職活動ではどうしても仕事内容にとらわれがちですが、選考を進めるうえで「どんな人が働いているか」を見ることはとても大事なことだと考えています。
ヘッドハンティング型の口コミサイトに登録していました。そのようなサイトは自身の職務経歴を登録しておくことが可能です。在籍から1年くらい経過すると書けるネタも溜まってくると思うので、2か月に1回ほどはアップデートするようにして、常に最新の情報に更新していました。
その地道な作業を繰り返していると、自然と転職エージェントや企業からスカウトをいただくようになります。そして、在籍している業界では、どんな企業に人気があり、どんな人材が求められているのかが断片的にでも情報が集まるようになります。
転職を決意した際にも、そのような事前の情報をもとに職務経歴を登録できるので、自然とスカウトが来やすい見せ方ができるようになります。
同業界での職種変更
同じ業界で、ポジションを変えながら働きたいという人も多いのではないでしょうか。その理由は、新たな適性を見出したから、ライフステージが変化したからなどさまざまです。叶えたい条件にあった仕事を探すコツを確認してみてくださいね。
私の場合は転職サイトとエージェントを使いました。同じ業界だからこそ、ほかの業界の求人を見るよりも、求人票内の言葉の表現で社風や働き方などのイメージがつく部分がかなり多くありました。福利厚生に社員旅行や飲み会援助があれば、会社以外での交流が多いんだろうなという予想につながったりします。
そのほか、「スピード感」「調整力」「マルチタスク」「自走」といった言葉が出てくる求人は、効率の良さや自走することができる人を求めている印象だったので、求めている働き方に合っているかもと感じていました。まずはそこのイメージが合う企業から数件ずつ応募を進めていきました。
未経験業界への転職
新たな挑戦をするために未経験業界への転職を考えている人も多いでしょう。しかし未経験転職では、前職でのスキルが通用せずに良い求人が見つからないということも多いです。そんななかでも未経験転職を成功させた転職経験者の体験談を確認してみてくださいね。
未経験職種への転職、特に第二新卒などで転職活動自体が初めての場合は、転職エージェントを活用することをおすすめします。なぜならエージェントは、求人媒体には記載しきれない企業の本音を人事担当者から聞いていることが多いからです。
未経験者歓迎という文言が記載されていなくても、実際はポテンシャルがあればOKだったケースもありました。エージェントが企業に対してアピールしてくれることもあるので、未経験転職の場合は転職エージェントを活用することをおすすめします。
まずは転職エージェントから紹介してもらうことをおすすめします。理由として、未経験業界に挑戦する際は、まずその業界のことを知る必要があるからです。未経験だと業界知識がないことがほとんどで、仕事内容において認識のずれが生じやすくなります。
そのため、エージェントと一緒になぜ業界を選んだかという理由を明確にしながら、仕事内容を同時に理解できると良いでしょう。ある程度業界のことがわかってきたら、自分でほかの媒体を使って探してみても良いと思います。
転職経験者に聞く! 仕事の探し方で後悔していることは?
同業界内での転職、異業種への転職、それぞれにおける仕事探しのコツを知ることはできましたか。転職は皆さんの人生を変える大事なイベントです。そんな情報知らなかったとならないように、得られる情報はすべて得ておきましょう。
最後に、転職経験者が感じた仕事探しのNG行動も頭に入れておきましょう。焦ってやたらと応募することはかえって時間を無駄にします。その後の面接時につまずき、仕事探しが振出しに戻ることもあるからです。だからこそ、意味のある仕事探しをしましょう。
今勤めている会社は、働き方や条件面など非常に満足しているのですが、業務内容について最近悩んでいることがあります。総合職で入社したことと、まだ社内で確立されていないポジションでの採用だったこともあり、入社時と現在で担当する業務内容がかなり変わってしまいました。
具体的にいうと、サポート職として入社したのに、想定していなかった営業寄りの業務がかなり増えてしまいました。私だけでなく、同じポジションの人は全員同様の変化があったので、受け入れるしかなく、正直少し不満を抱えています。
面接や面談で事前に不安を解消しよう
現在職安法が変わり、入社後に業務内容や勤務地が変わる可能性について、あらかじめ求人票に明記しなければならなくなったので、このような状況になることは今後減るかもしれません。しかし、心配な方は面接や面談の際に、業務範囲の変更の可能性や、実際業務が大きく変わった方がいるのかどうかなど事前に確認されてもいいかもしれません。
面接のときに社長が出てきて、とても明るく優しい人でとても良い印象を持ちました。社長がこんなに元気なら会社も活気があるんだろうと入社したものの、実際は職場の雰囲気が悪く、初めは入社したことを後悔しました。
働き方などはとても気に入っていますが、何ともやる気のなさそうな雰囲気というか、、私が前職ストレッチトレーナーだったのもあり、落差が大きすぎて馴染めるかとても不安になったのを覚えています。
自分からコミュニケーションを取ることで状況を改善した
ですが少しづつ周りとコミュニケーションを取っていくと、一人ひとり感じていることは同じで良い人が多いとわかりました。もっとお互いに協力すればいいのにと感じたため、自分の手が空いているときは積極的に声をかけにいったりするようになりました。結果的に、私からもお願いがしやすくなったりと、入社のときよりも雰囲気が良くなったと思います。
今の職場で上手くいかないとき、自分に向いてる仕事って何だろうと思ったことはありませんか。自分に向いてる仕事に就けたことで、充実した毎日を送っている社会人は多く存在しています。自分に向いてる仕事を見つけたい人は下記の記事をチェックしてみてくださいね。
自分に向いてる仕事の探し方12選|体験談で学ぶ自己理解のプロセス
仕事の探し方は悩みに応じて決める! 希望の職に就いて前向きに働こう
ここまで仕事の探し方を網羅的に解説していきました。仕事探しにおいては、自己分析・適性判断・業界研究・実態調査・転職サイトなどの利用など、さまざまな関門があります。もし仕事探しでつまずいてしまったときは、そのなかの何かが不十分なことも。
仕事探しに悩む理由そのものに、あなたの理想のキャリアのヒントが隠されています。だからこそ、悩みに直面しても諦めずに行動してみましょう。希望の職についてやりがいを感じながら働いてみてくださいね。
仕事の探し方に迷っている転職者の皆さんは、“自分らしい”仕事の探し方に悩んでいるのかもしれません。生き方の選択肢が増えた現代において、自分らしさをいかに満たすかがキャリア選択の成功であるとも言われます。自分らしい仕事の探し方は、キャリア選択における永遠の課題です。そこで私からは、「自分らしい仕事を探す」ための4つのアドバイスを贈ります。
①「ありたい姿」から探す
仕事を探す際に、職種や仕事内容、働き方など「自分が働く環境」に焦点を当てる人も多いでしょう。しかし、自分が大切にしている価値観や信念など「自分の在り方」を尊重できたときにこそ、キャリア選択の納得感が得られるのです。「何をしたいか(doing)」が見つからなければ、「どうありたいか(being)」に問いを切り替えて考えてみてください。
②「やりたくない」から探す
誰しも、世の中にある全職種の知識を有しているわけではないので、自分が心から「やりたい!」と思える仕事を探すことは簡単ではありません。
逆に「自分のやりたくない仕事」があるという人はいませんか。単純作業の仕事はやりたくない、営業はやりたくない、お客様と直接かかわれない仕事はやりたくないなど、やりたくない仕事をとにかく書き出しましょう。単に消去法で考えるのではなく、「なぜやりたくないのか?」という背景を掘り下げ、「本当はどうなりたいのか?」を考えると、それこそが自分の奥底に眠る自分らしさとなるはずです。
③「他者から見た自分」から探す
自分らしさを理解するには、客観視をすることも必要です。これを「盲点の窓(ジョハリの窓)」と呼びます。客観視をするためには、転職エージェント以外にも、公的な就職支援やキャリアアドバイザー、周囲の友人などさまざまな人に意見を聞き、自分にはどんな強みがあり、どんな価値観を持っているのかを整理してみてください。
しかし、他者の意見をすべてを鵜呑みにしてはいけません。最後は「自分で決める」という自己決定のマインドは必ず忘れないでください。
④「何をしてあげたいか」から探す
「誰に対して、何をしてあげたいか」を決めると、やりたい仕事のイメージが湧きやすくなります。
私の場合は「若者に対して一歩を踏み出す後押しがしたい」と思っていたことで、仕事内容は明確でなくても、その対象から業界や職種が絞れていきました。会社のことでも、社会のことでも、どんなレベル感でも構いません。「自分がどうしたいか?」という自己発信的な考え方が難しい場合は、「自分が何をしてあげたいか?」という他者貢献的な問いの方が、自分らしい答えが出しやすいと思います。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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まず転職を決めた際に、自分の人生のなかでの優先順位を決めました。自分の場合ですと、
1番:仕事とプライベートの時間をしっかりと分けることができるかどうかの『時間』、
2番:給与、ボーナス、福利厚生などの『金銭面』、
3番:仕事のやりがいや仕事に対するモチベーションなどの『業務内容』というように順位をつけました。
どのようにサポートするのが向いているかまで考えた
その優先順位に加えて、自分の強みを活かせる仕事かどうかも吟味しました。自分の場合、得意な仕事は人のサポートやアシストをする仕事でした。サポートをする仕事と一言でいっても業種によってその形態はさまざまです。自己分析の結果、私の場合は何人ものサポートをするというより、1人をフルカバーする方が好きだと感じました。
そのため、それを活かせる仕事は何だろうと考えいくつかの転職サイトに登録し、優先順位が叶う企業に応募しました。現在では社長秘書兼事務職についており、仕事とプライベートを両立しながら、充実した日々を送っています。