内定者の回答から人生のターニングポイントの答え方をマスターしよう
面接やエントリーシート(ES)では「あなたの人生のターニングポイントは何ですか?」と聞かれることがあります。志望動機や自己PRなどの定番質問に比べると、少し答えづらい質問かもしれません。
「人生のターニングポイントなんてなかった」
「これって人生のターニングポイントと言っていいのかな?」
実際に人生のターニングポイントについて考えてみると、上記のような悩みが浮かんでくるのではないでしょうか。
そこで、この記事では「人生のターニングポイント」について見つけ方から答え方まで徹底解説していきます。実際に就活を乗り越えた内定者がどのように回答したのかも紹介するので、参考にしながら読み進めてくださいね。
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【内定者の回答】あなたの人生のターニングポイントは?
まずは、内定者の「人生のターニングポイント」の回答を紹介します。
就活を乗り越えた先輩たちの回答を見て、どのようなターニングポイントを伝えると良いか、イメージしてみましょう。
私の人生のターニングポイントは中学時代です。 私は中学生の頃、いじめにあって学校に通えていなかったときがあります。その間、他人はできるのに自分はできないことが増えていき、そんな自分に嫌気が差して、つらい日々を過ごしていました。
そんなとき、一人のゲーム友達と出会いました。その人に勉強を教えてもらうことで、自分に自信がつき、前に進もうという気持ちになりました。そして、長い人生のなかでつまずくことはあれど、その後どう立ち直って強くなるかが大切だということを学びました。
私は憧れだった高校に入学できなかったことが人生のターニングポイントであると考えています。
受験に挑む前の私は、姉の背中を追って生きていました。自分の意思ではなく、誰かの真似や決められた道を歩むことが良いと考えていたのです。そのため、受験の際も姉が通う県内トップの高校を志望校としていました。
しかし、私の学力は思うように伸びず、姉と別の高校に通うことになりました。この出来事は人生で一番の挫折である一方、人生の転換点でもあると考えています。
なぜなら、姉と同じ道は進めない、自分の道を進もうと考える契機となったからです。高校入学後は、やりたいことに迷わず挑戦しました。大学受験では昔から興味のあった海外を軸に志望校を決め、勉強に励みました。結果、第一志望校に合格することができました。
高校受験での挫折をきっかけに、誰かの真似をするよりも、自分の目標のために挑戦することの楽しさに気が付けたので、人生のターニングポイントであると考えています。
私のターニングポイントは小学6年生のときに両親が離婚したことです。
私が生まれたときから、家庭では父親が働かず、母親が働くという形でした。当時はその環境を受け入れられずにグレてしまい、勉強などはまったくせずに育ちました。
離婚のタイミングで「自分がこの家族を支えていかなければ」と感じて、それから勉強やスポーツに必死に取り組み、学校代表の奨学金などを得ることができました。
「今はこうして国公立大学に進んで親孝行できたと感じています」と面接官にも伝えました。
【採用担当者の回答】人生のターニングポイントを答えるコツは?
実際に、採用担当の経験がある先輩にも、人生のターニングポイントを面接で質問する意図や回答のコツを教えてもらいました。
今はざっくりとで良いので回答のコツを把握してから、ターニングポイントを考えてみましょう。

人生のターニングポイントを面接で質問された場合、どのような内容を回答すると良いですか?

壁にぶつかったときに「どのように対応したのか」がターニングポイントとして多いかなと感じます。そこで「どのように対応して切り替えていったのか」を発表すると良いと思います。
そもそも「ターニングポイント」とは
ターニングポイントとは、考え方が変化した出来事を指します。たとえば、今までの考え方や行動、人生の方向性が変わったきっかけや経験などがターニングポイントとなります。
面接では「自分が大きく成長できた」「あの経験で自分の人生が変わった」と感じる出来事を「人生のターニングポイント」として伝えると良いでしょう。特に、経験から何を学び、どのように成長したかなどを説明できるターニングポイントを選ぶのがポイントです。
サークルや部活動で挫折した経験や将来の夢を決めた時期などで、ターニングポイントがなかったか振り返ってみてください。この後「企業が面接で人生のターニングポイントを聞く理由」も解説するので、参考にしながら面接で伝えるターニングポイントを整理してみましょう。
面接で人生のターニングポイントを聞かれる理由
- 自己理解の深さを確認するため
- 前向きに成長する姿勢があるか確認するため
- 価値観や大切にしている考え方を把握するため
- 行動力や判断力を確認するため
企業はなぜ、面接で人生のターニングポイントを質問するのでしょうか。理由は、学生がどのような人物か知るためです。人生のターニングポイントがわかれば、どんな価値観を大切にするかや考え方がわかります。
具体的な理由を4つ解説するので、自分の経験をどのように整理して伝えるか、考えるヒントにしてくださいね。
①自己理解の深さを確認するため
一つ目に、人生のターニングポイントを質問し、自己理解力を確認する目的があります。なぜ自己理解力を知りたいかというと、学生が入社後に携わりたい業務や、長期的なキャリアプランを考える参考となるからです。
そのため、自己理解力が高い人はターニングポイントでの心境の変化や学びを把握し、自分を客観的に見つめる力があると評価されるでしょう。
自己理解を深めるには、以下の記事で紹介している自己分析ノートを活用してみるのがおすすめです。内定者の実際の自己分析ノートを紹介しているので、参考にしてくださいね。
②前向きに成長する姿勢があるか確認するため
「失敗や挫折などの経験が人生のターニングポイントだった」と考えている人は少なくありません。困難な事態に直面したからこそ、成長や価値観の変化を実感できるケースが多いでしょう。
このように、企業は学生に前向きに成長する姿勢があるかどうかも、この質問から見ています。
仕事をするうえでも、難しい課題に対応しないといけない場面があるでしょう。そのような状況でも、成長のチャンスととらえ積極的に取り組める人は、企業が求める人材として評価されます。
③価値観や大切にしている考え方を把握するため
企業は学生が「どのような考え方を大切にする人なのか」を知りたいと考えています。なぜなら、学生の価値観は、求める人材像に合うか見極める重要な要素だからです。
ただし、必ずしも大きなターニングポイントが必要なわけではありません。企業が知りたいのは学生の価値観のため、エピソードのすごさより考えが変わった過程やきっかけを伝えるほうが大切です。
そのため、自分が大切にする価値観や考え方が形成された過程を、具体的に説明できるよう準備しておくと良いでしょう。
「自分が大切にする考え方」を見つけるには、以下の記事がおすすめです。
④行動力や判断力を確認するため
企業は面接で人生のターニングポイントを質問し、学生の行動力と判断力を評価しようとしています。なぜなら、仕事をするうえで状況を分析したり、スピーディに行動したりする力が求められるからです。
たとえば、部活動で部員のスキルを高めるために、勇気を振り絞り新しい練習方法を提案した経験がターニングポイントだとしましょう。この場合、部活動の課題を分析して改善策を提案した経験から、行動力や判断力があるとアピールできます。
人生のターニングポイントで、行動力や判断力を発揮した経験を伝えられないか、考えてみてくださいね。
内定者が実践した人生のターニングポイントの見つけ方
「人生のターニングポイントの意味や重要性はわかったけれど、伝える内容が見つからない」と悩んでいる人がいるかもしれません。
実際に人生のターニングポイントを整理し、面接で伝えた経験がある先輩たちに、見つけ方を聞いてみました。先輩たちのリアルな経験を参考に、人生のターニングポイントを考えてみてくださいね。
自分の人生を振り返った際に、人生のターニングポイントが明確にわかりました。具体的な振り返り方は、自己分析したり、紙に書いてまとめてみたりするのが良いと思います。
私は自分の人生を紙に書き出してみて、小学6年生で両親が離婚したときがターニングポイントだったと感じました。書き出したことで、当時は両親の離婚だけではなく、金銭的な面など数々の出来事があったと気付けました。自分でまとめてみると、わかりやすいターニングポイントだったと思います。
内容的には少し重いと感じるかもしれませんが「これが自分だ」と思って伝えていました。
私はターニングポイントを整理するために、まずは「直近の大きなターニングポイント」を設定しました。そして、設定したターニングポイントが過去の、どの経験によるものかを遡り、いくつかのターニングポイントを洗い出しました。
最終的に「人生のターニングポイント」を決める際には、自分が面接で伝える自己PRの内容や強みや弱み、性格など自己分析してきた自分の特性の多くを説明できる経験を設定して、面接で話していました。
ターニングポイントの探し方はたくさんありますが、面接で話した特性の結びつくターニングポイントを選ぶと非常に説得力が増すと思います。
私はまず、人生の挫折経験を思い出すことから始めました。その挫折経験が自分の人生にどう変化をもたらしたのか、特に、プラスの効果に目を向けて考えてみると、人生のターニングポイントが見つかるかもしれません。
私は高校受験の失敗が人生のターニングポイントであると考えていました。今まで起きた大きな出来事(受験や留学、部活動など)を書き出し、どんなことがあったのか、何を感じたかなどを思い出してみるのも良いと思います。
人生のターニングポイントの見つけ方4ステップ

ここからは人生のターニングポイントを見つける方法を詳しく解説していきます。
「あの経験はターニングポイントだったのかな?」
「どんなものをターニングポイントとして選べばいいの?」
上記のように考えている人は、まずは印象に残った出来事と当時の感情を振り返るのがおすすめです。このあと紹介する4つのステップを、順番に進めてみてくださいね。
①印象に残っている過去の出来事を書き出す
まずは、印象に残っている過去の出来事を振り返ってみましょう。以下の例のように、思い出した順番でざっくばらんに書き出してみてください。
印象に残っている過去の出来事を書き出す例
- 小学校の頃、両親にすすめられてピアノを習いはじめた
- 中学校では、初めて吹奏楽部に入部した
- 行きたい大学に合格できず、浪人した
- 浪人して1年間勉強した後、志望校に合格できた
- 大学で初めて海外旅行へ行った
「人生のターニングポイントと言えるのかな?」と疑問に感じても、まずは書き出すのがポイントです。小さな経験だと感じることでも、深掘りするとターニングポイントとなる可能性がありますよ。
②当時の感情を振り返る
次に、書き出した出来事に対し、そのときに感じた気持ちを振り返ってみましょう。
自分では人生のターニングポイントに感じない経験でも、感情を振り返ると、意外と大切な出来事だったと気付けるかもしれません。当時感じた不安や焦り、喜びなどを思い出し、その後どんな成長や変化があったか考えてみてください。
印象に残っている出来事で当時の感情を振り返る例
-
中学校では、初めて吹奏楽部に入部した
➡初めての経験で不安だったが挑戦した。楽譜を覚えることからはじめ、粘り強く取り組んだ。その結果「努力の分だけ成果がでるのが楽しい!」と達成感を感じた。今でも、趣味の一つとして吹奏楽の演奏会に参加している -
浪人して1年間勉強した後、志望校に合格できた
➡高校のときは「行きたい大学」について真剣に考えなかったかもしれない。なんとなく「地元に近いから」という理由で考えていた
➡浪人中はさまざまな大学を調べて、オープンキャンパスにも行き、「通いたい」と強く思える志望校を見つけられた
③成長や変化を感じた場面をリスト化する
振り返った過去の出来事のなかから、特に成長や変化があった経験を、カテゴリーにわけて整理してみましょう。経験を分類すると、時系列に沿ってターニングポイントを考えられます。どのターニングポイントを面接で伝えれば良いか、判断しやすくなりますよ。
| 時系列 | 出来事の詳細 | 感情や成長、変化など |
|---|---|---|
| 中学生時代 | 吹奏楽部に入部し、 楽器演奏を一から学んだ |
・はじめは不安を感じたが、挑戦した ・粘り強さを活かし練習した ・現在も趣味になるほど大きな経験 |
| 高校生時代 | 1年間の受験勉強を経て、 志望校に合格した |
・初めて将来を真剣に考えた 挫折経験の一つ |
| 大学生時代 | 未経験から テニスサークルに入った |
・向上心を発揮した ・未経験でも挑戦したいと思った ・経験スキルが上達せず悔しかった |
| 大学生時代 | 初めてのアルバイトを経験した | ・仕事に慣れるまでミスが続いた ・仕事の大変さを知った |
| 大学生時代 | 初めて海外旅行をした | ・異国文化との違いに衝撃を受けた ・視野が広がった |
経験を整理してみると、人生のターニングポイントになりそうな経験の多さや、共通点などに気付けるでしょう。
④リストからターニングポイントを選ぶ
最後に、作成したリストを見返し「自分のなかで一番印象に残る経験だった」「面接官にぜひ知ってほしい」と思えるターニングポイントを選びましょう。
自己PRと人生のターニングポイントで発揮した強みが一貫するように選ぶのもおすすめです。自己PRで行動力をアピールし、人生のターニングポイントでも行動力を発揮した経験を伝えれば、説得力のある受け答えができます。
【思い浮かばない人向け】人生のターニングポイントが見つかる5つの質問
人生のターニングポイントが見つかる5つの質問
- 進路を決めたきっかけは?
- 強みや才能に気付いたときは?
- 印象に残っている出会いや別れは?
- 大きな失敗やつらい思いをした経験は?
- 家族や友人との思い出で印象に残っていることは?
ここまでに紹介した方法以外にも、人生のターニングポイントを見つける方法はあります。
そこで、ここではターニングポイントが見つかる5つの質問を紹介します。質問に答えるだけで、意外と簡単にターニングポイントが見つかるので、一緒に考えてみましょう。
①進路を決めたきっかけは?
進路を決めたきっかけは何でしょうか。志望大学や高校を決めたときなど「なぜその進路を選択したか」を振り返ってみてください。
当時の進路選択が、今の自分の考え方に影響している場合も少なくありません。
例
- 先生に英語の発音を褒められて、英語に興味を持った
- お世話になった先生が歴史の授業を担当していたため、日本史が大好きになった
- 建物に興味を持って建築学科を選んだ
また「なぜ英語が好きになったんだろう?」のように、深掘りすると価値観がわかります。「なぜ英語が好きなの?」「印象に残っている英語経験は何?」など、10回ほど深掘りを繰り返すうちに、自信を持ってアピールできるターニングポイントが見つかるでしょう。
②強みや才能に気付いたときは?
もし人生のターニングポイントが見つからないなら、自分の才能を発揮した経験に気付けていないだけかもしれません。
そんなときは「強みや才能に気付いたときはいつだろう?」と、問いかけてみてください。勉強や部活動、習い事などさまざまな場面を振り返ると、ターニングポイントを考えやすくなりますよ。
例
- 高校生のときに、バスケ部の先輩に「努力家だね」と言われてから継続力があると気付いた
- 文化祭でクラスをまとめたとき、自分はリーダーシップや企画力があると思った
- 英語のスピーチ大会で優秀賞をもらい、人前で話すことが得意だと気付いた
③印象に残っている出会いや別れは?
感情が動いた経験も、人生のターニングポイントになっている可能性が高いでしょう。
そのため「印象に残っている出会いや別れはなんだろう?」と考えてみるのもおすすめです。今の自分の選択に影響を与えた出会いや別れを振り返ってみましょう。
例
- 小学校の頃、友人の転校を聞いて「昨日まで一緒に遊んでいて、明日以降も変わらず遊べると思っていたのに」と悲しかった。人とのつながりの大切さを実感した
- 中学の部活の先生はとても厳しかった。ただ、振り返ると上達するための毎日の練習に対する集中力、練習を続ける継続力を身に付けられた
④大きな失敗やつらい思いをした経験は?
大きな失敗やつらい経験は、できるだけ思い出したくないですよね。しかし、失敗や挫折は成長のターニングポイントになりやすいものです。
例
- 高校の部活で大会に向けて必死に練習したが負けてしまい、悔しくて「次は絶対に負けたくない」と強く思った
➡あのとき負けて悔しくてたまらなかったけれど、つらさをばねに練習に励んだ結果、次の大会では優勝できた - 大学時代、アルバイト先でミスをしてしまい、店長に叱られた。誰かに怒られる経験が久しぶりだったため、ものすごく落ち込んでしまった
➡あのときはミスをして迷惑をかけた申し訳なさと、スキル不足が悔しかった。「もうミスはしない」と今まで以上に集中してバイトに取り組み、店長の信頼も回復できて良かった
つらかった経験ほど、感情が大きく動いたエピソードです。その分、価値観や考え方に変化があった人も多いでしょう。どんな心境の変化があったか考え、人生のターニングポイントとしてアピールできないか振り返ってみてくださいね。
また、失敗談についても面接で聞かれることがあります。ここでの振り返りをもとに失敗談の答え方についてもマスターしてしまいましょう。
⑤家族や友人との思い出で印象に残っていることは?
家族や友人との思い出のなかにも、気付かないうちに考え方に影響を与えた経験があるかもしれません。自分の大切な価値観は気付かないうちに培われているケースも多いのです。
例
- 4つ上の姉が中学校に入学したら、当時小学4年生の自分と全然遊んでくれなくなって悲しかった。しかし、自分が中学へ入学したときに姉の気持ちがわかった。勉強や部活で忙しくなったからだ。相手の状況を理解して尊重することは大切だと学んだ
- 複数人の友人とキャンプへ行ったとき、協力して食事を作ったのがチームワークの大切さを知るきっかけだったと感じている。食材を調達して切って調理する役割を分担し、協力し合ったからこそ、一人ではできない特別な経験を得られた
人生のターニングポイントの答え方
人生のターニングポイントを伝えるときは、内容だけでなく話す順番も大切です。順序立てて伝えられると、初めて人生のターニングポイントを聞く面接官にも、理解してもらいやすくなります。
具体的には、STAR法を使用するのがおすすめです。
STAR法
S=Situation(状況)
T=Task(直面した壁)
A=Action(行動)
R=Result(結果や変化)
それぞれの頭文字を取って、STAR法と名付けられている
STAR法での伝え方を解説する前に、先輩たちが人生のターニングポイントの伝え方で工夫した点も参考にしておきましょう。

人生のターニイングポイントを面接で伝えたとき、回答で工夫した点を教えてください!

時系列や背景などを詳しく伝えることを意識しました。 相手はまったく自分を知らない人なので、理解してもらうために時系列と背景をしっかり伝えるのは大切だと思います。

まず、結論ファーストで「このポイントだ」と言い切りました。そこから、なぜなのかを簡潔に答えるようにしました。
①状況を伝える
Situation(状況)は、ターニングポイントとなった出来事と背景を説明する部分です。考え方が変化する前の状況について、簡単に説明しましょう。
STAR法①状況
私のターニングポイントは中学校へ入学したときのことです。
入学当初、私は勉強に対してあまり積極的に取り組んでいませんでした。地区の小学校からそのまま地区内の中学校へ進学したため、友人たちも変わらず、「勉強しないといけない」という認識を持てなかったことが理由です。
まずは、人生のターニングポイントとしての結論を端的に伝えるのがポイントです。その後に、具体的な説明を伝えると理解してもらいやすくなります。
②直面した課題を伝える
Task(直面した壁)は、どのような課題に直面したかを説明する部分です。
STAR法②直面した壁
しかし、中学校では定期テストがあったため、勉強しない自分は当然ながらあまり良い点が取れませんでした。
そんななか、小学校時代に毎日一緒に遊んでいた友人たちは勉強を頑張っており、小学生気分から抜けられていない自分に気付きました。
例文のように、どんな壁や問題がきっかけで、気付きを得たのかや価値観が変わったかを伝えましょう。ここで具体的に伝えられるほど、人生のターニングポイントをわかりやすくアピールできますよ。
③課題に対しての行動を伝える
Action(行動)はTask(直面した壁)を受けて、どのような行動をとったか説明する部分です。
STAR法③行動
私は認識を改めて、まず授業を受ける姿勢を改善しました。わからないことは必ず質問するようにして、特に苦手だった数学と英語は重点的に取り組みました。
また、部活動とも両立するため、自宅での過ごし方も改善しました。まず、どんなに疲れていても、1日2時間は授業の復習を必ずしました。また、予習として教科書を先読みする習慣を身に付けました。
行動は、できるだけ定量的に伝えられないか考えてみてください。抽象的な内容よりも、数字を使って伝えるだけで、理解しやすい説明ができますよ。
④行動の結果や変化を伝える
Result(結果や変化)は、Action(行動)によってどのような結果が得られたか説明する部分です。成果や失敗から得た教訓も含めて説明すると、成長した経験を魅力的に伝えられるでしょう。
STAR法④結果や変化
その結果、勉強が楽しくなり、中学校の3年間はずっと学年順位10位以内に入ることができました。また、高校受験や大学受験の際も、中学校で定着させた勉強習慣のおかげで希望する学校へ進学できました。
この経験を通じて、私は自分のやるべきことを楽しみながら積極的におこなえる力が定着しました。御社に入社した際も、さまざまな業務に対して前向きに取り組んでいきます。
人生のターニングポイントで身に付いた強みを活かし、入社後の貢献方法を伝えているのがポイントです。企業は人生のターニングポイントの質問から、入社後に活躍できるかも知りたいと考えています。ただターニングポイントを伝えるより、評価につながるでしょう。
人生のターニングポイントの回答例文8選
人生のターニングポイントの回答例文
最後に、「人生のターニングポイント」を聞かれた時の回答例文をエピソード別に紹介します。今までの解説と照らし合わせながら、自分の回答のブラッシュアップをする際の参考として活用してみてください。
①中学や高校時代の進路選択
回答例
私のターニングポイントは、高校のクラス分けで理系を選んだ経験です。
実は、理系科目の数学や理科にはずっと苦手意識がありました。得意科目は英語や歴史で、勉強も楽しく取り組めていました。当然、自分は文系の道に進むだろうと思っていました。
しかし「本当に文系を選択して良いのだろうか」と、なぜかすっきりしない気持ちが自分のなかにありました。先生や両親に「なぜ文系へ進むことに迷っているのか」と聞かれても答えられず「このままではいけない」と、自分と向き合って考えました。
私が理系科目を苦手になった理由は、中学校で授業についていくのが大変だったためです。しかし、苦手でも本当は理系科目が好きだったことに気付きました。そして「今度は諦めない」と高校では理系クラスへ進学しました。
このときの決断のおかげで御社を知り、選考に応募できました。入社後も自分を客観的に分析しながら必要なスキルを身に付け、活躍する人材になりたいです。
自分を客観的に見つめて進路選択をした結果が、人生のターニングポイントだと伝わる例文です。苦手だと思っていた経験を放っておかず、積極的に挑戦できている姿勢が伝わるのも良いですね。
②大学受験
回答例
私のターニングポイントは、大学受験です。
高校3年生の夏に部活動を引退した後、本格的な受験勉強をはじめました。正直、目標をはっきりと決めずに「今の自分の学力で行ける大学に行こう」と曖昧に考えていました。
そして、いざ大学を調べてみると気になる学校がたくさんありました。しかし、どの大学も自分の学力では合格基準にまったく届いていませんでした。このとき、進路を曖昧に考えていた自分に対して、強い後悔を感じました。
その日から、合格基準に達するために勉強計画を作りました。ほとんどの科目が合格基準に足りていないので、すべての科目を均等に毎日取り組めるスケジュールを立てました。スケジュール通りにいかない日もありましたが「毎日少しでも参考書を開く」と決めて取り組みました。
その結果、無事に第一志望校に合格しました。この経験を通じて、計画を立て努力を続けることの重要性を学び、自信にもつながりました。
大学受験がターニングポイントの例文です。適切な目標設定と達成のために努力した経験が伝わります。あまり真剣に勉強に取り組んでいなかった過去を反省し、気持ちを切り替えて前向きに取り組んだ姿勢から、考え方が変わったきっかけがわかるでしょう。
③部活動やサークル
回答例
私のターニングポイントは、フットサルサークルでキャプテンを務めた経験です。
サークル内で「楽しく運動したい派」と「真剣に試合で勝ちたい派」という意見の対立が生まれ、雰囲気が悪化していました。そこで、キャプテンとして全員の意向を確認し、活動日をわけて両方のニーズに応えられる体制を整えました。
その結果、サークルの雰囲気は改善し、むしろ以前より活発的に活動できるようになりました。今では、運動目的だったメンバーも徐々に試合に興味を持つようになり、チーム全体の一体感も生まれています。
この経験から、異なる意見をまとめて、全員が納得できる解決策を提案する力を身に付けました。御社でも、調整力と提案力を活かし、活躍できる人材となります。
リーダーとしてサークルのメンバーをまとめた経験が伝わる例文です。サークルの問題に気付き、主体的に行動した経験がターニングポイントだとわかります。一人ひとりの意見を尊重しながら、提案をまとめた協調性が伝わるため面接官の評価を得られるでしょう。
また、部活動に関するエピソードについての話し方については以下の記事でも解説しているので、気になる人は読んでみてください。
④アルバイト
回答例
私のターニングポイントは、飲食店でのアルバイト経験です。
私はホールスタッフとして、平日の夜と休日のお昼を中心にシフトを入れていました。その時間帯は同じ大学生が多く、わからないことはフォローし合い働いていました。
しかし、アルバイト同士のテスト期間が重なると、シフト調整が難航するという問題点がありました。大学生はテスト期間にシフトを入れたくない人が多かったためです。私も一度、直前になって「テストに向けてシフトを休ませてほしい」と相談したことがあります。私がした直前のシフト変更に対して、代わってくれたのはお昼の時間帯に来ているパートの方だと知りました。
私は代わってくれた方にお礼を伝えるため、店長に相談してその方が入っている時間帯にシフトを入れてもらいました。また、仕事に対する認識の甘さを反省しました。
それ以降は、テスト前に慌てないよう効率的に勉強を進め、テスト期間は積極的にシフトを入れるようにしました。周囲の人にフォローしてもらえるありがたさと、仕事に対する認識の甘さを教えてもらったこの経験は、私の人生のターニングポイントです。
テストの勉強が間に合わず直前に慌ててしまう課題を認識し、主体的に勉強方法を見直し、成長した経験が伝わる例文です。簡潔に結論を伝え、背景を説明したあとにターニングポイントとなった経験を説明できているのが良いですね。
アルバイトのエピソードを自己PRとして伝えたいと考えている人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
⑤海外旅行や留学
回答例
私のターニングポイントは、大学生のときに経験した海外留学です。
夏休み中の1カ月という短い期間でしたが、現地の語学学校へ通っていました。文法を思い出せなくても、知っている単語や身振り手振りでコミュニケーションが取れ、充実した留学生活を送っていました。
しかし、留学生同士で英語を使ったグループワークをしたとき、自分の意見をうまく伝えられず悔しい思いをしました。買い物などは単語だけで問題なくできていても、自分の主張や意見を伝えるための実力が足りていないと気付かされました。
そこで、先生にも相談して新聞を使った毎日の意見交換の時間を作ってもらいました。日本人留学生とも英語で話す機会を多く作りました。
その結果、1カ月で飛躍的に英語力が身に付きました。単語しか思いつかなかった自分が嘘のようで、話したい内容を英語で話せるようになったのが嬉しかったです。短い時間でも目標を立て、実行することで成果を出せると自信が付きました。社会人としても努力する姿勢を忘れず、活躍していきたいです。
英語力を伸ばしたいという目標に対して「何が足りていないか」を自分なりに考え、解決策を実行した主体性が伝わる例文です。経験と併せて当時の感情も伝えているため、事実を羅列したターニングポイントよりも共感を得やすいでしょう。
⑥卒業研究における専門分野の選択
回答例
私のターニングポイントは、卒業研究のテーマで「防災意識」を選んだことです。
当初は、地域住民の防災意識をアンケートで調査する予定でした。しかし、リサーチを進めるうちに「はい・いいえ」で簡単に答える形式では、本当の防災意識は測れないのではないかという疑問が生まれました。
そこで、新しい調査方法として、豪雨や地震などの災害写真を見せ「この状況で何を心配しますか?」「どんな準備が必要だと思いますか?」といった自由記述式の質問を取り入れました。その結果、地域住民がどんなリスクを想定し、どう備えようとしているのか、理解が深まりました。
教授からは、高評価をいただきました。この経験から、当たり前とされていることに疑問を持ち、新しい視点で課題を解決するおもしろさを学びました。御社でも、この姿勢を活かしてチャレンジ精神のある人材として活躍します。
困難にも諦めず取り組んだ経験がきっかけで、問題を解決するおもしろさを知ったターニングポイントの例文です。研究テーマの選択から成果までを論理的に説明し、学びを入社後どう活かすかまで伝えられている点もポイントです。
⑦インターンシップ
回答例
私のターニングポイントは、大学3年生で参加したインターンです。
インターンでは、新商品の企画を考えるチームに配属してもらいました。私は会議の録音から議事録をまとめる仕事を中心におこなっていました。私は「録音があるから簡単に議事録は終わるだろう」と安心していました。
しかし、録音を何度聞いても会議で話している内容や、タスクをうまくまとめられませんでした。「なぜ話している内容がわからないんだろう」と考えたところ、インターン初日に説明してもらった新商品のコンセプトを、理解できていないからだと気付きました。
コンセプトの資料を読み込み、わからない点はすべて質問しました。また、録音を聞く前に「何を決める会議なのか」を自分のなかで理解してから、議事録を作成しました。
コンセプトと打ち合わせする内容を理解して会議に挑むというのは、社会人として当たり前のことだったと思います。できていなかった点を反省しました。
この経験を通じて、仕事との向き合い方を学びました。働くことへの覚悟もできたと実感しています。入社後も社会人としてのスキルを磨きながら、積極的に仕事へ取り組んでいきます。
仕事で困難なことがあっても、問題を分析して解決してくれるだろうと期待の持てる例文です。なぜその出来事が自分に大きな影響を与えたかまで述べられると、さらに印象に残る回答になるでしょう。
⑧はじめての一人暮らし
回答例
私のターニングポイントは、はじめての一人暮らしを始めたときです。
上京して1カ月目の頃、授業が終わると一人きりの家に帰宅し、特に週末は誰とも話さない日が続いていました。部屋に閉じこもりがちになり、強い孤独感を感じていました。
そんなとき、近所のごみ収集所で困っていた高齢の方を手伝ったことをきっかけに、町内会の存在を知りました。「新しい土地で交流を作る機会だ!」「思い切って現状を変えたい!」と考え、参加してみました。
その結果、清掃活動やお祭りの準備など、地域の方とかかわる機会が増え、孤独感がなくなった経験があります。この経験から、現状の不満を変えるためには、小さなチャンスを見逃さず行動するのが大切だと学びました。
私は営業職を志望しています。御社に入社後も、どんな小さなきっかけも見逃さず、チャンスに変えられる営業となります。
当時の感情を交え、イメージしやすいエピソードを伝えている例文です。人生のターニングポイントで得た経験を、入社後どう活かすかが伝わる点も良いですね。
人生のターニングポイントを伝えることで自分の魅力や価値観をアピールしよう
企業が人生のターニングポイントで知りたいのは「過去の経験から何を学び、どのように成長したか」です。
まずは、過去を振り返り「何を考えて行動し、考えがどのように変わったか」など、経験と価値観を整理してみることから始めてみましょう。効果的な企業へのアピールにつなげてくださいね。
「人生のターニングポイントは何ですか」という質問は、いわば「今のあなたを形作った人生のハイライトはどんなものですか」という意味の問いです。
もちろん、今までに起きたすべての出来事が今のあなたにつながっていますから、これを考える際は、相対的に自分にとって印象深かった出来事を思い出す必要があります。
出来事を点数化して印象深い「ターニングポイント」を発見!
その方法として、まず自己分析の一環で「自分史」を作り、一つひとつの出来事に最大100点満点の「モチベーションスコア」をつけてみてください。
自分の付けたスコアが高い出来事が、あなたの人生に影響を与えたターニングポイントとなるかもしれません。また「ターニングポイント=転換点」ですから、その出来事はその後の生き方や価値観にどう影響を与えたかを述べる必要があります。
面接で自分のターニングポイントについて語るためにも、その出来事が今の自分にどのようなきっかけや価値観の変化、達成感を与えたものだったのかもぜひ考えてみてくださいね。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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小学2年生の頃、ダイエットも兼ねてバスケットボールを始めることを親にすすめられました。そこで「バスケットボール」というスポーツと出会っていなければ、自分の性格や交友関係、人との接し方、挫折経験からそれを乗り越えて身に付けた強みなどがなかったと思います。
そこから10年以上、バスケットボールが生活の中心にありました。もし、小学2年生でバスケを始めていなかったとしても、ほかの良い現在があったかもしれません。ですが、現在の自分の良いところも悪いところも含めて、8割以上は小学2年生のときにバスケットボールを始めた選択によって作られているように思います。