仕事を辞めたいのは本当に甘え? 自分の気持ちを否定しないようにしよう
「仕事を辞めたいほど今の仕事が辛くて仕方ない」
「仕事を辞めたい…これって甘えなのかな」
仕事に対してネガティブな感情を抱いたままでいると、毎日職場に行くことすら負担に感じてしまいますよね。辞めるべきか、今の現状を我慢して仕事を続けるべきか、どうしたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
勇気を振り絞って仕事を辞めたいことを周囲の人に相談したいけれど、「それは甘えじゃない?」と言われてしまうのが怖い、という人もいると思います。仕事を辞めるのは甘えだと言われてしまうと、自分の気持ちを否定されたような感覚に陥り、混乱してしまいますよね。
そこで、この記事では社会人の先輩の経験談を交えつつ、甘えなのかどうかの判断基準や悩んだときに試してほしい考え方について紹介します。仕事が辛いと感じる瞬間は誰しもあります。自分を責めすぎないようにしながら、読み進めてみてくださいね。
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社会人に聞いた! 仕事を辞めたいのは甘えだと指摘された経験
いざ仕事を辞めたいことを周囲の人に相談した際、「それは甘えじゃない?」と言われた経験はありませんか。自分が仕事を辞めたい理由や考え方を否定されたような気持ちになって、さらに落ち込んでしまいますよね。
そこで、ここでは実際に働く社会人が仕事を辞めたいことを相談したときに「それは甘えだ」と言われた体験談を紹介します。この体験談を読むことで、自分自身の考えが甘えなのか判断するための一つの参考材料になるでしょう。

前職で営業の仕事を辞める決意をした際、課長から「数カ月しか働いていないのに今辞めるのは甘えだ」と言われました。
私が退職を考えた理由は、週6日・1日10時間にも及ぶ長時間労働の社員を酷使するような状況が原因でした。また、入社時にこのような労働条件についての十分な説明がなかったことも、退職を決意した理由の一つです。
そのため、私自身はこのような状況に耐えられないことを「甘え」とは思わず、素早く心を切り替えて転職をしたほうが将来のためになると思い、迷いを断ち切って退職を選びました。
「仕事を辞めたいのは甘えじゃない?」と言われやすい6つの理由
- 今の仕事に飽きたから
- 苦手な人がいるから
- ノルマから逃げたいから
- 朝早く起きることや通勤が苦痛に感じるから
- 上司に怒られたくないから
- 責任を追いたくないから
仕事を辞めたい気持ちを誰かに相談したときに「それは甘えじゃない?」と言われてしまうと、自分がおかしいのかと余計落ち込んでしまいますよね。自分の考えを否定されたような感覚に陥って、どうしたら良いのかわからなくなっている人も多いのではないでしょうか。
そこで、「仕事を辞めたいのは甘えじゃない?」と言われやすい6つの理由を紹介します。自分が抱えている仕事の悩みが、この6つの理由に当てはまる場合は、記事後半で紹介する対処法を実践して状況を分析しましょう。自分の考え方を振り返るきっかけとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①今の仕事に飽きたから
「今の仕事に飽きたから」という理由で仕事を辞めたい人は、周囲の人々から見て「その考えは甘えだ」と言われやすいでしょう。ある程度の年数が経てば仕事に慣れるケースがあるにもかかわらず、飽きたからという理由で仕事を辞めた場合、理想とするキャリアプランの構築が難しくなることもあります。
「毎日同じ業務の繰り返しで飽きた……」という人は、日々こなす業務の本来の目的をあらためて確認してみてください。どんなに些細な業務でも、必ず企業や社会の役に立っていることを思い出せれば、やりがいを持って仕事に取り組めるようになるかもしれません。
視点を変えてみれば、仕事に飽きを感じること自体が、それほどスムーズに仕事をこなせるようになった証でもあります。入社当時よりも余裕がある分、業務本来の意味を振り返ったうえで仕事をするのがおすすめです。
「仕事がめんどくさい」と感じている人は、こちらの記事を参考にしてみてください。仕事がめんどくさいと感じる原因の突き止め方や切り替え方を把握して、楽しく仕事に取り組めるようになるでしょう。
②苦手な人がいるから
単に苦手な人がいるという理由だけで仕事を辞めたい場合は、甘えだと言われやすい傾向にあります。人間関係へのストレスの感じ方は人それぞれであり、状況を改善するためのアプローチを働きかけることで、良好な関係性を築ける場合もあるからです。
退職を決めてしまう前に、まずは職場内におけるコミュニケーションで、自分に改善できるところがないかを考えてみてください。仕事を辞めることだけが解決策ではないことを念頭に、勇気を出して頼れる人に相談してみたり、挨拶だけは明るい表情で毎日してみたりするなど、できることから取り組んでみる姿勢が大切です。
③ノルマから逃げたいから
就活時に理解していたつもりでも、いざ働き始めると毎月のノルマが負担に感じ、なぜノルマをこなさなければいけないのか悩んでしまうこともありますよね。
ノルマを達成できないと気まずかったり、達成できたとしても翌月また1から頑張らなければいけなかったりして、追い込まれているような感覚に陥ることもあると思います。後輩に成績を抜かれることもあり、仕事で成果を残せない自分に焦りや苛立ちを感じるときもあるでしょう。
一方でノルマという数値でのわかりやすい目標があるからこそ、昇進や昇格へのアピール機会やチャンスも多いとも言えます。長期的な視点でキャリア目標やライフプランを考えることで、仕事へのモチベーションが変わってくるかもしれません。また、どの会社に入社したとしても、何らかの形でノルマを課せられることが多いため、ノルマに挫けないマインドを確立するのがおすすめです。
ノルマを課されやすい営業職の仕事を続けるか悩んでいる人は以下の記事も参考にしてみてください。
④朝早く起きることや通勤が苦痛に感じるから
我慢して早起きしたり、満員電車で通勤したりする日常に、ふと疑問をもち辞めたくなる人もいるでしょう。そのような業務外のことが原因の場合、甘えだと言われてしまうケースがあります。
仮に、今より通勤時間を30分以上短縮できる会社に転職したとしても、今の会社とまったく同じ環境で働くことは不可能です。給料が減る可能性や人間関係の悪い職場で働くことになる可能性もあります。つまり、自分の理想がすべてかなう会社を探すことは難しく、何かを優先したら何かを妥協しなくてはならないことの方が多いのです。
ぜひ、通勤の辛さ以外の会社の良いところに目を向けてみてください。もしくは、自分が働くなかで何を一番大切にしたいのか、条件の優先順位を洗い出してみることをおすすめします。
⑤上司に怒られたくないから
上司に怒られてしまうと、立ち直るのに時間がかかってしまうときもあるでしょう。家に帰っても思い出してしまい、なんで自分はこうなんだろうと、ふと逃げ出したくなることもありますよね。
しかし、企業に勤めるうえで上司や先輩の指導は必要不可欠です。上司に怒られたくない気持ちが、仕事を辞めたい気持ちに直結している場合は「甘えだ」と言われてしまう可能性があります。
上司や先輩に怒られて仕事が辛い人は、何が原因で怒られたのか・改善点はどこかを客観的に振り返ってみましょう。怒られる回数を減らし、反対に褒められる回数を増やせるかは自分の努力次第です。
もし、上司と合わないと感じている場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。上司と合わないときの解決策を詳しく紹介しているため、状況を改善する手がかりが見つかるはずですよ。
⑥責任を負いたくないから
企業に入社して働くうえで、将来的に責任ある立場にステップアップするのは一般的です。そのため、責任を負いたくないから仕事を辞めたいと考えている人は、周囲の人に甘えだと言われやすいでしょう。
責任を負いたくないと感じている人は、自分が理想とするキャリアプランや、働くうえで重視する軸をあらためて確認してみるのがおすすめです。
自分が将来どうなりたいのか・どんな風に働きたいのか、現状とのギャップを冷静に分析することで、本当に責任を負いたくないのか、自分の本音と向き合えるようになりますよ。
責任を負う立場であるプロジェクトリーダーや部長などの役職へ昇進することで、自身の市場価値を高めるだけでなく、給与アップも見込めます。責任を負う分、企業の経営に深くかかわれている実感も得られるでしょう。
仕事を辞めたいと感じている人に対し「甘え」だと思ったことはある?

仕事を辞めたいと言う人に対して「甘えだな」と思ったことはありますか?

仕事を辞めたい理由が甘えかそうでないかは、状況によると思います。 自分の能力不足が理由の場合は、「自分がもっと努力すればいいだけでは」「それで辞めるのは甘えなのでは」と思うことがあります。

仕事への適性やいろいろな事情があると思うので、基本的にどのような理由で辞めたいと思っていても「甘えだな」とは思いません。 ですが、仕事に対する不満だけをずっと話し、職場環境を変える努力をしない人に対しては「甘えだな」と感じることがあります。

どのような理由でもそうですが、環境のせいばかりにして、自分で環境を変える努力をしていないのに仕事を辞めたい場合は「甘え」だと感じてしまいます。 自分で環境を変えていく努力をしたうえで、それでも仕事を辞めたいと思うのであれば、それは正当な理由だと思います。

上司に怒られたことが原因で会社を辞めようか悩んでいる後輩に、そのことを相談されたとき「甘えだな」と感じました。明らかにその後輩に怒られる原因があり、当たり前の指導をおこなった上司に対して愚痴をこぼしていたからです。 自分の改善点を省みず、周囲に対して不満ばかり抱く人には、仕事を辞めたい気持ちも甘えだなと感じてしまいます。

安定志向が強すぎるあまり、仕事を辞めたいと思う人には「甘えだな」と感じてしまいます。 変化を嫌い、安定した環境にこだわりすぎることで仕事を辞める決断をするような人は、どの会社に転職しても長続きしないと思います。
「甘え」と思われてしまう理由を生み出す4つの習慣
- 指示された仕事だけをこなせばいいと思っている
- 問題が起きたときは常に周囲のせいにしている
- コミュニケーションの構築は「相手から歩み寄るもの」だと思っている
- 辛い現状から逃げることが解決策だと思っている
「仕事を辞めたいのは甘えじゃない?」と思われてしまう理由は、実は自分自身の習慣によって生み出されているかもしれません。
ここでは、甘えだと思われるような仕事を辞めたい理由を生み出す4つの習慣について詳しく解説します。仕事を辞めたい気持ちが甘えなのではと悩んでいる人は、自分に当てはまる習慣がないか、客観的に判断する基準として参考にしてみてくださいね。
①指示された仕事だけをこなせばいいと思っている

指示された仕事だけをこなせばいいと思っている人は、任される仕事の本来の目的を理解できておらず、責任をもって仕事に取り組めていないことが多いです。結果として、「今の仕事に飽きた」「責任を負いたくない」と、甘えだと思われてしまうような辞めたい理由を生み出してしまっているかもしれません。
企業で働くうえで、任される仕事の本来の目的を理解し、自分にできる最大のパフォーマンスをして企業に貢献する姿勢は重要です。指示された仕事だけをこなせばいいという考え方では、自分自身の成長にもつながりません。
仕事を任されている以上、周囲の人々の動きをよく観察しながら、自分にできることを積極的に取り組む意識をもちましょう。
②問題が起きたときは常に周囲のせいにしている
仕事でミスをしたときに、自分の原因を振り返らず、職場の同僚や業務環境のせいにしてしまう人はいないでしょうか。そのような人は、自分が変わる努力をしていないことから、辞めるのは甘えだと思われやすいでしょう。
このような他責思考の人は、自分の改善点を理解できないまま、周りの人や環境のせいにしてしまうことで、悩みを本質的に解決できない可能性があります。
一人の社会人として企業で長く働き続けるためには、まず自分に問題はないか、改善できるところはないかを考える自責思考の習慣が大切です。何か問題が起きたときは、最初に自分の言動と行動に原因はなかったか冷静に考えて、改善できるところがあれば積極的に改善していく向上心をもちましょう。
③コミュニケーションの構築は「相手から歩み寄るもの」だと思っている
周囲の人と接するとき、相手にばかり期待して自分から積極的に話しかけないといった人は、周囲と良好な関係性を築けず、職場に不満を抱きやすいでしょう。
コミュニケーションの構築は、互いのことを尊重し、相互に歩み寄らなければ成り立ちません。自分から積極的に話しかけたり、耳を傾けたりすることも必要なのです。企業に入社した以上、部署やチームの輪に自分から溶け込む姿勢をもたなければ、周囲の人々と良好な関係性を構築することは難しいでしょう。
どんなに苦手な人がいたとしても、自分の接し方ひとつで関係性を変えられる可能性があります。まずは、自分が相手に話しかける・相手の話に耳を傾ける姿勢を大切に、一人ひとりの人柄をよく把握したうえで、適切なコミュニケーションを図るよう心掛けてみてくださいね。
④辛い現状から逃げることが解決策だと思っている
とにかく今の仕事が辛く、この現状から逃げればすべてが解決すると思っている人もいるのではないでしょうか。もちろん、退職して新たな企業に転職することで、現状の悩みからは解放されるかもしれません。しかし、自分自身の考え方やコミュニケーションの取り方に問題がある場合、仕事を辞めるのは甘えだと言われやすいでしょう。
抱えている問題を解決できていない状態だと、転職したとしてもまた同じ問題に悩む可能性が高まります。そこでまた問題を解決できないと、転職を繰り返してしまい、理想とするキャリアがストップしてしまうかもしれません。
このような状況を避けるためにも、辛い現状から逃げる前に、今抱えている問題を解決する必要があります。なぜ仕事を辞めたいのか、勇気を出してその理由としっかりと向き合ってみてください。自分に改善できる点があれば対策を講じ、そのうえで本当に仕事を辞めたいのかあらためて考えてみましょう。
仕事がどうしても辛いと感じている人は以下の記事も参考にしてみてください。
仕事を辞めたい気持ちが「甘え」だと捉えられやすい人の特徴は何だと思う?

仕事を辞めたい気持ちが「甘え」だと捉えられやすい人の考え方や特徴を教えてください。

いつも他責思考で取り組んでいる人だと思います。 環境のせいにしたり、人のせいにしたりする人は、仕事を辞めたい気持ちを「甘え」だと捉えられやすいのではないでしょうか。

自分のことだけを考えているような、利己的な発言が多いと、職場だけに限らず仕事を辞めたい相談を受けていた友人などからも「甘え」と言われている印象を受けます。 大抵「それってあなたが原因だよね?」と言われてしまい、ばつが悪くなっている様子を見かけることが多いです。

最低限やってほしいことができていない状態で、自分の欲求ばかり伝えて、それが通らないことに不満を感じている人は「甘えだな」と感じます。 正当な努力をしたうえであれば意見として考慮すべきですが、そうでない場合はただの文句であり、逃げと変わらないのではと感じます。

仕事を辞めたい気持ちが先走るあまり、任された業務をサボっても、周囲にバレなければ上手く仕事を回せていると勘違いする人です。 何か問題が起きても、自分を省みず、周囲の人々や環境に責任を擦り付けるような人には、仕事を辞めたい気持ちも「甘え」だと感じてしまいます。
社会人に聞く! 甘えなのか判断してほしい時は誰に相談した?
仕事を辞めたい気持ちを周囲の人に相談することは、なかなか勇気が入りますよね。自分が甘えているのかどうか、現状を見極めたうえで判断してくれる人に相談したいけれど、誰に相談すればいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、実際に仕事を辞めたいことを打ち明けた経験のある社会人に、具体的に誰に相談したのかを教えてもらいました。

仕事を辞めたい相談をした相手は誰ですか?

家族に仕事を辞めたい相談をしたことがあります。 アルバイト先の店長にパワハラにあったことがあり、自分ではどうにもできずに家族に相談しました。

職場で一番歳が近い先輩に、仕事を辞めたい相談をしました。 その理由は、歳が近く同じ職場のため、同じような悩みや思いを抱えた経験があるのではと思ったからです。

直属の上司や同期に相談していました。 上司であれば、長年現場を見てきていた人でもあるため、自分を理解してくれていると感じていたからです。 同期は話がしやすいこともそうですが、同じことを一緒に経験してきた仲間だからこそ理解してくれると感じていたので相談しました。
「甘え」じゃない! 仕事を辞めても仕方のない6つの状況
- 頑張りが正当に評価されない
- 企業の将来性に不安を感じる
- 社員を酷使するような労働環境が定着している
- 職場の人間関係が一向に改善しない
- 今の会社では理想とするキャリアの構築が難しい
- 職場でハラスメントを受けている
仕事を辞めたいと思う人の中には、自分の力では職場環境を改善できないことに悩んでいる人もいるでしょう。頑張りが正当に評価されなかったり、社員を酷使するような労働環境が定着していたりする場合は、あなたではなく企業側に問題がある可能性があります。
ここで紹介する6つの状況に当てはまる場合、仕事を辞めたいのも甘えとは言えません。退職や転職を視野に、自分の身体とキャリアを守るための行動に移りましょう。
①頑張りが正当に評価されない
自分の頑張りが正当に評価してもらえずモチベーションを保てない場合は、仕事を辞めても仕方のない状況と言えます。
人事評価の時期でも正当に評価してもらえないと感じたら、自分の頑張りが企業の求めているものと合っているのか振り返ってみることが大切です。
企業の社風や方針などを振り返ることで、企業が社員に何を求めているかあらためて認識できるようになります。もし企業の方針と違う方向性で頑張っていた場合は、方針に沿うように改善することで評価が良くなるでしょう。
それでも正当に評価してもらえない場合は、新たな道を検討してみても良いかもしれません。
②企業の将来性に不安を感じる
企業の経営状況が安定的でない場合は、これから先も働き続けられない可能性が出てくるでしょう。今までもらえていたボーナスが出なかったり、給料の振り込みが遅れたりする場合は、経営がうまくいっていないサインの可能性があります。
あなたが会社の将来性に不安を感じている場合は、まずは家族や友人など社外の人に相談して客観的な意見を聞くことをおすすめします。そのうえで転職活動を徐々に始めるなどして、退職への準備を慎重に進める姿勢が大切です。
③社員を酷使するような労働環境が定着している
連日の超過残業や休日出勤など、社員を酷使するような労働環境のもと、一生懸命働き続けている人もいるかもしれません。このような労働環境では、身も心も疲れ果ててしまい、結果的に病気や障害を発症してしまう可能性も高まります。
残業は基本的に月45時間・年間360時間までと法律で決められています。臨時的に忙しい場合を除き、日常的に法外の残業で苦しんでいる場合は、いまの環境を離れる選択肢を選んでください。
残業する環境が当たり前で、企業に改善する姿勢が見えない場合はなおさらです。自分の身を守るためにも、新たな道を歩むことを検討していきましょう。
④職場の人間関係が一向に改善しない
職場の人間関係が一向に改善しない場合も、仕事を辞めることが選択肢として挙がるでしょう。自分の働きかけで関係性を改善できないのであれば、周囲の人々に問題があるためです。
良好な関係性を構築しようと積極的に接してみても、相手の態度が変わらなかったり、自分だけコミュニケーションを取ってもらえなかったりすることがあれば、部署異動など自分が働く環境を変えることで解決できないか考えてみてください。
もし、会社が事態を深刻に捉えていないために部署の異動をさせてもらえない場合、人事配置や評価制度にも不満を抱いてしまう可能性もあります。転職を視野に、退職の準備を進めてみてもいいかもしれません。
職場の人間関係に疲れてしまった人は以下の記事もあわせて読んでみてくださいね。
⑤今の会社では理想とするキャリアの構築が難しい
就活で思い描いていたキャリアプランを実現するため今の会社に入社した、という人も多いのではないでしょうか。しかし、入社前に想定していた仕事とまったく異なる業務を任されている場合、本当にこの会社で自分らしいキャリアを築けるのか不安に感じてしまうでしょう。
キャリアプランは働く中で変化していく可能性もあります。理想とするキャリアが構築できないからとすぐに退職を決意するのではなく、3年後・5年後の自分がどうなっていたいかも含めて今の会社のメリットを考える姿勢が大切です。
もし、3年後・5年後の自分を想像しても今の会社でのキャリアの構築が難しく感じる場合は、長期的な目標をもとに転職を視野に入れて動き出せると良いでしょう。
⑥職場でハラスメントを受けている
職場でハラスメントを受けている人は、すぐにでも転職や退職を視野に入れるべきです。日常的にパワハラやセクハラを受けながら仕事を続けていると、精神に支障をきたし、キャリアプラン、ライフプラン全体にネガティブな影響を及ぼしてしまうリスクもあります。
相手の意見や価値観そのものを否定する行為が見られるハラスメントを受けている場合は、自分の考えは間違っていると思い込んでしまい、正しい判断ができなくなってしまうかもしれません。自分の仕事を辞めたい気持ちは甘えなのか、客観的に確かめるためにも、信頼できる上司や同僚へ相談したり、「総合労働相談コーナー」のような外部機関を活用してみてくださいね。
どのような状況であれば仕事を辞めるのは甘えではないと思える?

どのような状況であれば、仕事を辞めるのは甘えではないと判断できると思いますか?

パワハラやセクハラ・モラハラなど、自分の努力ではどうにもできないことで悩んでいる場合は、仕事を辞めたい気持ちも甘えではないと判断できます。

自分ではどうすることもできない要因で不利益を被っていたり、その職場では実現できないことがあったり、心身に影響が出ていたりする場合であれば、仕事を辞めることも甘えではないと思います。

職場のハラスメントが原因で辞めることは甘えではないと思います。 ただし、こちらのことを思って注意してくれている場合もあるので、相手の普段からの態度もあわせてハラスメントか判断するべきでしょう。

うまくいかない現状を改善するための努力を積極的にしてみても、周りが聞き入れてくれずにうまくいかない場合や、心身に異常をきたしてしまうようなレベルであれば、仕事を辞めることは甘えではないと思います。

家族の介護をはじめとする家庭の事情で、やむを得ず仕事を辞めたい場合は、甘えではないと思います。
以下の記事では、みんなが退職を意識したタイミングについて紹介しているので、気になる人は読んでみてくださいね。
仕事を辞めるべきか判断するときに試してほしい4つの考え方
- 他人や環境のせいにせず自分に改善点がないか考える
- 継続することで理想とするキャリアプランを構築できると考える
- 自分から歩み寄れば周囲と良好な関係性を築けると考える
- 任された仕事がどのように会社に役に立つのか考える
仕事を辞めたい気持ちが先走り、感情的に退職を決意してしまうと、退職したことそのものを後悔してしまう可能性もあります。本当に仕事を辞めるべきなのか冷静に判断するためにも、ここで紹介する4つの考え方を実践してみましょう。
①他人や環境のせいにせず自分に改善点がないか考える
仕事を辞めるべきか正しく判断するために、他人や環境のせいにせず、自分に改善点がないか考えてみましょう。
今の仕事に飽きてしまった人は、任される仕事の本来の目的を考えて、自分にできる取り組みを積極的にできているか振り返ってみましょう。職場の人間関係が悪く思える人は、周囲にばかり期待して、自分から歩み寄るコミュニケーションが取れていないだけかもしれません。
常に自分に改善点がないか考えることで、社会人として成長し続けられます。まずは自分自身を見つめ直す癖を身に付けたうえで、仕事を辞めるべきなのかを検討してみてくださいね。
②継続することで理想とするキャリアプランを構築できると考える
企業に長期にわたって貢献し続けることで、理想とするキャリアプランを構築できると考える姿勢も大切です。どんな理由でも仕事を辞めたいと思う気持ちは自由ですが、退職と転職を繰り返してしまっては、結果的に仕事におけるステップアップが難しくなる可能性があります。
将来は役職に就いて組織を導きたい人や、ゆくゆくは独立を考えている人なども、一定のキャリアを積む必要があります。周囲の社員や企業に信頼されてこそ、自分が思い描くキャリアプランを築けるため、まずは継続することを第一に仕事に取り組んでみてくださいね。
キャリアビジョンの描き方については以下の記事で詳しく解説しています。
③自分から歩み寄れば周囲と良好な関係性を築けると考える
周囲と良好な関係性を構築するためには、自分から歩み寄る主体性やコミュニケーション力が大切です。
相手に期待して自分が話しかけられるのを待つような姿勢でいると、信頼をしてもらえず、組織の中で浮いた存在になってしまう可能性があります。結果として、仕事を辞めたいと思う環境を、自分で作り出してしまっているのです。
職場に苦手な人がいる人や、人間関係に悩んでいる人は、まず自分が歩み寄る意識をもってみてください。相手の意見を積極的に聞いたり、受け止めて共感したりすることで、自然と相手からも意見を求められるようになるでしょう。
④任された仕事がどのように会社に役に立つのか考える
今の仕事に飽きた人や、やりがいを感じられない人は、任された仕事がどのように会社に役に立つのかを考えてみましょう。どんなに些細な仕事でも、必ず企業や社会の役に立っており、本来の目的を理解することでやりがいを見出せるからです。
自分が任されている仕事がどのように役に立っているかを考えると、周囲の人々に配慮した行動も積極的に起こせるようになります。
たとえば、定期的におこなっている会議をよりスムーズにするために、上司に頼まれる前に資料のコピーや配布をしてみましょう。モニターの準備や椅子を適切に配置するなど、少しの意識でできることはたくさんあります。相手が求めていそうな仕事を主体的に巻き取れると、上司や先輩からの信頼も向上するはずです。
指示されたことだけをこなしているという人は、ぜひこの機会に仕事本来の目的を考え理解したうえで、積極的に目の前の業務に取り組んでみてくださいね。
仕事を辞めたいと思っている人へのメッセージ

自分にできることを実践したうえで、次のキャリアを描くことは悪いことではないと思います。むしろ20代という選択肢だらけの年齢に、視野を狭めることは後悔につながるとも言えます。
ただ、仕事を辞めたその先の未来が明るいとは限りません。「転職しなければ良かった」という話もよく聞きます。会社を辞めるかどうか悩み、どう行動するか自分と向き合うことで、人生に主体性が出てくるはずです。
その主体性が結果的に自分のキャリアをより良いものに導いてくれると思います。仕事を辞めても辞めなくても、いろいろな未来が見えて、さまざまな選択肢を自分次第で選んでいける楽しさに気付けますよ。

その人がどのような原因で辞めたいのかによってアドバイスが変わってきますが、仕事を辞めたいと感じている人に聞きたいことは、「今の仕事を全力でやり切った自信はありますか?」ということです。
全力でやり切って、それでも仕事を辞めたいのなら「甘え」と思われずに受け入れてもらえるでしょう。まずは全力で仕事をやってみて、それでもやっぱり今の仕事を辞めたいというのであれば、辞めた方が良いと思います。

仕事を辞めることは決して悪いことではありません。
たとえば、「ほかにやりたいことができたから仕事を辞めたい。でも新卒で入社してすぐに辞めてしまうのは不安だ」と思う人は、転職する理由をしっかりと考えた方が良いと思います。
退職する理由と、なぜ転職するのかの理由を客観的に把握できていれば、1社目の社歴が短くてもそこまでマイナスポイントにはならないはずですよ。
どうしても仕事を辞めたい時に実践すべき6つの対処法
- なぜ仕事を辞めたいのか理由を明確にする
- 仕事を辞めることが現状の改善につながるのかを分析する
- 仕事を辞めた後の働くイメージを明確にする
- 退職以外の方法で辞めたい状況を解決できないか検討する
- 転職エージェントなどに相談する
- ほかの会社と比較する
これまで、仕事を辞めたい気持ちが甘えだと言われてしまうであろう理由や習慣、実践してほしい考え方について詳しく解説してきました。どんな理由でも、仕事を辞めたいと思うほど職場環境や業務内容に適性を見出せない状況は辛く、逃げ出したくなりますよね。
どうしても仕事を辞めたいと、感情的に退職を決断する前に実践してほしい対処法が6つあります。これらの対処法を実践し、現状を客観的に把握することで、退職することだけに捉われない自分にとって最適な判断ができるかもしれません。
①なぜ仕事を辞めたいのか理由を明確にする
なぜ仕事を辞めたいのか、漠然とは理解できているものの、紙に書き出すなどして客観的に理解できている人は少ないのではないでしょうか。今の辛い現状から逃げることだけを考えてしまい、仕事を辞めることだけが目標になっている人も多いでしょう。
仕事を辞めたい理由は一つではなく、いくつかの状況が重なっている場合もあります。まずは冷静に現状を分析して、仕事を辞めたいと思うほど辛い原因を可視化しましょう。
仕事を辞める理由を明確にする方法として、「なぜ」を繰り返す分析手法がおすすめです。たとえば、以下のように分析すると、質問方法や接し方を改善すれば状況を変えていけることがわかります。
なぜを繰り返す分析手法例
- 職場の人間関係が面倒だから辞めたい
↓それはなぜか - 苦手な人がいるから
↓それはなぜか - 〇〇上司の雰囲気が怖く、話しかけても必要最低限の答えしかもらえないから
↓それはなぜか - 〇〇上司が怖いという先入観から、自分の話しかける態度がほかの人と明らかに異なるから
〇〇上司の答えやすい内容で質問できていないから
↓それはなぜか - 聞きたいことや不安なことが生じた際、何も考えずにただ質問しているから
- 【改善策】質問する際は、まず自分で答えを導き出せないか調べる・考える。調べても答えが導けない場合は、質問したい内容・自分がどう思っているかを簡潔に伝えて〇〇上司が答えやすい質問をする
冷静に現状を分析すれば、自分の改善点を見つけつつ、最適な選択肢を選べるようになります。感情的な気持ちで退職を決断せず、まずは仕事を辞めたい気持ちを細分化して、自分の本音と向き合ってみてくださいね。
②仕事を辞めることが現状の改善につながるのかを分析する
仕事を辞めることが現状の改善につながるのか分析することも大切です。転職先でも今と同じような状況に悩まされる場合もあり、仕事を辞めることが必ずしも解決策につながるわけではありません。
辞めたい理由が、今の会社特有のものなのかを軸にして考えると、最適な解決策が見つかります。客観的に見て、仕事を辞めたい理由がその会社ならではのものなのかを判断してから、退職すべきかどうかを検討してくださいね。
③仕事を辞めた後の働くイメージを明確にする
仕事を辞めた後の働くイメージを明確にすると、自分が描くキャリアプランを客観的に把握できるようになります。キャリアを実現するために仕事を辞めるのだと、自分でも納得できるようになり、退職そのものに後悔はしないはずです。
働くイメージを明確にするために、自分が携わりたい業界や企業・職種などを転職情報サイトなどで調べてみてください。さまざまな企業の情報に触れる中で「理想のキャリアを実現するには今の会社で働き続けることが最適だ」という答えに辿り着くかもしれません。
仕事を辞める必要性がないことに気付ければ、自分の改善すべき点を意識していくことで現状を乗り越えられるでしょう。
④退職以外の方法で辞めたい状況を解決できないか検討する
退職以外の方法で今の状況を解決できないか検討してみましょう。短期間のうちに退職してしまうと「入社してもすぐに辞めてしまうかも」と、採用されるまでのハードルが高くなってしまうからです。
そのような状況を避けるためにも、現状を改善できないか考えてみるのがおすすめです。たとえば、人間関係に悩んでいる場合は、部署異動ができないか上司に相談することで解決できるケースがあります。
退職はあくまでも最後の手段として捉え、まずは「現状を改善するためにはどんな行動をすればいいか」という考えをもってみてくださいね。
⑤転職エージェントなどに相談する
転職エージェントやハローワークに相談しながら、退職するかどうか決断する方法もあります。仕事探しのプロに相談することで、今の自分と向き合いながら、理想のキャリアを構築するためにどうすればいいのかを明確にできます。
仕事を辞めたあとの働くイメージが湧かない人にも、転職エージェントの活用はおすすめです。多くの人々の転職をサポートしてきた経験をもとに、現状の把握とキャリアプランの再確認を通して、あなたに適した会社を探し出してくれるでしょう。
仕事を辞めたい理由が一般的に見ても「辞めた方がいい」と思えるものなのかも、就活のプロの視点で客観的な意見を教えてくれるはずです。家族や友人に相談しづらいと感じる人は、ぜひ積極的に活用してみてくださいね。
⑥ほかの会社と比較する
今の会社とほかの会社を比較するのもおすすめです。自分が働いている会社について知ることで「自分の環境って思ったより悪くないのかな?」と気付ける可能性があります。
たとえば、一見すると給料が高く魅力的に感じる企業があっても、全国に支社があるため高頻度で転勤があるケースが考えられます。できるだけ地元で働きたい思いがある人の場合、とたんに良い会社に見えなくなるかもしれません。
そのほか、さまざまな会社の情報に触れていくなかで「これなら妥協できる」「これだけは譲れない」といった、働くうえで重視する軸が見えてくるでしょう。企業に求める条件を把握できれば、退職すべきかを自然と決断できるはずです。
仕事を辞めたいと思ったときに取るべき行動は?

仕事を辞めたいと思ったとき、どのような行動を取るべきだと思いますか?

まず、自分の感情を入れずに、事実だけをノートに書き出して整理します。そして客観的に人に評価してもらい、これは辞めるべきか辞めないべきかを一緒に考えると自分に最適な決断ができると思います。

何が原因で仕事を辞めたいのかを明確にすると良いと思います。メンタル面で辞めたいのか、キャリアアップを希望しているために辞めたいのかなど、理由を明確にします。 その後、辞めたい理由に合った転職先を見つけることで、理想のキャリアを構築できる道が拓けるでしょう。

私の場合、仕事を辞めたいと思った理由を紙に書き出しました。自分で解決できるものとできないものを分類し、整理することで現在の状況をより詳細に把握できるため、次の会社選びもしやすくなります。
仕事を辞めたい=甘えとは言い切れない! 対処法を実践し理想のキャリアを構築しよう
仕事を辞めたい気持ちは、辞める理由や普段の習慣によって、周囲の人に甘えだと言われてしまう場合があります。「仕事を辞めたい」という自分の気持ちが甘えなのか判断できずに悩んでいる人は、自分を見つめ直すチャンスだと思って、辞める理由と日頃の習慣を客観的に振り返るのがおすすめです。
この記事で紹介した考え方や対処法を実践して、なぜ仕事を辞めたいと感じているのかを冷静に分析して「仕事を辞めたい」自分と向き合いましょう。そのうえで、あなたらしいキャリアを構築できる最適な道を選んでくださいね。

「仕事を辞める=甘えである」とは言い切れません。そもそも甘えであるかの判断は、判断する相手の基準によって変わるからです。ただ甘えと捉えられやすい傾向はあります。以下の2つに当てはまる場合は、甘えと捉えられやすいでしょう。
①自分本位であること
上司や組織の責任に転嫁したり、自分の意見ばかりを主張してしまう人、仕事が面白くないといった理由で辞める人が当てはまります。
②受け身であること
自分から信頼を築く働きかけがなかったり、指示がないと動かない人などが当てはまります。
上記に当てはまる人は、自分の意識を客観的に見直し、小さな行動を変えることで、周囲との関係や仕事の見え方がガラッと変わることもあります。
最終的な判断は他人に委ねないようにしよう
また仕事を辞めるかの判断をする際は、自分で決めることが怖くなったり億劫になったりしますが、他人に委ねてはいけません。職場や人事、就職エージェントに相談することは大切ですが、豊かなキャリアは「自己決定」で成り立ちます。
神戸大学・同志社大学による「幸福感と自己決定―日本における実証研究」では、健康・人間関係に次いで、自己決定が幸せに大きく影響しているという研究結果もあります。
その仕事を「続けるか、辞めるか」という最終的な決断は、ほかの誰でもないあなた自身が下すものであることを、忘れないでくださいね。
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前職の正社員型派遣の仕事でのことです。仕事のストレスが原因で体調不良になり、担当業務から外してほしいと申し出たことがあります。
その仕事を始めたばかりということも影響したかもしれませんが、派遣元の面談担当者からは「まだ仕事に慣れていないだけではないか」「もし慣れていないだけで体調不良になって業務から外してほしいのであれば、それは甘えになる」と言われました。
体調不良が続く中で仕事を続けていましたが、症状が改善されなかったため、病院で診断書をもらい提出し、そのときにようやく周囲の理解を得ることができました。