仕事のやる気が出ない……自分と向き合って克服する方法を体験談とチェック
社会人のみなさんは、約8時間前後と、1日のうちの多くの時間を仕事のために使っている人も多いはずです。そんな中、仕事のやる気が出ない状態が続くと毎日がつらいですよね。「なぜこんなに仕事のやる気が出ないんだろう」「どうしたら仕事へのやる気を出せるんだろう」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
一人ひとりがそれぞれの環境下で仕事に取り組んでいるため、仕事のやる気が出ない理由や対処法もそれぞれ違います。やみくもにやる気を出そうとしたり、あまり深く考えずに仕事を変えようとしたりするのはおすすめできません。
この記事では仕事のやる気が出ない主な理由や、それに応じた対処法を解説します。自分はどうしたら仕事のモチベーションが上がるのか、経験者のエピソードも参考に自分にぴったりの方法を見つけてくださいね。
仕事のやる気がないときは、働く意義について改めて考えてみるのもおすすめです。現役社会人たちに、「なぜ働くのか」、気になる疑問をぶつけてみました。
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みんなはどう? 仕事にやる気が出ない主な7つの理由
仕事のやる気が出ない理由は、自分でこれだとはっきり言える人もいれば、そうではなく、なんだかやる気が出ないと漠然としている人もいるでしょう。仕事のやる気が出ないと感じる自分の気持ちを言語化することは、なかなか難しいですよね。
ここでは、仕事のやる気が出ない理由として考えられる主な7つのパターンについて解説します。「言われてみると、自分のやる気がない理由はこれかもしれない」と、心当たりのあるものが見つかるかもしれません。また、複数当てはまる人もいるでしょう。
自分はどの状況に当てはまるのか、照らし合わせながら、「やる気がない」を解消するヒントにしてくださいね。
①職場の人間関係に悩みがある
職場の人間関係の悩みで仕事のやる気が出ないと感じる人は多いのではないでしょうか。また、同僚の悪口を言い合っているなど、明らかに職場の雰囲気が悪い場合はつらいですよね。
一方で、職場の雰囲気を悪くする特定の人がいるわけではないけれど、自分個人として苦手だと感じる人がいる場合もあるでしょう。
たとえば、自分に対して言ってほしくない言葉を言う人や当たりの強い言い方をする人がいるケースです。ほかの人からすると特に違和感はなくとも、自分にとっては「つらい」と感じる状況に置かれている人もいるのではないでしょうか。
生まれた世代や育ってきた環境が違う人と一緒に仕事をしていると、すれ違いも発生してしまうものです。そのような状態が続くと、仕事へのモチベーションにも影響することがあります。
苦手な上司との働き方について悩んでいる人もいるのではないでしょうか。こちらの記事では、苦手な上司とうまく付き合うための対処法について解説しています。体験談も紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
嫌いな上司にどう対応した? 社会人が語るスマートな対処法
②仕事に慣れていない
仕事に慣れていないと、一つ一つの手順がわからなくて困ってしまう状況がありますよね。この「わからないことへの不安」で仕事のやる気が出ないと感じる人もいるでしょう。
一つの手順の中にも、まず社内外の関係者といった大まかな枠組みの把握からはじまり、使用する資料や備品の場所といった詳細な社内ルールまで、覚えることがたくさんあります。解決策の一つとしては「慣れる」ことですが、それにはある程度時間がかかるため、苦しい思いをしてしまう人もいるでしょう。
また、慣れるためには職場の同僚からのサポートが大切です。しかし、忙しくて教えてもらう時間を取ってもらえない、聞きづらい雰囲気があるといった理由で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
コミュニケーションの取りづらさは、仕事に慣れないだけではなく、先ほど解説した人間関係の悩みにもつながって、よりいっそう仕事のやる気が出なくなる可能性もあります。
仕事に慣れるのに時間がかかってやる気が出ないという人は、この記事で自分に向いている仕事を探すのもおすすめです。自分への理解を深めて、「こんな仕事なら向いているかも」とポジティブな方向に考えを変えましょう。
自分に向いてる仕事の探し方12選|体験談で学ぶ自己理解のプロセス
「今営業をしているけど、いつまでたっても慣れないな……」このように感じている人は、こちらの記事も参考にしてください。自分は本当に営業職に向いているのか、適性を理解してみましょう。
社会人に聞いた! 営業に向いてない人の特徴とは? 診断リスト付き
③仕事内容に興味を持てない
仕事内容に興味が持てないと、自然と仕事のやる気もなくなってしまうでしょう。
興味がない仕事をしている理由は、人によってさまざまなケースが考えられます。たとえば、会社によっては人事異動があり、必ずしも自分がしたい仕事をしたいタイミングでできないかもしれません。人事異動は組織に所属するうえで仕方のないことですが、気持ちがついていけないときもありますよね。
また、就職したときと比べて仕事に対する価値観が変わったことも、仕事内容に興味が持てない理由として考えられます。
いまの仕事内容に関心が持てないし、自分がいま何をすれば良いかもわからないという人は、この記事を参考にしてください。20代社会人の「何がしたいかわからない」という気持ちを解決した体験談を紹介しています。
体験談で学ぶ20代の仕事選び|「何がしたいかわからない」の解決策
④仕事に飽きている
毎日同じ環境で同じ仕事を繰り返していると、飽きてしまう人も多いかもしれません。好きな仕事をしている人でさえ、長期間同じことの繰り返しが重なって変化を感じられなくなると「飽きた」と思ってしまう可能性があります。同じことを繰り返し、達成感がなくなってしまうと仕事のやる気も出なくなってしまうでしょう。
しかし、仕事に飽きると感じるのは悪いことではありません。十分に経験して適切にやりとげられるようになったからこそ、飽きてしまう場合もあるのです。
⑤仕事量が多く心身が疲れている
やらなければならない仕事が多すぎると、体も心も休まりません。
仕事量が多いと、活動時間の多くを仕事に奪われてしまいます。そうすると、起きている間はなんだかずっと仕事のことを考えてしまっているような気がしませんか。自分の好きなことを考えたり、リラックスする時間が減ってしまうのはつらいですよね。リフレッシュができず苦しい状態が続くと、心が疲れてしまいます。
また、残業が多いことで睡眠時間が減ってしまっている人もいるでしょう。睡眠時間が少ないとずっと体を動かし続けることになり、肉体的な疲労も蓄積されていきます。
心と身体が疲れている状態で仕事をし続けると、仕事のやる気がなくなる原因に直結してしまうのです。
この記事では、仕事に疲れた20代がその後どうやってまた楽しく働けるようになったかを紹介しています。仕事に対して「疲れてしまったな」と感じている人はぜひ読んでみてくださいね。
仕事辞めたい・疲れた20代へ|乗り越えた体験談と転職の進め方
⑥評価に納得できていない
納得のいく評価がされないことで、今まで頑張っていた仕事も嫌いになってしまい、仕事のやる気がなくなってしまう人もいるでしょう。
さまざまな工夫を凝らし、試行錯誤しながらやり遂げた仕事に対して評価が得られないと悲しいですよね。どうして評価してもらえないのか、怒りや悲しみなどさまざまな感情が湧いてくるではないでしょうか。ほかの人の評価と比較して「あの人より自分の方がこの点で頑張ったのに」と、普段は思わないようなことを考えてしまうときもあるでしょう。
評価に納得できず悔しいと感じる気持ちは、責任をもって仕事に取り組んだからこそ湧いてくる感情です。期待を裏切られたような気がして、気持ちの切り替えが難しいと感じる人もいるかもしれません。
納得のいく評価がされないことで「この仕事、向いていないかも」と思うこともあるかもしれません。仕事が向いていなくて辞めたいと思った社会人がその後どう動いたか、この記事で体験談をチェックしましょう。
この仕事向いてない……辞めたい|向き不向きをみんなはどう見極めた?
⑦私生活のストレスが影響している
私生活でストレスがある場合、仕事をしている間も思い出して苦しいと感じるときもあるでしょう。仕事と私生活で感情を完全に切り離すことが難しい人も多いのではないでしょうか。
また、私生活のストレスは人によってさまざまな事情が考えられるため、職場の同僚にはあまり言いたくなかったり、相談しづらかったりする場合もありますよね。一人で頑張らないといけない状況はつらいでしょう。
「私生活のストレスを仕事に持ち込んではいけない」と頭ではわかっていてもなかなか難しく、結果的に仕事のやる気もなくなってしまうのです。
仕事のやる気が出なかったときどうだった? エピソードを経験者に聞いた
実際に仕事のやる気が出なかったことがある人から、やる気が出ないと感じた理由について、生の声を集めました。加えて、仕事のやる気が出なかったときにどんなことを感じていたかも聞いています。
経験者のエピソードも参考に、なぜ仕事のやる気が出ないのか自分と向き合って考えてみましょう。
Q:どんなときに仕事のやる気が出ないと感じた?
まず、仕事のやる気が出なかった理由について聞きました。経験者のエピソードを聞くことで、「確かに自分もそれに近いシチュエーションを経験しているな」と思い出し、やる気が出ない原因を探るヒントになるかもしれません。
業種や職場の雰囲気によってさまざまな状況が挙げられるので、詳しく見ていきましょう。
仕事で自分のミスからトラブルが発生し、謝罪をしに行かなければならなかったときは、本当に会社へ出勤したくありませんでした。
職場の人間関係が悪かったときはやる気が出ませんでした。一緒に働く人との関係は、その会社にいれるかどうかすら決めてしまうので重要な要素です。
仕事の調子が悪かった時や、上司との関係が悪かった時期は、仕事へのやる気がかなり下がってしまっていました。
仕事が多すぎて休む時間が取れなかったときはやる気が出ませんでした。疲労は溜まる一方で、気持ち的にも身体の調子的にも落ちていました。
Q:仕事にやる気がないときの自分の気持ちはどんな状態?
次に、仕事のやる気が出なかったときどう感じていたか、聞いてみました。
たとえば、仕事のことを考えるとつらい気持ちや、悲しい気持ちになってしまったのか、それとも怒りを感じたのか。あるいは、何も考えられず気力がなくなってしまったのかなど、状況はさまざま考えられます。
仕事に対してやる気が出ない経験がある人は、自分はどう感じるのか、自分の心にも問いかけながら経験者のエピソードを見ていきましょう。
仕事のやる気が出なかったときどんな気持ちでしたか……?
休みの日や仕事終わりに自宅にいても、仕事にまつわる嫌なことだけを考えてしまい、全然身体が休まらず、精神的にかなりしんどかったです。
仕事に集中できないので、ぼーっとしていたり、マイナスなことを考えることが多かったです。「早く今日が終わらないかな。帰りたいな」と終始思っていました。
身体が重く、だるいような状態で、考え事をしようとしても頭に靄がかかったようにぼーっとしてしまい、まったく仕事が手につきませんでした。休日も出かける気分になれず、家で寝ていることが多かったです。
仕事にいってもふてくされたような顔になってしまうし、普段は効率を考えて動いていたのに、何もかもが遅くなっていました。
どんなときに仕事のやる気が出る? 体験談をヒントに「やる気が出ない」を改善しよう!
これまで、仕事のやる気が出ない主な7つの理由を解説し、経験者の体験談を見てきました。自分の状況と照らし合わせることで、やる気が出ない原因を見出すヒントになった人もいるでしょう。
ここからは「やる気が出ない」と感じる自分の気持ちをケアして、「やる気がない」状況を改善していく方法を紹介していきます。
まず、経験者からどんなときに仕事のやる気が出るのかと、やる気を保つために意識していることを聞いてみました。
仕事のやる気が出るときはどんなときですか?
自分が掲げたタスクをやり切ったときは嬉しくて、「また次も頑張ろう」とやる気が出てきました。そのため、小さいタスクでもコツコツこなしていくことを毎日意識しています。
営業職なので成果が出てきたときはやる気が出ました。やる気を維持させるために意識していることは、結果に対して一喜一憂しないで淡々とやる事です。数字は過去のものと考え、ゼロスタートで新しい状態にすることを意識していました。
自分の仕事を通じて、同僚やお客様の役に立てたと感じたときにやる気が出ます。また、プライベートで楽しみな予定が控えている時などは、その分頑張ろうとも思えます。
達成感やお客様に「ありがとう」とお礼を言ってもらったり役に立てたと思ったりしたときは、次も頑張ろうと思うことができます。でも、やる気100%の状態を保ち続けるのは、私もなかなかできないです。
自力で仕事のやる気を出す方法10選|経験者が実際に試した方法もチェック!
ここでは、仕事の「やる気ない」を改善するために、まずは自分でできる方法10選を具体的に紹介します。
自分ひとりでできる10の方法におけるベースの考え方は、「仕事への意識をほかの物事へ向ける」ことです。経験者が実践した方法も紹介するので、自分はどんな方法を試してみたいと思うのか、あわせて確認してみてください。
この記事では、仕事がつらいと感じていた人がどう乗り越えたのかを紹介しています。「やる気ない」を解消するためにもきっと役立つので、ぜひ読んでみてください。
仕事が辛いときみんなはどうした? 経験談から知る対処法3ステップ
①休みを取る
仕事のやる気が出ないと感じたら、まずは仕事から離れる時間を作りましょう。有給休暇が残っている人は、まず1日休むことをおすすめします。
会社によっては有給休暇を1日単位ではなく、午前休暇あるいは午後休暇と分けて取得できるケースや、時間単位で取得できる会社もあります。休みは1日ではなくとも、午前だけ休みをとって朝食をゆっくり食べたり、午後に休みを取って映画を観に行ったり、出かけたりするのも良いですね。
休みを取ったら仕事のことは考えないようにしましょう。自分が何をしたいのか、自分のことを考える時間にしてくださいね。一度仕事から離れて、自分のための時間を過ごしてリフレッシュができると、また仕事を頑張ろうと思えるようになるかもしれません。
仕事のやる気が出ないときは、「ずる休みしたい」と感じるときもありますよね。次の記事では、ずる休みをしたいときの注意点を紹介しています。円満に休むためのコツも紹介していますので、併せて読んでみてください。
会社をずる休みした経験は? 社会人に聞く「円満な休み方」
②小さなご褒美を用意する
仕事を終えた自分にささやかなプレゼントを贈り、頑張った自分を褒めてあげましょう。たとえば、1日仕事を頑張ったら帰りに自分の好きなスイーツを買うなど、日々の楽しみを作ってみるといいですね。
ご褒美の内容や期間は自由に決めましょう。1日ごとに好きなものや欲しかったものを用意したり、1週間頑張ったら週末には少し豪華な時間を自分にプレゼントしてみるなど、「これなら仕事のやる気が出るな」と思えるご褒美を考えてみてください。
小さなご褒美の例
・一日頑張ったら好きなスイーツを買う
・外食して好きなものを食べる
・趣味のアイテムを買う(例:本、ゲームソフト、ランニングシューズなど)
・マッサージを受ける
どんなご褒美にしようか考えるだけでもわくわくしてきますよね。自分へのご褒美を考えているうちに、「自分はこういうものが好きなんだ」と新しい自分の気持ちに気がつくかもしれません。
③趣味や好きなことをして気分転換する
山登りや美術館巡りなど定期的におこなう趣味や、旅行などのたまにする非日常体験の時間が好きという人もいるでしょう。仕事をしていると、自分の趣味や好きなことをする時間が減ってしまっている人もいるのではないでしょうか。
まとまった時間が取れなくとも、少しでも自分のための時間を過ごすことが大切です。仕事のやる気が出ないときこそ、自分の趣味や好きなことを楽しんで気分転換しましょう。
④身体を動かす
身体を動かすことは、仕事のやる気が出ない場合のリフレッシュにもおすすめです。自宅の周りを散歩したり、少し遠くの飲食店へ歩いたり、自分のペースで好きな身体の動かし方を楽しんでみましょう。サッカーやバドミントンなどの複数人でする運動が好きな人は社会人サークルを探してみるのもいいですね。
また、外に出なくてもオンラインでダンスやトレーニングの動画を観ながら運動することも一つの手です。頑張りすぎず、「すっきりした」と感じられるくらいの軽さで身体を動かしてみてくださいね。
⑤習い事を始める
習い事を始めることによって職場とは別のコミュニティができ、かかわる人が増えます。職場とは別の場所で仕事以外の話をして息抜きができると、新しい気持ちで仕事と向き合えるようになるかもしれません。また、上達してくると達成感も感じられるようになり、自然と仕事のやる気も出てくる人がいるのではないでしょうか。
いま身に付けたいことがないという人も、習い事教室を調べてみるのはおすすめです。習い事教室の種類はとても多く、ゴルフや料理、筆ペンやWebデザインにプログラミングなど、多岐にわたります。
対面ではなくオンラインで学べる教室も増えているので、自分が挑戦しやすい方法でできる習い事を見つけてみましょう。
⑥興味のある資格などの勉強を始める
興味のある資格がある人にとって、「仕事のやる気がない」状況のいまこそが、勉強を始める良い機会です。
興味のある資格の勉強を始めると、仕事以外のことへ集中する時間ができます。仕事以外のことを考える時間が増えると、仕事のやる気がなく憂鬱だった気持ちが発散され、気分が晴れるでしょう。新しい知識も増えて、一石二鳥ですね。
また、自分の興味がある分野を探す方法として、書店へ行ってみることがおすすめです。書店に行くと、国家資格から民間資格までたくさんの教科書が並んでいます。見渡してみると「こんな資格があるんだ」と発見があるかもしれません。気になる資格の教科書があったら手に取ってみましょう。
仕事以外の知識へ関心を向けることは、仕事のやる気を出す方法としても有効なので、ぜひ試してみてくださいね。
⑦「仕事は仕事」と割り切って考えてみる
仕事は必ずしも楽しい時間だけではないと頭では理解していても、せっかくなら意欲的に取り組みたいですよね。ただ、そうは言っても「仕事のやる気が出ない」と感じてしまう人は多いでしょう。
その場合は、仕事のやる気を出して頑張りたいと思っている自分の気持ちは尊重しながらも、生活のためと思い切って合理的に考えてみましょう。生活のため、そして、プライベートの時間を充実させるために働いていると考えることで、仕事のやる気がないと悩んでいた気持ちが良い意味ですっきりするかもしれません。
仕事のやる気を出したいからこそ、仕事は仕事と割り切って考える方法も一つの手段です。
⑧理想のライフスタイルを想像する
仕事のやる気が出ないときに、理想のライフスタイルを想像してみてください。住みたい場所や交友関係、そして、どんな仕事をどのような働き方でしていたいか考えてみましょう。その理想と、今のライフスタイルと比べてみて、違いやつながる点を挙げてみてください。
理想のライフスタイル例
・駅前にスーパーやドラッグストアなど生活に必要なお店が揃っている場所に住みたい
・AI(人工知能)の活用に関連する仕事をする
・出社と在宅勤務の割合は1週間で2:3
・通勤時間は自宅から職場まで30分以内
・給料は月の手取りで◯円ほしい
・副業が可能なら、できる範囲でWebデザインの仕事もしたい
・土日祝日は基本休みたい
理想のライフスタイルを考えると、「こういう暮らしをしながらこういう仕事に携わりたい」といった、自分の「好き」や「興味がある」ことがたくさん思い浮かぶのではないでしょうか。
仕事のやる気がないからこそ、自分の本当の気持ちに気付くことがあります。今は理想のライフスタイルを叶えるための通過点にいると考えると、少し仕事のやる気が出てくる人もいるのではないでしょうか。
逆に、「今の仕事は理想のライフスタイルを目指すうえでふさわしくない」と感じる人もいるかもしれません。今の仕事を変えてみる選択肢については、このあと解説します。
⑨これまでと違う取り組み方で仕事をする
仕事の取り組み方を少し変えてみると、新しい発見があるかもしれません。
たとえば、毎日決まった作業がある場合、タイマーを使って時間を計測して終わる時間を比べてみましょう。日に日に作業を終わらせるスピードが早くなっていくのを感じると、面白くなってくるのではないでしょうか。逆に、時間が変わらない場合はすでに自分ができる最速の時間でこなせているということです。
文房具など、仕事で使用する道具を新調するのもいいですね。職場で使えそうな道具はないかお店に探しにいって良いものが見つかると、試してみるのが楽しみになりますよね。
仕事のやり方について、同僚の話を聞くのもいいでしょう。自分では思いつかなかった新しい視点が得られるかもしれません。良いと思ったやり方は自分にも取り入れて、変化をつけてみましょう。
⑩思い切って異動や転職に目を向ける
自分の気持ちに向き合った結果、今の仕事だから仕事のやる気が出ないのではないかと気付いた人もいるでしょう。これまで、仕事のやる気を出す方法の一案として自分の好きな時間を過ごしたり、興味のあることを習ったり勉強したりすることをおすすめしてきました。
今以上にかかわりたい分野を広げてできることを増やしたいと思う自分の気持ちに気づいたら、行動開始の合図です。
まず、今の職場において別の部署で自分がやってみたいと思う仕事ができそうか考えてみてください。部署異動によって自分の目標に向けて頑張れそうだと感じたら、職場の上司に相談すると良いでしょう。しかし、今の職場ではなく新しい場所で新しい仕事をしてみたいと感じたら、思い切って転職に目を向けましょう。
仕事のやる気を出すために自分で取り組んだことは何ですか?
仕事のやる気が出ないときは、とにかく自分の業務を棚卸しして、細かくタスクとして分けていきます。分けたタスクの期日をそれぞれ明日まで、今週中までなどと決めて、タスク完了による達成感を味わいながら仕事をしていました。
また、タスクの期日を明確にして「今日はどこまで終わったら自宅に帰れるのか」ということがわかるようになると、徐々に終わりが見えてくるので、早く自宅に帰りたいというモチベーションを高めていくことができました。
やる気を出すという考え方自体を辞めました。
感情の浮き沈みによってやる気があったりなかったりすることに気づいたら、仕事に対する向き合い方を変えるようにしています。意識していることは結果に対して一喜一憂しないで淡々とやる事です。仕事に対する感情が安定します。
たとえば、数字は過去のものと考えて「ゼロスタートで新しい状態にする」ことを意識していました。月の目標で〇件という設定はあったんですが、毎日リセットして「今日は何件やる」と決めて行動するようにしていました。その繰り返しで月末前になると目標が十分に見えてくることもあったので、プレッシャーもあまり感じずやれました。
仕事のやる気が出なくて転職を考えた経験を教えてください!
人間関係が原因でやる気がなくなって転職をしました。
実際に転職を本格的に考える前にも何度かふわっと転職を検討していたときもありました。それまではとにかく不安が付きまとっていました。営業職として実績もないし、何か語れるものもなかったので自分が本当に転職を果たせるのか、自分を採用してくれるところは見つかるのか、レベルを下げて転職しないと転職できないのではないかなどの不安がありました。
正直、やる気が落ちているときに転職すると気持ちが落ちているからかポジティブな発言ができず、転職活動がうまくいきにくい傾向もあります。その葛藤もあったので割と苦労した印象がありました。
新卒で入った会社を転職した際は、人間関係の悪化と業務内容のギャップに、徐々にやる気をなくしてしまって転職したような流れでした。
入社当初は、仕事へのモチベーションが高く、頑張りたい! という気持ちが強かったのですが、いざ出社するとトイレや廊下で女性社員は悪口大会、男性社員もタバコ休憩ばかり。数年上の先輩の仕事を見ても、私たちがしている内容と変わらず、何年勤めても得られるものがないのではないかと不安になっていました。
ここにいることで悪い意味で感化され、自分自身も先述の人たちのようになってしまうのではないかという怖さもありました。仕事にいっても、尊敬できる人もいなければ仕事もずっと繰り返し……。それならば、第二新卒という早い段階だけど、もっと前向きに働ける環境に転職しよう! と思い、1年半での退職を決意しました。
転職を視野に入れたくても、働きながらの転職活動に不安を抱いている人も多いでしょう。この記事では、働きながら転職活動を成功させた人の体験談を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
働きながら転職を経験した先輩に聞く! 仕事と転職活動を両立するコツ
いざ転職に踏み切ろうとしている人はこの記事も参考にしてください。転職成功者が実際どうやって転職を進めたのか、エピソードをヒントにしましょう。
20代の転職って実際どうなの? 経験者が成功のコツと進め方を紹介
他者の力を借りて仕事のやる気を出す方法4選
これまで、自分でできる「仕事やる気ない」を改善する方法について、経験者が実際に試した方法とともにお伝えしました。
次は、他者の力を借りて仕事のやる気を出す方法を紹介します。他者に自分の考えを聞いてもらうことですっきりしたり、自分では思いつかなかった視点を得られて解決に近づくこともあるのです。
仕事のやる気が出なかった経験者から周囲の人へ相談してどのように変わったのか聞いたエピソードも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
①家族や友人に話を聞いてもらう
さまざまな理由で仕事のやる気が出なく悩んでいたとしても、状況をすぐに変えるのは難しい場合も多いでしょう。
まず、「仕事のやる気がない」と家族や友人に話を聞いてもらいましょう。素直な気持ちを吐き出すことで、気分が軽くなります。家族や友人も自分と同じように仕事のやる気が出なくて悩んでいるかもしれません。
また、家族や友人とは状況が違ったとしても、「やる気ない」と悩む気持ちは同じだとわかると安心する人もいるのではないでしょうか。お互いに頑張ろうと励ましあえると、仕事のやる気が出るかもしれませんよ。
②直属の上司や同僚に相談する
業務量の多さや人間関係など、仕事環境について悩みがある場合は直属の上司や同僚に相談してみましょう。
しかし、注意点があります。嫌だと感じる自分の感情がどこから来ているのか整理してから相談するようにしましょう。置かれている状況について、事実と感情について分けてみるといいですね。たとえば、以下の手順で自分の考えを書き出してみてください。
①:職場の状況について「こういうことがあった」、「こういうことを言われた」など、事実を書き出してみる
職場の状況について事実を書き出す例
・作成しないといけない1つあたり50ページの会議資料が3つある。
・3つの会議資料の作成に7時間以上かかる。
・会議資料が遅いと同僚に言われた。
・会議資料作成以外にも連絡対応や経理処理などの事務手続きがある。
②:①に対して自分がどう感じたか素直な気持ちを書いてみる
自分がどう感じたか素直な気持ちを書いてみる例
・1日の業務時間で終わる量ではなくてつらい。
・集中してやっているが、終わらせられない。自分のやり方にも改善の余地はあるのかもしれないが、頭ごなしに遅いと言われるのは悲しい。資料を早く作れるのだとしたら、やり方を教えてほしい。自分は構成を考えるのが苦手で困っている。
・周りの人の仕事を見ていると、余裕がある人もいるのではないかと思う。仕事量に不公平があって不満。
③①と②を踏まえて、自分がしたいことや周りにお願いしたいことを思い浮かべる
自分がしたいことや周りにお願いしたいことを思い浮かべる例
・自分は3つの会議資料を作成しているが、1つだけの人もいる。そのような人は、会議資料作成以外で作業があるのか。もし、なければ少し自分の担当している分を手伝ってもらえないか。
・自分なりに資料作成を頑張っているが、遅いと思うなら速くできる方法を考えたいから、相談に乗ってほしい。
書き出してみると、「改めて自分が担当する仕事量が多いな」「もう少しノウハウを共有し合いたい」など気付くことがあるのではないでしょうか。自分の気持ちを整理したら、直属の上司や同僚に相談する時間を作ってもらいましょう。
③人事担当者へ相談する
直属の上司や同僚とはあまり関係がよくなく、人間関係に悩んでいるときは相談しづらいですよね。その場合、客観的な立場である人事担当者へ相談しましょう。
このときに、先ほど説明した自分の気持ちを事実と感情で分けた整理をしてからの相談がおすすめです。人事は従業員の部署配置を考える部署でもあるため、特に、人間関係で悩んでいる場合は辛い気持ちを人事担当者へ相談しましょう。
人事担当から管理職へ話をしてもらったり、その部署から離れることも対処法の一案です。部署異動はすぐ叶わないこともあるかもしませんが、状況を人事担当へ伝えて理解してもらうことで気持ちが軽くなり、仕事のやる気が出ない状態が回復するかもしれません。
④保健師や産業医へ相談する
会社によっては、保健師や産業医という職場環境に対して専門的な立場から指導や助言をしてくれる立場の人がいます。
たとえば、残業が多くて十分に休めていない従業員がいる場合、産業医から管理職へ「休めるよう配慮してほしい」と指導や助言があります。
身体と心の専門的な立場に立ってくれるので、特に、十分に休めていないなど日々の疲労が取れないことで仕事のやる気が出ず悩んでいる場合に相談してみると、いいアドバイスがもらえるでしょう。このあと紹介するように、体調やメンタルに異変を感じている場合は、迷わずに産業医やかかりつけの医師に相談してください。
仕事のやる気を出すために周囲の人へ相談して状況が改善したエピソード!
限定的な話になりますが、コロナ禍で急な在宅勤務が始まった時、自宅で仕事をする社員の様子が見れないからと、ミーティングが異様に増えた時期がありました。
部署、チーム、個人それぞれであるうえに、上司から用事のない電話(サボっていないかの抜き打ちチェック)が1日に何度も入り、信用してもらえていないのかな……とやる気が出なくなってしまった時期があります。
その際は同僚に相談し、そのようなチェックをされているのは自分だけではないと知ることができ、同僚もまた不満に思っていることがわかって、共感し合えたことで気持ちが軽くなりました。その後、チーム長を通じて、ミーティングが多すぎてメインの仕事に使える時間が減っていることを問題提起していただき、少しずつ状況が良くなっていきました。
前職の時ですが、プライベートでも仕事でもうまくいかず、仕事も遊びも何もしたくないときがありました。そのときは上司がプライベートのことも仕事のことも話を聞いてくれたんです。
おかげで、それ以降は何でも話せる関係になり、どんな私でも受け止めて聞いてくれたので、仕事での不満もすべてぶち撒け、一緒に解決策を考えてくれるようになりました。
その結果、プライベートもうまくいくようになり、ダメになるたびに話を聞いてくれるなど、ずっと精神面で支えてもらいました。仕事で悩んでいたときも「短期間違う店舗に出勤してみみよう」という対処法を提案してくれて気分を変えることができ、そこから私の仕事への意欲も変わりました。
こんな症状は危険信号! 専門家のケアが必要なときの対処法
心療内科などの専門家のケアが必要な「仕事のやる気がない」ときがあります。体の痛みや、今までできたことができなくなるといった症状が出ている場合です。たとえば、急に朝起きられないことが増えたり、頭痛がしたりするケースが該当します。なんとなく今は怠惰な気持ちで仕事のやる気がないだけだと思ってしまっていませんか。
これらの症状は心と体のSOSで、自分では感じづらいかもしれません。心と体、それぞれに症状が出ている場合を解説するので、自分の状況と照らし合わせて見てみましょう。
心に症状が出ている場合
仕事のことを考えると、今までの自分とは違う気がすると感じたことはありますか。仕事のことを考えると不安になったり、あるいは、急にいらいらするようになったりなど、これまでと違う自分に気づいたら要注意です。また、何もする気がないなど集中力や注意力の低下も、自分の心が出しているSOSの可能性があります。
心の症状の例
・仕事のことを考えると急に涙が出てきた
・10分程度でできていたメールの返信に30分以上かかるようになった
・趣味が楽しめなくなった
・食欲がなくなった
・寝てばかりいるようになった
これらの変化は自分で気づくのが難しいかもしれません。こうした症状が出ても、今の自分は怠けているだけと思う人もいるのではないでしょうか。
仕事のやる気が出なく考えることが今までよりできなくなった場合は、元気よく動いたり働いたりするためのガソリンが自分の中にない状態です。ガソリンを入れるため、専門家のケアを受けましょう。
体に症状が出ている場合
仕事のやる気が出なくて、仕事のことを思うとお腹が痛くなったり、夜に眠れなくなったりするなど、特に病気にかかっているわけではないのに何かしらの症状が出ていたら、危険信号です。
症状が出る場所は人によって異なり、さまざまな形で痛みや不調が出る場合があります。
体の症状の例
・通勤電車でお腹が痛くなる
・職場に着くと心臓や胃が締め付けられるように痛む
・呼吸がしづらい
・吐き気やめまいがする
・耳が聞こえづらくなる
・眠れなくなる
体の症状は思いがけない形で出てきます。自分はまだ大丈夫と思わないようにしましょう。「今までこんな症状はなかったのに」というように、少しでも自分の体調に変化を感じたら、至急専門家のケアを受けてください。
心と体のSOSを感じて専門家のケアを受けたときの話を聞かせて!
仕事のストレスで入眠困難、眠っている間の中途覚醒がひどくなってしまい、それらの症状を緩和する薬を処方していただくために心療内科にいったことがあります。当時は寝てもずっと意識があるような状態で、毎日徹夜で仕事をしているような感覚でした。
病院での診察の際は、「転職や休職は考えないのか?」と聞かれましたが、当時その仕事が好きで頑張りたい気持ちが強かったので、転職も休職も考えておらず、なんとか頑張りたい気持ちを話して、様子見をしていくことになりました。
つらい状況の解消までは信頼できる同僚のフォローに助けられた
体調のことは近しい先輩と同僚2名にだけ共有し、何かあったときにフォローいただけるようお願いして、変わらず仕事は続けていきました。
たびたび仕事を休んでしまうこともありましたが、風邪でお休みする社員の方と頻度はそう変わらなかったので、幸いにも違和感を感じられることはなく、そのうちに職場の悩んでいた状況が解消されたため、症状も和らいでいき、薬を飲む必要はなくなっていきました。
仕事のやる気が出ない状態を克服した経験者からのアドバイス
仕事のやる気が出ないけれど、実際に対処法を実行するのは勇気が必要で難しいと考える人もいるかもしれません。
そこで、仕事にやる気が出ないと悩んでいたけれど、何らかの方法を通じて立ち直り、意欲的に働けるようになった人の話を聞いてみました。ぜひ参考にして、いきいきと働くための一歩を踏み出しましょう。
先輩たちはどう克服した?
何度か「やる気ないな」という状況を経験しましたが、一番ガラッと変わったのはやはり転職です。自分に合わない環境、人間関係、仕事で働いていると、徐々に心が磨耗していくような感覚があり、「なんのために出社してるのか……」「私のこの仕事に意味はあるのか……」「なんでこの人たちと一緒に働かなければいけないのか……」とネガティブな気持ちが増し、やる気を失ってしまっていました。
そこから一念発起して転職活動へ踏み切ったことで気持ちが大きく変わりましたね。第二新卒で未経験の仕事へ転職したため、転職活動は少し苦戦しましたが、やりがいを持って働くためにという目標があったので頑張ることができました。結果、転職先では希望する仕事に挑戦することができ、人間関係も良かったため、楽しく働くことができました。
転職していなかったとしたら自分を見失っていたかもしれない
あのまま前の職場に居続けていたら、心のバランスを崩してしまったか、嫌な雰囲気の職場に迎合してしまい、自分の大切にしたい働き方や人とのかかわりを失ってしまっていたと思います。あのとき転職を決意して本当に良かったと思っています。
ストレッチトレーナーをしていたので、対応した顧客数や売上など、数字が一番の世界でした。私はお客様の気持ちが1番大事なのに、なぜそんなに数字にこだわらないといけないのかとすごく嫌でした。
確かに数字が大事なのはわかるのですが、それを意識してしまうと、お客様の気持ちよりも数字を上げるための接客になるため、それがどうしても好きになれませんでした。そのことを直属の上司にすべて話すと、上司はきちんと話を聞いてくれたし、どうやるのが私に合っているのか一緒に考えてくれました。おかげでその後楽しみながら仕事をすることができたし、何でも話せる上司がいることが心強かったです。
自分の気持ちを吐き出すことで気持ちが楽になる
すべてを吐き出してみることでとても楽になったので、上司じゃなくても、誰かに話してみると何か変わるではないかと思います。
周りがやる気に満ちているとなかなか言い出せないこともあると思うけど、溜め込んでも状況は変わりません! 信頼できる人に吐き出すことで自分がどうしたいのかも見えてくると思います。
仕事でやる気が出なくなり、プライベートでもしたいことが思いつかなかったり、好きなことをするのも消極的になっていたときは、自分の心の内を知ってマイナスな感情をとにかく受け入れるようにしました。
さまざまな方法で自分の感情に寄り添った
自分の感情をはっきりと理解できるまで、いま思っていることをとにかくノートに書いてみたり、マイナスな感情が起きたときにはそれをまず受け入れるように毎日意識していきました。その結果、マイナスな感情とうまく付き合えるようになり、慢性的なモチベーションの低下はほとんどなくなりました。
もちろん、食事や運動で健康な生活を意識するなど別のこともやっていましたが、「やる気ない」を改善するために、自分の感情と向き合うのは非常におすすめです。
「仕事のやる気が出ない」気持ちをないがしろにせず対処していきいき働こう
仕事にやる気がないと感じることは単なる甘えではなく、決して悪いことではありません。一人ひとりが置かれているさまざまな状況によって、つらい気持ちになったりもやもやしたりと、いろいろな感情が湧き出て仕事のやる気がなくなってしまうこともあるでしょう。
仕事のやる気がないときこそ、自分の気持ちやキャリアにかかわる価値観と向き合うチャンスです。なぜやる気が出ないのか、自分はどうしたいのか丁寧に自分と向き合って、気持ちや状況を整理しましょう。
そして、自分にぴったりだと思うケアを通じて前向きに仕事を楽しんでくださいね。
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