仕事を休みたいときは休んでも大丈夫! 経験者から実際に休むときの伝え方を学ぼう
「仕事に行くのがだるいな……」「なんだか今日は仕事休みたいかも」
日々仕事をしていると、どうしてもこのように思ってしまうこともありますよね。深い理由がなくても仕事を休みたいと思ってしまうのは珍しいことではありません。
中には、休むことを悪いことだと考えて、なかなか仕事を休みづらいという人もいるでしょう。しかし、「休みたい」という思いをそのままにしていると、肉体的に疲れてしまったり、精神的に限界が来てしまったりする可能性があります。
この記事では、経験者が「仕事を休みたい」と思ったことがあるのか、なんとなく休んだ際に会社にどのようにして伝えたのか、伝えるときに守るべきポイントを解説します。「仕事を休みたい」と感じる裏にある悩みの解明方法についても解説しているため、「休んでも心が晴れない」と感じる人は参考にしてくださいね。
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正直仕事を休みたいと思ったことはある? ここだけのリアルな声
「昨日上司に怒られたから仕事に行きたくないな……」「昨日までの旅行が楽しかったから仕事という現実に引き戻されたくない……」。このように、些細な理由でも仕事を休みたいと思った経験はありませんか。
「仕事を休みたい」と思ってしまうのはありえることですが、果たして誰もがそう思うのでしょうか。実際に働いている人に正直な思いを聞いてみました。
前日にミスして怒られたときはもちろん、10〜20分遅く起きて朝がゆっくり過ごせなかっただけでも、「仕事を休みたいな……」と思うことはよくありました。
ミスをした日の翌日は仕事を休みたくなります。ミスをしたことですべてが嫌になり、天気の良さをも恨んでしまうこともしばしばです。すごく天気が良い日は「なぜこんな日に仕事をしているんだろう」とよく思い、仕事を休みたいと思ってしまいますね。 また、長期休暇の後や、1年に1度の楽しみにしていたイベントが終わった後は、楽しかった優越感に浸りたく仕事を休みたいと思ってしまいます。
GWの長期休暇が終わると、リラックスした状態から再びストレスの多い環境に戻るのが憂鬱で、仕事を休みたい気持ちが湧いてきます。
10日ほど海外旅行に行った後は仕事に行くやる気が全く起きませんでした。復帰直後は、仕事が残っていてもやる気が起きず、定時ダッシュして帰っていましたね。
この記事では、「会社に行きたくない」と感じたことのある社会人たちが、その後どのようなアクションを取ったのかを紹介しています。この記事も参考に、「休みたい」という気持ちの解消法を探っていきましょう。
会社に行きたくない……体験談から知る乗り越え方と休むときの心持ち
職場で「嫌われてるかも」と思うと、仕事を休みたいと思う人もいるかもしれません。先輩たちの体験談を参考にすることで、本当に「嫌われているのか」はっきりする可能性もありますので、ぜひ次の記事を読んでみてください。
仕事を休みたいと思ってからどうした? 経験者の起こしたアクション
仕事を休みたいと思っても、そこからのアクションは人それぞれです。状況によってはそう簡単に仕事を休めない場合もあるでしょう。
経験者は実際に仕事を休みたいと感じたときにどのようなアクションを取ったのでしょうか。そのようなアクションを取った理由も併せてチェックしてみましょう。
仕事を休まなかった
まずは、仕事を休みたいと思っても仕事を休まなかった人の理由を見てみましょう。
世間的に仕事は簡単に休めるものではないというイメージを持たれがちです。「仕事を休みたい」と感じていながら仕事に出向いた経験者の心理はどのようなものだったのでしょうか。
仕事に行きたくなかったけど仕事を休まなかったことはある?
自分が休まなかった理由はいくつかあります。
大きな理由としては、自分が突然休んでしまうと、自分の業務をほかの人にやっていただかないといけなくなり、迷惑がかかってしまうからです。ほかの人たちも自分の業務で忙しいのに、その上で自分の業務までしていただくと効率も落ちますし、その人に残業までさせてしまうかもしれません。そういうことを考えると仕事に行きたくない気持ちを堪えて出社してしまいます。
仮に休んだ場合、翌日以降に休んだ分の業務を取り戻すために、多く仕事をこなさないといけなくなるのも休めない理由です。1日休んでしまうとその分の給料が減ってしまうこともネックでした。
注文住宅営業をやっていたときによく「休みたい」と思っていました。
上司から怒られることが増えてモチベーションが下がるし、人間関係もあまり良くなかったので休みたかったのですが、業務量がひっ迫していて、仕事に行かないと支障が出ると感じていたので仕事に行ってました。
正直、暇であるより忙しいほうが気が紛れるので良かったのですが、上司との人間関係が良くなかったので割としんどかったです。「自分の目標を達成できた」などというように、仕事上で何かしら良いことを見つけるようにして休まずに耐えていました。
仕事を休もうとしたけど休めなかった
次に、仕事を休みたく、休む選択肢をとろうとしたけど休めなかった人の理由を確認しましょう。
どうしても仕事を休めない裏にはどのような理由が潜んでいるのでしょうか。
仕事を休めるなら休みたかったけど結局休めなかったことはある?
自分が仕事が休めなかったいちばんの理由は、お客様や社内外問わず関係部署とアポイントがあったからです。
アポイントを取っている相手が社内の人なら、リスケジュールをし別日に変更していただければいいのですが、お客様など社外の人の場合、その日を逃してしまうと日程が合わなかったり、かなり先の日程になってしまったり、自分の信用が無くなってしまう危険性があったからです。
相手の気持ちや時間を考えると、仕事にどうしても行きたくなくて休もうと考えても休めませんでした。
忙しさと精神的なストレスが合わさり、ずっと体調が悪い日が続いていたのですが、ある日めまいと頭痛で「本当にこれは休まないと無理だ……」と感じる日がありました。
「休めるなら休みたい」という気持ちでしたが、タイミングが悪くその日に商談が3件ほど入っていました。自分が休むとお客様や同僚に迷惑をかけることが確実な状況だったこと、発熱や咳といった風邪の症状ではなかったこと、部署の売り上げにかかわる内容であったこともあり、休むことは諦め出社しましたね。
仕事を休んだ
最後に、仕事を休みたいと思って実際に休んだ人の理由を見ていきましょう。
仕事を休むのも勇気がいることです。経験者が勇気をふり絞って休みに踏み切った理由は何だったのでしょうか。
仕事に行きたくなかったという理由で仕事を休んだことはある?
営業職だったころ、仕事で販売目標の成果が上がっておらず上司に厳しく怒られてしまいました。そこから、深夜までのサービス残業をさせられたり、休日出勤を強要させられたりして、精神的にも体力的にも大変厳しかったときに、自分の小さなミスが発覚。
早く対応をして解決すれば良かったのですが、後回しにしたことによってお客様を怒らせてしまい大クレームのトラブルになったときに「もう仕事なんてやってられない」と思い1日だけ仕事を休みました。
日々の仕事のストレスに耐えられなくなり、さらに同じ時期に入社した社員たちが次々と辞めていく様子を目の当たりにすると、自分自身の仕事への意欲やモチベーションも次第に低下していきました。その結果、仕事に対するやる気がなくなり、出勤することが億劫に感じるように……。
加えて、職場が家から遠いため、通勤にも時間がかかり、疲れが溜まって朝起きるのがつらく感じる日が増えていきました。そのような日が続くうちに、仕事に行きたいという気持ちがどんどん薄れていき、ついには休むことが多くなってしまいましたね。
仕事を休んでみたことで状況は変わった?
仕事を休んでみたことで少しは気持ちの切り替えができた気がします。短期的ではありますが、自分自身を見つめる時間に使って「自分で変えられることはないか」、上司との関係が良好でなかったため、「もっと仕事をスムーズにやって上司の目になるべく触れないような仕事の動きができないか」などを考えていました。
その休みに加えて週2日の休みも使って考えることで、徐々に仕事に向き合えるようになってきました。向き合える時間が増えたことで改善できることもあるのだと思い、「休める時は休んだ方が良い」「心を休めることは大切だ」と感じました。
私の場合は、1日休んだことで気持ちがリフレッシュされたり、体自体を休めることができたりしたことで、前向きに気持ちが変わることが多かったです。
もちろん、「あー、明日は仕事か」とは感じてしまいますが、休んでしまった朝よりも気力が充電されているようなイメージで、「気を取り直して頑張ろう!」と切り替えられることが多くありました。
仕事に行きたくないほど気持ちが追い詰められているときは、本当に疲弊し切ってしまっているので、無理して頑張りすぎるより、いったん休憩しリセットするほうが効果的だったのだと思います。
仕事を休むときに使える7つの理由と経験者が教える伝え方
仕事を休みたいのに無理をして仕事に行ってしまうと、メンタルの不調や疲労感を起こしてしまう可能性があります。そのようになる前に、無理をせず休んでいきいきと仕事ができるように心身ともに整えることが大切です。
ここでは、仕事を休むときに使える7つの理由を紹介します。経験者が実際にどのように伝えたのかも併せて紹介するため、休む際の参考にしてみてください。
体調不良
体調不良の場合は、無理をして出社しても体調の悪化の可能性があったり、周りにも影響を及ぼしたりする可能性があります。そのため、無理に出社を強いられることは少ないでしょう。
伝えるときは、「37度の発熱による体調不良でお休みをいただきます」「胃腸炎による腹痛でお休みします」というように、体調不良による症状を同時に伝えられると説得力が増します。
体調不良を仮の理由として会社を休んだことはある?
上司とのトラブルで疲弊しきってしまっていた時、体調不良を理由として休みを取ったことがあります。体調不良を理由にしたのは、それ以外で急な休みをいただける内容が思いつかなかったからです。
伝える際は、「発熱しているため休ませてほしい」という流れでお話をしました。悪い考えですが、頭痛や貧血程度だと、治ったら出社するよう言われるのではないかと思ってしまい、そのときは発熱という理由でお休みをいただきました。
休んだ直後しばらくは罪悪感がありましたが、当時の自分には必要なお休みだったと感じています。
数回ですが、会社に行きたくないと思ったことがあり、そういう場合はよく体調不良で休みを取るようにしていました。
なぜ体調不良なのかというと、会社や上司に「行きたくないから」という本当の理由がバレにくいし、多少疑われたとしても、本当に体調が悪かったのか、そうでないのか判断がしづらいという理由です。また、最近はコロナ禍ということもあり、体調が悪いとすぐに休めと言われるので利用しやすいのもあります。
どのように会社へ伝えるのかというと、自分の場合は「本日の夜家に帰ってから体調が悪く、熱があるのでお休みさせてほしい」と伝え、当日の相談ではなく前日に伝えることを心掛けています。
家庭の事情
家庭の事情も会社側が介入できない問題のため、休みの理由として受け入れてもらえる可能性があります。
会社側が介入できないからといっても、具体的な理由が欠けていては疑問視されてしまうかもしれません。伝えるときは、「親の病院の付き添いによりお休みをいただきたいです」というように具体的な理由を添えましょう。
通院
通院も、日々を健康に、活動的に過ごすには必要なことです。しかし、通院は急遽するものというより、「予約をしたうえでするもの」というイメージを持っている人もいるでしょう。
そのため、「起きたら目の腫れがひどく、通院させていただきたいためお休みをいただきます」「今朝から発熱の症状があるため、大事を取って通院したいためお休みをいただきます」というように急に通院をしなければならなくなった理由を伝えましょう。
免許の更新
免許の更新も休みの理由になりえるものです。免許の更新は平日だけでなく日曜にも受け付けています。ただ、自治体によっては非常に混雑していて更新に時間を要したり、更新期限も「誕生日の1カ月後まで」と限られていて、日曜を待っていると行くタイミングを逃すことも考えられるため、平日に休む理由にしても納得してもらいやすいでしょう。
しかし、免許の更新は前述のようにできる期間が決まっているもののため、突発的な休む理由としては疑問視されかねません。理由を伝えるときは、「免許の更新日が本日まででしたことを失念していたため、急で申し訳ございませんがお休みをいただきます」というように、突発的に休むことになっても不自然にならない理由を添えましょう。
冠婚葬祭
冠婚葬祭も休む理由として受け入れてもらいやすいです。
しかし、冠婚葬祭を理由とした休みを申請する場合、会社の就業規則によっては休暇期間に特別にお金が出たり、特別休暇としてみなされたりする場合もあります。特別休暇申請のための根拠が提示できない場合、会社からの信頼を失いかねません。
そのため、むやみに冠婚葬祭を休みの理由として使用しないように注意しましょう。
冠婚葬祭を仮の理由として会社を休んだことはある?
営業職だった時、世間が長期連休でも自分は仕事で、どうしても友人と出かけたいときに、「遠い親戚の人が亡くなったので休みたい」と言い、休みをいただきました。
最初は体調不良を理由に休もうとしたのですが、世間の長期連休中に体調不良で休むと、「サボっていると周りに思われる確率が高まるんじゃないか」と思い、一度だけ、やむを得ないと思われそうなこの理由で休みました。
伝え方としては、休みたい予定の少し前から仲の良い先輩や後輩にそれとなくにおわせておいて、当日の朝に上司に報告をして休みましたね。こうすることで、「サボったのかな」と思われる可能性を下げたい意図がありました。
身内の体調不良
自分のことよりも他者の体調不良のほうが予測がしにくいものです。そのため、急遽の理由としては理解してもらいやすいでしょう。
「親の介護によりお休みします」「子どもの発熱によりお休みをいただきます」というように「誰の体調不良により休みたいのか」を明らかにすると説得力が上がります。「体調不良の子どもや高齢者を一人にさせるわけにはいかないよね」と、休むことに対して納得してもらいやすいでしょう。
正直に伝える
仮の理由をつけて休むことに罪悪感がある場合、正直に休みたい理由を伝えるのも手です。
「業務量が多く精神的に疲弊しているので本日だけお休みをいただきたいです」「連日の稼働により疲労が溜まっているため出社が難しくお休みさせていただきたいです」というように正直な理由を伝えてみましょう。
会社側があなたの業務状況を見直してくれるきっかけにもなるかもしれません。
会社に行きたくない理由を正直に伝えたことはある?
営業職として働いていた当時は、週6日の出勤に加えて、サービス残業も多く、長時間労働をしていたため、心身ともに体調が優れない日が増えていました。
そのような状況だったので、ある日、課長に対して正直に「昨夜の残業が響いて体調が優れないため、今日はお休みをいただきたいです」と伝えたところ、快く了承していただきました。さらに、チーム内でも同じように体調不良を理由に休むメンバーが増えたので、周りの人が休みたい旨を言い出しやすくなるきっかけを作ることもできた気がしています。
「業務量が多く休日返上しないといけない場合もあったので、これ以上出勤を続けるのは難しい」「業務量と給料が見合っていないためこれ以上モチベーションを保つのが難しいと考えている」と伝えて、仕事を1週間ほどお休みしたことがあります。
上長からは、「限界になる前に相談してほしかった」という言葉をいただきました。ネガティブなことを伝えてしまうと「評価に響くのではないか」と心配で伝えることができませんでしたが、もう少し早く休んでいれば良かったと考えています。
仕事を休むときも社会人らしく! 休むなら守るべき4つのポイント
「勇気を出して今日は休もう」と決めたときも、守るべきポイントがあります。
仕事復帰をしたときに周囲と仕事を進めやすくするためにも、実際に休むときにそのポイントを確認したうえで休むよう心掛けてみてくださいね。
無断欠勤をしない
いかなる理由で会社を休むとしても、休むことを直接伝えるには勇気がいりますよね。しかし、無断で会社を休んでしまうと「報告ができない」という印象を持たれ、信頼を失いかねません。また、一緒に働く人に「会社に来る途中で事故にあったのかも」というような心配を与えてしまう可能性もあります。
「なるべく前日までに伝える」、「チームメンバーに伝える前にまずは直属の上司に伝える」など、会社によって休みの伝え方のルールがあるので、その決まりに従った方法で、休む旨を必ず伝えるようにしましょう。
休む理由をきちんと伝える
「休みます」だけでは、会社側も「なぜ休むのか」という疑問を持ってしまう可能性があります。また、急に休むことになった場合、その理由を伝えなければ一緒に働く人に心配をかけてしまうかもしれません。なぜそのような行動を起こすことになったのかの理由を提示するのは、社会人のマナーともいえるため、休む理由も必ず伝えるようにしましょう。
休む理由に迷った際や、「正直本当の理由を伝えるのは勇気がいる」という人は、前述の休む理由を参考にしてみてくださいね。
その日にすべき業務を誰かに受け渡す
いざ休むとしても、その日にすべき業務についての意識は切らすべきではありません。次の出勤日に自分でまかなえる業務なら良いですが、休む日のうちにしなければならない業務がある場合は誰かに受け渡す必要があります。
「こちらの都合で誠に申し訳ございませんが、本日分の〇〇の業務を代わりにしていただいてもよろしいでしょうか」というように、どの業務を受け持ってもらいたいのかを伝えるようにしましょう。
復帰予定時期を伝える
休みの期間を定めたうえで、復帰時期を伝えましょう。
1日休めば休みたい気持ちが収まりそうならば、翌日には復帰できる旨を伝え、2、3日休暇を取って万全な調子で仕事に臨みたい場合は「大事を取って2、3日ほどお休みをいただく可能性があります」というように、どのくらい休みの期間が必要かを把握してから伝えることをおすすめします。
仕事を休むときに気を付けたことを教えて!
「仕事を休みたい」という心境で仕事を休んだときに気をつけたことはありますか?
取引先や社内の人に迷惑がかからないように、アポイントがない日や繁忙期は避け、周りに迷惑がかからないように気を付けました。
休む時点で多かれ少なかれ迷惑をかけてしまうので、できるだけ迷惑がかからないように休むタイミングは気にするようにしていました。また、次の出勤時には、代理対応をしてくれた人などに個別にお礼に伺っていました。
無断欠勤はしないように必ず早めに直属の上司に連絡をすることと、欠勤理由を添えるように意識していました。また、お客様とのアポイントメントがある日は絶対に休まないようにしていました。
仕事を休みたいと思う裏には悩みが潜んでいるかも!? 悩みを明らかにする方法
「1日休んでみたけれど、なんだかモヤモヤが晴れない……」。このような場合には、もしかすると仕事に対する悩みが隠れている場合があります。
悩みを抱え込んでしまう前に、悩みを明らかにする方法を試し、悩みを抱えているのかを理解しましょう。
仕事がつらくて休みたいとき、この記事もぜひ読んでみてください。経験者の体験談とともに、3ステップでつらさの解消を目指す方法を解説しています。
仕事が辛いときみんなはどうした? 経験談から知る対処法3ステップ
なぜ仕事を休みたいのかの理由を書き出してみる
漠然と「仕事を休みたい」と感じた場合でも、「なぜそのように思ったのか」ということを書き出してみましょう。
箇条書きにして思ったことをざっくばらんに記しても良いですし、樹形図式に思いをつなげていっても構いません。書き出すことで頭の中を整理できることもあるため、「なんだか気持ちが晴れない」と感じる人は以下のように実践してみてください。
書き出す理由の例
・仕事がつまらないから
・暇を持て余す時間が多いから
・通勤に時間がかかるから
・毎日上司の顔色を伺って仕事をしていてつらいから
・1日1回は上司から怒られるから
仕事を休みたい理由に対して「なぜなぜ分析」をしてみる
休みたいと思う理由に対して「なぜそのように思うのか」「そのように思う理由はなぜなのか」というように問いを続けてみましょう。そうすると、会社に対して潜在的に思っていたことが浮き掘りになるかもしれません。
なぜなぜ分析は一般的にも原因追及のために使われる手法です。5回「なぜ」を追究すると原因にたどり着きやすいともいわれているため、目安として5回は「なぜ」を繰り返すことをおすすめします。
なぜなぜ分析の例
なぜ①:なぜ仕事を休みたいのか
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仕事がつまらないから
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なぜ②:なぜ仕事をつまらなく感じるのか
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暇を持て余す時間が多くすることがないから
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なぜ③:なぜすることがないのか
↓
自分から新しい仕事を取りに行っていないから
↓
なぜ④:なぜ新しい仕事を自ら取りに行かないのか
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自分の管轄外のことをすると上司に怒られそうだから
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なぜ⑤:なぜ自分の管轄外のことをすると上司に怒られそうだと思うのか
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年功序列を重視して若手には新たな仕事を任せない傾向があるから
↓
なぜなぜ分析の結果:年功序列を重視して若手社員の活躍が受け入れられない会社の体制に不満を抱いているということがわかった
「仕事を休みたいと思った」ということを誰かに話してみる
誰かに思いを話すだけでも心の中が整理されることがあります。気心知れた友人や、信頼する家族、学生時代の先輩などに「仕事を休みたいと思った」ことを打ち明けてみましょう。
話しているうちになぜ休みたいと思うのかが明らかになったり、モヤモヤとした気持ちが晴れたりするかもしれません。
休みたい気持ちの裏に「仕事が嫌」という悩みが潜んでいたことはある?
「仕事を休みたい」ということに対し、その裏に仕事関連の悩みが潜んでいたことはありますか?
自分の場合は仕事が嫌で休んでいました。歳の近い先輩がすごく面倒見が良い人で、そういう休みをした後に出勤をすると必ずご飯に連れて行ってくれて、悩みを相談していました。
仕事を休みたくなってしまう時、休みたい理由のほとんどすべてが、上司と馬が合わない関係で仕事が嫌になっているときでした。1人の時間に考えごとをするなかで、自分が何に疲れてしまっているのか思い返してみたり、友人や同僚に悩みの種である上司とどう付き合っていけばいいのかなど相談したりして、悩みと向き合っていました。
体調が優れない原因の裏に、仕事が嫌だという気持ちがありました。 コロナ禍だったので、友人たちとビデオ電話で話しながら、仕事に対する悩みや不安を打ち明ける機会が増え、友人たちとの会話を通じて、自分の体調不良の原因が仕事のストレスや不満と直結していることに気付くことができましたね。
「もう仕事なんてどうでもいい」と感じてしまうことは、甘えではありません。この記事では、実際にそのように感じたことがある経験者たちに、再び仕事に対してポジティブになれたときのエピソードを聞いているので、ぜひ読んでみてください。
仕事がどうでもいいと感じたら|社会人に気持ちの持ち直し方を聞いた
仕事を休みたいと思う人が抱えがちな4つの悩みと対処法
「仕事を休みたいと思う裏に悩みがあるのかも……」。そのように感じる人向けに、仕事を休みたいと思う人が抱えがちな4つの悩みをお伝えします。
潜在的な悩みが潜んでいた場合は、対処法も紹介するので実践してみてくださいね。
仕事が向いていないのではという悩みと対処法
他者から指摘を受けたり、成果がなかなか上がらなかったりすると、不安に陥って「自分にはこの仕事が向いていないのでは」という思考になってしまうこともありますよね。
このように「上司に怒られる機会が多くて仕事を休みたい」「何をやっても失敗ばかりしてしまう」などと感じている場合も「仕事を休みたい」という悩みを抱えがちです。
仕事が向いていないと感じてしまう場合は、「なぜ指摘を受けてしまうのか、失敗してしまうのか」を一からゆっくり考えてみましょう。自分の仕事に対する振り返りをすることで、失敗の本質に気が付けるかもしれません。
仕事に向いていないことに対しての詳しい対処法が知りたいときは、こちらの記事も参考にしてください。手始めにすべきことも記載しているため、状況改善に役立つはずですよ。
この仕事向いてない……辞めたい|向き不向きをみんなはどう見極めた?
「今の仕事に向いてないのでは?」という悩みを抱いたことがある人の体験談
営業の仕事をしていた時、周囲よりも数字のプレッシャーに弱いことや、お客様に肩入れしすぎてしまうことを指摘されたときなどに向いていないかもと感じることがありました。
気持ちの切り替えをして不安を打ち消した
数字については、特に自分の成績が落ちているときに気にしてしまいやすいので、どうすれば成績を上げることができるかという方向に思考を変えて、前向きな行動をとることで不安を打ち消せるよう頑張っていましたね。
最初はそれでも切り替えきれずに落ち込んでしまうこともあったのですが、周囲に相談することで、同僚も同じように悩みながら頑張ってるんだなと知ることができ、励まし合うことで気持ちが楽になることも。
お客様に時間を使いすぎるといった点も、成績さえ上がっていれば注意を受けることはなかったので、「自分のしたい営業をするために成績を上げるんだ」という考えを持つようになり、慣れとともに少しずつ悩む回数が減っていきました。
精神的に成長したいという思いから営業職に就いたものの、文化系で育ってきた自分には、職場の体育会系のノリがあまりにも強く、なかなかなじめずに、この仕事が自分に向いていないのではないかと悩むようになりました。
社内では、売上順に社員の顔写真が掲示され、30位以内に入れなかった社員には掃除当番を課されるという厳しい規定がありました。毎日アポイントを取るプレッシャーの中で働き、常に忙しく過ごす日々……。
その結果、営業の基礎や商材についてじっくりと勉強する時間が取れず、勉強することが好きな自分にとっては、この環境が非常に合わないことに次第に気付いていきました。
空いた時間で自学をすることで適性に気付けた
対処方法として、休日の空いた時間を使って商材を独学することに。商材であったホームページの特徴や機能を詳しく調べていくうちに、営業活動に必要な知識を身に付けることができました。さらに、次第にホームページ作成に興味が湧き、自分でホームページを作るようになりました。これをきっかけに、営業職からエンジニアへのキャリアチェンジの道を真剣に考え始めるようになり、自分の適性にも気が付けたので良かったです。
仕事にやりがいを感じられないという悩みと対処法
「気が付けば会社と家を往復するだけの毎日」「同じような仕事を毎日繰り返していて楽しくない」。このようなときは仕事にやりがいを感じられていないのかもしれません。
仕事にやりがいを感じられなくては、今後の仕事にも精を出せなくなったり、昇進の意欲が沸かずに余計にこのままの生活にうんざりしたりしてしまう可能性が生じます。
仕事にやりがいを感じられない場合は、今の仕事に対して目標を定めてみましょう。小さな目標でも良いので、ゲーム感覚でその目標をクリアしてみると、次の目標を立てるごとに向上心が湧いてくるかもしれませんよ。
小さな目標の例
・毎日必ず1つは決めたことをやり切る
・1日1回は同じ部署の人の手助けをする
・週に1度の会議で小さなことでも良いので必ず新たな提案をする
・議事録を誰よりもわかりやすく仕上げる
仕事にやる気が出ないことに対し、しっかり向き合って改善したいという人はこちらの記事も見てみてください。適切な対処法を詳しく紹介しています。
仕事のやる気がない……働く20代に聞くモチベーションの上げ方とは
「そもそもやりがいって何だっけ……?」と感じてしまう人にはこちらの記事もおすすめです。やりがいを見つけ出すヒントになりますよ。
やりがいとは|みんなの体験談をヒントに導く「やりがいの見つけ方」
仕事にやりがいを感じられないという悩みを抱いたことはある?
新卒で入った会社では、やりがいを感じることがなかなかできず、勤めている期間中ずっと悩んでいました。
当時勤めていた会社での業務はルーティーン業務が多く、毎日同じ作業の繰り返しでした。大切な仕事であることはわかっているのですが、30代の先輩たちも自分と同じことをしているのを見て、「もしかして、10年経っても新しい仕事に挑戦することはできないのかな……」と不安な気持ちに。
自分で仕事を取りに行くことで状況が改善した
年齢層が高い会社でもあったので、新人に仕事を任せるよりも、できるシニア世代が仕事を抱えて残業する社風であることもやりがいを感じられない原因のひとつでした。そこで、少しずつ上司に話しかける機会を増やし、もっと仕事がしたいという意思を伝えることにしたのです。
そうすることで、徐々に責任ある仕事を任せていただけるようになり、少し状況を改善することができました。結果的にその会社は退職することになりましたが、自分で仕事を取りに行くという経験ができたのは、自分にとって良かったのではないかなと思っています。
在籍していたSIer企業が評価方法として相対評価を導入している会社であったため、一定の人数に対しては低評価がつけられる環境でした。
当時、炎上中のプロジェクトに途中から参画することになり、最終的にはプロジェクトリーダーを担当しました。炎上しているプロジェクトなので、予算や工期などどうしてもうまくいかないことも多かったのですが、中盤から参画しているのでどうしようもない部分も多く……。そのプロジェクトが終わって蓋を開けてみると、私の評価は案の定低いものとなっており、賞与も下がってしまいました。
自分ではどうしようもない理由で低評価となったことに納得がいかなかった
あとから事情を聞くと、会社としては、ほかに成功プロジェクトが存在したからというのと、組織の都合により誰かには低評価をつけざるを得ないため、炎上プロジェクトを担当していた私に低評価が付いてしまったようでした。
中盤から担当したにもかかわらず低評価を受けてしまったことによりやりがいを感じられなくなりましたね。
職場の人間関係からくる悩みと対処法
「部署の人で苦手な人がいる」「意味もなく上司から無視されている気がする」などの場合は、職場の人間関係に悩まされている可能性があります。
人間関係に関する悩みは、自分では気が付かないことが多く、知らないうちに抱え込んでしまうこともありがちです。
職場の人間関係に悩んでしまう場合には、自分の行動を変えてみるのも手です。挨拶や報連相を徹底したり、相手の気持ちに寄り添って考えてみたりすることによって、相手から接し方を改めてくれるかもしれません。
職場の人間関係で悩みを抱いたことはある?
前職で上司との関係にかなり悩みました。仕事上の進捗報告やトラブルの相談などを都度共有しているにもかかわらず、さらに上の上司に「報告を受けていない」と嘘の報告をされたり、ミスを押し付けられたりすることもあり、理不尽なことがたくさん起きて疲弊し切ってしまったのです。
同僚と協力して上司の理不尽さが伝わる証拠を残した
最初は自分のかかわり方が悪いのだと思っていましたが、他の人に対しても同じようなことをしていて、関係性が原因というより自分の成績や評価が下がらないよう嘘をつくような人だったので、最終的には同僚とお互いに目を光らせ合い、何かあったときは証言し合えるようにしたり、口頭や電話での報告ではなく、証拠が残るメールやチャットを使ったりすることを徹底するようになりました。
また、なぜかさらに上の上司は問題の上司をかなり信頼していて、相談しても信じていただけないことが多かったので、相談する際は先述のメールやチャットの履歴などを持参し、話し方もできるだけ客観的に伝えることを意識して報告しましたね。
自動車ディーラーで営業職をやっており、割と成績も良く少し調子付いていた時、営業所の店長が転勤になり違う店舗から新しい店長が来ました。
その人はすごく細かくチェックする人でしたが、当時の私は適当で大雑把なところがあったところが、馬が合わない原因でした。以前の店長は優しく、私の売り上げ成績が良かったことを理由に私の大雑把なところも許されていましたが、新しい店長には「机を整理整頓するように」とか、「いまどこにいて何をしている」「今日は何をして明日は何をする」など、行動やタスクを細かくチェック、管理されるように。
店舗異動でその店長と離れることで良い方向に進んだ
その結果、業務が円滑に回らなくなり、売り上げ成績も悪くなり、最終的には自分のミスからお客様とトラブルに発展しどんどん悪い方向に進んでいきました。このままではダメだと思い転職や転勤を考えていたところ、ちょうど違う店舗に転勤する形になり良い方向へ進んでいったので一安心でした。
上司に苦手意識がある人は、この記事も参考にしてみてください。社会人たちは合わないと感じた上司とどうやって良い関係を築いたのか、リアルなエピソードを聞いています。
嫌いな上司にどう対応した? 社会人が語るスマートな対処法
仕事が忙しすぎるという悩みと対処法
「気が付いたら終電まで仕事をしていた」「休日を返上して仕事をしていて休めていない」という場合は仕事が忙しすぎるという悩みがあるかもしれません。
仕事をしていると目の前のことでいっぱいになってしまって、仕事が忙しいという状況に気が付かないこともあるでしょう。忙しさをそのままにしていると、疲労が溜まってしまい、肉体的にも精神的にも支障をきたしてしまう可能性があります。
仕事が忙しすぎるという場合には、自分が受け持っている仕事内容を見直してみると良いでしょう。見直したことによって、無駄な工数を踏んでしまっている仕事や、効率化できる仕事が明らかになるかもしれませんよ。
仕事が忙しすぎるという悩みを抱いたことはある?
普段から残業は30時間以上ある環境だったのですが、一気に離職者が出たタイミングがあり、部署のメンバーが皆規定ギリギリかオーバーしてしまうほど残業に追われる時期がありました。理由がはっきりしているとはいえ、いつ次の人が採用されるかもわからず、かなりしんどかったです。
もともとメイン業務である営業関係の仕事はもちろん、付随する事務仕事なども一貫して1人が担当する形だったので業務量が多かったのですが、それに加え複数の勉強会やミーティングもあり、それがスケジュールを圧迫していました。
チームで相談して大変なタイミングを乗り越えた
そのため、離職者が出て一気に負担が増したタイミングで、チーム内で相談し、いくつかの勉強会やミーティングをなくしてもらえるよう上司に掛け合うことに。その結果、多少ではありますが、業務負荷も減り、なんとか大変なタイミングを乗り越えることができました。
週6日出勤で、9時から19時半が定時でしたが、基本的には社員全員が21時頃まで残業をするのが常態化していました。
そのため、毎朝7時半に家を出て、夜23時頃に帰宅する生活が続き、疲労がどんどん溜まっていく日々。さらに、出勤中は常に電話をかけ続ける仕事だったため、とても忙しく、まともに昼食を食べる余裕もありませんでした。
自分なりの対処法を見つけてリフレッシュした
こうした労働環境の中で、自分なりの対処方法を見つけることが必要でした。まず、仕事の後や休日には友達と会う予定やデートなどの楽しい予定を入れて、それを目標に仕事を乗り切るように。また、通勤電車の中ではドラマや映画を観て気持ちをリフレッシュさせ、少しでも仕事のストレスから解放される工夫をしていましたね。
こうした小さな楽しみやリフレッシュの時間を持つことで、厳しい日々の中でもなんとかプライベートとのバランスを保つことができました。
「仕事が忙しくて終わらない……」というときは、こちらの記事も参考にしてくださいね。解決のためのステップを3段階で紹介しているため、実践もしやすいでしょう。
仕事が終わらない人のお助け帳|体験談から知る乗り越え方と解決手順
仕事が忙しく、残業をしがちだという人はこの記事をぜひ参考にしてください。社会人の体験談を交えながら、効率的に仕事を進め、残業時間を短くするコツを紹介しています。
残業したくない…働く若手社員の本音とともに無理なく働く方法を伝授
仕事を休みたい原因が自分だけで解決できないときの悩み解消法
仕事に対する悩みがあったとしても、自分の力だけでは解決できないこともあるでしょう。そのような場合は、人や組織の力を借りることが重要です。
ここでは、「仕事を休みたい」という気持ちを自分だけでは解決できないときの解消方法を紹介します。「これならば実行できて、悩みの解決に向かえそう!」というものを探してみてくださいね。
転職を検討する
何をしても悩みの解決に向かわなさそうな場合は、思い切って転職してしまうのもひとつの手です。環境を変えてみることによって、才能が開花したり、新しく関心を持てることを見つけられたりすることもあります。
仕事を休みたい原因を究明した結果、現職にいるままでは解決できないとわかり、さらに「いまの環境では再びいきいき働くことが難しい」、「新しい世界に飛び込んでみたい」などという思いがある場合は転職を検討してみてください。
転職を検討するといっても、今の仕事を手放すことに不安を感じることもありますよね。そのようなときは、こちらの記事も参考にして見極めのヒントにしてみてくださいね。
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部署異動の希望を出す
転職をするのが怖い場合は、部署異動の希望を出すという選択肢もあります。部署異動ならば、転職と比べて「失敗してしまうかも」という不安も少なくて済み、新しい環境に飛び込むことが苦手な人も一歩踏み出しやすいといえます。
ただ、同じ会社内とはいえ、部署が変われば一気に仕事内容が変わってしまうこともあります。転職するわけではないからといって甘えず、初めから仕事を覚え、心機一転して頑張ろうという気持ちは忘れないように挑みましょう。
人事部に相談する
仕事に対するネガティブな感情を社内に相談できる機関があれば、そちらに相談するのもひとつの手です。人事部に相談機関が設けられていることが多いため、勇気を出して活用してみましょう。
「社内に悩みを相談すると、自分が相談したことが周りにばれて、今後働きにくくなってしまうのでは?」と不安に思うかもしれませんが、そのような懸念が生まれにくいよう、相談内容を周囲に公開しないように徹底している会社が多いため、重くとらえすぎずに相談してみてください。
休職する
どうしても仕事をするメンタルになれない場合は、休職をして思い切り休んだり、自分を見つめなおす機会を作ったりしてみましょう。
休みの期間で考えがリセットされて、「今の仕事で再スタートを切ろう」と思えるかもしれませんし、反対に「自分がやりたいことは今の会社では実現できない」と気が付くこともあるかもしれません。
「長期の間仕事を休むと迷惑がかかるのでは?」と不安がらず、自身のステップアップのためと割り切って休む選択肢も視野に入れてみてください。
医師や専門家に相談する
精神的につらい場合は、医師や専門家の力を借りてみてください。会社や自分のことを知らない人のほうがかえって相談をしやすいということもあるかもしれません。医師や専門家は、その道のプロフェッショナルでもあるため、適切な対処法を紹介してくれるでしょう。
「まずは精神を落ち着けることを最優先にしたい」「精神的なつらさがあるけれどどのような行動を取れば良いかわからない」という場合におすすめの方法です。
より気軽に悩みを相談したい場合は、厚生労働省が提供している「まもろうよこころ」というサイトも見てみてください。電話やSNSでの相談が可能なので、医師や専門医にかかるよりも手軽に利用できます。
仕事に対する悩みが自分だけで解決できないときはどう対処した?
仕事上の悩みということで、まずは上司に相談しました。私の場合は、一番年齢の近い先輩がすごく面倒見が良い人だったのですべて相談していました。そこでその先輩がマネージャーなどに相談してくれて悩みが解決することが多々ありました。
ですが、それでも解決ができなかったときは、営業所の変更依頼を出して転勤という形を取ることに。さらにそのあと、どうしても自分や会社で解決できない悩みにあたり、家族に相談をして、転職という道を取りましたね。
まず先輩や上司に相談し、どうすれば解決できるかアドバイスを求めていました。ほかの人に相談することで、すんなりと解決につながることもあるので、まずはひとりで抱え込まず打ち明けることが大切だと思います。
それでもどうしようもなかったときは、転職の道を選んだこともありました。改善しようのない人間関係だったり、会社の体制的に解決が難しいこともあると思うので、その場合は、転職して悩みが解決されたり、理想とする環境を目指したりするのも良いのではないかと思います。
仕事を休みたいときは無理しないことも大切! 自分のペースでいきいき働こう
仕事を休みたいと思うのは誰にでもあることで、後ろめたい気持ちを持つ必要はありません。軽い気持ちで「仕事を休みたい」と思っていても、休みたいという気持ちをそのままにしていると重大な悩みにまで発展してしまう可能性もあります。
休んだことによって気持ちが整理されたり、休みたいとモヤモヤした気持ちが晴れることもあります。休みたい気持ちを放っておかずに、休むという選択肢があることも頭に入れておきましょう。そして、いきいきと働けるように万全な準備を整えていってくださいね。
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ここだけの話、仕事を休みたいと思ったことはありますか?