得意なことがない人でも視点を変えれば見つかる! 先輩のアドバイスも参考にしよう
就活の場面で「得意なことは何ですか」と聞かれた際、答えを事前に考えていないと咄嗟に答えることは難しく感じるでしょう。「自分には得意なことがないから答えられない」と思い込んでいる人もいるかもしれません。
しかし、難しく捉えすぎているだけで、実は誰にでも得意なことはあります。「得意なことが何もない私なんて……」と落ち込む前に、まずは見つけ方だけでも参考にしてみてください。
就活の先輩たちが実践した得意なことの見つけ方や、面接でのポイントなども紹介します。記事を最後まで読み終える頃には、きっと自信を持ってアピールできる得意なことが見つかるはずですよ。
就活生の5大不安を解決!オススメのツール5選
① 周りの皆がどれくらい就活準備をしているのか気になる…
→「就活力診断テスト」がオススメ
自分のレベルを知ると周りとの差が見えてくる!
② どの業界が自分に合っているかわからない…
→「適職診断」がオススメ
30秒で避けるべき仕事がわかる!
③ ほかの学生に勝てる自己PRが見つからない…
→「自己PR作成ツール」がオススメ
4つの質問であなたの自己PRをより魅力的に!
④ 面接で上手く答えられるか不安…
→「面接力診断テスト」がオススメ
模擬面接で苦手に徹底対処!
⑤ WEBテストで合格点が取れそうにない…
→「WEBテスト対策問題集」がオススメ
玉手箱・SPI-WEBの頻出問題を網羅!
「得意なことがない」と同じように悩んだ先輩たちに見つけ方を聞いてみた
「得意なことがない」と感じたとき、どのように見つければ良いかわからない人は多いのではないでしょうか。しかし、同じ悩みを抱えていた先輩たちが実践した得意なことの見つけ方を知れば、意外と簡単にわかるかもしれません。
そこで、先輩たちが就活時におこなった、得意なことの見つけ方を紹介します。まずは、経験談から「こんな見つけ方もあるんだ」と知り、自分でもできそうな方法を取り入れてみましょう。

自分の得意なことをどのように見つけましたか?

幼少期からの出来事や好きだった遊び、習い事などすべて書き出し、そこから自分の得意なことを見つけていきました。 また、アルバイトを辞める際にもらった同僚からのメッセージなどを読み返し、他者から見た自分像からも得意なことを発見していきました。 人から褒めてもらったことを思い出せば、自分の得意なことに辿り着きやすいかもしれません。

私は、ガクチカのエピソードから逆算して得意なことを考えていました。ほかのエピソードから逆算して考えることで、ガクチカや自己PRなどと一貫性がある回答ができて、面接の時も話しやすかったです。

小学生頃から現在までおこなってきたことを振り返り、得意なことを見つけていました。頭で考えていてもわからないと思うので、紙などに書き出して考えるのがおすすめです。
そもそも得意なことってなに? 類似語との違いも解説
まずは言葉の定義を知りましょう。また、似ている言葉として「得意なこと」と「長所」の違いも解説します。
「得意なこと」の言葉の意味を正しく理解し、面接で聞かれたときに的を射た回答ができるようにしておきましょう。
「得意なこと」の意味
そもそも得意なこととは、自分が自然とできていることや、自信がある領域を指します。周囲からよく評価される部分があれば、得意なことの一つだといえるでしょう。
自然とできてしまうのが得意なことであるため、認識しづらい部分かもしれません。周囲から褒めてもらっても「できて当たり前なんだけどな」と思い、素直に受け止められないケースもあるでしょう。当たり前だと捉えてしまうことこそ、あなたの「得意なこと」なのです。
「得意なこと」と「長所」の違い
「得意なこと」とよく混同して使われる言葉に「長所」があります。しかし、得意なことと長所は少し違った意味合いを持つので、2つの言葉の違いも理解しておきましょう。
得意なことは能力のことで、長所は性質を指します。得意なことには、たとえば「料理をすること」や「人とコミュニケーションを取ること」などがあります。長所は「協調性があること」や「好奇心旺盛であること」など、人柄や性格に関する内容が多いでしょう。
ちなみに、長所の定義は以下の記事でも解説しています。先輩たちがESや面接でどのようにアピールしたかなどの体験談も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
就活で得意なことを聞かれる4つの理由

企業が就活で得意なことを質問するのには、主に4つの理由があります。面接前にあらかじめ企業の質問意図を知っておけば、ニーズを理解した回答ができるはずです。
回答時にどんなポイントを押さえれば良いかも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
①どんなスキルがありそうなのかを知るため
企業が就活で得意なことを聞く理由は、学生にどんなスキルがあるかを知るためです。得意なことをそのまま答えるのではなく、面接官がイメージしやすいスキルに紐づけ、伝えましょう。
たとえば「何に対しても興味を持てること」が自分の得意なことだとします。これをスキルとしてイメージしやすそうな言葉に置き換えると「好奇心旺盛で何事にもポジティブに取り組めること」と言い換えられます。
このように、少し言い方を工夫するだけでどんなスキルがあるかをアピールできます。志望企業で求められるスキルと絡めたアピールができないか考えてみましょう。
②入社後に任せる予定の仕事とのマッチ度をはかるため
入社後の業務内容と学生のスキルがマッチしているかをはかる目的でも質問される場合があります。できるだけ志望職種で活かせそうなスキルに紐づいた得意なことを伝えると、面接官の評価を得やすいでしょう。
たとえば、営業職を志望している場合、コミュニケーションスキルや問題解決能力をアピールすることがおすすめです。これを得意なことに置き換えると「初対面の人とすぐに馴染めること」や「多角的に問題を分析し解決できること」などと言い換えられるでしょう。
③自分に対する理解度や分析力を知るため
得意なことを聞かれるのは、学生の自分に対する理解度や分析力がどの程度あるかを知るためともいえます。「どのような経験があって得意だと思ったか」を、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。
たとえば、周囲のモチベーションを上げるのが得意なことだとします。その場合、部活のメンバーから「〇〇が鼓舞してくれるからモチベーションを保てる」と感謝されたエピソードなどを伝えましょう。具体的なエピソードがあることで、説得力が増し、面接官の印象にも残るでしょう。
④あらゆる質問をして内面を知りたいため
企業は、面接であらゆる質問をすることで学生の内面を知ろうとしています。志望動機や自己PRなどの定番質問はある程度準備して面接に臨んでいることを企業もわかっているため、なるべくさまざまな角度からの質問をすることで、より学生の本質的な部分を探ろうとしているのです。
だからこそ、得意なことを答える際には、得意である理由や具体的なエピソードに人柄を感じられる要素を盛り込むことで、さらに内面を理解してもらえます。
また、企業があなたの人物像を把握できるよう、すべての質問で一貫性のある回答を心掛けるのも重要です。ほかの質問で回答した内容と一貫性があれば、説得力の高い受け答えができるでしょう。
就活で得意なことを聞かれても答えられないのはなぜ? 先輩の経験談から原因を探ろう!

そもそも、就活で得意なことを聞かれても答えられないのはなぜでしょうか。自分の中で得意なことに対するハードルを上げすぎてしまっている可能性などが考えられます。ここからは、得意なことを聞かれても答えられない原因を3つ紹介するので、自分に当てはまるものがないか確認してください。
また、先輩が得意なことを聞かれても答えられなかった理由も知っておけば、原因を探しやすくなるかもしれません。まずは先輩の意見を参考にし、原因を分析しましょう。

得意なことを聞かれたときにスムーズに答えられなかったのはなぜですか?

得意なことを聞かれても答えられなかったのは、就活初期の段階でこの質問をされると想定していなかったからです。 実際に質問されたときに焦ってしまい、抽象的な答えしかできなかったことがあります。

就活を始めて最初に得意なことを聞かれたときの質問内容が「誰にも負けない得意なことは何ですか」でした。 それ以降「得意なことは誰にも負けないものでなければならないんだ」と思い込み、答えられなくなってしまいました。

好きなことや長く続けているものはいくつかありますが、人より秀でているものはないなと思い、答えられませんでした。
また、採用担当経験がある社会人の先輩にも、面接で得意なことを聞く理由を質問してみました。面接官のリアルな意見を知れば、どんな答えを用意すれば良いか見えてくるかもしれません。

就活で「得意なこと」を聞く理由はなんですか?

自己PRを聞くのと同じ理由で質問しています。つまり、聞き方を変えているだけです。 学生の強み弱みを引き出し、それがどの経験に裏打ちされていて、自社で活躍できるポテンシャルがあるかを測っています。

得意なことを聞くのは、どのような業種に向いているかを判断したいからです。 また、得意なことを仕事にすると効率が良くなるので、適切な人材配置にも活かせると考えています。

得意なことがどのように仕事で活かせるかが理解できるからです。 また、仕事以外の得意なことであっても、それを抽象化し、具体的にどの仕事で役立つかを落とし込んで考えられると思います。
できて当然だと思っているから
就活で得意なことを聞かれても答えられないのは、自分ではできて当然だと思っているからかもしれません。得意なことに気付くには「できて当然ではない」と気付くのが重要です。
解決策としては、自己分析や他己分析をし、過去の経験や周囲の意見から自分の特性を正しく理解すると良いでしょう。
また、周囲の人から褒められても「できて当たり前だ」と反発したくなる気持ちを持った経験から思い出すのもおすすめです。「得意なことは自然とできてしまうもの」との認識を持った状態で考えられると、意外と見つかるかもしれませんよ。
他己分析の方法について詳しく知りたい人はこちらの記事もあわせて確認してみてくださいね。
周囲と比べて一番できるとは思っていないから
周囲と比べて一番できると思えないことが原因で、自分には得意なものがないと感じている可能性があります。得意なことは、他人と比較して自分が優れている部分ではありません。自分が自然とできることです。
周囲とは比較せず、まずは自分のなかで自然とできている行動に目を向けましょう。「なぜあのとき行動できたんだろう」「今まで苦痛に感じず取り組めていた」と感じる経験と理由がわかれば、自然と得意なことが見えてくるはずです。
「秀でていること」ではなく「スムーズにやれること」に置き換えて、得意を探してみましょう。
得意なことはあるが仕事に活かせるかわからないから
「得意なことはあるけれど、仕事に活かせるかわからない……」と悩んでいる人もいるでしょう。
しかし、一見業務に関係なさそうなことでも、深掘りすれば「仕事に活かせる得意なこと」に変化することもあります。「自分の得意なことは仕事に活かせないから」と思ったときは、得意なことを分解して考えましょう。
たとえば「料理すること」が得意なら、分解して考えれば下記のようなことが見つかります。
考えられる得意なこと
- 手順通りに正しく作業をおこなうこと
- 感覚を頼りにより良いものを作り上げること
- 並行して複数の作業をおこなうこと
これらの得意なことであれば、仕事でも活かせる気がしてきませんか。分解して別の言葉に置き換え、仕事に活かせる得意なことを見つけましょう。
就活時に得意なことを見つけておく4つのメリット

ここからは自分の得意を理解しておくことのメリットを紹介します。どんなメリットがあるかを知って就活を有利に進めましょう。
また、先輩が考える「就活時に得意なことを見つけておくメリット」も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①面接で聞かれたときにスムーズに答えられる
就活時に得意なことを見つけておくメリットは、面接で聞かれたときに、焦らずスムーズに答えられる点です。ただし、面接では得意なことをそのまま答えれば良いわけではありません。「得意なことを入社後にどう活かすか」の観点から回答し、質問意図を満たしましょう。
「得意なことを志望企業の業務でどう活かせるか」を考えてから、面接に臨むのがおすすめです。
②得意なことと掛け合わせた仕事を見つけられる
得意なことを知っておけば、自分の得意と掛け合わせた仕事を見つけられるでしょう。得意なことに結びついた仕事なら、入社後のミスマッチを防げるはずです。
たとえば、個人作業に没頭することが得意な人がチームプレーを重視する企業に入社したとします。表面上はうまく進められるかもしれません。しかし、個人作業をするよりも気力が必要となり、ストレスを抱えてしまう可能性があります。
そのため、入社後にストレスなく仕事を進めていくには、得意なことと掛け合わせた仕事を見つけることが重要です。
自分に合った仕事を見つけたいと考えている人はこちらの記事もおすすめです。適職を見つける方法を詳しく解説しています。
③複数企業から内定をもらったときの判断基準となる
複数企業から内定をもらったときに、得意なことがわかっていれば判断基準の一つにできます。
いくつかの企業から内定をもらった場合、さまざまな判断基準で比較するでしょう。このとき得意なことがわかっていれば「どの企業なら自分の力が存分に発揮できそうか」と企業選びの基準にできます。
自分の力を最大限発揮できるような企業であれば、入社後のキャリアも描きやすくなるでしょう。
④入社後のモチベーションを高いまま保てる
就活時に得意なことを見つければ、入社後のモチベーションを高いまま保てる可能性があります。もし得意ではないことを仕事にした場合、慣れるまでかなりの時間がかかるでしょう。
得意なことを仕事にすれば、今までの知識や感覚を活かしながら、自分の良いところを伸ばせます。入社後のモチベーションを高く保ち、業務できる可能性も高いでしょう。
併せて、先輩たちの意見も見てみましょう。先輩たちが感じた得意なことを見つけるメリットを聞いたので、参考にしてみてくださいね。

就活に取り組むとき、得意なことを見つけておくとどんなメリットがありますか?

得意なことを見つけておけば、志望動機が書きやすくなると思います。 自分の得意なことと企業の強みなどを掛け合わせることで、その企業ならではの志望動機ができあがるためです。

得意なことを見つけておくメリットは、効率的に志望業界を絞れることです。 得意なことがわかれば自分に合う企業や業界が見えてくるため、手当たり次第にさまざまな業界を受けずに済むと思います。

得意なことを見つけて面接に臨むと、面接官を納得させやすい回答ができると思います。 なぜなら、自分の長所を話すときに具体例が出せるからです。また、自分自身のことを理解しているんだなという印象も持ってもらえると思います。

得意なことから志望業界を見つけられたり、自分のアピールポイントを発見できたりすることがメリットだと思います。 一つでも得意なことがあれば、ESや面接で深く語れるはずです。そのため、得意なことは見つけておいたほうが良いと思います。

やりたい仕事がわからなくなったとき、自分の得意なことを軸に考えるとすんなり選べると思います。 また、これはESや面接の自己PRなどでも使え、一貫性や説得性も増すはずです。
状況別に解説|得意なことがないときの対処法6選
得意なことがなく、就活までに見つけられるか不安な人もいるでしょう。しかし、自分に合った状況に近い対処法を見つければ、面接までに得意なことを発見できる可能性が高まります。
状況別に得意なことがないときの対処法を紹介するので、自分に合った対処法を見つけましょう。
就活開始まで時間がある人の見つけ方
まずは、就活開始まで時間がある人の見つけ方を紹介します。今までの経験から深掘りすれば得意なことを見つけられるので、時間をかけて考えましょう。
具体的な例を参考にしつつ、自分の得意かもしれないことを紙に書き出しながら一緒に考えてみてくださいね。
①楽しいと思った体験を書き出す
今まで楽しいと思った経験を書き出して考えれば、得意なことが見つかる可能性があります。なぜなら、自然と楽しいと思えるものこそ、自分に向いている得意なことだといえるからです。また、苦労せずに極められる分野でもあるでしょう。
たとえば、部活動でチーム一丸となって切磋琢磨していた経験が楽しかったなら、周囲との協力が得意なことといえるかもしれません。
このように、些細なことでも楽しいと感じた体験をメモに書き出し、無理なくできていた経験を確認してみてください。意外な経験から得意なことが見つかるかもしれませんよ。
②夢中になった経験を思い出す
夢中になった経験を思い出すのも、得意なことを見つける方法の一つです。得意なことを活かせているからこそ、自然と夢中になって進められていた可能性があります。
幼少期から振り返って、夢中になった遊びや部活動、勉強科目などを思い出しましょう。そしてなぜ夢中になったのかを考えてみてください。それがあなたの得意なことかもしれません。
たとえば、高校時代に夢中になって部活に取り組んでいたなら「成長するために努力すること」が得意なのかもしれません。「物事にこだわって取り組むこと」が得意だったともいえるでしょう。
過去を振り返り、自己分析する場合は以下の記事を参考におこなってみてください。得意なことを見つける場合、自分史やマインドマップ、モチベーショングラフがおすすめです。
③結果を出した経験を分析する
得意なことを見つけるには、結果を出した経験を分析するのもおすすめです。得意なことを活かしたからこそ、結果が出せたと考えられます。
たとえば、大学受験で第一志望に受かったなら「目標を達成するまで諦めず努力すること」が得意だといえるでしょう。また「状況を正しく分析して質の高い計画を立てること」が得意だとも考えられます。
このように、結果を出した経験から「なぜ自分は結果を出せたのか」を分析して得意なことへ変換しましょう。
④やったことのないことに挑戦する
やったことのないことに挑戦すると、得意なことが見つかるかもしれません。
たとえば、プログラミング経験がないなら、オンラインで受講できる簡単なプログラミング教室に参加してみると良いでしょう。その経験が自分に向いているなら、実は「論理的に考えること」や「一人で作業に没頭すること」が得意だったとわかります。
「自分にできるわけがない」と思っていたことに挑戦すれば、新たな得意なことに出会えるかもしれませんよ。
就活開始まで時間がなく焦っている人の見つけ方
得意なことを探しているけれど、就活開始まであまり時間がない場合もあります。この場合、できるだけ効率的な見つけ方を試すのが良いでしょう。以下で紹介する方法をぜひ実践してみてくださいね。
①親しい人の意見を聞く
親しい人の意見を聞けば、スムーズに得意なことを見つけられるかもしれません。なぜなら、自分では得意なことがないと思っていても、周囲の人からすれば難しいことを自然とできている可能性があるからです。
親しい人に「私の得意なことは何だと思う?」と聞いてみてください。もし良い回答が得られない場合、質問の仕方を変えましょう。たとえば「私に感心した出来事はある?」や「私に助けられた経験はある?」などです。
いくつかエピソードが出てきたら、説得力や自信を持ちアピールできそうなものを厳選してください。どのエピソードが良いか迷う場合、キャリアセンターや友人などに相談して最も評価が良かった内容を選ぶと良いでしょう。
②得意なこと一覧から見つける
就活開始まで時間がなく、焦っている人は、得意なこと一覧から見つけるのもおすすめです。得意なことが見つからないのは、難しく考えすぎていたり、自分では気付けていないだけの可能性があります。
下記の得意なこと一覧を参考に、少しでも自分に当てはまっているものをピックアップしてください。
部活に関する得意なこと一覧
- テニス
- 野球
- サッカー
- バトミントン
- バスケットボール
- バレーボール
- ラグビー
- アメフト
- マラソン
- 柔道
- 剣道
- 弓道
- ゴルフ
- 卓球
- スキー
- ボクシング
- バトン
- ダンス
- チアリーディング
- バレエ
- 吹奏楽
- 絵画
- 写真撮影
- 手芸
- 書道
- 華道
部活や勉強に関する一覧から選ぶ場合、一段階掘り下げて得意なことに言い換える必要があります。たとえば「サッカーが得意」なら「チームプレーが得意」「コツコツ練習するのが得意」などに言い換えられないか考えてみてくださいね。
勉強に関する得意なこと一覧
- 計算
- 暗算
- 読解
- 速読
- 語学
- 分析
- 雑学
日常に関する得意なこと一覧
- 掃除や整理整頓
- 料理
- 早起き
- 節約
技術に関する得意なこと一覧
- 関数を使ったExcel操作
- プログラミング
- Webデザイン
- ライティング
- プレゼンの資料作り
- プレゼン
- SNS運用
強みに結びつく得意なこと一覧
- 周囲を引っ張ること
- 状況を分析すること
- 人の気持ちに共感すること
- コミュニケーションを取ること
- 何事にも興味を持つこと
- 最新の情報を集めること
- 論理的に説明すること
- チームで協力すること
- 一人で物事に没頭すること
- 目標に向かって努力すること
- 継続しておこなうこと
- 相談に乗ること
- 初対面でも仲良くなること
- 人の顔と名前を覚えること
- 目標を達成するまで挑戦し続けること
- 人に教えること
- 柔軟に考えること
得意なことが複数見つかった場合、最も志望企業にマッチしそうなものを選びましょう。
原因別に解説|得意なことがないときの対処法6選
ここでは、得意なことがないと感じる原因別の対処法を紹介します。確かに、考え方のフィルターを外すのは簡単ではありません。しかし、一つずつ丁寧に試せば、ベストな方法が見つかるはずです。
難しく考えすぎず「自分には得意なことがあるはずだ」という前向きな気持ちで向き合いましょう。
「できて当然」という理由で得意なことが見つからない場合
まずは「できて当然だから得意なことではない」と思い込んでいる人向けの対処法です。ここでは思い込みを捨てることが重要なため、別の考え方を受け入れる気持ちで読み進めてください。
少しずつでも別の考え方を受け入れられれば、得意なことが見つかるはずです。
①「得意=すごいこと」という思い込みを捨てる
「できて当然」という理由で得意なことが見つからない場合「得意=すごいこと」という思い込みを捨てましょう。そのためには、まず自分が普段何気なくおこなっていることを考えてください。
たとえば「自分から周囲に挨拶をしている」「友人の誕生日は必ずお祝いする」など、何でも構いません。
スムーズに思い出せない場合、朝起きてから夜寝るまでのスケジュールを順に書き出すと良いでしょう。その中で習慣となっている行動をピックアップしてみてください。ピックアップできたら、それを得意なことに言い換えましょう。
「毎日掃除をする習慣がある」だけでも「物事を継続することが得意」と言い換えられます。「大した行動ではない」と感じるものこそ、得意なことかもしれませんよ。
②周囲の人から褒められた経験を思い出す
周囲から褒められた経験を思い出せば、簡単に得意なことが見つかるかもしれません。
たとえば「〇〇は言語化するのが上手いね」と褒められた経験があるなら「人にわかりやすく説明すること」が得意だといえます。このように、周囲の人に褒められた言葉を得意なことへ変換しましょう。
もし褒められた経験を思い出せないなら、直接周囲の人に質問するのがおすすめです。たとえば、アルバイト先の先輩などに聞くと、実務に活かせる得意なことが聞き出せるかもしれません。
周囲と比べて得意なことを過小評価してしまう場合
次は、自分のできることを周りと比較してしまい、過小評価している人へおすすめな見つけ方を紹介します。「自分にとって得意なことは他人より秀でていることではない」という考え方のポイントを押さえたうえで、解決策を実践してみましょう。
比較対象を周りではなく過去の自分にすれば、得意なことが見つかるはずです。
①人から頼られた経験から考える
周囲との比較が原因で得意なことが見つからない場合、人に頼られた経験から考えましょう。
たとえば、よく人から相談されるなら、あなたは「的確なアドバイスをすること」が得意だといえます。あるいは「状況を分析すること」や「打開策を見つけること」が得意かもしれません。
このように、たった一つの経験でも言い方次第で得意なことをたくさん見つけられるはずです。人に頼られた経験を思い出して、面接でアピールできそうな得意なことを見つけましょう。
②難なく継続できたことがないか考える
難なく継続できたことがあれば、それがあなたの得意なことかもしれません。
たとえば、接客のアルバイトを難なく続けられていたなら「コミュニケーションを取ることが得意」だといえます。受験期に勉強の計画を立て、継続できた経験なら、「現実的な計画を立てること」や「計画通りに進めること」が得意といえるでしょう。
得意なことは小さくても構いません。苦労なく継続できていた経験は、自信を持ってアピールできる得意なことですよ。
得意なことはあるが仕事への活かし方がわからない場合
最後は、得意なこと自体はわかっているけれど、仕事へ活かせるか不安に感じている人向けの対処法です。すでに得意なことがわかっているなら、考え方や伝え方次第で仕事に活かせる内容と結びつけられます。
あまり難しく捉えず「どんなことでも考え方次第で仕事に活かせる」という意識を持って考えましょう。
①志望職種や業務内容をリサーチする
得意なことはあるが仕事への活かし方がわからない場合、志望職種や業務内容をリサーチするのがおすすめです。リサーチして仕事に必要なスキルがわかったら、自分の得意なことと関連したものがないか探しましょう。
たとえば、企画職を志望しているなら「説得力のある提案力」や「世の中のニーズを分析する力」などのスキルが必要です。この場合「論理的に説明すること」や「常に新しい情報を取り入れること」が得意なら、企画職に活かせます。
このように、志望職種で必要なスキルと得意なことを紐づけ、マッチするものを見つけてみてくださいね。
②日常生活で得意なことを発揮した経験から考える
仕事に活かせるものがないと感じるなら、日常生活で得意を発揮した経験を考えるのも一つの手段です。
たとえば、人にアドバイスをすることが得意で、よく周囲の人の相談に乗っていたとします。周囲の人の相談に乗ることを仕事に置き換えると「新人教育ができる」「顧客に寄り添える」などが考えられるでしょう。
このように、得意なことを活かした経験を思い出し、どんな業務で活かせそうか考えてみてください。普段の何気ない生活から、得意なことを見つけられますよ。
その他の解決方法|得意なことがないときの対処法3選
今まで紹介したことを試しても得意なことが見つからない人は、ここから紹介する対処法も試してみてください。
「どう考えても得意なことがない」という思い込みを捨て、フラットな気持ちで探すのがポイントです。
①譲れないこと・禁止されると嫌なことから考える
得意なことがないときは、譲れないことや禁止されると嫌なことから逆算して考えてみましょう。そうすれば「自分が今まで当たり前にやっていたこと=得意なこと」がわかってくるはずです。
たとえば、一人での業務が嫌なら、人とコミュニケーションを取りながらの業務に慣れている人だといえます。そのため「コミュニケーション」や「周囲との協力」が得意なことだと考えられるでしょう。
このように、譲れないことや禁止されると嫌なことから考え、得意なことに変換できないか考えてみてくださいね。
②二度とやりたくないことを思い出す
二度とやりたくないことを思い出せば、得意なことが見つかる可能性があります。「二度とやりたくないこと=不得意なこと」だといえるため、その裏返しを考えれば自然と得意なことが見えてくるはずです。
たとえば、コールセンターでのアルバイトに苦労したとしましょう。苦労した原因を考えたときに「電話先の相手の感情が読み取りづらかったこと」が思い当たったとします。
この場合「顔の見えない相手とうまくやりとりをすること」が苦手だったといえるかもしれません。そこから裏返して考えると「相手の顔を見て感情を読み取ること」が得意だったとわかるでしょう。
このように、二度とやりたくなかったり苦手だったりする経験から、得意なことを見つけられないか考えてみてくださいね。
③短期間だけでも熱中した経験を考える
どうしても得意なことが思い付かないなら、短期間だけでも熱中した経験を考える方法もおすすめです。得意なことが見つからないのは、今までの経験が少なかっただけかもしれません。
たとえば、新年のお祝いでお正月料理を作ることが好きだった場合で考えてみましょう。年に一度だけの経験だからこそ、得意だと気付けていない可能性があります。振り返って考えてみると「おもてなしが得意」「手際よく料理するのが得意」など、あなたの得意が見つかるかもしれませんよ。
就活で得意なことを聞かれたときの回答例
得意なことが見つかったら、実際に面接で聞かれたときにどう答えるか、対策しておきましょう。ここでは3つの回答例を紹介します。
「誰とでも打ち解けられること」が得意な場合の回答例
私の得意なことは、誰とでも初対面から打ち解けられることです。
実際、今まで経験したアルバイトでは初日から全員と打ち解けられ「初対面とは思えない」と言っていただいたこともあります。
入社後はすぐに打ち解けられる点を活かし、お客様と早々に信頼関係を築き、困ったときに頼っていただける営業になりたいと考えています。
「わかりやすい説明をすること」が得意な場合の回答例
私の得意なことは、わかりやすい説明をすることです。
以前、ゼミで研究結果を発表したときがありました。その際、誰でも理解しやすいように前提の共有や結論ファーストな解説、具体例の補足を心掛けました。ゼミ仲間からは「情報の過不足がなくてとてもわかりやすかった」と言ってもらえました。
入社後は得意なことを活かし、お客様へのわかりやすいサービス説明で、商材の良さを伝えられる人材となりたいです。
「情報をインプットすること」が得意な場合の回答例
私の得意なことは、さまざまな情報をインプットすることです。
実際、部活のマネージャーをしていたころに選手の悩みを解決するために、情報を常に収集して部員に伝えていました。部員からは「あなたがくれる情報のおかげで上達できている」と言ってもらえました。
入社後は得意なことを活かして必要な情報を社内外で発信し続け、お客様や社内の人が困ったときに頼られるようなビジネスパーソンになりたいと考えています。
面接での受け答えに不安がある人は、受け答えのコツを事前に理解することが重要です。下記の記事では、どのように受け答えすれば良いのか具体的なポイントを紹介しています。面接での受け答えに自信のない人はぜひ参考にしてください。
得意なことから理想の就職先を見つけるコツと先輩の意見をチェック!
得意なことを活かし、理想の転職先を見つけるために、志望企業を探すコツを押さえておきましょう。ここで紹介するコツを知っておくだけで、意外と簡単に得意なことを活かせる就職先が見つかります。
また、先輩がどのように得意なことと就活や仕事を結び付けていたかを知れば、考え方のポイントを見つけられるかもしれません。まずは先輩の意見を参考にしましょう。

自分の得意なことと仕事をどのように結び付けて考えましたか?

志望企業の求める人材や企業理念、実際におこなっている業務や取り組みなどと結び付けて考えました。 また「自分の得意なことを活かせば貴社の活動に貢献できます」と伝えるように心掛けることも大切です。

企業理念や実際にOB・OG訪問をして得た感触をもとに、自分の得意なことが活かせそうかを結びつけて考えました。

説明会などで聞いた仕事内容や、実際に働いている人、活躍している人の特徴などと得意なことを照らし合わせて考えると良いと思います。
以下の記事では社会人の先輩が後悔した仕事の探し方について紹介しています。自分にあった仕事の探し方を知りたい人はこちらの記事を読んで参考にしてみてくださいね。
得意なことに関する強みを持つ就職先を探す
理想の就職先を見つけたいなら、得意なことに関する強みを持つ就職先を探してください。まず自分が得意なことをすべて書き出しましょう。
書き出したら、得意なことに含まれているスキルをピックアップしてください。ピックアップしたワードを、求人サイトのキーワード欄で検索します。
たとえば、得意なことが「人とコミュニケーションを取ること」なら「コミュニケーション」と検索をしてみましょう。社員同士のかかわりを大切にしている企業や、コミュニケーション能力のある人材を求めている求人がヒットするかもしれません。
また、興味のある企業の説明会に参加し、求める人物像や企業のアピールポイントから考えるのも良いでしょう。得意なことに結び付く要素があれば、理想の企業かもしれません。
好きなことや得意なことを直接仕事と結びつけても良いのかと迷っている人は以下の記事も併せて読んでみましょう。
得意なことが成長分野である就職先を選ぶ
得意なことを活かせる分野で成長している就職先を選べば、入社後も活躍しやすい環境で業務できます。
たとえば、語学を得意すとするならば、海外事業を展開し、業績が伸び始めた企業に入社することでより活躍の幅を広げられるでしょう。自分が活躍できる企業を見つけるために、念入りな業界研究や企業研究を進めましょう。
もしこれから成長する企業を探したい人は、以下の記事で解説しているので参考にしてみてくださいね。
得意なことがないという思い込みを捨てて自信を持って選考に挑もう!
「得意なことがない」と感じるのは、自分の価値に気付いていなかったり、考え方がわからなかったりするだけのケースが大半です。自分では気付いていないだけで、誰しも得意なことはあります。日常の何気ない行動や、友人から褒められた経験などを振り返り、得意なことがないか探してみましょう。
もし今はまだ得意なことが見つからなくても、紹介した方法を少しずつ考えてみてください。きっと、魅力的な得意なことが見つかり、自信を持ってアピールできるようになりますよ。

面接の本質は基本的に、全体を通して自己PRをすることだと考えています。自分の個性をアピールするためにも、得意なことをきちんと分析・整理しておくことは必須でしょう。
得意なことというのは、具体的なスキル(プログラミングスキル、英語力など)だけではありません。たとえば「初めて会った人ともすぐに打ち解けられる」や「一度始めたことは最後まであきらめない」といった、日常生活で発揮されるヒューマンスキルなども含まれています。むしろ、これはその人固有の「性格」とも呼べる部分であり、無意識に発動している強みでもあるのです。
自分の人柄や性格から発揮される強みを探してみよう
「得意なことがない」と自分のスキルや能力を探している人は、「性格」=「その人の思考や行動パターン」と捉えてみてください。また、「その個性がどういった場面で強みとして発揮されるか」という視点で考えてみることをおすすめします。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
\今すぐ!無料で就活力を診断しよう!/
診断スタート(無料)
私は、今までの成功体験を振り返り、どんなことが得意かを自己分析しました。