会社員が向いてないと感じたらまずは経験談を読んで自分にとっての適職を探ろう!
新卒で入社したものの、実際に会社員をしてみると大変なことが多く、ストレスが溜まってしまう人は多いのではないでしょうか。その結果「自分は会社員に向いてないのかも……」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、会社員に向いていないと感じても、実は仕事への捉え方を変えたり、より自分に合った会社を選ぶことで、その悩みは解消される可能性があります。
そこで今回は、悩みへの対処法とともに、会社員に向いてない人の特徴や、実は向いている人の特徴を紹介します。記事を読み終わったあとはきっと「今後どのような働き方を選択することが自分にとって幸せなのか」が見えてくるはずです。会社員の働き方に少しでも疑問や不安を感じている人は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
就活生の5大不安を解決!オススメのツール5選
① 周りの皆がどれくらい就活準備をしているのか気になる…
→「就活力診断テスト」がオススメ
自分のレベルを知ると周りとの差が見えてくる!
② どの業界が自分に合っているかわからない…
→「適職診断」がオススメ
30秒で避けるべき仕事がわかる!
③ ほかの学生に勝てる自己PRが見つからない…
→「自己PR作成ツール」がオススメ
4つの質問であなたの自己PRをより魅力的に!
④ 面接で上手く答えられるか不安…
→「面接力診断テスト」がオススメ
模擬面接で苦手に徹底対処!
⑤ WEBテストで合格点が取れそうにない…
→「WEBテスト対策問題集」がオススメ
玉手箱・SPI-WEBの頻出問題を網羅!
そもそも会社員に向いてないと思ったことがある社会人はどのくらいいるの?
「会社員に向いていないかも……」と思ったとき「自分だけがそう感じているのかな」と不安になる人もいるのではないでしょうか。そこで、現役社会人に会社員に向いてないと思った経験があるかを質問してみました。
また、会社員に向いてないと思う理由も聞いたので、先輩たちがどんな悩みを抱えていたか見てみましょう。自分だけが悩んでいるわけではないとわかれば、きっと不安が和らぎますよ。

自分が会社員に向いてないと思ったことはありますか?

上司との人間関係に悩み、精神を病んでしまった時です。 会社員であれば組織の中である程度助け合いつつ、理不尽に耐える力が必要ですが、私は耐えて仕事を続けることができませんでした。

自分の個性を出し過ぎてしまう部分があり、その点で会社員に向いていないと感じたことがあります。 会社の風土に合わなかったり、変わった人だと思われて避けられたりするかもしれないと感じたからです。
会社員が向いてない人の特徴6選|先輩の意見も紹介
ここからは、会社員に向いてないと感じる理由や特徴を紹介します。必ずしも、ここから紹介することがすべてではないため、自分に当てはまるものがないか、参考程度に読み進めてくださいね。
会社員経験のある先輩たちにも、会社員に向いてない人にはどのような特徴があると思うか聞いてみたので、あわせて参考にしてみてください。

会社員に向いてない人にはどんな特徴があると思いますか?

協調性やバランス感覚の乏しい人です。本人は「会社員に向いてない」と思っておらず、その人とかかわる周囲の人たちが日々気を遣って疲弊していく傾向にありますね。 人とかかわって成り立つのが、会社という組織です。そのため、周囲を悪い意味で疲弊させる人は、会社員に向いているとは言い難いと思います。

我の強さを発言に出してしまう人や、協調性がなく周囲に合わせられない人が会社員に向いていないと思います。

他責にする人です。会社は一つのチームなので、「自分がいなくても誰かが代わりに仕事をしてくれる」と思っている人は無責任だと思います。そういった人は、いざとなったときに頼れる人・助けてくれる人もいなくなるでしょう。

相手に合わせた行動を取れない人です。組織で働く以上、ときには周囲と歩幅を合わせる必要があります。 しかし、その中で周囲の意見を聞けず、自分本位な行動ばかりとる人は組織で苦労すると思います。

束縛されることが苦手な人は会社員に向いてないかもしれません。 会社に所属すると、決まった時間や場所で働くことが多いので、そういう人はストレスを感じやすいと思います。
①チームより個人プレーが好き
チームより個人プレーが好きな人は、会社員に向いてない可能性があります。なぜなら、会社で任せられる業務には、周囲と協力し進めなければならない仕事が多い傾向にあるからです。
そのため、会社員として働く以上、基本的には周りの人と積極的にコミュニケーションを取る必要があります。周りを巻き込みながら、業務を進める力も求められるでしょう。
ただし、会社員の中でも職種や企業によっては個人プレーが求められるケースもあります。そのため、チームより個人プレーが好きというだけでは、会社員に向いてないとは断言できないため注意してくださいね。
②型にはまるのが苦手
「会社員に向いてない」と感じる人の中には、型にはまるのが苦手な点が原因の人もいます。たとえば、マニュアル通りの仕事や決まった時間の出社などに苦痛を感じるなどです。
会社員だと複数人がかかわって仕事を進める必要があります。スムーズに仕事を進めるためには、どうしてもルールが必要になるでしょう。
そのため、型にはまるのが嫌な人やルールに従うのが苦手な人は、会社員ではやりづらさを感じやすいかもしれません。しかしルールが少ない職種や業務へ移れば悩みが解決する可能性があります。
そもそも型にはまること自体が嫌なのか、他人のルールに従うことが嫌なだけなのか、一度考えてみましょう。
③自分でコントロールできない仕事にもやもやする
自分でコントロールできない仕事にもやもやする人も、会社員に向いてないかもしれません。会社は効率的に利益を出す必要があるため、作業を細分化したりテンプレートに沿った業務を指示したりするケースが多々あります。
たとえば、顧客にサービスを提案するのは自分の役割でも、値段や社内のスケジュールまで自分一人だけで決定できるケースは少ないでしょう。上司や社長など、決裁者の確認が必要となり自分でコントロールできないかもしれません。
ほかにも、マニュアルを大切にする業務なら、アイデアが浮かんでもすぐに実践しづらいですよね。マニュアルの改善を提案したり、上司の許可が出てからでないと業務に活かせなかったりします。「指示されたことだけに従う仕事は嫌だ」と感じる人は、不満が溜まる一方でしょう。
そのため、自分でコントロールできない仕事にもやもやするなら、働く環境を変えたり、会社員以外の仕事を選択したりするのも手段の一つです。
ただ、仮にフリーランスに転向しても、クライアントとの連携が必要な仕事はたくさんあります。自由度の高い仕事とはいっても、すべての業務を自分でコントロールできるとは限らない点を押さえておいてくださいね。
④社内営業や忖度が苦手
会社員に向いてないと感じる人のなかには、社内営業や忖度が苦手な人もいるでしょう。会社に所属している限り、上司やほかの社員との付き合いを大切にしなければなりません。企業の評価制度によっては、社内でのかかわり合いが評価に影響するケースもあります。
そのため自分の予定や気持ちより、上司や職場の雰囲気を気にする人は、会社員としての働き方にストレスを感じるでしょう。
しかし「社内営業や忖度は苦手だけれど、周囲の考え方や評価は気にしない」という人なら問題ありません。また、フラットな職場で働いている人であれば、社内営業や忖度が原因ではないでしょう。
⑤職場の人間関係で悩みたくない
職場にはさまざまな年齢の人がいて、性別や育った環境もばらばらな場合がほとんどです。そのため「考え方が合わないな」と思う人はどうしても一定数存在するでしょう。
厚生労働省の「令和5年労働安全衛生調査(実態調査)」では、82.7%の人が「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがある」と回答しています。そして、ストレスの原因の約30%は「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」でした。それほど、会社員で働くうえで人間関係のストレスはついて回るといえます。
仕事のなかで、もちろん上司や同僚に助けられたり、職場環境が良好な場合もあります。しかし、一緒に働いている以上、人間関係で悩むこともあることを前提として受け入れられない人や、過去にとても悩んだことのある人は会社員に向いてないと感じるかもしれません。
職場に嫌な人がいるという場合には以下の記事もあわせて読んでみてください。どのようにコミュニケーションを取ったら良いのか、そして自分を守るためにはどうしたら良いのかなどの対処法を紹介しています。
⑥どの仕事をするかは自分で決めたい
会社に所属している以上、部署異動や業務の兼任などが発生する可能性があります。そのため、どんな仕事をするかは自分で決めたいと感じる人は、会社員に向いていないかもしれません。
必ずしも自分が担当する業務を選べないわけではないでしょう。しかし、すべて好きな業務だけをおこなうわけにはいきません。会社員である以上、ほかの業務を手伝ったり、人手不足の部署のサポートに入ったりする必要があります。
どうしてもどの仕事をするか自分で決めたいなら、会社には所属せず、フリーランスや業務委託などの働き方をするのも一つの選択肢として覚えておきましょう。
今の会社が合っていないだけかも? 実は会社員が向いている人の特徴4選
会社員に向いてない人の特徴に複数当てはまってたという人でも、それだけで会社員を辞める選択をするのは時期尚早です。今の会社が合っていないだけで、実は会社員が向いているという人もいるでしょう。
ここからは、実は会社員の方が向いている人の特徴を紹介していきます。社会人の先輩たちにもリアルな意見をもらったので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

会社員が向いている人はどんな人だと思いますか?

安定した暮らしを求めている人や、あまりチャレンジ精神が無い人は、フリーランスよりも会社員の方が向いていると思います。

会社員の方が向いていると思うのは、安定志向がある人や定型業務をこなしたい人です。フリーランスは自由であるが故の収入の不安定さがあります。また、本業以外のさまざまな雑務を自分でこなさなければならないことも多いでしょう。 イレギュラーな事態に遭遇することも多く、会社員とは違った精神的ストレスがあります。そのため、安定性を取るのであれば会社員がやはり一番です。

組織に貢献したいという思いがある人や、ルーチンワークが得意な人は会社員向きだと思います。 個人プレーを好む人よりチームで協力して物事を進める意識が強い人の方が、組織全体の成果をあげることにつながるためです。
①給与の安定性や福利厚生の充実度を重要視している
会社員であれば、完全歩合制の会社でない限り、基本給がもらえる仕組みとなっています。最低限の給与は保証されているため、安定して毎月給与を受け取れ、ある程度金銭面を心配せず生活できます。
一方、フリーランスの場合は働いた分の報酬しかもらえず、基本給はありません。自分で仕事を選べる代わりに、給与が安定しない可能性があるという、リスクを抱えています。
また、フリーランスだと福利厚生もありません。つまり、最低限の給与保証や福利厚生が充実した環境を手放したくない人は、会社員を続けた方が希望に沿った働き方ができるでしょう。会社員に向いてないと感じたときは、一度「給与が安定しない生活でも問題ないか」などの観点から考えてみてくださいね。
②第三者に評価された方が頑張れる
会社員でいる限り、良くも悪くも第三者からフィードバックを受けられます。周りから褒められてやる気が出る人や、フィードバックから今後の方向性を見出す人は、第三者に評価してもらえる環境が多い会社員であれば、頑張れる可能性が高いと言えます。
もし、フリーランスになった場合、顧客との接点が少なければフィードバックを受けられないケースが大半です。業務のやり方は正しいのか、何が良くてダメかなどがわからず、モチベーションを保ちにくいというデメリットがあります。
自分一人で進めるより、第三者とのチームワークや評価からポジティブな影響を受ける人は、会社員の方が良いと言えるでしょう。
③ルールがあると業務に取り組みやすい
会社に所属すると、出勤時間や退勤時間、働く場所などがある程度ルール化されています。ルールに従う方が楽な人は、会社員が向いていると言えるでしょう。ルールがあれば迷わず業務に取り組めたり、周りとうまく連携しながら仕事を進められたりしますよね。
一方、会社に属さないフリーランスなどの働き方をした場合、働く時間や場所、業務の進め方などすべて自由です。一見、理想の働き方に見えるかもしれませんが、自分で責任を持ち決める力や計画性が重要となります。
④確定申告などの事務作業を自分でしたくない
会社員の場合、会社が年末調整をしてくれるため、自分で確定申告をする必要がありません。また、使った経費も申請すれば、会社が処理をおこなってくれます。
一方フリーランスの場合、確定申告を自分でおこなうか、税理士の人に依頼しなければなりません。面倒な事務作業もすべて自分で調べて対応したり、報酬を払って税理士へ依頼したりする必要があります。
面倒な事務作業をお金をかけずに会社に任せたい人や、税金関係の手続きをしたくない人は、会社員の方が向いているでしょう。
会社員に向いてないと思うのはなぜ? まずは原因から模索してみよう

会社員の向き不向きを知り、少しずつ「自分が会社員に向いてないのか」がわかってきたのではないでしょうか。本当に会社員に向いていないかを調べるために、向いてないと感じる原因を突き詰めましょう。
会社員に向いてないと感じた原因を見つければ、本当に会社員の素質がないのか、それとも今の環境が合っていないだけなのかがわかるはずです。もちろん、向いてないと感じる原因は、人間関係や仕事内容、勤務形態などさまざまです。自分が会社員に向いてないと感じた原因を模索してみてくださいね。
人間関係
会社員に向いてないと思ったきっかけの一つに、人間関係が考えられます。たとえば下記のようなケースがあるでしょう。
考えられる人間関係の問題
- 上司やチームメンバーとの折り合いが悪い
- 相手に合わせすぎてしまい、大きなストレスを抱えている
- そもそも人とコミュニケーションを取ることが苦手で、周りの人に話しかけるだけでも緊張してしまう
ただし、上記のような現状があるからといって、必ずしも会社員に向いてないわけではありません。部署を異動したり、自分の性格に合う社風の会社へ転職したりすれば、無理なく会社員を続けられます。
もちろん、どこの会社にも相性が良くない人は一定数存在します。それでも常にかかわる人が自分に合う人なら、人間関係での悩みは減るかもしれません。一度「会社の人間関係が変われば悩みは解消されるかな?」と考えてみましょう。
もし、上司と合わないと感じる人は、下記の記事で紹介している経験者がおこなった対処法も参考にしてください。先輩が奮闘した経験談が知れるので「意外とみんな上司に不満を抱えてるんだ」と気持ちが楽になるかもしれませんよ。
仕事内容
仕事内容が合わないと感じ、会社員に向いてないと思う人もいるでしょう。たとえば下記のようなケースです。
考えられる仕事内容の問題
- 面接の段階で担当したい業務を伝えていたのに、入社したら違う業務を任せられてしまった
- 最初はやりたい仕事ができていたけれど、人手不足でどんどん別の業務が増えていった
- スキルを積むために入社したのに、難易度の低い業務しか任せてもらえず、成長が見込めない
ただし、上司や人事に意思を伝えれば現状を改善できる可能性があります。相談しても取り合ってもらえないなら、希望のスキルが積める企業へ転職するのも良いでしょう。まずはアクションを起こしてから、本当に会社員に向いてなさそうかを判断するのがおすすめです。
もし転職を考えているなら、以下の記事も参考にしてみてください。転職のおすすめのタイミングや必要な準備を解説しています。
勤務形態
勤務形態が原因で、会社員に向いてないと感じた経験はありませんか。たとえば、下記のようなケースに当てはまったことがないか考えてみてください。
考えられる勤務形態の問題
- 夜型人間なのに出社時間が早い企業に勤めており、毎朝無理して起きている
- 満員電車が苦手だけれど、家から離れた企業に勤めており、毎朝電車に乗らざるをえない
- 集中力が切れやすいためさまざまな場所で仕事をしたいけれど、社内の決まった場所で勤務しければならない
勤務形態が原因で会社員に向いてないと思う場合、そもそも自分にとって適切な働き方がどんなものか考える必要があります。働く時間や環境、社内でのかかわり合いなど、働きやすい勤務形態は何か考えてみましょう。
適切な働き方がわかったら、希望の勤務形態が叶う企業へ転職するのも一つの手段です。今の会社が受け入れてくれそうなら、直属の上司に相談するのも良いでしょう。
収入・福利厚生
「今の会社の収入の低さや、福利厚生に不満がある……」。そんな人は、会社員に向いてないと感じるケースも多いですよね。たとえば、下記のような経験がある人は、会社員に向いてないかもしれません。
考えられる収入・福利厚生の問題
- 理想の給与に届かない会社であることは知っていたけれど、未経験なこともあり妥協して入社した
- ある程度の福利厚生はどの企業にもあると思い入社したけれど、思っているほど福利厚生が充実していなかった
- 昇給制度やインセンティブ制度があると聞いて入社したものの、目標の設定が高く、到底達成できるものではなかった
もし収入や福利厚生に不満があるなら、まずは上司や人事に相談してみましょう。
しかし、相談するだけでは改善されない可能性があります。その場合、事前に福利厚生の充実度や昇給の仕組みなどをよく調査したうえで、納得できる企業へ転職するのも一つの手段です。
その他
人間関係や仕事内容、勤務形態などに大きな不満がなくても、会社員に向いてないと感じることがあります。説明会や面接で疑問点を解消しても、実際に働いてみないとわからないことは多々ありますよね。
もし会社員に向いてないと感じるなら、まずは原因が会社にあるのか、自分の問題かをはっきりさせるのが大切です。冷静に分析しても「会社員には向いてない」と思うなら、会社員以外の働き方をすることで、解決できるかもしれませんよ。
会社員に向いてないと感じたときにまずは試したいアクション
「やっぱり自分は会社員に向いてない」と感じる人に、ぜひ試してほしいアクションがあります。今回紹介するアクションを試せば、今抱えている不安やモヤモヤを解決できるかもしれません。安易に会社を退職するのではなく、堅実な対処法が見つかる場合もあるでしょう。
まずは、社会人の先輩たちが会社員に向いてないと悩んだときに、どんなアクションを起こしたかを参考にしてみましょう。

会社員に向いているか悩んでいたとき、最初にどんなアクションを起こしましたか?

会社員に向いてるか悩んだときは、まず転職を考え、求人サイトを見て回りました。 そのあと、インターネットで「独立」や「企業」というキーワードで検索をし、勉強しました。

フリーランス診断などの性格診断をおこないました。 何%くらいフリーランスに向いているかや、向いていると判断された要素は何か、反対に向いていない要素は何かなどを知っていきました。

社外の社会人経験が豊富な先輩に相談し、意見をもらいました。 会社員でもフリーランスでも自分の努力次第であることを改めて確認し、以降はさまざまなことに挑戦しています。たとえば、資格取得やフリーランス向けのサイトからの案件受注などです。
もし「会社員に向いてないから仕事を辞めたい」と感じているなら、以下の記事を読んでみてください。同じように悩んだ先輩たちが考える対処法や、仕事を辞めて良いかの判断基準などを紹介しています。
不満なことや満足していることを書き出す
会社員に向いてないと感じたときは、まず会社に対する不満や満足している点を書き出してみましょう。メモに書き出したら、不満なことリストから解決できる内容を探してみてください。
解決できるものを消し、残ったメモが解決できない問題点です。不満と満足していることを見比べて、総合的に判断したときに会社員の方が良さそうか考えてみてください。冷静に判断するためにも、まずはメモに書き出して比較してみてくださいね。
譲れない条件とその優先順位を考える
仕事で譲れない条件とその優先順位を考え直せば、会社員に向いてないかわかるかもしれません。就職や転職をしたとき、企業を選ぶ軸を決めていた人が多いでしょう。しかし、実際に入社して現実に直面した今、大切にすべき軸が変わっている可能性があります。
実際に入社して感じたことを踏まえて、譲れない条件を今一度書き出しましょう。譲れない条件がいくつか出たら、どの条件を最も大切にしたいか、優先順位を決めます。譲れない条件を整理していけば、徐々に自分にとって大切な働き方が見えてくるはずです。
譲れない条件が思いつかないときは、自己分析をしてみましょう。以下の記事では、自己分析の方法や先輩たちがおすすめする考え方を紹介しているので、参考にしてくださいね。
キャリアアドバイザーへ相談する
会社員に向いてないと感じたら、キャリアアドバイザーへ相談するのも良いでしょう。キャリアアドバイザーに相談すれば、適職がわかったり、会社として譲れない条件がより明確になったりする可能性があります。
キャリアアドバイザーへ相談できるサイトの例
- プロのキャリアアドバイザーとの面談が10時間以上無料でできる「アゲルキャリア」
- 転職支援実績が国内最大級で多数のアドバイザーが在籍する「マイナビエージェント」
- ITや営業職などに強いエージェントに相談できる「type転職エージェント」
また、転職以外の方法も含めてアドバイスがほしい人は、総合的なキャリアの相談に乗ってくれるアドバイザーを探しましょう。厚生労働省が紹介している「キャリアコンサルタントWebサイト」などを活用することがおすすめです。
あなたにとって適した働き方がどんなものか、幅広い範囲からプロの目線で教えてくれます。きっと、今抱えている不安が少なくなるはずです。
適性診断ツールを利用する
適性診断ツールの利用もおすすめです。たとえば、厚生労働省が運営している職業提供情報サイト「jobtag」の自己診断ツールなら、興味を持っている職業や能力面、価値観など、さまざまな視点から、あなたの適職を診断できます。
また、有料ではありますが、講談社経営総合研究所が開発した「業務適性総合診断テスト」もおすすめです。性格や能力から適職を判断するテストで、12の特性別に具体的な診断結果が見られます。
どの程度具体的な分析をしたいかや、費用をかけても良いかなどから、自分に合った診断をしてみてくださいね。
原因別|会社員に向いてないと感じたときの対処法13選
会社員に向いてないと感じる主な原因には、人間関係や仕事内容、勤務形態、収入・福利厚生などがあるとを紹介しました。ここからは原因別の対処法を13個解説します。会社員に向いてないと感じる気持ちを、どう対処すれば良いか知りたい人は要チェックです。
また、会社員に向いてないかもしれないと悩んだ経験がある先輩が、どのように悩みに対処してきたかも紹介します。まずは先輩の意見を参考にし、自分に合った対処法がないか考えてみてくださいね。

少し特殊かもしれませんが、体調を崩し就活ができず、生活リズムが乱れていたとき「会社員に向いてない」と考えるようになりました。社会に出ている同級生と現状を比べて大きなギャップを感じ、もう無理だと限界を感じていました。
私は、悩みには必ず原因という名の本質があると思っています。なので「向いてない」と思った理由をとにかく書き出して細分化しました。そして、まずは少しでも生産的なことをしようと思い、勉強や読書、運動の習慣を作っていきました。 習慣が身に付いてきたら少しずつ生活リズムを調整し、アルバイトを始めていきます。
このように、少しずつ自分の感じたギャップを埋め合わせていくようにしました。 一つずつ「会社員に向いてない」と思った理由を埋めていくことで、解決に向かうと思いますよ。

自分は、お客様や上司に理不尽に叱責を受けたり、明らかに相手が間違ったことを言ったりしているときに正論で反論してしまいます。その度に反感を買い「自分は会社員に向いてないんじゃないか」と思うようになりました。
一度、一人で小さい会社を作ろうとしたこともあります。しかし、一人では収入が不安定なことや、パートナーとの結婚が近かったことが決め手で会社員の道を選びました。 ただ、会社員をするだけでなく、何かあったときにすぐ独立できるよう副業も始めました。 会社員に加えて副業をしたことで、悩みは解決できたと思います。

私は、研修期間中から資格獲得のためにTOEICの勉強をしていました。しかし、配属が決まってからは残業時間が増え、勉強時間の確保がどんどん難しくなってしまいました。せっかく将来に向けて自発的に行動していたのに、勉強ができなくなったことが自分にとっては強いストレスでした。
「このままではいけないと」感じ、上司に残業時間を減らせないか相談してみることことに。その結果、話し合いの場では残業時間を減らしてもらえることになりましたが、実際は残業が減りませんでした。結局、上司に掛け合っても解決しないと自分なりに見切りをつけ、会社を辞めることで解決させました。
人間関係が原因の場合
人間関係が原因で会社員に向いてないと感じる場合、主に下記のような対処法をとることで悩みが解決される可能性があります。
人間関係が原因の場合の対処法
まずは今の自分でも気軽にはじめられる対処法から試しましょう。また、それぞれの対処法を実現するための手順も紹介するので、具体的なアクションを起こす際は参考にしてください。
①単独での業務が多い仕事を探す
人間関係が原因で会社員に向いてないなら、単独の業務が多い仕事を探せば悩みを解消できる可能性があります。単独での業務が多い仕事とは、たとえば下記のような職種があります。
単独業務が多い職種の例
- システムエンジニアやWebデザイナーなどの技術職
- 弁護士や会計士などの専門職
- 商品開発などをおこなう研究職
専門職が多いため、職種を変えるためには専門的なスキルが必要でしょう。あるいは、小規模の会社で一人で担当する業務が多ければ、専門職でなくとも自分のペースで働けるかもしれません。
専門職への転職や自分のペースで働きやすい職種を見つけるなど、人間関係の問題を解消できる働き方をできないか考えてみましょう。
②社風を重視した企業選びをする
社風を重視した企業選びをおこなうと、職場で人間関係の不満を溜めないようにできる可能性があります。
社風を重視した企業選びをするには、企業の説明会や座談会などに参加し、直接会った社員の雰囲気を参考にするのがおすすめです。求人サイトなどに掲載されている社風は、あくまでも会社の主観だと考え、自分の肌で感じた相性を重視し、選んでください。
自分とマッチ度の高い社風を見極めたい場合、下記の記事で紹介している、社風を知る7つの方法を試しましょう。意外と見極められるポイントが多いので、簡単に調査できるかもしれませんよ。
③独立・起業を視野に入れる
会社を変えたり職種を変えたりしても、問題が解決されないなら、独立や起業などが肌に合っている可能性があります。
もし起業するなら、まずどんな事業をするか決めましょう。自分の強みが活かせる分野を選んだり、将来性があるブルーオーシャンへ挑戦したりするのも一つの手段です。事業が決まったら、事業計画を綿密に練り、本格的に起業の準備を進めていきましょう。
独立してフリーランスになる場合も、まずはどの業界や職種で活動するか決める必要があります。業界や職種が定まったら、企業とフリーランスをつなぐプラットフォームに登録したり、企業に営業をかけたりしましょう。
④信頼できる上司や人事に相談する
信頼できる上司や人事に相談すれば、今の職場のままでも人間関係の悩みが軽くなるかもしれません。確かに、上司や人事に正直な気持ちを伝えることはハードルが高いでしょう。しかし、相談すれば寄り添った代替案を出してもらえるかもしれません。勇気を出して相談するだけで、意外と簡単に現状を変えられる可能性がありますよ。
信頼できる上司や人事に相談する場合、まず初めに自分の気持ちを整理しましょう。「現状のどんな点に不満を抱いているのか」や「今後どうしていきたいのか」を明確にするのがおすすめです。メモに書き出し、話す順番を決めておくのも良いでしょう。
「どうせ会社は自分のために動いてくれない」と諦める前に、一度上司や人事に相談してみてくださいね。
仕事内容が原因の場合
仕事内容が原因で会社員に向いてないと感じる場合、主に下記のような対処法で悩みを解決できる可能性があります。
仕事内容が原因の場合の対処法
まずは今の会社でできることからはじめ、努力しても解決できない場合は後述する対処法を試しましょう。
ちなみに、仕事内容が原因で会社員に向いていないなら、以下の記事を参考に適職を見つけてみましょう。社会人経験のある先輩たちに聞いた、向いてる仕事の探し方を解説しています。
①自分に合った方法で仕事を進められる部署や企業を探す
自由な働き方を認めている企業を選べば、会社員のままでも理想の働き方ができる可能性が高いでしょう。たとえば、在宅勤務ができたり、自由な時間に作業できたりします。
自分に合った方法で仕事を進められる部署を探したいなら、ほかの部署がどんな働き方をしているかを人事に聞くのがおすすめです。理想の働き方を叶えられそうな部署があれば、異動願いを出すのも良いでしょう。ただし、自分のスキルで働けそうな部署なのかを事前に確認する必要があります。
また、社内で理想の働き方をしている部署がない場合、転職も視野に入れましょう。転職先の探し方は、企業ホームページや説明会、企業との面談などで納得がいくまで質問するのがおすすめです。情報をもとに自分の理想の働き方を実現できるか見極め、転職に踏み切るのが良いでしょう。
②未経験の仕事にチャレンジする
必ずしも新卒時に選んだ仕事が自分に合っているとは限りません。今の仕事をした経験を踏まえて、新しい領域にチャレンジしたり、未経験の仕事を選ぶことで、自分にぴったりな職業が見つかるかもしれません。未経験者の採用をしている企業も多くあります。
憧れや好きなことから仕事を探すことももちろん良いですが、同時に大変なことなども事前に調べておきましょう。未経験の領域だからこそ、本当に自分に合っているのか念入りに調べたり、実際に働いている社員の話を聞いたりすることをおすすめします。
今の仕事だけで「会社員に向いてない」と判断せず、視野を広げてさまざまなことに挑戦することで、自分が選べる選択肢を多く持つようにしましょう。
③働く目標を再設定する
入社して時間が経つと、当初持っていた目標を見失うことがあるでしょう。この場合、目標を改めて考えることで、自分が成し遂げたいことや成し遂げるために必要な環境がわかってくるはずです。
働く目標を再設定するには、まず自分のモチベーションが上がることややりたい仕事を考えましょう。過去にわくわくした経験や、目標を達成して嬉しかった経験はありませんか。また、それはなぜわくわくしたり、嬉しかったりしたのでしょうか。
過去の経験を深掘りし、自分の感情が動く原因を突き止めると、どんな目標設定をすればやる気を保てるかわかってくるはずです。今の仕事の目標を再設定したうえで、今後自分がどんな働き方をすれば良さそうか見極めてみてくださいね。
④興味のある仕事を副業で試す
未経験の職業にいきなりチャレンジするのは抵抗がある人は、興味のある仕事をまず副業で試すのがおすすめです。安定した給与は本業で確保しつつ、続けられそうな職業か冷静に判断できます。さらに、副業で経験しておくと経験者として転職できるため、給与を下げずに働ける可能性も高められます。
もし興味のある仕事を副業で試す場合、まず今の自分が本業以外で作業できる時間がどのくらいあるかを確認してください。ただし、捻出できる最大時間を副業に充てるのは止めましょう。予想外の事態が起きても納期に間に合うくらい余裕を持ち、作業できる時間を把握しておくのがポイントです。
勤務形態が原因の場合
勤務形態が原因で会社員に向いてないと感じる場合、以下の対処法で悩みが解決される可能性があります。
勤務形態が原因の場合の対処法
最近では、多様性に応じた勤務形態を導入する企業が増えています。上記以外にも、自分のスタイルに合った勤務形態を取り入れている企業がないか、調べてみましょう。
①フレックス制など柔軟な働き方がある企業を探す
勤務形態が原因で会社員に向いてないと思うなら、フレックス制など柔軟な働き方がある企業を探すのが良いでしょう。コアタイム以外は自由に働く時間を決められるフレックス制なら、自分に合った働き方で会社員を続けられます。
フレックス制などの柔軟な働き方がある企業は、求人サイトで調べられます。フレックス制よりも自由な働き方をしたいなら、「スーパーフレックス制」というコアタイムがない働き方を調べるのもおすすめです。
ほかにも、月単位や年単位で定められた労働時間を、自由に割り振れる「変形労働時間制」などがあります。求人サイトの勤務時間欄や待遇面の欄を参考に、自分に合った働き方を採用している企業を見つけてみてくださいね。
②週休3日の企業を探す
仕事とプライベートのバランスが保ちづらい、しっかりと休養できないといった場合、週休3日制など今より休日の数が多い勤務形態の企業を探すのが良いでしょう。
週休3日制を導入している企業は、求人サイトで「週休3日」と検索すると見つけられます。ただし、週休3日制は週休2日制よりも勤務日数が減るため、やや給与が低くなってしまうリスクが考えられます。給与とのバランスを見ながら、慎重に企業を選んでくださいね。
収入・福利厚生が原因の場合
収入・福利厚生が原因で会社員に向いてないと感じる場合、主に下記のような対処法で悩みを解決できるでしょう。
収入・福利厚生が原因の場合の対処法
会社員のままでも実績次第で給与をあげられる企業や、誰もが納得できる人事評価を掲げている企業はあります。どんな制度を導入している企業が好ましいか、どう行動すれば理想の収入を得られる可能性が高いかを見ていきましょう。
①実力に応じた給与設定をする企業へ転職する
実力に応じた給与設定をする企業へ転職すれば、収入への不満を解消できる可能性があります。たとえば、インセンティブ制や歩合制を導入している企業を選ぶのがおすすめです。
インセンティブ制を取り入れている企業なら、目標の達成度によって給与が増えます。歩合制なら、成約を獲得する度に一定の報酬が給与に上乗せがあります。つまり、自分の実績次第で理想の給与を得られる可能性が高いでしょう。
ただし、インセンティブ制や歩合制は対象となる職種が限られている場合があります。希望職種でも対象となる制度かどうか、入社前に確認しましょう。
②人事評価に納得感を持てる企業を探す
「自分がどんなに頑張っても適正な評価がされない」と感じている人は、人事評価に納得感を持てる企業を探してみてください。会社のホームページなどを確認し、評価制度や評価基準の内容を公表している企業を見つけましょう。評価基準に賛同できる企業があれば、納得感を持ちながら働けるかもしれません。
もし評価制度が明確でない企業に興味を持った場合、口コミサイトなどで実際に働いている社員の声を参考にするのがおすすめです。今まで働いていた人が適正な評価を受けられていたと感じるなら、評価制度に問題がないと考えて良いでしょう。
③希望のスキルが積める企業や職種を探す
希望のスキルが積める企業や職種を探せば、収入面への不満を解消できるかもしれません。特に、今の自分の仕事では理想のスキルが積めず、将来的に希望の収入が得られないと感じる人に合った方法と言えます。
希望のスキルを積むためにどんな企業や職種を希望すれば良いか自分ではわからない場合、キャリアアドバイザーへ相談するのも良いでしょう。周囲のサポートを借りながら行動していれば、希望に合う企業や職種に出会えます。
みんなは会社員に向いてないと思ったときに違う働き方をしたいと思った?
「自分は会社員に向いてないかも……」と感じていても、実際に会社員以外の働き方を選ぶのは簡単ではありませんよね。会社員に向いてないとわかっていながらも、別の道に進めない人も多いと思います。
では、会社員をしていた先輩たちは、自分が会社員に向いてないと感じたとき、ほかの働き方をしたいと思ったのでしょうか。また、その後どんなアクションをとったのでしょうか。リアルな意見を聞いていきましょう。

自分が会社員に向いてないと思ったとき、会社員以外の働き方をしたいと思いましたか?

私は会社員に向いてないと感じたとき、会社員以外の働き方をしたいと考えました。 ですがなかなか勇気を出すことができず、会社員をしながら副業するという働き方で落ち着きました。

就活で内定が遠いと思っていたときに「向いてないのかな」と思っていたことがありました。正社員以外の働き方も模索し、実際にフリーランスのライターとして活動も始めてみて、楽しいなと感じています。 自分の中に一つ選択肢が増えたことで「会社員に向いてない」というネガティブな気持ちから「上を目指したい」という気持ちが大きくなりました。 悲観的なときは視野が狭まっていると考えています。悩み続けるのではなく、何か別のアクションを取ることで本当に向いてないかを判別できるかもしれません。

私は現在会社員以外の働き方を模索している最中です。 もともとフリーランスで自由に時間を使いながら働きたい気持ちはありました。しかし、会社で上司との人間関係に疲れて精神を病んでしまったことが決定打となり、今は自分の身を守るために働き方を模索しているところです。
会社員以外の道が選べるか不安な人へ|確証を持つための方法を紹介
会社員以外が自分に合っているかもしれないと感じる人へ、ここからは、さらに会社員以外の働き方が向いているか、確証を持てる方法を紹介します。「何がまだ引っ掛かっているのか」を考えながら、読み進めてみてください。
確かに、完全に「会社員に向いてない」と判断するのは難しいかもしれません。ですが、新しい働き方の視野を広げたり、前に進む勇気を見つけたりできるはずです。
会社員以外で生計を立てている人に話を聞いてみる
生計を立てられるか不安で決断できない場合、会社員以外で生計を立てている人に話を聞いてみるのもおすすめです。実際に生計を立てている人の話を聞けば、会社員以外の道に進んだときに、どう行動すれば良いかリアルに想像できるはずです。
会社員以外で生計を立てている人に話を聞きたい場合、実際にフリーランスで活動している知り合いに声をかけるのが良いでしょう。ほかにも、フリーランスのセミナーやイベントに参加すれば、懇親会で知り合いを作れるかもしれません。希望職種や経験のある職種でフリーランスをしている人に話を聞けると、自分に当てはめて考えやすいでしょう。
キャリアスクールに通ってスキルを積む
起業に興味はあっても、未経験の領域で活躍できるか不安なら、キャリアスクールに通ってみるのもおすすめです。キャリアスクールに通えば、未経験の分野でも経験者に教わりながらスキルが積めます。
しかし、会社員を続けながらキャリアスクールに通い続けるのは、時間の確保が難しい人もいるでしょう。仕事が忙しい人はオンライン受講できるスクールにするなど、自分に合った進め方ができる場所を選んでくださいね。
もし起業しなくても、キャリアスクールに通った経験は、会社員として働くうえでも財産となるはずですよ。
副業で実績を積む
今の実績でフリーランスになれるのか不安なら、副業で実績を積むのも手段の一つです。本業の給与を確保しながらできる副業なら、生活を心配せずに実力が試せたり、実績を積んだりできます。
実績を積むために副業をはじめたいなら、まず1社から契約をもらうなど小さな目標を立てるのがポイントです。少しずつ成果が出てきたら、副業に注ぐ時間を増やしてみましょう。
副業で実績が付けば、思い切って独立できる自信になるかもしれません。少しでも会社員に向いてないと感じるなら、副業をコツコツはじめてみてはどうでしょうか。
パネリストからのアドバイスを紹介!

会社員以外の働き方に踏み出せない人は、どんなことから始めれば良いと思いますか?

会社員として働いているうちに自分が続けられそうなことを試してみて、SNSで発信してみると良いと思います。 今はSNSから仕事が来ることも多いので、スキルがないうちからアカウントを育てておくと良いのではないでしょうか。

本気で会社員以外の働き方を考えているのであれば、何より勉強をすることが大切だと思います。いくつになっても勉強は大切ですし、勉強しないとフリーランスにはなれないと感じるからです。

会社員のように特定のスキルを積むというよりは「何でもやる」という思いで行動していくことが重要です。 スキルがなくても「自分がなぜ会社員以外の働き方をしたいのか」という目的を思い出せば、スキルは関係なくなると思います。

最初はみんな未経験です。情報をインプットするだけでは「スキルがないから会社員以外の道に踏み出せない」という不安を解消できることはありません。また、インプットに使った時間分、できるかなという不安が上乗せされていきます。 挑戦したい働き方、職種・業界の最低限のスキルや常識をインプットしたら、どんどんアウトプットしましょう。そうすることで、少しずつ不安が軽くなるはずです。 傷付くことがあってもそれは仕方がないと思います。全員が未経験からのスタートなので、勇気を持って踏み出してみましょう。実直に継続できれば、大なり小なり必ず実を結んでいくはずです。

就職活動では、もちろんスキルを見られることもありますが、志望者の人柄や志望企業に対する熱意を特に見ていると感じます。 そのため、スキルがなくても自分の得意なことをしっかり伝え、企業でどんなことがやりたいか具体的に伝えてみてください。

スキルとは、資格などの有形なものとは限りません。 自分にはスキルがないと思っていても、他人から見れば優れた部分があると判断されることがあるので、自分に自信を持って就職活動や転職活動に臨んでください。
会社員に向いてないと感じる理由に向き合って自分のキャリアの可能性を広げよう!
会社員に向いてないと感じていても、すぐに会社員以外の道に進む決断をする必要はありません。まずは落ち着いて、向いてないと思う理由から対処法を考えてみてください。現実的な、今後進むべき道が見えてくるはずです。
最近は、多様性を考慮した働き方や業務ができる企業が多くあります。自分では八方塞がりに感じていても、対策次第で会社員として働きながら解決できる方法もあるでしょう。
この記事で紹介した対策や、先輩たちのアドバイスを参考に、会社員に向いてない原因と向き合ってみてください。少しずつ自分と向き合ってみれば、きっと前を向いて進める答えが見つかりますよ。

ひとことで「会社員」といっても、その仕事内容や仕事の進め方、人間関係、働き方に至るまで、属する会社によって千差万別です。
「自分は会社員に向いていない」と思う就活生は、自分の中にステレオタイプな会社員像があるのかもしれませんし、すでに働いている社会人は今いる会社や進めている仕事が合っていないためにそう感じているのかもしれません。
ある程度の自由は仕事を続けた先で手に入る
ただ、どの企業・どんな仕事でも共通しているのは「地位が上がっていくほど働き方や仕事の進め方に自由度が増えていく」ということです。悩みつつも、会社員になる・会社員を続ける意志のある人は、出世を目指すのも手段の一つかもしれません。
会社員以外の道を視野にキャリアを考えるのも一手ですが、組織の「中」で働く場合も「外」で働く場合も、結局他者とのコミュニケーションは必須であることは留意しておきましょう。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
\今すぐ!無料で就活力を診断しよう!/
診断スタート(無料)
お客様から理不尽にお叱りを受け、カッとなり、言い返してしまったときです。 会社員であれば素直に謝罪をすべきでしたが、自分も若かったため、反論してしまいました。そのときは会社員に向いてないなと感じました。