面接のコツを体験談からつかもう! 面接のマナーから回答のポイントまで網羅
「自分なりに面接対策をしてみたけど、自信がない」
「面接に合格できるように、面接のコツを知っておきたい」
面接対策には、やるべきことが多いですよね。どこから手を付けたら良いかわからず悩む人も少なくありません。そんなときは、採用担当の印象に残りやすくなる話し方や所作を身に付けることで、選考に通過する可能性を上げることができます。
この記事では、面接に不安がある学生向けに、面接のコツを紹介します。面接のマナー、準備しておくべき回答、内定者からのアドバイスまで一気に確認していきましょう。効率的な面接対策をするには、面接のコツを知っておくことが必要ですよ。
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就活生に聞いた! 面接に受かるためのコツってある?
面接のコツを知るには、実際に面接を経験したことがある人にアドバイスをもらうのが得策です。まずは、就活生たちに面接に受かるためのコツを聞いてみました。どんなポイントに気を付けると面接がうまくいくのか、就活生たちの体験談を確認してみてくださいね。
面接に受かるためのコツは、落ち着いて回答することです。焦って回答したせいで、「結局何を言っているか分からない」と言われたこともありました。
面接に受かるためのコツは、話を簡潔に伝えることだと思います。長々と話していた面接よりも、内容が浅くてもパンパン答えていた面接の方が受かっていたからです。
面接に受かるコツは、明るく自信を持って話すことです。面接官は初めて自分のことを直接見ることもあるので、本人が自信なさそうに話をしていたら不安になると思います。
とにかく入念に準備することが面接のコツです。志望動機と原体験の一致やOB・OG訪問などでの企業理解などが必要だと思います。
なかなか面接にたどり着けず、書類選考を通過するコツが知りたいという人は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。書類選考に落ちてしまう理由がわかり、対策につながるはずです。
3段階の準備度から判断しよう! 面接前に知っておくべきコツ
面接を何回かこなしていくなかで、就活生たちも面接のコツをつかんでいったようですね。
ここからは、面接のコツを身に付ける第一歩として、面接に対する準備度合いと、それぞれの状況で役立つコツはどんなものなのかを確認しておきましょう。
今の自分に何が必要なのかがわかると、最短ルートで対策が進められますよ。
準備度30%:就活が不安……基礎的なコツをとにかく知っておこう
この記事を読んでいる人のなかには、まだ面接対策が十分にできていないという人もいるでしょう。そんな皆さんにおすすめなのが、基礎的な面接マナーの習得と頻出質問への回答準備を進めることです。
土台があってこそ応用が利くため、まずは基礎から身に付けましょう。この記事のなかでは、このあと紹介する就活マナー編と面接準備編を読んでみてくださいね。
就活生に聞く! あのとき知りたかったコツとは?
就活初期のころ、面接のコツとして知りたかったものはありますか?
面接官と目を合わせようとすると緊張しますが、相手の鼻先を見ると緊張が少し和らぐということを、事前に知っておきたかったです。
面接のコツとして知りたかったのは、表情やジェスチャーの使い方です。話の内容にプラスアルファで付け加えると効果的なことを、初めに知っておきたかったなと思います。
準備度60%:準備は万端! 採用担当に良い印象を残すコツを知っておこう
マナー対策や回答準備が済んでいるという人は、面接を通過するためのコツを知っておくと良いでしょう。面接の通過率を上げるには、採用担当側の考えを知って、印象に残る回答をする必要があります。
この記事では、回答のインパクト編|面接に通過するためのコツで、ほかの学生と差別化する回答を作るコツを解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
就活生たちも悩んだ自信のなさ……克服する方法として知りたかったのは?
「面接で話す内容などは準備しているものの、自信が持てなかった」という時期はありますか? そんなときどんなコツが知りたかったですか?
一次面接の通過率を知りたかったです。それほど気負う必要がないと早く知っておくべきだったと思います。
就活始めたての就活生と、面接慣れをしている就活生では、どれほど合格率が違うのかを知りたかったです。
準備度90%:対策も完璧!でも不安を解消するコツを知っておこう
面接直前になると、どれだけ準備をしていてもどこか不安になりますよね。そんなときは、面接前に不安や緊張を最小限にするためのコツを知っておきましょう。
メンタル編|面接に通過するためのコツを確認して、自分の回答や振る舞いに自信を持つことも、面接の通過率を上げるコツの一つですよ。
就活生が不安を解消するのに知りたかった情報って?
「面接対策をしきっても、どこか不安」というとき、どうすれば不安を克服できると思いますか?
他の就活生がどのように面接を受けていたのかを知ることができれば、克服できたかなと思います。自分と比較してそれほど差がなかったということを後から知って安心したからです。
先輩方が面接時にやらかした話や失敗した話を知っていたら、気持ちが楽になったかなと思います。今働いている社会人も、就活生時代は苦労していたことを知れると、親近感が湧いたのかなと感じました。
就活マナー編|面接に通過するためのコツ
就活マナー編|面接に通過するためのコツ
- 身だしなみ
- 言葉遣い
- 入退室
- 話し方
面接のコツを覚える前に、「今、どの程度の就活準備ができているのか」を確認して、自分に足りないものを身に付けていきましょう。
ここからは、4つのカテゴリー別に面接のコツを解説していきます。まずはじめに、第一印象で差が付く「就活マナーにおけるコツ」を紹介していくので、基礎知識の漏れがないか確認してみてくださいね。思わぬ減点を防げるかもしれませんよ。
①身だしなみ
就活では、「身だしなみに気を遣えているか」が選考に影響を与えることもあります。相手を不快にさせないように清潔感のある服装や髪型を意識することは社会人として基本ともいえるため、ビジネスの場に適さない格好であれば、評価が下がってしまう可能性があるでしょう。
そこで、面接を通過するために、身だしなみで気を付けるポイントを7個まとめてみました。面接では、細部まで気を使って、身だしなみを整える必要があります。ただ単に就活に必要なものをそろえれば良いというわけではないと覚えておきましょう。
身だしなみのチェックポイント | 対処法 |
---|---|
①スーツにしわが付いていないか | ズボンやスカート、ジャケットにアイロンをかけておく |
②カバンや靴に傷が入っていないか | 革製品専用のコーティング剤を使用して傷や汚れを防ぐ |
③ストッキングが破れていないか | 替えのストッキングを持参しておく |
④Yシャツに汚れが付いていないか | 持ち運びできるシミ抜きを用意しておく |
⑤髪の毛が無造作に見えないか | ヘアワックスで固めるピンやゴムを使って髪をまとめる |
⑥メイクやネイルは華美すぎていないか | 無色もしくは、色浮きがしない色の化粧品を使う クリアネイルや、肌の色に近いネイルにする |
⑦ネクタイの結び目は整えられているか | 綺麗に結べているか第三者に見てもらう |
②言葉遣い
面接では、ビジネスの場面で使用できる言葉遣いで会話をすることが、選考突破のコツです。特に敬語の使い分けには注意が必要でしょう。敬語の使い分けが正しくできないと、ビジネスマナーがなっていないと評価されることもあるため、面接から正しい敬語を使えると良いです。
間違いやすい敬語 | 正しい表現 |
---|---|
了解しました | 承知いたしました/かしこまりました |
なるほど | 勉強になります/参考になります |
拝見させていただく | 見せていただいく/拝見する |
されてらっしゃる | される/なさる |
すみません | 申し訳ございません |
誤った敬語や二重敬語になっていないか、ビジネスの場では適さない丁寧語を使用していないか、細かな表現に気を付けることが必要です。
③入退室
「自然な流れで所作をおこなえること」「相手に背中を向けないこと」「落ち着きのある表情を保てていること」が面接の入退室でのコツです。慣れていない様子や、入退室の動作が身に付いていない様子が見えると、準備不足と判断されてしまう可能性があるでしょう。
入退室を落ち着いておこなうには、実際に身体を動かして練習してみる、入退室の様子を録画してみるなど、事前準備が必要です。動作に夢中で面接官へ完全に背中を向けてしまう学生も多いため、面接官の目線で、面接に臨む学生がどう見られているかを考えながら練習をしてくださいね。
練習を繰り返していくと、意識しなくとも入退室の動作が自然にできるようになるはずです。
入退室のマナーの基本を学びたいという人は下記の記事も確認しましょう。基本を覚えていないと、イレギュラーな入退出マナーに対応できない可能性もありますよ。
④話し方
面接では、結論ファーストで話すことが、選考突破のコツです。結論ファーストで答えられると、質問の意図が理解できている・相手が理解しやすい順序で話せているという高評価につながる可能性が高いため、意識してみてくださいね。
たとえば、学生時代に頑張ったことは何ですか? と聞かれたときの回答方法でNGなのは、下記の回答です。
NG例文
私は学生時代に飲食店でアルバイトをしていました。当時、売り上げもなかなか上がらず、かつ人も辞めていく状況で、私は解決策を探しました。そこでオペレーションを見直して空いた時間で宣伝活動をおこなったところ、売り上げが上がり、付随してアルバイト社員の定着も促すことができました。
OK例文
私が学生時代に頑張ったことは、飲食店アルバイトでの売り上げ向上施策の提案です。
面接の回答では、一文目で話の概要を伝えることが必要です。「何をどう頑張ったことで、どんな結果になったか」という結論を明確にしたうえで、実際に話す内容を準備してみてくださいね。
志望動機の書き出しで何を書くべきか迷ったときは、下記の記事も参考にしてみてください。書き出しがイマイチだと、採用担当の目にとどまらないこともあるかもしれません。
内定者直伝! 面接を通過するためのコツ
「清潔感を持って、笑顔で面接に挑むこと」が面接のコツです。私も、最初の頃は緊張してしまい、話すこともまとまっていない状態で話していました。しかし、それでも面接に通過した理由は、どんな質問に対してもとりあえず答えるという意志があったからだと思います。
面接官の方も、就活生が緊張していることは理解しています。そのため、挨拶をしっかりおこない、聞かれたことにきちんと答え、清潔感をもった身だしなみを整えるといった、最低限のことをきちんとおこなうことが合格につながってくると思います。
面接の最中、できるだけ面接官の目を見ることが非常に大切です。経験談などを話す際、面接官の方はそれをすぐに確かめる方法を持っていません。つまり、この話が怪しいと思われれば、たとえそれが本当の話でも良くない評価につながってしまいます。そのように思われないためにも、面接でのマナーが重要なのです。
面接でマナーがしっかりしていれば誠実性を相手にアピールすることができます。その具体的な方法が、面接官の方の目を見て話すということで、実際に面接官の方と話をしていても「その人の目を見れば嘘か本当かは分かる」と仰っている方も複数人いました。それが真実かどうかはわかりませんが、目を見て判断をしている面接官がいることは事実なので、何か発言をする際には目を見て話すというのは非常に重要なだと思います。
面接準備編|面接に通過するためのコツ
就活マナーを身に付けたうえで、その場に応じた応用ができるようになると、ほかの就活生と差別化ができるでしょう。
質問内容や面接の流れをどれだけ予想できているかも、差別化をするうえでは必要な観点です。回答がきちんと準備できていないと、面接に落ちてしまうこともあるからです。ここからは、用意しておくべき回答とその例文を紹介するので、事前に自分の回答も準備しておきましょう。
①頻出質問の回答準備
まずは、面接でよく聞かれる6つの質問と回答例を解説します。これらの質問を起点として面接が進んでいくことが多いため、内容に対してどんな質問がされそうか予想しながら、自分の回答も考えてみてくださいね。
内定者からのアドバイス! 面接前に準備しておいた方が良い質問って?
面接にあたって、事前に準備しておいた方が良い回答は何ですか?
志望動機、自己PR、自己紹介文、ガクチカはかならず用意しておくべきです。この質問はほとんどの企業で聞かれます。
自己紹介、自分の強みと弱み、志望動機、自己PRなど、頻出質問は絶対に用意した方が良いです。
自己紹介の回答例
例文
〇〇大学の〇〇〇〇と申します。大学では経済学部に所属していて、おもにマーケティング分野を学んでおりました。御社のインフルエンサーマーケティングに大変興味を持っており、本日は御社についての理解をより深められる時間にできればと思っています。よろしくお願いいたします。
マーケティングという点を通して、自分と企業のつながりをアピールしている自己紹介文ですね。なぜ志望したのかという理由も見えてきやすいため、面接官も質問がしやすく、良い自己紹介文だといえます。
志望動機の回答例
例文
御社が取り組まれているインフルエンサーマーケティングに大変興味があり、御社を志望いたしました。大衆に近い人物を広告塔として起用することで、知名度の拡散や信頼性の獲得につながると考えているからです。
私は大学時代に、学生委員会に所属していました。大学の知名度向上施策の一環で、「学生の日常を発信するTikTok動画」で受験生への広報活動をしていたことがあり、その経験を活かして貴社に貢献したいと思っています。
なぜこの企業を志望したのかという理由が明確になっている志望動機ですね。そのうえで、自分だけの原体験が語られているため差別化がしやすいだけでなく、企業での再現性も高く見えるため、高評価を得られる可能性がある志望動機でしょう。
自己PRの回答例
例文
私の強みは計画性です。大学時代に所属していた、学園祭実行委員会の活動でスケジュール管理を徹底することによって、複数のタスクを同時進行していました。
私は芸能人のトークイベントを担当していて、芸能事務所側とのスケジュール管理・学内での機材や備品の調整におけるスケジュール管理を同時に進める必要がありました。そこで、チーム内を2グループに分けて進め方を指示し、定期的に報告会を設けることで遅れが発生しないように調整をしました。
その結果、スケジュールが遅延することなく当日を迎えられ、イベントも大成功を収めることができました。入社後も、計画性をもって業務を進めていきたいです。
結論ファーストで強みが伝えられていて、エピソードの内容としてもわかりやすいものになっていますね。どのように報告会を設けたのかなど、深掘りをする点も見つけやすいため、面接官にとって印象の良い自己PRになっているでしょう。
ガクチカの回答例
例文
私が学生時代に頑張ったことは、飲食店のアルバイトでの後輩指導です。
当時勤めていた飲食店では指導マニュアルが確立されておらず、配膳や会計のミスが多発していました。そこで私は、ミスが起きやすい点について重点的にマニュアルを作成し、慣れるまではマンツーマンで指導をおこなうようにしました。
その結果、3カ月後には同様のミスが減り、新しく入ったアルバイトの方からも業務がやりやすいという言葉をいただきました。入社後も、これまでのやり方を過信せず、自主的に新しい取り組みにチャレンジしていきます。
問題の発見からその対処法まで細かく書かれていて、その場面が想像しやすいですね。寄り添い力がありながら、チャレンジ精神も旺盛なため、社会人としてのポテンシャルを感じさせる内容だといえます。
ガクチカの作り方に不安がある人はこの記事を読んでみてください。「頑張ったことがない」と思う人でも必ずガクチカが見つかる秘訣を、内定者が教えます。
強みと弱みの回答例
例文
私の強みは、行動力にあります。営業系企業でインターンをしていた際、成績が伸び悩んでいる月が続いていました。そこで私は、1日の100件の架電をするという目標を立てて実行し、行動をしながら学びを得ることで、翌月には前月比150%の成績を出すことができました。
ただし、この行動力の裏には見通しの甘さという弱点があります。行動するなかで学べば良いという考えになってしまうこともあるため、まずは行動してきた経験のなかから起こりうるトラブルを想定し、その改善策まで立てたうえで行動に移すという対策を取っています。
強みと弱みが表裏一体になっている、良い例文ですね。行動力という強みを活かして弱みを補えているため、弱みを克服しようとする姿勢が見え好印象でしょう。
逆質問の回答例
質問例
①御社の強みはマーケティング力であると、公式のホームページからお見受けしました。革新的なマーケティング技法を生み出している理由は何だと思いますか。
②御社の事業では、〇〇という観点から継続力のある人が活躍できるのではないかと思っています。〇〇さんが思う、御社で活躍する人の特徴を教えてください。
③私は将来的に、管理職になりたいと思っています。そのためには、成績や人柄の面でも努力をしなくてはならないと思っているのですが、〇〇さんが思う良い管理職の特徴とは何だと思いますか。
逆質問を伝えるときには、自分の考えを伝えることがコツです。きちんと企業研究ができているなと思ってもらうことが、志望度のアピールにもつながります。なぜそれが聞きたいのかという思いも伝えるようにしてくださいね。
逆質問は、企業について自分が知りたい情報を手に入れられる場所でもあります。どのように質問をすれば効果的なのかは、下記の記事から確認しましょう。
②面接形態別の対策
面接の流れを予想し、それぞれの面接で特有のマナー面などの対策を打っておくことも必要です。集団面接・録画面接・グループディスカッションなど、形態別の面接をおこなっている意味を考えておくと、加点になる動き方ができるでしょう。
ここからは、集団面接・録画面接・グループディスカッションにおける対策方法を解説していきます。
集団面接の対策
集団面接では、ほかの参加者との協調性をアピールできると、好印象です。企業側は、価値観や考え方が違う人たちとも、うまく関係性を構築できるかを集団面接から見ています。そのため、ほかの人の意見や行動を見ながら、良い立ち回りができるかどうかが差別化ポイントでしょう。
集団面接でのポイント
- 入退出マナーでは、自分の立ち位置に合わせた対応を取る
┗特に一番最初に入室する、もしくは最後に退出するときは、注意が必要です。事前に対策して、スムーズな入退室をできるようにしましょう。 - ほかの学生の発言に耳を傾け、リアクションをする
┗自分の番でないときも、ほかの学生の話の内容をよく聞き、協調性を示すような発言をしましょう。たとえば、「〇〇さんの発言と近いのですが」「〇〇さんの意見を別角度で見ると」などがその例です。
集団面接での入室マナー
- 先頭の人がドアを3回ノックしてドアを開け、ドアは開けたままで入室する
- 2番目以降の人も順に入室する
- 全員が揃うまで、座らずに椅子の横で待機して、最後の人がドアを閉める
- 着席の案内があったら、着席をする
集団面接での退室マナー
- ドアに一番近い人からドアに向かって歩く
- ドアの前で振り向いて「失礼します」と一人ずつ伝える
- 先頭の人がドアを開けて退室し、最後の人がドアを閉める
就活生に聞いた! 集団面接のコツ
集団面接を通過するうえでのコツを教えてください。
ほかの就活生の話に対して、笑顔で、うなづきながら聞くことがコツです。
集団面接のコツは、ほかの学生が話していることをしっかり聞くことと、相槌などの反応をしっかりすることです。
集団面接の流れは、下記の記事で確認できますよ。対策不足で失敗することがないよう、忘れずにチェックしておきましょう。
録画・Web面接の対策
録画面接やWeb面接の場合は、画面上でも対面さながらの熱意を見せることが必要です。画面が暗かったり、音声が聞こえにくかったりすると、意思疎通がうまくできずに思わぬ減点をされてしまうことがあるかもしれません。
画面に映る皆さんの印象をより良いものにできるように、下記のポイントを参考にしてくださいね。画面の明るさや音声のクリアさなどを心掛けることで、第一印象で差を付けることができます。
Web面接でのポイント
- 白壁紙を利用するなど、背景に生活感が出ないようにする
- 照明を用いて顔を明るくみせる
- 目線はカメラのレンズに向ける
- 聞き取りやすいようゆっくりと話す
- 普段より大きな声で話す
- マイクの出力チェックをおこなう
- 普段より大きめのあいづちや身振りをする
就活生にも聞いた! Web面接のコツ
録画・Web面接を通過するうえでのコツを教えてください。
録画面接で重要なのは、しっかりカメラをみながら話すことです。意外と意識できていないことが多いので注意してください。
録画面接では他の人と差別化したり想いを伝えるために、道具を使って言いたいことを示すことがコツです。
Web面接の流れは、下記の記事から確認することができます。Web面接での失敗談なども確認できるため、事前に対策を打っておきましょう。
グループディスカッションの対策
グループディスカッションでは、ほかの学生に勝つという意識ではなく、チーム全員で選考を通過するという意識を持ちましょう。自分の意見を執拗に通そうとしたり、誰かの意見を無視することは禁物です。
グループディスカッションで意識したいポイント
- 役割の有無にかかわらず活発な意見交換をおこなう
┗リーダーしか発言をしてはいけない、役割についていなければ話さなくて良いというわけではありません。チームで選考を通過するために不十分な部分があれば、積極的に発言や行動をしていきましょう。 - 相手の意見を頭ごなしに否定しない
┗ディスカッションにおいて、議論とは逸れた発言をしてくる学生がいるかもしれません。「違います」と直接的に言うのではなく、「〇〇さんの発言は〇〇という条件がずれているかもしれません。「いったん〇〇について話し合う時間にできればと思うのですが」など、建設的な会話をしましょう。 - 発言ができていない人に対しても話を振る
┗発言回数が少ないと思われる人には、「〇〇さんの意見も聞いてみたいです」などと伝えて、意見を引き出しましょう。チームの状況を客観的に見れていると、高評価につながる可能性がありますよ。
就活生が教える! グループディスカッションの必勝法
グループディスカッションを通過するうえでのコツを教えてください。
グループディスカッションでのコツは、相手の話をしっかり聞き、そのうえでプラスの質問をすることです。協調性と傾聴力を同時にアピールできます。
グループディスカッションでは、同じチームのメンバーと協力する姿勢を持ちながら、自分の意見をきちんと伝えることが大事だと思います。
グループディスカッションの基本的な進め方に関しては、下記の記事でマスターしておきましょう。内定者の体験談から流れを押さえれば、当日焦らずに臨むことができますよ。
回答のインパクト編|面接に通過するためのコツ
頻出質問への準備や一般的な面接の流れにおける対策を進めておくと、面接を突破できる確率が高まります。
基礎を押さえることができたら、次はプラスアルファの要素を加えていきましょう。採用担当に刺さる回答をするには、採用したいと思ってもらえるような内容にすることが必要です。ここからは、ほかの学生より一歩先を行く回答にする4つの方法を解説していきます。
①一貫性を持った内容にする
面接の回答では、どんなスキルやポテンシャルをアピールしたいかを明確にして、一貫した人物像を伝えるようにしましょう。
たとえば、強みが計画性であると伝えながら、学生時代に頑張ったことのエピソードの中で、見通しの甘さが見えるような内容を伝えてしまっては、計画性という強みがぶれてしまいますよね。
面接の回答を作るときは、伝えたい像を明確にしてから、それを表すエピソードを見つけていくようにしましょう。大学・高校、サークルやアルバイトと、それぞれの時期や場所で一貫したスキルをアピールできるエピソードを探すことができれば、整合性のある内容になりますね。
②企業の求める人物像を把握する
面接では、自分の言いたいことだけを伝えれば良いというわけではありません。面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるように、企業側がどんなスキルを持った人を求めているのかを把握しておきましょう。それに沿って、スキルや人物面のアピールをすることで採用に近づきます。
公式のホームページだけでなく、各種SNSや業績報告書、OB・OG訪問などを活用すると、活躍している人の特徴や求められている人の特徴が見えてくるはずです。企業での再現性を感じさせるような面接にしてくださいね。
OB・OG訪問をおこなう際は、下記の記事に目をとおしておきましょう。準備しておくべきものから、おすすめの質問内容まで一気にわかりますよ。
③自分の採用メリットを伝える
面接では、入社後における活躍の可能性をアピールして、面接官に採用するメリットを感じてもらいましょう。採用活動の目的の一つは、自社の売り上げや発展性に貢献してくれる社員を一人でも多く見つけることです。「成果を残してくれそう」と、採用担当に高い可能性を感じてもらうことができれば、採用にぐっと近づけますよ。
採用メリットを伝えるには、自分自身のスキルを実際の業務に落とし込んでアピールする必要があります。たとえば、「営業活動において、傾聴力の高さを活かして、顧客の潜在的なニーズを引き出し解決していきます」といったようなアピールができるでしょう。
④具体性を持ったエピソードにする
数値などを用いて具体性のあるエピソードにすることで、入社後の再現性が高いと見なされます。企業で働く未来が想像しやすい学生の方が採用の確率が高いため、抽象的なエピソードにならないよう注意しましょう。
具体性を持ったエピソードにするには、結果や過程を数値で表す・第三者から見てもわかりやすい表現にする・入社後の活かし方を伝えるといった工夫が必要です。たとえば「塾講師のアルバイトで合格者を出した経験をもとに貢献したい」でとどまるのではなく、何人合格を出して、それでどう貢献するのかまで具体的に書いてくださいね。
就活生直伝! 面接を通過するためのコツ
エピソードについてしっかり自分の言葉で説明することが、選考突破のコツです。自分がそのときどう思ったのか、自分ならではのオリジナリティのある取り組みは何だったのかを伝えましょう。
実際に、独自の取り組みをしたと話した際に、面接官の方に興味をもっていただき、その取り組みに関する深掘り質問をたくさんしてもらいました。そこから自分のことを深く知ってもらえたので、エピソードから自分らしさを伝えることが大事なんだなと思いました。
最初から最後まで笑顔を絶やさないこと、自然な会話をすることが最低限の条件としてあったうえで、面接官に熱量を見せることが大事だと思います。「熱量」を見せる方法にも色々なやり方があると思いますが、私は目を見ることと声のトーンで、それを表現していました。
実際に志望度の高い企業の面接では、役職のある社員との面接の際に緊張することも多くありましたが、必ず目をそらさないことを意識して、ハキハキ話すようにしていました。最初は笑顔の少ない面接官でしたが、話しているうちに信頼してもらえたのか、徐々に笑顔で話を聞いてくれるようになり、熱意が伝わったかなと感じましたね。
メンタル編|面接に通過するためのコツ
面接官側の立場で考えてみることで、採用担当が求めている回答をすることができ、面接通過の可能性が高まりますよ。
ただし、面接では自分を偽るべきではありません。採用されようとして自分らしくない発言をしてしまっては、入社後のミスマッチにつながる恐れがあるからです。ここからは、自分の納得する就活にするために必要な3つの心掛けを確認していきましょう。
①企業に寄せすぎない
面接では、企業の求める人物像を理解して、そこに当てはまるスキルをアピールすると良いと確認してきました。しかし、自分を偽ってまで、企業の求める人物像を演じることは相応しくありません。
あくまで自分が今持っているスキルを活かして、企業の求める人物像になれるように努力するという姿勢を見せられれば良いのです。世の中には、数えきれないほどの企業があるため、背伸びしすぎずに自分に合った企業を見つけられれば良いという考えを持っておきましょう。
②完璧を求めすぎない
面接では、みなさんのポテンシャルも評価の基準となります。そのため、今の時点で完璧なスキルや経験が必要というわけではありません。入社してからも、研修が設けられているケースが多いため、企業側も「これから育てる」という前提で採用をしています。
そのため、100点の回答をしなくてはいけないと、必要以上に気にする必要はありません。きちんと準備をして誠実に取り組んでいれば、企業側もひたむきな姿勢を評価してくれるはずでしょう。
③緊張している自分を責めない
面接において、緊張は付き物です。みなさんの前に立っている面接官も、就活生時代には面接で緊張をしていたことでしょう。だからこそ、面接官も学生が緊張しているということをわかっています。緊張している自分に対して幻滅する必要はありませんよ。
緊張しているということは、それだけ今日まで真摯に面接対策に取り組んできたということです。受かりたいという気持ちがあるからこそ、真剣に準備をしてきたはずですよね。緊張は準備量の証ととらえて、面接に臨んでくださいね。
どうしても緊張しているというときは、「本日は緊張しているのですが、精一杯頑張るので、よろしくお願いします」などと、面接官に伝えてみても良いでしょう。緊張を認めてあげることで、緊張が落ち着くこともありますよ。
面接を通過するにはどんな心持ちが必要?
あまり気負いすぎないことが必要だと思います。私は選考を通して、面接官はあくまで味方であると感じたため、評価されること自体を負担に思いすぎない方が良いと思いました。
おそらく面接官は、落としたいという気持ちより、「受からせたい」という思いの方が強いはずです。そういった意味でも、自分をアピールしてやるんだという気持ちで挑んだ方が楽でしょう。どうしても緊張してしまうというときは、面接官の鼻先を見ていればあまり緊張しないのでおすすめです。
何事もなるようになるので、面接でも焦りすぎないことが必要だと思います。私は、内定が取れないときに焦ってしまい、エージェントを利用して興味のない職種をひたすら受けていました。しかし、興味がないため企業研究も進まず、1次面接で落ちることが自分で調べて応募した企業よりも多かったです。
就活を続けるほど焦ってしまい、自分を見失う時期がくると思います。しかし、そんなときに焦って就活を進めてしまうと、かえって時間がかかるかもしれないため、一度選考を進めている企業数を減らし、数社に集中して受けるのも良いと思います。
面接を通過するには事前対策も必須! 就活生が教える面接準備のイロハ
どれだけ面接対策をしていても、予想だにしないことも起きるのが面接です。だからこそ、自分のメンタルを安定に保って、なるべく動じない自分でいることが大事でしょう。
自分を信じるためには、面接対策の量も必要になってきます。「これだけ準備したから大丈夫」と思えるレベルまで、対策や模擬面接をしておきましょう。ここからは、就活生たちが面接の準備をどうおこなったのか確認していきますよ。
面接前の対策をとことん教えて!
面接はガクチカ、自己PR、自己紹介、志望動機などを伝える場所です。そのため、いくらコツを覚えていたとしても面接で話す内容がともなっていないと、良い結果を残すことは不可能です。実際に私は、ガクチカや自己PRなどを一切覚えずに、面接で話しやすくなるコツのみを覚えた状態で、企業の一次選考である録画面接に挑んだ経験があります。結果は不合格でしたが、今となっては当然の結果だったなと思います。
自己分析が足らない状態ではコツを意識してもあまり意味がない……
なぜなら、自己分析さえままならない状態でコツに頼ってしまったためです。コツは、例えるならば、数学でいう応用です。まず基礎であるガクチカや自己PRのような自己分析が完了していなければ、応用問題には手が届きません。そのため、しっかり土台部分を作ることが、就職活動初期においては重要だと思います。
面接の際には、表情や話し方、ジェスチャーを意識して面接官に好印象を持ってもらうことも大切だと思います。しかし、それ以上に直前まで最善の準備をすることが必要です。具体的な準備内容としては、頻出質問や想定される質問への回答を十分に準備し、何が聞かれても回答できる状態にしておくことが必須だと思います。
練習を重ねてコツを身に付けることが差別化のカギ
そのうえで、私は志望度の高い企業の面接前には面接練習相手を探し、何度も実際に模擬面接をするようにしていました。このような練習や努力を続けることで、必ず結果につながると思いますし、そのうえで表情、ジェスチャーなども意識できると、ほかの学生より何倍も魅力的に思ってもらえるようになると思います。
面接の回答で自分らしさをアピールするには、自己分析が必須です。オリジナリティを生み出すためにも、下記の記事を参考に自己分析をおこないましょう。
回答をしっかり準備できたら、本番前に面接の練習をするのもおすすめです。内定者たちが実際に効果的だと感じた練習方法をチェックしてみてくださいね。
面接のコツを知ると選考突破に近づく! 要点を押さえて対策を進めよう
ここまで、面接のコツ15個と、内定者たちが面接を通過した秘訣を解説してきました。コツをつかんで面接に臨むことで、より効率的な面接対策を進めることができます。まずは、自己分析や企業分析、面接練習などをおこなったうえで、面接本番に活かしてくださいね。
就活では、企業側の考えを知って行動することが、選考突破のコツです。要点を押さえて対策をすることで、企業側の欲しい回答を伝えられるようにしましょう。
就活力診断テストはもう使いましたか?
「就活力診断テスト」では、十分な就活準備ができているかがわかります。就活マナーや、就活への心持ちなど、不安がある人は自分のことを客観視してみましょう。
面接力39点以下だと...就活のやり方を再検討することが必要ですよ。
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