エントリーシートの自己PR難民必見! 内定者の回答から学ぶ必勝法

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エントリーシートの自己PRは「もっと知りたい」を意識! 経験談から作成ポイントを学ぼう

「自己PRの内容は何を書くべき?」「選考通過するにはどう書くのがいい?」

エントリーシート(ES)の自己PRでは、このような疑問が就活生を悩ませます。ありきたりな内容は選考に通らないとわかってはいるものの、内容が浮かばず提出期限が迫るひっ迫感を経験した人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ESの自己PRの持つ意味を理解した上で、採用担当者の視点を踏まえた作成ポイントを紹介します。経験者が意識したコツも紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

履歴書の前にESを出すのはなぜ? 自己PRが持つ意味を知ろう

ESを効果的に作成するには、まずその役割と意味を理解しましょう。

就活で応募するとき、基本的には履歴書の前にESを提出します。その理由は、履歴書では知ることのできない情報から、企業ごとの基準で選考をおこなうためです。

中途採用であれば「職務経歴書」がその役割をはたしますが、新卒は社会人経験が無いため、ESを通して、その人の考え方や人柄を読み取ります。その中でも、自由に自分をアピールできる自己PR欄は、採用担当者へ自分の魅力を伝える一番の見せ所です。

選考通過を目指すのであれば、何よりもこの自己PRこそ力を入れるべきポイントであることがわかります。

自己PRを作るとき何に悩んだ? 就活を経験した先輩の声

ESの自己PRでは、書こうとしている内容への客観的な印象や、ありきたりになっていないかなど、誰しもが内容に悩みます

そんなときは先輩の経験を参考に対策を考えることで解決の兆しが見えるでしょう。実際の経験と今だからこそいえるアドバイスを聞いてみました。

K・T
K・T
明治大学大学院/教養デザイン研究科
わかりやすさと差別化の間で苦しんだ

自己PR作成時には、自分の強みや経験を適切に表現することに悩みました。当時の状況を振り返ると、自分の実績やスキルを客観的に評価し、それを適切にアピールすることが難しかったです。

また悩みとして、自分の強みや成果を端的に伝えながら、ほかの応募者との差別化も考えなければならないということがありました。同じような経歴やスキルを持つほかの候補者と競合する中で、自分の個性や独自の視点をどのように打ち出すかを考えるのにはすごく悩んでいましたね。

また、自己評価が客観的でなくなりがちになってしまうため、自分の強みを過小評価してしまうこともありました。自己PRがほかの応募者との比較に耐えるだけの魅力を持っているか不安でしたが、今振り返ってみると、当時の悩みは自分自身の成長の過程であり、自己PRを作成することで自分自身を客観的に見つめ直す機会になっていたと思います。

悩みながらも継続的に取り組むことで、自己PRの質を向上させ、自分の強みをより明確に認識することができました。みなさんも諦めずに取り組んでみてくださいね。

選考通過できる自己PRとは? 採用担当者がチェックしていること

採用担当者がチェックしていることの画像

ESの自己PRは、ただ書くだけではなく選考に通る内容を書くことが重要です。

選考通過する内容を考えるには、採用担当者が見ているポイントを意識して、相手の意図を読んだ内容を考えましょう。経験者が実際に採用担当者の視点を意識したポイントを聞いてみました。

Y・M
Y・M
成蹊大学/法学部
入社後のビジョンと併せてアピールを

自己PRを作成する際は「自分の強みを活かして会社にどう貢献できるのか」というのを必ず記載するようにしていました。

自己PRなので自分のアピールポイントだけを伝えてしまっている人もいるかもしれませんが、それだけだと仕事の再現性の部分があまり伝わらない気がするので、強みをどう活かすかというのは必ず伝えたほうがいい気がします!

たとえば「負けず嫌いな性格」が強みの人であれば、「私はこの強みを御社の営業職で活かしたいと考えております。営業職はノルマもありメンタル面においても試される職種だと思いますが、この負けず嫌いさを活かして粘り強く食らいつき、目標を達成したいと考えております」など、具体的にどのような職種で活かすかまでいえるとより自分の入社後の姿をイメージしてもらえると思います。

面接でわかることはあえて伏せるのもコツ
また、コミュニケーション能力をアピールするのは控えていました。なぜなら、コミュニケーション能力は実際に面接で会話することでわかるものなので、面接で会話するだけではわからない自分の強みをアピールしたほうが効果的だと思ったからです。

H・T
H・T
京都女子大学/法学部
キャッチフレーズで面接官を惹きつける

私が自己PRで意識している点は、最初に結論を持ってくるという点です。

最初に自分の性格を表すキャッチフレーズを決めておくことで、読み手にとってこれから何を伝えたいのかがわかったうえで読んでもらえると考えています。また、企業にはたくさんのESが届くため、文章の最初の印象が肝心だと考えています。

もし私が採用者側なら、文全体を読んでようやく伝えたいことがわかる学生より、最初に話題が大まかにわかる学生を採用したいと思います。

自己PRを使い分けて効果的なアピールを
また、自己PRは企業の求める人物像に応じて変えていました。変えるといっても、自分にないものを書いてしまうと面接の深掘りに耐えられないため、自分がアピールできる力を3つほどピックアップしておき、その3つの中から企業の求める人物像に合わせて変えていました。

私が面接官であれば、使い回された自己PRだとわかると採用する気も失せてしまうと考えたため、大まかな部分を使い回すのはいいと思いますが、企業に入ったらこの力をこう活かしたいなどの、細かい部分は変えるほうがいいと思います。

基本的な学力や文章力

採用担当者は選考で何百人〜何千人のESを見ることになるので、自己PRの内容よりもまず最初にその人の基本的な文章力をチェックします。

文章力をチェックするうえで見ているポイント
・誤字脱字がないか
・言いたいことがわかりやすい、簡潔な文章になっているか
・抽象的な文章になっていないか

こういった点を意識して初めて、選考のスタートラインに立つことができるのです。

中でも新卒にありがちな例として、「頑張ります」といった抽象的な内容を伝えている自己PRです。何をがんばりたいのか、どのように頑張るのか、5W1H(When・Where・What・Who・Why・How)を入れ込むことを意識した文章作成をおこないましょう

自社とのマッチ率

採用担当者は、ESの自己PRから、応募者が自社で働くイメージができるかを一つのポイントにします。その人の考え方や思考を読み取り、自社の社風や社員の雰囲気と合っているかを判断するのです。

自社とのマッチ率を確認するうえで見ているポイント
・仕事内容にあったスキルのアピール
・社員とマッチしそうな人柄や思考であるか

ESで明らかに社風と違ったアピール内容をしてしまうと、選考通過は遠のいてしまうので、事前の企業調査が重要となります。たとえば、成長過程にあるベンチャー企業に対して、堅実さや業務の安定感を求めた志望動機にしたり、トップダウン型で意思決定をしている企業に対して、自分のアイディアや提案力によって新事業を立ち上げたい、新しい製品を作りたいとアピールしても響かない可能性があるのです。

だからこそ、自分のやりたいことと企業が重要視していることがリンクしているのか、企業研究を通して事前にすり合わせることが大切です

応募者の自社に対する理解度

企業側が新卒を採用するとき避けたいのが、「仕事内容が思っていたものと違う」と入社後に早期退職をされるケースです。そのため、応募者がどの程度自社への興味や関心を持っているか、以下のような視点で自己PRを聞いています。

自社への理解度や関心度を確認するうえで見ているポイント
・自社の特性や事業内容を理解して、強みの活かし方まで伝えられているか
・自社で活躍できるイメージをこちらに印象付けられているか

このような内容を意識することがポイントです。自己PRだけでなく志望動機にも一般的な内容を書いてしまうと、自社への興味が薄いと感じさせてしまうので注意しましょう

基本を押さえよう! ESの作成ルール

ESの作成ルールの画像

就活ではさまざまなシーンでマナーやルールが決まっていると同様に、ESにも作成ルールがあります。選考通過を目指すには、大前提としてルールに乗っ取った書類を作成しましょう。

調べなくては気付けないルールもあるため、「書類くらい誰でも作れる」と初歩的な確認を怠ると後悔してしまうこともあります。

Y・M
Y・M
成蹊大学/法学部
一度書いたらしっかり読み直そう

書き言葉では「貴社」と書かなければならないのに、「御社」と書いてしまっていることを、ESを提出した後に気づきました。

また、誤字脱字などを後から見つけて後悔したことがあるのですが、これらは提出する前によく読みなおさなかったことが原因です。ESを書き終えると満足してしまい、すぐ提出したくなってしまいますが、この苦い経験から必ず読み直すことが大切だと学びました。

また、ESには書き言葉の「貴社」と書かなければいけないなど、細かいルールがいくつかあり、きちんとルールに沿って書いている学生の方が印象は良いと思います。ESを書き始める前にどのようなルールがあるのか調べておくのがおすすめです。

誤字・脱字・語尾の重複に注意する

ESは、応募のために企業に渡す「提出書類」です。書類として出すものなので、誤字・脱字が無いことが当たり前です。さらに、文章を書き慣れない就活生に多い、語尾の重複にも注意が必要です。

語尾の重複の例

私の長所は、臨機応変に物事に取り組むことができることだと思います。どんなハプニングも乗り越えてきたので、そう思います。学生時代は、スーパーのアルバイトをしていたとき、お客様より商品に傷があると苦情がありましたが、そこでも私は今何をすべきか考えて行動できたと思います。

語尾の重複が無いように意識した例

私の長所は、臨機応変に物事に取り組むことができる点です。学生時代は、スーパーのアルバイトを経験しましたが、お客様より商品に傷があると苦情がきたことがありました。そこで私は慌てずに今何をすべきか考えたのです。

同じ語尾の連続は、相手へ読みづらさや単調な印象を与えます。語尾は毎回変えることがベストですが、2回連続は許容範囲、3回以上はNGと覚えておきましょう

例文のように、アルバイトの経験を自己PRで書きたい人が多いのではないでしょうか。次の記事で、アルバイト経験を自己PRとして書く方法をより詳しく解説しています。気になる人は読んでみてくださいね。
アルバイトの自己PRの作り方4ステップ|選考突破したリアル回答付き

相手の読みやすさを意識する

選考を通るESを作るには、読みやすい文章であることが大前提です。

読みやすい文章を書くためには「一義一文」といった、一つの文章に書く情報を一つだけに絞る方法を意識してみましょう

一義一文の例を紹介します。

悪い例

私は普段から、今の学びが将来的にどう活かせるのか意識していて、授業での気づきをメモに取っていますが、振り返りができていないので、自宅で学習時間を確保するように改善しました。

良い例

私は普段から、今の学びが将来的にどう活かせるのか意識しています。授業での気づきをメモに取っていますが、振り返りができていないため、自宅で学習時間を確保するように改善しました。

そのほかにも、「です・ます」「〜である」といった語尾を統一させることも大切です。語尾が統一できていれば、どちらを使用しても問題ありませんが、「です・ます」調の方がより丁寧な印象を与えるため、ESを作成する際に迷ったら「です・ます」調にするのがおすすめです。

文字数は超えない・少なすぎない

ESの記入では、制限文字数の8〜9割の記入を目指すのがベストだと言われています。余白部分が目立つことで、応募意欲が低いと思われる可能性があるからです。

文字数のオーバーは多少であれば問題視されませんが、あきらかな文字数超えは、指示への理解力を疑われる可能性もあるので、できる限り指定範囲内におさめることが得策です。

成功者に聞く! ESの自己PRで意識すべき3つのポイント

ESの自己PRで意識すべき3つのポイントの画像

ここまではESの自己PRで採用担当者がチェックすることについて解説してきました。さらに効果的な自己PRを作成するために、ここからは経験者の成功例から意識すべきポイントを知っていきましょう。

その①話に一貫性と説得力を持たせる

ESでは、自己PR以外にも志望動機や長所・短所を書くこともありますが、すべての内容に一貫性を持たせることが重要です。

たとえば、自己PRで「自分の強みはコミュニケーション能力である」と説明したにもかかわらず、短所で「人と仲良くなることが苦手」と話すと相手に矛盾を感じさせます。

矛盾が生じても理由をはっきりと説明できるのであれば問題ありません。しかし、説明できない場合はその場しのぎな印象を与えるため、自分の首を締める結果となるのです。

一貫性を持たせるためには、自分を偽った自己PRを作らない、ES完成後に全体の内容をチェックすることを意識すると良いでしょう。実際に就活を経験している先輩にも、内容に一貫性を持たせるために意識したことを聞いてみました。

M・W
M・W
学習院大学/文系学部
強みの背景にあたるエピソードは一つに絞ることを意識した

一貫性のある自己PRを作成するために意識したことは、自分が強みだと思っている理由を絶対に明記することです。強みを培った原体験を具体的に書くことで、読み手にも納得感が生まれると思うからです。

とはいえ、原体験をあれをこれも書くことはおすすめできません。複数書いてしまうと、結局何が言いたいのかのまとまりが悪くなってしまいます。あくまでも一つの体験やエピソードを深く捉えて、ESに記入することが大切だと考えています。

私の場合は、口コミサイトに載っている通過ESを参考にしていましたが、自己PRに強みとそれを裏付けるエピソードをいくつも書いている人はいなかったので、やはり一貫性が無くなることを避けているのではないかと思います。

その②インパクトを与える

1日に何十人ものESを見る機会のある採用担当者には、インパクトの強い内容を書く必要があります。インパクトと言うと奇抜な内容を思い浮かべますが、「相手に自分を覚えてもらえる内容」であることが重要です

「自分には飛び抜けた強みがないからインパクトを与えられない……」と悩む人でも、意識すべきポイントを変えることで、相手の記憶に残る自己PRを作成できます。

インパクトを与える方法
・自己PRするポイントを一つに絞る
・伝えたい内容を結論から書く
・数字や方法を具体的に書く

インパクトのある自己PR例
私の強みは効率化を考えることです。
料理をするのが趣味の一つですが、初めた当初は1品作るのに1時間かかっていたところを、タイマーを使った時間意識や、事前にすべての材料を用意することで30分で作ることができました。今では、週末に家族の夕飯作りを母と料理勝負しながら楽しく取り組んでいます。

ほかの参考例として、成功を掴んだ人の体験談も聞いてみましょう。

H・T
H・T
京都女子大学/法学部
結論ファーストかつ重要な部分が伝わる自己PRを

手書きのESであれば文字を大きくし、デジタルのESであれば【】を使うなどして、目立たせたい部分を目立たせるようにしていました。

また、最初に内容を簡潔にまとめて書くことで、結論として自分はどういう人間だとアピールしたいのかという点をわかりやすくしていました。どんなにいい内容を書いていても、最初に結論がわかっていなければ、自分が伝えたかったことと間違った意味で伝わってしまっている可能性もあります。

そういうミスや思い違いを減らせるよう、まず結論から書くことを意識していました。

Y・S
Y・S
明治大学/理工学部
数字や記号を効果的に使いこなそう

最初の一文で「私の強みは〇〇です」と自分の強みを書きました。

最初に自分の強みを言った方がインパクトがあって良いと思います。自分の強みと言える経験談もあると分かりやすいですし、面接官もイメージしやすいのではないでしょうか。

そして、結果を数値で残せた人は、文章の最後に書くとインパクトが残ると思うのでおすすめです。

また、文章の途中などで繰り返し自分の強みを書いた方が印象に残ると思います。デジタルのESなどであれば“”を使うことで強調できるのでぜひ使ってみてくださいね。

S・S
S・S
青山学院大学/文学部
自己PRを考える段階から面接を意識した

印象に残るESを書くときに、以下の流れを意識して考えていました。

1.思いつくエピソードを一言で書き出す(手書き推奨)
2.エピソードを具体化していく(話の順番はバラバラでもOK)
3.書き出して具体化したエピソードの話の流れを整える(一貫性を持たせる)
4.面接で深掘りされた時のために補足事項をまとめておく

ESは文字数制限があるので、詳細に書くのではなく概要だけを簡潔にまとめ、面接時に面接官から質問されるように誘導させることが大事なのかな、と思っています。

その③入社後の姿をイメージさせる

新卒採用では、その人の将来性や自社への理解度を判断基準の一つとしています。そのため、ESの作成では、採用担当者に入社後の姿をイメージさせることがポイントです。

将来性や応募企業への理解度を示すには、入社後に取り組みたいことや、将来的な目標を組み込むことがおすすめです。入社後の目標が立てづらい人は、将来の目標から考えるのも良いかもしれません。

入社後の姿をイメージさせる一文の例
・営業職として新卒トップの成績を取りたい
・1年間で後輩指導ができるレベルまで業務を覚えたい
・プロジェクトを1人で担当したい

このように、できるだけ具体的かつ数値や目的を組み込んだ内容にしましょう。

M・W
M・W
学習院大学/文系学部
特定のキーワードを意識して使った

「人を巻き込む」、「挑戦」、「機会に貪欲」という単語を意識して使っていました。

社会人になると、仕事や情報は自分が動いて取っていかないと、昇進やキャリアアップをしていけないと思ったので、「自ら考える」「課題を解決する」「機会に貪欲」「挑戦心」「人を巻き込む」というようなキーワードを混ぜ込むことを意識しました。

実際、好印象だったのは「人を巻き込む力」だったと思います。やはり組織に属して働くので、人とかかわっていくために、この力をアピールすることは大切だと思っています。

Y・M
Y・M
成蹊大学/法学部
志望する業種にあわせてフレーズを考えた

私は営業系の職種を志望していたので「負けず嫌い」や「挑戦」などのフレーズを多用していました。

営業系はノルマなどがあり、業務を推敲するうえで、目標達成のために粘り強く行動する必要があると思ったのでこういったフレーズでアピールしていました。

また、自己PRで自分の強みを伝える際は、必ず強みを入社後どのように活かすかも伝えることを意識していました。

実体験から学ぶ! 魅力的な自己PRを作る3ステップ

自己PRがまとまらない原因と解決方法の画像

これまでで紹介したポイントを踏まえて、成功者の実体験をもとに、具体的な自己PRの作り方を解説します。作成に悩む人でも取り掛かりやすい手順で解説するので、経験者の作成ポイントや意識していたポイントもぜひ参考にしてやってみてくださいね。

M・W
M・W
学習院大学/文系学部
私が実践したのは「自己分析から始める自己PR作成術」

私の場合、自己PRを作成した時の実際の手順は以下の通りです。

①自分史を書く(幼少期から現在まで私は大体5,000字くらいで書きました)
②自分史から自分の行動パターンや思考パターンを見つけ出す(具体的なエピソードでも周りから言われる事でも)
③「就活 強み」でネットで検索して当てはまりやすい単語を見つける
④実際にその強みが最も活きたエピソードを考える
⑤結論→経験概要→経験のなかでの課題→施策→結びの順番でESに書き起こしてみる
⑥先輩に見てもらい、フィードバックをもらう
⑦修正を加える

7つのステップを踏むことで、だんだんと内容がブラッシュアップされていきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

H・T
H・T
京都女子大学/法学部
まずは企業の求める人物像を把握しよう

私の場合はまず、企業のホームページを見て、欲しい人材がどういう人かを確認していました。

自己PRなので、嘘を書いてはいけませんが、的はずれな事を書いても、必要な素質を持っていない人だと思われ、落とされるかもしれないと思いホームページを参考にするようにしていました。

私はESの書き方についての本を買って、それを参考に書いていました。もちろんネットで調べて書いてもいいですが、ネットの情報は素人が書いている可能性もあります。その点本であれば、その道のプロが書いて出版しているため、アドバイスが的確であり、ほしい情報もまとまっているため、複数調べる手間も省けておすすめです。

Y・S
Y・S
明治大学/理工学部
強みがわからない人は人生の振り返りがおすすめ

自己PRを作成するために、小学生から大学生までの自分を振り返ることから始めました。

その中で自分の強みだなと感じた部分を取り上げて、強みを培えた経験があれば、今度はそれを深く掘り下げるということをくり返していきました。

自分の強みが見つからないという人は一度今までの自分の人生を振り返ってみてほしいと思いますし、それでも見つからないという人は自分のことをよく知る友達に聞いてみるのも良いと思います。また、キャリアセンターの方に相談するのもおすすめです。

ツールはWordなどを使っていました。文字数や誤字脱字をチェックできるので、ぜひ効率良く進めるためにも使ってみてくださいね。

ステップ①全体構成を理解する

自己PRでは書く内容の構成がある程度決まっているため「書いた自己PRにまとまりがない」「書く順番がわからない」と悩む人は、いきなり書き出している場合が多いかもしれません。

自己PRの構成
①結論
②概要
③実績
④まとめ

まずは、それぞれの構成が持つ意味を知っていきましょう

結論:一番伝えたいこと

自己PRでアピールしたい内容を「結論」とします。自己PRのテーマともいえる内容で「集中力」「コミュニケーション能力」「責任感」などさまざまです。

結論の段落の中では、一つの自己PRで結論として伝えるワードは一つであること、言い回しを「人の話を聞くこと」ではなく「傾聴力」というように端的にまとめることを意識しましょう

概要:アピールしたい理由

概要は、結論で書いた内容をなぜ自己PRとして使いたいのか、その理由を書きます。

たとえば、自分に「傾聴力」があると思ったのであれば、そのきっかけやエピソードが理由となるのです。「大学の友人から話しやすいと褒められる」「アパレルのバイト経験から相槌の種類がたくさんある」といった、実際の人物や場所を書き出すと具体的になります。

理由もなるべく一文で終わるように、端的にまとめることが大切です

実績:実際に得た成果

概要となる理由が考えられたら、その経験で得た実績を考えましょう。数値や回数を書くのがベストですが、「褒められた」「固定客ができた」などの内容でも大丈夫です。

「アルバイトの経験から相槌の種類が増えた」が理由なら、「自分目当てに来るお客さんが増え、年間売上の5%アップに貢献できた」など、自分であるからこそ得られた成果を書くことが大切です

まとめ:今後どう活かしたいか

自己PRで重要なまとめとは、これまでアピールした内容を入社後どう活かすのかを書きます。まとめを書くことにより、採用担当者へ入社後のイメージ・将来性を印象づけられるので、自己PRの締めとして非常に重要な部分となります。

応募する職種がどのような仕事なのか、企業がどんな人物を求めているのかを意識した内容を書くことがポイントです

たとえば、「傾聴力」が自己PRの内容であるなら、「このスキルを活かし、入社後もクライアントのニーズに寄り添えるような営業職として活躍したい」とまとめます。あまり長くなりすぎず、1〜2文程度に抑えましょう。

ステップ②段階ごとの文章を作る

構成の理解ができれば、段階ごとに文章を考えていきましょう。

自己PRが書けない悩みは、「作文」と「内容の洗い出し」を同時にやることで生まれる混乱が原因の一つだと考えられます。そのため、まずは文章全体を考えようとするのではなく、構成ごとの内容を書いてみましょう。

段階的に考えるとは
結論:傾聴力
概要:アルバイトで相槌が増えた
実績:自分の売上でお店の年間売上が5%アップ
まとめ:傾聴力のある営業をしたい

この段階では内容を考えることが大事なので、単語や思いついたことをメモ書きする程度で問題ありません。ただし、内容に一貫性を持たせることは意識しておきましょう。

ステップ③文章をつなげ全体像を確認する

ステップ②で考えた構成ごとの内容をつなげていきます。

例文

私の強みは、相手の言いたいことを的確に聞き取れる傾聴力です。

学生時代、アパレルのアルバイト経験で先輩から相槌の重要さを学び、「ええ」や「はい」だけでなくシーンに合わせた相槌を50種類以上覚えることができました。その結果、アルバイトでは私と話すことで目的にあった洋服を買えるお客様が増え、個人売上が増加することで、店舗の年間売上の5%増加に貢献できたのです。

このスキルを活かし、貴社でもクライアントのニーズを的確に聞き取れる営業職として貢献していきたい所存です。

構成ごとの文章に接続後を足し、全体の流れがまとまっているか、前後で話の内容がチグハグになっていないかなどを確認しましょう。

接続語に悩む場合は、それぞれの構成によく使われる定型分に当てはめると考えやすいのでおすすめです

構成ごとに使われる定型文
結論:「私の強みは〇〇です」「私は〇〇することが得意です」
概要:「学生時代〇〇した経験から〇〇を学んで〇〇な状態になった」
実績:「その結果〇〇といった実績を得た」
まとめ:「貴社でも〇〇を活かしていきたい」「このスキルを〇〇な業務に貢献したい」

語尾の連続、一義一文なども意識し、自分だけでなく友達や先輩にチェックしてもらうとより確実です。

テーマ別! 自己PRの参考例と経験者が意識したポイント

自己PRをうまく作成するには、いくつかの例文を見て、自分に近い内容を参考にすることが得策です。

新卒の自己PRによく使われるテーマの例文を、作成ポイントと共に解説します。先輩たちの自己PRも参考にしながら、自分が使えそうな内容を考えてみましょう。

M・W
M・W
学習院大学/文系学部
行動力を強みとした自己PR

私がESに記載した自己PRは以下の通りです。

「私の強みは、誰よりも積極的に行動できる馬力があることです。幼少期から、何にでも興味を示していました。また、大学時代には国内に留まらず、世界各国の人々とコミュニケーションがとれるようになりたいと考え、語学勉強に力をいれていました。

しかし、大学1年生のとき、TOEICの点数順に選抜されるコースに選ばれず、悔しい経験をしました。そこで私は必修科目に加え、語学に関連した講義を片っ端から受講することにしたのです。

学外においては、実際に英語を喋らざるを得ない環境をつくろうとコミュニティを見つけ、積極的に参加しました。その結果、大学2年生の選抜試験にて目標であったコースに選ばれることができました。

選抜試験に合格したあとも、この積極性を活かして実際にバックパッカーとして旅に出たり、現代の国際課題について英語で議論をする授業を追加で履修し、英語を学ぶためにさまざまな人にコンタクトを取りました」

上記のように、自分自身の原体験を詰め込みながら書くと納得感がでると思っています。

Y・M
Y・M
成蹊大学/法学部
主体性と行動力を強みとした自己PR

私が書いた自己PRはこれです。

「私の強みは、問題の解決のために主体性を持って行動できる力です。

この強みは高校3年生から続けている飲食店アルバイトの経験で発揮しました。バイトリーダーとして新人教育の機会が増えた際、新人の6人中5人が2カ月以内に辞めてしまい、新人教育に割く時間が無駄なものになってしまうという問題がありました。

私はバイトリーダーとしてこの問題を見逃すことができず、新人教育体制の見直しに注力しました。具体的な問題として、教育を交代で毎回異なるスタッフがおこなっていたため教え方に違いが出てしまうことがありました。

解決のために教育担当を固定化し頼れる存在を作り出すことで、新人の不安や混乱が少しでも無くなるよう努めました。その結果、新たな新人5人のうち全員が半年以上バイトを続けてくれ、新人定着率が向上しました。貴社でもこの強みを活かし、主体性を持って行動していきたいです。」

①過去の実績(チャレンジ精神・向上心)

例文

私の強みは、どんなことにもめげずに結果を出そうとする向上心です。

学生時代、私は全国展開している飲食店でアルバイトをしていました。そこでは全国店舗内で売上を競っており、在籍していた店舗は全国順位の低い店舗でした。

そこで、店舗に貢献するため、店長と2人で店舗レイアウトや接客方法など、さまざまな工夫を提案しましたが、なかなか売上をアップすることができませんでした。一時は諦めかけていましたが、2人だけでは力不足と感じ、アルバイト全員を連携するところから再スタートした結果、上位クラスの店舗にランクアップすることができたのです。

現在では、私の在籍していた店舗は目標達成率が全国1位を達成するまでに成長しました。

貴社では総合職を志望しておりますが、どの職種に就いても、それまでなかった方法で、結果を出していきたいと考えております。

アルバイトで店舗売上に貢献した経験を「向上心」としてアピールしている内容です。例文のように全国1位の結果がない場合でも、取り組んだ期間や内容を具体的に書くことで自己PRとして作成することができます。連携力や繰り返しが必要となる仕事へのアピールに効果的な自己PRです

②人柄や人物像(協調性・真面目さ)

例文

私の強みは、何事にも最後まで真面目に取り組む責任感です。現在、私はソフトボール部に所属しており、性格や姿勢を評価され部長として2年間在籍しています。

現在では大会上位に食い込むほどのクラブですが、入部当初は遊びや兼任のメンバーが多くまとまりがない雰囲気で、前任の部長はお手上げ状態でした。

しかし、私が部長として就任後は、部全体をまとめるためのミーティングの開催や、練習時間を決めるなどして部活内の習慣作りを意識しました。

これまでなかった習慣を全体に伝えるのは大変でしたが、根気強く連絡することや、コミュニケーションをとった結果、練習参加者も増え、近畿大会では入賞を果たせました。貴社に入社後も、責任感を発揮し、真摯に業務に取り組みたいと思います。

人柄や人物像はありきたりな内容になりがちですが、例文のように努力した方法や結果として得た経験をアピールすることで、採用担当者に印象付けることができます。まとめの段階では、入社後のリーダーシップや遂行力につなげると将来性を感じさせやすい内容にすることができます。

③将来性(企画力・問題解決力)

例文

私の強みは、問題解決力です。私は学生時代、飲食店でアルバイトをしていました。土日は非常に混雑する店舗で、初めは右往左往していたのですが、仕事のできる先輩を観察すると常に先のことを考えて仕事にあたっていることがわかり、さまざまな問題に対応できるよう工夫をする大切さを学びました。

その結果、店舗の回転率があがり、料理を待たせる時間も短くお客様にも好評を得ることができました。このアルバイトの経験は、入社後の業務効率化や問題があったときに向き合う力として使えるのではないかと感じています。

貴社にご縁をいただくことができれば、精一杯貢献したいと考えています。

問題解決力や企画力は将来性を感じさせやすい自己PRです。ただし、具体的な解決策が書かれていない場合、解決できていないのではないかと悪印象を与えることも。解決方法や結果に関しての内容はできるだけ具体性を持たせることが重要です

④スキル(プレゼン力・洞察力・対応力)

例文

私の強みは大学の授業で培った分析力です。商品の品質改善についての授業があり、あるお菓子のニーズを分析し数値化することで、改善策を出す提案をしました。

それぞれの年齢層からアンケートを取り、食感・値段・パッケージなどのカテゴリーに分けて考えることで、具体的に何を変えるべきか導きだしたのです。

その結果、授業のプレゼン大会では優勝することができ、先生からS評価を受けることができました。貴社のマーケティング部でもこの分析力を活かし、会社でも売上を上げられるように貢献します。

自分が持っているスキルを自己PRとして使うと、仕事内容や企業との相性が明確にアピールできます。ただし、企業が求めているスキルであるかがポイントなため、事前の情報収集は必須です。最後の締めくくりとして、そのスキルをどう活用していくのか、具体的に書くことも忘れないようにしましょう。

ESにあるのは自己PR欄だけではありません。書類選考を突破するために幅広いスキルを身に付けたい場合にはこちらの記事で確認してみてくださいね。
書類選考に落ちる……体験談付きで合格につながる書き方を徹底解説

自己PRあるある! 自己PR作成時に陥りがちな状況と突破口

自己PR作成時によくある悩みとその対処法を解説します。実際に悩んだ経験とその対処法も知って、自己PRへの怖さや苦手意識を完全払拭しましょう。

ケース①自己PRの内容がありきたりに感じる

自己PRで好印象を残すためには「奇抜な内容」ではなく「相手に興味を持たせる内容」であることが大切です。今の自己PRがありきたりな内容だと悩む人は、「自己理解度が高いか」「一貫性があるか」をポイントに、内容の深掘りや言い換えをしてみましょう

・協調性:性格や年齢層を選ばずにコミュニケーションが取れる
・真面目:つらい場面でもやり遂げられる
・明るい:感情に影響されず仕事をすることができる

このように、よくある強みも言い換えればいろいろな印象を与えることができます。今ある内容が「どう強いのか」「何ができるのか」を考えてみましょう。

就活生パネリストからのアドバイス

M・W
M・W
学習院大学/文系学部
さまざまな角度から自分の経験を振り返ろう

自己PRがありきたりだと感じてしまったときに考えるべきことは、自己PRは「言い方によって見せ方を変えられる」ことだと思います。

たとえば、「長期インターンで成約率を○○%向上させた」という自己PRから継続力をアピールしたい場合、「成約率を向上させるために何をしたか」「どう動いたか」という課題特定力・課題発見力・課題解決力なんかも自己PRにできます。

さまざまな角度から自分の経験したことを深掘りすると、良い自己PRが出来上がるかもしれません。また、口コミサイトなどで実際に選考通過したESを見てみるのもおすすめです。それを参考に自分と似ている部分は上手く参考にしながら作成してみてくださいね。

Y・S
Y・S
明治大学/理工学部
ありきたいでも大丈夫! 重要なのは「自分らしさ」

自己PRの内容がありきたりに感じるというのは正直あまり問題はないと思います。

私も自己PRを作成した際にありきたりだなと感じたこともありました。しかし、自己PRで大切なのは「自分らしさ」を伝えることだと思います。

大切なのは、自己PRにオリジナリティを持たせるにはどういった工夫をして、どういった考えで行動したのかだと思いますし、企業側が知りたいのもまさにその部分だと思います。

たとえば塾のアルバイトを例に出すと、「こういう行動をして生徒の点数をあげました」だけだとありきたりになってしまうと思います。そうではなく、「なぜその行動をしたのか」を意識して書いてみると、「基礎的な問題ができていないと応用の問題が解けないと思ったので、生徒が基礎的な問題ができていないと思った際は一度基礎に戻って教えることで生徒の点数を上げました」というように、一気に具体的になりますよね。

このように自分のアピールを仕上げることを考えるのがおすすめです。

ケース②自分の経験をうまく伝えられない

自己PRとして使いたい経験は決まっているのに、それを文章にできないときは、段階的にアピールしたい内容を考えましょう。経験を具体的に伝えるためには「STAR法」を使うのがおすすめです

STAR法とは
「Situation(状況)」「Target & Task(目標&任務)」「Action(行動)」「Result(結果)」の順序で文章を組み立てることで、相手に伝わりやすい内容が書ける手法

たとえば「学生時代10個の資格をとった経験」をSTAR法で書いてみると、次のような流れになります。

①Situation(状況):学生時代
②Target & Task(目標&任務):時間のある学生時代の今だからこそ、さまざまな知識を獲得し、自分の可能性を高めたいと考え、資格取得を目指す
③Action(行動):さまざまなスキルを網羅するために各分野の資格に挑戦
④Result(結果):3年間で10個の資格を取得することができた上に、知らない事への勉強方法が身に付いた

自己PR例文

私の強みは行動力です。私は、時間のある学生時代の今だからこそ、さまざまなことに挑戦し、自分の可能性を高めたいと考えていました。そこで、さまざまなスキルや知識を網羅するために資格を取ることを始め、3年間で合計10個の資格取得を叶えたのです。加えて、知らないことに対して、自分の中の学習方法を身に付けることもできました。

このように、経験に対する記憶を段階的に分けて考えることで、相手に伝えたい内容を明確にし、文章へと落とし込みます。内容がまとまらない人は一度やってみましょう。

就活生パネリストからのアドバイス

Y・M
Y・M
成蹊大学/法学部
差別化しづらいエピソードは特に難しい

私は、アルバイトの経験を伝えるときに「自分の経験をうまく伝えられない」と悩みました。

アルバイトをエピソードとして伝える人は多く、ほかの学生との差別化をしなければいけないからです。差別化を図るために成果を数字で表し、わかりやすさを意識しました。たとえば、「売り上げを〇%増加させた」「〇人に増やした」などです。そうすることによって、独自性も出せますし、自分がどのようにアルバイトをしていたかが詳細に相手に伝わるので、結果的にほかの学生との差別化につながったと思います!

過程の伝え方で工夫をした
ほかに意識したこととしては、目標達成までの過程を細かく伝えることです。いくら成果を出していても企業側はその過程に一番注目しているので、過程の伝え方は特に工夫しました。

具体的には、自分の行動を箇条書きにする、「だからこの結果につながったんだ」と納得してもらえるかを意識して書くなどです。

アルバイトの経験の伝え方で悩む人も多いかもしれませんが、工夫次第でとっても魅力的なアピールになります。ぜひ参考にしてみてください!

ケース③指定文字数まで書くことができない

自己PRが指定文字数まで書けない場合は、内容に厚みを出すことを意識してみましょう。

文字数の増やし方
・補足の説明やたとえ話を付け足す
・起承転結ができているか確認する

志望動機に補足する例
変更前:「社員ブログを拝見して社風や仕事内容に魅力を感じた」
変更後:「社員ブログで都市型開発プロジェクトに取り組んでいた内容を拝見し、社風や仕事内容に魅力を感じた」

情報を少し付け足すだけで、ボリュームや相手に与える印象も変わります。余白を埋めたいからといって、漢字をひらがなにする・句読点や鉤括弧を増やすなどのあからさまな文字数稼ぎは稚拙な文章に見受けられる可能性があり、逆効果となるので注意しましょう

就活生パネリストからのアドバイス

キャリアステージ編集部

指定文字数に満たないときはどうすれば良いですか?

M・W 学習院大学

グループ内で立てた目標や、チームの中でどのような立ち回りをしていたのか振り返ってみましょう。状況を細かく分析して書くことで文字数が多くなると思います。

ケース④自己PRに書く内容が見つからない

自己PRが見つからないと悩む場合、多くの人が内容に華々しい実績や成果を求めがちです。企業は自己PRを通して、その人の人柄や自己分析度合いを見ることが目的なので、コンクールで入賞や、ゼミでの研究発表など特別な経験がなくとも心配ありません

自己PRの内容に悩む人は、自己分析が足りていないことも考えられるので、改めて自己分析をしてみる・自己分析ツールを複数使うなどして、自己理解を深めてみましょう。

自己分析の例
自分史 これまでの人生を時系列で振り返る方法
マインドマップ 自分の感情が盛り上がった・下がった瞬間を書き出し、
その背景にある自分の感情を探る方法
ジョハリの窓 自分から見た自分・他人から見た自分の印象を照らし合わせる方法
モチベーショングラフ 自分の人生に起こった出来事に対する
感情の上げ下げを振り返る自己分析方法

このほかにも、客観的な視点を知れる他己分析などもおすすめです。多方面から自分を知って、強みを導き出しましょう。

自己分析について詳しく知りたい人は以下の記事も確認してみてください。王道の自己分析方法から就活への活用方法まで体験談付きで丁寧に解説しています。
王道の自己分析法と就活に活かすコツ|「やってよかった」体験談付き

ケース⑤履歴書の自己PRと同じ内容になってしまう

就活生の中で「ESの自己PRは履歴書と同じ内容を書いて良いのか」といった疑問がよく浮かびます。せっかくアピールできる箇所が複数あるのであれば、多方面から自分の魅力を伝える方が相手へのアピール力は高くなります。

そのため、履歴書とESの自己PRは同じ内容にせず、一貫性を持たせたうえで違う内容を書くことがベストといえるでしょう。内容が被るときは、2つの解決方法があります。

①履歴書の内容を深掘りした自己PRをESに書く
②履歴書には志望動機をメインに記入する

①の場合は、履歴書に書く自己PRは「私の強みは大学時代に培ったコミュニケーション能力です」といったようにシンプルにまとめ、ESでその内容について深掘りしていきます。

②の場合は、履歴書には自己PRを書かず、志望動機に厚みを出して記載します。JIS式(日本産業規格)の履歴書であれば、記入の自由度が高いので書く内容を自分で選ぶことができるのでおすすめです。志望動機だけに内容を絞って書き込めば十分余白は埋まるでしょう。

ESの自己PRの書き方はマスターできたでしょうか。書類選考を突破したらいよいよ面接です。こちらの記事では面接での頻出質問から実際の回答例、難易度の高い質問への対処法など幅広く解説しています。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
面接で聞かれた質問&回答大公開|実際にあった難易度高めな質問とは

ESの自己PRは経験談からブラッシュアップしてさらに魅力的に仕上げよう!

ESの自己PR作成のポイントや悩みの対処法を紹介しました。

自己PRの内容に悩んだ場合は、ESを作成する意味を意識して、自己理解を深めた内容から考え出すことがおすすめです。選考通過には、基本のルールを踏まえて採用視点を意識するとより良い自己PRが作成できます。

困ったときは経験談から情報収集をおこない、周囲のアドバイスも借りながら、憧れの企業への内定をつかみましょう。

辻 太一朗
辻 太一朗
履修データセンター 代表取締役
「この人には仕事を任せられる」と思えるような自己PRを

企業は、ESの自己PRで「自社が求める人物か」を知りたいと思っています。ESを書く際のアドバイスには、「一貫性が大事」、「ひとつのエピソードに絞ってアピールをするといい」、「インパクトを重要視するほうがいい」などの意見もありますが、必ずしもそれらが正解というわけではありません。

たとえば、一貫性にとらわれず多面的な視点を持った長所は魅力的に映ることもありますし、ひとつではなく、複数エピソードを書いた方が、さまざまな魅力が伝わる例もあります。エピソードのインパクトがなくとも、人事が「この人なら仕事ができそう」と思えば、それで書類が通過することもあります。

選考をしている企業は「一貫性」「一つに絞る」「インパクト」を気にしているわけではありません。自己PRを聞いて、その企業の仕事ができる人を見極めたいだけなのです。私としては、必ずしも一般的なアドバイスに従って自己PRの型にあてはめようとしなくてもいいと思いますし、普段の生活から現れた自分の強みを分析して、自己PRやガクチカに利用する方法もあります。

そうはいっても、「どのように自己PRを書けばいいかわからない」という人は、外部のツールを使用して自分のPRを考えるのも手段の一つです。当社が監修している学業での長所分析ツールのような、普段の生活から現れた自分の強みを分析して、自己PRやガクチカに利用することができるサービスも存在します。